初デートは、戦場と言っても過言ではない。 会話を盛り上げるために頭を高速回転させる男。それに合わせつつ、ちょっとした言動や会話で男をふるいにかける女。 ...
7月28日(木)、20時。 早速、今回めでたく東カレによりマッチングし、初デートすることになった2人の経歴を紹介したい。 男性の名前は誠人(仮名)、...
6月の週末の夜、希は昌大と一緒に銀座へ向かっていた。 「たまには、素敵な所で食事しよう。銀座のレストランを予約したから、おしゃれしてきてね」 ...
世界最高峰の美食タウン・銀座において、多くのグルメを魅了してきたフレンチ『ラール・エ・ラ・マニエール』。 そんな名店がこの5月、新たなシェフを迎え、...
来月、付き合って3年になる彼女が30歳の誕生日を迎えます。メモリアルな30歳という日を、どのようなレストランでお祝いすればよいでしょうか?お店選びに悩んで...
シェフの清水将氏は、フランスの3ツ星『マルクベーラ』時代、朝の4時から野山に分け入り山菜やキノコを収穫。『アルページュ』では自家菜園を持つアラン・パッサー...
ブルガリ銀座タワー内の『イル・リストランテ ルカ・ファンティン』では、シェフの芸術的かつ気品あふれるメニューと共に、ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2004を...
まずお伺いしたのは、「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のエグゼクティブシェフ、ルカ・ファンティン氏。 イタリア料理の伝統を再構築し、モダンに仕上...
1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にイ...
イタリアの白トリュフシーズンまっただ中、極上の白トリュフをいただきに『ブルガリ イル リストランテ』へ。これがもう贅沢の極みでして、白トリュフがまるで鰹節...
我々日本人にしてみればなじみの深いサバ。でも思いつく料理といえば煮付けか、シメサバくらい…。そんな中出会ったのが、『ブルガリ イル リストランテ ルカ・フ...
今回のエレガントエスコートを、すぐに実践できそうなレストランを下記にご紹介! レストラン概要をご覧になりたい方は、店舗詳細をLet's Click!!...
イタリアでミシュランの星を有するレストランのスターシェフを日本に招き、ブルガリ レストランのエグゼクティブシェフである、ルカ・ファンティンと共同でコースメ...
2週間の休業期間を使って改装されたキッチンを訪れると、どっしりした大理石の作業台には全自動のスプーンウォッシャーが設置され、IH調理台の脇にはブロードを温...
東京カレンダーが今年の1月から取材し続けている『ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン』で行われるコラボレーションディナー『IN CIBO VE...
「食に対する知識とリスペクトはクリエイティビティを刺激するのに不可欠だと思っています」 By Luca Fantin/ルカ・ファンティン(『ブルガリ イ...
ボンジョルノー! 知り合いのカメラマンが、いままさにイタリアにいまして、FBに上がってくる楽しげな写真が羨やましくてしょうがない船山です。 今回は、...
分厚いヒレ肉を切って口に入れると、しっとり、なめらか。噛めば柔らかく、肉に閉じ込められていた旨みがじわりと広がる。筋や繊維が一切ない肉質は、熟成による賜物...
マッシモ・ボットゥーラの名を知らなくとも、『オステリア・フランチェスカ』は知っている、そんなグルマンな人は多いのでは? そう、彼こそサンペレグリノ世界50...
ブルガリ銀座タワーといえばジュエリーと美食の殿堂だが、館内では時々、通好みのイベントが開催されていることをご存じだろうか?昨年は創業130周年を記念し、イ...
ボンジョルノ! 風邪っぴき中のオーツキです。 体調は悪いが食欲ある! んなわけで、『ブルガリ ホテルズ&リゾーツ・東京レストラン』が企画する、「four...
クリスマス・イヴに肉を食べない習慣があるイタリアでは、肉の代わりに魚を食べるのがお約束である。 イタリアのクリスマス料理は、イヴは魚料理、25日は肉料理...
美食家に「台所のダイヤモンド」と讃えられる高級食材、トリュフのシーズンがやってきた。しかも今年はトリュフの当たり年。『イル・リストランテ』のルカ・ファンテ...
秋色が日ごと深まる季節になると、「ブルガリイル・リストランテ」のテーブルに芳醇な香りが届く。北イタリアの晩秋の味覚、“白いダイヤモンド”とも称される白トリ...
ワインもいいが、旨いステーキにはやっぱり米の飯!という向きにピッタリのステーキ専門店がここ「吉平」だ。 銀座のはずれ、雑居ビルに人知れずオープンして1年余り、...
日本人女性の肌は西洋人に比べてキメ細やかだとよく言われるが、もしかすると、牛の“肉肌”もまた然り!? 2014年4月にオープンした『吉平』は和牛をメインに扱う...
