久しぶりに集まった3人は、中目黒にある『スゥリル』に来ていた。旬の野菜がふんだんにあしらわれた、芸術品のように美しい料理の数々を堪能しながら、あゆみは近況を話し...
中目黒から徒歩7分ほど、駅前の喧騒とはほど遠い「裏ナカメ」エリアにある、フランス料理店『SouRiRe』。 決してわかりやすい立地ではないが、住宅地に隠れてひ...
妻という生き物は、噂話が大好物である。 中目黒にある隠れ家フレンチ『スゥリル』。 入口右手のソファ席を陣取るように、華やかに着飾った女たち...
オーナーシェフの湯澤さんは、銀座『ル・マノアール・ダスティン』にてスーシェフを務めた経歴を持つ。 ここでいただけるのは、日本の四季を感じられる食材を...
川越シェフが推薦するのは住宅街にひっそりと佇むフランス料理店。正統派フレンチをベースに、四季折々の食材を使った料理をコースで提供する。 「雑誌に掲載...
湯澤貴博シェフは『アンフォール』出身。シェフの技巧としては安定感を誇り、メニューも完成の域に達したものばかりだ。また、そうでなくては技量の善し悪しをしっか...
ビフォア『エル・ブリ』。料理が料理らしく、素材が原型をとどめながらも、エスプリが発揮されていた時代。輝かしい80’ S~90’ Sのフランス料理を体現する...
仕事は週1になってしまったものの、幼児教室の日数はそうすぐに変えられない。志穂は空いた時間に、ちょうど休みがかぶった聖羅とランチをすることにした。 店は、今度は志穂が選んだ。 肉に目がない志穂が行ってみたかった、『ユーゴ・デノワイエ 恵⽐寿』だ。...
店名:HUGO DESNOYER EBISU(ユーゴ・デノワイエ 恵⽐寿) 住所:渋⾕区恵⽐寿南3-4-16 アイトリアノン 1/2F 営業時間: ランチ:11:00〜15:00(L.O.14:00) ディナー:17:00〜23:00(L.O.22:00) 定休日:月曜 電話番号:03-5725-2525 HP:http://hugodesnoyer.jp/ 【予約】 URL:https://www.tabl...
【今週のNEO渋谷区男子】 名前:翔平 年齢:30歳 職業:シェアリングサービス会社経営 好きな店:『アシエンダ デル シエロ -モダン メキシカーノ(10階の方)』『サル イ アモール』 好きなタイプ:スタイルの良い子 ここ最近、素人のはずなのに、半分玄人レベルの可愛い子をInstagramで見かけることが多い。そしてこの渋谷区には、そんなインスタグラマー女子達とやたら繋がっている男性が生息する。 ...
日本初のスペイン米料理専門店『アロセリア サル イ アモール』。同店を切り盛りするのは、ホールでサービスするオーナーのヴィクトル・ガルシアさんと、オーナーシェフの宮﨑健太さんだ。 あまり知られていないが、スペイン料理には、代表的なパエリア以外にもディープな米料理がまだまだたくさんある。その奥深さをしれるのが『アロセリア サル イ アモール』である。...
私抜きで会議は進められたが、不安は的中した。イベント内容について、剛田さんは勝手に、イタリア本社の変更の要望に全てOKを出していたのだ。 イベント当日まで2週間をきっている。今さら変更は出来ないと、私はきっぱり言い返したが、剛田さんは顔を真っ赤にして怒鳴り散らす。 「本社の言うことは絶対だ!お前は黙ってただ従えばいいんだ!」 私の怒りは限界に達していた。 ◆ 私は周平君と、代官...
「郷土料理は誕生した土地の気候や文化、すべてを反映した『満点』の存在。心底ほれ込んでいるから、余計な事は一切できない」と語る、同店のシェフ。 その情熱を鮮やかに映す一皿はどれも骨太で、弾けるようなパワーで直撃してくる。しかし、食べ手の肩の力をぽんと抜いてくれる気さくさに溢れているのも、郷土の素朴な味わいならでは。本格的などという説明は、もはや不要。心を開いて、理屈抜きでただ体感するのが、この店の唯一の攻略法だ。...
