青山の喧騒を感じさせずひっそりとたたずむ、邸宅のようなフレンチがこちら。 1989年から京橋『シェ・イノ』で学び、その後に渡仏し、数々の星付きレストランで研鑽...
あおいの勤める監査法人は閑散期と繁忙期がハッキリしている上に、昨今の過重労働撲滅の流れに沿って定時に帰宅できる日も多い。 土日祝日もきっちり休めるため、単...
それまで男性を知らなかった私は、その一言にとても傷ついた。己の出自を初めて恥じたと同時に、彼を深く恨んだ。 そして、私はこう決意した。 「もう...
「明日の夜は、空いてるかしら?」 そのそっけない一文が来た時、ちょうど静香さんの大好きなお酒、ラガヴーリンにチャレンジしているところだった。 ...
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1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にイ...
どんなに素敵なレストランをセッティングしても、エスコートがぎくしゃくしていたら台無し。あまりにマニュアル本通りに展開されると堅苦しくて息がつまりそう......
銘店『シェ・イノ』をはじめ、名だたる三ツ星レストランで修業を積んだ岡本英樹シェフが、青山の住宅街に満を持してオープンさせた隠れ家的レストラン。輝かしい経歴...
日本初となるラザニア専門店『ラザーニャ・ラザーニャ』が誕生。バリエーション豊富な具材に加え、生地やソースも様々な7種類をそろえる。 「パンチェッタ 旬野菜のラ...
日本初となるラザニア専門店『ラザーニャ・ラザーニャ』が誕生。バリエーション豊富な具材に加え、生地やソースも様々な7種類をそろえる。 「フェラーリ ブリュット」...
都内にいながらも、九州のうまいもんをたっぷりと楽しめるのが『銀座 あまくさ 青山外苑』。 まずは最高級黒豚の溶岩焼きをいただこう。『銀座 あまくさ 青山外苑』では、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。 また、焼きに使用する溶岩も特注品。「玄武岩」という特殊な溶岩を使用して作られており、火にかけると、遠赤外線やマ...
都内にいながらも、九州のうまいもんをたっぷりと楽しめるのが『銀座 あまくさ 青山外苑』。 まずは最高級黒豚を溶岩焼きをいただこう。『銀座 あまくさ 青山外苑』では、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。 また、焼きに使用する溶岩も特注品。「玄武岩」という特殊な溶岩を使用して作られており、火にかけると、遠赤外線やマ...
飲食店も多く、焼肉も鶏鍋も、それぞれに特化した専門店がひしめくグルメタウン表参道。 しかし『銀座 あまくさ 青山外苑』なら、甘みを感じる絶品豚の焼肉も、濃厚なコラーゲンスープの鶏鍋も一度に味わえるのだ! なかでもこちらを訪れたら注文するべき3品を中心にご紹介!...
甘みを感じる絶品豚の焼肉も、濃厚なコラーゲンスープの鶏鍋も一度に味わえる、『銀座 あまくさ 青山外苑』。 最高級黒豚の溶岩焼きは、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。...
沙羽と出会ったのは、食事会だった。“可愛いな”と思い、すぐに連絡先を交換してデートにこぎ着けた。 そして交際に発展し、今に至るのだが、年齢的なこともあり、交際当初から結婚を意識していなかったわけではない。 だが時間が経つにつれ、あることが気になり始めたのだ。 例えば、付き合って初めての彼女の誕生日。28歳の誕生日祝いに、『テール・ド・トリュフ・東京』を予約していた。...
雄太と出会ったのは、食事会の席だった。なんとなくお互いを気に入り、連絡先を交換し、すぐデートをすることになったのだ。 そしてとんとん拍子に交際に発展したのだが、とにかく彼は優しくて、そしてデートはいつも良いところへ連れていってくれた。 例えば、去年の誕生日のこと。この日は私の28歳のお祝いにと、『テール・ド・トリュフ・東京』を予約してくれた。 店内に入るとフワッとトリュフの香りに包まれ、幸せな気分にしてくれる...
予約していた店は『テール・ド・トリュフ東京』。以前、会社の先輩から教えてもらった外苑前にあるトリュフ専門レストランだ。 デートの約束を取り付けるにあたって、彼女は通勤に便利な日本橋の箱崎に住んでいると聞いたため、外苑前というエリアが刺さるか不安だった。しかし「普段行かないところに行ってみたい」と言われ、当初の予定通りこの店に決めたのだ。 それに本格的なコース料理を出すこのレストランを提案すれば、...
