東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
表参道に佇む静謐な隠れ家。希少な器で供される本格派の和食に感動する
根津美術館近くのビルの地下。 人目を忍ぶかのような店構えと趣向を凝らした料理で評判を得た『御料理 宮坂』がオープン7年目にして移転。店名も『宮坂』と変え、新たな一歩を踏み出した。 黒で統一したシックな雰囲気の前店に対し、瀟洒なマンションの1階に場所を移した新店は木の風合いを生かした明るく開放的な趣。...
表参道駅から徒歩5分。高級低層マンションに囲まれた一角に『宮坂』は居をかまえる。 南青山らしいスタイリッシュなエリアのど真ん中だが、店内に入れば一転、そこは背筋が伸びるようなしっとりした空間だ。 廊下に設えられた床の間には季節ごとの御軸がかけられ、カウンターの前は蹲のある中庭。 窓の京すだれも漆喰の壁も美しく、本物の和の内装は夜になれば艶やかさを放つと、ふたりに実感させる。 右上から時計回りに、ウニ、白バイ...
供されるお皿は一皿、一皿、料理が目の前に思わず息をのむ。盛りつけの美しさと、その圧倒的な存在感と共に、精妙さを感じさせるのは、京料理を見事に伝承している技術が影響している。 料理は、コースのみのおまかせで、2万2000円〜3万5000円(季節により変動)という内容。素材の旬を大事にし、産地を厳選している姿勢は目を見張る。 お酒はワインと日本酒が主軸。シェフの料理にもっとも寄り添う、こちらも厳選された...
2022年は新たな一歩を踏み出した年。 苦しい時を乗り越え、時代に合わせて進化する強さと柔軟さ、たくましさを持つものこそが輝きを放つ世の中になってきた。 ...
博多から来たゴージャス系居酒屋。輝く美しさの贅沢海鮮丼が〆に最高!
博多から満を持して東京に上陸して、早9年。『田中田 西麻布店』は居酒屋なら当たり前のメニューばかりをそろえるが、そのすべてが時価という最高の食材を用いている。 例えば、生でも食べられる特大の天然車エビを、カラリと揚げてエビフライにしたり、数多の一流店が贔屓にする仲卸『やま幸』から仕入れた極上の天然本まぐろを、赤身、中トロ、大トロと盛り合わせにしたり……。 大人が密かに夢見る、わんぱくな理想を見事に具現化してきた。だ...
港区で愛される人気店が新たな拠点に選んだのは、どの駅からも離れた青山墓地近くの外苑西通り沿い。 あの高級居酒屋『田中田 西麻布店』が、この度移転してさらにパワーアップしたのだ! コンセプトはそのままに「食べて飲んで歌ってがここ1カ所で完結できるように」と、地上1・2階の店舗内にバーとカラオケルームを新設。 趣の異なる個室は全11室あり「デートや接待もお任せあれ!」とのこと。...
名は体を表すという。このメニューはまさに、「ぜいたく丼」だ。 全国から届いた極上の海の幸が寿司屋ばりにそろっている『田中田』で、圧倒的な人気を誇る〆のご飯もの。 女性の華奢な両手にすっぽり収まる大きさの丼に、サイコロカットほどの大トロ、きらめくイクラ、そして黄金色のうにを、ご飯が見えなくなるまでびっしりと盛り付ける。小さいながら存在感は抜群。 これこそ“海の宝石箱”!この魅力に抗える者は、...
キャッチフレーズは“博多式特上居酒屋”。自他共に認める高級居酒屋で、料理メニューに金額の記載がないことでも知られる『博多 田中田 西麻布』。その味をテイクアウトできる日がくるとは! おすすめは、“田中田”のエッセンスをギュッと詰め込んだ「田中田特上セット」。内容は、酒肴から〆のご飯・お味噌汁・香の物までの、いわば居酒屋フルコース! 博多では定番の「ごまさば」や美しく捌かれた「毛ガニ」、絶妙な焼き...
名は体を表す。まさに、「ぜいたく丼」だ。 全国から届いた極上の海の幸が寿司屋ばりにそろっている『田中田』で、圧倒的な人気を誇る〆のご飯もの。 女性の華奢な両手にすっぽり収まる大きさの丼に、厚切りどころかサイコロカットとでも言いたい大トロ、きらめくイクラ、そして黄金色のうにをご飯が見えなくなるまでびっしりと盛り付け、小さいながら存在感は抜群。 これこそ“海の宝石箱”!この魅力に抗える者は、そうは...
名は体を表す。まさに、「ぜいたく丼」だ。 全国から届いた極上の海の幸が寿司屋ばりにそろっている『田中田』で、圧倒的な人気を誇る〆のご飯もの。 丼サイズ/小サイズ/極小サイズの3タイプがあり、写真は極小サイズ。 女性の華奢な両手にすっぽり収まる大きさの丼に、厚切りどころかサイコロカットとでも言いたい大トロ、きらめくイクラ、そして黄金色のうにをご飯が見えなくなるまでびっしりと盛り付け、小さいながら...
誰が呼んだか、キャッチフレーズは“最高級居酒屋”。博多の人気店『田中田』が、2014年満を持して東京へ進出。毎夜、旨いものを求める客で賑わっている。 その理由は、「一番良いものだけを仕入れる」という妥協のない食材選びと、バリエーション豊富なメニュー、そして通も目を剥くシャンパンのコレクションも、関係しているのでは。オンリストだけでも50種超。ちなみに、最高額はサロン1997のマグナム14万7000円也。 ...
