東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
鮮烈なスパイスを感じる火鍋体験!〆は麻辣スープを活かした担々麺で決まり
フカヒレ清湯スープは、干し貝柱を戻し、鶏ガラを弱火で煮込んで金華ハムの旨みを抽出。フカヒレを入れて仕上げる。 白湯スープは、鶏ガラを強火で炊いて油分を乳化させた濃厚かつ甘いスープで、干しエビやクコの実も入る。 麻辣スープもベースは鶏ガラ。甘草や草果、陳皮、ナツメグなど、複雑味を醸す各種香辛料が入る。 ◆ “3色スープ”でバラエティを謳う火鍋店も増えている昨今だが、ここまで手間をかけている店はそうない。 ...
麻辣スープは四川の成都産の唐辛子と青花椒、紅花椒が鮮烈なスパイスのハーモニーを放つ。 麻辣の気持ちいい痺れを感じたら、白湯が中和に一役買う。半日鶏ガラを炊いたスープは白濁した色のとおり、こっくりマイルドで、クセになる。 そして8種類のきのこによるスープは、きのこの旨みが詰まり、滋養強壮を感じる味わいだ。 スープ3種で薬膳が20種類以上使われているので、汗をかきながらもじんわりと力みなぎる一品だ。...
ここのところ、とにかく寒い。一年のうち最低気温を記録するのも、この時期が多いという。 そんな時、心の底から食べたいと思うのは「鍋」と「おでん」。 シンプ...
厳選羊を抜群の鮮度で!田町のジンギスカンは、女子にウケる
「ダイエットしなくちゃ、と思ったらラム。ここのラムランプは適度な脂身は残しつつも、クセがないのであっさりしていて食べやすいです。 ラム肉はたくさん食べても太らないので、罪悪感なくガッツリいけるのがありがたい。露出度が高まる夏は特に(笑)」 ■店舗概要 住所:港区芝5-27-13 YA三田ビル 5F TEL:03-6435-2947...
昨今、女性を中心に羊肉がアツい。 その理由は、ヘルシーさにあったり、肉質の向上にもある。 しかし一番は、従来のイメージを覆す、新たなジンギスカンの名店の登場によるものが大きい。 今回は、その中でも特に注目の3軒をご紹介。 まずは、その最たる担い手であり、連日超満員を誇る麻布十番『羊サンライズ』の人気の理由に迫ろう。 安定感のあるお店が多い麻布十番で、ジンギスカン史上初といっても過言ではないほどの快進撃...
東京カレンダー最新号は、最旬の「お肉が美味しい店」を大特集! ヘルシー志向な女性からも大人気の「赤身」、人気再燃中の「タレ焼肉」、デートにも使える「お洒落焼鳥...
絶品「トマトすき焼き」を知ったときの感動たるや
寒い時期に食べたくなるのが、濃厚な割下で煮込んだ「すき焼き」。その旨さは言わずもがなだが、ただ美味しいだけでは芸がない。 そんな時は『三田ばさら』の「トマトすき焼き」がおすすめ。そのメニュー名を聞くだけで好奇心をそそるはずだ!...
「酒、いけるよね?」との問いかけに顔を戻すと、こちらをじっと見つめていた。目が合った瞬間、ふわっとほどけたように彼の目尻が下がる。職場では見せない藤田のプライベートな笑顔に隙をつかれ、裕美はその甘い魅力にくらっとした。 『三田ばさら』にはいくつかのコースメニューがあるが、注文すべきはやはり「トマトすき焼き懐石」だろう。まず最初に、手の込んだ八寸が楽しませてくれる。季節ごとに旬の食材がふんだんに使われており、お酒の好きな大人た...
女性から支持されるすっぽん鍋は必食! 麻布の住民に愛され鵜続ける小料理屋
食にうるさい麻布の住民たちから15年以上愛され続けている小料理店。旬の食材はひとつひとつ産地や品種を厳選。 いつ訪れても、「その時期、一番旨いものを食べさせてくれる」と評判だ。なかでも人気なのが「すっぽん鍋」。根の部分を太らせた仙台セリと、炭火で焦げ目をつけた焼き餅、焼きねぎを合わせるのが『あら㐂』流。滋味あふれるすっぽんの上品な味わいが魅力だ。...
一生通いたいと思える、和食の真髄を感じさせる二ツ星の名店
土鍋の中でつやつやと炊きあがる新米と、愛らしく添えられた銀杏や新イクラを見れば、ここ『晴山』の技術と遊び心がわかる。 10月下旬、通常の新米よりやや遅れて届く熟成米。あえて収穫を遅らせることで、旨みが凝縮されるのだという。この時期は香ばしく焼きあげた秋鮭、新イクラ、銀杏を添えて。土鍋の中で織りなされる秋の味覚の共演は、この時期だけの美味。...
語り口は明朗快活。しかし、ひと度包丁を握れば“実直”のひと言が所作より滲み出る。カウンターで目にする、店主の立ち居振る舞いは実に眩しい。 「料理が美味しいのはもちろんですが、気持ち良く食べていただく空間を作るのも、料理人の大切な仕事。楽しんでいただいてなんぼだと思っています」 山本晴彦氏は岐阜で全国に名を馳せる日本料理店『たか田 八祥』の出身。学んでいたのは東京にある調理師学校だったが、そこで特別講師として来校していた...
奥久慈しゃも×紀州備長炭が極上の味を生む!“地鶏の旨み”引き出す焼鳥店
引き戸を開けると、まだ初々しい木の香りが漂う店内。オープンからわずか4ヵ月。前職がウェブクリエイターだったという店主が、北千住の名店『バードコート』での5年の修業を経て独立したこちら。 奥久慈しゃもを使い、紀州備長炭で焼き上げるのは、小細工なし、地鶏の旨さを引き出すことを追求した焼鳥だ。料理はコースが中心。店主厳選の日本酒やワインとともに名店仕込みの味を!...
質良し、コスパ良し、アクセス良し!三拍子揃った超人気焼肉
細い路地に小さな軒が連なる慶應仲通り商店街の一角。七輪の煙が立ち込める昭和風情たっぷりなホルモン店がこちら。 「亀戸の『ホルモン青木』系で、質、量ともに文句なし。店内に人気ランキングが掲示してあるのもうれしいところ。もちろん、主役のホルモンも美味ですが、切り落としカルビなどの肉系も充実。満足必至ですね」...
何故、彼らはそこに集うのか。 一体、あの交差点界隈に、何が潜んでいるというのか。 今回、月刊誌の舞台となるのは、西麻布を中心とした「港区」。 絶対...
軽やかな味わいが新しい。本格中華料理とワインにほろ酔い気分
「脇についているセカンドとの会話を小耳に挟むと、また「今の皿出すタイミング、1秒遅いよね」なんて、すごい精巧なんです。それでいて腰が低く、大好きな料理人ですね」 味わいの違いだけではなく、きめ細かな接客姿勢も谷シェフには興味深く映る。 たまには一味違う中華を味わいに、三田まで足を運ぶのもよいだろう。...
■プロフィール せがわあずさ 食に特化したリレーションサービスを提供する株式会社食レコ代表取締役。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信中。 オフィシャルブログ...