数多あるメニューの中でのおススメは“本日の厳選お肉”。その日の最高部位を100gずつ5点選んで盛りつけられたA5ランクの和牛は、1枚からオーダー可能で少量多種類が楽しめる。長谷川農産のマッシュルームも必食だ。...
かつては、上野から浅草へ向かう人々が行き交うメインストリートだったというかっぱ橋本通り。延長線上に東京スカイツリーを望むこの商店街で、今も昔も変わらず食道楽の胃袋をわし掴みにしているのが『牧野』である。 店外に下げられた提灯からもわかるように、ここはふぐ料理の専門店だ。下関から仕入れる活とらふぐの身を網上で焼いて食す“焼きふぐ”や、特製の橙酢がふぐの風味を引き立てる“ちり鍋”も最高に美味だが、ここ数年、ふぐに迫る人気を見せて...
寒い季節に恋しくなるのは、身も心も温めてくれる鍋。 都内随一の強烈なビジュアルで食べる前から圧倒される、『牧野』の「かに大根鍋」をご紹介しよう。 毛ガニにバターを加え、さらに〆にはイクラまで登場する、ずる過ぎる美味しさなのだ!人気店だけに毎年冬場の予約は争奪戦。忘年会シーズンに突入する12月の予約はほぼ予約は埋まっている状態だが、11月ならばまだ予約できる可能性もあるとか! 浅草きっての名店で...
「港区・渋谷区界隈に住んでおり、あの辺りから一歩も出たくない女性たちを落としたいならマストな一店。それが、稲荷町にある『牧野』です。」 梨沙の住む中目黒から稲荷町は遠い。普段、タクシーで1,000円以上の所は行きたくない港区・渋谷区界隈に住む女性たちにとって、稲荷町はまるでプチ遠足だ。 「店の場所を言うと、ほとんどの女性のテンションが下がります(笑)。でも、それがいいんです。食事が終わった後は、...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む2人の男と付き合ったが、どちらの恋もあっけなく終わった。その後は初めてのワンナイトで苦い思いを経験することになり、香織の恋愛遍歴は積み重なっていくが……。 日比谷線の女 vol.3:早稲田出身自称やり手営業マンと、八丁堀で迎えた苦い朝...
ふぐの有名店で、ふぐに劣らず人気なのがこの鍋。味つけはシンプルに出汁と味噌のみで、毛蟹の味噌や出汁がしみた大根が客を魅了する。唐辛子もいいアクセントに。「冬は無性に温かいものが食べたくなります。そんな時に食べるのがここの蟹大根鍋。〆の雑炊も最高!」...
豪快な厚切りで登場するため、見た目のインパクトは抜群!肉好きには堪らない店『本とさや』は、「日本一の焼肉好き」を自認するオーナーが、自らの舌で確かめた和牛だけを使用する。 煙の立つ炭火七輪も、五感すべてで焼肉のライブ感を味わうためのこだわりだという。...
浅草の中でもとりわけ、通好みの名店がひしめく西浅草エリア。浅草ビューホテルから至近の路地裏に店を構えるのが『本とさや』だ。 この地ですでに30年余。いかにも年季の入った店構えを見ただけでも、食欲が湧いてくるというもの。...
観光客が少ない国際通りの裏道に佇む『本とさや』は、昼から深夜までノンストップで営業する人気店。 看板の「味は最高、量はタップリ」に偽りなく、店内の壁を埋め尽くす著名人のサインも目を見張る。 焼肉慣れした女子の心をも揺さぶる極厚カットに定評があり「肉と情はとにかく厚く!」という先代からの教えを受け継いでいる。 なかでも2cm超えの特上カルビは、赤身とサシのバランスが秀逸で、表面をカリッと焼いて食...
浅草の中でもとりわけ、通好みの名店がひしめく西浅草エリア。浅草ビューホテルから至近の路地裏に店を構えるのが『本とさや』だ。 この地ですでに30年余。いかにも年季の入った店構えを見ただけでも、食欲が湧いてくる。...
浅草で30年以上愛され続けている人気焼肉店。この店を教えてくれたのは、タレントの東貴博さん。「ここは小学生の頃から家族で来ていて。路地裏にあるいかにも下町の焼肉店なのに肉には高級感がある、特別な店。分厚いタンにステーキみたいなカルビ。こんなキレイな肉は焼き方にもこだわらなきゃ。ここでは、もうもうの煙の中でただ肉を食べることに専念する。オシャレもいらない、煙まみれでガッツリ食べるのがいいんだから(笑)」と東さん。...
