暮れかけた夕日を背に、昨日のコンサート成功も兼ねて乾杯する二人。仕事終わりの夏のビールは、どうしてこんなに美味いのだ。 ◆ 「で?どうなのよ阿部さん...
今回、美紗子ちゃんのリクエストにぴったりと叶った店がここ、『エル ブランシュ』。 雰囲気は、パリ16区のブローニュの森のそばに立つアパルトマンの一室、そんな静...
小川智寛シェフはかつて、フランス各地で3年間の修業を積んだ実力派。特に素材にはこだわり、野菜はシェフの故郷・福井の契約農家から届く無農薬野菜が主。魚、肉も...
言わずと知れたラグジュアリーなステーキハウスだが、ランチタイム限定のハンバーガーがまた豪華。 「プライムビーフ100% クラシックバーガー」(¥1,800/税・サービス料別)は、何とパティだけで280gというボリューム。 運ばれてきた瞬間、その大きさと焼き色にふたりの目が釘付けになること間違いなし。 使用されている肉はアメリカン・ビーフ全体でも5%ほどしか出現しない最高位の格付けであるプライム100%という贅...
・2018年…『たれ焼肉のんき神楽坂本店』オープン ・2019年…部位ごとにタレのブレンドを変え、その肉に合った味付けをする『誇味山』オープン 以前は低価格で、それなりの肉をカバーするためのタレだったが、現在は一歩進み、部位によって味つけを変えるなど素材の持ち味を生かす形に進化を遂げ、いまに至る。...
どうにか間一髪のところで小春を救い出し、一緒に事務所へと戻った美月は、肉体的にも精神的にも疲れ果てていた。 不安にさらされていた小春は、美月よりももっと疲弊しているだろう。 しかしその夜、裕一郎に呼び出されたのは六本木の『ウルフギャング・ステーキハウス』だった。 さすがにこの状態で、今からステーキを食べる気になるはずもない。 ―まったく裕一郎は一体何を考えているんだろう。相変わらず能...
『ウルフギャング ステーキハウス』日本1号店となる六本木店は、オープン月に目標月商の7,300万円を大幅に上回る記録を叩き出した。...
~アメリカで食べたあの味が東京に到来!~ ジュージューと音を立てて運ばれてくる大皿は、肉同様にこんがりと茶色く焦げている。というのも、皿ごと900℃のオーブンで焼き上げているから。ダイナミックなTボーンステーキへの世間の関心度がぐっと高まったのには、この店の登場が大いに影響しているといっていい。 アメリカ農務省(USDA)の格付けで最上級に当たる「プライムグレード」を、専用の熟成庫で約28日間ドライ...
「今までは考えられなかったけど、家で食事することも増えたんだよ。納豆、豆腐とかも食べるし、行くレストランもガラッと変わったね」 普段、仕事の会食では『ウルフギャング・ステーキハウス』や『ベンジャミン ステーキハウス』、『ルースクリス ステーキハウス』などのステーキハウスが多いようだが、プライベートでは自然食中心。 よく行くのは、新橋にある『自然派薬膳鍋らかんか』。オープンしたてでまだほとんど知られて...
スチームかグリルで仕上げるロブスターとフィレミニオンを一皿にした、最高に贅沢なサーフ&ターフ。 フィレミニオンはフォアグラのソテーを添え、トリュフソースで仕上げている。...
イベント名:ウルフギャング・バーガーマンス 開催場所:『ウルフギャング・ステーキハウス』国内4店舗(六本木店/丸の内店/大阪店/福岡店) 開催期間:3/31(土)まで 開催時間: ・六本木店/丸の内店/福岡店 11:30~(L.O.14:30) ・大阪店 11:00~(L.O.15:00) 提供内容:USDA認定プライムグレードビーフ100%を使用したハンバーガーなど 計6種...
「フレンチ、イタリアンも良いけれど、私たちはクリスマスもガッツリとステーキを食べたい!」 というカップルたちにおすすめしたいのが、『ウルフギャング・ステーキハウス』の「クリスマス・スペシャルコース」。 コースのメインはもちろん、本店のあるNYだけでなく、世界中の美食家たちを唸らせる極上ステーキ! 六本木店では12/22(金)~25(月)、丸の内店では12/23(土)~25(月)の期間、オリジナルの...
8月6日(日)20:00@六本木。 場所は、東カレユーザーにも大人気の名店、『ウルフギャング・ステーキハウス六本木』。 前回大好評だった東カレ バチェラーNIGHTに続き、ハイスペックな男女限定デーティングサービス『東カレデート』のローンチパーティーとして、『東カレ ウルフギャングNIGHT』を開催した。 1,000名上回る応募数のため、急遽増枠。男女100名ずつ、合計200名が参加。これまで...
アメリカから初上陸を果たして以来、予約困難店として話題を集めている名門ステーキハウス。エレガントに広がるダイニングホールの手前に、バーエリアがあるのをご存知だろうか。 実はここ、予約不可。つまり、空いていれば予約なしで席に着けるというわけだ。看板メニューの「プライムステーキ」(2名用¥17,280)は、900℃のオーブンで焼き上げるため、ほんの数分で運ばれてくるのも嬉しいところ。 ジュウジュウと音を...
期間:5/11(木)~6/30(金) 時間:11:30~(L.O.14:30)、大阪店 11:00~ 場所:『ウルフギャング・ステーキハウス』国内4店舗(六本木店/丸の内店/大阪店/福岡店)料理:クラシックバーガー、アメリカ店舗バーガー(4種)、国内店舗バーガー 計6種 ※価格は税・サ別 ① 「プライムビーフ100% クラシックバーガー」(レギュラーメニュー)1,200円 ② 「ニューヨークスタイル ベ...
六本木で渡部と腕を絡ませながら歩くユイを見て、1週間が過ぎた。 ―既婚者の渡部が、なぜ……。 この思いが小倉の頭の中を、何度もループしている。下手に本人に聞く気にもなれず、F4の他のメンバーに相談するのも違う気がして、悶々としながら1週間を過ごした。 クリスマスはもう間近だ。小倉はあれ以来、ユイを見ても声を掛ける事が躊躇われ、自分で言い始めたレースだがやる気が失せてしまっていた。 辻...
初めてのデートは六本木の『ウルフギャング・ステーキハウス』。 彼は、シンプルな白シャツにジャケパンスタイルという格好で現れた。シャツは2つ目のボタンまで開いていて、そこから綺麗に鍛え上げられた胸筋が見える。美容関連の商材を扱う会社を経営している彼は、美意識が高く、「今思うと、明らかにナルシスト」だったらしい。 しかし基本的にレディファーストで女性の扱いには慣れているし、ちょっとした褒め言葉も欠か...
「Tボーン」に注目が集まる話題の店だがリブアイ人気も根強い。 アメリカでも2~3%しかないプライムグレードを冷凍せず、チルドで空輸。約28日間熟成し、アミノ酸が最大になったタイミングで提供する。 火入れは900℃の特製オーブンで約2分。皿には溶かしバターを敷き、香り付け。見事な焼き色とサックリとした食感の後、極限まで引き出された肉の旨みが口の中で躍り出す。これぞアメリカが誇る最高峰の肉文化だ。...
交際費は、週に一度行く程度で、1回で1~2万円程度使う。銀座や麻布周辺での会食が多く、六本木では『ウルフギャング・ステーキハウス』や六本木ヒルズの『バルバッコア』によく行く。銀座ではこじんまりとしたスペインバル的なお店が多く、そういったところを利用しているようだ。 また、トライアスロンに熱中しているという稲盛さんは、会社近くにあるジムに月5,000円、トライアスロンへの月会費や大会費で大体1.5万円は...
ダイナミックなTボーンステーキへの世の関心度がぐっと高まったのには、2014年2月にオープンしたこの店の登場が大いに影響しているといっていい。アメリカ農務省の格付けで最上級に当たる「プライムグレード」を、専用の熟成庫で約28日間ドライエイジング。アミノ酸の働きで、身質が柔らかく、かつ旨みが凝縮。 そんな、ステーキを贅沢に挟んだ「ステーキサンドウィッチ」。900℃のオーブンで焼き上げた、表面は香ばしく、中か...
