鉄板焼きレストランが多く見られる銀座に、『ステーキ トミナガ』が誕生したの2013年のこと。 石垣島のきたうち牧場直営の『ステーキ トミナガ』で扱うのは、深い...
鉄板焼きレストランが多く見られる銀座に、石垣島のきたうち牧場直営の『ステーキ トミナガ』が誕生したのが2013年。ここで扱うのは、深い香りと濃厚な味わいを持つ石垣島...
3週間前、特に予定のない金曜の夜のことだった。 この日は週明けが楽になるよう、事務仕事を片付けていた。数年前までは予定のない金曜日など考えられなかったけれど、...
ちょっと贅沢なランチタイムを過ごしたいならば『春秋ツギハギ』のランチコースを楽しんでみてはいかがだろう。 バリ島の古材を使ったエキゾチックなパーテーションのテ...
【今週の就活男子】 ・名前:佑樹 ・勤務先:外務省 アフリカ北西部の某国日本大使館 ・出身大学:東京大学 ・就職時の内定企業:外務省のみ ...
店舗名:春秋ツギハギ 住所:千代田区有楽町1-1-1 日本生命日比谷ビル(日生劇場) B1F 営業時間: 平日ランチタイム 11:30~14:30(...
昨日、レストランを出た後… 「ディナー、とっても美味しかったです。ごちそうさまでした。」 「こちらこそ、久しぶりに会えてよかった。今日はわざわ...
天ぷらの常識をことごとく打ち破り、ひたすらに自身の道を邁進する近藤文夫氏。50余年もの研鑽の果てに生まれた名作たちは、東京で食せる天ぷらの中でもひときわ目映い輝きを...
『てんぷら近藤』のメニューは、海老や海鮮も入るが、多彩な野菜によって構成されている。 現在でこそこの構成が一般的になったが、近藤氏が「山の上ホテル」に就職した...
日本で一、二を争う天ぷら名人の近藤文夫が「天ぷらは蒸し料理」とこだわるコース料理。そのなかに同じくイタリアンの道を極めんとする料理人が愛してやまない「小エ...
「二回目のデートで何を食べたい?と女性に聞いた時、真っ先に“天ぷら”と答える女性って少ないですよね?(笑)」 確かに、イタリアンやフレンチ、和食...
ごま油のなかでみごとな“作品”を作る『てんぷら近藤』の近藤文夫さん。出てくる天ぷらは、こんな組み合わせまで! と驚くようなものもある。それと同時に感心する...
天ぷらの常識をことごとく打ち破り、ひたすらに自身の道を邁進する近藤文夫氏。50余年もの研鑽の果てに生まれた名作たちは、東京で食せる天ぷらの中でもひときわ目...
『山の上ホテル』の時代から、揚げ手としての才覚を発揮していた主人の近藤文夫氏が目指したのは、「誰にでも来てもらえ、食べてもらえる天ぷら屋」。名店だが、誰に...
北は北海道、南は沖縄まで。店主の近藤文夫氏は、全国の産地に直接赴き、その時期、最も美味しい状態の素材が手に入るよう労を惜しまない。そうして出会ったものであ...
『山の上ホテル』の時代から、揚げ手としての才覚を発揮していた主人の近藤文夫氏が目指したのは、「誰にでも来てもらえ、食べてもらえる天ぷら屋」。ごま油のみで香...
銀座『うち山』、赤坂『津やま』を経て独立した店主の山西和文氏。コースには先付けから〆ものまで少量ずつ10品以上が並び、多彩な味を楽しませてくれる。 きんぴらや...
銀座『うち山』、赤坂『津やま』を経て独立した山西和文氏。そこに加わるのはきんぴらごぼうなどの家庭料理。好対照に地味で素朴だが、出しを煮含ませた大根の味わいは日本料理...
銀座7丁目の中でも異彩を放つ「第2新橋会館」。2014年、その6階にオープンしたのが『銀座芳園』だ。こちらを率いるのが、広東料理一筋20年以上の横尾博志氏。前任のウ...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘蔵っ子とも...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘...
ザ・最高級。豚骨や丸鶏などで6時間かけてとる極上のスープと、フカヒレを煮込んだ濃厚スープが器の中で層を成し、ほぐしたフカヒレと喉ごしのよい細麺によく絡む。...
~入手困難な希少部位をオンザライスで堪能!~ 「ステーキ丼(¥2,500)」の肉は、黒毛和牛の肩芯という希少部位。口溶けのよい脂の甘さが特徴で、銀座茶寮特製の...
「…千明さん、大丈夫ですか?」 『NAMIKI667 Bar&Lounge』のカウンターで、右隣から、聖が私を心配そうに覗き込む。 「もしかして、遅れてきたこと怒ってますか?そうですよね…自分から誘っておいて待たせたりして…」 勝手に反省を始めた聖を、私は慌てて制した。 「違う違う。怒ってない。っていうかそもそも私が早く着いただけで、聖くん遅刻してないし。ちょっと疲れてボーッとしちゃって…で、何の話だっ...
【平井家・結婚3年目当時の事情】 妻:真琴 年齢:31歳 職業:外資系化粧品会社勤務 夫:和也 年齢:31歳 職業:外資系コンサルティングファーム勤務 「夫が浮気している。それを知ってしまった瞬間、妻がどういう気持ちになるかわかります?…あの絶望はきっと一生、忘れられないですね」 ハイアットセントリック銀座のバー『NAMIKI667 Bar&Lounge』のカウンター席に姿勢良く腰掛けた美女は、...
名前:真琴(仮名) 年齢:36歳 職業:外資系化粧品会社勤務 「夫が浮気している。それを知ってしまった瞬間、妻がどういう気持ちになるかわかります?あの絶望はきっと一生、忘れられないですね」 真琴は、外資系コンサルティングファームに勤める同い年の夫・和也と8年前に結婚。子どもはまだおらず、外資系化粧品会社のマーケティング部門で働いている。 そんな二人の世帯年収は二千万円を超えており、都会のD...
