「仕事にまつわる小物は大切にしたいので、靴は念入りに手入れしています。 仕事の疲れを吹き飛ばしてくれる、常に笑顔の女性が理想。」 ―出没スポット― ...
大輝が予約してくれたのは『アルカナ東京』だった。 店選びのセンスも良い上に、食事が始まってからもシャンパンやワインのセレクトも上手で感心していた。 そし...
食事の予約は『アルカナ東京』にした。 最初は皆スローペースで飲んでいたが、お酒が進むにつれ各々の好きなタイプや恋愛観の話になる。 「沙羅ち...
「さあ、貴之と奈緒さんのお家ですよ」 続いてお母さんも「そうそう」と付け足す。 「子ども部屋は3部屋なんだけど、足りるかしら」 奈緒...
こんにちは。奈々美(27)です。丸の内にある大手損害保険会社で、総合職で営業をしています。 最近、ある男性とお付き合いを始めました。 彼と...
美容と健康が共存する「体にやさしいフレンチ」を提供するお店。テラス席は、樹木を囲むように円卓が設けられている気持ちのいい空間だ。 こちらで特筆すべき...
―本当に噂どおりなのね。 陽菜はげんなりした気持ちで、手をふる。 平岡の勤める外資系コンサル会社には、待ち合わせ場所を自社ビルの下にする男...
【ジミー チュウを履く女】 名前:香織 年齢:32歳 職業:保険会社営業 勤務地:丸の内 住まい:四ツ谷 好きな店:『レゾナンス』『ア...
「では、ご唱和ください。ラグジュアリーな夜に……」 「乾杯!」 植木くんが掛け声をかけると、男性陣は一糸乱れぬ動作で一斉にグラスを傾けた。...
あれは、初デートだっただろうか。由衣夏のことは結構タイプだったので、気合いを入れて『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』を予約した。 すると案の定...
あれは初めてデートをした時のこと。拓人は『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』を予約してくれていた。 「こんな素敵なお店・・・嬉しい」 「特別な...
シンとした部屋で、みなみがおもちゃをガチャガチャと鳴らす音だけが妙に大きく響きます。 私がいつまでも答えないので、お義母さまは我慢できないといっ...
丸の内ビルディングの開業とともに、イタリア三ツ星レストランの東京支店として鳴り物入りで開店したのは『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』。 ...
ヴァージンロードを歩きながら、号泣している里帆を見て、かすみが思わずほほ笑んだ瞬間。 里帆の左隣に立ってこちらを見つめる彼が、視界に入った。 ...
名だたる名店が集まるのも、丸の内エリアならでは。特に「丸ビル」35階、36階のフロアは、ここぞというときに選びたいハイエンドなレストランがひしめく。 ...
世界中の美食家から賞賛を浴びるミラノのリストランテの東京店は、味もさることながら、その夜景に惹かれて足を運ぶカップルが後を絶たない。 特に奥の個室は...
夜景でトキメかせる作戦を実行するなら丸ビルの最上階にして、ミラノの最上級レストラン『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』で決まり。 世界中から姉妹...
「ねぇ…いい雰囲気だけど恋人未満の彼にクリスマスプレゼントをあげるとしたら、何がいいと思う?」 ビジネスマンやOLたちで賑わう、金曜夜の丸の内。 新丸ビルの『MAISON BARSAC』にて、人生の一大事かのごとく真剣な面持ちを浮かべる女性がいた。 橋口舞。損害保険会社の丸の内本社で働く32歳だ。 「イケてるハイスペ男子に贈る、重くないけど気の利いたプレゼントってなんだろう…? まだ付き合ってるわ...
東京駅において、丸の内側の赤レンガ駅舎の圧倒的な存在感は、どこまでもフォトジェニックで我々を魅了してやまない。『MAISON BARSAC』は、そんな赤レンガ駅舎を一望する新丸ビル5階に、2017年7月にオープンしたばかりの新店だ。 天井が高く、カジュアルとエレガントが混在するフレンチモダンな内装は、窓ガラスに広がる駅舎と溶け合い、抜群の雰囲気を醸し出す。女心をくすぐる、丸の内の新名所として覚えておきたい。...