提供されるのは「日本一の焼肉好き」を自認するオーナーが自らの舌で確かめた和牛だけ。さらに豪快な厚切りで登場するため、見た目のインパクトも抜群。煙の立つ炭火七輪も、五感すべてで焼肉のライブ感を味わうためのこだわりだ。店内2階、3階と別館は無煙ロースターがある。...
江戸時代には庶民の味として親しまれていたというどじょう料理。だが現在では、専門店の看板を掲げるのは都内でもわずか数軒に。浅草観光といえばまず名の挙がる料理だが、女性の中には敬遠する人も。 しかし、こちらなら心配無用。専門店の中でも長い歴史と高い評判を守り続けているのが『どぜう飯田屋』だ。 店構えといい、籐敷の大広間といい、下町の風情十分。店の創業は江戸末期・慶応年間だが、明治35年よりどじょうの専門店として営業。1...
どじょうとごぼうを煮て、卵でとじた柳川鍋が有名。「どじょうは泥臭いからちょっと……」と敬遠する人も少なからずいますが、専門店などで味わう新鮮などじょうを用いた料理は、嫌な臭さはまったくありません。自身の泥臭さをどじょうに例えた総理大臣がいましたが、どじょうにとっては迷惑な話でしょう。 すっぽんと同様、ややグロテスクな見た目に反して体によく効く食材のひとつ。良質なタンパク質やビタミンD、カルシウムなど栄養価も豊富で、滋養強壮効...
夏になると、うなぎでスタミナ付けが定番だけど、江戸っ子としては「うなぎよりもどじょう!」と主張したい私がおすすめするのは浅草の『どぜう飯田屋』。今でも天然物のどじょうを厳選して使用している明治創業の老舗です。 小さな鉄鍋に張った丸煮にたっぷりのねぎを乗せて、しばし温めたらできあがり。骨まで柔らかく、かつ身は崩れることのないように煮上げるので、どじょうの美味しさを余すことなくいただけます。 世間じゃ”...
江戸時代から滋養食として親しまれた、どじょう。田んぼにいたそれを丸のまま、臓腑も取らずにみそ汁に入れて食べたのが始まりと言われているが、あまりに庶民派すぎたゆえか、文献をひもといても正確な端緒は分からず仕舞いだとか。 今、東京にあるどじょう屋は5軒。だが1軒は休業中で再開は未定と言う。有名料理なのに、新規参入の声も聞かぬ不可思議などじょう鍋業界。 「あら、そういえば食べたことないわ」「それじゃ、いけないと思...
大衆焼肉店がひしめく路地裏に店を構える老舗の人気店。昭和感漂うディープな雰囲気ながら味は高級店にも負けない本格派だ。 肉は黒毛和牛A5を使用し、調理法は昔の韓国料理をベースにしている。...
国際通りに繋がる小路は焼肉店が多数軒を連ねており、狭い区域ながら焼肉激戦地。『冨味屋』はこの地で長年歴史を刻んで来た存在だ。 澄んだ脂の旨みがのったギアラ、もちもち&サックリなレバー、ぷるりとしたホルモンに、歯切れが小気味よいミノ。 すっかりおなじみなはずのホルモンだが、こちらの一品は同じ部位でも味の印象が桁違い。 創業50年超の知る人ぞ知る名店。主の高山勇男氏が、創業者である自身の祖母から受け継いだ丁寧な下処理...
大衆焼肉店がひしめく路地裏に店を構えて56年。昭和感漂うディープな雰囲気ながら味は高級店にも負けない本格派。肉は黒毛和牛A5を使用し、調理法は昔の韓国料理をベースにしている。...
大衆焼肉店がひしめく路地裏に店を構えて56年。昭和感漂うディープな雰囲気ながら味は高級店にも負けない本格派。肉は黒毛和牛A5を使用し、調理法は昔の韓国料理をベースにしている。 「すべて自信作」と胸を張るメニューの中でも、有名眼鏡店の店主の荒岡さんとスタイリストの喜多尾さんという食通2人が、共にイチオシなのが、自家製塩ダレで仕込んだホルモン。鮮度と仕込みにこだわったホルモンは、丁寧に下処理されているため脂多...