後輩・酒井聖と待ち合わせをしたのは、銀座の一等地にありながら落ち着いた雰囲気が魅力の、ハイアットセントリック銀座のバー『NAMIKI667 Bar&Lounge』。 少し早めに着いてしまったが、後輩に遠慮することもないだろう。先に一杯頼んで待っているとするか…。 そう思って足を進めたとき、カウンター奥に、見知った顔があることに気がついた。 −あれって…村尾くん? 私か彼、どちらかが人...
本日1/22(火)は、『ハイアット セントリック 銀座 東京』の、1stアニバーサリー! 開業1周年を記念して、ゲストに驚きと喜びをもたらすスペシャルアニバーサリープランが登場した。期間限定の「1周年ステイプラン」や、人気のダイニング・バー&ラウンジ『NAMIKI667』で提供する「1周年ディナー・ランチセット」、さらにはオリジナルの「1周年カクテル」をご用意! リピーターはもちろん、まだ一度も訪れ...
「まさか、麗華に誘われるとは思わなかった」 シフトのない週末に待ち合わせをしたハイアットセントリック銀座のオールデイダイニング『NAMIKI667』で、テーブルに着くなり花音はそう小さく呟き、こちらをチラと睨んだ。 といっても、その目に以前のような嫌悪は滲んでいない。むしろ俊介の一件で仲違いをしてしまう前…普通に仲の良い同僚だった時にもなかったような、ある種の連帯感のようなものさえ感じる。 ...
「はぁ。今日もお酒が美味しいわ」 ハイアット セントリックの『NAMIKI667』のカウンター席。 龍平の隣で、ため息交じりにドライマティーニを飲んでいる洋子が呟いた。 洋子は、龍平が以前勤めていた会社の後輩で、今でもたまに飲みに行く仲だ。 「相変わらず龍平さんは若いですよね。何も変わっていないというか」 そう言う洋子の顔は、どこか疲れているようにも見えた。 「どうした?...
店名:NAMIKI667 住所:中央区銀座6-6-7 ハイアット セントリック 銀座 東京 3F 営業時間: ■ダイニング 朝食 7:00~11:00(Buffet close 10:30) ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00) ディナー 18:00~22:00(L.O.21:00) ■バー 土曜~水曜 11:00~24:00 木曜・金曜 11:00~25:00 【問い合...
【藤崎家・結婚3年目の事情】 妻:千紗 年齢:27歳 職業:専業主婦 夫:信之 年齢:33歳 職業:出版社勤務 「こんなはずじゃなかった。今は毎日、後悔ばかりしています」 金曜の午後。ザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』では、宝石のごとく並べられたプチガトーを優雅な仕草で楽しむ淑女たちがあちこちにいる。 そんな女性たちを恨めしそうに眺めた後で、千紗はそっとティーカップを手繰り寄せた。そして...
銀座のバーに行った日から3日後。 私はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』で高貴と向かい合って座っていた。 しかし、高貴の様子がおかしい。先ほどからずっと無言なのだ。 約3週間ぶりの再会だというのに、弱々しい視線をテーブルの上に落とし、ぼんやりとした様子でナイフとフォークを動かしている。 「久しぶりだね。元気だった?」 私がそう尋ねても、返事はなかった。 「どうしたの?お仕事、大変なの…?」...
「あら、慎太郎さんからお話が行きましたか?」 慌てて希美子をペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』へ呼び出すと、希美子は不気味な笑みを浮かべていた。 「絵美里ちゃんからは、よく食事会へ誘ってもらっています。でも、絵美里ちゃんが毎回私を食事会へ連れて行く理由は、自分でも分かっています。 —絵美里ちゃんの引き立て役。 それが、彼女が私に求めている役割なので」 絵美里が希美子を引き立て役と...
丸の内の専門商社で営業として働く由利は、現在婚活中である。 今日、由利はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』に向かっていた。 ◆ 由利は3年の大阪支社勤務を終え、この春から本社の課長代理になった。 27歳という異例の早さで出世を遂げたが、結婚相談所に登録してまで結婚しようとしているのは、すべて仕事のためである。 結婚したいし、子供も欲しいし、仕事もしたい。その比率は33︰33:...
「え?じゃあ、あおいも出版企画の候補なのね!」 ザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』で、珠緒とあおいはスタイルブック企画の話で盛り上がっていた。...
前職で培った手腕を発揮し、立ち上げ以降みるみる知名度をあげ、売上を伸ばしていった。伊勢丹などの一流百貨店やバーニーズ、エストネーションでも取り扱われている、今勢いのあるブランドだ。 今後はアジアマーケットの開拓を狙っており、そこで海外営業のマネージャーとして愛子に話が来た、というわけだ。 突然の話に驚き戸惑っていると、翔太はにっこり笑って言った。 「気軽に会ってもらって、興味なければ断って...
日比谷駅直結の『ザ・ペニンシュラ東京』は、地下鉄のほかホテル前にバス停もあり、丸の内(無料シャトルバス利用可)や晴海方面からのアクセスも良い。...
『ザ・ペニンシュラ東京』の1Fロビー上にあるバルコニーが、1日1組限定でプライベートシートとしてキープできるのをご存じだろうか? それもこの席だけ、ペニンシュラオリジナルの紅茶が楽しめる通常のアフタヌーンティーのメニューに、シャンパンやワインのフリーフローが加わるという特権待遇だ。...
喧嘩して実家に逃げ帰ったことも、1度や2度ではありませんよ。 でもね、同じように働きながら結婚している友人たちと「妻会」を定期開催していて、気がついたんですよ。 「あれ、別に、みんな夫とそんなに仲が良いなわけじゃない…?」って。 メディアやSNS上は仲良し夫婦で溢れていますけど、現実はそうでもない夫婦なんて沢山いる。 彼女たちと話していると、「夫婦仲はよくあるべし」っていう固定観念から解...
