スタートから最後まで活躍する、ホームパーティではすっかりおなじみの存在のシャルキュトリー。 必要不可欠ではあるが、並大抵のものでは驚きもない。ならばここは、希...
イベリコ豚の輸入元の直営店。イベリコ豚の生ハムの中でも最高峰とされる4年熟成のハモン・イベリコ・ベジョーダがグラム単位で楽しめる。 日本国内では珍しくイベリコ...
「で?それから何も進展ないの?」 今日は西麻布にある『ラ カーヴ ド ノア』で、大学時代からの友人の亜希子とご飯を食べに来た。先日の紗季と出会ったパーティ...
「あ、大知からLINEが入ってる。昔から本当にマメだよね〜。毎回こうやって飲んだらお礼のLINEくれるし、女性陣みーーんなに優しいし。」 美沙の発言に、私...
「この前も楽しかったよね〜。」 2回目のデート。『ラ カーヴ ド ノア』でワイングラスをくるくると回しながら無邪気に笑う涼子に、僕は笑顔で答える。...
里緒との約束の場所は、『ラ・カーヴ・ド・ノア』にした。ここのフォアグラリゾットを好きだと言っていたし、カウンター席の方が話しやすいと思ったからだ。...
「じゃあメインは…鴨肉のロティにしましょう」 西麻布の『ラ カーヴ ド ノア』での食事中、私の彼、圭吾は眼鏡のふちに手をやりながら、神経質そうに...
美女が愛するのは、自由度の高さ!すべての料理をハーフポーション対応してくれる。このさりげない優しさが美女お1人様にはぐっとくる。 場所は西麻布交差点...
大学ゼミの仲間で、同じ総合商社に勤める同期のあきらとは、確かにしょっちゅう一緒に飲んでいる。 今日は21時過ぎに帰宅しようとしたら、オフィスエン...
なぜ、女性は自己顕示欲が強いのだろうか。男性の中にも異様に自己顕示欲が強い人もいる。しかしInstagramを見ている限り、女性の方がその数は多いだろ...
一流店で経験を積んだソムリエの島本氏が独立。セラーに収まる1,500本のワインをざっくばらんに享楽的に味わって欲しいそう。...
店の奥のカウンターは、テーブル席部分より一段高く、さながらステージ。7つの椅子は特等席だ。 オーナーソムリエの島本永秀氏は『ア・ニュルトゥルヴェ・ヴ...
本格的なビストロの味が深夜まで楽しめる店。ノスタルジックな店名には「気軽に立ち寄れるフランス料理店」というシェフの思いが込められている。...
本格的なビストロの味が深夜まで楽しめる店。 ノスタルジックな店名には「気軽に立ち寄れるフランス料理店」というシェフの思いが込められている。 メインディッ...
全面ガラス張りながら落ち着いた店内。メインディッシュには、和牛や仔羊など肉を中心に用意。とくに横田シェフのハンバーグは絶品だ。...
店名からはちょっと想像しにくいが、実はここ、本格的なビストロの味が楽しめる隠れた名店。 “食堂”というだけあって、おひとりさま女子でも人目を気にせず...
青山「根津美術館」前から西麻布方向へと抜ける一方通行。今年この道沿いに続々とビストロができ“平成のビストロ通り”(若い方のために解説すると、昭和の頃“ビス...
結局、僕が予約したのは『アズール エ マサウエキ』の個室だった。 ここの個室は店奥にあるが、店員さんたちの対応や気遣いが素晴らしいので、きっとうまくしてくれるに違いない。そう思い、この店にしたのだ。...
初対面の日からちょうど一週間後。友達と六本木で食事をしていた時に、仁からLINEが入った。 —仁:今六本木で飲んでいるんだけど、どこか近くで飲んでいたりしないよね? 仁からのメッセージを見て、嬉しくなる。 出会った翌日にお礼のLINEを送りあったままそれっきりだったが、心のどこかでは連絡を待っていた。私はすぐに返信を打つ。 —英理奈: 私も今、乃木坂にいます!後で合流しますか(^^)? こうして、...