今夜は、代官山の『アロセリア サル イ アモール』で食事会だ。 杉ちゃんの結婚報告の日に、同じように悔しさを表していた裕子がセッティングしてくれたのである。 潤にフラれたことをLINEで愚痴ったところ、電話までかけてきて慰めてくれた上に、すぐさま食事会の手配までしてくれた裕子。 弱った女友達には優しいのが、女の性質なのかもしれない。 麻耶は遠慮せずそんな性質に甘えることにし、嬉々とし...
やみくもに婚活に励むのは、もう終わり。 ある強かな女たちは、婚活の場をワインスクールへ移した。 スクールに通うほどワインが好きな男は、高い年収を稼ぎ、洗練されたライフスタイルを送っている者が多いはずだ。 ワインの知識を深めながら、虎視眈々と男性を見定める女たち。 果たして、その思惑は実るのだろうか? 婚活のため”表参道ワインアカデミー”へ入学した美咲だが、研二との食事会での撃沈...
「あなた、ダサいわね」 睨むでもなく、怒るでもなく、越野部長は何の感情も持たないような表情でそれだけ言うと、床に穴を開けそうなほど細いヒールを鳴らして、扉の向こうへと消えて行った。 ◆ 「ダサくはない!」 そう叫んで、華子はビールグラスを豪快にテーブルに置いた。今日は、大学からの友人である菜々香と代官山の『アロセリア サル イ アモール』で食事をしながら、溜まりに溜まったストレスを発...
スペイン料理界に一石を投じたとして話題を呼んでいる。こちらは日本初の“アロセリア”(米料理をメインにした料理店)なのだ。 「スペインには、具だけでなく、出汁をも変えて作る“仕事”をした米料理というジャンルがあることを知ってもらいたかった」とビクトル氏。 「日本人向けにというふうに逃げずに、現地の料理をそのまま伝えようとしている。そこに共感する」と有馬氏がいうように、あくまでも“現地と同じ味”にこだわ...
一見パエリア。ですがこれはれっきとしたスパニッシュの焼きそば。その名も「フィデウァ」といい、バルセロナ地方では家庭料理としてもよく食べられるもの。 麺は極細のパスタを細切れにしたものを使用し、魚介とスープで一気に炊き込み&焼き上げる。 パエリアと違い、麺なので出来上がる時間も早く、もうちょっと食べたいたいときにナイスな一皿。 触感はムチムチとしていて、塩っ気のあるイカスミ味も良く合う。知られざ...
【父・ビセンテ】そもそも、スペインバルとは何かをわかっていないのに、バルを名乗っている店が多過ぎるよ。 生ハムを置けばいいってもんじゃない、オブジェじゃないんだからね。 【息子・ビクトル】その通り!切り方ひとつで口溶けも変わるんだから、まともに切れないなら置かない方がいい。 バルは、スペイン人にとっては「日常」。居酒屋とコンビニ、カフェを全部足したような……。お酒を飲むだけじゃなく、電話を借りに寄った...
「3」という数字によって、恋人や夫婦は関係性が動くと言われている。 美人は3日で飽きる、3年目の倦怠期などの言葉が表すように、3には男女の心境を大きく変化させる意味があるのだ。またそれは3ヶ月である“四半期(クォーター)”にも当てはまり、この時期にはなにかが起こり始める。 今回の主人公、祥子30歳・独身は、地元の福岡から東京に出てきて早8年。中堅広告会社で働きながら東京生活を日々生きている。 ...
そろそろおせち料理にも飽きて、カラダが肉を欲している肉ラバーのみなさん! 2016年新春、都内で最も早く開催される肉イベント「肉フェスマーケット」で夢の”肉はしご”はいかが? 舞台となるのは、新宿高島屋。今年で開店20周年を迎える新宿高島屋の記念催事という位置づけも加わり、本日1/4(月)より、盛大にドドーンと開幕だ!2014年の初回開催からわずか2年で、通算270万人もの肉食グルメたちを魅了した「肉フェス...
~スペイン北部で食される辛さを抑えた青唐辛子の酢漬け~ バルのつまみの定番で、生ハムなどと合わせピンチョスでいただく。ししとうに似たマイルドな辛みと酸みが酒に合う。...