「レミちゃんって、主婦受けが良くて羨ましい。」 収録を終え、アナウンス室へ戻ると珍しく花凛が弱音を吐いてきた 。 「花凛はいいじゃない。男女問わず、20代30代から圧倒的な人気を誇るんだし。」 「私、何故か昔から同性に嫌われやすくて...学生時代はいつも女の先輩から嫌われていたの。男の先輩からは可愛がってもらえるんだけどねぇ。」 つまり花凛は、自分はモテるから女性にひがまれると言いた...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。...
サマートリュフという言葉が持つきらびやかな印象は女性を魅了する。『テール・ド・トリュフ東京』ではイタリア・ウンブリア州で収穫されたエスティバム種を使ったコースを提供中。この種は黒トリュフに比べ、大振りなため、スライスは厚く、食材が隠れるほど振りかける。 「トリュフは高価な調味料。合わさる素材や温度で変わる様を堪能してほしい」と支配人の中島和昭氏。テーブル上でトリュフをスライスしてくれるプレゼンテーションも...
「よし、完璧...」 香水を胸元に一吹きし、夫の順平が買ってくれたセルジオ ロッシのオレンジ色パンプスに足を入れ、玄関のドアを開ける。今日は毎月恒例の同期飲みの日だった。正確に言うと、元同期飲みだ。 総合商社に勤めていた時の同期と集まるこの会は、5年前、結婚を機に退職しても未だ参加していた。 四代総合商社の内の一つに入り、それなりに仕事も楽しかった。しかし同期だった順平と結婚することになり...
日本語では「西洋松しょう露ろ 」と呼ばれるきのこの一種です。栄華を極めたフランスの太陽王・ルイ14世の好物だったとか、子どものいなかった農夫がトリュフを食べ始めたところ13人の子だくさんになったとか、催淫効果があり媚薬として19世紀頃から用いられていたとか、怪しげな話のネタにこと欠かない食材でもあります。 しかし、こうした話はあながちデタラメというわけでもないようです。トリュフを探すのには、かつては雌の豚...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。 フランス・ニースに本店を構えるトリュフ専門レストランの、東京店。表立ってのスペシャリテである、会津地鶏卵を生ク...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。 トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、季節限定で希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。 全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、12月まで希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
Tシャツにチノパンというカジュアルファッションで現れた、今回の港区男子。デザイン関係の会社を経営する、港区在住の黒田さんだ。 高級ブランドの服を身に纏い、腕には数百万の時計。自信に満ち溢れて圧も強めなイメージの港区男子とは、いささか様子が違う。 柔らかな物腰で話す黒田さんは、良い意味で港区男子感がなく「普通」なのだ。 そんな黒田さんの日常は? 「経営者の知り合いや友人が多く、先輩や仲間と食事には行きますよ...
ロケーションは低層の建物が並ぶ南青山のひっそりとした小径。 『青山 仁』の所在地に着くと、木造の黒壁に何の店なのかも分かりづらい看板が申し訳程度に添えられている。...
「季節の素材そのものを活かし、シンプルに仕立てます」とは店主の富井賢洋氏。正統派の日本料理店ならではの気品と、風格を備える炊き込みごはんだ。 主役の米は石川県産コシヒカリ「加賀米」をメインに、わずかにもち米を混ぜ、もっちりとした食感をもたらす。それを引き立てるのは、鱧の出汁。伊賀焼の土鍋から噴き出る香り高い蒸気に悶絶すること必至。 食べたい衝動に駆られつつ待つこと数分、極め付きは豪快に流し込む旬のイ...
青山の静かな一角。ゆっくりと扉を開け、婉麗な香の薫りに導かれるように細い通路を進むと、奥には5席のカウンターが。予約状況にもよるが、3名からこの空間を個室として独占できるという。席に着くと、目線の高さに、玉砂利が敷き詰められた坪庭の眺めが飛び込んでくる。和の空間を存分に感じながらも、座敷ではなく椅子という配慮も、外国人にとっては嬉しいポイントだろう。 店主の富井賢洋氏は、『銀座うち山』などで研鑽を積み、2...