「港区」。東京でもっとも艶やかであり、食のトレンド発信地と言っても過言ではない。まさに1年を締めくくる年末の華やかなデートにふさわしいエリアといえるだろう。 ...
串打ちしない“一口で食べる”焼き鳥が美味しい!カウンターデートにぴったりの店
フレンチや中華の最高峰を食べ慣れた大人が「焼き鳥でこんなに満足するとは!」と、『焼鶏 ひらこ』をリピートする。 店主の高岩 誠さんが地元宮崎で育てる飛来幸鶏が、複雑みも奥深さも一流店が使う素材に負けていないからだ。 串に刺さないことも味にゆえんするが、それには根拠がある。 「飛来幸鶏は弾むような食感があり噛むごとに旨みが伝わるから、四方八方から火を入れて大半は焼き切ります。 食感のコントラストを楽しむ柔...
高級焼き鳥店がひしめく港区のなかでも、贅沢さを追求した一軒が『焼鶏 ひらこ』だ。 最上級のペアリング付きコースは3万円。焼き鳥にしては高額に思えるが、体験すればその値付けに納得する。 養鶏場も営む店主の高岩 誠さんが提供するのは、地元宮崎で育てる飛来幸鶏(ひらこどり)。 高岩さん自身、子どもの頃に、自然豊かな祖父の家で育てられた鶏を食べていたそう。 その鶏の圧倒的な美味しさを目指し、11年かけて飛来幸鶏...
西麻布の六本木EXシアターを曲がった先の住宅街に、ふと黒い木目調の木戸口が現れる。 宵闇の中、『焼鶏 ひらこ』の表札のみが目印とあって、まさに隠れ家的。...
西麻布の星条旗通りの裏路地、六本木から向かう場合は、「EXシアター」の横を入ったところに『ひらこ』はある。 店主・高岩氏は、宮崎県小林市で自ら純血の名古屋コーチンを養鶏して10年。 鶏は通常50日前後で出荷されるが、飼料や環境にもこだわり、1年近くかけて肥育する「飛来幸鶏」を完成させた。...
あなたが焼き鳥好きなら、絶対に足を運んでほしい新店が誕生した。 それまでの焼き鳥の概念を覆す店と言える『焼鶏 ひらこ』だ。 その魅力を余すところなくお伝えしよう!...
創造性に溢れた料理に驚愕!居心地の良い空間で頂くノルディックフレンチ
住宅街に突如として現れる『クローニー』はそのロケーションにまず驚くが、コースのオープニングを飾るアミューズブーシュが何よりのサプライズ。 「“茶飲み友達”を意味する店名だから、まずお茶でもてなします」 オーナーシェフ・春田理宏さんの言葉どおりに、一服のお茶が供された後、複数のフィンガーフードが次々と登場するのだ。 今や定番の「ポムスフレ」を筆頭に、自然界に存在する黄金比のフォルムを写し取ったような造形美が見事...
2016年から同店を率いるシェフの春田さんは、広い見識に裏付けられた独自の世界観をさらに押し広げるべく、今年に入って移転を決行。 東麻布の洒脱な一軒家に新生し、自慢の感性にますます磨きをかけている。 この日は純白の料理が登場。秋に旬を迎える紅葉鯛をオイル漬けにしたひと皿で、藁の香りを移したオイルで落葉の季節の芳しい香りを表現した。...
西麻布から東麻布に移転したばかりのモダンフレンチの名店『crony(クローニー)』。 メインダイニング同様、個室にも北欧のインテリアと心地よいライティングを設え、心がほっと休まる寛ぎの空間を演出。 店内奥に配された完全個室には、超希少なMichael B Whiteの絵画が飾られ、アート鑑賞も満喫できる。...
同じ「麻布」でも西から東へ。今年2月に東麻布の路地裏、少し奥まった一角に立つビルへと移転した、レストラン『クローニー』。 創業の地である西麻布は周知の通り、さまざまなジャンルの飲食店がひしめくエリアだったので、まったく正反対の静かで開放的な環境に移ったことになる。...
西麻布の交差点そばにあるチ『Crony』は、フレンチをベースに北欧の要素を融合させた、オリジナリティある料理が楽しめる。 本物の石に隠れた一粒は、ハンドドリップコーヒーと共に提供されるアーモンドクッキー。 ¥13,000~のコースの最後に登場する一品で、間違えて本物をかじる人がいるほどの完成度。...
西麻布の交差点から表参道方面に歩いて数分。『クローニー』は、奥まったビルに潜んでいる。 厨房に立つ春田理宏シェフは、世界の三ツ星店で腕を磨いた若き精鋭。 「様々な国で働き生活して得た経験と、日本人である自分の感性という2つのフィルターを通して、日本の季節感あふれる食材によりフォーカスを当てた料理をお客様の元へお届けします。 緊張感を持ちながら食事して頂くのではなく、友人宅のホームパーティーに招...
店名は「永続的な茶飲み友達」の意。「居心地よく、素直な自分になれる仲間。そんな存在のお店で在りたいと命名しました」と語るのは小澤一貴氏。 これまで務めた『アピシウス』や『カンテサンス』などで共に働いた仲間が再会して開業に至ったのだが、彼らもそんな茶飲み友達だ。...