代打要員として誘われたあの日から、何度か食事に誘われた。 ワインとステーキが好きな彼のお気に入りは『ウルフギャング ステーキハウス』。商社時代からNYへの出張が多く、色んなところを食べ歩いているうちにここのステーキが大の好物になったらしい。 初めは軽い気持ちで食事を楽しむだけだったが、芹沢のことが本気で気になり出した。数回食事をし、絵理奈のことをしきりに褒めてくるがその先にはまだ進んでいない。若...
いま世界中でブームの兆しを見せているロゼシャンパン。フランスではロゼの出荷量が赤ワインを超えるなど、いまもっともホットな存在と言っても過言ではない。そんな、ロゼシャンパンは旨みが強く、お肉とのマリアージュが最高! 今回は、そんなマリアージュを楽しめる4軒をご紹介! 最初の一杯だけ! と言わずに、ボトルで頼んでもコース全てをまかなえるのがロゼの魅力。ロゼ肉のディナーをお試しあれ!元『WAKANUI』の店主が手掛け...
メインのプライムリブアイステーキを頬張りながら「そのうちペットを飼いたいな」と店の近くで来る途中に見た『コジマ』で見たトイプードルを思い出して愛子が言った。 動物好きの愛子は何度か、ペットを飼わないかと太一に相談したことがあるが、太一の答えはいつも同じだった。 「ペットOKの部屋に引っ越さないといけないし、それにお互いフルで仕事してるから犬は無理だろう。せめて猫じゃないか?」 やはり今日も同じ...
2014年2月の日本初上陸以来、その人気から丸の内店や大阪店など益々勢いを増しているNY発の極上ステーキハウス。 舌の肥えた美食家や多くのセレブを虜にしているステーキは、ダイナミックな見た目もさることながら、一口で圧倒されるほどのパワフルな旨みが何よりの魅力だ。 こだわりは品質と熟成、そして焼き。〝プライムグレード〞(USA農務省の格付けで最上級。牛肉全体量の約2%しかない)の牛肉を使用し、専用熟成...
2014年には丸の内店もオープンし、衰えることのない人気を誇る『ウルフギャング・ステーキハウス』。 店名を聞けば誰でもステーキを思い浮かべるはずだが、バーだけの利用だってもちろんあり。しかも毎日15時から18時までをハッピーアワーとして、バーエリア限定で全ての生ビールをジョッキ¥500で提供している。 無料でオリジナルポテトチップスも付くのだから、このエリアではかなりコストパフォーマンスの高いバーだ...
2014年2月、六本木に日本初オープンを果たし、ダイナミックな「Tボーンステーキ」への世の関心と、ブームに火をつけた、『ウルフギャングステーキハウス六本木』。 ランチタイムに食べられるのは、アメリカ農務省の格付け最上級に当たる「プライムグレード」のステーキを贅沢に挟んだ「ステーキサンドウィッチ」¥2,800。 専用の熟成庫で、約28日間ドライエイジングされ、身質が柔らかく、旨味が凝縮した肉は、900...
2015年6月1日から14日に実施した緊急アンケート「あなたの好きなステーキハウス、教えてください」の結果発表! 焼肉編に引き続き、ステーキ編の栄えある1位は・・・?栄えある優勝は『ウルフギャングステーキハウス』でした。東カレ読者にもお馴染みなレストラン。2位に倍以上の得票差がつきました。 レストランの雰囲気や、アメリカプライムの使用といった点が人気だった模様。 ・ハワイやNYぽい旅行気分にな...
700kcalの消費カロリーと言えば、これはあの『ウルフギャングステーキハウス』のプライムステーキ約250gに匹敵するのです! 一見地味なブラジリアン柔術ですが、クロスフィットと比べてもカロリー消費量は高め! 今回は初回だったので、そこまで身体の変化は感じませんでしたが、ハマればすぐに瘦せるだろうな……と手応えを感じました。格闘技をはじめたいと思っている人は、是非一度お試しください!...
きっとその先輩は30歳ですし、百戦錬磨な香りがしますねえ。ここは小洒落たフレンチよりも、ストレートに肉。年下らしく「肉食いたいです!」でいいんじゃないでしょうか? ステーキハウスが良いと思います。 元気にお肉を食べていれば、お相手も気を遣わず、口説いている感じもしない。しかし、ステーキハウスからにわかに香る色気で、デートの雰囲気を作るのです。お会計は料理1万円、ワインで1万円の1人あたり2万円くらいが適性...
くつろぎのあるカウンターで、アットホームに美味しい料理を食べたいなら『ル ポトローズ』へ。ここに来たなら、ふたりの好みや食べたい量を伝えておすすめをオーダーしてみよう。 「カウンターは即興性やお店からのサプライズが受けられる場所」と言う本間シェフがふたりにぴったりの料理を提供。自然と居心地のよいデートが実現できるだろう。...
店名の『ル ポトローズ』は“秘めごと”や“ずっと胸に描いていた夢”をあらわす仏語。フランス料理ひと筋の本間寛シェフが、2011年にオープンさせたこの店のテーマは“日常的に通えるフレンチ”だ。 ベーシックでクラシカルな料理がシェフの持ち味だが「日本人であるというアイデンティティがあるからこそ和食材も使う」と言う。 多くのレストランには“特等席”が存在するが、この店では、カーテンで仕切られて半個室となる厨房横のテーブル席が...
麻布十番商店街の西端にあるフレンチレストラン。ひとりでも、デートでもと、使い勝手の良さが魅力。 夜景を望む絶好のロケーションで、フレンチ一筋のベテラン本間シェフが手がけるクラシックなフレンチを味わおう。...
誰かの“マイレストランでありたい”。この店にはそんな気持ちが流れている。「お客さんはもっとわがままで良い」と語る本間寛シェフ。要望を伝えれば、ワインのセレクトや料理の取り分けなど、2人の空間が一層盛り上がるよう絶妙なサポートをしてくれる。 その際は、是非六本木ヒルズの夜景が望める窓際の特等席を。空間、サービス、そして料理。上等であり、心安らぐ。初デートの場として後に語り継ぐのであれば、こんな店が望ましい。...
麻布十番商店街の西端にあるフレンチレストラン。ひとりでも、デートでもと、使い勝手の良さが魅力。 夜景を望む絶好のロケーションで、フレンチ一筋のベテラン本間シェフが手がけるクラシックなフレンチを味わおう。 月曜からこんな店で美味しいものが味わえたら、贅沢な気分で1週間をスタートできるはずだ。...
店名の『ル ポトローズ』は“秘めごと”や“ずっと胸に描いていた夢”をあらわす仏語。フランス料理ひと筋の本間寛シェフが、2011年、麻布十番にオープンさせたこの店のテーマは“日常的に通えるフレンチ”だ。 ベーシックでクラシカルな料理がシェフの持ち味だが「日本人であるというアイデンティティがあるからこそ和食材も使う」と言う。 多くのレストランには“特等席”が存在するが、この店では、カーテンで仕切られて半...
仕事終わり、六本木駅で待ち合わせた2人は六本木ヒルズの『The Moon』に向かった。...
渋谷~代官山~中目黒というデートコースが多いおふたりの交際歴は4年。気心が知れた普段のデートは「渋三魚金などの飲める料理屋が多い」(矢口さん)そう。 ただ「実は、思い出に残るのは夜景の美しいお洒落なお店」(山浦さん)と、彼女がこちらを挙げてくれた。 男子諸君喜べ、頑張って行ったお店は意外と覚えていてくれるようだ。...
太陽の照る時間には『THE SUN』へ、月の昇る時間には『THE MOON』へ、時間と気分に合わせて楽しめる。『THE MOON』では店内に飾られた森美術館がキュレーションするアートを鑑賞しながら、フレンチのコースを楽しむことができる。 展覧会を愉しむ時間帯によっては、『THE MOON』でも素敵な体験ができそう。何と言ってもオススメなのが眼下に広がる夜景だ!これは地上に散りばめられた星屑のよう。宇宙一色...
2015年6月、『六本木ヒルズ』にオープンした『Museum Cafe & Restaurant THE SUN & THE MOON』。『森美術館』と『東京シティービュー』同フロアの52階で、アートと美食をいっぺんに楽しむことができる。 太陽の照る時間には『THE SUN』へ、月の昇る時間には『THE MOON』へ、時間と気分に合わせて選びたい。『THE MOON』では店内に飾られた森美術館がキュレーシ...
六本木ヒルズの52階といえば、我々メディア関係者は、ブランドのパーティやイベントなど、なにかとお世話になった『マドラウンジ』のあった場所。そこが6月にフルリノベーションしてレストランになったというので、さっそく潜入リポートしてきました。...