〆にはコースに追加でぜひ「焼鳥土鍋まぶしご飯」をオーダーして欲しい。5年ほど前から提供を開始して以来、徐々に人気が高まり今では『焼鳥 今井』〆の定番とも言える一品となっているという。 土鍋で炊きあげた白米に、焼き鳥のタレと炭火で焼き上げた皮付きのもも肉、厳選した香り高い「胡麻」、築地の丸山海苔店で仕入れる「海苔」を混ぜ合わせて完成。 ポイントとなるのが、皮付きのもも肉を塊のまま焼き上げること。塊のまま焼くことで肉汁が逃...
焼き鳥に限らず、メインディッシュにはバスクのキントア豚やボルドーのバザス牛などが並ぶところが新しい。冬には北海道産のエゾジカや天然のとらふぐの白子が登場するなど、季節ごとに楽しめる変化もある。 「最近は塊で肉を焼くのが面白くなって」と笑う今井さんは、焼き鳥を軸に自身が美味しいと思うスタイルへとどんどん足を踏み出している。塊で焼きあげる松風地鶏のもも肉は、串で焼く焼き鳥とはまた違った炭火焼の良さを味わえる。...
旨みが凝縮されたひと串に魅了される女子が急増中の名店がここ『焼鳥 今井』だ。 『今井』の焼き鳥は、肉を噛んだ瞬間の歯触りにまず驚く。繊維が一定でスッと噛み切れ、噛むほどに旨みがじんわりと口に広がりその余韻が続く。 この食感に仕上げる秘訣は、串打ちにあった。今井氏の串打ちのルーツは修業元の名店『バードランド』にあり、“鶏肉にストレスを与えない”ことを徹底している。...
『今井』の焼鳥は、肉を噛んだ瞬間の歯触りにまず驚く。繊維が一定でスッと噛み切れ、噛むほどに旨みがじんわりと口に広がりその余韻が続く。この食感に仕上げる秘訣は、串打ちにあった。 今井氏の串打ちのルーツは修業元の名店『バードランド』にあり、“鶏肉にストレスを与えない”ことを徹底している。 例えば、地鶏は整形して焼くと肉が元に戻ろうと反発して身が縮み、食感が損なわれる。その考えに基づき、奥久慈軍鶏を扱う同...
『今井』の焼鳥は、肉を噛んだ瞬間の歯触りにまず驚く。繊維が一定でスッと噛み切れ、噛むほどに旨みがじんわりと口に広がりその余韻が続く。この食感に仕上げる秘訣は、串打ちにあった。 今井氏の串打ちのルーツは修業元の名店『バードランド』にあり、“鶏肉にストレスを与えない”ことを徹底している。例えば、地鶏は整形して焼くと肉が元に戻ろうと反発して身が縮み、食感が損なわれる。その考えに基づき、奥久慈軍鶏を扱う同店では肉...
店主の今井充史さんは、鶏肉だけでなく、ボルドーのバザス牛やキントア豚、ジビエなど塊肉にも“焼き”の腕を振るう。もはや焼き鳥店ながらも別格の風情。その新たな試みが日曜限定の親子丼ランチだ。 定番の鶏肉も捨てがたいが、鴨や鹿、イノシシなど入荷次第で様々な肉が登場する。クミンをパラリと振ったラム玉丼¥1,500もそのひとつで「追いパクチーあり」というのがニクイ。 セレクトが光る純米酒やワインはランチでも注...
勇輝不在で迎えた週末。 私は大学時代の友人・裕子、そして結婚が決まったばかりの花苗と三人で集まっていた。 先日裕子と二人で買いに行った結婚祝いも渡したかったし、皆でランチしようよ!と自ら声をかけたのだ。 こういう時は友達と過ごすに限る。独りでいると余計なことばかり考えて、つい余計なことをしてしまいがちだから。 3人で集まったのは、コスパ抜群で女性に人気だという表参道の『ラス』。 「結婚式は?新居は...
金曜は「何か」あった時のために、カジュアル過ぎない装いを心がけていると話す萩原さんは、ラメとプリーツが程よい華やかさの『マイストラーダ』のニットワンピに身を包んでいた。 淡いパープルの色合いとシルエットがほどよい女性らしさを醸す。足元のシルバーのパンプスも、金曜にふさわしく華やかだ。 「金曜日は夜更かしできるから、時間を気にしないで飲む、というこの日だけの贅沢を存分に味わいたい。だから、長居したくなるほど、料理とお酒の...
