「隠」。その一字は風流な趣を表し、「隠」の意味を忍ばせる。住宅街の中、ひっそりと佇むこの店は、1日限定5組の完全予約制。そこでは完全なる美食空間を提供する至上のもてなしが待っている。 Y「お鮨屋さんにしては照明が落としめ。美味しいけど気取ってなくて、カジュアルに行きやすいです。」...
「隠」。その一字は風流な趣を表し、「隠」の意味を忍ばせる。住宅街の中、ひっそりと佇むこの店は、1日限定5組の完全予約制。そこでは完全なる美食空間を提供する至上のもてなしが待っている。 料理人歴30年を超える店主・井上雅史氏は、食材に限らず店に置くもの見られるものすべて、産地・作り手の元に足を運び、自らの目で見出だし、ときに体を使って生産者とともに獲得する。ゆえに彼は、客に何を聞かれても答えられないということがない。 供...
代官山の裏通り、住宅地に佇むこちらの店は、現在、店舗建て替え中の青山「おやじ」の、あの絶品ホルモンが食べられる店。 そのホルモンに加え、注文すべきは「センマイ」¥800。他店では黒く薄い皮状で出てくるが、こちらは独自のルートで仕入れることで、なんとも肉厚で、貝のような食感のセンマイを堪能させてくれる。「ヤン」¥800も負けじと肉厚で、噛むほどに肉汁と旨みが口に広がる。 あぁ「おやじ」ありがとう! さらにこちらでは「おや...
50種以上の本格焼酎がそろう、カウンターメインの小さな焼酎バー。女将の谷口美智子さんがひとりで切り盛りするため、着席時にまずはすべて手作りの「お通し5品」が供される。 その内容は、味・量ともに申し分なく、家庭料理のような温かみにあふれている。 しかし、この店で本当に楽しむべきは、女将さんとの会話。本人は「ほんのちょっぴり無愛想(笑)」というが、彼女の適度なつかず離れずのあしらいが酔客には心地よく、夜な夜な多くの常連客が...
それから、2週間が経ちました。 今週末は、夏希は取材で京都に出張。心おきなく由紀とデートができると、昼間から『代官山パンケーキカフェ クローバーズ』に来ています。 由紀は先ほどから、何通りもの角度でパンケーキの写真を撮っています。 満足のいく一枚をインスタにアップし終えたのでしょうか。「ねえねえ」と甘えた声で、由紀は僕に語りかけてきました。 「最近ね、インスタで仲良くなった子がいて。すごく好みが合うんだ...
昨今のパンケーキブームの遙か以前から、週末には行列が絶えない専門店。 行列の先に待つ口福は、米粉を使ったもちもち食感と控えめな大人の甘さ。一枚一枚丁寧に手作りされる“料理人のパンケーキ”は、「子供の頃、お母さんに焼いてもらった情景やうれしさを思い出してもらえるような味」(オーナー・鈴木さん)。 食の安全まで考え抜かれた安心のパンケーキだ。...
オーナーの平野さんは40代で米国に単身留学。そこでNYスイーツに開眼すると、さっそく製菓の名手に師事。帰国後ここ代官山に同店をオープン。 本場・NYスタイルのチーズケーキをはじめ、パイなどのベイキングスイーツを発信している。 とりわけこのチーズケーキは、滑らかな食感と豊かな風味を持ち、幅広い層に人気。手土産としての購入も多い人気看板商品だ。...
点心師が作る名物杏仁豆腐¥420は、日本では珍しい本物の杏仁(アンズの種の中の仁)を使用し、ひと口目にパンチあり。 桂花陳酒のジュレ(ロッソ)、ジャスミン茶のジュレ(ミモザ)といただく大人の味わい。都内で一番おいしいと評判の本場仕込みなエッグタルトもおススメ。...
久しぶりに集まった3人は、中目黒にある『スゥリル』に来ていた。旬の野菜がふんだんにあしらわれた、芸術品のように美しい料理の数々を堪能しながら、あゆみは近況を話し...
中目黒から徒歩7分ほど、駅前の喧騒とはほど遠い「裏ナカメ」エリアにある、フランス料理店『SouRiRe』。 決してわかりやすい立地ではないが、住宅地に隠れてひ...
妻という生き物は、噂話が大好物である。 中目黒にある隠れ家フレンチ『スゥリル』。 入口右手のソファ席を陣取るように、華やかに着飾った女たち...
オーナーシェフの湯澤さんは、銀座『ル・マノアール・ダスティン』にてスーシェフを務めた経歴を持つ。 ここでいただけるのは、日本の四季を感じられる食材を...
川越シェフが推薦するのは住宅街にひっそりと佇むフランス料理店。正統派フレンチをベースに、四季折々の食材を使った料理をコースで提供する。 「雑誌に掲載...
湯澤貴博シェフは『アンフォール』出身。シェフの技巧としては安定感を誇り、メニューも完成の域に達したものばかりだ。また、そうでなくては技量の善し悪しをしっか...