6月1日、『六本木ヒルズ』に新スポット『Museum Cafe & Restaurant THE SUN & THE MOON』がオープンした。リニューアルしたばかりの『森美術館』と『東京シティービュー』同フロアの52階で、アートと美食をいっぺんに楽しむことができる。太陽の照る時間には『THE SUN』へ、月の昇る時間には『THE MOON』へ、時間と気分に合わせて選びたい。...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
六本木交差点から芋洗坂をすこし下った所にある『サルーチェ』。深夜でも絶品パスタがいただけるこの店は、女性が一人で立ち寄っても様になるし、落ち着く上品な空間だ。 夜21時以降は、アラカルトでの提供も可能となるため、〆のパスタで来店される常連さんも多くいるという。 店主・佐藤光さんは、素材の持ち味を充分に引き出すことに強いこだわりをもつ料理人。テーブルに運ばれる皿の上には、目にも美しく色鮮やかな絵画のような料理が出される。女子...
彼女から本命認定を受けるためには、余裕の男を演じなければいけないわ。腹が減っては戦はできぬというけれど、空腹で狼みたいな唸り声を出してる男、がっつきすぎて頂けないもの。 そのためにも、キャンセル待ちが出なかった事態を想定して、食いっぱぐれないための1軒を用意しておく必要があるわ。それで余裕を持ってまてるというもの。 近頃流行りの恋愛工学で、女性にしたら不都合な事実が書かれているの。それは、案件を...
「佐藤光シェフが作るパスタを食べたいから行くんです」と目を輝かせて小澤氏は語り始めた。 そのお店は、『サルーチェ』(六本木)。 2年前に常連のお客様から話を聞いて訪れたところ、あまりの美味しさに驚いてそれ以来通い続ける。 「東京で一番美味しいパスタを作ると思う。本当にレベルが違うんです」と大絶賛。 特にペペロンチーノと トマトソースは極上の味だそうだ。創作系も絶品で、最近食べた、薄切りの鳥レ...
小田原『リストランテ・ヒロマーレ(現イルマーレ)』、恵比寿『ダルマット』などを経て、昨年5月、六本木に自身の店をオープンさせた佐藤光シェフ。素材の味を生かしたイタリアンが評判を呼んでいる。「9時以降はアラカルトのオーダーも可能なので、飲んだ締めにパスタというのも大歓迎」と佐藤シェフ。深夜3時まで営業しているのも心強い。...
六本木交差点から麻布十番方面に下る芋洗坂。その坂の途中に、隠れ家的な雰囲気のイタリアンがある。 夏は「宮崎完熟マンゴーの冷製パスタ」や、シャンパンにもピッタリな「濃縮トマトの冷製アラビアータ」など、旬の食材の味や香りを活かしたプリモ・ピアットも評判だ。 芸術心を刺激されたら、お食事も当然アートであるべし!!...
六本木交差点から芋洗坂をすこし下った所にある『サルーチェ』。深夜もおいしいパスタがいただけるこの店に、黒のワンピースで現れた桜沢さん。供されたお料理の上に散らされた小さな花が気になるようで。 「実はそれ、ニラの花なんですよ。ニラ以上にニラの味がするんです」という店主・佐藤光さんの発言に、ひとつ花を口に運んだ桜沢さん、「ホントですね!」と目をキラキラ。 好奇心旺盛な桜沢さんだが、現在は二児の母ということもあり...
シェフの佐藤光氏は32歳の若さで独立した期待の若手。今年の4月には濱本シェフも加わり、厨房はふたり体制に。さらに進化した同店の未来に期待。...
ディナーの店は『リオグランデグリル』だった。店員が次から次へと運んでくるシュラスコを思い思いにオーダーし、会は終始なごやかな雰囲気に包まれていた。 お酒がすすむにつれて、仕事の話だけでなく、プライベートにも話題は及ぶ。そのうち、女性社員の一人がこんなことを言い出した。 「莉央さんって、すっごくモテそうですよね。食事の誘いとか、ひっきりなしなんだろうな〜!」 「そんなことないけど…」 そう答えながら、“食事の...
2014年春にオープンしたブラジリアンバーベキュー専門店『リオグランデグリル』。こちらの夜メニューは、ずばり「シュラスコ」のみ。 牛、豚、鶏の各種串焼き肉と50種類のビュッフェが食べ放題。さらに追加料金でビール、ワイン、カクテルなどのドリンクが飲み放題に。 巨大な串焼きの塊肉がテーブルに回ってきて、目の前で食べたい量だけ切り分けてもらうスタイルは、迫力満点で盛り上がること必至。...
2014年春にオープンしたブラジリアンバーベキュー専門店。こちらの夜メニューは、ずばり「シュラスコ」のみ。牛、豚、鶏の各種串焼き肉と50種類のビュッフェが食べ放題。さらに追加料金でビール、ワイン、カクテルなどのドリンクが飲み放題に。 巨大な串焼きの塊肉がテーブルに回ってきて、目の前で食べたい量だけ切り分けてもらうスタイルは、迫力満点で盛り上がること必至。...
店名:リオ グランデ グリル 六本木 住所:港区六本木6-6-9 ピラミデビル1F 電話番号:03-5413-5851 営業時間:【平日】ランチ:11:30~15:00、ディナー:18:00~23:00 【土曜・祝前日】ランチ:11:30~15:30、ディナー:17:30~23:00 【日曜・祝日】ランチ:12:00~15:30、ディナー:17:00~22:30 ※ラストオーダー...
肉食女子の無尽蔵な食欲を迎え撃つには、今話題のシュラスコを。遠赤外線のグリルで焼いたシュラスコは、黒毛和牛やピッカーニャ、エビなどバリエーションも豊富。 全15種類の焼き物に加え、三浦野菜を使った約50種類のサラダバーも充実。これでひとり5,292円はおいしすぎる! 狂乱の会になることは間違いなさそうだ。...
2014年春にオープンしたブラジリアンバーベキュー専門店。こちらの夜メニューは、ずばり「シュラスコ」のみ。牛、豚、鶏の各種串焼き肉と50種類のビュッフェが食べ放題。さらに追加料金でビール、ワイン、カクテルなどのドリンクが飲み放題に。 巨大な串焼きの塊肉がテーブルに回ってきて、目の前で食べたい量だけ切り分けてもらうスタイルは、迫力満点で盛り上がること必至。 肉のサーブは、手元の札のYES/NOで提示す...
300種類以上の日本酒を常備する『鎮守の森~animism bar~』は、会員制の日本酒専門レストラン。 『鎮守の森~animism bar~』の店主・竹口氏の信念である「和食、フレンチ、イタリアンなど料理のジャンルに拘ることなく、日本酒を楽しんでもらう」という思いを元に、数多くのマリアージュイベントを開催。 「日本酒=和食」という固定観念を振り払ったイベントは、毎回大好評! 特に、日本を代表するフレンチレストラ...
NYで絶大なる人気を誇るジャン・ジョルジュ氏。彼の最高級レストランとして『ジャン・ジョルジュ 東京』を六本木にオープンさせたのが、2014年。早くも2年が経過し、東京のグルメ感度の高い人々を時には驚かせ、常に満足させ続けている。 その『ジャン・ジョルジュ 東京』の新たな試みとして、2017年から”日本オリジナル料理”の提供が決まった。 そしてさらに、先月よりコースの各料理に合わせて日本酒を提供する“日本酒ペアリング”もスタ...
「ヒロムさん、これおいしいー!」 六本木けやき坂の『ジャン・ジョルジュ東京』のカウンターに座り、二杯目のシャルドネを飲みながら、少しだけ今夜の店選びを後悔していた。後悔というほどの失態ではないが、それでも、最適ではなかったと思う。 隣に座っているのは、都内女子大卒の23歳・もえ。「恋するフォーチュンクッキー」を先陣切って踊った10代20代に絶大の人気を誇るバッグの会社に勤務しているOLだ。 ...
「お疲れ様です!」笑顔を作って元気に声をかけると、寛は驚いた顔をした後、すぐにその顔を崩した。どこの駅まで行くのかを互いに聞き合うと、寛は中目黒に向かうと言う。 無難に天気の話をしながら、滑り込んで来た電車に一緒に乗った。並んで吊り革を掴むとすぐ、葵はここぞとばかりに、無邪気を装い聞いてみる。 「実は最近、石黒さんがジャン・ジョルジュ東京から女の人と一緒に出てくるのを見ちゃったんです。彼女ですか?綺...