デートで行きたいレストランといえば、予約の取れないこの店だろう。 店に入るとまず、開放的過ぎるほど開かれたオープンキッチンに目を奪われる。 カトラリーは自らテーブルの引き出しを開けて取り出すシステム。 ゲストを受け身にさせないエンターテインメント性たっぷりの演出は、もちろんデートの味方だ。...
「今日はここを予約してます」 明治神宮を後にし、田中に連れられてきたのは、表参道の『ラス』。これまで、田中が選ぶのは学生っぽさの抜けない店が多かったため、奈々子はあっと驚く。 席に着くと、「ペアリングがオススメらしいです」という気の利いたアドバイスをし、再び奈々子を驚かせた。 「このお店、奈々子さんに教えてもらった雑誌に載ってて・・・。この前も、教えてもらったお店を会社の接待で使ったら上司...
店に入るとまず、開放的過ぎるほど開かれたオープンキッチンに目を奪われる。カトラリーは自らテーブルの引き出しを開けて取り出すシステム。 ゲストを受け身にさせないエンターテインメント性たっぷりの演出は、もちろんデートの味方だ。...
クラシカルからモダンまで、シンプルで洗練されたフランス料理とワインをゆったりと楽しめる正統派レストラン。「空間にもホスピタリティにも温かみがあふれています。世界的にも名高い若手シェフのおまかせフルコースのコスパが高い上、驚きにあふれていて、同伴者はきっと喜んでくれるはず」...
人気店『カラペティバトゥバ!』から独立した兼子大輔シェフが2012年にオープンさせたのが当店。 メニューはランチ、ディナーともに¥5,000の「おまかせ1コース」のみ。コース内容は約3週間で入れ替わるため、毎回旬な食材が楽しめる。 コースのはじめにいただく名物のフォアグラのクリスピーサンドは、一度食べたら忘れられないはず。...
「美貴、久しぶり。ずいぶん、大人っぽくなったね」 ゆるくウェーブのかかったロングヘアをなびかせながら、エミリは5分ほど遅れて『ラス』に到着した。...
麻布十番の人気店『カラペティバトゥバ!』から独立した兼子大輔シェフが2012年にオープンさせたのが表参道『ラス(L'AS)』。 メニューはランチ、ディナーともに¥5,000の「おまかせ1コース」のみで、その内容は約3週間で入れ替わるから毎回旬な食材が楽しめる。圧倒的な満足感を見出すコース設定で、 “楽しさ“ や “驚き“ がぎっしりと詰まっている。 その人気コースの最初に頂くのが名物の「フォアグラの...
「愛子さんって何であんなに嫌な奴なの?だから一生独身なんだよ!」 入稿が終わり、『ラス』で同僚の美奈子とシャンパンとワインのペアリングコースを頼み、上機嫌になっていた。上司の愚痴は、同期に発散するに限る。...
主婦友達、仕事関係で繋がった友人とのランチやディナーも、週に2~3回の頻度で参加をする。 「同性の友人は、私にとって欠かせない存在です。私はまだ子供はいませんが、友人の子供に会えば癒されるし、仕事関係の友人からは良い刺激をもらったり、情報交換もできます。」 おしゃべりの時間はストレス解消になり、また女子会トークでの情報交換は仕事にも生かせる。忙しい時期も、友人との時間は積極的に作るのが詩織さんの...
出会いは、国内の大手アパレルメーカーでPRをやる友人に誘われたパーティー。そこのECサイトを運営している孝太郎は27歳、青山学院大学出身だった。そのサイトでよく買い物していたので自然と話が盛り上がり、立食式のパーティーで30分以上もしゃべっていた。 彼は背が高い上に顔が小さく、モデルのような体型をしていた。大学時代は読者モデルをしていたらしい。男性の顔にこだわりはない絵理奈だったが、彼は別格だった。整...
東京での生活を歩き出した希。仲の良い同期・眞希子と、二階堂が主催する合コンに参加するも、そこまで楽しめなかったが、合コン以上に、同期2人の優しさに触れることができ大満足の希だった。東京での新生活も何となく乗りこなせそうな予感がする一方、地元の恋人との関係は・・・?どうなっていくのだろうか?...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!?今週の女子は、とにかく痩せてることが正義!表参道在住の女性たち《表参道女子》です。 前回:東京女子図鑑 :アラレちゃん眼鏡が都内イチ似合う、“なかめ”女子 原宿・青山地区のエリアを一般的に「表...
