焼かれた肉の香りに、かつお氏の嗅覚は敏感に反応!提供される羊肉は、すべてニュージーランド産2歳前後のマトンを3日間熟成させたもの。 生後一歳未満のラムは柔らかいのだが、肉本来の旨みはどうしても足りなくなりがち。2歳前後のマトンは臭みもなく、ジューシーで羊肉独特の旨みが豊かなのである。 七輪とジンギスカン鍋も、特注品。七輪は遠赤外線効果を高めるため、炭の火力が強く出る形状を追求しており、鍋は炭に落ちた肉汁により香り豊かになる...
久しぶりに集まった3人は、中目黒にある『スゥリル』に来ていた。旬の野菜がふんだんにあしらわれた、芸術品のように美しい料理の数々を堪能しながら、あゆみは近況を話し...
中目黒から徒歩7分ほど、駅前の喧騒とはほど遠い「裏ナカメ」エリアにある、フランス料理店『SouRiRe』。 決してわかりやすい立地ではないが、住宅地に隠れてひ...
妻という生き物は、噂話が大好物である。 中目黒にある隠れ家フレンチ『スゥリル』。 入口右手のソファ席を陣取るように、華やかに着飾った女たち...
オーナーシェフの湯澤さんは、銀座『ル・マノアール・ダスティン』にてスーシェフを務めた経歴を持つ。 ここでいただけるのは、日本の四季を感じられる食材を...
川越シェフが推薦するのは住宅街にひっそりと佇むフランス料理店。正統派フレンチをベースに、四季折々の食材を使った料理をコースで提供する。 「雑誌に掲載...
湯澤貴博シェフは『アンフォール』出身。シェフの技巧としては安定感を誇り、メニューも完成の域に達したものばかりだ。また、そうでなくては技量の善し悪しをしっか...
ビフォア『エル・ブリ』。料理が料理らしく、素材が原型をとどめながらも、エスプリが発揮されていた時代。輝かしい80’ S~90’ Sのフランス料理を体現する...
女子会に使える中華料理って、中目黒でも貴重な存在。登場するなり写真を撮らずにはいられないような美しい前菜の盛り合わせからスタートするコースは2012年のオープン当初から話題となった。 「十種十彩」と名付けられたその前菜はいつのまにやら15種類前後にまで増え、河野利之シェフの高いポテンシャルを物語っている。...
独立したときにそろえたという、全品共通の白い皿に盛られたコースの品々は、盛りつけによってこうも印象が異なる。普段は料理の写真を撮らないようにしている人でさえ、思わずカメラを取り出したくなるはずだ。...
しっぽりデートでも使える中華は、中目黒で貴重である。登場するなり写真を撮らずにはいられないような美しい前菜の盛り合わせからスタートするコースは2012年のオープン当初から話題となった。 「十種十彩」と名付けられたその前菜はいつのまにやら15種類前後にまで増え、河野利之シェフの高いポテンシャルを物語っている。 ずっと上海料理の修業を積みながらも「フレンチのように提供したい」という想いがあり、独立すると...
予約が取れない大人気の焼鳥店『中目黒いぐち』が、新業態の焼肉店『焼肉いぐち 中目黒』をオープン。 看板を廃した鉄扉を開けると「大人の秘密基地」という表現がぴったりの、周囲の喧騒から隔絶されたコの字カウンターがお出迎え! そんな店内でいただけるのは、なんと、店主が肉一枚一枚を丁寧に火入れしていく、“自分で焼かない”スタイルの焼肉だ。...
「同棲しない?」 「え……?」 唐突過ぎるその提案を飲み込めず、思わず聞きかえす。まだ付き合って1ヶ月。徐々にお互いの生活リズムや価値観を掴みかけてきたところである。 結衣の動揺を悟ってか、健はその理由を淡々と説明し始めた。 「いくつか理由がある。まず、デートの約束に時間をとられるのが嫌だということ。あ、会いたくないとかじゃないよ、むしろ会いたいからなんだけどね。 お互い、社内外の付き合いも多い上...