「英理奈ちゃんって、今彼氏いるの?」 気合を入れて予約した『アズール エ マサウエキ』で 、あくまでも平静を装って聞いてみる。 いつも集団でいたため、これまでなかなか突っ込んだ質問ができずにいたのだ。 「半年前に別れて以来、彼氏はいないよ〜。仁さんは?」 僕も数ヶ月前に別れたばかりで、現在彼女はいない。何ともタイミングの良い出会いに、一人で舞い上がる。 「そうなんだ!でも英理奈...
グルメ激戦区でもある西麻布で異彩を放っているのが、こちらの『AZUR et MASA UEKI』だ。フレンチの鬼才・植木将仁氏とカリフォルニア・ナパバレーの名門ワイナリー『AZUR WINES』がタッグを組み誕生したワイナリーレストランである。 植木氏といえば、南仏で修業を積み、帰国後は東京や軽井沢で数々の名店を手がけてきた海外からの評価も高いシェフ。そんな植木氏が、日本の食材と伝統文化をフレンチを通...
西麻布の交差点を抜け一方通行の小道に入ると、金曜日の夜らしく寄り添って歩くカップルにつかえてしまい、タクシーは中々前に進まなくなってしまった。 今日は、先日のお礼にと武田に『アズール エ マサウエキ』に誘われているのだ。19時半の待ち合わせまで後5分しかない。 歩くのと変わらないスピードになってしまった車内で、先程までメールの確認をしていた携帯をしまい鏡を取り出す。わずかな明かりに照らされた表情から...
「龍平さ〜ん♡」 西麻布にある『AZUR et MASA UEKI』にやって来たのは、先日知人の紹介で知り合った綾子だ。 「龍平さんとこうして二人っきりでお食事できるの、すごく楽しみにしてたんです♡」 綺麗な真っ白い歯を見せながらニコッと可愛らしく綾子に微笑まれ、龍平は思わずたじろぐ。 綾子を紹介してくれたのは、龍平の学生時代の友人・勝(マサル)だった。 「いい加減に、誰かと向...
今回の食事会は、先週、西麻布の『アズール エ マサウエキ』の個室で開催されたものだった。...
いよいよ迎えた、陽介との約束の日。 聡子は久しぶりに、女子力全開で食事会に臨んだ。 お肌は毎晩シートパックで潤し、バスタブには美容効果の高いオイルを混ぜ、風呂上がりにはマッサージをしながら全身にボディクリームを塗り込むのも欠かさなかった。 何より気合いを入れたのは、ヘアメイクとファッションだ。 念入りなベースメイクに、春らしい色のチークやリップ。アイメイクは敢えて控えめに、柔らかな印...
◆ その連絡からちょうど1時間後に、夏希は久しぶりに孝之と向かい合っていた。 「…久しぶりだね」 2週間ほど会っていなかっただけなのに、少しギクシャクした感じだ。 しかしお酒が進むと緊張もほぐれ、孝之は夏希の顔を見つめて、こう言った。 「少し会わない間に、雰囲気変わったな。…綺麗になった」...
◆ 「あの日、既読になったのになかなか返信がなかったから…。何か失礼なことしちゃったかなって、気が気じゃなかったです」 西麻布にある『アズール エ マサ ウエキ』で、透君はそう言ってほほ笑んだ。普段すっきりした切れ長の目は、笑うと思いきり目尻が垂れて、その顔を見ると一気に緊張が解きほぐれる。 その日、私たちはたくさんのことを話しながら、ワインを楽しんだ。ワイン好きな私のために、本格的なペアリン...
西麻布交差点から徒歩3分の好立地に位置するのがこちら。フレンチの鬼才と称される植木将仁氏を招聘し、カリフォルニア最上級ワインと日本の優れた食材とフレンチのマリアージュが堪能できる。素材に寄り添い、“野菜は野菜以上に、魚は魚以上に”表現するシェフ・植木氏の料理が、五感を刺激すると食通からも注目を集めている。 写真は月替わりのコース(¥15,000)「秋の装い」のメイン、「荒波を乗り越えて(能登島イノシシのガ...
店名:AZUR et MASA UEKI(アズール エ マサウエキ) 住所:港区西麻布2-24-7 西麻布MAビルディング 1F 電話:03-6805-1147 営業時間:17:00~23:30(最終入店 22:00) 定休日:日曜 席数:60席(メインダイニング34席/バー6席/プライベートダイニング3室20席) URL:www.restaurant-azur.com 予約フォーム:https:...