「......英里、俺と結婚しよう」 ザ・ペニンシュラ東京の物陰に隠れ、サングラスと大きな帽子で顔を隠しながら兄と英里の様子を伺っていた瑠璃子は、1人興奮し、声を漏らさぬように息を弾ませた。 ―お兄ちゃん、よく言ったわ......! もちろん、二人の偶然の再会は瑠璃子が仕組んだことだが、兄は何も知らずに『ザ・ロビー』にやって来たのだ。(知っていて瑠璃子の策略に乗せられるほど、兄は素直な男で...
数日後の会社終わりの夕刻、英里はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』にて、気合いを入れて瑠璃子の到着を待った。 吾郎とはひどい喧嘩別れで終わってしまったから、未練のような気持ちが拭い去れないのは、もう正直に認めざるを得ない。 しかしそれも踏まえたうえで、自分は理解ある婚約者と前に進もうとしている。ブレることなく、そうはっきりと伝えなければならない。 英里は大きく深呼吸して背筋を伸ばし、気持...
ホテルの朝食ランキングがあれば、必ずや上位に顔を出すフレンチトースト。なかでも『ザ・ロビー』の一品は異彩を放つ。使用するのは、エグゼクティブ ペストリーシェフ特製のバナナブレッド。ひと晩乾燥させてから、じっくりと卵液につけ込み焼き上げる。 添えられるのは、キャラメリゼしたモンキーバナナとスイートマスカルポーネクリーム、数種のドライチェリー。贅沢感のみならず、食べ応えも十分。ゲストが一日の始まりにバランス良...
「ああ、そういえば、結婚するわ」 いつものけだるい口調でサトコが言った。 「えー!」 珍しく甲高い声で叫ぶエレナ。となりでお茶をしていた和装の老婦人に睨まれ、あわてて声を潜める。 日曜日の午後3時、『ザ・ロビー』。ペニンシュラ東京の1階にあるこのラウンジは、人の行き来が多く通路と座席との距離も近い。それが落ち着かないという人もいるだろうが、エレナとサトコは敢えて通路近くの席に座り、人...
花見散歩で心地よい疲れが感じられたら、このアフタヌーンティーで心身共にリフレッシュ! 桜リキュールに漬けたチェリー入りのスコーンや桜のマドレーヌをはじめ、苺のタルトや白苺のムース、旬の食材を使用したフィンガーサンドイッチやラップロールなど、春を連想させる美しい色合いのメニューを伝統的な3段のティースタンドに盛り付けたアフタヌーンティーセットだ。 優雅な生演奏が流れるロビーで、ペニンシュラオリジナルの...
定番の具材にアボカドを入れることでまろやかさとコクを演出。 ゆっくり香りを移したニンニクのコンフィを加えたマヨネーズなど、各素材にも手間暇かけている。スリムで食べやすい上品なサイズ。¥2,400。...
『ザ・ロビー』では、8月31日まで“サマースイーツトリート”と称し10種の夏スイーツを提供中。プリン・ア・ラ・モード(¥2,200/7月のみ)やソーダフロート(¥1,200)など、子供のころの夏休みを思い出すような懐かしいメニューが揃う。素朴なメニューにして、生クリームやフルーツソースの味はさすがのホテルクオリティ。大人の舌に合い、思わずパフェにシャンパンを合わせたくもなる。写真のパパイヤ・ア・ラ・モード(¥2...
『ザ・ペニンシュラ東京』の1Fロビー上にあるバルコニーが、1日1組限定でプライベートシートとしてキープできるのをご存じだろうか? それもこの席だけ、通常のアフタヌーンティーのメニューにシャンパンのフリーフローが加わるという特権待遇だ。向かいにあるもうひとつのバルコニーでは生演奏が行われ、目下にはロビーを利用する多くのゲストたち。2F『ヘイフンテラス』にある隠し扉からしか入れない導線もいいサプライズとなり、優越感...
ベーコンかサーモンかはお好みで。イングリッシュマフィン、ポーチドエッグ、オランデーズソースとシンプル。写真はロースのベーコンを使用。エッグベネディクトオランデーズソースカナディアンベーコンまたはスモークサーモンとともに¥2,100...
帝国ホテル東京の本館一階にある『パークサイドダイナー』。 「インペリアルパンケーキ いちご添え」や「アメリカンクラブハウスサンドイッチ」など、長年積み上げてきた歴史を感じるメニューが多く、ひとつひとつの料理にストーリーが感じられる名店だ。...
「毎日、子どものマネージャーかと思うくらいあちこちに送迎して、お世話に明け暮れて。たまにはこんな素敵なパーティに『戦友』と来られるなんて、何よりのご褒美だわ」 東郷綾子が、麻布チーム―悠理と神崎葵、そして当然のようにテレビ局から直接やってきた藍沢美紀の顔を見ながらにっこりと笑う。童顔な綾子が笑うと、まるで学生時代の友達のような気持ちがした。 「すべての女の、退屈で神聖な毎日に」 美紀が、細く美しい指を添えて、...
帝国ホテル東京の本館一階にある『パークサイドダイナー』は、日比谷ランチに最適のスポットのひとつ。 おすすめは約80年前に「帝国ホテル」のバーのひとつ『ガーデンバー』で提供を開始した「アメリカンクラブハウスサンドイッチ」。 実は、提供開始当初は、バーのお客さんから「おつまみよりもボリュームのある軽食を」という要望があった時にのみ提供していた知る人ぞ知る裏メニューだったのだという。 美味しさが口コ...