店名:焼肉いぐち 中目黒店 住所:目黒区上目黒1-5-10 中目黒マンション112 電話:03-6451-2995(予約優先) 価格:おまかせコース20品 4,980円(税サ別) メニュー内容:その日の美味しいお肉10種を厳選し、その他料理8品と共に提供 URL:http://www.nakameguro-iguchi.com/ facebook:https://www.facebook.com/ ...
進化系焼き鳥として有名な『中目黒いぐち』。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、店内では鮨屋を思わせる白木のカウンターが出迎える。強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 同店のメニューは「おまかせコース」のみ。全23品を2時間ほどかけて、少しずつ提供するスタイルだ。 コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後...
宅配ピザでおなじみの『ピザーラ』は、超一流フレンチ『ジョエル・ロブション』と同じ会社が運営している。...
哲也が予約してくれた『恵比寿 米ル』は、中目黒の人気焼鳥『いぐち』が“最高の大人の秘密基地”として去年の夏にオープンした話題の和食店だ。 「お酒、あんまり強くないんだね。無理しないでね」 哲也の人の良さそうな笑顔に、志乃の胸はチクリと痛む。 同い年の、爽やかな好青年。内部生上がりの早稲田大学出身で、大手IT企業勤め。 学生時代は少しやんちゃだったという話で先日は盛り上がったが、サトシ...
進化系焼き鳥として有名な『中目黒いぐち』。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、店内では鮨屋を思わせる白木のカウンターが出迎える。強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 同店のメニューは「おまかせコース」のみ。全23品を2時間ほどかけて、少しずつ提供するスタイルだ。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュ...
焼鳥1串の分量に想いを馳せたことはあるだろうか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gと言われている。 「それだと焼鳥5本でお肉を300g食べたことになりますが、そんなに召し上がらない女性は多いですよね」とは焼鳥業界で20年研鑽を積み、独立を果たした井口勝広氏。焼く側よりもゲストの目線で考え辿りついたのが、少量で幅広い部位が食せるピンチョスをおまかせコースで供すスタイル。特に丁寧に下処...
腸に豚肉と鶏のつくねを詰め、旨みの濃度にこだわった意欲作。恐竜をイメージさせるビジュアルからその名を“いぐちザウルス”に。口中にジュワっとほとばしる肉汁に、思わず咆哮をあげること間違いナシ?!...
最近は、焼き鳥店もバラエティに富んでいる。その中でもこちら「中目黒いぐち」はかなりの進化系だ。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、鮨屋を思わせる白木のカウンターや、強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 おまかせコースのみのメニューも、やはり進化系といえる。コースは全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。 コースの前半はフォアグ...
焼き鳥1串の分量がどのくらいか知っていますか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gだそう。つまり単純計算しても焼鳥5本でお肉を約300gとなかなかのボリューム。 「もっと焼き鳥を楽しんでほしい。」と、焼く側よりもゲストの目線で考え、辿りついたのがピンチョススタイルのおまかせコースを供する『中目黒いぐち』。少量ずつ幅広い部位が食せるとあって人気も高い。 普段、自分のオーダーではな...
『中目黒いぐち』といえば本誌読者にも馴染みがあるだろうが、イタリアンではなく進化系の焼き鳥屋だ。 おまかせのみのコースで全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後には、野菜やハツ、ボンジリなどの一口サイズのピンチョスが続く。 しかし、それで満足して店を後にしてはならない。...