『アロセリア サル イ アモール』 スペインの文化をも感じさせる店内で愛情たっぷりの郷土料理をいただける店。...
*『アロセリア サル イ アモール』は東京カレンダーWEB上からご予約可能です。...
「地のものをそのまま鍋に入れ、味付けはシンプルに。抜群な素朴さが、スペインの家庭の味」とビクトル氏。案内してくれた『エル・カステリャーノ』は、サッカーのスペイン代表チームが来日すると試合前に訪れる店だ。理由は、スペイン人の誰もが知る味が食べられるから。 オープンは36年前、日本に初めてスペインの家庭料理を伝えたのが、オーナーであり、ビクトル氏の父親ビセンテ氏。「僕も日本にスペインの食文化を伝えたい」と父と...
スペイン料理界に一石を投じたとして話題を呼んでいる。こちらは日本初の“アロセリア”(米料理をメインにした料理店)なのだ。 「スペインには、具だけでなく、出汁をも変えて作る“仕事”をした米料理というジャンルがあることを知ってもらいたかった」とビクトル氏。スペイン各地で修業を積み、古くより伝わる味をも習得したシェフ宮﨑健太氏との出会い、ふたりで店を出すために互いが勉強をした。 「日本人向けにというふうに逃げずに...
店名:吉次蟹蔵(キチジカニゾウ) 住所:目黒区上目黒3-9-5 プラージュ目黒 3F 303号室 営業時間:17:00~25:00(L.O.24:00) ※20時以降、鍋単品やアラカルトのご注文も承っています。 定休日:月曜 電話番号:03-3712-5211 席数:32席※個室あり(4名様×2部屋)...
電話:03-6303-2107 店舗HP:http://www.v-yamazaki.co.jp/全国でも珍しいワイナリーの日本のお客さまをつなぐ直輸入ワイン専門店。 小さなぶどう農家や家族経営のワイナリーが造る、少量生産ながら上質なワインをリーズナブルな値段でお届け。チーズ・シュヴァリエ厳選の直輸入チーズやワインに合う食材なども豊富に揃え、週末には『THE CITY BAKERY』のパンや現地で買い付けたチーズと共に、食...
今月、オープン20周年を迎えた代官山の『タブローズラウンジ』。 本日3/19(日)から3/21(火)までの3日間、通常価格20,000円~156,000円の厳選されたボトルワイン12種類を半額で提供!ラインナップは、90Sカリフォルニアワインを中心に、ドンペリロゼ、クリュッグなど、まさにスペシャルだ! 期間中は、実力派アーティストによるスペシャルジャズライブも開催!アーティスト渾身のプレイが、スペシャルイヤーをさらに盛り上...
予約が取れない大人気の焼鳥店『中目黒いぐち』が、新業態の焼肉店『焼肉いぐち 中目黒』をオープン。 看板を廃した鉄扉を開けると「大人の秘密基地」という表現がぴったりの、周囲の喧騒から隔絶されたコの字カウンターがお出迎え! そんな店内でいただけるのは、なんと、店主が肉一枚一枚を丁寧に火入れしていく、“自分で焼かない”スタイルの焼肉だ。...
「同棲しない?」 「え……?」 唐突過ぎるその提案を飲み込めず、思わず聞きかえす。まだ付き合って1ヶ月。徐々にお互いの生活リズムや価値観を掴みかけてきたところである。 結衣の動揺を悟ってか、健はその理由を淡々と説明し始めた。 「いくつか理由がある。まず、デートの約束に時間をとられるのが嫌だということ。あ、会いたくないとかじゃないよ、むしろ会いたいからなんだけどね。 お互い、社内外の付き合いも多い上...
店名:焼肉いぐち 中目黒店 住所:目黒区上目黒1-5-10 中目黒マンション112 電話:03-6451-2995(予約優先) 価格:おまかせコース20品 4,980円(税サ別) メニュー内容:その日の美味しいお肉10種を厳選し、その他料理8品と共に提供 URL:http://www.nakameguro-iguchi.com/ facebook:https://www.facebook.com/ ...
進化系焼き鳥として有名な『中目黒いぐち』。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、店内では鮨屋を思わせる白木のカウンターが出迎える。強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 同店のメニューは「おまかせコース」のみ。全23品を2時間ほどかけて、少しずつ提供するスタイルだ。 コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後...