やっぱりパンケーキはシンプルが一番!一度は味わって欲しいパンケーキが「帝国ホテル 東京」本館一階にある『パークサイドダイナー』の「インペリアルパンケーキ」だ。 今回は、気品と風格を兼ね備えた「パンケーキの女王」と呼ぶにふさわしい逸品の美味しさの訳とその歴史に迫った!約70年前に「帝国ホテル」のバーのひとつ『ガーデンバー』で提供を開始した「アメリカンクラブハウスサンドイッチ」。 実は、提供開始当初は、...
今から40年程前にこのブルーベリーパイが誕生して以来、そのレシピはほぼ変わっていない。もともとはそれより数年前にアップルパイが先に始まり、その後、同じパイ生地を使用したブルーベリーパイが考案された。 構成はパイとブルーベリーフィリングだけという極めてシンプルな一品で、だからこそ寸分のごまかしも利かないスイーツなのだ。...
「サトシさんと、また会ったの?!」 サトシとの一件を報告すると、親友のみゆきは大きく顔をしかめた。今日は帝国ホテルの『パークサイドダイナー』に集合している。 「だって、どうしても会いたいって言われて...」 麻里の口調は、妙に言い訳がましくなってしまう。 “結婚”とは無縁のサトシとヨリを戻すことを少しでも考えたなどと伝えれば、みゆきに叱られるのは分かっていた。 年内婚約の目標を...
~ルーとトッピングで、野菜を二度美味しく食べられるカレー~ 実はこのカレーは、もとはメニューになかったもの。“カレーに野菜をたっぷりのせてほしい”というある顧客のリクエストに応えていたら、そのカレーが著名人の間で評判となり定番メニューとなった。 7種の野菜はそれぞれを一番美味しく食べられる方法で別々に調理。ルーは裏ごしせず、野菜のつぶつぶを残しているのも特徴だ。¥2,500(税込サ別)...
しゃりが旨い寿司が旨いように、この丼はまず米のレベルが高い。秋田県産のあきたこまちを熟練のスタッフが長年の経験による勘と水加減で炊き、そして何よりゲストへの気持ちがこもっているような炊きあがり。 さらに米は十分に温められた丼に入れられるので、エアリー感も温度も最適な状態で提供される。 そんな米の上にのるのはミディアムレアのフィレ肉とフォワグラで、たまり醤油のソースと肉の旨み、温かな米との三位一体のバ...
専門店が次々に誕生し、パンケーキが脚光を浴びている昨今。生クリームをこんもりと盛ったり、フルーツを散りばめたり、まるで華やかさを競うかのよう。スイーツ好きに支持されこそすれ、朝食はシンプルなパンケーキを望む声が多いのも事実。シンプル・イズ・ザ・ベストを地でいくのが『パークサイドダイナー』だ。 帝国ホテル 東京のメニューにパンケーキが登場したのは、昭和初期。以来、店は変われど姿は変えずに伝統の味を受け継いで...
こだわりの鱧やふぐ、天然鮎を使った料理が自慢の『銀座 福和』。 なかでも鱧は、1寸で24切れの包丁を入れないと美味しく味わえないことから、熟練の技を必要とする食材。...
こだわりの鱧やふぐ、天然鮎を使った料理が自慢の『銀座 福和』。なかでも鱧は、1寸で24切れの包丁を入れないと美味しく味わえないことから、熟練の技を必要とする食材。 それを惜しげもなく、たっぷりといただけるのが鱧野菜天丼。野菜も近江人参など色と食感のよいものを使用している。...
イクラはロシア語で「魚の卵」の意味。言ってしまえば、キャビアも「イクラ」。 魚卵専門店が出来るほどに、人気の食材であるイクラやキャビア。そもそも「イクラ」の語源は、ロシア語でいう「魚卵」。キャビアを指す黒いイクラは、現地ではチョールナヤ・イクラーと呼ばれる。ちなみに、今ではすっかりおなじみのイクラの軍艦巻きを最初に考案したのは銀座『久兵衛』である。...
銀座の寿司店の頂点といえば、間違いなく『銀座 久兵衛』があげられるだろう。創業80年を超える老舗だが、常に満席続きの繁盛店だ。 銀座8丁目の本館と別館を含め、フロアは8つあり、1日に300人が来店するという。 しかし3代目の今田景久氏は「敷居を高く思わずに、まず1度は気軽にご来店頂きたい」と語る。 一度は足を運んでほしい、粋が詰まった銀座の一流寿司店だ。...
銀座の寿司店の頂点といえば、間違いなく『銀座 久兵衛』があげられるだろう。創業80年を超える老舗だが、常に満席続きの繁盛店だ。 銀座8丁目の本館と別館を含め、フロアは8つあり、1日に300人が来店するという。 しかし3代目の今田景久氏は「敷居を高く思わずに、まず1度は気軽にご来店頂きたい」と語る。今回は織部コース(7,500円)をご紹介しよう。...
銀座の寿司店の頂点といえば、間違いなく『銀座 久兵衛』があげられるだろう。創業80年を超える老舗だが、常に満席続きの繁盛店だ。 銀座8丁目の本館と別館を含め、フロアは8つあり、1日に300人が来店するという。 しかし3代目の今田景久氏は「敷居を高く思わずに、まず1度は気軽にご来店頂きたい」と語る。 その証拠に、周年記念としてランチを2,000円引きで提供しているのだ。今回は織部コース(7,50...
妻の古い携帯は、夫には耐え難い事実で溢れていた。 聞き覚えのない名前の男との頻繁なメールのやり取りの中には、『久兵衛』、『ロオジエ』、『さわ田』など、一人単価数万円の高級店や、高級ホテルの名前が待合せ場所として常に指定されている。 メールの中には、男があゆみにプレゼントを買い与えた証拠となるような文面も多くあった。 そして何よりも春樹が衝撃を受けたのは、その男との写真が多数残されていたこと...