トップモデルの仕事は、体力勝負だ。朝4時に起きて夜遅くに撮影を終えることもあるし、暑い寒いも言ってられない。朝が早い前の晩は、夕食を少し軽めにしたりするのでは? 「ないですね、私の場合は(笑)。それよりも、自分が美味しいと思うものを食べて、幸せな気持ちで眠ることが大事です」 そう話す高垣さんは、いい情報を人から聞いては食べに出かける。そんな高垣さんにとってのパワーチャージディナーとは、居心地がいい場...
前回までのあらすじ 結婚後、子どもを持たない生活を選んだ太一と愛子。結婚前と同様に時間とお金を自由に使い、お互いを尊重し干渉しない暮らしに満足している2人。 夫・太一の浮気に勘づいた愛子は、6年振りに偶然再会した昔の恋人・寛に会うことを決意した。レストランで寛と過ごしている内に、愛子はこのまま寛と一夜を共にしたい欲望にかられるが、何もなく終電で帰った。 太一は愛子との離婚は考えられないと言いな...
◆ 寛との約束の日、愛子がけやき坂のイルミネーションをくぐって到着したのは『ジャン・ジョルジュ東京』だった。ここは寛と付き合っていた当時に何度も一緒に来た『ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ』があったその場所だ。 寛と別れた6年の間に、大好きだったショコラティエは銀座へ場所を移した。そして自分は結婚した。 街の景色が変わったように自分も、そしてきっと寛も変わったのだ。そんな感傷に少し浸りながら、...
ドレスアップされたふたりが、イルミネーションに囲まれて入店。そこから、クリスマスの物語は始まる。スタイリッシュな店内と大理石のカウンター席は、さながら映画の1シーンのよう。 NY発の革新的なフレンチを堪能できるダイニング『ジャン- ジョルジュ 東京』。クリスマスディナー(¥24,000 税込サ別)でぜひ味わってもらいたいのが、スペシャリテの「エッグキャビア」。本店と同じレシピで作られる代表作だ。凝固する寸...
東京に住んでいる女性のライフスタイルを細かく分類して、消費行動や収入、嗜好などに基づき「●●女子」とカテゴライズした特集を見かけるたびに、そうじゃないのに・・・と歯がゆい気持ちになります。 実際の東京の女性の生態系はもっと華麗な進化を遂げているのです。 女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていきます。 東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カ...
奥さま:最近連れていってもらったお店では、六本木けや木坂にある『JEAN-GEORGES TOKYO』。世界に名高い三ツ星シェフのフレンチアジアンは絶品でした。 また広尾のイタリアン『PONTE DEL PIA TTO』は、イタリアンとは思えないくらいの繊細でモダンなお食事と大人が落ち着ける素敵な店内。予約が取れれば、また伺いたいお店です。...
厳選した新鮮食材をライブ感溢れる鉄板焼で楽しめる『けやき坂』。 ここでは、国産松茸、イタリア産白トリュフ、フランス産黒トリュフという希少な3種のきのこを使ったディナーコースがお目見え。 また別途、国産松茸の鉄板焼や、全てのメニューにプラスして堪能できるイタリア産白トリュフのスライスも用意!...
鉄板焼の『けやき坂』でのみ堪能できる「けやき坂 ビーフ」をご存知だろうか。東京都産の秋川牛に、キヌアやカカオといったスーパーフードを配合した餌を与えて飼育した、同店オリジナルの黒毛和牛だ。 生育チェックから出荷、上場まで、料理長をはじめとする『けやき坂』のスタッフたちがこだわり抜いたという肉質は、きめ細やかで柔らかく、味わい深いものとなっている。 同店ではこちらを、アラカルトやコースで提供。昼もコースで堪能することがで...
まず初めに感じた大きな違和感は、真希があまりにも実家との付き合いを優先することであった。 家事も料理も完璧にこなす真希だが、何かあるとすぐに実家に帰り、両親やお姉さん家族とべったり過ごしている。 妻としての行動は申し分ないものの、心は自分の妻になりきれていないのではないか。そんな風に思うことも多くなった。 自分が受け継いだ会社の関係で住まいを六本木一丁目に決めた時も、住み慣れた文京区や家族...
店名:鉄板焼 けやき坂 住所:港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 4F 営業時間:ランチ 11:30~14:30(土・日・祝 ~15:00) ディナー 18:00~21:30 電話番号:03-4333-8782...
「『グランド ハイアット 東京』の鉄板焼店で、食材のディスプレイや鉄板での豪快な調理、ホスピタリティとどれも最高。横並び席で食事を楽しみ、デザートでテーブル席に移動する演出もイイ」...
香織の結婚相手となった男性は、東京で初めて付き合った篤志だった。香織と付き合っていた頃は愛宕グリーンヒルズフォレストタワーに住んでいたが、現在は六本木ヒルズレジデンスのC棟に住み、44歳でまだ独身だった。 偶然再会した日、お互いの10年間の話で盛り上がった。香織は、翔太と社内恋愛をしていた頃に、篤志が東京ミッドタウンレジデンシィズに住んでいると、噂で聞いたことがあった。そのことを彼に聞くと、少し俯いて...
そんなことを考えていたら、次のデートにグランドハイアットにある『けやき坂』に誘われた。前回好きな食べ物の話をしたときに「鉄板焼き」と答えたのを覚えてくれていたのだろう。 『けやき坂』は、新鮮な野菜焼きや国産牛の柔らかいステーキを楽しめるのはもちろんのこと、ウッディ調の内装には木の温もりが感じられて、絵理奈の大のお気に入りのお店だった。 約束の当日、いつものようにワインで乾杯をした。今日は彼の雰囲気が...
季節の野菜がマーケットのようにレイアウトされた『けやき坂』では、旬を味わいたい。信州牛、伊賀牛、神戸牛などのブランド牛を、その時期ならではのアレンジで堪能できるのが嬉しい。 おすすめの「黒毛和牛の味噌焼き香り蒸し」は、西京味噌と富士味噌に信州牛を1日漬け込んでおり、驚くほど柔らかく旨みも倍増している。しかも、ほのかな筍の香りも楽しめる。 ちなみに目の前で繰り広げられるパフォーマンスは女子との話のネタ...
僕ならグランドハイアットの『けやき坂』に連れて行きますね。鉄板焼きのお店では食後に別室のソファーでケーキを出してもらえたりします。 誕生日といえばケーキはマストですので、いかに流れよくケーキまでいけるレストランをチョイスできるかがポイントです。...
世界基準のグルメシティと言われて久しい、ここ東京。海外から訪れるツーリストたちにとっても、東京のグルメが旅の目的であることが少なくない理由は、日本人の確かな技術力と、食への飽くなき追求の賜物と言えるだろう。 たとえば、ステーキ。“KOBE BEEF”に代表される和牛は、外国人が愛する日本食材の筆頭だ。そんな和牛肉を、食材のクオリティや調理技術だけにとどまらないサプライズを以って提供してくれるのが、『グラン...
肉好きならば“厳選されたプレミアム牛の食べ比べ”と聞いて、興味をそそられないわけがない。 『グランド ハイアット 東京』内にある『けやき坂』は、革新的な鉄板焼き店である。存在感のあるくるみ材の鉄板焼きテーブルカウンターの奥には、マーケット風にディスプレイされたこだわりの食材がずらりと並ぶ。 メニューリストはもちろんあるが、ゲストの要望に臨機応変に対応し、調理することも珍しくはない。「鉄板焼きは、コース料理の...
夏になると無性に食べたくなるものの一つである、肉。焼肉デートの定番「焼肉KINTAN」では、夏の新メニューを販売開始! 希少な部位を贅沢に使用した「プラチナタンとサーロインのユッケ ハーフ&ハーフ」や、濃厚なデミグラスソースが堪らない「こくうま牛タンシチュー」など、魅力的なメニューが揃う。 今回は、そんな夏の新メニュー6品をご紹介しよう。サーロインのユッケに、香りや味わいの異なる2種のチーズ“ミモレット”と“パルミジャ...