『USHIGORObambina』や『TEPPANbambina』、『うしごろ貫』など、昨今様々な業態で店舗を増やしている『うしごろ』の銀座店。 安定感のある知名度に加えて、銀座という土地の高級感が華を添える。それも2階建て1棟店舗という贅沢さ! そんな銀座店で堪能したいのは、やはりA5ランクの国産黒毛和牛ならではの生肉メニュー。 同じ『うしごろ』ブランドの西麻布店でもコースでなければ食べられない黒毛和牛のタンが...
『USHIGORObambina』や『TEPPANbambina』、『うしごろ貫』など、昨今様々な業態で店舗を増やしている『うしごろ』の銀座店。安定感のある知名度に加えて、銀座という土地の高級感が華を添える。それも2階建て1棟店舗という贅沢さ! そんな銀座店で堪能したいのは、やはりA5ランクの国産黒毛和牛ならではの生肉メニュー。同じ『うしごろ』ブランドの西麻布店でもコースでなければ食べられない黒毛和牛のタンがアラカルトで、し...
『USHIGORObambina』や『TEPPANbambina』、『うしごろ貫』など、昨今様々な業態で店舗を増やしている『うしごろ』の銀座店。 こちらで堪能したいのは、やはりA5ランクの国産黒毛和牛ならではの生肉メニューの数々。生肉提供認可店だからこそ食べられるのが嬉しい。 同じ『うしごろ』ブランドの西麻布店でもコースでなければ食べられない黒毛和牛のタンがアラカルトで、しかも厚切り、タンしゃぶ、タ...
~卵とマッチしたとろける食感が魅力~ 霜降り系部位の中でも、最もサシが多いのがザブトン。「カルビなど他の霜降り肉に比べ、脂にくどさがなく、しかも肉の旨みが強い」とは、店長の鈴木健太郎さん。その持ち味を生かした同店の人気メニューがご覧の「ザブトンのすき焼き」だ。 薄くスライスしたザブトンは、焼くというよりも脂を溶かす要領で「かなりレアめに焼く」のがコツ。溶き卵にくぐらせ頬張れば、霜降り肉ならではのまろ...
雰囲気も担保しつつ、おいしいお肉が食べたい。たとえば、意中の女性を誘い出すとき等々。そういうときに使い勝手がいいのが『うしごろ 銀座店』。うしごろはバンビーナはじめ、業態が複数ありますが、もっとも高級ラインです。 A5ランクの国産黒毛和牛を使ったお肉は、どれも絶品。そして、こちらのベスト部位は、「ザブトン」。希少部位人気を牽引した、代名詞的な部位ですね。サッと炙って、タレ、卵を付け、ごはんに巻いて食すすき...
『USHIGORObambina』や『TEPPANbambina』、『うしごろ貫』など、昨今様々な業態で店舗を増やしている『うしごろ』の銀座店。安定感のある知名度に加えて、銀座という土地の高級感が華を添える。それも2階建て1棟店舗という贅沢さ! そんな銀座店で堪能したいのは、やはりA5ランクの国産黒毛和牛ならではの生肉メニュー。同じ『うしごろ』ブランドの西麻布店でもコースでなければ食べられない黒毛和牛のタ...
「まだお付き合いしていない、意中の方との初デートで銀座店に行きました。極みコースを食べ、お肉だけでも、これだけの料理のバリエーションが出せるのかと感動しました。ザブトンのすき焼きも絶品。バンビーナと違った静かな雰囲気はデート向きですね」(30-34歳男性) 意中の方とその後どうなったのか、気になるところですね。...
日本のイタリア料理界を牽引する落合務シェフが50歳にして構えたイタリア食堂『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』。彼の「多くの人に気軽に美味しいイタリアンを味わってほしい」という素直な世界観を表現しているのが、ディナーコースである。 『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』オープン当時イタリアンは「高級」というイメージがまだまだ強かった時代。そんなイタリアンを、親しみやすい料理へと導いたのが同店なのだ。 前菜、パスタ、メインのメニューの...
銀座で有名シェフの絶品イタリアンが3,800円で食べられる……そんな奇跡を体験できるのが『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』だ。 日本のイタリア料理界を牽引する落合務シェフが銀座1丁目に構えたイタリア食堂は、今年で20周年!この店がなかったらイタリアンはここまで普及していなかったに違いない。 コースは組み合わせ自由で迷う事必至!抑えておきたい名物から常連が好む変わり種まで、組み合わせの極意を伝授しよう。...
"コメ・イル・ソーリト"。これはいつも変わらず、同じものを作り続けることへの敬意を表すイタリアの言葉だそうで、まさに、ここ『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』はそれを地で行く1軒。3,990円のコース価格に、選ぶ楽しみを満喫させてくれる豊富なメニューと変わらぬ味。開店して15年以上、予約の取れないレストランとして、人気を誇る理由はそこにある。 いずれ劣らぬ人気メニューの中でも、落合務シェフ自身、思い入れの深いひ...