~夏至を祝うのに欠かせない伝統的なお祭り料理~ ニシンの酢漬けは、スウェーデン最大の祭り「夏至祭」のごちそう。ポテトに酸味がしっかりと移り、爽やかにいただける。現地では缶詰めでも売られており、ビールなどお酒のアテとしても人気。...
スウェーデンが発祥と言われるミートボール。リンゴンベリーのジャムと共にいただけば、爽やかな酸味と優しい甘さが、味わいに奥行きを与える。他にも子鹿やニシン、サーモンなど山海の幸を使用した料理が充実。 古民家の材木を利用した店内の温かな雰囲気と相まって、遠く北欧の田舎町にいるかのような気分に。19歳からスウェーデンに渡り、15年もの間腕を磨いたシェフ大久保清一氏の、料理へのこだわりと技術を肴に、北欧の情緒を満喫したい。...
スウェーデンが発祥と言われるミートボール。リンゴンベリーのジャムと共にいただけば、爽やかな酸味と優しい甘さが、味わいに奥行きを与える。他にも子鹿やニシン、サーモンなど山海の幸を使用した料理が充実。 古民家の材木を利用した店内の温かな雰囲気と相まって、遠く北欧の田舎町にいるかのような気分に。料理へのこだわりと技術を肴に、北欧の情緒を満喫したい。...
ブッチャーラボを併設し最高峰の和牛を揃えるこの店で、熱烈なファンをもつ逸品がタルタルステーキ¥15,000。 その日もっともタルタルに適した肉を使用し、一例は但馬太田牛モモ肉の赤みと霜降りのブレンドだ。 噛みごたえを感じられるよう角のある粗挽きにし、旨味の相乗効果を狙いキャビアやトリュフを加えたご馳走である。...
たとえば、この「WAGYUステーキタルタル」。 メゾンカイザーで特注したいちじく入りのバゲットがベースで、太田牛モモ肉にゴルゴンゾーラピカンテを合わせ、エディブルフラワーで彩りと苦みをプラス。そこに、ラトビア産のキャビアで仕上げ。 焼肉店でいうところのユッケだが、この店に掛かればここまで昇華する。...
―結局、ボクは西麻布に舞い戻ってきてしまうのか...。 西麻布の交差点で一人タクシーを降り、江森は静かに溜息をつく。 物心ついた頃から...と言っては大袈裟だが、港区生まれの江森は、10代の頃からこの近辺でばかりウロウロと遊んでいる。 もちろん、学生時代の溜まり場は主に広尾のジョナサンで、年代とともに洒落た店を使い、遊びの幅も広がったから、別に西麻布が嫌いでも飽きたワケでもない。 女...
港区女子は、それ単体では存在し得ない。 彼女たちの影には、太陽と月の如く、欠かせない相手がいる。 ー港区女子を生み出しているのは一体誰なのか その正体は、“ありあまる富”を持つ、港区おじさん。 彼らはいかにして港区女子と関係を持つに至り、どのようなライフスタイルを送り、そして、何を考えているのか。 ベールに包まれた港区おじさんの実態に迫っていく。 これまでに、タンバリン男と呼...
神戸牛、尾崎牛、松坂牛、近江牛、鹿児島牛、仙台牛、佐賀牛……etc.のA5ランクが並ぶセラーは圧巻。これほどのブランド肉の食べ比べができるレストランは、ほかにないだろう。 セラーから好みの肉をセレクトすれば、併設するブッチャーラボでカットされる。店名の「カーベリー」とは、肉の持ち味を損なわないように切り分けるという意味に由来するのだ。 手掛けるのは、国内外にレストランを展開した経験を持つ岡田賢一郎シ...
2015年12月、西麻布1丁目にオープンした”ブッチャーラボ”併設の和牛専門焼肉レストラン。 生産者の思いが溢れた特別で希少な和牛だけを取り揃え、”ブッチャーラボ”のセラーにて保存。その中から、その日の食欲や気分でお好みの肉をセレクト。その場でカットされた新鮮な肉を、最高の焼き加減で提供している。 住所:港区西麻布1-4-28 カルハ西麻布101 電話:03-5411-2911 営業時間:17:...