「一番」という評価が嫌いな人間などいない。妹は完全に舞い上がっている。 あの経験値の高そうな長谷川から、女性マウンティングの頂点に君臨させられたのだから、まぁ仕方あるまい。女なら誰しも、自尊心が一気に満たされるはずだ。加えてレア感のある高級イタリアンに、送り迎え付きの紳士な対応。そして例のごとく、去り際はまたしてもスマートであったらしい。 「長谷川さん、出張から帰ったら、また連絡くれるって……。...
創業80年を迎えた銀座の鮨店『久兵衛』は、北大路魯山人、志賀直哉、吉田茂など数多くの著名人を、一流の職人技、もてなし、そして食で虜にしてきた老舗だ。 3代目の今田さんは「今回のマグロは長崎産のものですが、来月になればまた産地は変わります。その時その時最高の食材を堪能してもらうのが基本」と言う。今田さんが柳刃包丁でネタを一枚一枚丁寧に切っていき、絶妙な職人技でシャリとネタを握る(それを眺めるのはなんとも楽し...
鎌倉生まれ鎌倉育ち、自宅は広尾、夫は婿養子の社長。東京のブルジョアとして栄華を誇る広尾の暇なマダム、人呼んで『ヒマダム』。20代にバブルも経験し、自らの欲望に忠実に生きてきた女が50歳を過ぎたなら……。 この度東京カレンダーでは、暇を持て余したヒマダムが暇すぎてスイスに留学中の愛娘にせっせと毎日送りつけているメールの全文を入手した。 ヒマダムのメール、怖いもの見たさで、いざ開封……。...
――裕哉はこの日の帰宅後も、デスクに向かう。そして「ブルーアワー」を愛撫しながら、これまでの人生について回想していた。 裕哉は杉並区で共働きの中流家庭に生まれ育ち、コツコツと勉強を積み重ね、有名進学校を経て現役で一橋大学経済学部に入学した。 「優等生」で通してきた裕哉は、周りの女性たちからは「紳士」や「良物件」や「非の打ちどころがない」などと言われ評判は良かった。 就職してからもブレずに、...
PM 7:00。羽田空港のAMAラウンジでまつこと2時間。 小和田常務らしき人間を見つけるなり、シンゴは早々に声をかけた。 「すみません。小和田常務でいらっしゃいますでしょうか。」 以前、役員も同席するプレゼン時、顔を合わせたことがあったため、小和田常務はすぐに気づいた。 「あぁ、君かね。何を言われても、あの企画は君にはやらんよ。」 まるで、シンゴが来ることがわかっていたかのように...
超有名鮨店・銀座『久兵衛』の手土産に太巻きがあるって、ご存知ですか? 久兵衛といえば鮨酢に砂糖を加えないのが特徴の一つですが、太巻きは敢えて加糖にする事でふっくらとした仕上がりを保つことが出来るそう。 シャープな甘味とほのかに芳ばしさを感じる付焼き穴子、滑らかでカステラのような優しい口当たりの芝海老のすり身が贅沢に使用された玉子焼き、板摺り胡瓜、甘辛く煮た椎茸と干瓢、茹で海老が様々な食感と絶妙な...
昭和10年の創業以来、北大路魯山人や志賀直哉など、多くの粋人を魅了してきた老舗。雲丹やイクラの軍艦、砂糖を使わぬシャリなど、この店を発祥とする先駆け的な取り組みは数知れず。最高素材を卓越した技術で捌き、間合いを計りながら、すっと差し出される美しい握りの数々は、真の名店と呼ぶに相応しい。伝統に胡坐をかかず、細やかな心配りでゲストに至福の時間を提供するもてなし。このホスピタリティこそが、老舗の歴史を紡いでいくのだろう。...
「10年ぶりに再会した文子は相変わらず、いやあの時よりもずっと綺麗になっていました」 さらに驚くことに彼女はいま戦略コンサルで働いているのだという。 同じ業界だし仲良くしよう、と勢いで約束をとりつけ、銀座の『黒猫夜』で食事をした。 文子は派手な見かけによらず、昔から酒が弱い。紹興酒1杯で真っ赤になっているのが可愛かった。 「あの時はショックだったなあ」「やだ、新ちゃんがこう言ったから」「いやいやそっちが...
「由希奈、婚約おめでとう!」 「ありがとう!」 銀座の中華料理店『黒猫夜』で、由希奈は同期の仲間たちと笑顔で乾杯をする。 今日は、つい最近婚約をした由希奈を祝うため、外資系製薬会社の同期で特に仲の良い数名が、一堂に会していた。 「由希奈もついに、婚約かあ。これで、このグループは全員結婚したことになるよね」 由希奈は今年30歳になる。新卒の頃からよく集まっている同期たちは皆結婚が早く、入社5年目を過ぎた...
「あそこにはマニアックな中華料理がある」と、10年以上も前から話題の『黒猫夜』が、2013年、銀座店をオープン。 鴨あひるの舌や脳みその炒め物、山羊バラ肉の塩茹で、豚の腸の1本揚げ…など、メニューの一部を見ただけでいかにディープかが理解できるだろう。可能なかぎり現地に沿った食材を用い、その地に根付く発酵調味料をベースに味付けした料理は、どれも驚きと興奮に満ちている。〝中華料理のテーマパーク〞という店のコン...
「トマトと卵の炒め」は日本で言えば卵焼きのような、中国版おふくろの味だ。通常はスクランブルエッグのようなものが多く、このふわふわ食感は他では味わえない。また、食後に出てくるほんのり甘いお茶はデザート感覚で楽しみにしているゲストも多いのだそう。...
