イタリアの郷土色豊かなパスタを楽しもう!厳選された自然派ワインも揃う
下北沢の『クオーレ・フォルテ』など、都内の人気店で活躍してきたソムリエの大本陽介氏が独立し、2016年にオープンしたのが『アウレリオ』だ。 セレクトするワインは、料理の味に寄り添いながらもそれぞれの個性を放ち、食に彩りをプラスしてくれるものばかり。大本氏がイタリア全土のワイナリーを巡った経験が、存分に活かされている。...
遅くなった新年会がてら、友達とちょっと集まりたい今日この頃。 友人同士で集まる、気取らずに過ごせるお店をお探しならば『アウレリオ』を訪れてみてはいかが? 料理に加え、デザートまで全てが絶品尽くしで、ワインも進み、友人との会話も盛り上がること間違いなしだ!メインとしてオーダーしたのは名物の「豚ばら肉のポルケッタ」。 豚ばら肉を開いたとところに、ニンニクとタイムやイタリアンパセリなど5種類のハーブを散らし、一晩以上寝...
「レフォスコは酸が強い品種ですが、デニスさんは甘みを乗せるのが上手。スキンヘッドですけど」 カウンター越しにワインと生産者を語る店主の大本陽介氏。2016年の7月に遡る独立を前に、店主として大本氏が挑んだのはイタリア全土のワイナリー巡り。ワインに合う料理を手掛ける鈴木崇夫シェフも北部を中心に5年ほど、現地で研鑽を積んだ本格派で、手打ちパスタで9種を用意。 「北東部の人は甘酸っぱい料理が好きでデニスの...
下北沢の『クオーレ・フォルテ』など、都内の人気店で活躍してきたソムリエの大本陽介氏が独立。店名は、イタリアで太陽のように陽気な男の子に付けられる名前から。 ワインは、自身が実際に造り手に会いに行った約40ヵ所のワイナリーをメインに160種をそろえる。初めて訪れたエミリア・ロマーニャの「カミッロドナーティ ソーヴィニヨン」(グラス¥700、ボトル¥4,200)は、スターターに最適な一杯だ。 イタリア5...
渋谷の繁華街に潜む、ふたつの扉を持つ焼き鳥店
今や個性的な焼き鳥が増えているといっても、こんなに型破りでクリエイティブな焼き鳥は見たことがない!と、訪れる人を驚かせる『焼き鳥 陀らく』。そのおまかせコースには誰もが目を奪われる。 同店の魅力はなんと言っても、鶏とフルーツや野菜の組み合わせを楽しめることだ。 幻の洋梨と言われるル・レクチェを巻いたソリレスは、腰皮の脂が洋梨の果肉にしみ込んでいる。ふりかけたシナモンパウダーがさらに美味しさを変化させる仕掛けだ。 ...
例えば、旨みが優しい「京赤地鶏」のモモに合わせるのはなんとドラゴンフルーツ。モモならネギ、という固定観念を軽々と超える、絶妙なバランスと口の中に広がる旨味のハーモニーに驚く。...
かつてない年明けを迎え、「日常の豊かさ」とは何かを、より一層考えさせられることとなった2021年。 「ちょっと美味しいものを」っていうカジュアルなタイミングや...
リブロースを贅沢に使った絶品すき鍋が有名!厳選されたワインとともに楽しもう
箸ですっとほぐれるように切れる柔らかいお肉とコシのあるうどんを一緒に口に運べば、至福のマリアージュの完成。疲れた胃にも優しくしみわたる絶品うどん、余すことなく堪能していただきたい。...
遊び心満載のアーティスティックな料理。圧倒的な存在感を放つ極上中華
無数にオープンするお店の中で、これから人気になるお店を選ぶのは至難の技。 そこで注目したいのが、超人気店のDNAを継承した新店。有名店出身のシェフが腕をふるう店や、話題の店の次の一手がそれにあたる。 名店のDNAを持つお店の面白さは、前の店のイズムを継承しつつ、独自に進化させていること。 そんな要素を持ち、これから話題になるであろうレストランを厳選した!2009年からミシュラン三ツ星を取り続ける『石かわ』。そ...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
渋谷で約30年以上愛され続ける、焼肉の歴史を牽引する存在
多くの有名人や料理人が訪れる、言わずと知れた焼肉の“聖地„だが『ゆうじ』の前ではみな平等。 イマドキの人気店が高級食材を使おうがワインを豊富に揃えようが「よそはよそ、自分は自分」という我が道を貫く。 「肉をどれだけ美味しく食べてもらうかを考え、今日以上の明日を目指す。それを毎日必死に繰り返すだけ」。 営業中は常にベストの状態の肉を提供するために、笑顔で対応や過剰な接客はない。その潔い姿勢が客を惹きつけるのだ。...