地上の入口はさり気なく、ダイニングフロアである7Fでエレベーターを降りても、豪奢なラウンジが現れるわけでもない。むしろ廊下にはお忍び感が漂っている。 それが、『モティーフ レストラン&バー』に入った瞬間、抜群にセンスのいい空間に高揚する。例えるなら、建築やアートを愛するデザイナーのリビングのような趣だ。 さらに面白いのが、そんな洗練空間の背景が、さまざまな電車が行き交う線路やプラットフォームだということ。 ベスト...
決戦の日。 フォーシーズンズホテルにある『モティーフ レストラン&バー(ザ・リビングルーム)』の店内に入ると、通された席にはすでに拓斗が座っていた。...
東京駅に地下直結するフォーシーズンズホテル丸の内 東京の『モティーフ レストラン アンド バー』。その立地を最大に生かす特等席がこのコーナー席。日本一のプラットホーム数がある東京駅を眼下に、新幹線・電車が絶えず行き交う夜景は、電車好きじゃなくても夢中になってしまうかも。 集う人は圧倒的に近隣のビジネスマンが多く、つまりは客層がいい!さらに彼らはこのバーを仕事の打ち合わせや顔合わせによく利用している。 丸...
大理石のカウンターが印象的なバーは、“ザ・リビングルーム”。名のとおり、ひとりで訪れて、家にいるかのように寛いで過ごす客もよく見られる。 毎週月曜は70's、火水は80'sナイトとして懐かしの曲を流すのも好評。...
フォーシーズンズホテル丸の内 東京の7階にあるフレンチ。開放感のある店内の雰囲気と、大きなガラス窓からの眺望は本当に素晴らしい!デートの雰囲気を後押ししてくれます。...
「皐月は昔から、無い物ねだりが好きなだけよ」 優子には、ホテル内の『MOTIF RESTAURANT & BAR』でアフタヌーンティーに付き合ってもらうことにした。 「ああでもない、こうでもないって、いつも必要以上に悩むじゃない。ある意味、欲深い女よね」 彩り鮮やかで可愛らしいスイーツをつまみながら、優子はいつもの調子で、歯に衣着せず物を言う。 しかし、やけに人恋しくなっていた私にと...
優しいピンクのヴァラリボンのボトル「シニョリーナ イン フィオーレ」。春のそよ風にのって舞い降りる、花々のフレッシュでロマンティックな香りをイメージした新フレグランスだ。 このたび、女性支持率の高い『MOTIF RESTAURANT & BAR』が、フレグランスの華やかな世界観をアフタヌーンティーで表現。 気の置けない女友達との楽しいひと時に最適なことは言うまでもないが、今日5/14(日)は母の日!...
昨年、リニューアルをした『MOTIF』のバーエリアでは、見ためも愛らしいミニバーガー(3種・¥3,000。税サ別)を用意。 チェダーチーズや大葉をはさんだフィレオフィッシュに定番の和牛バーガーのミニバージョン、海苔との組み合わせに芸の細かさを感じる照り焼きチキンをオリジナルカクテルやグラスワインに合わせれば、デート“バー”ガーも、オトナ気分で楽しめそう。...
泡酒のフリーフローは数あれど、『MOTIF RESTAURANT&BAR』のそれは、料理のセンスが一線を画す。浅野裕之ヘッドシェフが提供するのは、前菜盛り合わせに魚料理と肉料理の3品で、すべて旬を意識。これに、シャンパンを含む約20種のドリンクのフリーフローがつく。 テーマは「飲むペースがあがるもの」と言い、味の強さではなく華やかさに気分が上がりシャンパンが進む。東京駅を望む眺望に、気鋭の建築家アンドレ・...
7階のレストランから望む、東京駅、丸の内ビル群、有楽町エリア、東京タワーまで270度のビューは圧巻。東海道新幹線や在来線の往来も間近に楽しめ、流れ星のように光るライトが幻想的な夜を演出してくれる。 北海道ミシュラン3ツ星に輝く『モリエール』のオーナーシェフ・中道博氏をアドバイザーに迎え、北海道の食材などを使った滋味深いフレンチを提供。この時期はジビエも人気だとか。...