オープン直後はさすがに厳しいが、平日の午後9時以降だと比較的に予約がとりやすい。そして覚えておきたいのが、ランチでも電話予約が可能ということ。特に月曜から水曜までの、午後1時以降が狙い目だ。...
プリフィクスコース¥3,990のメインから選べる。仔牛のロース肉を薄く叩いてのばし、少量の油でじっくりと焼き揚げたミラノ風カツレツのベットラ版。本来なら骨付き仔牛で作るところ、ここでは、仔牛のかわりに、品質的に安全な群馬のクイーンポークを使用。サラダ油とオリーブ油にバターを加えて風味良く柔らかに仕上げている。トマトやルーコラをあしらい、サラダ感覚で食べられるのも人気の秘密。...
日本のイタリア料理界を牽引する落合シェフの功績は枚挙に遑がない。ホテルニューオータニを経てイタリアへ渡り、帰国後、本場仕込みの料理を出す『グラナータ』の初代料理長に。その後、50歳にして構えたイタリア食堂『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』で果敢に挑んだサンパチコースは一世を風靡。"安い"は据え置き、"旨い"は右肩上がりという感動のコースは、「多くの人に気軽に美味しいイタリアンを味わってほしい」という素直な氏の世界観...
授業の後、『ビストロバーンヤード ギンザ』での食事会に参加した。幹事の麻布おじさんのセレクトである。...
生産者直送の食材で作るカリフォルニア料理を提供。自慢の肉料理は月替りで、和牛や外国産ラム肉など肉本来の旨味をじっくりと味あわせてくれる。1500本以上のオーガニックワインが眠るウォークインセラーでは試飲もOK。 店内もウッド調の落ち着いた雰囲気なので、大人の合コンを楽しむにはうってつけスポットだ。...
最近鳴りやんでいたLINEがまた急に賑やかになってきた。その相手は、2週間前に出会った外資系IT系企業に勤める洋介だ。 彼とは、銀座の『ビストロ バーンヤード ギンザ』での食事会で出会った。この店は、オーガニック野菜と新鮮な肉や魚が楽しめるビストロで、ウッディな店内も小洒落ている。ここでの食事会は女子ウケがいい。...
コンセプトはファームトゥーテーブル。信頼できる生産者から仕入れた有機無農薬の野菜を始め、国産のチーズや自然派のワイン、こだわりの食材がそろう。料理は素材を生かしたカリフォルニアテイストで野菜がたっぷり盛り込まれている。 「特別コース」は、前菜からスープ、魚、肉、デザートまでのフルコース。毎日焼き上げる自家製パンが添えられ、それぞれの料理とマッチングさせながら食べるという楽しい趣向。東京カレンダー特典は、乾...
どうも。副編集長の日紫喜(ヒシキ)です。某ちょい不良雑誌を離れてはや2年、すっかりモテるロジックは忘れていますが……、とはいえ、男たるもの、いくつになっても女性を意識しなくてはなりません(よね)!そりゃ、レストラン選びも同様かと。 ということで、、、、ここでは、私なりにモテるレストランを理由とともに、ご紹介しようかと。栄えある(?)第一回目は、『キラリトギンザ』の『bistro BARNYARD GINZ...
古民家を改造した、趣のある佇まいの隠れ家風ビストロ。定番前菜からパスタや鹿肉のハンバーガーまで、幅広いラインナップが魅力だ。 自由なメニュー構成だが、ガストロノミーの現場である一流レストランで腕を磨いたシェフの技が光る。ワインはイタリア産が中心。 店内にはカウンター席もあり、シェフの達人技を目の前で見られるのも嬉しい。...
「英里さん...それは、絶対にご主人が悪いですよ!!」 「やっぱりそうよね。新一くん、若いのによく分かってくれるね!」 ひょんなことから後輩の新一と二人で飲むことになった英里は、彼の聞き上手な一面にすっかり心開いていた。 二人は東銀座の隠れ家風ビストロ『スモールワンダーランド』のカウンター席で、名物の鹿肉のハンバーガーを仲良く頬張っている。 健康志向の強い吾郎であれば、「夕飯にハンバーガーとフライドポテ...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、タワマンの篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがあっけなく終わる。ワンナイトや社内恋愛も経験し、涼とは恵比寿での半同棲を経て中目黒で同棲し、純一との不倫も経験した。築地の健一郎や人形町の祐介など、デート相手はいるが、結婚相手にはまだ出会えず…? 前回 vol.13:5歳下メガバ...
2018年1月25日(木)。 今回レポートする新春一発目イベントは、『東カレ銀座Lover's NIGHT』。 東京カレンダー2月号の銀座特集を地で行く、銀座を自分の庭とする東カレユーザーが100名集結! 会場は今やオールデイダイニングとしても大人気の『bills 銀座』。 ともすると「シニアな街」というイメージも強い銀座で開かれた、真冬の夜の東カレパーティやいかに!? ★大反響を受けて、初の2週連続...