2011年に、八木康介シェフが日本へ帰ってきてから早4年。ご存知、中目黒の『ラ・ルーナ・ロッサ』を一躍人気店にし、銀座『ブルガリイル・リストランテ』で料理長を務めたその人である。 重厚な扉の奥に広がるのは、清々しく開放的なダイニング。地階ながら大きな窓があり、外に並ぶ木々が灯りに照らされて店内を彩る。牡蠣色のリネンのクロスは、黒が基調の空間の柔らかなアクセントに。洗練と温もりが心地よく共存している。...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
国内産の鳩を使用。栗と煮込んだラグーで和え、しっとりとローストした胸肉を添えて。和栗の優しい甘みと鳩の繊細な旨みが折り重なる今年も残すところあとわずか。色々あった2011年、それでも魅力的な店はたくさん生まれ、東京を活気付けてくれた……と、すっかり年末的感慨に浸っていたところに、吉報が舞い込む。八木康介シェフが帰ってきたのだ。ご存知、中目黒の『ラ・ルーナ・ロッサ』を一躍人気店にし、銀座『ブルガリイル・リストラン...
翌朝。僕の大きめのTシャツを着ながらコーヒーを飲んでいるアキは、起きてきた僕に他の女と同じようなことを言ってくる。 「このお家、お部屋余ってるじゃない?引っ越してこようかなぁ」 僕の住む『ラ・トゥール代官山』は代官山に君臨する、泣く子も黙る高級レジデンスだ。 中には車のまま部屋へ直行できるタイプの部屋もあり、家賃が500万を超える部屋もあるのだが、大人気の物件で中々空かないのが現状だ。 僕の部屋はガレージ付...
「それでは、お互いの自己紹介でもしましょうか」 ルナさんがセッティングしてくれた食事会というだけあり、男性陣は好物件揃いだった。 有名企業の御曹司・室田と医者の黒田。3人の職業はバラバラだったものの、高島を始め、皆優しそうな雰囲気だ。 「女性陣の名前も伺えるかな?みんな可愛いけど、何繋がりなの?」 話をふってきたのは、室田だった。室田は陽気な人柄が滲み出ており、先ほどから盛り上げ役に徹してくれている。 ...
「隠」。その一字は風流な趣を表し、「隠」の意味を忍ばせる。住宅街の中、ひっそりと佇むこの店は、1日限定5組の完全予約制。そこでは完全なる美食空間を提供する至上のもてなしが待っている。 Y「お鮨屋さんにしては照明が落としめ。美味しいけど気取ってなくて、カジュアルに行きやすいです。」...
「隠」。その一字は風流な趣を表し、「隠」の意味を忍ばせる。住宅街の中、ひっそりと佇むこの店は、1日限定5組の完全予約制。そこでは完全なる美食空間を提供する至上のもてなしが待っている。 料理人歴30年を超える店主・井上雅史氏は、食材に限らず店に置くもの見られるものすべて、産地・作り手の元に足を運び、自らの目で見出だし、ときに体を使って生産者とともに獲得する。ゆえに彼は、客に何を聞かれても答えられないというこ...
『ティ ピッキオ』で開かれた陽子の送別会。 ー藤沢さん、自ら退職願を出したと聞いたけど…。 春菜はいてもたってもいられなくなり、思い切って陽子の隣の席に腰を下ろす。 「藤沢さん、お疲れ様でした…でも急に退職されるなんて、どうして…?」 「ほら、課長独りぼっちでしょ、家族もいないし。その上仕事もなくなっちゃって…。東京から出るっていうし、支えてあげたくなってね。」 春菜が怪訝な顔をしたのが分かったの...
目黒川沿いのビルの3階に店を構える一軒。鮮やかな黄色い壁に写真や絵が飾られた、愛らしくも異国情緒を感じる空間が広がる。「アマルフィの料理は、守りに入っているかと思いきや斬新な一面もあるのが魅力ですね」と語るのは、アマルフィとナポリで研鑽を積んだ渡部公彦シェフ。 たとえば、カツレツをレアのマグロで作る、というのも一般的なイタリア料理にはない試みだ。アクアパッツァに貝類を入れないのも、アマルフィやナポリならでは。トマトやオリーブ...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。初めてのワンナイトや社内恋愛も経験したが、恵比寿に住んでいた涼とは、彼の転職を機に同棲することになり、香織は東京で初めての幸福な恋愛に浸っていたが……。 日比谷線の女 vol....