宅配ピザでおなじみの『ピザーラ』は、超一流フレンチ『ジョエル・ロブション』と同じ会社が運営している。...
哲也が予約してくれた『恵比寿 米ル』は、中目黒の人気焼鳥『いぐち』が“最高の大人の秘密基地”として去年の夏にオープンした話題の和食店だ。 「お酒、あんまり強くないんだね。無理しないでね」 哲也の人の良さそうな笑顔に、志乃の胸はチクリと痛む。 同い年の、爽やかな好青年。内部生上がりの早稲田大学出身で、大手IT企業勤め。 学生時代は少しやんちゃだったという話で先日は盛り上がったが、サトシ...
進化系焼き鳥として有名な『中目黒いぐち』。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、店内では鮨屋を思わせる白木のカウンターが出迎える。強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 同店のメニューは「おまかせコース」のみ。全23品を2時間ほどかけて、少しずつ提供するスタイルだ。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュ...
焼鳥1串の分量に想いを馳せたことはあるだろうか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gと言われている。 「それだと焼鳥5本でお肉を300g食べたことになりますが、そんなに召し上がらない女性は多いですよね」とは焼鳥業界で20年研鑽を積み、独立を果たした井口勝広氏。焼く側よりもゲストの目線で考え辿りついたのが、少量で幅広い部位が食せるピンチョスをおまかせコースで供すスタイル。特に丁寧に下処...
腸に豚肉と鶏のつくねを詰め、旨みの濃度にこだわった意欲作。恐竜をイメージさせるビジュアルからその名を“いぐちザウルス”に。口中にジュワっとほとばしる肉汁に、思わず咆哮をあげること間違いナシ?!...
最近は、焼き鳥店もバラエティに富んでいる。その中でもこちら「中目黒いぐち」はかなりの進化系だ。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、鮨屋を思わせる白木のカウンターや、強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 おまかせコースのみのメニューも、やはり進化系といえる。コースは全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。 コースの前半はフォアグ...
焼き鳥1串の分量がどのくらいか知っていますか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gだそう。つまり単純計算しても焼鳥5本でお肉を約300gとなかなかのボリューム。 「もっと焼き鳥を楽しんでほしい。」と、焼く側よりもゲストの目線で考え、辿りついたのがピンチョススタイルのおまかせコースを供する『中目黒いぐち』。少量ずつ幅広い部位が食せるとあって人気も高い。 普段、自分のオーダーではな...
『中目黒いぐち』といえば本誌読者にも馴染みがあるだろうが、イタリアンではなく進化系の焼き鳥屋だ。 おまかせのみのコースで全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後には、野菜やハツ、ボンジリなどの一口サイズのピンチョスが続く。 しかし、それで満足して店を後にしてはならない。...
焼肉デートの王道の『KINTAN』に、実は一店舗しゃぶしゃぶがあるのはあまり知られていないこと。その目利きなセレクトに女性側のテンションが行く前から上がるのは間違いないし、コースが始まれば贅沢なお肉のラインナップに歓声が沸く。 卓上に並ぶのは、牛タンに3種の赤身肉、ざぶとんなどで、すべてが厳選の和牛である。特に牛タンのしゃぶしゃぶは焼肉店こそのユニークな一品で、初めての体験に盛り上がることは必至。...
話題の焼き肉店『KINTAN』が手掛ける新業態。 国産牛タン、ハラミ、イチボ、ざぶとんなど焼き肉同様に部位ごとにしゃぶしゃぶを楽しめる。...
話題の焼き肉店『KINTAN』が手掛ける新業態。国産牛タン、ハラミ、イチボ、ざぶとんなど焼き肉同様に部位ごとにしゃぶしゃぶを楽しめる。タンにはオリーブオイルとトリュフ塩、極上サーロインにはすき焼きだれといった、試行錯誤によって辿り着いた組み合わせの相性も抜群だ。 クレソンやルッコラなどの野菜は15種類がお替わり自由で、〆の「トリュフたまごぞうすい」も感動モノ。千葉県産の〝幻の霜降り豚〞は、台湾醤油を使った...