朝から深夜まで、いつでも心地よく過ごせるダイニングとして、昨年10月に誕生。bills 銀座は、ビルの最新のインスピレーションとエッセンスが注ぎ込まれ、更に進化したオールデイダイニングとして、オープン以来多くの大人たちに愛されている。 ____________________ 住所:中央区銀座2丁目6-12 Okura House 12F 時間:8:30~23:00(フード L.O.22:00、ドリンク L.O.22:30)...
日曜日、涼子は初めて銀座『bills 銀座』を訪れていた。 他店舗とは一線を画す高級感ある内装が話題でオープン時から気になっていたものの、なかなか来る機会がなかったのだ。 「涼子ちゃん!久しぶりね」 大きな窓から降り注ぐ光を浴び、気持ち良く店内や客層を眺めていると、大学サークルの先輩・麻美が、いつも通り疲れやストレスと無縁の風を吹かせて現れた。 Vカッティングが美しいベージュのノース...
本日10/1(土)、銀座二丁目交差点の新たなランドマーク「Okura House」のなかに、世界が愛するシドニー発のオールデイダイニング『bills』がオープンする。 『bills』をご存じの方は、おいしい”朝食”をイメージしてしまうだろう。だが、銀座の『bills』は、夜の時間に注力!世界中の遊びを知り尽くした大人が集う街”銀座”の夜遊び需要に応えるべく、自慢のメニューで勝負する!他にも、アフタヌーンテ...
恭しく運ばれてくるのは、黒い木製の三段重。オープン当初から人気を誇る「ブルガリ アフタヌーンティー・ボックス」である。 3つの箱は「セイボリー」「ペストリー」「スウィーツ」と中身のカテゴリが分かれており、「セイボリー」には国産牛ミニバーガーやサンドイッチ、「ペストリー」は、キッシュやオリーブオイルのブリオッシュ、「スウィーツ」にはラズベリーとトンカ豆のムースや濃厚なチョコレートのトルタetc.。 全14品のフィンガーフ...
中央通りの『ブルガリ銀座タワー』10Fに位置する『ブルガリイル・バール』。中央には黒い樹脂製のカウンター、その周囲にはゆったりしたテーブル席と、気分によって使い分けができるのもここの魅力だ。 5時半から8時の間はスペシャルタイムだ。アルコールを頼めば、趣向を凝らしたイタリアンスタイルのおつまみがフリーでいただける、本格的なアペリティーヴォを楽しめる。もちろん、オリジナルカクテルも充実。...
美酒と美食があって非日常も味わえる。バールの魅力はいろいろある。しかし、バールの華は何といってもバーテンダー。彼らと密に繋がることでそのひとときは忘れ難いものとなり、心身ともに癒される。『ブルガリ イル・バール』はそんな効能のあるバールだ。...
「アペリティーボ」とはイタリア語で食前酒のことだが、「食前酒を楽しむ社交の時間」という意味合いもある。夕食前のひととき、レストランやバールなどでアペリティーボ(=アペ)を楽しむことは、イタリア人の日常の楽しみといっても過言ではないのだ。 「アペは、仕事から開放された“自由な時間”の幕開け。イタリア人は平日もアペを楽しんでから遊びに出かけます。一人でアペしながら、一緒に飲む友人を探すこともありますね」 ...
「今日は銀座でとことん遊ぶ!」そう意気込むならば、まずは昼シャンで景気づけといきたいところ。「ちょっと歩き疲れたからシャンパン一杯」、そんな時にも最適だ。 今回は銀座で最適な昼シャンスポット『GOSS』を紹介しよう!平日17~19時は「Champagne Hour」で、厳選した3種類のシャンパンをグラス1,000円~で楽しむことができる。 映画「007」でお馴染みの高級銘柄「ボランジェ スペシャル キュベ」が1400円...
食前酒に、ワインを選んでもいい。24種類もの銘柄が日替わりで並ぶバー『GOSS』は、ワイン好きにとって、ひとつの理想形である。 ここでは、ボトルに窒素を充填するワインディスペンサーを導入しているため、酸化が進みにくく、貴重なワインもグラスで楽しむことができる。 また、普段はなかなか手を出すことができない、オーパスワンやバローロのビンテージにまでお目にかかれるのも大きな魅力。 ワインに合わせる料理にも力を入れており...
食前酒に、ワインを選んでもいい。24種類もの銘柄が日替わりで並ぶバー『GOSS』は、ワイン好きにとって、ひとつの理想形である。 ここでは、ボトルに窒素を充填するワインディスペンサーを導入しているため、酸化が進みにくく、貴重なワインもグラスで楽しむことができる。 また、普段はなかなか手を出すことができない、オーパスワンやバローロのビンテージにまでお目にかかれるのも大きな魅力。 ワインに合わせる料...