常に忙しくしているのに家の中は綺麗だし、料理も相変わらず美味い。それに、こんなにも妻は美しいのだ。最近は、自分はなんて幸せなんだろうと思うことすらある。 「私、この焼き雲丹とクレソンの炒めナムルっていうのが食べたい。お肉はいつもみたいにカルビだけがいいな。」 真希は、上機嫌でオーダーを始めた。おっとりしているように見えて、自分の欲しいものは常にきちんと主張する性格は、昔とそう変わっていないと思う。 「なぁ」 ...
肉割烹『金舌』の流れを汲むオシャレ焼肉の筆頭『Kintan』が、2014年春に六本木に店舗をオープン。これが六本木という場所柄、内装も明るく女性的な恵比寿店と比べてグッと大人でシック、まさにデートにうってつけなのである。バリエ豊富な個室もうまく使いたい。 肉質も恵比寿店よりランクアップされ、銘柄よりも、柔らかい雌牛であることがここのこだわり。イチオシは、A5ランクの雌牛赤身肉。 ランプ、イチボ、トモ...
指定された元麻布のイタリアン『アルヴェアーレ』は、杏子も以前からお気に入りの店だった。 おまかせコース6,500円はとにかく高コスパであったし、25時ラストオーダーというのも多忙なバリキャリ女には有難い。 杏子は週一で通っている針治療を済ませ、集合時間より少し遅れて店に到着した。...
【今週の港区おじさん】 名前:貫太 年齢:45歳 職業:投資家 好きな店:『西麻布 鮨 真』『アルヴェアーレ』 好きなタイプ:ビジネスセンスがある女性...
とある金曜日の夜のこと。 「やっぱり可愛い子の友達って可愛いんだな。真子ちゃんに頼んで良かったよ。」 元麻布にあるイタリアンレストラン『アルヴェアーレ』の個室。真子の正面に座る亮平がご満悦、といった表情で真子を褒めた。 「当然よ。私の友達、可愛い子しかいないの。」 ふふん、と上から目線で答えて見せたが、真子の心はチクリと痛む。 32歳、外資コンサル勤務の亮平とは、2か月ほど前に...
「第1位に選んだのは、元麻布のイタリアン『アルヴェアーレ』。この店が2016年では一番心と胃袋に響きました! 決め手は何といっても、トータルバランスの良さ。思いもつかないような斬新な素材の組み合わせや味付けにも毎回感動してしまいます」 この時期コースで提供しているパスタは、牡蠣と最小限の油で香ばしく焼いたささがきゴボウの手打ちのタリオリーニ。ゴボウの下に忍ばせた荒つぶしの黒胡椒とコリアンダーシードの落ち葉...
自他共に認めるグルマンモデル、高垣麗子さんは、イタリアンが大好き! そんな高垣さんがご贔屓にしている3店をご紹介。秋食材を彩り豊かに盛りつけた極上イタリアンをご賞味あれ!...
①コスパ・安定感 、②ユニークな料理 、③空間・クオリティと女子会レストラン選びには3者3様のこだわりマウンティングポイントがあるようだ。 絵理:『ヒロソフィー』の山田宏巳氏が最近恵比寿にオープンした『トラットリア・ヒロイズム』、知ってる?ワインが仕入れ値とほぼ変わらなくて破格らしいの!コースは2種類あるみたいだけど6,500円のスタンダードが秀逸みたい。 理沙・麻奈・由美:えっ?知らなかった。...
デザートも食べれるなら全種類盛り合わせで!コース+飲み物 8,500円程度かと。 『幸せ三昧』 も時々利用します。あとは、『アルヴェアーレ』。6,500円のコースでおなかいっぱいになります。ワインも数種類グラスで試せるのがよいですね。...
名前:賢人(37歳) 職業:テレビ局勤務 推定年収:1,300万 「初めまして。今日は、よろしくお願いします」 そう言って、深夜の『マデュロ』に現れた賢人は、爽やかな礼儀正しい男だった。 彼は、東京大学出身で港区在住の37歳独身男子。テレビ局勤務で、年収は1,300万超と推測される。 上質なシャツにパンツというシンプルな服装でもお洒落に見えるのは、高身長が故だろう。テレビマンという割には、いわゆ...
やりがいのある仕事でキャリアを重ね、華やかな独身ライフを満喫する女。 早々に結婚し専業主婦となったものの、ひたすら子どもの世話に追われている女。 女として本当に幸せなのは、どっちだと思う−? 独身キャリア・工藤千明と、専業主婦・沢田美緒。 二人はかつて同じ高校の同級生だった。しかし卒業後15年が経ち、千明と美緒の人生は180度違うものとなっている。 そんな対照的な選択をした二人が、同窓会で再会。かつて...
見かけのいい男からチヤホヤもて囃されて、嫌な気持ちになる女などいないはずだ。 ましてやその男は、ハードもソフトも完璧なのだから。 清潔感のある、整った顔立ち。外資系IT企業に勤務するエリート。そんな男から私は今『マデュロ』で、自分を賛美される言葉ばかりを並べられているのだ。 「千沙ちゃんって、本当に綺麗だね」「声も魅力的だよ」「指先まで色っぽい」 まるで何かに駆られるように、そんな言...
悪夢だ。 こんなところで元夫の裕一郎と再会するなんて。しかもよりによって所属契約に来た小春の父親だなんて、そんな事が現実に起こったのだ。 離婚後、二度と裕一郎に関わらないことを心に誓った美月は、サークルの仲間たちともニューヨーク時代の関係者とも、関わりのある人全てと連絡を絶っていた。 噂話すら耳にすることがないように、とにかく徹底して避けて来たのだ。 ―それなのに、どうして 「...
私はこの日、女友達に誘われるまま久しぶりに食事会に参加していた。 もちろん罪悪感はあったけれど、「他の男の人を見て、自分の彼氏の価値を再確認することもあるよ」などと女友達にそそのかされて、参加することにした会だった。 3 on 3のお食事会。ここで私は、一番イケメンで一番スペックの高い男・向井から、なぜか気に入られたのだ。 180cm近い長身と綺麗な二重の目元。清潔感あふれる容姿で、外資系...
—菜摘には、抜けること伝えておけばよかったかな…。 頭の隅でそんなことを考えながら、『マデュロ』のカウンターに、私は高岡先輩と座っていた。 会場で再会した彼に、二次会ではなく「二人で飲もう」と誘われた時、無意識のうちにイエスと答えていたのだ。 「紗季、きれいになったね。」 不意に名前を呼ばれ、心臓が跳ね上がる。 「ありがとうございます…。」 この動揺を悟られないようにと、私は...
店名:ジャズラウンジ「マデュロ」 住所:港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 4F 営業時間:【月曜~木曜・日曜】19:00~25:00 【金曜・土曜】19:00~26:00 電話番号:03-4333-8783 席数:108席 ミュージックカバーチャージ:2,000円(20:00以降/税別)...
それは予想外の事実だった。 平塚くんが彼女と別れたことは恵美から聞いて知っていたが、てっきりフィアンセがいることを理由に岸さゆりの方から振られたとばかり思っていた。 それがまさか、平塚くんの方から別れを切り出していたなんて。 私は花音の話と、『マデュロ』で平塚くんが見せたあの苦しげな表情を交互に思い出し、頭が混乱してきてしまった。 私が真実を告げた時の、彼のあの切ない顔。あんな顔をす...
海外より迎えたアーティストによる音楽に耳を傾けながら、上質なカクテルや希少なウイスキーを楽しめる大人のためのジャズラウンジ。港区界隈のセレブが集う社交場でもある。...
「…麗華は、ちゃんと想い伝えたの?」 黙り込んでしまった私に、恵美が恐る恐る問いかけた。 『マデュロ』で平塚くんに会ったことを、恵美にはまだ伝えていなかった。 あの夜のことは、正直、もうあまり思い出したくない。私は静かにこくりと頷くと、多くは語らず「もう、いいの」とだけ言った。 「もういいって…」 恵美はそんな私に納得がいかない、といった表情を向けてきたが、しかしそれは私の本心...
私は今『マデュロ』で、平塚くんを待っている。 約束は21時。あと2分ほどある。 今日、私は18時に仕事を終えた後、急いで自宅に戻った。シャワーを浴び、いちからメイクも髪も整え直すためだ。 平塚くんに会うのだから、全て抜かりなく。最も美しい状態に自分を仕上げておかなければ。 平塚くんに、綺麗だと思ってもらいたい。彼の瞳に、少しでも魅力的に映りたい。 そんな風に願いながら身支度をす...