艶やかに黒毛和牛を堪能するなら外せない西麻布の焼肉店
タンとハラミだけのコースとは大胆だが、実は高級焼肉激戦区の港区で、もともとニーズがあった。 そこで『焼肉 うし松』が「タンをもっと食べたい」「ハラミが最高だった」という声に応えて作ったのが、今回のコースだ。 通常、臓物は多頭から出たものを集めて出荷するため、ブランド牛を厳選するのは難しい。 だが独自の仕入れルートを持つ同店では、タンは松阪市の精肉店からの松阪牛、ハラミも黒毛和牛の雌牛を確保。 1日3組限...
黒毛和牛は岩手水沢牛、田村牛、飯村牛、特産松阪牛、神戸ビーフなど、極上の但馬系銘柄牛を生産者との信頼関係を築きながら仕入れている。 内装は黒を基調としており、落ち着きのあるスタイリッシュな雰囲気が心地よい。...
霜降りの肉は冷やして脂を締め、舌の上での溶け方まで計算している。 色の濃さと味にこだわった「東京たまご」の卵黄を添えて。4,400円。...
麺は盛岡の製麺所から直送されたものを使い、スープは牛骨とかつおだしで取る。 あっさりとした味わいながら、濃厚な旨みを感じられる。1,400円。...
■テイクアウト情報 受付:11:00~19:00 受取:11:30~20:00 ※電話予約、当日可 ■店舗情報 住所:港区西麻布3-13-14 LA・RES西麻布 B1F TEL:03-6459-2359 定休日:無休...
最高峰の和牛をプロの焼きで堪能! 西麻布にある1日4組のみの究極の焼肉店
ここ数年で港区の焼肉界はめまぐるしく変わってきた。 ドラマチックなプレゼンテーションで一世を風靡した『西麻布 焼肉X ~TEN~』もオープンから3年、もはや風格を感じさせる存在だ。 そんな実力店が繰り出す渾身の冬のスペシャルコースなら、贅沢な年末デートに驚きの要素を足すことができる。 例年、冬の豪華食材で客を楽しませていたが、今年は白トリュフにフォーカスするコースへとさらに進化した。...
名だたる高級焼肉店のなかでも最上級の体験が叶うのが『西麻布 焼肉X ~TEN~』である。 コースの序盤、牛コンソメスープと野菜の前菜が出たところで、早速真打の重厚な「肉箱」が登場! 鋲が打ち込まれた蓋をゆっくりと開ける瞬間が、“映え”のクライマックス。 マルシン、サンカクバラ、黒タンなど、最高峰「但馬玄」の塊肉が堂々と姿を現すのだ。...
ラグジュアリーな内装の個室を全4室用意している。2つのグリルを使い、目の前で肉を熟知した焼き手が焼き上げてくれる。 他人の目を気にしない個室のリラックス感と、カウンターキッチンのようなライブ感を同時に味わえる。...
一般的な黒毛和牛よりも脂の融点が低い幻の但馬玄(たじまぐろ)に、「はだての生うに」とキャビアをたっぷりと。 35,200円~のコースより(9月よりコース改定あり)。...
華やかな焼肉コースは冷麺も別格。平壌冷麺と酸味を効かせたシャーベット状の出汁に山盛りのキャビアが豪華! 宮崎のへべすも爽やか。35,200円のコースより(9月よりコース改定あり)。...
重厚な扉を開くのは、予約出来たものだけに教えられるパスワード。入口からしてタダモノではないオーラが漂う。 各個室には特注の焼き台が備えられ、熟練の焼き手によって最高の焼き具合に。 「VIP感溢れる空気に、もう恍惚状態!」というから、この特別感こそ、女子たちが求めているに違いない。 ¥32,000~のコースでは、関東の焼肉店のなかでも、この店だけが扱うというブランド牛「但馬玄」を堪能できる。...
味付けはこだわりのタレで。お肉の味がしっかりしているからこそ、タレに負けず、むしろその旨さが引き立つのだ。 こちらはぜひ、白いご飯とともに味わって欲しい。 いまなら店内利用でも、テイクアウトでもあなた好みでシーンを選べる。...
住所や電話番号は非公開。全室個室で、1日に来店できるのは4組のみ。ここ『X』は、3月25日にオープンしたばかりの会員制焼肉店だ。 テーマは「究極の焼肉」。取り扱う和牛の数が限定されるため会員制を採用しており、会員登録した客と、その客からの紹介者だけが利用できる。 ひとり34,560円〜(サ別)という価格帯からして、その価値がわかる大人しか寄せ付けない。...
名物「蒸し鮨」の食感が堪らない…!既視感のない品々で、デートの切り札となる一軒
南青山と西麻布を結ぶ、北坂沿いのビル2階に居を構える『鮨m』。 よくある木の看板はなく、店名はギャラリーのごとく壁に記されるだけ。鮨店らしからぬ趣は、店内にも感じられる。 広い空間に檜のL字カウンターが鎮座し、板場の後ろにはソムリエ用カウンター。 まるでファインダイニングのようだが、オーナーの木村好伸さんは、南青山『NARISAWA』のヘッドソムリエを10年務めた人だから、月並みにならないのは当然である。...
カウンター越しに、間近で職人の技を堪能するのが江戸前鮨の醍醐味だが、こちらの「蒸し鮨」は、さらなる臨場感を追求して生まれた一品だ。 表参道と西麻布の中間に位置する『鮨m』の名物である。 300℃のオーブンで焼かれた有田焼の器の登場がショーのはじまり。 昆布を敷き、粗塩を振ったノドグロの握りをそっと置く。器の溝に注がれた熱湯が一気に沸き立ち、カタカタと小気味よい音を立てて揺れるのを待つこと30秒。...