食前酒に、ワインを選んでもいい。24 種類もの銘柄が日替わりで並ぶバー『GOSS』は、ワイン好きにとって、ひとつの理想形である。 ここでは、ボトルに窒素を充填するワインディスペンサーを導入しているため、酸化が進みにくく、貴重なワインもグラスで楽しむことができる。 また、普段はなかなか手を出すことができない、オーパスワンやバローロのビンテージにまでお目にかかれるのも大きな魅力。 ワインに合わせる...
初回のデート後も、私たちは密に連絡を取り合っていた。 毎日LINEもするし、まるで恋人同士のようだ。だから2回目のデートも、楽しみで仕方なかった。 実際に、このLINEが来る前までは。 —何か食べたい物ある? 弘毅から連絡が来たのは、また当日の夕方だったのだ。 —この前和食だったから、イタリアンとかどう? —OK。とりあえず20時に銀座のミキモト前集合で^_^ まさか、今回は予約すらしてい...
そのまま僕たちは微妙な距離感を保ったまま、次のデートを迎えた。 毎日LINEのやり取りは何となく続いており、ただの同期から次のステップへいきそうな雰囲気だった。 —何か食べたい物ある? 当日、優里にLINEを送る。今夜は土曜日、どこへ行こうか・・。 —この前和食だったから、イタリアンとかどう? イタリアンか。イタリアンだったら、東銀座にある魚介イタリアン『ラ・ボッテガ・デルマーレ』にしよう。 ...
東銀座の静かな路地に深夜まで賑わう一軒家レストランが目に留まる。女性に人気のイタリアン「ラ・ボッテガイア」の姉妹店『ラ・ボッテガ・デルマーレ』だ。 カジュアルでアットホームな店内には、テーブル席だけでなくソムリエと会話が楽しめるカウンターも用意。大人のデートならこのカウンターがおススメ。...
シックでモダンな店内で極上の肉を味わうレストラン。鮮度にこだわる肉はチルドで仕入れ、ランチでは豪快なハンバーガーやステーキ、夜は焼肉が提供される。 「熟成肉のレアロースト」は、熟成の最前線と言われる“氷温熟成”にかけた自社農場の牛肉を使用。氷温(0 ~- 2℃)で熟成した肉は、凍る寸前の温度に置かれるため、細胞が旨み味成分を作り出すという。肉の旨みを損なわないよう、丁寧に火入れしたロゼ色のローストは、まずは塩でシンプルに。...
2014年10月、銀座一丁目にできた大型商業施設「キラリト ギンザ」。レストランフロアで、ひときわ賑わっているのが、ここ『WORLD DINER produced by 牛の達人』だ。 ほぼ100%が女性客、というランチタイムにはステーキやハンバーガー、カレーなどを提供。カフェタイムには、それらに加えてヘルシーなドリンクやデザートも出しているが、本領発揮はやはりディナータイムの焼肉だ。 特に話題性抜群なのが、Cコース¥...
歴史ある金沢の文化をもっと知って欲しい。金沢市が手がけるこちらは、金沢の幅広い工芸品を展示販売するギャラリーと金沢料理のレストランが併設されている。レストランの料理を監修するのは、金沢を代表する料亭『日本料理銭屋』の高木慎一朗氏だ。 金沢の食材と郷土料理をベースに、時代の息吹を取り入れたメニューを提案する。郷土料理の神髄が詰まった一周年記念特別懐石「うめばち」をディナーで味わえる。...
スペインの名物米料理パエリアを追求して生まれたパエリア専門店。本場のパエリアの魅力はそのままに、素材本来の味わいを引き出し、日本の炊飯技術を駆使することで作り上げたパエリアは、日本人好みの深い味わい。ランチではなんと1人前から注文できるのも画期的だ。 「マル・イ・モンターニャ」は海と山の幸の融合がテーマ。ベースの米は、この時期においしいキノコと一緒に炊き上げ、具はスペイン・カタルーニャ地方のごった煮をイメージ。パエリア中央に...
咲良は上機嫌でテーブルを回り、いつも以上にいろんな人とじっくり交流した。話していて分からないことは素直に伝えると、皆分かりやすく教えてくれ、とても充実した時間を過ごすことができた。 事務職の自分の意見を興味深く聞いてくれる人が沢山いるので、咲良は嬉しくなるのだった。 ―やっと習ってきたことの意味が分かってきたような気がする!とても楽しい!...
銀座の『SHARI THE TOKYO SUSHI BAR』のおすすめは、一番人気メニュー「創作ロール寿司」! 華やかな見た目が、パーティー気分を盛り上げてくれること間違いなし! マンゴーやアボカド、ホタテ、クリームチーズなど、さまざまな食材を使用しているので、味わいも見た目も多彩なロール寿司は、SNSウケも抜群だ。...