~人気のワケは、ストレート、一本勝負にあり!~ 「青山に“ラス”あり」と食通たちの間で叫ばれるようになってから久しくなるが、その人気たるや相変わらずお見事である。予約の受付を開始する1ヵ月前には、即日埋まるという人気ぶりだ。麻布十番『カラペティバトゥバ!』の初代シェフ、兼子大輔氏がこの店を開いたのが2012年2月。以来瞬く間に話題を集め、現在に至るまでずっと予約困難店だ。 店に入るとまず、開放的過ぎ...
「(『L’AS』のシェフである)兼子くんはうちの卒業生なんですよ。」と、少し嬉しそうに微笑む斉須氏。 「彼はとてもセンスのよい子で、本当はクラシックのテクニックをきちんと体得しているんです。でも、今の時代にうまくマッチングするよう、考えに考えた上であの店のスタイルを作り上げたのです。もしかするといろいろな意見があるかもしれないけれど、彼はすべてわかった上で敢えてあのスタイルが最善だと判断したのです」...
緊急アンケートを取った結果、最もロマンティックなエピソードが多かったレストランは『L'AS』(外苑前)でした。...
「愛子ちゃん、あけましておめでとう!覚えてるかな?雅人です。」 新年と共に続々と入る男性からのザオラルメールにはうんざりだが、1通のメールに目が留まる。クリスマスパーティーで出会った弁護士の雅人(36)だ。弁護士もピンキリだが、大手4大法律事務所のどこかに勤めていたと記憶している。愛子のチェックは抜け目がない。 「あけましておめでとうございます。覚えてますよ。笑」 淡白ながら文末の「笑」に親近...
『コルク』と同時にオープンされた店と聞けば、ワインのレベルの高さは察しがつくはず。計8品のコースは、うち5品に合わせたワインをペアリングできる。似た地で育ったワインと素材が、舌の上で再会するような感覚を体験できるだろう。...
場所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。 どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。意外性は抜群だ。...
次のデートは、『青山はしづめ』を予約した。最初は楽しく食事をしていたのだが、突然朱莉が真顔で切り出す。 「智裕、今度みんなでご飯食べない?」 発言の意味がよく分からず、僕はたずね返す。 「みんな?みんなって誰??」 「私の親友の祐美がね、智裕に会いたいらしいの」 —え…マジか。ちょっと面倒臭いから、パスしたいなぁ…。 咄嗟に、そう思った自分がいた。 そもそも、僕たちはまだ付き合ってもいない...
その日のデートは、『青山はしづめ』でのディナーだった。 センスの良い器と、彩り豊かな前菜を楽しみながら、私は智裕に尋ねる。...
所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。 どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。意外性は抜群だ。...
デートにマストなのは、ドキドキするようなサプライズ。ここに連れて行ってもらった恋人はもちろん、その驚きで喜ぶ笑顔に自分自身も嬉しくなる店である。 所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。意外性は抜群だ。 他人の家に忍び...
サプライズ感もあり、もちろん料理も絶品。そして居心地も抜群にいい店を大人ならば数件知っておきたいもの。今回は、表参道という人気エリアにあるこの3つの要素を兼ね備えた名店『青山 はしづめ』に動画で潜入!...
所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。 料理は中華のコースのみ。というのもここ、各有名店に麺をおろす橋爪製麺がつくった店で、料理長は『四川飯店』出身。そのため味は折り紙付き。 窓にはアンティークのセンスのよいガラスが...
通りから奥まった場所にある同店は、まさに隠れ家。昼なら新緑が目に入り、春が感じられる気持ちのいい空間だ。 広いカウンター席を設けた天ぷら店となると予算が気になるところだが、一番高額なコース「おまかせ天麩羅10品(小鉢2品)」でも3,800円とその心配は無用。...
通りから奥まった場所にある同店は、まさに隠れ家。 広いカウンター席を設けた天ぷら店となると予算が気になるところだが、一番高額なコース「おまかせ天麩羅10品(小鉢2品)」でも¥4,000とその心配は無用。...