東京駅に地下直結する『フォーシーズンズホテル丸の内 東京』が、4月に7Fのダイニングエリアを全面改装。『モティーフ レストラン アンド バー』として生まれ変わった店に、その立地を最大に生かす新たな特等席が誕生した。 それが、こちらのコーナー席。実は以前は壁で塞がれていた場所で、この90度の見晴らしは今回初めて設置されたもの。全面たちおとしの窓からは日本一プラットホームの数が多い東京駅を一望し、夜になれば発...
奥にあるレストランへの通り道にもなっており、ある意味廊下のようだが侮れないバーである。圧倒的に近隣のビジネスマンが多く、それはつまり客層がいい。さらに彼らはこのバーを仕事の打ち合わせや顔合わせによく利用している。 丸の内周辺にホテル数あれど、ここが最も丸の内らしい大人で知的な雰囲気に満ちているだろう。夕方頃はその雰囲気に魅せられた女性同士の客も多い。 窓側の席からは日本一プラットホームの数が多い東京...
『ekki BAR & GRILL』では、宿泊客はもちろん、ウォークインのゲストの朝食利用率も高く、ブレックファスト専門の犬飼聡シェフが朝に相応しいメニューの提案をしてくれる。 例えばパンプディングのように滑らかな「フレンチトースト」。専用のレーズンブレッドを1度冷凍させ、片面1日、計2日かけて濃厚なソースをしっかり染み込ませている。アーモンドクリームをかけて焼き上げた表面はカリカリで、中身はとろり。しっかり...
「買い物は仲通りのブティック中心。 服装は仕事柄きちんとしていた方が良いし、いい物を長く使いたいので、手入れはしっかりとします。」 ―出没スポット― 『カントニーズ 燕 ケン タカセ』:「同僚と会食する時に。東京ステーションホテルはこのレストラン以外もよく使いますね。」...
まずは固く攻める段階での飲食店と言えば、2012年に東京駅の新駅舎内にリニューアル・オープンした「東京ステーションホテル」内の店だろう。1915年開業のこの超老舗ホテルは、再開業に当たってグレードアップを図り、ホテル内に(ということは東京駅の駅舎内に)、『しち十二候』、『エノテカノリーオ』、『瀬尾』、『カントニーズ“燕”ケン タカセ』『すし青柳』と5つの飲食店を外部から招聘した。 この5店のうち『すし青柳』を除く4店は、ホテ...
カナが離婚を決意したのは、3ヶ月前のことである。 あの日に限って、夫がシャワーにスマホを持ち込んでいることに気がついてしまったのだ。 ”何か怪しい…” そんな女の勘でついうっかりチェックしたスマホに残された、浮気の証拠メッセージ。 「あ…いや。見つかっ…ちゃったかな…」 目の前でバツが悪そうに視線を泳がせ動揺している男が自分の夫だなんて、信じたくなかった。 1年弱セックスレスな理由を、”もう...
丸ビル35階にある『mango tree tokyo』から見下ろせるのは、八重洲側の東京駅。普段見慣れない絶景を前にいただくタイ料理は、絶品。■店舗概要 住所:千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング35F TEL:03-5224-5489 営業時間:11:00〜(L.O.14:30)/17:00〜(L.O.22:00) 定休日:無休 席数:100席...
ランチブッフェはサラダや炒め物など30種類ほどあり、どれも美味しいので非常にお得感があります!土日のランチはめちゃくちゃ混んでいますが、平日なら入りやすいです。...
メインフロアへ一歩足を踏み入れた瞬間から広がるドラマティックな夜景こそ、デート最大のサプライズ! 東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリーまでもがパープルの闇夜に浮かび上がり、さらに眼下には東京駅のホームがいくつも連なって光を放つ様は、別世界そのもの。 こんなシチュエーションは“新しい時代のノスタルジー”をテーマにぐっとモダンに生まれ変わった『マンゴツリー 東京』ならでは。...
1994年にタイ・バンコクで創業した人気レストラン『マンゴツリー』の東京店がオープンして早10年。時間が経っても変わらない上質な空気感は、そのシンプル&シックさゆえ。 当初からの常連客も多く、35歳以上の落ち着いた客層が料理とともにワインを開ける姿があちこちで見うけられる。 オーセンティックなタイ料理がモットーであり、タイから取り寄せるスパイスの風味は鮮やかかつ繊細。ときにカツオやタラバ蟹など日本の...