私は恵美が作ってくれたグループLINEで、平塚くんの連絡先を知っていることを思い出した。 “この間は、途中で帰ってしまってごめんなさい” “平塚くんに話したいことがあって、よかったら近々会えませんか?” おしゃべりに夢中になっている皆に隠れ、私はテーブルの下でひとり黙々とスマホをタップした。 そして勢いのまま、怖気付く心を振り切って送信ボタンを押す。 断られるかもしれない。無視され...
新しい朝を、私はまるで生まれ変わったかのような気持ちで迎えた。 男に求められ、男の隣で目覚める朝というのは、こんなにも満たされた感情に包まれるものだったのか。 六本木にある高層マンションの一室。 柔らかな朝の光の中、未だ寝息を立てる俊介の横顔を眺めながら、私は甘美に匂い立つシーツの波間で、再び余韻に浸ることにした。 昨夜『マデュロ』で落ち合うや否や、俊介は私をべた褒めした。 ...
RRR… 数回の呼び出し音が妙に大きく聞こえたのは、後ろめたさのせいだろうか。 私は今、花音に嘘をついて彼に電話をかけている。 しかしこれは、彼の用件を確かめるためだ。そうやって自分を誤魔化しながら喧騒の中を歩いていると、耳元で弾んだ声がした。 「あ、麗華ちゃん?良かった、連絡くれて」 電話の向こうで、俊介の笑顔が見える。さっき彼は仕事に戻ると話していたはずだが、その声は明るく...
「うそ、ずっとそこに居たの!?」 待ち合わせに指定された『マデュロ』に私が着いたのは、日付が変わろうとする頃だった。 あのメッセージを送ってから彼はずっとカウンターにへばりついて私を待っていたらしい。そんなこと、今まで一度もなかったくせに。 「千華、忙しそうだね。」 「あなたほどじゃないけど、忙しいわよ。」 ショーンの問いかけに目一杯の嫌味を込めて返事をする。 「ドライマ...
「新太郎さんって、すっっごくステキな人じゃないですか...?」 理恵子は、憎き元カレ・新太郎に対する後輩の麻美の高評価に、衝撃を隠せなかった。 麻美は普段はどちらかと言うとハッキリした物言いで男性とも対等に会話をするタイプの女で、クネクネと男に媚びるような所謂“ゆるふわ系”では決してない。 だが、今目の前にいる彼女は、なぜか妙に高い声を出し、唇をアヒル口のように尖らせて急に“可愛い女”を気...
「私...純也くんが既婚者だなんて知らなかったし、全く気づきませんでした...。理恵子さんもそうですよね?」 グランドハイアット東京の『マデュロ』に移動した途端、麻美は崩れ落ちるようにうなだれた。...
今や、ハイスペックといえば男性とは限らず、女性も活躍する時代だ。 世の女性の多くがハイスペ男との結婚を夢見る一方で、自ら高い年収を稼ぐ “1,000万の女”たち。 全給与所得者(女性)のうち、年収1,000万を超えるのはたった0.9%と言われている。(H28民間給与実態統計調査より) そんな一握りの女たちは、どのような人生を送っているのか? 本連載では、キャリアと美貌に恵まれた、まさに「...
「慶介まで、あんなダサい女と結婚するなんて…。それに、あの学歴とキャリアじゃ生まれてくる子供だって、慶應に入れないかもしれないのよ?それで良いのかしら。」 モヤモヤした思いを吐き出したくて、留美を『マデュロ』に連れ出した。 「女子大出身なんだから、MARCH出身の男の人で充分じゃない。こっちの畑を荒らさないで欲しいわ。お蔭で釣り合う男の人がどんどんいなくなっちゃう。」 何一つ自分よりもスペ...
東京のホテルバーで週末のL.O.が26:00までいくのはここだけで、夜遊びの街、六本木にあるホテルの気合いを感じるもの。 景気が悪くてもまあ普通、ちょっとでも景気がよくなると祭りのような盛り上がりをみせる絶好調バーである。とはいえ内装はシックで温かみがあるので、品よくギラつける。 客層はカップルも多いが、仕事帰り、飲み会帰りらしき同性グループも多数。L.O.が遅いため、3次会でここに流れつくケースも...
『グランド ハイアット 東京』内のバー。落ち着きがありつつ、何か起こりそうな予感も漂う店。「カウンターでスタッフと語らいつつ楽しめ、また生演奏もあるので退屈しません」...
「いまから飲まない?」 時刻は22時。定期的に開催される港区のパーティで知り合ったおじさんに呼び出された。場所は六本木『グランド ハイアット 東京』の『マデュロ』。他の人とも、今年だけでもう30回以上は行っている。このおじさんは、隙あらばちゃっかり口説いてこようとするが、害はない、いい人だ。 『マデュロ』への行き方に戸惑うビギナーは多い。ホテルエントランスから入る際には、まず6階を目指し、そこか...
“非日常的空間”という表現が相応しい『マデュロ』。 ラグジュアリーホテルならではの優雅で重厚感のあるバーは、食後のみならず、ディナー前に訪れて心をオンからオフモードに切り替えるのにもうってつけだ。...
「ラフロイグ、ロックで」 強烈なピートの香りを放つ個性豊かなスコッチウイスキーをゆっくりと味わう姿は、照明を落としたアンバーな空間によく似合っていた。 陽介の行きつけだというこのバーは、グランドハイアット 東京にある『MADURO』。スペイン語で「成熟」という意味の、大人にぴったりのバーである。 ラグジュアリーな場に負けず劣らずのギラギラしたオーラで、一目で独身だろうと予想がついた。それを...
あなたの遊び方、間違っていないだろうか? 大人になり、ある程度の経済力を手にすると、遊び方の流儀が問われるようになる。 酸いも甘いも経験し、東京で遊び尽くした港区民たちの、次なる遊び方。 彼らの最新事情を、飲食店経営者であり港区おじさんジュニアと呼ばれる剛(32歳)が探っていく。 これまでに、パーティールームで興じるトランプの楽しさや、タクシー代は渡さない新ルール、世界中どこでも通じるネ...
僕が提案したのは、『マデュロ』。...
今夜の二軒目選びは重要だ。いつもの街場のバーではなく、ラグジュアリーホテルのバーへと彼女の手を引こう。向かい合って座るのではなく、ここは必ず横並びで。 さりげなく彼女と指を絡ませ合い、上質な喧騒の中で互いの耳元で会話を交わせば、自ずと距離が縮まっていくはず。 ここ『マデュロ』は揺れるガスランプの明かりのなか海外アーティストの生演奏が流れる艶やかなバー。ここで軽やかなお酒を楽しめばもうゴールは目前だ。...
医者を好み、医者と付き合い、結婚することを目指す。 そんな女性たちを、通称「ドクターラバー」と言う。 日系証券会社の一般職として働く野々村かすみ(28)も、そのひとり。 彼女たちはどんな風に医者と出会い、恋に落ち、そして生涯の伴侶として選ばれてゆくのだろうか? 医者とドクターラバーたちの恋模様は、一筋縄ではいかないようだ。 慈恵医大出身のドクター2人とお食事会をしたかすみと、同期の...
東京の女には、ホテルの数だけ物語がある。 「ホテル」という優雅な別世界での、非日常的な体験。それは、時に甘く、時にほろ苦く、女の人生を彩っていく。 そんな上質な大人の空間に魅了され続けた、ひとりの女性がいた。 彼女の名は、皐月(さつき)。 これは、東京の名だたるホテルを舞台に、1人の女の人生をリアルに描いたストーリー。 埼玉出身のごく普通の女子大生だった皐月は、社会人になり東京生活...
誰かにそばに居てほしい。 女は、その瞬間に寄り添ってくれる男を選んでしまうものだ。 スマホで“逢いたい”の4文字を送信した後、1分と間を空けずに倉田からメッセージが届いたその時に、もう香奈の心は決まっていた。 ―『マデュロ』で待ってて 倉田は、香奈に嘘をついていた男だ。 彼は妻子があり、しかも妻は現在、第二子を妊娠している。離婚を匂わす発言を何度も繰り返していたにもかかわらず、...
29歳になった香奈は、パッと見ただけで上質とわかるスーツに身を包んだ40代の男と、グランドハイアット東京にあるバー『マデュロ』にいた。 「妻との離婚だけど…もう少しだけ、待っていて欲しい。」 男は申し訳なさそうに、しかし落ち着いた口調でそう言い、香奈の様子を静かに窺う。香奈は、目の前のカクテルに視線を置いたまま彼の言葉を聞き、数秒ののち、潤んだ瞳をゆっくりと、男に向けた。 香奈は今、隣に座...