一見フレンチレストランかと見まごうスタイリッシュな外観。ブティックよろしく、セラーに陳列された肉も実にフォトジェニックだが、なんとこれ、神戸牛、尾崎牛、松坂牛、近江牛、鹿児島牛、……etc.のA5ランクのまさにブランド品なのだ。 これほどの肉を食べ比べができるレストランは、ほかにないだろう。セラーから好みの肉をセレクトすれば、併設するブッチャーラボでカットされる。 店名の「カーベリー」とは、肉の持ち...
住所:港区西麻布2-25-24 NISHIAZABU FTビル MB1F TEL:03-6712-5085 営業時間:18:00~(L.O.25:00) 定休日:日曜 席数:27席...
「食通の石神さんを連れて行くのにふさわしい店……」と散々悩んだ末、このレストランに決めたのだ。 オープンしてまだ1年も経っていないが、革新的な料理を繊細な技で味わえるガストロノミーとして話題の店だから、ここなら大丈夫だろうと自信を持てた。 「お客さんじゃなくなったら食事に行ってもらえるんですか?」と、勢いで言ったサトコの言葉に、石神は呆れながらも今回の食事を断ることはしなかった。 だが、い...
―光司君と付き合っていたの。 葵が付き合っていた相手は、杏奈が少し気になっていた同期・光司だった。 杏奈は今日、その光司と食事の約束をしている。待つ間、葵のことばかり思い出してしまう。 ―付き合っていたのは1年くらいでね、結婚も考えていたんだけど、すれ違いが続いちゃって…。 ◆ 「乾杯!」 今日約束していたのは、西麻布の『Crony』。光司と2人きりで食事するのは初めてな...
「誕生日会、楽しかった?」 同期の誕生会と嘘をつき、他の男と出かけたことを知らない恋人の正男は、その日、わざわざ詩織を迎えに来ようとした。 詩織は必死でそれを制し、慌てて『Crony』を後にしたのだった。 「同期の集まりなら、俺のことチラっと紹介してくれても良かったじゃん。俺たちの結婚式で、きっと余興とかお願いするだろうしさ」 正男の純粋さと図々しさは、紙一重だ。しかし彼には悪気がな...
結局詩織は、「今夜、同期の誕生会があるのを忘れていた」というありふれた嘘を正男に告げ、英一郎と出かける選択をしていた。 自分でも、とても信じ難い、説明のつかない行動だった。 英一郎は予告通り、翌日の18時きっかりに詩織の携帯を鳴らした。東銀座にあるマンションの外に出ると、黒塗りの高級車が、ハザードを出して停まっていた。 「それ、カシミヤ?素敵だね、詩織に似合ってるよ」 後部座席に座る...
「いま、家?」 一瞬の間のあと、詩織はうわずった声で「はい」と小さく答えた。本当は正男の部屋にいたが、咄嗟に嘘をついてしまった。 英一郎は、くくく、と、またしても詩織をからかうように笑う。 「ごめん。詩織みたいにイイ女が、こんな時間に一人でいるわけないよな」 「用件は、何ですか?ないなら、もう切ります」 普段は冷静な詩織だが、英一郎に対しては、なぜだか酷く感情を逆撫でされる。親...
店名は「永続的な茶飲み友達」の意。「居心地よく、素直な自分になれる仲間。そんな存在のお店で在りたいと命名しました」と語るのは小澤一貴氏。 これまで務めた『アピシウス』や『カンテサンス』などで共に働いた仲間が再会して開業に至ったのだが、彼らもそんな茶飲み友達だ。...
大阪北新地のシャンパーニュの名店が西麻布に出店。「シャンパーニュを洗練された料理とグラスで楽しめるカジュアルフレンチの店。パリで流行の“タコシャン”(たこ焼き×シャンパーニュ)のようにシャンパーニュを日常に取り入れられる。関西で大人気の『食パン工房ラミ』の食パンも絶品です!」...
一日ひと組(4〜8名)限定で、ディナータイムにのみ提供しているプラン。7日前までの要予約となり、料金はひとり25,000円(税サ別)。 先付やお造り、一品料理も出て、お鮨はネタケースから好きなだけ選べる。気がねなくお鮨を食べられるのが最大のメリットだ。...