そのうえで、各部位の個性をいかに生かすかを考え抜いた仕事が、舌を唸らせる。 おまかせコースの塩焼きは、味や食感の違いを楽しめるよう、テール、ハバキ、もも肉、ハラミに絞り、テールは塩こしょう、ハバキは醤油を絡め、モモは青唐辛子で作った薬味をのせる。...
「焼肉が好きで好きで、食べ続けて、そろそろ飽きてきた人たちに、それでも焼肉を食べ続けてもらうために仕事する。これが焼肉屋です」と裕師さん。 その突き抜け方はただ者ではない。牛には様々な部位があるが、裕師さんは「この部位は、どうすればもっと美味しくなるか」という命題を常に抱えている。...
A級、B級にかかわらず、美食を求め歩くマッキー牧元氏にとって焼肉といえばこちら。「肉はもちろん素晴らしいのですが、店主の客の立場にたった丁寧な仕事が他の店とは一線を画しています」...
奥渋谷エリアで魚定食ランチならココ。数量限定・日替わりの『刺身定食』は必食
仕入れにより内容は日替わり、数量限定。 この日は大ぶりな長崎産のブリやシラス、シマエビにキハダマグロのトロたたきを自家製のカラシでいただく。クリガニの味噌汁も濃厚。...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
神泉の住宅街に構える店。前菜からパスタまで、どれも安定の味わい
アンティパストミストは、定番かつ安心の味わいの前菜がたっぷりと。...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
グラスワインは常時40~50種類!ソムリエも通う老舗ビストロ
まずは、人気メニューの鶏白レバームースをご賞味あれ。 生クリームをたっぷり使ったなめらかな食感で、口に運んだ瞬間に舌の上でとろけてしまう。食感と味にアクセントが出るレーズン入りなので、グラスワインが止まらないワインの肴に。 ワインは「マルサネ」を合わせてほしい。クリーミーでシルキーな力のある強いピノノワールで、バランスの良い酸味のやわらかいワインは、鶏白レバームースにぴったり。 軽めにいきたい 0次会なら、シャン...
風情ある日本家屋で粋な和食に酔う円山町の夜
今回選んだカウンター席のフロアは落ち着いて食事と会話を楽しみたいという女性に受けている。ふたりとも「和食といえば、日本酒」派。白石さんはおしとやかな見た目とはウラハラに酒豪との噂も。見た目も華やかなおちょこ選びも楽しい日本酒は全国から選りすぐりの銘柄(半合¥400~)をラインナップ 目も舌も肥えた大人女子が選ぶ、渋谷の隠れ家和食店には、非日常へと誘うポイントが満載だった。...
大人の雰囲気漂う洗練された“KINTAN”。渋谷店限定メニューも見逃せない
2020年。令和になっても、できる大人は仕事も遊びもアクティブがいい。 レストラン、グルメ、トレンド…最新情報は、東京を艶やかに過ごすために必要不可欠。 昼も夜も、素敵な毎日を過ごすための最適なトピックスを厳選してお届けするこの連載。 青山の隠れ家鮨店に続き、前回は銀座で大注目の焼き鳥店を紹介した。 今回は、リニューアルオープンした『渋谷PARCO』だ。建て替えのため2016年から休業していた『渋谷PARC...
2020年一発目となる月刊誌東京カレンダー最新号は、「世田谷」を大特集。 三軒茶屋、三宿、下北沢、二子玉川、成城、経堂、祖師ヶ谷大蔵、尾山台などなど広い「世田...
21時までのコースに注目!満足感がすごい円山町のトラットリア
バケットの上に乗っているのは、フォアグラにクリームや牛乳を合わせたフォアグラプリン。今の季節は柿と合わせて。...
東京カレンダー最新号は『2019年、間違いなかった店』を大特集! 思わず何度も通ってしまった「日常を豊かにする店」、ここぞの時に使った「納得感のある高級店」、...
一人一人に合わせた、自由な構成のおまかせ握り。2人の大将がもてなす奥渋谷の鮨店
2019年7月に奥渋谷に誕生した『鮨 利﨑』。 20代の大将が2人そろって板場に立つオリジナルなスタイルが面白い。 予約の取れない人気店になること間違いなしの、今年、最も注目すべき新店の魅力をお伝えしよう。...
メニューは一品のみの潔さ!唯一無二の旨み感じるインドカレーを渋谷で食す
毎月第4週にはスペシャルトッピングが登場。その時を狙って行くのも楽しみのひとつに。...