「カナちゃん!」 金曜日の夜。 週末に向けて開放感が一気に高まる今夜は、丸ビル最上階の36階にある『レストラン・モナリザ』で、食事会で出会った高橋と初デートだ。...
丸ビル最上階の36階。近隣に勤めるOLたちにとってもそのフロアだけはやはり特別。 「足を踏み入れる機会はそうないぶん、初めて訪れたときの感動は今も鮮明」。 そう目を輝かす髙木さん。役員秘書ゆえ仕事柄、気を遣う機会も多い彼女。 それだけに、同世代の男性が〝私に〟気を使って丸の内きっての高級レストランに誘ってくれた思い出は、忘れられないそう。...
丸ビル最上階で唯一のフレンチレストラン。店名には“モナリザのような笑顔が絶えないお店にしたい”との思いが込められており、料理の美しさや美味しさに思わず笑顔がこぼれるようなメニューやあたたかなサービスを提案。 伝統を守りつつも新しい発想を盛り込んだ四季折々の食材を使った料理は、絵画のように繊細で目と舌を喜ばせてくれる。こちらは「丸の内15周年アニバーサリーメニュー」(¥14,040/サ別)。 旬の食材...
「え…それ、藤田さん全然悪くないじゃない。」 小野友里江は、カップスープのお礼にと招待した『クラブ レストラン センチュリーコート 丸の内』の席で、絵里子の家出の話を聞き、文字どおり目を丸くしている。...
国の重要文化財に指定されている明治生命館。かつての社交場『センチュリーコート丸の内』が9年前、クラブレストランに生まれ変わった。この中にあるフレンチレストラン『Rosette』は、伝統を受け継ぎながら新しい表現を試みる鏡智行シェフの珠玉の料理が楽しめる。 シェフ自ら生産者の元へ出向くことも多く、新たな食材も品質重視で積極的に取り入れる。この店で頂きたいのは、「秋川黒毛和牛のロティ、ソース・マデラ」(100g¥6,480/サ別...
1934年に竣工された国の重要文化財である明治生命館の地下1階。毎週月曜の夜に、ゲーム好きな紳士淑女が集まるという。大切な相手の隣に座ったら、こうささやこう。「勝ったら20分付き合って」。 予告通り勝利し、プライベート感のあるシガールームに場を移す。約20分で吸い終える華奢な女性向けシガーに火をつければ、ふたりだけの勝負が始まる。...
食事の最中も、最近話題の芸能人のネタで盛り上がっている他のメンバーをよそに、龍太郎だけはひとり落ち着いた雰囲気を放っていた。瑠璃子は彼に近づいて、そっと話しかけた。 「龍太郎さんは、ゴシップニュースなんて興味ない、って感じですか?」 「うーん、俺、ニュース番組はCNNとBBCを見ることが多いんだよね」 —へえ…ニューヨーク帰りの弁護士は、さすがレベルが高いのね…。 その後二人で話す機会はほとんどなかった...
「最後の晩餐だから」と茶化しながら、僕はいつも一緒に行く店よりほんの少し背伸びをした『暗闇坂 宮下』に結衣を呼び出しました。 当日にいきなり誘われた結衣は、いささかシンプルすぎる白のカットソーにひざ丈の紺のフレアスカートという、お世辞にも華やかとはいえない恰好で登場しました。 アフター5のために臨戦態勢万全、という意識のないカジュアルさが好きだったことを改めて思い出し、僕は愛おしさに少しだけ涙が出そうになりました。...
高層階からの夜景を眺めながら、全国から取り寄せた四季折々の旬の恵みを活かした繊細な日本料理を味わえる。固定概念にとらわれず、各地方の郷土料理をかけ合わせたスタイルの食事が楽しめるのもこの店ならでは。 写真は、今が旬の松茸が堪能できるディナーコース(¥13,400/サ別)。松茸の土瓶蒸しや松茸の天ぷら、注文後に炊き上げる松茸たっぷりの釜炊きごはんなど、松茸尽くしの贅沢なコース。全8品。...
福臨門酒家の創業者・徐福全の7番目の息子、徐維均による新しいブランド『家全七福』。 食の本場・香港から届く最高級の素材や、世代を超えて受け継がれてきた調理法、そして上質なおもてなしの心による極上の広東料理を堪能できる。フカヒレや干し鮑はもちろん、美容効果が高いといわれるツバメの巣も女性に人気。 こちらは「松茸上湯龍崗鶏~松茸入り龍崗鶏の上湯蒸し」(¥8,640/サ別)で、龍崗鶏と旬の食材、松茸を合わせた秋の限定メニュー...