中目黒から徒歩5分、季節を感じる旬の食材を使った一品料理や天ぷらで楽しめる『天雅』。 御影石を使ったカウンターを基調としたシンプルモダンな雰囲気の中、所々に季節の花や調度品などが飾られた大人の空間だ。 デート利用なら、特に臨場感あふれるカウンター席が圧倒的に人気。目の前で次々と揚げられる天ぷらのライブ感溢れる音と職人技を目の前にしながら、2人の会話も盛り上がること間違いなし。...
LINEを送信すると、すぐに誠から返事が来た。 「ちょうど今夜飲む予定だった奴がこれなくなってさ、ちょうど良かった。19時に『中目黒 KIJIMA』でどう?」 涼子は「了解、ありがとう」と返し、時間に間に合うよう会社を出るため、自席に戻り仕事を片付け始めた。 ◆ 涼子が店の前に着くと、そこには誠が立っていた。 「…もしかして、待っててくれたの?」 「まぁな、前道に迷ったことがあったろ?今回も...
白濁したスープの表面には、鶏の旨みをたっぷり含んだ黄金色の脂が浮かび、中にはぷりっぷりの鶏肉と、スープを吸い込んだ艶やかな野菜がぐつぐつと煮込まれている。見た目もさることながら、辺りに漂う香りが食欲をそそる。 訪れる客の約8割が女性。やはりコラーゲン目当てである。国産鶏のガラやもみじ(鶏足)を大量に用い、香味野菜とともに8〜10時間煮込んだスープは、とろりとした喉越し。飲んだ後の唇を舐めてもその旨みを感じるほど濃厚で、これが...
大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。 お料理はストーリーがありとてもアーティスティック。一皿ごとにワインと、パンのペアリングがあるのも楽しい。 メニューは旬によって変化する。この日の前菜には馬肉のタルタル。刻んだエシャロットのピクルスを最後に合えることで馬肉そのもの香りが感じられ、噛んだ時にちょう...
目黒川沿いに位置する『クラフタル』。同店のシェフを務めるのは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏し、帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身である大土橋真也シェフだ。 そんな実力派シェフが創り出す料理8皿を7,000円で味わえるコースには、パンペアリングがセットに。また、希望があればノンアルコールペアリングにも対応。 その時期の料理に合わせたドリンクを、ソムリエが選び抜き、美しい...
ちょっと頑張った時のご褒美ディナーや誕生日など、いつもより少しだけ特別感を求めるならビルの2階に隠れたモダンフレンチへ。『クラフタル』は窓から目黒川の緑が眺められる開放的なイメージが印象的。 中でもカウンター席は、満席のフロアの中では静かでリラックスできるとあってリピート率が高い。オープンキッチンは近いけれど、あえて横目で眺める位置関係は計算の上。 親密な会話を楽しんだり、キッチンを眺めたり、時には...
花見客でごった返す川沿いを、美味しそうな匂いと屋台のシャンパンの誘惑を振り切りながら、なんとかたどり着く。扉をあけて店に入れば、大きな窓から桜が一望できる!特等席はやはり窓際。席に座って桜を眺めれば気分はもちろん急上昇だ。 大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。桜の季節ならなおさら、こ...
その店、フレンチレストラン『CRAFTALE』は、なんと明日の9月11日(金)オープン! 昨日、プレオープンにお邪魔してきましたので、そのご報告を。 お店は目黒川沿い。住所は青葉台になるので、比較的落ち着いたエリアです。店内はモルタルとステンレスを基調とした、シックで落ち着いた雰囲気。シェフ曰く「手術室のような無機質な感じにしたかった」とのこと。静かでありながら、力強さを感じる内装はかなりクールです。店内...