ベテランの板前を独占して、鮨を好きなだけ握ってもらう……そんな夢を叶えてくれるのが、江戸前寿司『六緑』の「プライベートプラン」だ。ひとり¥25,000(ルームチャージ・税サ込み)で、先付、造り、料理長からの一品料理、デザートに加え、職人が目の前で握る鮨を好きなだけオーダーできる。 ネタは常時30種類以上。海外からの要人の接待や家族の大切なお祝い事などにも喜ばれそうだ。4名〜10名で、10日前までに要予約。夜のみの対応で1日1...
もともと、江戸前の握り寿司は屋台からはじまった気軽な食べ物。小腹がすいたときに立ち寄り、パッとつまんでサッと店をあとにするのが“粋”とされていた。 「グランド ハイアット 東京」内の『六緑』に隣接する和テラスでは、職人が握る絶品の江戸前寿司やシャンパンをはじめとしたドリンクなど、店内と同じメニューをテラスで楽しむことができる。 ここでは、江戸前の“粋”な風情をゲストに体験してもらうべく、寿司は1貫か...
ガラスと流水を配した開放的な内装、重厚な吉野檜一枚板のカウンター。『グランド ハイアット 東京』の一角にあるこの店は、かしこまり過ぎずかつカジュアル過ぎない絶妙な空気でゲストを迎える。その穏やかな空間で、誰もが気負うことなく料理に集中できるのだ。 特筆すべきはネタの豊富さ。白身で常時4~5種、海老だけでも時季により4種ほどを揃え、重層的な美味を奏でるのだ。世界各国から幅広く集められたワインにも抜かりはない。...
極上の江戸前寿司をガラス張りの開放感の中で味わえる貴重な店。杉本貴志氏デザインの空間に石彫家・和泉正敏氏が庵治石を配して意匠を凝らした店内に、洗練された品格が漂う。 鮨は九州や瀬戸内から取り寄せる新鮮な魚介を際立てるべく、米はねばりの強い長野産コシヒカリと宮城産ササニシキをブレンドし、赤酢と米酢を合わせてバランスを整えた鮨酢で仕上げてある。ランチ接待には12貫楽しめる「かえで握り」を是非。...
ここ『六緑』は、“世界で唯一!”といっても過言ではない、テラスをもつ本格高級鮨店。毎年夏になるとお目見えする和テラスにそろうのは、石造りのテーブルに椅子、竹細工の照明、そして風に揺れるラムネの文字。六本木という立地にして、まるで旅館の一角にいるような、タイムスリップしたような、とにかく時間を忘れて寛げる空間なのである。...
東京で、テラスで寿司を食べられるのは、この『六緑』だけである。しかしそもそも江戸時代には、男たちは屋台でさくっと寿司をつまんでいたもの。そんな江戸の伝統にならって、仕事の合間に気軽に寿司ランチを味わうのもデキる男の諸策。また、ここでは寿司と合う日本の地ビールも揃っているので、休日のランチに一杯やるのもよし。平日17時〜19時のハッピーアワーには、クラフトビールとナッツの“1000円セット”を提供しているので、デ...
極上の江戸前寿司をガラス張りの開放感の中で味わえる貴重な店。杉本貴志氏デザインの空間に石彫家・和泉正敏氏が庵治石を配して意匠を凝らした店内に、洗練された品格が漂う。鮨は九州や瀬戸内から取り寄せる新鮮な魚介を際立てるべく、米はねばりの強い長野産コシヒカリと宮城産ササニシキをブレンドし、赤酢と米酢を合わせてバランスを整えた鮨酢で仕上げてある。ランチ接待には12貫楽しめる「かえで握り」を是非。...
昨年10月にオープンした『ワインのばか』は、全10席のみのひっそりとした佇まいの店。店主の石渡氏は、まず美味しいワインを見つけ、次にその味を最大限に生かす料理を考えることが多い。例えば、ミネラルの強いグルナッシュ主体のワインに合わせたのは、低加水パスタを使用した牡蠣のパスタ。他の魚介では太刀打ちできない大地のパワーを、牡蠣の旨みがふわっと緩和し、ワインを優しく仕上げてくれる。...
本店はご存知、横浜中華街の顔として知られる四川料理の老舗、重慶飯店。 料理は、中華の伝統や格式を守りつつ、西洋料理のスタイルも取り入れ、各人一皿ずつ供され、しかも皿に絵を描くような美しい盛り付けが印象的。 醤(ジャン)を多用し味のインパクトが強い四川料理だが、濃縮感のあるパワフルなワインを数多くそろえ、マリアージュも楽しませてくれる。 コラーゲンたっぷりだけど低カロリーな料理の数々にオシャレな内装。美意識高め女子...