大分県臼杵市にある明治38年創業の老舗ふぐ料亭が、満を持して2017年に丸ビル35階にオープン。料理に使用するのは、空輸で届けられる臼杵市で毎朝水揚げされたばかりの天然とらふぐ。 こちらではやはり、「ふぐちり」(コース¥21,600~、単品¥8,640/サ別)を頂きたい。夏は肉々しく秋・冬は繊細な臼杵ふぐを通年味わえる。噛めば噛むほどに甘みを増す本物の味わいは感動もの。スタッフが鍋の世話をしてくれるので、ふたりの時間を心置き...
春本番を味わうコース。美しいキャヴィアの下にたらば蟹サラダを隠したサプライズの前菜、旬の桜鱒の繊細な味わいが際立つメニュー、ホワイトアスパラガスと伊勢海老をシンプルに味わうお料理などをお届け! ■コース内容 ・キャヴィアとたらば蟹のシュープリーズ ・桜鱒の軽いフュメ 春野菜添え 木苺とドライトマトのヴィネグレット ・茹でたてホワイトアスパラガスに伊勢海老のソテを添えて など、その他5品で構成。...
【DATA】 店名:ブラン ルージュ 場所:東京ステーションホテル2F TEL:03-5220-0014 営業時間:11:30~LO14:00/17:30~LO21:00 席数:70席(個室3室 ※個室料¥10,800~)...
総料理長石原雅弘が創りあげる、桜をイメージした春限定メニュー。ふわりと香る真鯛の桜花塩漬けマリネからはじまり、春菊の香りを纏った蕪のスープ、イトヨリのポワレ、ロゼ色にローストしたフランス産仔牛を桜塩でどうぞ。旬の食材をふんだんに使った‟春を食すコース“となっている。 ・……………………………………・ 【メニュー概要】 メニュー名:Menu SAKURA 時間:11:30~(L.O.14:00) 価...
時計の針は18時50分を指していた。 オフィスの窓からふと外を見やると、隣のビルの会議室が目に入った。ぞろぞろとスーツ姿の男たちが集まってくる。これから打ち合わせが始まるのだろう。コンプライアンスが声高に叫ばれるご時世とはいえ、丸の内では今日も変わらず、あちこちでサービス残業が行われるにちがいない。 「やれやれ」 僕は胸の内で呟きながら帰り支度を始めた。 「明日は大雪でも降るのかね。勘弁...
総料理長の石原雅弘氏による国産の食材を使った美しいお料理に、 シェフソムリエの鈴木利幸氏がセレクションしたワインが楽しめるペアリングディナーコース、それが「Mariage(マリアージュ)」だ(¥13,800税込サ別)。 石原氏はフランスの星付きレストランで研鑽を積み、’08年の北海道洞爺湖サミットの晩餐会に参加。鈴木氏もまた同サミットにシェフソムリエとして参加するなどの実績を持つ。 実は、二人は約3...
『東京ステーションホテル』が誕生したのは大正4年のこと。日本の近代化を担う首都・東京に急増する国内外の賓客を迎えるためだった。 その歴史は、2012年秋に新たな局面を迎えた。国の重要文化財である赤煉瓦の丸の内駅舎が創建当時の姿に甦り、『東京ステーションホテル』も伝統やおもてなしの精神はそのままに、現代のホテルに求められる快適性を満たす空間に生まれ変わったのだ。...
ホテルのフレンチでデートと言うとややかしこまった響きだが、東京ステーションホテルの『ブラン ルージュ』なら、外資系ホテルにはない日本的な気さくさとフレンドリーなサービスで、肩肘張らずに楽しめる。 しかもここは自前の熟成庫で1ヶ月ほど熟成させた黒毛和牛を、フレンチならではのスタイリッシュなアレンジで食べられるというのが最大のポイント。A5に限らず赤身とサシのバランスの良い状態の肉を見極めて使うというこだわり...