ビフォア『エル・ブリ』。料理が料理らしく、素材が原型をとどめながらも、エスプリが発揮されていた時代。輝かしい80’ S~90’ Sのフランス料理を体現する...
目黒川沿いのビルの3階に店を構える一軒。鮮やかな黄色い壁に写真や絵が飾られた、愛らしくも異国情緒を感じる空間が広がる。「アマルフィの料理は、守りに入っているかと思いきや斬新な一面もあるのが魅力ですね」と語るのは、アマルフィとナポリで研鑽を積んだ渡部公彦シェフ。 たとえば、カツレツをレアのマグロで作る、というのも一般的なイタリア料理にはない試みだ。アクアパッツァに貝類を入れないのも、アマルフィやナポリならでは。トマトやオリーブ...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。初めてのワンナイトや社内恋愛も経験したが、恵比寿に住んでいた涼とは、彼の転職を機に同棲することになり、香織は東京で初めての幸福な恋愛に浸っていたが……。 日比谷線の女 vol.6:夢と野望に溢れた...
大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。 お料理はストーリーがありとてもアーティスティック。一皿ごとにワインと、パンのペアリングがあるのも楽しい。 メニューは旬によって変化する。この日の前菜には馬肉のタルタル。刻んだエシャロットのピクルスを最後に合えることで馬肉そのもの香りが感じられ、噛んだ時にちょう...
目黒川沿いに位置する『クラフタル』。同店のシェフを務めるのは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏し、帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身である大土橋真也シェフだ。 そんな実力派シェフが創り出す料理8皿を7,000円で味わえるコースには、パンペアリングがセットに。また、希望があればノンアルコールペアリングにも対応。 その時期の料理に合わせたドリンクを、ソムリエが選び抜き、美しい...
ちょっと頑張った時のご褒美ディナーや誕生日など、いつもより少しだけ特別感を求めるならビルの2階に隠れたモダンフレンチへ。『クラフタル』は窓から目黒川の緑が眺められる開放的なイメージが印象的。 中でもカウンター席は、満席のフロアの中では静かでリラックスできるとあってリピート率が高い。オープンキッチンは近いけれど、あえて横目で眺める位置関係は計算の上。 親密な会話を楽しんだり、キッチンを眺めたり、時には...
花見客でごった返す川沿いを、美味しそうな匂いと屋台のシャンパンの誘惑を振り切りながら、なんとかたどり着く。扉をあけて店に入れば、大きな窓から桜が一望できる!特等席はやはり窓際。席に座って桜を眺めれば気分はもちろん急上昇だ。 大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。桜の季節ならなおさら、こ...
その店、フレンチレストラン『CRAFTALE』は、なんと明日の9月11日(金)オープン! 昨日、プレオープンにお邪魔してきましたので、そのご報告を。 お店は目黒川沿い。住所は青葉台になるので、比較的落ち着いたエリアです。店内はモルタルとステンレスを基調とした、シックで落ち着いた雰囲気。シェフ曰く「手術室のような無機質な感じにしたかった」とのこと。静かでありながら、力強さを感じる内装はかなりクールです。店内...
そんな辛酸を舐めたおかげで?30代で年収1,000万円を超える今の会社に就職しました。現在、3年目。業績が良ければ100万以上出るボーナスを含めて、現在年収は、約550万。僕は、夢の年収1,000万円の大台の階段を着実に登っているし、会社名で得をしたかと言われたら分からないけど、とりあえず、損をすることは無くなった。と思いますよ。 現在は、渋谷から恵比寿方面へ徒歩13分の明治通り沿い家賃12万円のマンションに住んでいます...
山手通りを池尻大橋方面に進み、中目黒駅を越えて右折すると彼の家に着いた。上目黒1丁目、目黒川沿いにある10階建てのマンションだった。近くには有名なチーズケーキ屋『ヨハン』やイタリアンレストラン『バッチョーネ』があり、閑静な住宅街ながらも街としての賑わいも残している。 彼の部屋は4階だった。間取りは1LDKで、10畳ほどのリビングからは桜並木が見下ろせる。目黒川沿いで駅から徒歩5分圏内、この立地だと家賃は20万円ほどだろうか。...
一方肉業界では、この時期、博多『万十屋』の六本木店開店を皮切りに〝もつ鍋〟旋風が吹き荒れる。フィーバー自体は1年余りで沈静化するが、それまでの〝もつ=ゲテモノ〟のイメージがこのブームで幾分緩和されたのは事実だろう。 91年、牛肉の輸入自由化で焼肉業界も活気づく中、メキメキと頭角を現してきたのが、〝豚肉〟。白金豚に平牧三元豚、アグー豚etc.数々の銘柄豚が市場を賑わし、豚自慢のレストランが話題を呼んだ。 この豚ブームには...
あと半年で開店20年を迎える『バッチョーネ』。小島史朗シェフは開店当日から今日まで同じ銘柄の豚を変わらず350gの塊で焼き続ける。...