オシャレでデート向きの焼肉店の代表格『焼肉KINTAN』が、新業態として『しゃぶしゃぶKINTAN 代官山本店』をオープンした。 「『焼肉KINTAN』のしゃぶしゃぶって知ってる?」と、流行りもの好きな女子を口説くにはうってつけかもしれない。...
牛タンや極上和牛、幻の霜降り豚、肩ロースのすきしゃぶ、トモサンカク、ざぶとん、極上サーロインetc...。今まで焼いて食べていた部位を、しゃぶしゃぶでいただいたら、どうなるんだろう?興味がそそられたら、百聞は一見にしかず!さっそく食してみるべし。 もちろんこれらの肉は、『KINTAN』の肉職人の目利きで仕入れた肉ばかり。味は間違いない。店舗名:しゃぶしゃぶKINTAN 代官山本店 住所:〒150-002...
俊介が予約してくれたのは、代官山にある『鉄板焼き 花』だった。ちょうどお肉が食べたいと思っていたので、このチョイスは嬉しい。 「こんばんは!智子ちゃん、こんな可愛い友達がいるなら早く言ってくれればいいのに〜。僕は俊介と申します。お酒は飲める人かな?もしよければ、ワインボトルで頼んじゃってもいいかな?」 「は、はい!もちろんです」 実際に会ってみると、俊介は想像と違いハキハキした話し方をする人だった。しかもノリ...
僕は三人の食事の場として、代官山にある鉄板焼きを予約した。みんなで美味しいワインと肉を囲んで話せば、距離も縮まる気がしたから。 お互いが既に好印象を持っている同士での初対面は、緊張する。 とりあえずいつも買い物に行くブランドで買ったロゴTシャツとデニムでカジュアルに、でも時計やベルト、その他の小物類はきちんとした物をつけて、食事会の会場である『鉄板焼き 花』へと向かった。...
なんだか最近恵比寿にも飽きてきて、コンパの若者でうるさい店でデートなんてしたくない!そんな大人におすすめなのが代官山だ。 2015年代官山にオープンした『鉄板焼き 花』は、シックな雰囲気と繊細な鉄板料理の名店で、大人デートを楽しむ客層で賑わう。 ニーズに合わせた5種類のコースを揃え、どのコースも13品以上の料理を楽しめるお得なコースばかり。今回は、なかでもお得な「花コース」を紹介しよう。...
「物件を決める前に、椅子をオーダーしました」と語る、オーナーシェフの溝手隆正氏。研ぎ澄まされた感性は、料理のみならず空間までもプロデュースする。 クラシカルでモダンな店内へ足を運ぶとむく素材のカウンターの奥に広がるのは、国内の一流ホテル御用達の鉄板。テーブル席ではろうそくの灯が灯る中、記念日で利用するのが通な楽しみ方。...
『ティ ピッキオ』で開かれた陽子の送別会。 ー藤沢さん、自ら退職願を出したと聞いたけど…。 春菜はいてもたってもいられなくなり、思い切って陽子の隣の席に腰を下ろす。 「藤沢さん、お疲れ様でした…でも急に退職されるなんて、どうして…?」 「ほら、課長独りぼっちでしょ、家族もいないし。その上仕事もなくなっちゃって…。東京から出るっていうし、支えてあげたくなってね。」 春菜が怪訝な顔をしたのが分かったの...
目黒川沿いのビルの3階に店を構える一軒。鮮やかな黄色い壁に写真や絵が飾られた、愛らしくも異国情緒を感じる空間が広がる。「アマルフィの料理は、守りに入っているかと思いきや斬新な一面もあるのが魅力ですね」と語るのは、アマルフィとナポリで研鑽を積んだ渡部公彦シェフ。 たとえば、カツレツをレアのマグロで作る、というのも一般的なイタリア料理にはない試みだ。アクアパッツァに貝類を入れないのも、アマルフィやナポリならでは。トマトやオリーブ...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。初めてのワンナイトや社内恋愛も経験したが、恵比寿に住んでいた涼とは、彼の転職を機に同棲することになり、香織は東京で初めての幸福な恋愛に浸っていたが……。 日比谷線の女 vol....