きっと啓介さんは毎日定時で帰りそうなその彼女に、「頑張る女」の魅力を感じていない。私のように、髪振り乱して馬車馬の如く走り続ける女の方が好きなんだ。私はそういう面では、啓介さんの一番なんだ。だから頑張った。 啓介さんと親しくなってから、私の営業成績はあっと言う間にチームトップになった。上期の査定ではボーナスも弾み、年収が上がった。 彼のアドバイスのお蔭でもあるが、トップでなくなったら見向きもされなくなる気がしてめち...
「うーん」 自分の顔が一瞬曇ったのを自覚した。あれ、とみんなに顔を覗き込まれる。 「仙台に行ってすぐ、支店の先輩と付き合ったって話だったよね?社内でも有名な、エリートと」 「で、彼は先に東京戻ってたんでしょう?」 「えっ!じゃあ東京でやっと一緒になれたんだー!結婚する??よね??」 ちょっと待ってよ、みんな。 仙台支店で出会い、付き合いだした2歳年上の彼・誠は、付き合って半年経ったころ東京へ異動...
『レストラン ランス ヤナギダテ』の姉妹店。「カニとキノコのツボ焼き」は、カニと季節のキノコを合わせたホワイトソース仕立てのスープを、パン生地をかぶせてオーブンで焼き上げた秋らしい温かな料理。1日10食限定。(¥1,080/サ別)...
21時15分。奈々子の携帯が鳴った。 −岡田さん、遅くなってすみません。今から向かいます。丸ビル前で。ー LINEを見て20秒後には席を立ち、お会計を済ませた奈々子は急いで丸ビルの前に向かう。 田中との待ち合わせ。 今まで何度もあったことなのに、今日は過去最高潮に胸が高鳴っている。 奈々子が丸ビルに到着すると、田中すはでに立っていた。冷たい手をこすりながら、ふぅっと息を吹きかける姿が可愛ら...
今回のナビゲート役には、『三菱地所プロパティマネジメント』で商業店舗の販促を担当する町田知佳子さんが登場。笑顔が眩しい、入社3年目のさわやか系女子だ。 「この一帯は飲食店舗だけでも300軒以上もあり、最初は覚えるのに苦労しました。未だに部署で一番年下なので、いつも幹事役を任されていますが、店選びもすっかり慣れましたね(笑)」となんとも頼もしい言葉が。...
開放的な空間でワイワイとビールを楽しむなら、いつもの定番となるのはビアガーデン。しかし、それ特有の雑多さや、こだわりのなさは否めない。 そこで、〝付加価値〞を多く求める丸の内エリートたちは、レストランのお洒落なテラス席を押さえるという。 ビアガーデン的な陽気さを感じながらも、そこで楽しめるのは美味しい料理とお酒。丸の内仲通りから至近の『ビストロ ランプラント』の店前に開くテラス席がオフィス街とは思えないほど開放的!...
70周年を迎えた、ベルギーに本店を構えるチョコレートの老舗が手がける渾身の逸品。チョコレートをふんだんに使用しているのに甘すぎず、大人向けのビターな味わいが特徴。¥6,000 ■概要 予約期間:販売予定数終了まで 受取期間:12月24~25日 限定数:20台...
チョコレートの本場として知られる、ベルギー北部・アントワープ生まれのショコラティエ。国際的なプロの菓子職人協会「ルレ・デセール」に加盟を許された、選ばれしブランドでもある。 “ダイヤモンドの街”でもあるアントワープならではのモチーフが印象的な「ゴールドダイヤモンドミルク」はコーヒーガナッシュ入り。「ルーベンス」は、粒ヘーゼルナッツ入りジャンドゥジャ(ヘーゼルナッツペースト)をミルクチョコでコーティング。「ツイストデルレイ」は...
イタリアンや中華等9つのお店が入った『丸の内ハウス』内の人気店。店内はもちろん、カウンターでビールを購入し、東京駅を一望できるテラスに移動して飲むのもおすすめ。ステラ アルトワ(グラス)¥594。 ■店舗概要 住所:千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル 7F TEL:03-6270-0520 営業時間:【月曜~金曜】11:00~26:00 【土曜・日曜・祝日】11:00~23:00 定休日:1/1 席数:...