東京カレンダー最新号は「素敵な年末にしたい」がテーマ! 年末のメインイベントたるクリスマス、その舞台を王道の「フレンチ」にするか、もしくはあえて「穴場」な高級...
焼きはすべてスタッフが担当。タレまで旨い、ジューシーなホルモンをじっくり味わって
奥渋に話題の店が京都から上陸したのは3年前。その魔性の味に虜になった客のクチコミにより、瞬く間に予約困難な人気店に。 それほどまで、人々を魅了する理由は新鮮なホルモンにある。牛と豚、それぞれの厳選した部位だけを自家製の塩ダレと黒ダレ、2種類のタレで食すのだが、〆が他ではまず経験できない独自のスタイルなのだ。 注目すべきは、眼前に置かれた鉄板の1角に開けられた穴。全行程を経て集まった旨みと脂がその穴を通じて下のタレへと滴...
渋谷東急本館の奥。いわゆる裏渋谷と言われるエリアにある『ホルモン千葉』は、2016年7月、京都の人気店の東京初進出店としてオープン。 その独特の食べ方と2種の味わいが評判を呼び、早くも予約必至店になっている。...
フレンチ、割烹、お鮨にお肉…。そのどれもが美味しく素晴らしい。 でも、連日連夜だとちょっと息が詰まるのも事実。たまには”抜く日“が欲しい。 たとえば、会...
目にも楽しいお洒落で美味しい料理。渋谷の裏通りに佇む隠れ家ビストロ
おつまみの中でも、女性人気が高いフライドポテト。 宇田川町の裏通りにひっそりと佇む隠れ家的ビストロでは、ちょっと珍しい「フライドポテト ミモレットチーズとクミン」¥756が食べられる。 180℃でカラッと揚げたポテトにチーズとクミンシードをふりかける。 シンプルな工程だが、本場フランスで修行経験を積んだシェフにかかると香り高いひと皿に。 自慢のビオワインやクラフトビールともマッチ。高感度な大人たちが集まってくる。...
数あるあんバターコッペの中でも、理想的なビジュアルで提供されるのが『ビストロ ロジウラ』の「あんバターリコッタチーズサンド」。 ブレックファスト&ブランチで味わえる愛らしすぎる人気の逸品の魅力に迫った!2011年に「カジュアルにちょっと気の利いた料理を」というコンセプトで誕生した『ビストロ ロジウラ』。代々木八幡の人気店『PATH』の姉妹店だ。 渋谷に居ることを忘れさせてくれる佇まいと、料理の美味しさからディナーも連日...
たらこスパゲティの元祖。和の具材を使ったクリエイティビティ溢れるメニューに感動
1953年創業。まだまだイタリア料理は日本人に馴染みが薄かった時代に、スパゲティが身近になるようにと創業者が試行錯誤。 日本独自のスパゲティを生み出すべく研究した結果、「昆布粉」を入れると日本人の味覚にフィットする味になることを発見。 これが後の「和風スパゲティ」の隆盛へとつながった。 客からの要望で作ったキャビアのパスタをベースに生まれた「たらこスパゲティ」は¥1,058。 これが、日本における「たらこス...
お客様の要望を受けて、キャビアの代わりに明太子を使ったことで生まれたという「たらこスパゲティ」は、いまや海外でも知られており、日本を訪れる外国人観光客が食べに訪れるほど人気のメニューだ。 納豆ご飯をイメージした「納豆スパゲティ」や、シメジや椎茸など、日本独自のきのこ類をつかい、醤油味でアレンジしたメニューもここから誕生した。 「7・4・7」や「シャネルNo.5」など、開発秘話に基づいた楽しいネーミングも魅力だ。由来を聞...
一斉を風靡した「スープスパゲティ」の美味しさは忘れてはいけない
熱々のスープで皿を満たすスタイルは開店当初から。現社長の本田浩三氏がほかにない個性を求めて考案した。 タイトルも独創的な「絶望のスパゲティ」¥1,300はミートソースに忍ばせた黒オリーブのみじん切りがコクを醸す人気作。 仕上げに加える生クリームの効果から名に反してマイルドな美味しさでクセになる。 オーダーの度に茹でる「ディ・チェコ」1.6mmのコシもしっかり。80年代に勃興した“イタめし”黎明期のプライドを今に伝...
「絶望を大盛りで!」「絶望ふたつ!」 老舗スパゲッティ専門店『ホームズパスタ』を訪れると、そんな奇妙なオーダーが多数聞こえてくる。 この「絶望」とは一体どんなメニューなのか?! その正体をお教えしよう。...
新規店開拓に精を出しつつも、昔からのご贔屓詣でも欠かさないのが高垣さんの流儀。「渋谷の『ホームズパスタ』は、一人でもサクッと行けるフランクな雰囲気が好きで、昔から通い詰めてます。ココでは『ニンニクとトマトと唐辛子のパスタ』一筋! 浮気はしません!」...