最寄駅は広尾だが、少し歩けば西麻布。熟練のタクシーだけが通るような裏通りに、このワインバーはある。インターホンで来訪を告げ3階に上がると、600本は保有するというガラス張りのセラーがお出迎え。5大シャトーのヴィンテージをはじめ希少なボトルも少なからず揃う。 さらにこのバーの特徴といえば、料理だ。階下には食通が愛する紹介制の料理店『こうもと』があり、この店の営業時間内であれば、全メニューを取り寄せ可能。名店の蕎麦や天麩羅をワイ...
最寄り駅は広尾だが、少し行けば西麻布という立地。面する道は手練のタクシーだけが通り行く裏通りで、まさに知る人ぞ知るワインバーである。ここが店であることを示すのは、扉の脇に掲げられた正方形の小さな看板のみ。ワインオープナーを象ったロゴが愛らしく映る。 「私自身、ただ飲むのが好きで。オーナーの女性とは30数年の付き合いになりますが空いているこの物件で何かしようと始めたのが4年前になりますか」と穏やかな物腰で店主の山本修平氏。 店は...
数々の名店を経て独立した店主・佐藤卓也氏。 スタイリッシュな内装、余裕を持った8席のカウンター、個室もカウンター席で構成という個性的な設えに、その先鋭的な感覚は表れている。 鮨のコースも旬の味をバランス良く盛り込んだ自由闊達なスタイル。誰しもを満足させる、新世代の鮨店。...
“鮨を奢れ”という純平のリクエストにより、『西麻布 拓』でサシのみをすることになった。...
贅沢な空間、鮨とワイン……ザッと考えただけでも、『西麻布 拓』のスタイルは個性的。開店は2005年。これまででいろいろな波が世間を騒がせたが、しかし、食べ手をいつも魅了してきたのがこの店のおまかせだ。酒肴と握りを次々供するスタイルは痛快で、握りはネタにより赤と白のシャリを使い分けるのが店主・佐藤卓也氏の流儀。 そのネタも熟成は無論、温度にまで気を使い、最高の状態で提供できるよう配慮。だからこそ今日まで人気...
内装には、ソムリエが立っていても違和感がないようにと、洋のエッセンスを取り入れた。つまり、開店前からワインに力を注ぐことは决定していたのだ。店主・佐藤卓也氏は『蔵六鮨』『箒庵(そうあん)』『久兵衛』など、数々の名店で江戸前鮨を究めた人物。 伝統の技を学びつつ、ワインと合わせるという新たな可能性にいち早く注目した。その本意は「肩肘張らず、好きな飲み物と一緒に楽しんでほしい」という、一貫したゲスト目線。...
田村さんの着るファッションのこだわりは、アルマーニ・スタイル。田村さん向けに新作を紹介してくれるご贔屓の店員がいた為、一時期はひたすら『エンポリオ・アルマーニ』の洋服で揃えていたようだ。買い物には銀座や伊勢丹新宿に行くことが多く、1度の買い物で15万程使うことも。 「(その日身につけていたバッグを見せながら)バックパックってカジュアルなスタイルになりがちだけど、この『ジョルジオ・アルマーニ』だとそうは...
内装には、ソムリエが立っていても違和感がないようにと、洋のエッセンスを取り入れた。店主・佐藤卓也氏は『蔵六鮨』『箒庵』『久兵衛』など、数々の名店で江戸前鮨を究めた人物。ネタは熟成は無論、温度にまで気を使い、最高の状態で提供できるよう配慮。その味を求めて、現在も多くの人が訪れている。 店主の佐藤氏は伝統の技を学びつつ、ワインと合わせるという新たな可能性にいち早く注目した。その本意は「肩肘張らず、好きな飲み物...
内装には、ソムリエが立っていても違和感がないようにと、洋のエッセンスを取り入れた。つまり、開店前からワインに力を注ぐことは决定していたのだ。店主・佐藤卓也氏は『蔵六鮨』『箒庵(そうあん)』『久兵衛』など、数々の名店で江戸前鮨を究めた人物。 伝統の技を学びつつ、ワインと合わせるという新たな可能性にいち早く注目した。その本意は「肩肘張らず、好きな飲み物と一緒に楽しんでほしい」という、一貫したゲスト目線。鮨を引...