矢部さんが西麻布の『鮨m』で特に驚いたのは名物の蒸し鮨。 300度に熱した台にキンキの握りが間接的に起かれ、台に湯をかけることで30秒ほど蒸される。コース20,000円。 海苔の香りと相性抜群の石川産のどぐろ。パリっとした海苔と繊細な身質のコントラストも絶妙だ。 なお、厨房には『ティエリー・マルクス・サロン』の元料理長がいるので一品料理もハイレベル。...
こちらは、トリュフのソースを合わせた「青森産わかさぎの素揚げ」。 熟成したトリュフは醤油や海苔のような香りが出てくるので魚介と相性がいいとか。 素揚げしたセリを添え、下には菊芋のピューレが敷かれている。仕上げに軽くスモークをかけ一体感を演出。 序盤から上等なフレンチ並みの料理に驚きが隠せないが、実は裏でシェフを勤めるのは銀座にあった『ティエリー・マルクス・サロン』の料理長を務めた人物。 ...
煌めく六本木の夜景を最上階から臨む優越感!至極のコース料理と演出にワインが進む
煌めく夜景と贅沢なディナー。大切な人と過ごす特別な夜に、これほど気分を高揚される条件はない。 その華やかなシーンを、ふたりで独占できるとなればなおのこと。 西麻布のレジデンスの最上階に潜む『笄町SALONE』は、住所が非公開。 予約が確定すると住所が伝えられ、オートロックを解除して辿り着く、秘密の隠れ家に招かれたようなアプローチに心が踊る。 ラグジュアリーな個室を艶やかに彩るのが、六本木ヒルズと東京タワ...
ワクワクする夜景に欠かせない港区のアイコン、東京タワーと六本木ヒルズ。圧倒的な存在感と華やかさに魅了されるのは、港区の人々とて同じ。 でも彼らが他と異なるのは、その姿を独占的に眺められる、優越感に浸れる場所を知っていることだ。...
誰しも、大切な夜のために強い切り札となるレストランを持っておきたいもの。 東京が浮足立つフェスティブシーズン直前の今、それを知っておくことは急務だ。 最...
西麻布の路地にひっそりと佇む焼き鳥店。福島の伊達鶏を使った食べ応えのある串が絶品
珠城りょうさんが焼き鳥店の扉を開けた瞬間、照明が変わったかと見紛うほど空間に華やかさが増した。さすが、どこでも舞台にしてしまう。 172cmのすらりとした長身をシックなワンピースで包み、肩にはジャケット。全身からにじみ出る、やんごとなき品格に圧倒された。 それでいて、いざ撮影が始まり焼き鳥を頬張れば、あまりの美味しさに両手で顔を覆ってしまうチャーミングさ。 カメラマンに指摘され、「我を忘れました(笑)」と、は...
「賑わう」、それはその店が絶大なる人気を誇っている証拠に他ならない。 コロナも落ち着きをみせ、東京の夜がにわかに活気づく今、また「賑わう店」へ向かいたい。 ...
多ジャンルの豊富なメニューが魅力。深夜の西麻布で妥協なしの美味しい一品を
軒先のテーブルは、もともとウェイティングスペースとして使っていた席。近隣の店の予約をとっている常連が早く西麻布に着いた時に、ここで1杯飲むこともあるという。 入口の扉は閉められるが、スタッフがときどき様子を見に来てくれる。 店内はコース前提でアラカルトは22時以降だが、テラスでは最初からアラカルトの注文が可能。しかも、アぺ使いや2軒目利用もOKなのだ。 厳選されたフランスワインをそろえる同店で注視すべきは、グ...
『K+』は港区の人々が絶大な信頼を置くフレンチ『エクアトゥール』の姉妹店であり、港区の夜の食欲を満たすイタリアンだ。 通常時の早い時間はコースだが、21時を過ぎるとアラカルトも可となり、その際カウンターに座れば、この食材のプレゼンを体験できる。 オーダーの仕方はゲスト次第で、おまかせコース仕立てからスイーツとワインだけ、食材から「こんなもの作って」という、わがままもあり(忙しい時はご遠慮を)。 その自由度の高...
ここで、まず圧倒されるのは、その種類と内容。イタリアンの枠を飛び越えた自由闊達なメニューが、実に魅力的なのだ。 例えば、オマール海老のフリット。カダイフを巻いて揚げ、添えたソースはアメリケーヌとまるでフレンチのような凝りようだが、構成はエビフライそのもの。さらにカレーやハンバーグ等の王道の洋食メニューまでバラエティ豊かだ。 イタリアンの定番のパスタにしても燻製風味のカルボナーラや肉感たっぷりのミ...
この2年間、我々は「夜景」とは縁遠い生活を送ったと言っても過言ではない。 ようやく、元の生活を取り戻しつつある今年の夏こそ、開放的な気分をさらに後押ししてくれ...
有名人も通う西麻布の隠れ家。不思議な暗号のメニューで会話も弾む、日本料理店
10年間ミシュラン一ツ星に輝き続け、和食の本筋を外すことなく、独自の世界を追求する岡元 信シェフ。 『ラ・ボンバンス』のクイズのようなメニューは、「お客様と一緒に楽しみたい」という気持ちから。 何気なく書いた料理名クイズが意外とウケたことから始まったが、どんどん難易度がアップ。今や解答率がほぼ0%のものもあるが、答えが分かったときの喜びは大きい。 料理名の答えとともにSNSに投稿すれば盛り上がるだろう。...