「あ、廉くん。こっちこっち」 丸ビルの『RIGOLETTO WINE AND BAR』で、未祐は僕を見つけると親しげに手招きをした。 仕事帰りとは思えない華やかな装いと、高めの椅子からすらりと伸びる脚のせいだろう。そんな彼女に、その場にいる男たちはまるで申し合わせたように視線を投げている。 未祐の“現役感”は、30歳を過ぎても相変わらずのようだ。 「へぇ、なんか新鮮。こうして見ると、エリート商社マンって...
「お客様の成功をリードし、寄り添えるのが仕事のやりがい。 今も前職も外資系で、頑張った分はきちんと評価されるのが好きです。」 ―イケメン出没スポット― 『RIGOLETTO WINE AND BAR』:「仕事帰りに同僚とよく行きます。天気の良い日はテラスで飲むことも。」...
巷で言われる働き方改革なぞ、どこ吹く風。ホワイト企業に勤める丸の内エリートの多くは、夕方になればサッと仕事を切り上げ、プライベートタイムを有意義に過ごす。 たとえば、19時過ぎにお食事会のアポが入っていた場合、約束までの空き時間も有効的に活用。行きつけのバーでサクッと一杯もいいが、この季節ならば断然、テラスが気持ちいい。...
今日の女子たちは後輩の大学の同級生とその友達。ひとりは丸の内の金融機関に勤務していた。 「会社近くのジムに行こうとも思うんですけど皇居ランの方がお金もかからなくていいかなって」 話ぶりも真面目で、派手じゃないけど美人。二次会は同じフロアの『REGOLLET』。食事を済ませた後で“軽くもう一杯”なら、世界のワインが集う『リゴレット』へ。イタリアやスペインをメインに、日本、オーストラリアなどニューワール...
丸の内OLからも絶大な人気を誇るお店。華やかな雰囲気がありながら、タパスはオール¥500で味も良いので、支払いをする男性にとってもありがたいです。...
2007年に建て替えられた「新丸ビル」の商業フロアの最上階にあたる7階は、フロア全体をまるごと山本宇一がプロデュースした、8つの飲食店から成る『丸の内ハウス』。フロアにはDJブースもあり、週末はフロア全体がクラブっぽくなる。 このビルは、6階までが床面積が広く、7階より上が細い38階建ての高層ビルになっているのだが、7階の『丸の内ハウス』は、余った6階屋上部分を屋外テラスにして、そこにテーブルとベンチを配...
ドアを開けると、そこは2,000本のボトルが横たわる広大なワインセラー。そして暗く冷たい空間を抜けると、開放感抜群の空間ときらびやかなシャンデリアが二人を出迎える。 手軽に楽しめるタパスや、本格的なナポリピザといった“イイトコどり”のスパニッシュイタリアンと、芳醇なワインの香りに、つい引き寄せられる男女を止めることはできない。...
よく行くお店:『東京ビアホール&ビアテラス14』 好きな有名人:竹野内豊 タイプの男性:うるさくない人...
会社から近く、ビールはハードシードルやCOEDOなどクラフトビールが楽しめ、コースメニューのコスパも良し。外には広々としたテラス席があり、大人数で使用できる点もGOOD。...
高層ビルの間からのぞく夜空と、きらびやかな仲通りの夜景を見下ろせるパブリックスペースにあるテラスがこちら。ビストロやバル、カフェとしても楽しめる使い勝手のよさが同店の魅力だ。 厳選した季節の魚介・野菜を使用したメニューとともに評判なのが、「COEDO毬花-Marihana-」(M ¥750、L ¥1,000)というビール。毬花とは日本語で「ホップの花」の意で、シトラスフルーツを思わせるアロマが華やかに薫ります。...
【平井家・結婚3年目当時の事情】 夫:和也 年齢:31歳 職業:外資系コンサルティングファーム勤務 妻:真琴 年齢:31歳 職業:外資系化粧品会社勤務 「なぜ浮気をしたのか?それ、妻にも散々聞かれたんですが…理由なんかないんですよ。女性の浮気には明確な理由があるんでしょうか?よく解りませんが、男にはないんです。少なくとも僕にはなかった。強いて言うならば、できる環境にあったからでしょうか」 丸の内...
住所:千代田区丸の内2-2- 3 丸の内仲通りビル1F TEL:03-6273-4486 営業時間:11:30~(L.O.22:00) 定休日:無休 席数:100席...