【西麻布】 数々の名店を経て独立した店主・佐藤卓也氏。スタイリッシュな内装、余裕を持った8席のカウンター、個室もカウンター席で構成という個性的な設えに、その先鋭的な感覚は表れている。鮨のコースも旬の味をバランス良く盛り込んだ自由闊達なスタイル。誰しもを満足させる、新世代の鮨店。...
日頃からグルメライフを満喫している東カレ倶楽部メンバーのインスタを、もっと素敵にパワーアップするための大人の"インスタ夏期講座”を、8/22(木)に開催しました。 会場は、スペインの3つ星シェフ監修のレストラン『エネコ東京』。撮影のコツを真剣に楽しく学んだ後、遊び心に富んだ絶品料理を撮影し、そしてしっかりと味わう。 そんな『インスタブラッシュアップ夏期講座』の様子をご紹介しましょう。 今回の講座には、経営者やドクター...
そして男の本当の腕の見せ所でもあるのが、ラウンド後の店選びだ。 一体、どんなお店をチョイスすると喜んでくれるのだろうか? 「ゴルフ後に行きたいのは、西麻布の『ENEKO Tokyo』。エントランスの森のような感じが、ゴルフの延長みたいな感じで素敵だなぁと思うんです」 食事まで行くと、ほぼ丸一日、一緒に過ごすことになるゴルフ。 その分、良い所を見せられるチャンスは、溢れている。...
パスタのようだが、メニュー名は「バスク風キノコ」。 エリンギを細切りにしてオリーブオイルで煮込み、パスタ風に仕上げた一品だ。サイドにあるボール状のものは、卵黄の天ぷら。 これを割って黄身を“パスタ”に絡めれば、カルボナーラのような味わいに変化する。 それをピンセットでくるくる巻いていただくといった趣向だ。 こんな調子で『ENEKO Tokyo』の料理は、最初から最後まで未知との遭遇の連続...
住所:港区西麻布3-16-28 TOKI-ON 西麻布 営業時間:12:00~(L.O.14:00)/18:00~(L.O.20:00) 定休日:不定休 席数:40席 TEL:03-3475-4122...
ピレネー山脈を挟み、フランスとスペインの両国にまたがるバスク地方。この辺りは古くから独自の言語と文化を持つバスク人が住む特殊な文化圏。 この小さな街、バスクが美食街道と呼ばれるのは4軒ものミシュランの三ツ星レストランがサンセバスチャンを中心とする“スペインバスク”から輩出されていからだ。 そのひとつが、ビルバオ郊外にある『アスルメンディ』。最年少でミシュランの三ツ星を獲得したエネコ・アチャ・アスルメ...
店名:ENEKO Tokyo(エネコ東京) 住所:港区西麻布3-16-28 TOKI-ON 西麻布 営業時間: ランチ:12:00~15:00(L.O.14:00) ディナー:18:00~22:30(L.O.20:00) 定休日:年末年始(土曜・日曜・祝日は要問合せ) HP:https://eneko.tokyo/ 【予約・問い合わせ先】 TEL:03-3475-4122 URL:http...
【data】 座右の銘:20歳の顔は自然の贈り物。 50歳の顔はあなたの功績。 今一番欲しいもの:ヴィジョンに賛同してくれる仲間 一番大切なもの:自分の周りにいてくれる人 好きなお店:『Corvinus02』/西麻布...
店舗名:会員制ワインバー『Corvinus02』 住所:港区西麻布 1-5-19 西麻布スクエア 営業時間:19:00~24:00 席数: 【1F】 20席(カウンター6席・スタンディングテーブル2つ)※オープンエリア・テラス込み 【B1F】ソファー4席(計16席)※会員のみ利用可...
『ル・セヴェロ』の本店は、パリNo.1ステーキの名を欲しいままにする有名店。 人気の理由は、オーナーのウィリアム・ベルネ氏が手掛ける熟成肉の完成度の高さにある。酪農家の家に生まれ、精肉店で経験を積んだ後に飲食業界へ入ったベルネ氏は、肉のすべてを知り尽す、真の肉のプロフェッショナル。 そんなオーナーの熟成牛への情熱を受け継ぎ、日本へと上陸したのが今回紹介する西麻布店なのだ。...