『ラボンバンス』といえば、毎月変わる「謎かけのメニュー」が愉しい。 例えば、これ。 ①「How much brownづけ」 ②「3 5:30」 この斬新メニューこそがホスピタリティの新スタイル。 あなたは、これが何のメニューがわかっただろうか??? そもそも、店名からして意表をついている。 知らなければ、間違いなくフランス料理の思うだろうが、歴とした日本料理のお店だ。 シェフが毎月繰り出しているのが...
味噌の味ってDNAに刻まれてますね――。 今回、スペシャル企画として読者限定のGMT鍋制作を依頼したところ、快く引き受けてくれたのは『ラ・ボンバンス』岡元信氏。ご自身が育った新潟県長岡市の「鴨鍋」を特別メニュー用に再現して頂いた折、冒頭の台詞がシェフの口から漏れてきた。 「ひと口食べて、僕自身も懐かしさがこみ上げてきました。味噌は偉大ですね。新潟県の山間の街で育ったので、食卓には普通に鴨鍋が並んでいました。...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
食通たちを唸らせる日赤通りの隠れ家和食店
その美味しさと希少性で幻の高級魚といわれるクエ。 「噛み締めると力強い脂の旨みが広がり、味の余韻に品がある。そこがクエの魅力ですね」とは、重島友和さん。 広尾は日赤通りにオープンして10年、知る人ぞ知る和食の名店『栩翁S』のご主人だ。 この店で、毎冬、常連客が心待ちにしているのが、ご覧の「クエ鍋」。...
キリッとした空気感の中で研ぎ澄まされた料理を供する印象が強いこちらの店で、常連客がコースの〆にこっそり!?楽しんでいるのが、意外や、ほっと一息つけるような親しみのあるどんぶりだ。 穴子丼は、江戸前の様相で登場するかと思いきや、意表をつくのが納豆と卵黄がのっている点。店主・重島友和氏いわく、「毎日ご馳走ばかりを召し上がっているお客様が多いのでほっとしていただきたくて」。...
幻の高級魚“クエ”。1年を通して獲れるが、脂の乗ってくる冬がやはり旬。見かけはグロテスクながら、美しい光沢のある身は純白で、“フグよりも一枚上手”とも言われるほど、その味わいは上品だ。 「脂がしっかりと乗った力強い味にもかかわらず、くどさはまったくなく、上手に寝かせると、独特の旨みが生まれる。どこか筋肉質の食感があるところも魅力ですね」とは、クエと陶芸を愛する店主の重島友和氏、36歳だ。...
2011年10月、人知れずオープンした『栩翁S(くおうえす)』。一風変わった店名は、人間国宝の陶芸家、故石黒宗磨の雅号にちなんだもの。 器に造詣の深いご主人重嶋友和氏が最も敬愛する陶芸家で、氏によれば「見た目は地味でも、うちからにじみ出る独特の風合いがある」ところが好きな理由なのだとか。氏の料理も然り。派手な盛りつけは好まず、まずは“素材ありき”。...
ここのところ、とにかく寒い。一年のうち最低気温を記録するのも、この時期が多いという。 そんな時、心の底から食べたいと思うのは「鍋」と「おでん」。 シンプ...
西麻布、裏路地、隠れ家、おでん。大人のワクワク感しかない
一歩、個室に足を踏み入れれば、フレンチレストランのようなシックな雰囲気。 ここは、大衆的なイメージのあるおでんにワインを合わせるという、意外な組み合わせで大人たちの好奇心をくすぐってくる、広尾の『びのむ』だ。 ワインの旨みと出汁の旨みの調和を追求し、鴨だしをベースとしたおでんをコース仕立てで味わえる。...
フォアグラ大根や鴨モモ肉入りのロールキャベツなど、ユニークなメニューに気分が上がる。 フレンチ感覚のおでんなら、ほっこり温かな冬のデートを楽しめるだろう。...
柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。 1階のカウンター席はおでん鍋を囲み、シェフの野尻氏との会話も楽しめる。 お忍びデートにもぴったりの特別な空間で進化し続ける『びのむ』のおでんを堪能しよう。...
供されるのは、メインがおでんというコース料理のみ。とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年前の開店以来注ぎ足されているもので、口に含めばタネの味わいと共に、スープの香と旨みがブワッと広がる。 柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。タネは季節ごとに変化するが「まだまだ試してみたいタネはある」と店主・野尻氏は意欲充分。進化し続ける『びのむ...
本格九州料理店を愉しめる西麻布の隠れ家!バリエーション豊かなもつ鍋の味を堪能
『西麻布 博多もつ衛門』は、六本木通りから一本入った路地裏にある、まさに隠れ家。 黒を基調とした店内は仄暗く、デート向き。その意外性にまず惹きつけられるもつ鍋店である。 肝心のもつ鍋も、これまでの常識を覆す斬新なスタイル。 カツオだしの醤油、豚骨ベースの塩といった王道だけでなく、韓国風やすき焼きなど、他店ではお目にかかれないスープを豊富にそろえ、未体験の美味しさを提案している。...
西麻布の路地裏に、均整のとれた体格の男性ふたり組が歩いている。 カジュアルな服装だけれど、姿勢のよさと高身長が相まり、ついつい目を奪われる。 『西麻布 博多もつ衛門』に颯爽と入っていった一行は、リラックスしながらも、なにかひと仕事を終えた高揚感に満ちている。...