普通ではなかなかお目にかかれないマニアックな料理が多くそろう『黒猫夜』。赤坂、六本木に次いで、昨年オープンした銀座店も、山羊のスペアリブ、地カエルの広東風土鍋など、食通の好奇心をかきたてるメニューが充実している。 中国の西安やウイグルで日常的に食されている料理にも力を入れており、最近は羊肉料理のレパートリーを強化中。今回『黒猫夜銀座店』の“裏メニュー”として登場したのは、羊肉のロースミンチやハツ、レバーなどの...
「葵、栄転おめでとう。ニューヨーク駐在、いってらっしゃい!」 メッセージが書かれたプレートが運ばれてくると同時に、英理佳と沙耶は用意してきた花束を葵に渡す。 今日は、英理佳と沙耶が、東急プラザ銀座の中にある、『THE APOLLO』にて、女子会を兼ねた葵の送別会を開いてくれた。 「葵まで、ニューヨークに行っちゃうなんて。英理佳もシドニーに暮らしているし、いよいよ3人がばらばらになるなんて、寂しい。」 女...
「年明け初のお食事会よ!いきましょうよ。」 ―お食事会かぁ。たまには、いいのかも。 そう思った葵は、2人についていくことにした。 金曜日の銀座『THE APOLLO』には、葵たちと似たような男女構成比のテーブルがちらほら見受けられた。 「みんな本当にかわいいねぇ。今日は来てくれてありがとう。」 ミスコン優勝のタイトルを持つ由美と千佳。ミスコンタイトルはないけれど、2人に負けず劣らずの正統派美人の葵...
中原梓と、ヒモ男・柏木恒星との出会いはちょうど1年ほど前、よくある話だが銀座のバーでのことだった。 その日は銀座のイタリアンでとあるプロジェクトの打ち上げが催されていた。会の主賓は梓の上司・加藤で、これもよくある話だが梓は上司と道ならぬ恋をしていたのだ。 会も中盤に差し掛かった頃だ。同僚が加藤に話しかける声が梓の耳に飛び込んできた。 「そういえば加藤さん、2人目生まれたんですって?」 「...
「ああ、うん!覚えてる。ものすごい綺麗な人だったから、思わず見惚れちゃった」 花音の言う女性は、私の記憶にもはっきりと残っていた。 と言うより、その美しいひとがガラス扉を開けて入ってきた瞬間はまるで映画のワンシーンかのようで、私だけでなく、おそらくその場にいた皆が目を奪われていた。 特に横顔が高貴なまでに美しく、ツンと高い鼻とほどよく尖った顎が完璧なEラインを描いていた。 「ほんと綺...
イタリアと同じく地中海を囲むギリシャでもオリーブオイルや魚介などを使った料理はヘルシーで人気。 アイドルタイムのないオープン時間で、早くからアペが楽しめるのもいい!...
美容院もショッピングも、アフター5の予定はここが中心。大人を磨くなら、やっぱり銀座に勝る街はない。街ゆく人やお店のスタッフの品格がやっぱり港区とは全然違う。 そんな街で同じ志を持つ仲間だけの女子会となると、店選びも難しくなる。新しい店に目がないのがその他大勢の女子たちならば、「新しいからといって、飛びつくのはちょっとね…」と一線を画したいところだ。 とはいえ、話題の店を否定するのではなく、行くタイミ...
「ちょうど良かった。私も美和子に話があったのよ」 その日の夜、東急プラザ銀座の『アポロ』で、私は百合さんと随分久しぶりに乾杯をした。 お昼休みに私から“今日の夜会えませんか”とLINEをしたら、すぐに快諾の返事が届いたのだ。 百合さんがレスだった夫と離婚してから、早いもので半年以上が経つ。 彼女の再婚の噂は聞いていないが、Vネックから覗く胸元やノースリーブから伸びる腕に艶があり、きっ...
世界無形文化遺産であるギリシャ料理を、新鮮な食材とオリーブオイルをたっぷり使ってヘルシーかつモダンにアレンジする『THE APOLLO』。 「東急プラザ銀座」最上階からの夜景と共にモダンギリシャ料理を楽しめる「THE FULLGREEKディナー」は、新年会におすすめ。 スパークリングワイン、ギリシャワイン含む、2時間飲み放題付きはお得! ■コース概要 コース名:THE FULLGREEKディナー...
「英里、大丈夫...?」 咲子が心配そうな顔で、玄関のドアを覗き込んだ。 あまりの失恋の痛手に、英里は2日も会社を休んでいた。心配した咲子は、わざわざ家まで様子を見に来てくれたのだ。 「どうしたの?言ってよ。そんなヒドイ顔して、何かあったんでしょ?」 『THE APOLLO』で咲子の婚約を聞いてから、英里は親友二人とも連絡を絶っていた。 結婚や妊娠という女の幸せを着々と手に入れ...
感情の堰が切れるというのは、こんな状態を言うのではないのだろうか。 『THE APOLLO』から急いで退散し帰宅した英里は、玄関に入るなりペタッと床に座り込み、一人激しく号泣していた。 もう、自分の何もかもが嫌だった。 吾郎に結婚してもらえない自分。 優しいきんちゃんに保険をかける自分。 友人の幸せを祝えない自分。 盲目的に愛していた吾郎と何度激しくケンカをしても、英里が辛うじて...
この日集まったのは、麻耶も含めて女4人。 体型維持のため、肉と卵とチーズを積極的に摂るというカリナに合わせて、銀座にあるモダンギリシャ料理の人気店『THE APOLLO』を予約した。 東急プラザの最上階、景色もインスタ映えも抜群のこの店は、ヘルシーなラムショルダーのグリルに、日本ではこの店でしか食べられないチーズもオーダー出来る。 「私はこの子の彼氏でもないのに、なんでこんなに店選びで苦労...
「もう...きんちゃんで良くない?逆に何がダメなの?」 例によって、咲子が苛立った口調で言った。 「でも、簡単に手に入るものより、“手に入りそうで入らない距離感”って執着を生むのよね。ごめん、ちょっとお化粧室」 萌は軽く英里をフォローし、席を立つ。3人は、いつものように英里の進歩状況を聞くために『THE APOLLO』に集合し、モダンなギリシャ料理を味わっていた。 「このネタ、全く進...