なんだか最近恵比寿にも飽きてきて、コンパの若者でうるさい店でデートなんてしたくない!そんな大人におすすめなのが代官山だ。 2015年代官山にオープンした『鉄板焼き 花』は、シックな雰囲気と繊細な鉄板料理の名店で、大人デートを楽しむ客層で賑わう。 ニーズに合わせた5種類のコースを揃え、どのコースも13品以上の料理を楽しめるお得なコースばかり。今回は、なかでもお得な「花コース」を紹介しよう。...
「物件を決める前に、椅子をオーダーしました」と語る、オーナーシェフの溝手隆正氏。研ぎ澄まされた感性は、料理のみならず空間までもプロデュースする。 クラシカルでモダンな店内へ足を運ぶとむく素材のカウンターの奥に広がるのは、国内の一流ホテル御用達の鉄板。テーブル席ではろうそくの灯が灯る中、記念日で利用するのが通な楽しみ方。...
カリフォルニア育ちの帰国子女ならぬ帰国兄弟が切り盛りするシーフードダイニング。 「西海岸風の洒落たインテリアとヘルシーな魚介メニューが中心で、女性人気は上々。ほかのお客さんとの交流も楽しく、一人飯を済ませることもあります」。...
ひとたび足を踏み入れれば、まるで海外にいるかのような錯覚に陥る店である。なにせ客の8割が外国人で、店内の会話はほぼ英語。そしてカジュアルでいてセンスの良い内装や料理のラインアップも、日本で育った人が作った店とはひと味違うユニークなものだ。 オーナーの白子兄弟がこの店をオープンさせたのは昨年9月。店名の『CEDROS』とは、兄弟が長く住んでいたサンディエゴにある通り名だ。 店では海に近いその地をイメージし、鮮魚を中心とし...
LINEを送信すると、すぐに誠から返事が来た。 「ちょうど今夜飲む予定だった奴がこれなくなってさ、ちょうど良かった。19時に『中目黒 KIJIMA』でどう?」 涼子は「了解、ありがとう」と返し、時間に間に合うよう会社を出るため、自席に戻り仕事を片付け始めた。 ◆ 涼子が店の前に着くと、そこには誠が立っていた。 「…もしかして、待っててくれたの?」 「まぁな、前道に迷ったことがあったろ?今回も...
白濁したスープの表面には、鶏の旨みをたっぷり含んだ黄金色の脂が浮かび、中にはぷりっぷりの鶏肉と、スープを吸い込んだ艶やかな野菜がぐつぐつと煮込まれている。見た目もさることながら、辺りに漂う香りが食欲をそそる。 訪れる客の約8割が女性。やはりコラーゲン目当てである。国産鶏のガラやもみじ(鶏足)を大量に用い、香味野菜とともに8〜10時間煮込んだスープは、とろりとした喉越し。飲んだ後の唇を舐めてもその旨みを感じるほど濃厚で、これが...
目黒川を眺めながら本格フレンチを味わえる気さくなビストロ。スペシャリテは“東京で一番美味しい”と自負する豚肉で、年間1,000頭以下しか出荷されない山形「純粋金華豚」と、0~-2℃の氷温で18日間熟成させた茨城「氷温熟成美明豚」という2種の希少銘柄豚が味わえる。 なめらかな舌触りと凝縮された旨味、上品に口溶ける脂身など、初めて感じる豚肉の旨さに驚くはずだ。...
夜桜見物の人混みで少し酔ってしまったら、目黒川を抜け出して山手通りを越えましょう。 注目のステーキハウスが中目黒にあるんです。『Steak Dining Vitis』は、特製煉瓦造りの炉窯で焼き上げるスタイルのステーキハウス。炭火でカリッと焼き上げた表面と中の柔らかさのコントラストに驚くはず。都内の有名高級ステーキ店の『あら皮』『哥利歐』で腕を慣らした結城氏で修行されたシェフのステーキは絶品。 そして、ぜひ一緒に食べて...
『ウルフギャング』『ルースズクリス』など、ステーキハウス数あれど、次に女性が狙うのは中目黒にある『Steak Dining Vitis』。特製煉瓦造りの炉窯で焼き上げるスタイルは東京でも珍しい。炭火でカリッと焼き上げた表面と中の柔らかさのコントラストに驚くはず。都内の有名高級ステーキ店の『あら皮』『哥利歐』で腕を慣らした結城氏で修行されたシェフのステーキ、そして幻のスモークサーモンが食べたい!表参道から徒歩3分、有名ブティックが立...
串に刺した肉を、炭をくべた煉瓦製の炉窯で焼くスタイルの新店。他の焼き方以上に高い技術が要求されるので、この焼き方をする店は日本でもわずかしかない。「築地の名店『哥利歐』仕込みのステーキを比較的カジュアルな値段で楽しめる店です。最高の焼き手によるステーキは格別!」...