旬のフルーツを存分に楽しめると人気の『フルーツパーラー ゴトー』は、1946年創業の老舗果物屋が開いたフルーツパーラー。 フルーツパフェと並んで人気なのが、1949年創業の老舗パンの名店である「ペリカン」から仕入れる食パンを使用して作る「フルーツサンド」。 バナナ、スイカ、2種のキウイ、パインの5つの味が楽しめる。 ペリカンの食パンがもつ優しい甘みと香りが、フルーツとクリームの甘さをほどよくアシスト。フワッと口か...
旬のフルーツを存分に楽しめると人気の『フルーツパーラー ゴトー』は、1946年創業の老舗果物屋が開いたフルーツパーラー。 フルーツパフェと並んで人気なのが、1949年創業の老舗パンの名店である「ペリカン」から仕入れる食パンを使用して作る「フルーツサンド」。 バナナ、スイカ、2種のキウイ、パインの5つの味が楽しめる。 ペリカンの食パンがもつ優しい甘みと香りが、フルーツとクリームの甘さをほどよくアシスト。フワッと口から無く...
旬のフルーツを心ゆくまで堪能できる人気店『フルーツパーラー ゴトー』のパフェは、美しいビジュアルとこれでもかと使用したフルーツの多さが魅力。 今が旬の桃、スイカなどパフェを中心に『フルーツパーラー ゴトー』の魅力を紹介しよう。...
浅草の地で中華を至高に押し上げたと言われる名店が、ここ『龍圓』だ。 エスプーマを使ったピータン豆腐や、トリュフに合わせたかに玉など、ここでしか食べられない逸品ぞろい。 数多の食通を唸らせるこの店の魅力をコースの一部とともにお伝えしよう。中華の先人が築き上げたいいものは、しっかりと基礎に残し、新しい技術への挑戦も怠らない栖原シェフの料理に対する姿勢は、これからも食通たちを唸らせつつけるに違いない。 一度訪れたら、ま...
時にフレンチの技法を使い、時に和の食材を取り入れたり。ジャンルという垣根を軽々と超越した中国料理で、数多の食通を唸らせる『龍圓』。その美食の根底を支えるのは、生産者の元を訪れ、自ら納得したものだけを使う徹底したまでの食材選びにある。 味付けはウスターと中濃のソースにスープを少し加えるのみで、具材は一切ない。供されれば隣のテーブル客が気が気でないほど芳醇な香気がふわり。栖原氏が惚れ込んだ麗しきソースの香りをとくと堪能あれ!...
野菜ひとつを選ぶにしても直接産地に足を運び、食材と向き合う栖原一之シェフ。中本さんいわく「シェフの料理はどれも魅力的。穴子のフリットは塩でよし。濃厚な黒酢ソースで絡めた一皿もあって、こちらも味わい深い」。穴子は産地を追いかけて通年提供するが、この時季は、梅雨から夏に旬を迎える江戸前、羽田沖産を軽やかに仕上げる。枝豆やとうもろこしの粒感と角切り野菜が口の中でコロコロ遊ぶのも楽しいアクセント。...
牛・豚など全14種のシュラスコと60~70種の料理をお腹一杯堪能『シュハスカリア キ ボン』は、2016年でオープン10周年を迎えた人気ブラジル料理専門店。 男性3,240円、女性2,700円のブッフェスタイルで、珍しい家庭料理にも出会えるが、目玉は何といってもシュラスコ。専用機でジューシーに焼き上がるできたてを“ストップ”をかけるまで好きなだけ味わえる。 シュラスコを含む約40種の料理を量り売り(100g/180円)...
2016年でオープン10周年を迎えた人気ブラジル料理専門店。 男性3,780円、女性3,240円のブッフェスタイルで、珍しい家庭料理にも出会えるが、目玉は何といってもシュラスコ。専用機でジューシーに焼き上がるできたてを“ストップ”をかけるまで好きなだけ味わえる。シュラスコを含む約40種の料理を量り売り(100g/220円)で楽しめる土・日曜のお得なランチもおすすめ。...
〝ねぎま〞とは焼鳥のそれではなく、葱と鮪のことを指す。 江戸時代に脂が多く保存に不向きなため捨てられていたトロを、どうにか食べられないかと江戸庶民が考えた。...
かつて旅館だった木造家屋を再生。土間が広がり、小上がりやお燗場を設けた店内は、訪れたゲストを郷愁と幻想の世界へと誘う。料理は、ねぎま鍋が名物。カマトロを贅沢に使用し、千寿葱、江戸菜、亀戸大根など下町野菜が脇を固める。料理と酒、そして空間に酔える店。勘定まで気兼ねなく呑める一軒は、夜が更けるのも実に早い。...