また、シャングリ・ラ ホテル東京の、高層階宿泊客、及びホライゾンクラブ会員限定のバー『ホライゾン クラブ ラウンジ』で飲むことも暫しあった。 翔太の友人と飲む時は、西麻布が多い。行く先々で、シャンパンを開ける音を何度聞いただろうか...電車の駅もなく、一見薄暗い雰囲気の西麻布だが、一歩店に入れば艶やかに光り輝いている異様な世界。 外の暗さと店内の煌々と光るネオンのギャップに幾度も目が眩んだ。 ...
慶應義塾大学内には、他大学からは決して窺い知れない“格差”がある。それは、大学入学に至るまで、どのような経路を辿ってきたかという格差だ。 比率的には、大学受験を経て入学した「外部生」が圧倒的に多いが、貴族的な小学校といわれる「幼稚舎」から、中学は男子校の「普通部」と共学の「中等部」、「SFC」がある。 高校は男子校である「慶應義塾高」、埼玉にある「志木高」、女子校である「慶應義塾女子」、共学である「...
“非日常的空間”という表現が相応しい『マデュロ』。ラグジュアリーホテルならではの優雅で重厚感のあるバーは、食後のみならず、ディナー前に訪れて心をオンからオフモードに切り替えるのにもうってつけだ。 K「高確率でいい出会いがあって、会話を楽しめます。この前は話しかけられた人と奇遇な共通点があり、盛り上がってクリスタルのボトルを開けてもらっちゃいました。」...
「男は40代からが勝負」 精神的、また経済的にも豊かになる40代。血気盛んな40代はまだまだ多く、その余裕ある姿に憧れ、その男性が未婚か既婚かに関わらず、恋に落ちる女性もまた数多い。 しかし、憧れのまま恋に落ち結ばれるときもあれば、40代というその年齢の実態を知り、その魅力は幻想だと考える女性もいる。 「40代からの魅力」は真実なのか幻想なのか?前回は、年上の男が自分だけに見せる弱みにほだされ...
東京の女子大生は忙しい。プロ女子大生という言葉があるように、学生時代から経営者・芸能人との飲み会を夜な夜なこなしてきた。23歳で、既にテレビ局・代理店との飲み会に興味を失っている人も多い 。 しかし23歳で、勝ち組と負け組を分ける大きな別れ道が実はある。 “女子大生”という冠が外れた時、次にどんな強力なカードを手に入れられるのか。それが次のステージへ駒を進める際の大事なポイントとなる。 C...
昔はブランド物が大好きで、時計もギラギラした物を着けていましたが最近は全くそうゆうのに興味がなく、もっぱらカジュアル派。太めバングルが好きで、こちらはノーブランドだけどかなりの使用頻度。特にデートの時は分かりやすいブランド物の時計はしないようにしてる。 そしてジェルネイル特有の人工感が苦手になってしまい、最近はセルフネイルかノーネイル。今後気分によって復活させる可能性もありますが、暫く自爪で楽しもうと考え...
スペイン語で“成熟した”という意の店名に相応しい要素が集まる。ガス燈の炎は、女性の表情を美しく映し、海外アーティストによる生演奏は、耳元で話さなくては聞こえないほどにぎやかだ。シガーは、女性向けの風味のものも充実する。例えば、「コイーバマデュロ5セクレトス」をふたりで1本オーダーし、シガーデビューさせてあげてはいかがだろうか?...
「最年少?テキーラ?なになに、何のこと?」 不二子曰く、二十歳の誕生月に自身の母親に勧められて「テキーラ・ソムリエ講座」を受けに行ったのだそうだ。そんな発想もなければ、そんな粋な母親も持ち合わせていない私は、なんだか変な焦りのようなものを覚えた記憶がある。 「お母さんにテキーラ勧められるって、珍しいね...」 でも不二子は自信満々である。 「お酒の基礎知識の勉強にもなるし、お酒に飲ま...
グランド ハイアット 東京/バーテンダー・田中理沙さん 『マデュロ』でシェイカーを振る田中理沙さんが初めて同店を訪れたのは21歳のとき。バーテンダーになりたいと思い始めたころで、ホテルのバーを覗きにいった。「まるで外国のようだと衝撃を受けました。 ムーディな照明のなかでジャズの生演奏が流れ、日常とはガラリと違う場所。シガーを吸っている大人なお客さまも多くいて、いつかここで働きたいなと思ったんです」と...
前回までのあらすじ 結婚後、子どもを持たない生活を選んだ太一と愛子。結婚前と同様に時間とお金を自由に使い、お互いを尊重し干渉しない暮らしに満足している2人。 夫・太一の浮気に勘づいた愛子は、6年振りに偶然再会した昔の恋人・寛に会うことを決意した。レストランで寛と過ごしている内に、愛子はこのまま寛と一夜を共にしたい欲望にかられた…。 東京DINKS第6話:元カレを前に、薬指を隠す女の心は後悔か欲...
男性に連れてこられて嬉しいバーというイメージの強い『マデュロ』だが、実は女子会に最適なプランも。ドリンクは、シグネチャーカクテルのモヒートをはじめ、50種類以上あるドリンクセレクションから90分制でお好きなだけ。 そして、フードは、6つのタパスから始まり、サラダ、メイン、デザートまで、どの皿も驚きの秀逸さ。完全予約制で1日4組限定、1組4名までというのにも納得のバリュープランだ。...
東京のホテルバーで週末の営業がAM2:00までいくのはここだけで、夜遊びの街、六本木にあるホテルの気合いを感じるもの。景気が悪くてもまあ普通、ちょっとでも景気がよくなると祭りのような盛り上がりをみせる絶好調バーである。 とはいえ内装はシックで温かみがあるので、品よくギラつける。客層はカップルも多いが、仕事帰り、飲み会帰りらしき同性グループも多数。 ラストオーダーが遅いため、3次会でここに流れつくケー...
ホテルのバーに求めるものは何だろうか。眼下の眺望が与えてくれる浮遊感か、あるいはクローズドな空間がもたらす親密な雰囲気か。気分で、そして共に過ごす相手で、その答えはさまざまだろう。 もし後者を選びたい夜は、ここ『MADURO』を訪れたらいい。長いアプローチの先にある大きな扉の奥には、外の世界とは別の時間がゆったりと流れている。 カウンターを彩るのは温かな光を放つガスランプの炎。ガラスのパーテイション...
「百貨店のブランドや店舗を持つ強みを活かしたEC事業は、既存の延長線上の考えでは生まれません。私は、新しい発想の導入を関塚さんや太田さんとチャレンジしたいと思っています」 システム導入のプロジェクトはトップダウンで進めていくのが効率的で、何かあった際にクライアントの社長に直接進言できる関係性を築くことが何より重要だ。『旬房』での接待では、社長同士、関塚社長と私という関係性は十分築けたのではないかと思う。 ...
ホテルのバーといえば、スモールスペースを想像しがちだが、グランド ハイアット 東京の『MADURO』に足を踏み入れれば、その概念は覆されるだろう。迎える天井高約4 mの開放的な空間は、N Yで活躍するアメリカンチャイニーズのトニーチー氏がデザイン。時には艶かしさを、時にはノスタルジーを感じさせ、揺らめくガスランプとキャンドルの炎が、非日常の世界へと陶酔させる。席数実に108席。2シーター、ブース席と表情も豊かで...
—直哉さんに紹介いただいた若月社長の講演会、すごく参考になりました。起業って一筋縄でいくものじゃないけど、女性が可能性を広げて自己実現できる社会を目指すためにも、もう一息頑張ります!ー さらに画面をスクロールしていると、私が一番嫌いな女のメールに辿り着く。 この聡美という女は、おそらく私と同年代の30歳少し手前の女だが、どうやら人材系の会社を立ち上げたばかりの女社長のようだ。 最近のメールを見る限り、直哉は自...
「いやぁ、弱ったな。そんな怖い顔しないでください。“デート”って言っても、時々食事に行くくらいですよ」 譲治は眉をハの字に下げ、少し困ったように声を上擦らせる。 「別に変なことはしません。もちろん相手の女性だって、僕のことをただの“おじさん”としか見てみませんから」...