通りから奥まった場所にある同店は、まさに隠れ家。広いカウンター席を設けた天ぷら店となると予算が気になるところだが、一番高額なコース「おまかせ天麩羅10品(小鉢2品)」でも¥4,000とその心配は無用。 また「和モダン」を基調とした店内は、デートや女子会などにも使いやすい、気軽な雰囲気だ。天ぷらに合う白ワインやスパークリングワインの用意もあり、女性をエスコートするおしゃれ要素も満載。こういう店を知っておいて...
―28歳の男、か...。 理恵子は青山に向かうタクシーの中、ぼんやりと光一のことを思い出していた。 正直、いくら外見がタイプとはいえ、7歳も年下の男とどうにかなるなんて想像できない。 それに、親友の茜と亭主関白夫の奇妙な夫婦の絆を見せつけられた後では、35歳の自分が大人のイイ女を気取って年下イケメンとのデートに浮かれているのも、何となく虚しく思える。 ―私...、いつまでこうやってフラフラしてるんだろう...
玄関のドアを開けると、理恵子はどっと疲れが吹き出してくるのを感じた。 今夜は姿見で自分の顔をチェックする気にもならず、フラフラとリビングのソファに寝転ぶ。 真っ暗な部屋に、一人きり。 普段はお気に入りのリビングがやけに広く思え、どこか虚しいような気持ちになる。 ―こういうとき、やっぱり家に“家族”がいると違うのかしら...。 茜のことは好きだが、30歳で駆け込むように結婚し、あまり冴えない結婚生活...
この店こそ、世界から脚光を浴びているフレンチレストラン『フロリレージュ』だ。 世界の料理評論家やレストラン関係者の投票によってランキングが決まる「アジアのベストレストラン50」では、今年第3位を獲得。 「世界のベストレストラン50」も着実に射程圏内に入りつつあり、日本を代表するレストランとして存在感を示している。 オーナーシェフの川手寛康氏は、国内では『ル・ブルギニオン』『カンテサンス』などで...
「…なんで、小原さんがここに居らっしゃるんですか」 テーブル中央のピータン豆腐を自分の小皿に取り分けつつ、水野に問いかける瑞希の声には、明らかに不機嫌さが滲む。 水野と『フロリレージュ』に行って以来、週末もしばらく雑用が重なり、『タイガー餃子軒』を訪れるのは随分久しぶりだ。 厨房から聞こえる、じゅうじゅうと美味しそうな音と喧騒、油とスパイスの香ばしい香り。 懐かしい空気に違和感がある...
「…黒以外の服も着るんだね」 コの字型カウンターの真ん中に案内され席に着くと、隣で水野が目を細めた。 瑞希が『フロリレージュ』を訪れるのは、今日が初めてだ。 グレートーンでまとめられた広いオープンキッチンには花が生けられ、本来無機質なはずの空間に柔らかい彩りを加えている。 キッチンできびきびと無駄なく動き回るスタッフ達が、水野に目を止め、軽く会釈した。どうやら彼は、常連らしい。 ...
「じゃあ上野さん、1万3千円もらっていい?お給料、僕より高いくらいだと思うしさ」 「も、もちろん!美味しかったですね」 ―割り勘!? 財布をバッグから出しつつ、顔に戸惑いが出ないよう気持ちを整えるが、気が動転して頭の中はぐるぐると目まぐるしい。 最近、瑞希にとって男性と2人で食事をする機会といえば、水野とタイガー餃子に行くくらい。そのせいでよく分かっていないだけかもしれないが、初デー...
「それでそれでそれで!?」 週明けの火曜日、朝8時過ぎ。 神宮前の『アイランド・ヴィンテージ・コーヒー青山店』の店内に、エミの甲高い声が響いた。 亜希もエミも仕事が忙しく、夜はプライベートの誘いも多くてなかなか予定が合わない。 そんなわけでどうしても話したいことがある時は、エミの出勤前にこうして集まり、朝からマシンガントークをするのである。 アサイーボウルとラテを前に、亜希は賢...
土曜日の19時。 賢治に指定された『フロリレージュ』。 落ちた照明の下、コの字に誂えられたカウンターから振り返って笑う年下の彼に、亜希は不覚にも胸が高鳴った。 『フロリレージュ』は亜希が前から来てみたかった店で、彼から店の連絡を受けたときから今夜が楽しみで仕方なかった。 「亜希さん、仕事忙しそうだったから誘いづらかったんだけど...会えて良かった」 瞳をまっすぐに見つめてくる賢...