飲むのが好きな由美とは、いつも2軒目まで行くのがお決まりだ。珍しくほろ酔いの彼女をエスコートする。2軒目は『スタア・バー』。実はこの店から逆算して1軒目を選んだのだ。歩いて3分足らずのスムーズな距離感が丁度いい。 銀座並木通りを進むと、『スタア・バー』の真鍮製のサインが見えてきた。細い階段を降りていくにつれ少し気温が下がるので、異空間への期待が高まっていく。 アンティークの照明に厚みのあるカウンター。これぞバーという雰...
先程ウイスキーのツウな呑み方を教えてくれた、岸久氏の店がこちら。 氏は、IBA・世界カクテルコンクールのロングドリンク部門で日本人初のチャンピオンの栄誉を掴み取った経歴も持つ。 さらに、日本バーテンダー協会会長である岸氏は、モルトウイスキーの聖地とされるスコットランド・アイラ島の特別民間親善大使も務める。当然ウイスキーを使ったカクテルはお手の物。ウイスキーの深遠なる世界に触れるには、これほどうってつけの店はない。...
とかく敷居の高さを感じがちな銀座のバー。だが、ここ『スタア・バー・ギンザ』は、肩肘張らずに一流の味に興じることができる貴重な店といえよう。 扉を開けると、ブビンガの特注カウンターと鋲打ちされた椅子。壁紙にはイギリスのデッドストックもの、照明はアンティークと逸品モノとが絶妙に調和する。またフランス風のカフェカーテン、ブリティッシュ調のソファ、カウンターに至ってはオリエント急行の客席を彷彿とさせるなど、上質な...
先程ウイスキーのツウな呑み方を教えてくれた、岸久氏の店がこちら。 氏は、IBA・世界カクテルコンクールのロングドリンク部門で日本人初のチャンピオンの栄誉を掴み取った経歴も持つ。 さらに、日本バーテンダー協会会長である岸氏は、モルトウイスキーの聖地とされるスコットランド・アイラ島の特別民間親善大使も務める。当然ウイスキーを使ったカクテルはお手の物。ウイスキーの深遠なる世界に触れるには、これほどうってつけの...
古の時代に迷い込んだかのようなノスタルジックな店内でスッとカクテルを差し出す店主の岸久氏。氏はカクテル・コンペティションで世界一になったキャリアがあり、全日本大会でも5度の優勝を誇る人物。卓越技術者として「現代の名工」の、バーテンダー初受賞の実績もある。 そんな氏を擁するバーだが、仕事も丁寧。手巻きのおしぼりからは当番スタッフが自身のレシピで付与した香りが漂い、アテとなる生ハムやチョコは自家製。銀座のバー...
バレンタインデーに憧れの会社の先輩であるマリ(33)にチロルチョコをもらい、お返しにとホワイトデーに『鮨たかはし』でご馳走したが、マリに全くその気はないようだった。このまま帰っては男が廃る。鮨屋を出て僕は延長戦を申し込んだ。 「この後、もう一軒どうですか?」 「うーん、少しならいいけど」 ここは銀座一丁目だ。タクシーで遠くに行くよりは、この辺のBARに入るのがよかろう。銀座は普段さほど来るわけ...
古の時代に迷い込んだかのようなノスタルジックな店内で、カクテルを差し出すのは店主の岸久氏。氏はカクテル・コンペティションで世界一、全日本大会でも5度の優勝に輝いた偉大な人物。銀座のバーという格を感じさせる1軒である。...
異国情緒が漂うノスタルジックな空間で心酔できるのは、国内外のコンクールで数々の優勝経験を持つ岸久氏の一杯。バーテンダーとして初めて厚生労働大臣より「現代の名工」卓越技能章を受章した氏を象徴するカクテルがサイドカーだ。シェーキング後に氷片を取り除き、表面に泡を湛え、香りを立たせるという仕事ぶりで差し出される一杯は、五感に深く刻まれる。優美な味はもとより、そんな隙のないサービスが、カウンターとゲストの境界を埋めていく。...
「銀座のカウンターで一流の寿司」という高い敷居。でも、大人ならいつかは行きつけの店を作りたいもの。その第一歩が踏み出せずにいる人も多いのでは? そんなあなたには、若き店主がオープンさせた『鮨 たかはし』がイチ押しだ。 しっかりと銀座の品格と、初めてでも入りやすい気軽さを兼ね備える、若き名店の魅力を紹介しよう。...
「えもりん、それは流石に脈ナシだろー」 悪友のハルが、電話越しに大笑いしている。サラサラの髪をなびかせて、腹を抱えている光景が目に浮かぶ。 「19時解散なんて、そのCA、絶対他に男いるよ。鮨だけ堪能したかったんだろうな」 「菜々子ちゃんは、そんな子じゃ...」 江森は辛うじてハルに反論するが、その声はどうしても弱々しく萎んでしまう。 17時の『鮨 たかはし』の予約に間に合うよう...