西麻布で艶やかな焼肉デートを作り上げた一軒。その安心感たるや
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。 独自の仕入れルートにより上質な肉の希少な部位を数多く取り揃えており、肉ラバーにとってはもはや焼肉の聖地といっても過言ではない程の人気店である。 そんなうしごろの中でも、とくに人気が高いザブトン・特上ミスジ・大判サーロインの国産A5黒毛和牛3種希少部位食べ比べセットが東カレ限定で登場。うしごろ特製のタレと最高級たまごと共に、予約必須の人気焼肉店の味わいをぜひ堪能あれ。...
2011年のオープン以来、『うしごろ』は気合の入ったデートや記念日を祝う場所として多く利用されてきた。そんな時にここで開けられるのが、“王道中の王道”をいく高級ワインである。 ワインのラインナップに関しては、あえて誰が聞いても分かるものを多く入れている。 迷うことなくワインをセレクトでき、記念日で訪れた際には、特別な気分に浸れるはずだ。...
2011年のオープン以来、『うしごろ』は気合の入ったデートや記念日を祝う場所として多く利用されてきた。 そんな時にここで開けられるのが、“王道中の王道”をいく高級ワインである。 「ワインのラインナップに関しては、あえて誰が聞いても分かるものを多く入れています。お客さまがオーダーしやすいですし、記念日で訪れ方が特別な気分に浸れるはずですから」 と話すのはワインの選定を担当するソムリエの鈴木健太郎さん。...
抜群のプロポーションを誇る平子さん。 焼肉は脂が少なめの部位ではなく、「基本カルビonly。そしてタレの味付けが大事だと思うんです。私はレアな部分が残らないようにしっかりと焼いて、おいしいタレで食べるのが好きです!」...
まずはその、知る人ぞ知る限定「トリュフ鍋コース」の全メニューをご紹介しよう! ・前菜:季節野菜のナムル2種、和風チャンジャ ・刺身:リブ芯と生ウニ、自家製ローストビーフ、ハツの炙りたたき、白センマイ刺し ・揚げ物:シャトーブリアンのカツレツ(自家製トリュフ塩) ・サラダ:シェフの特製有機野菜サラダ ・焼肉:エンビツ(特製ソース)、シャトーブリアン(ミルフィーユ仕立て) ・蒸し物:牛テールの酒蒸し...
今、最もトレンドで必ずアガる焼肉店の代名詞ともいえるのが、ここ『焼肉うしごろ』。提供される肉の質の高さはもちろん、ワインの品揃え、そしてモダンな内装と、いわゆるデートにもってこいのお店なのだ。西麻布という立地も、“らしい”。 今や1週間に130組のキャンセル待ちが発生しているのも、うなずける。 ボリュームは相当なものだが、変化に富んだラインナップゆえ、飽きずに食べ切れるのもうれしい。お得意のサシがき...
2015年6月1日から14日まで実施した緊急アンケートあなたの好きな焼肉屋、教えてくださいの結果発表。激戦の末、優勝したのは? 優勝は『焼肉ジャンボ』!本店は篠崎。白金と本郷にも店舗を構えています。読者のみなさまが『ジャンボ』を支持する理由を一部ご紹介。 肉質や店の雰囲気など、みなさまのご回答を見るとバランスの良さが幅広く支持される最大の要因に思えます。 ・高品質で高すぎず、誰を連れてっても安心で...
煌びやかなシャンデリアに既視感なき美食たち。すべてが特別で、サプライズに満ち、キラキラしている。 それを楽しむのは東京屈指の艶やかな男と女。「港区」とはそうい...
絶妙な火入れの本格肉料理を寛ぎの空間で。西麻布で見つけた隠れ家レストラン
コースの目玉はなんといってもメインのステーキ。肉はシェフの地元である兵庫の三田牛だ。 もも肉を独自の手法で焼き上げたステーキは、真紅の断面が美しくその一片を頬張れば、豊潤な肉汁が舌を潤す。 それでいて「和牛のステーキは赤身7割、サシ3割のバランスがベスト」というこだわりゆえ、食後は思いのほか軽い。...
長谷川北斗シェフは、5年間に亘ってパリの星付きレストランで研鑽を積んだ人物。食べ手が口にする時間から逆算して、常温に戻してスタンバイさせる。熟成ではなく鮮度にこだわり、時間を掛けて“休ませるように焼く”のが信条だ。 共に店に立つソムリエの片桐康輔氏が、ゲストの選んだワインの特徴を伝えれば、焼き加減で寄り添う味わいに仕上げる。 「なぜこんなに旨いの?」と尋ねずにはいられない。...
深夜に甘美な肉にどっぶりと溺れる。今年は遅い時間でもオーダーできる大人の店が増えて、この背徳の美学にますます磨きがかかった年でもある。その代表格と言えるのが、西麻布の交差点からすぐの隠れ家『グルマンディーズ』。 フランスのミシュラン2ツ星『ルレルイ トレーズ』のスーシェフなど、長年クラッシクなフレンチを手掛けてきた長谷川北斗シェフだが、自身の店を出すに当たって店に求めたのは、楽しさや温かさ、居心地の良さ。...
西麻布の表通りにありながら、それと知らなければつい見過ごしてしまいそうなほどさりげない。そんなビルの2階にひっそりと佇むのが、『グルマンディーズ』だ。 この店でぜひ楽しんで欲しいのは、肉!芳醇な肉汁溢れるリブロースを始め、ジューシーなハラミなどさまざまな部位が用意されている。神戸の精肉店から直接取り寄せる黒毛和牛は、A5ランクを厳選。脂肪が入りすぎず、赤身とのバランスが取れたものを選んでいる。和牛の持つポ...