丸の内仲通りに面するトラットリア&イタリアンバル。 テラスやカウンターを設け、本場の香り漂う雰囲気は、アペ向き。築地より取り寄せる新鮮な魚介料理も人気となっている。...
丸の内の中心を横切る「仲通り」は、他の町のメインストリートと違って、三菱グループが意図的に高級ブランド店を集めたため、ダサいラーメン屋やファストフードが1軒も無く、店のセンスやレベルが見事に揃っていて、いささか人工的ではあるものの、日本離れしたヨーロッパっぽい雰囲気を漂わせている。路面の飲食店も、舗道に向けてオープンなテラスを設けており、春・秋の気候のいい時分にはテラスが人で溢れ、その意味でもヨーロッパっぽい印...
店名:バー&カフェ カメリア 住所:千代田区丸の内 1-9-1 東京ステーションホテル 2F 営業時間:11:30~24:00(L.O.23:30) 定休日:無休 電話番号:03-5220-1951 店名:バー オーク 住所:千代田区丸の内 1-9-1 東京ステーションホテル 2F 営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:30) 定休日:無休 電話番号:03-5220-1261...
木の質感を活かしたオーセンティックな大人のバー。“旅”をテーマに、トランク型のテーブルを配したり、100余年前の駅舎創建当時の赤煉瓦を一部むき出しにした内装で落ち着いた印象。 国産や海外産のウィスキーを多数ラインナップしており、飲み比べできるセットも。現在はオークバーテンダーがセレクションした、ウィスキーラバーから絶大な支持を誇る4銘柄を期間限定で提供している。...
2012年10月、華麗に生まれ変わった『東京ステーションホテル』。数多くの物語を生みだしてきたこの場所には、駅舎創建当時の赤レンガと木の温もりを感じさせるバーがある。 バーテンダーの柔らかな物腰に上品な所作からくる独特の存在感。その手から生み出されるカクテルのうまさもあって、オープン以来連日満席だという。...
東京ステーションホテル内にあるので、ディナーの後もう一軒行きたいときに終電ギリギリまで楽しめます。赤レンガと木の質感を生かした趣のある雰囲気もお洒落です。...
東京駅舎創建当時の赤レンガの一部が覗く壁やスーツケースを模したテーブルなど、旅情をそそられるディテールにロマンが漂う『東京ステーションホテル』内のバー。 黒光りする手入れの行き届いたカウンターなど、重厚でクラシックな佇まいからは名門ホテルの風格が漂う。ホテルのバーゆえ品揃えは幅広いが、強烈な燻製香がマニア好みのオクトモアなど個性派も並ぶ。...
「正男くん、ちょっと言いにくい話なんだけど......」 正男は東京ステーションホテルの『バー オーク』のカウンターで、会社の先輩であるサキと肩を並べていた。薄暗い照明のせいか、サキは会社で見るよりも、女らしく艶っぽく見える。...
国内外のウィスキーを豊富に揃えたバー〈オーク〉では、男女でそれぞれ楽しめる桜カクテルを用意。デートではかならずオーダーしたい。 【桜ベリーニ 2,150円〈女性向け〉】 ピーチネクターと桜シロップを使い、シャンパーニュで仕上げました。桃と桜の甘い香りとキレが特徴。 【桜ハイボール 1,900円〈男性向け〉】 国産ウィスキーの代表銘柄「山崎」と桜リキュールのハイボール。上品でいて深みのある味わいとなってい...
赤レンガの東京駅丸の内駅舎の完成が1914年。その駅舎内に翌年から存在するのが『東京ステーションホテル』、そしてその2階の奥に静かに佇んでいるバーがここだ。 茶色を基調とした落ち着いた内装、革の旅行鞄を用いたテーブル。壁に目をやると駅舎の躯体の赤レンガが見えるのも心憎い。 熟成したシングルモルトのハイボールを一杯。新しい旅の予感、時の重みを感じつつ、待つ時間を愉しみたい。...
約100年前の姿に復原を果たした東京駅丸の内駅舎。それに連なる東京ステーションホテルの『バー オーク』は、創業当時の赤レンガを内装に残した重厚でクラシックな佇まい。 特等席は、トレードマークのトランク型テーブルがあるソファ席で、多くの文化人が利用した名門ホテルの風格が、時間を忘れて座る人の心を落ち着かせる。...