27年間変わらないスタイルを貫く、渋谷のスパゲティ専門店。女性がひとりでも訪れやすく、フランクな雰囲気が人気。 こちらで、辛党の人たちやニンニクラバーから人気のメニューが「ニンニクとトマトと唐辛子のパスタ(¥1,200)」。スープ仕立てでボリュームたっぷり。使うニンニクは1 皿につき、2 片と大量かつ、まさに味の決め手。あつーい夏にこそ、食べたくなるメニューだ。 長年通う常連さんも多く、幅広い層から...
大人の渋谷を語るなら避けては通れない名中華
中華ならではの薬膳の知識と、種類豊富な自家製醤から作り出される料理は、夏の暑さで疲れ気味のカラダにも最適! ピリリと刺激的な辛さが欲しい夜には『月世界』を訪れてみてはいかがだろう?...
見よ、ぷるんぷるんの白いゼリーを。説明不要のコラーゲンの塊だ。この手の鍋は比較的メジャーになったが、こちらのは別格。 ここに乳酸発酵させた新生姜の漬け物・泡菜(パオツァイ)をたっぷり散らす。火に掛けると、するどい生姜の香りが立ち込め、蒸気だけでアンチエイジングに期待。 加える野菜は、神奈川県三浦などの契約農家から届く旬のもの。季節の恵みもインしたスープは、最後の一滴までが美容液だ。〆は、豆腐干糸、さつまいもの春雨、海南...
久しぶりに降り立った渋谷駅。転職してしまった一つ後輩の彼から、新しい職場のある渋谷に、「先輩が必ず気に入るお店を見つけたから!」と誘われたのだ。 同じ部署だった時から、気軽に2人でも飲みに行く仲だったが、周りからは彼が私に惚れ込んでいるという噂を耳にしていた。 久しぶりの嬉しい誘いではあったものの、彼が指定したのは、なんと渋谷の道玄坂!どんな店に連れて行ってくれるのかと期待していた気持ちが、みるみる...
これまで、渋谷の激辛中華は何店舗も紹介してきたが、ここを外すわけにはいかない。最もディープな場所にありながら、勢いがある自然派中華『月世界』!どこからともなく現れ、足を踏み入れた人しか知らない旨辛な世界をご紹介しよう!これまで、渋谷の激辛中華は何店舗も紹介してきたが、ここを外すわけにはいかない。最もディープな場所にありながら、勢いがある自然派中華『月世界』!どこからともなく現れ、足を踏み入れた人しか知らない旨辛...
猥雑という言葉が似合う渋谷円山町。独特の空気感と裾野の広い中華がいい意味で化学反応を起こし、ひと際賑わいを見せているのがここ『月世界』である。 料理長の小山内耕也氏は、南青山の薬膳中華『チャイニーズレストラン エッセンス』で研鑽を積んだ人物。 「ウチは、いろんな地区のいいとこどり料理ですよ」と謙遜するが、各地の料理を再現するために自ら中国まで足を運び、買い付けてきた本場の香辛料や食材を使って作る醤は...
渋谷でお酒好きの大人がほっこり集える、アットホームな小料理屋
美大出身で元ジュエリーデザイナーでもある女性オーナーの酒好きが高じて開くことになった百軒店エリアの小料理屋。 「大人が飲める場が少ない渋谷で、楽しめる酒場にしたい」と、オーナーの松﨑氏。 どこか妖艶な雰囲気が漂うのは、赤を貴重にした店内の色彩や、随所に散りばめられた装花によるもの。 このエリアの少し怪しげな雰囲気を体現しているような存在で、酒好きが集うのも合点がいく。料理も酒好きに合わせたラインナップ。...
梅雨最中とはいえ、日に日に暑さを増していく東京。年々と過酷さを増していく、日本の暑い夏は逃げ腰になるのではなく、前向きに楽しんだ方が人生は豊かになる! そこで...
洒落た大人が集う松濤のビストロ。まるでパリにいるような雰囲気が魅力
東京の西側に住む大人がこの街で仲間と語り合うとき、最深部である松濤へと足を運ぶ。なぜならそこには、喧騒とは無縁の〝渋谷〟があるからだ。 昨年6月にオープンした『ソンデコネ』。この店のメニューはというと、21時までは¥7,000(税サ込)のコースのみ。...
権威的なメディアが、太鼓判を押すレジェンドな有名店はもう知っている。本当に気になるのは巷で支持され、常に盛り上がりを見せる「リアルな人気店」だろう。 東京カレ...