中目黒から徒歩5分、季節を感じる旬の食材を使った一品料理や天ぷらで楽しめる『天雅』。 御影石を使ったカウンターを基調としたシンプルモダンな雰囲気の中、所々に季節の花や調度品などが飾られた大人の空間だ。 デート利用なら、特に臨場感あふれるカウンター席が圧倒的に人気。目の前で次々と揚げられる天ぷらのライブ感溢れる音と職人技を目の前にしながら、2人の会話も盛り上がること間違いなし。...
LINEを送信すると、すぐに誠から返事が来た。 「ちょうど今夜飲む予定だった奴がこれなくなってさ、ちょうど良かった。19時に『中目黒 KIJIMA』でどう?」 涼子は「了解、ありがとう」と返し、時間に間に合うよう会社を出るため、自席に戻り仕事を片付け始めた。 ◆ 涼子が店の前に着くと、そこには誠が立っていた。 「…もしかして、待っててくれたの?」 「まぁな、前道に迷ったことがあったろ?今回も...
白濁したスープの表面には、鶏の旨みをたっぷり含んだ黄金色の脂が浮かび、中にはぷりっぷりの鶏肉と、スープを吸い込んだ艶やかな野菜がぐつぐつと煮込まれている。見た目もさることながら、辺りに漂う香りが食欲をそそる。 訪れる客の約8割が女性。やはりコラーゲン目当てである。国産鶏のガラやもみじ(鶏足)を大量に用い、香味野菜とともに8〜10時間煮込んだスープは、とろりとした喉越し。飲んだ後の唇を舐めてもその旨みを感じるほど濃厚で、これが...
目黒川を渡って路地を1本奥に入った場所に、何やら賑やかな光を見つける。周りにはあまり店がない静かな場所にひっそりと佇むこちらの店が、『ムール&ビストロ massa 中目黒』。 3階建ての一軒家ビストロで、1階にはカウンター席、2階はカジュアルで明るいテーブル席、そして3階にはプライベート感満載のソファ席と、フロアによって様々な顔を持つ使い勝手の良い店だ。...
僕らが知りたいのはやっぱり「口説けるレストラン」!そして実はコスパがいいなら更に助かるっていうのが本音だ。 今年4月にオープンした一軒家ビストロ『ムール&ビストロ massa 中目黒』は、プライベート感たっぷりのソファ席でコスパ抜群のコースが楽しめる新店。 今のうちにチェックしていて損はない!...
豪華でファンシーな空間はデートや記念日にぴったり。代名詞の選び放題デザートワゴンに愛犬も大興奮!東カレがお薦めする『ワン!ダフルレストラン』は、以下の条件を満たすお店たち。 ①犬関係なく、とにかく食事が美味しい ②外ではなく店内で食事ができる 美食で鳴らす東カレ専属グルメ犬「かつお」氏をお招きし、都内の『ワン!ダフルレストラン』を求めるこの連載。 第2回は代官山より徒歩3分、住宅街を一本裏手に入った創業30年の歴史...
山手通りを池尻大橋方面に進み、中目黒駅を越えて右折すると彼の家に着いた。上目黒1丁目、目黒川沿いにある10階建てのマンションだった。近くには有名なチーズケーキ屋『ヨハン』やイタリアンレストラン『バッチョーネ』があり、閑静な住宅街ながらも街としての賑わいも残している。 彼の部屋は4階だった。間取りは1LDKで、10畳ほどのリビングからは桜並木が見下ろせる。目黒川沿いで駅から徒歩5分圏内、この立地だと家賃は20万円ほどだろうか。...
一方肉業界では、この時期、博多『万十屋』の六本木店開店を皮切りに〝もつ鍋〟旋風が吹き荒れる。フィーバー自体は1年余りで沈静化するが、それまでの〝もつ=ゲテモノ〟のイメージがこのブームで幾分緩和されたのは事実だろう。 91年、牛肉の輸入自由化で焼肉業界も活気づく中、メキメキと頭角を現してきたのが、〝豚肉〟。白金豚に平牧三元豚、アグー豚etc.数々の銘柄豚が市場を賑わし、豚自慢のレストランが話題を呼んだ。 この豚ブームには...
あと半年で開店20年を迎える『バッチョーネ』。小島史朗シェフは開店当日から今日まで同じ銘柄の豚を変わらず350gの塊で焼き続ける。...