昨年上陸したシドニー発のモダンギリシャレストラン。 「普段馴染みのないギリシャ料理なので、海外の雰囲気が楽しめるし、実際に美味しい! ボリュームあるレモンパイはシェアして食べたいですね。入って左奥の窓際カウンターの左端は、ふたりだけの空間になれるので、オススメ!(教えたくないけど)」と本当に使える、とのこと。...
【レネカオヴィラを履く女】 名前:萌 年齢:34歳 職業:コンサル会社経営 住まい:神谷町 好きな店:『ティエリー・マルクス』『アポロ』『レストラン・オザミ』...
結局、六本木一丁目のビジネスホテルに泊まったサトコは、翌日親友の千晶と東急プラザ銀座内の『アポロ』でランチをしていた。シドニー発のモダンギリシャ料理が楽しめるレストランだ。 ここで千晶が思いがけない言葉をくれたのだった。 「うちの夫が、また4ヵ月の海外出張になったのよ。今度はブラジルなんだけど。部屋は余ってるし私も一人で寂しかったから、サトコが来てくれたら嬉しいな」 持つべきものは、余裕あ...
なるほど、この振り幅のデカさはデートでも見習わなければならない。 今週はお好み焼き、来週はいま一番注目のスポットでのギリシア料理と、中田翔選手並みのデカいスイングをしたい。...
世界無形文化遺産「グリークフード(ギリシャ料理)」は、新鮮な野菜や魚介をたっぷり使い、肉類や穀類、乳製品などもバランスよく摂れるヘルシーな料理。同店では、ギリシャ料理をモダンにアレンジしつつ、シェアしながらコミュニケーションとともに楽しむ伝統のスタイルで提供し、新しいライフスタイルとして提案。 銀座の街を一望できるスタイリッシュなビルの最上階で8時間かけてジューシーに仕上げたボリューミーな肉料理を囲めば、...
2012年にオーストラリア・シドニーで誕生し、ハリウッドスターやモデルたちからも支持される注目店が初出店。 オリジナルのスパイスに10時間煮込んだジューシーなラム肉に、爽やかなギリシャヨーグルトをベースにしたザジキソースを合わせるなど、世界無形文化遺産であるギリシャ料理にアレンジを加えた料理を展開する。 ここでしか食べることができないケファログラヴィエラチーズを使った、甘く香ばしい「サガナキチーズ」...
渡辺淳一氏や伊集院 静氏など政財界や文豪に愛される和食の老舗。夜は接待のお客でいっぱいになる。ランチも夜同様に品物重視で魚を選び、丁寧に手をかけられた品が並ぶ。 この日の焼物であるかますも、水がますではなく、身にコクのある本がますを使用。 「昼だからと気を抜いた商売はしていません」との言葉通り、火で炒ったまろやかな粗塩をかけて一夜干しされた焼魚が出される。 味噌汁も味が変わらないよう、出す分だけ小鍋でつくるなど、...
~丁寧に手をかけられた本物の和食を味わう~ 渡辺淳一氏や伊集院 静氏など政財界や文豪に愛される和食の老舗。夜は接待のお客でいっぱいになる。ランチも夜同様に品物重視で魚を選び、丁寧に手をかけられた品が並ぶ。 この日の焼物であるかますも、水がますではなく、身にコクのある本がますを使用。「昼だからと気を抜いた商売はしていません」との言葉通り、火で炒ったまろやかな粗塩をかけて一夜干しされた焼魚が出される。 味噌汁も味が変...
渡辺淳一氏や伊集院 静氏など政財界や文豪に愛される和食の老舗。夜は接待のお客でいっぱいになる。ランチも夜同様に品物重視で魚を選び、丁寧に手をかけられた品が並ぶ。 この日の焼物であるかますも、水がますではなく、身にコクのある本がますを使用。「昼だからと気を抜いた商売はしていません」との言葉通り、火で炒ったまろやかな粗塩をかけて一夜干しされた焼魚が出される。 味噌汁も味が変わらないよう、出す分だけ小鍋で...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
「璃宮特製焼き物のせ御飯」は広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシュー、伊達鶏の特製醤油漬けの4種類が1度に食べられる贅沢な丼。 「素材の持ち味・旨味」に極限までこだわり、多彩な食材を用いながら穏やかな味わいに仕上げる広東料理の名店『赤坂離宮』。 大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物は名物の1つだ。 それぞれ飴色に輝く焼き色が食欲をそそり、五香粉などの芳醇なスパイスが薫り立つ。噛むほど...
この日連れて行かれたのは『赤坂璃宮 銀座店』。まずはビールで乾杯し、早々に紹興酒にうつると、翼は最近の悩みを聞いてもらった。一方の砂田は、また新たな新規事業を構想中とのことで、彼の熱のこもった話に翼は圧倒された。 ―さすが砂田先輩、見てるものが違いすぎる……― 食事を終える頃には、砂田に刺激を受けていつもの前向きな気持ちを取り戻した翼。テーブルで会計を済ませる砂田に「いつもごちそうさまです」と頭を下...
築地や現地の食材を使用し、医食同源を礎とした広東名菜の名店。焼物、フカヒレ、海鮮料理を看板に掲げる同店の夏の一皿といえば、海鮮と夏野菜のトマトソース冷麺\2,800(税・サ別)。 新鮮なイカやホタテ、タラバガニと夏野菜のコントラストが美しく、隙間からトマトソースが絡んだ赤い細麺が妖艶に顔をのぞかせる。生トマトを煮詰めて作るソースの旨みとまろやかな酸味が、真夏の食欲を刺激する。8月31日まで。...