「あなたの手帳を素敵な予定で埋めたい」そんな想いとともに2001年10月に産声を上げた東京カレンダー。大人の素敵な予定といえばディナーということで、それ以来20年間...
肉の旨みを最大限に高める匠の技が光る!驚嘆の趣向を凝らした肉料理
中でも、ここでしか味わえない逸品といえば、塩味のサガリとハラミの西京漬けの食べ比べだろう。 「まずはシンプルに調味したサガリで肉そのもののポテンシャルを分かってもらい、続いて味噌の風味が加わることで広がるハラミの奥行きある味わいを満喫してもらいたい」とは末富さん。 似て非なるふたつの部位の特性をそれぞれ最大限に引き出すことで、ハラミの奥深さを伝えている。 使用するのは兵庫の銘柄牛、太田ビーフ。通常は分からない...
シンシン、トモサンカクなどの端肉を使い、タレには豆豉を入れてコクをアップ。 XO醬であえたビーフンとともにいただく。24,200円のコースより。...
麺は盛岡の製麺所にオーダーしたオリジナル。スープは魚介系で、さっぱりとした後味に。 弾力ある麺に絡むスープの旨さを堪能して。24,200円コースより。...
「うんまい肉、食べさせます」がコンセプトの肉割烹『肉匠 堀越』。 「肉」とくり抜かれた鉄板のふたがインパクト大な個室を、2名から16名まで大小さまざまに8室用意。 接待や宴会にも重宝されている。和の意匠を凝らした落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめる、ゆとりある広さもうれしい。...
シグネチャーメニューは「フィレ丼」。但馬太田ビーフなどのフィレ肉の焼きたてを、炊きたての米にのっけて。...
鮨店の定番“ばらチラシ”をアレンジ。 220~230℃の高温で外側をしっかり焼き、中をレア状に仕上げた但馬太田牛などのザブトンや、黒タンが敷き詰められたビジュアルは圧巻だ。 自宅で極上の肉体験を満喫しよう。8,000円 ※予約サイト「OMAKASE」で注文、受け取りは店舗にて11:45~19:00...
店先に掲げられた「うんまい肉、食べさせます」の文字に偽りなし。 自他ともに認める肉好きのオーナーが考案したコース同様、鮨店のお土産の定番“ばらちらし”をアレンジしたお弁当にも溢れんばかりの肉愛を感じることができる。 220~230℃の高温で外側をしっかり焼き固め、中身をレア状に仕上げた但馬太田牛のザブトンや黒タンが敷き詰められた圧巻のビジュアル。 口どけのよい肉とたくあん、いくら、筍など食感の...
甘辛いだけのもつ鍋とは一線を画す大人の味 主人自ら生産者を訪ねて選ぶ厳選和牛と牧場直送の新鮮ホルモンで、じわじわと人気上昇中の「肉匠 堀越」。冬の新作鍋は“ミノしゃぶ”と“もつ鍋”の2品だ。薄くスライスしたミノを昆布出汁でいただくしゃぶしゃぶも珍しいが、ホルモン好きなら、やはりもつ鍋がおすすめ。 淡いピンクの色艶も美しいシマチョウは、鮮度はもちろん、下ごしらえも丁寧。極上のいりこ出汁でスッキリと仕上...
~肉の旨みを高める個性派な食し方~ 「ザブトンの瞬間燻製」に「ザブトンの炊き込みご飯」など、.従来の焼肉屋とはひと味違うユニークな料理が評判の『肉匠堀越』。ご主人の末富信さんによれは、ザブトンの善し悪しは「赤身とサシのバランスが大切」だそうで、歯切れとコクが、なんといってもザブトンの魅力とか。 サシが多いだけに赤身肉ファンは敬遠しがちだが、桜のチップで香りをつけたそれは、脂っこさを感じさせない。風味...
ブラジル人の父を持ち「Tボーン育ち」と豪語する植野行雄さんと向かったのが『肉匠 堀越』。実はここ、六本木・麻布十番の魚料理の名店『さかなや富ちゃん』の店主である末富さんが、かねてからの肉好きが高じてオープンした焼肉割烹。 店頭には「うんまい肉食べさせます」の文字が掲げられている。よほどの自信があるからこその言葉に、期待をせずにはいられない。...
8月初旬にオープンしたばかりで、まだコース1本の展開(¥8,600)。そんなコースのスターターは「つぶしたてのハツ」。独自のルートで仕入れたハツは新鮮そのもの。臭みがまったくなく、特製のゴマ油と相性は抜群。このコースへの期待感が膨らんできます!...
タレ焼肉の真髄を味わえる人気店。秘伝のもみダレを纏った肉は格別の美味さ
込山さんは、今から20年以上も前に当時は珍しかった「一頭買い」を実践した、レジェンドな職人。 今も確かな目利きで、A5ランクの黒毛和種・雌牛を一頭買いするが、この店で最も注力したのはタレだ。 基本のもみダレだけで3種を使い分け、部位はもちろん、客の好みや食べる順番も計算し、さらに5つの特製調味料を添えているという。...
タレ焼肉の最上コースのあとは、見た目にも爽やかな一杯で〆たい。 鶏ガラベースのスープに歯切れのいい盛岡冷麺は、キレのある味わい。16,500円のコースより。...