「物々しいというか、猛々しいというか。そんな味わいがいいんです」。エグゼクティブ・シェフの柳瀬 充氏にバザス牛の魅力を聞くと、意外とも思える表現が飛び出した。が、ひと口食べれば至極納得。あふれ出る野性味に、こめかみまで刺激される噛み応え……。肉を食べている実感が心から湧いてきて、つい「参りました!」と両手が上がる(実際は、手が止まらないのだが)。...
「お肉の焼き加減は、シェフにお任せください」。メニューに赤い文字で記されたこの一文に、この店の矜持がにじむ。それもそのはず、1987年、ウィリアム・ベルネ氏がパリ14区にオープンして以来、熟成肉の名店として名を馳せる『Le Severo』の名を冠することを許され、東京店としてオープンしたのだから。...
ここ数年日本を席巻している“熟成肉ステーキ旋風”。昨年秋“世界一の肉屋”といわれるパリの『ユーゴ・デノワイエ』のオープンで、肉シーンの盛り上がりは最高潮になるとともに、一旦落ち着くかと思われた。 が! 今年4月、その落ち着きを吹き飛ばす新たなトピックスとして、“パリでもっともおいしいステーキ店”と称される『ル・セヴェロ』が日本初上陸! 肉界隈の盛り上がりはさらに加速しそうだ。...
中国飯店の料理長と支配人が独立してここをオープンさせたのが数年前。自家製の調味料を駆使した上質な上海料理がウリなお店なのですが、私の指名は「北京ダック」。 パリッパリの皮を自家製のソースでいただくそれは、ヤミツキになること間違いなし。「皮だけ食べて身は食べないの?」というリクエストにも応えるべく、身も供してくれるサービスは嬉しい限り。...
中国飯店の料理長と総支配人だった2人が独立し、昨年オープンさせたのがここ、『CHINA三丁目』。 こちらの料理は上海料理がベース。上海蟹やフカヒレといった高級食材をふんだんに用い、しかもリーズナブル。そして上海料理は醤油味、煮込みが特徴で、中華のなかでもワインとの相性がよいとのことで、山本さん以外にも、その組み合わせを楽しもうと足繁く通いファンが少なくない。 また自家製の調味料もこちらのウリ。とくに山本さんに供された「大正海老...
「藤田さん、こっちこっち!」 タクシーを止めると、『バー コルヴィナス 02』の前で小野友里江がこっちに手を振っているのが見える。 寒いから中で待ち合わせようと言ったはずなのに、こうして自分を待ってくれている小野を見て、藤田の心は大きく動かされた。 自分を放って他の男の元に行こうとしていた絵里子とは、えらい違いだと思う。 藤田は、小野と共に地下へと進んだ。 この店には、地下に会員のみが利用できる落...
派手でなくてもいい、目立たなくてもいい。だが、自分たちの扱いは特別でありたい。この店の地下には、会員のみが使用できるVIPルームがある。 1Fはビジターでも使用可能だが、地下は選ばれた者のみの秘密空間。選民意識をくすぐるこの仕掛けが、優越感を刺激する。...
「社長、すいません。少し宜しいですか?」 こうして社長、と呼ばれるのにもいい加減慣れなくてはいけないのだが、未だに嬉しいような、照れくさいような気分になる。 声をかけてきたのは、リョウの実質上の右腕、加納(35)だ。 生真面目な性格の加納は、アイディアと行動力頼りのリョウを、持ち前のキメ細かさでフォローしてくれている。協調性もあり、アルバイトの人間たちのケアも怠らない。 きっちりとした仕事ぶりに、リョウ...
店名:熟成焼肉 肉源 六本木店 住所:港区六本木7‐15‐17 ユニ六本木ビル 2F アクセス:東京メトロ六本木駅2番出口から徒歩1分 定休日:年中無休 営業時間: ランチ:【全日】11:30〜15:00(L.O.14:30) ディナー:【月〜土】17:00〜28:00(L.O.27:30) 【日・祝】17:00〜24:00(L.O.23:30) 平均予算:ランチ 1,000円、ディナー 5,000円 ...