初デートで、フォアグラを希望した美紗子ちゃん、やはり女性は高級食材に目がない。そこで抑えておきたいのがここ、『赤坂璃宮 銀座店』。 「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ディナーでも"ふかひれの姿煮"が食べられるコースが人気。...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人・マギーは、何としても結ばれたいと願っていた理想の男性・裕二に婚約者がいることを知る。食事を終えた後、マギーの誘いでメインのダイニングに足を運んだ裕二が目にしたものは、婚約者・桃子と見知らぬ男が仲睦まじく笑い合う姿だった。それから月日は過ぎて、早3年。 香港ガールの野望 Vol.6:香港ガールの二面性に惹かれた、やり手弁護士の真実く東京での真の野望...
―そういえば、東京で広東料理を食べるのは初めてかも… 午後8時。バーニーズNYの入っている交詢ビルディングの5階にあるレストラン『赤坂 離宮銀座店』に行くためエレベーターに乗ったマギーは、ふとそんなことを考えた。 広東料理は、香港でよく食べられている主要料理の一つ。東京の、それも高級レストランで食べる広東料理はどんな味がするのだろうか。 ―裕二さんの「大事な話」も気になるけれど、東京の高級レス...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人マギーは、理想の男性・裕二が謎の和美人と歩く姿を目撃する。話しかけようと試みるが、あと一歩というところで香港人学生・アランに声をかけられ中断。「外国人であるがために失恋した」とこぼすアランに、マギーは「欲しい物を手に入れるためならば、身分を偽ることなんて痛くも痒くもない」と言い放ったのだった。 前回:香港ガールの野望 Vol.4:極上男とのキスよりも甘く痺...
以下の9店舗でご賞味ください。 コース料理の最後のフルーツとしていただける他、オリジナルメニューとして提供するお店もある。 ・『カフェコムサ 銀座店』※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『赤坂璃宮 銀座店』 ※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『Ed. Parlor』 ・『豪農 五十嵐邸』 ・『日本料理 穂の花』 ・『ビストロカシュカシュ』 ・『久保田』 ・『方舟 大吟醸 しずく』 ・『方舟...
譚 彦彬オーナーシェフが生み出す、繊細かつ大胆な広東料理がファンを魅了する『赤坂璃宮』。 中国ではB級グルメとして人気の土鍋ごはん「ボウチャイハン」だが、譚氏が手がけると衝撃的な旨みをもつ土鍋ごはんとなる。 なかでも「咸魚肉餅仔飯(ハンミヨッペンボウチャイハン)」は、広州で好まれる咸魚(発酵させた干し魚)、挽き肉とネギの肉餅、熊本産の魚醤や中国産のたまり醤油、鶏油などすべての食材が相乗効果で美味を織...
「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ランチの「広東式焼き物のせご飯」なら、魚だけでなく広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシューなど4 種が食べられる。魚だけじゃ物足りないあなたにもピッタリ。それに一度に味くらべできるのはなんとも贅沢。 それ...
別名ガザミ。またその姿形から「菱蟹」の名でも呼ばれるワタリガニ。他の蟹と違い、ボートのオールのような平たい第5脚を使って、海を泳ぎ渡るところからこの名があるとか。一年のうち、身がびっしりと詰まった雄蟹が旨くなるのは秋。対して、雌蟹の甲羅に卵が充実するのは、初夏から夏の産卵期を控えたこの時期。卵を味わうなら、まさに今が旬である。 その卵の持ち味を、ストレートに楽しめる秀作がご覧の二品だ。『赤坂璃宮銀座店』の...
深い黄金色のスープに浮かぶは、すっぽんのエンペラだけを千切りにし、椎茸や筍、黄ニラと共に炒めたもの。このご覧の一品が『赤坂璃宮』の特製“水魚糸湯麺”。三年ものの天然すっぽんを使ったスペシャル汁そばだ。「えっ!でも、すっぽんはこれだけ!?」と思った貴兄、まずは黙ってひと口、スープを飲んでみるといい。そう、そのスープこそが、まさにすっぽんそのもの。 譚彦彬オーナーシェフ曰く「1㎏級の天然すっぽんを、エンペラを外し...
『赤坂璃宮』の名を世に知らしめてきた名料理人・譚彦彬氏。かねてからの憧れの地、銀座でも、自身のルーツである広東料理の真髄を余すところなく披露する。得意とするフカヒレや海鮮料理が並ぶメニューには、コースと豊富なアラカルトを用意。銀座という土地柄も加味した内装に加え、女性を意識したポーションなどの配慮も。原点を捉え、進化する、広東料理の極みがここに。...
銀座6丁目の路地裏、コリドー街近くにひと際目立つピンク色の外壁の一軒家がある。日本ではまだ数少ないシチリア料理レストラン『カンティーナ シチリアーナ』だ。ここでは、シェフがシチリア各地で出会った郷土料理や漁港直送の魚介類がリーズナブルに楽しめる。 店内に一歩足を踏み入れると、看板から床のタイル、照明器具までシチリアでオーダーメイドしたという拘りの内装は、まるで本場シチリアにいるかのような雰囲気を醸し出す。1階にはカウンター席...
地中海の太陽が似合いそうなピンクの石壁が目印。シチリアで修業したシェフは、築地に通って仕入れる魚介で、海に囲まれたシチリアのエッセンスを料理に込めている。 気負わず使いこなせる雰囲気も大人が集まる理由で、行きつけにしたい一軒だ。...
「銀座から世界へ」を合言葉に日本の食文化を発信する『おのでら』。寿司、鉄板焼きに続いて2015年10月にオープンした最新店は天ぷら。昼コースはお値打ちの¥5,000だ。 「揚げ油は何もブレンドせず、太白胡麻油のみ。衣も薄いから軽く、女性でも食べやすいのが特徴です」と料理長を務める石井宏道氏。...