「えもりんは、そのスッチーとどんなデートするつもりだったの?」 「うーん、菜々子ちゃんは汐留に住んでるっていうし、丸の内で軽く飲んでから、焼鳥でも食べに行こうと思ってたよ」 江森が答えると、まゆこはクスクスと意地悪く笑い始める。 「それじゃあ、喘息の発作も起きちゃうわね」 「え!どういうこと?!仮病って言いたいの?ボクが悪いってこと?!」 まゆこはスーツのスカートから伸びる形の...
「いただきまぁす♡」 瑠璃子は満面の笑みで、『鮨 たかはし』の白魚のツマミを口に運んだ。 「美味しぃ~!!」 みっともないと頭では分かっていても、吾郎は彼女のはしゃぐ姿を見ると、つい口元が緩んでしまう。くるりとカールした色素の薄い髪の毛が揺れ、瑠璃子は頬を上気させて食事を楽しんでいる。 この前に待ち合わせた銀座三越でも、上手い具合にヴァレンティノの靴を買わされてしまった。 ゴツ...
世間一般的には花形といわれる「年収1,000万円」。 平成26年度の民間給与実態統計調査(出典:年収ラボ)によると、年収1,000万円越えは日本の労働人口の4.1%。30代以下に限定するともっと比率は下がり、40,50代になると徐々に比率は上がるだろう。 年収1,000万円プレイヤーはどのようなライフスタイルを送っているのだろうか。世間が思うような夢の暮らしなのか、それとも……? 取材を通して...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!? 本日は、人気の街《銀座》。秋田から上京して、アパレル企業に就職し「三軒茶屋」「恵比寿」に住んだ綾が、次に引っ越した街とは・・・? 前回:28歳OLが選ぶ街「恵比寿」。いつでも脱げる臨...
銀座一丁目の『鮨たかはし』を予約した。執行役員の彼女は社内外問わず会食が多い。下手なフレンチに誘うわけにもいかず、鮨屋で日本酒を飲みながらしっぽりやるのが得策と見た。 「お待たせ。こんなお店を選んでくれるようになったとは、大人になったのね」 「僕だってもう30歳。鮨屋の1つくらい抑えていますよ」 「私もお鮨は好きだけど、このお店ははじめて」 「ここの店主の高橋さんは三ツ星の『さいとう』出...
バレンタインは年に1度、女性から愛の言葉を伝える日。365日で1番の愛情を伝えたい。そんな女性の想いに応えて、男性もとびっきりのレストランを予約してみては。愛が加速する夜をお約束・女性が今一番行きたいお店4選。『ウルフギャング』『ルースズクリス』など、ステーキハウス数あれど、次に女性が狙うのは中目黒にある『Steak Dining Vitis』。特製煉瓦造りの炉窯で焼き上げるスタイルは東京でも珍しい。炭火でカリ...
「魚を旨くすると書いて“鮨”。大将の握る鮨を口にすると、それを実感できます」と、片桐氏が惚れ込む一軒。店主の高橋潤氏は、27歳という若さで独立を果たし、銀座に店を構えた。カウンター8席のみの凛とした佇まいで、テンポよく供される繊細な握りが食べ手を魅了する。...
「銀座でカジュアル」はもはや常識。価格も料理もそこそこ納得、でもどこか物足りない。一体なに?それは「顔」だ。店主の顔が見える、その顔が料理と繋がる。「こんな店を待っていた」と、膝を打つような店が東銀座のこの店だ。 店名はオーナーシェフ・青木健晃氏の髪型にちなんで命名された。ふらっと立ち寄れるような店を目指した、というが2週間前には予約が取りにくくなるのでご注意を。 連日連夜舌の肥えた大人たちのデートや食事会で賑わいを見せる。...
高級フレンチで一度デートするよりも、距離を詰めたいなら何度かカジュアルなお店でじわじわ仲良くなっていきたいところ。たとえ銀座でも高級フレンチではなくカジュアルデートができるのだ。 場所は昭和通り、三丁目の交差点からすぐ。わかりやすい場所のはずなのに、やや見つけづらいビルの3階という隠れ家感がある立地も、ここぞな場面で使う時には好都合だろう。...
いきなり銀座の高級フレンチという訳にもいかない、まだ手探りの二人にはカジュアルなお店から。 モノトーンの設えはきりっとモダンでデートにもぴったりだが、メニューを開くとブラッスリーの定番がずらり。 価格も3ケタからという使いやすさも、二人の緊張を和らげてくれる。澄み切ったゼリーが輝くフロマージュ・ド・テット、しっとりとして滑らかな田舎風パテなど、どれも丁寧な仕事が感じられる。...
「銀座でカジュアル」はもはや常識。価格も料理もそこそこ納得、でもどこか物足りない。一体なに?それは「顔」だ。店主の顔が見える、その顔が料理と繋がる。「こんな店を待っていた」と、膝を打つような店が銀座にはある。 オーナーシェフの青木健晃さんは銀座『ペリニィヨン』に20年、シェフも務めた銀座育ちの料理人。 「他の町ではアウェイ感があって(笑)」と、自らの店も銀座に。モノトーンの設えはきりっとモダンだが、...