<今週の麻布十番住人> 名前:桃子 年齢:35歳 出身:仙台 職業:専業主婦(結婚8年目) 趣味:愛犬とお昼寝 好きな店:エクアトゥール 昼間の麻布十番を歩いていると、30〜40代と思しき綺麗な女たちがやたらと目につく。 デニムにシンプルなカットソーというラフな格好をしているが、細部に目を向けてみれば、一目でブランド物とは分からないが上質そうな鞄を持ち、指にはダイヤがきらりと...
一流の仕事につき、高い年収を稼ぐ東京の男たち。 世の中の大半の女性が結婚を夢見る、いわゆる“アッパー層”と呼ばれる人種である。 しかしその中でも、ハイスペであるが故に決定的に“残念な欠点”を持つ男、というのが存在するのだ。 元彼を35歳の美女・恭子にとられて傷心中の瑠璃子は、彼を忘れるためにハイスペ男との出会いを積極的に繰り返すが、なぜか残念男たちを次々引き寄せてしまう。 瑠璃子が出会う...
移転オープンを経て、支持率を高めているフレンチレストラン。シェフとマダムのふたりで営むため、予約はメールのみ。 シェフの料理は食材の組み合わせも緻密かつ繊細で、的確な火入れ、多様なソースで食べ手を惹きつける。...
◆ アキと二人きりで会うようになって、3ヶ月が過ぎようとしていた。すっかり一緒にいる時間が長くなり、気がつけば半同棲状態だ。 圭介には全く会っていない。アキも会っていないようだった。『エクアトゥール』のディナー中に、酔っ払ったアキが仔羊の肉を食べながら、“もう普通には戻れない”と何度も繰り返し言っていたのが可愛くて、よく覚えている。...
男なら誰にでも、忘れられない女がいる。 美しく、強く、狡猾な女、「エリカ」。 潤にとって忘れられない女は、彼女以外の誰でもない。 フリーライターとして地味な仕事をする潤と、その美貌ゆえに、煌びやかな生活を送るエリカ。彼女に強い想いを寄せる潤だが、当然ながら、まるで相手にされない。 彼女が狙うのは、自分の価値をさらに高められるような、ハイステータスの金持ちばかりだった。 にもかかわら...
埼玉県出身のユリ、27歳。大手損害保険会社でエリア総合職として勤務。強い自立心を持った彼女が、彼氏と同棲していた港区を抜け出し、代々木上原という地で、迷い、葛藤しながら自分らしさを取り戻す。 代々木上原での生活を始め徐々に自分らしさを取り戻すユリだったが、将来への不安は尽きない。転職サイトに登録したり、会社の先輩・綾子に相談して強烈なダメ出しをされたり、何とか打開策を見つけようとする。 そんなとき、...
【予約はメール限定】 店はマンションの1室。エレベータを上がれば、ごく普通のドアが。到着するとマダムかつオーナーである川島弘子さんが、丁寧に入室を促してくれる。 シェフ・小野慶之氏は青山『ラ・マージュ』でシェフを任された後、渡仏。パリ・リヨン駅そばの『オ・ルベル』で2年間、シェフを務め、彼の地で高い評価を得た。驚くほど繊細かつ丁寧に必要な作業と味を重ねた料理が、その手から生み出される。 「他店の取...
麻奈:『レフェルヴェソンス』いいよね。オープンすぐに行ってから何度か行ってる。お料理はエンターテイメント性もあるけど、ごまかしがない感じ。スペシャリテの『定点』はやっぱりいつ食べても凄いなって感動する。空間はスタイリッシュでスタッフも程良い距離感のサービスが現代的なんだけど、サーヴはどこかクラシカルなんだよね。告白されたり、プロポーズされたら、落ちない子いないでしょ。 絵理の心の声:(さすが麻奈・・・...
移転オープンを経て、支持率をさらに高めているフレンチレストラン。同店の予約はメールのみで受け付ける。 それはなぜか。シェフとマダムのふたりで営むため「今できるベストを提供したい」が故の最善の策。電話より確実にコンタクトでき、店側からのリコンファームもしやすく、苦手な食材や履歴も検索しやすい分、きめ細かなサービスが担保される。 シェフが集中して向かう料理は食材の組み合わせも緻密かつ繊細で、的確なキュイ...
ー佳菜子さんほどの女性をもてなす男性は大変そうですね。男性とのデートのときに注目しているポイントはありますか?ー 佳菜子:まずはお店のチョイスですね。お料理が美味しいことは外せませんが、他にはアクセスのしやすさ、雰囲気の良さも重要です。 あとは、会話力!色んな話題をふってもちゃんと返してくれて、新しい発見をもたらしてくれるかどうかは非常に重要です。打てば響く会話ができる人かどうかですね。職業柄、どう...
店名の B.B.は“BLACK BOX”を略したもので、その名の通り店内は漆黒で統一されている。必要のないものがすべて取り除かれたシンプルモダンなその空間は、六本木交差点から程近くにあるにも関わらず、喧噪を感じさせない落ち着いた雰囲気。 ウイスキーは稀少なものを多く揃え、他にも店主が見極め厳選したボトルが、バランス良く取り揃えられている。...
ニューヨークでも予約が取れない人気のイタリアン『イル・ムリーノ ニューヨーク』。クラシカルな雰囲気のなかでいただく料理は、ガーリックやオリーブオイルをふんだんに使った「ガッツィー&ガーリッキー」が特徴。 こちらのクリスマスディナー(¥22,680)は、全6品。トリュフ入りの濃厚なクリームソースで味わうラビオリは東京店の名物で、「舌平目のムニエル モンサンミッシェル産ムール貝とカラスミパウダー レモンバターソース」は、NY本店...
ー素敵な今井ご夫妻ですが、ここぞの記念日で使ったレストランを教えてくださいー 旦那さま:前回お伝えしたように日頃『あろいなたべた』とか、庶民的なお店が好きなので、東京カレンダーに紹介できるようなお店に足繁く通ってないので難しいですが・・・(汗) 記念日など特別な時にお邪魔したくなるのは、ふたりとも、イタリアンが好きなので、六本木の『il mulino』は良かったですね。20年以上にわたり「ザガット・サーべイ ニュー...
料理を通して今のフランスを感じてもらえるようにと、毎年2週間ほど渡仏して腕を磨き続けている菊地シェフ。 そこで学んだ味付けや盛り付けを、日本人としての感性を大切にしながらアレンジし供される日本の食材を駆使した一皿は、軽やかで且つ繊細。 名店『ル・ブルギニオン』を訪れ、夏の訪れを感じる料理を味わうひと時を過ごしてみてはいかがだろう?...
「摩季さん、ですか?」 約束の場所『ル・ブルギニオン』へ到着すると、背の高い清潔感のある男がさっと席を立った。 岡田哲也。花苗の婚約相手の同僚で、外資系製薬会社のMRをしているという彼は写真で見るよりずっといい男だった。 初回から少々改まったフレンチを指定され少しばかり気後れしていたのだが、少なくとも、楽しく食事ができそうな人ではある。私はホッとして笑顔を作った。 「今日はありがとう。時間作ってくれ...
六本木駅から徒歩約8分の庭のあるフレンチレストラン『ル・ブルギニオン』は、ミレニアムの年に産声を上げた。一度訪れた誰をも魅了するリピーターが後を絶たない人気店だ。 オーナーシェフ菊地美升氏は、20歳からフレンチの道に入り、25歳でフランスへ。ブルゴーニュ、モンペリエ、イタリアのフィレンツェなどで修業を重ね帰国。青山の『アンフォール』を経て現在に至る。...
ちょうど、アイスコーヒーが氷だけになった時、さとみが麻布十番の方から歩いてきた。久しぶりに顔を合わせた二人に、気まずい空気はなかった。さとみが、初めて見る潤の黒縁メガネ姿に「どうしたの?」と聞くと、「コンタクト買うの忘れてて」と潤は笑う。その笑顔に不本意ながら、さとみの心は落ち着いた。 けやき坂を歩いて『ル・ブルギニオン』に入る。席に着くとさとみは、前回の彼の態度について探りを入れるが、「実は体調が悪...
今年はUSA産の骨付き牛を塊で使用。骨付きなので煮込みに時間がかかるが、その分、牛骨の旨みが出る。そしてワイルドなビジュアルも魅力のひとつ。トッピングには牛肉の大定番ともいうべきオニオンとマッシュルーム、ベーコンを乗せて。パスタ付きで¥3,990...