西麻布交差点というラグジュアリーな場所がら、タクシーで訪れる客もちらほら。 重厚な煉瓦造りの佇まいもムードたっぷりだ。 隣り合えるカウンター席もあるが、中でも「語り合える半個室がおすすめ」という。 ¥18,000のおまかせコースで供する肉は、A5ランクの黒毛和種雌牛に特化し、グルメな女性をも虜に。...
長い間「いい肉は塩で!」という風潮にあった焼肉だが、ここに来てタレ焼肉の人気が復活。その風穴を開けたのが焼肉店激戦区、西麻布に店を構える『誇味山』だ。 店主の込山秀規氏の焼肉キャリアは20年以上。東京の焼肉業界をリードしてきた存在とあって、その一挙手一投足がつねに注目を集めてきた。新天地の西麻布の店では、塩に押され気味だったタレ焼肉の可能性を追求。...
店内に入った瞬間に、人の本能を刺激するような食欲そそるタレ焼肉のいい香りが漂い、最初から最後まで“タレ焼肉”の美味しさを改めて感じさせてくれる名店『誇味山』。 今夜は焼肉が食べたい!と思ったならば同店を訪れてみてはいかがだろう?...
極上のタレ焼肉を食べる合間に、彼女は気持ちよさそうにビールを飲む。 焼肉×ビールがおじさんセットというイメージがあったのはもう昔のこと。 数年前からここみたいに、デートで来られるお洒落で清潔な焼肉店も一般的になった。 現に、いま目の前で美女が焼肉とビールの無限ループにはまっている。 本能に忠実な、その無邪気な笑顔に惚れ直してしまう。 そしてそれは、店主が部位ごとに味を調整したタレの...
昭和の焼肉といえばタレ。それが常套だった。牛のロースやカルビを甘辛いタレにつけ、無煙ロースターで焼いて食べる̶。このスタイルに変化が訪れたのは、今から十数年ほど前のこと。希少部位ブームが席巻し始めた頃からだ。 それまでは、ホルスタインなどの安価な肉が主だった焼肉店が、こぞってブランド牛を扱うようになったり、牛の一頭買いをする店が現れたりしたことが、タレではなく塩で味わうスタイルを持て囃すようになってきた理...
豪快な炭火炙りトロが絶品!西麻布の路地裏で極上鮨をじっくり味わおう
右にちらし鮨、左が海鮮丼と趣向の凝らされた粋な2色が味わえる。 具材の大きさで違いが楽しめるだけでなく、ちらし鮨は赤酢、海鮮丼は米酢と全体の味付けも変わっており、味わいの違いも2度美味しい。 日持ちはしないので、できればその日のうちに食べきってほしい。(4,320円)...
人通りも少ない青山方面に向かう西麻布の路地裏で、瀟洒な一軒家が明かりを灯している。 その隠れ家には『鮨十』と小さな看板が。 『鮨十』は欧文だと“SUSHI TO U”(鮨トゥユー)と書き、“あなたのための鮨”という意味が込められている。 夜でもコースは1万3,200円からで、無論そちらでも満足できるが、一番人気は18品1万9,800円のコース。 なぜなら超高級鮨店に負けない仕入れと独自性で客を喜ばせ、記...
鮨好きから熱い視線を注がれる人気店が、西麻布の『鮨十(すしとう)』だ。 名物「大トロの炭火直炙り」は、食感も温度も初めての感覚で、一度食べたらくせになる! その美味しさをじっくりとご紹介しよう。『鮨十』が目指すのは、ゲストを第一に考えたお店作り。カウンター鮨でありながら、お子様連れも歓迎というのも、嬉しい心遣い。 「今夜は肩肘張らず、美味しいつまみと握りをゆったり楽しみたい」、そんな日にこ...
鮨は不動の人気ジャンル。予約を取ることすら難しいような超人気店も存在するし、おまかせの値段も高騰の一途をたどっている。 そういったエクスクルーシブな世界が、東...
密やかに旨い鮨を楽しみたいときに。六本木の裏通りにある、看板のない隠れ家的一軒
うにとイクラ、トロに旬のホタルイカが並ぶ贅沢さ。イクラやホタルイカの肝が酢飯や具材にからむ旨さは堪えられない。 こちらのちらしは1日経っても食べられるよう、水分を徹底して取り除かれ、うにも蒸して使用されている。だから、翌日のランチまで幸せが続く!(4,000円)...
靴を脱いで入店したら、季節に合わせた素材で用意されたスリッパに履き替える。 これからの時期は、18~19時に入店すると、カウンターから移りゆく夏の夕暮れを眺めることができる。それもまた鮨店ではレア。 店内には茶葉のアロマが香り、いっそう寛ぎモードに。...
【西麻布】 看板もなく、マンションの1室に構えられた、隠れ家的一軒。店主・北村淳氏の鮨は、店構え同様に、一度で人を虜にする魅力に満ちる。例えば小豆で煮た滋味溢れるタコや稲藁で軽く燻製した白身の握り。産地直送のネタにこだわり、持ち味を引き出すべく持てる技術の粋を集めるのだ。...
六本木の裏通りにある店舗は目立つ看板もなく、まさに隠れ家的な存在。カウンターから夜景が挑めることができる落ち着いた空間にはBGMから照明にもこだわりが。「寿司からおつまみまで隅々まで仕事が行き届いていて抜群に美味しい。ゆっくり語らいたいときはこちらへ来ます」...
看板も出さず、マンションの1室にひっそりと店を構えるのが、ここ『きたむら』。腕を振るうのは、北村淳氏。産地直送のネタにこだわり、その本来の持ち味を引き出す技に、日夜、訪れる客足が絶えない。...