今日、別居してから初めて純と会う予定だった。場所は銀座の『ル ボーズ』。...
“パテ・ド・カンパーニュ”といえばビストロの定番メニューであり、店の個性も表れやすいものなはず。 見た目の派手な肉料理はSNSうけはいいかもしれないけれど、こちらのパテは食べた人だけがじわじわと幸せを感じられる逸品。店主の青木健晃さんは「作りはとてもベーシック」と言う。実のところそのベーシックの完成度が非常に高く、つけ合わせの人参まではっとする美味しさ。 ワイン好きな常連が多いのも当然だ。...
◆ —3年後— 「美穂〜遅いよ!」 「ごめん!ちょっと仕事が長引いちゃって。あれ、慎吾ちょっと太った?」 『ル ボーズ』のカウンターで先に飲み始めていた慎吾を見て、幸せ太りなのではないかと思った。...
英明が笑うと、美しいほど綺麗に並び、必要以上に真っ白な歯が現れた。健康的に日焼けした彼の肌と相まって、彼の歯はより一層白く輝いて見えた。 ともするとただのチャラい男にしか見えないが、彼の場合はゆっくりと落ち着いた話し方のせいか、シンプルで質の良い洋服を上手に着こなしているせいか、嫌な派手さは感じなかった。 身長173cm、中肉中背、少し切れ長な二重で、軽く鷲鼻気味の高い鼻が特徴的。彼の横顔に一目惚れ...
マスカルポーネの上品なコクが加わった、洋風な明太子パスタ。 紫蘇のさわやかな香りと風味が全体を軽やかにまとめている。 福岡の食文化の高さに感銘を受けたビル氏が、彼なりのアプローチで作り上げた至極の一皿。『bills 福岡』のローカライズドメニューであるこちらは、4月中は福岡が世界に誇る苺「博多あまおう」を使用して提供。 マスカルポーネクリームがストロベリーとラズベリーの酸味をまろやかに演出している。 メレン...
シグネチャーメニューにサプライズ感、そしてインスタ映えなど、女子会の必須条件ともいえる要素をすべて満たしているのが、あの「世界一の朝食」でおなじみの『ビルズ』の銀座店だ。 なかでも、その他大勢に差をつけたいなら当たり前の朝食利用ではなく、夜が狙い目。 シャネル、ルイ・ヴィトン、ショーメが集結する銀座2丁目の12階というロケーションは、店に向かうまでの道のりから、高揚感で満たされる。...
「アリサさんは、何で会社を辞めちゃったんですか?」 土曜日にランチをしようとアリサから呼び出され、『bills 銀座』へやって来た。...
オーストラリアンフードを世界に広めた第一人者として知られるビル・グレンジャーの最新エッセンスを注ぎ込んだ『bills』が、10月1日銀座にオープン。最新オールデイダイニングの店として、朝メニューはヘルシーかつパワーチャージできるシンプルでフレッシュなサラダやドリンクが主体だ。 ランチタイムの「ロブスターリングイーネ」や、銀座限定のディナーメニューなど、銀座の街の流れに合わせた充実のメニューに注目が集まって...
生クリームと卵、ベーコンで作られるのが一般的なカルボナーラだが、これは実はアメリカから伝わったレシピだ。本場イタリアでは、生クリームとベーコンは使用せずに作られるのだ。そんな本場のレシピを忠実に再現しているのが、トスカーナなどイタリア全土で修業を積んだ橋本氏が営む『リストランテ フィオレンツァ』。 ベーコンの代わりに使用するのが自家製のパンチェッタ。豚バラ肉に香辛料と塩をすり込み、数日間熟成させたもの。また、チーズは羊の乳で...
カリナの待つロビーに通された麻耶は、思わず目を見開いてその豪華さを凝視してしまった。 センスの良いソファ。壁一面には、上から水が流れている。 カリナの隣に座りライトに照らされた水の流れをぼーっと眺めながら、誰かが迎えに来てくれるのを待った。 今の自分は、こうして誰かを待たなければあのエレベーターホールへ続く扉の向こうには入れない。 だけど、いつか自分はあの扉への鍵を持てる女になりたい。結婚でもいいし、自分の...
イタメシという言葉が生まれたバブルの昔、デートディナーの舞台として不動のポジションを確立したイタリアン。幾度ものブームを経て本場のスタイルが定着した東京には、オステリア、トラットリア、リストランテと幅広い業態が存在するが、2007年にオープンした『フィオレンツァ』は最も上質な「リストランテ」の部類に属する人気店だ。 黒板に書かれた「本日の一品」は、「ハマグリと加賀太キュウリのジュレ トマト詰め」など、旬の...