日本の風土を表現するフランス料理を追求し、革新的な皿を提供し続ける『フロリレージュ』。 まず目を引くのは大胆な内装。広々としたオープンキッチンが中央に位置し、それをぐるりと取り囲んでカウンター席がある。 おしゃれなコの字カウンターが増えたのは、この店からかもしれない。...
『フロリレージュ』の重い扉をくぐり、薄暗い店内を見渡すと、奥のカウンター席に英一郎の姿を見つけた。 黒を基調としたシックで大胆な劇場型の店内を一歩一歩と進むうちに、詩織は少しずつ非現実的な世界に足を踏み入れている気がする。...
『フロリレージュ』、『エスキス』、『マルゴット・エ・バッチェーレ』など、里香子とのデートは、恋人気分を存分に味わえる特別なレストランを選び、慎重に距離を縮め、やっと関係を持つことが出来ました。 彼女は期待通り、ベッドの上でも素晴らしい才能を見せてくれました。手間暇かけた女性を自分のモノにできる瞬間は、男冥利に尽きますね。 「既婚者のくせに...」と、反発を覚える人も多いかも知れません。しかし、独...
「僕の理想を具現化している」とまで断言する川手寛康シェフ。惚れ込んだ、その食材は岩手県花巻・石黒農場が約120日かけて育てるホロホロ鳥。 「これだけ素晴らしいと、僕たち料理人は塩加減と火入れに気を使い、あとは何を添えるか考えるぐらいしかできることがない」。 そうしてこの日、創ったのは3つの部位のコンフィを乗せて骨スープを注いだグラスと、低温調理で繊細に火を入れた胸肉に野菜を添えた白磁。食すれば驚くほ...
ロゼを“ソース”として味わうという新鮮な食体験 「僕がひとりフレンチをする際には、よくロゼのシャンパンを相棒にしています」と打ち明けてくれたのは『フロリレージュ』の川手寛康シェフ。ロゼの魅力を実感し、中でも「ロゼ アンペリアル」には一目置いているらしい。 「日本人にとってモエ・エ・シャンドンはシャンパンの永遠のスタンダード。かく言う僕もそのひとりです。果実味が非常に豊かで、温度の変化による味わいの移...
2015年の食トレンドを総括してみると、まず思いつくのが「あの人気店のリニューアル」だ。そもそもが超予約困難店で、なんの不満もなかったであろうのに、、、なぜリスクを追ってまで、リニューアルを果たすのか? その理由は、オーナーシェフの飽くなき食への探究心、そして顧客をさらに満足させたいというホスピタリティなのだろう! 2日連続となるこちらの企画、第1回目は、客との距離感を縮めるべく「カウンター席」で勝...
とお勧めしたはいいけれど、個人的には、クリスマスは、フレンチ、イタリアンは避けたいところ。なぜって?単価はいつもの倍以上に跳ね上がるのに、2回転3回転で、ところてん式にリザーブされて、サービスも劣化。 隣のお水風の女性や、パパと来ていそうな大学生と同じものを食べて、デザートのタイミングでプレゼントが来て、だなんてまるでピエロ!コミカル過ぎて笑えてくるの。そういうところは、普通の日に行って、ゆっくり美味しく...
落ち込んでいる時に、無理して出掛けた青山の『フロリレージュ』。...
「最も楽しいレストラン! とにかく川手寛康シェフが大好きなんです」 フロリレージュを一度でも訪れたことのある人はこの意味がわかっていただけるであろう。 レストランは美味しいではなく楽しくありたいと小澤さんは考える。川手シェフの料理にはまさにそれがあるそうだ。フロリレージュで好きな料理は“川手シェフの作るもの”。出てくるお皿は、美味しいという料理の本質から決してブレず、演出やプレゼンテーションに驚かさ...
祇園祭に天神祭―上方の夏祭りに欠かせぬ食材といえば鱧。“梅雨の水を飲んで旨くなる”と言われているように、夏が旬であることは周知の事実だが、実は秋にも旬を迎えることをご存知だろうか。 産卵後、冬に備えて食欲が旺盛になる9〜10月の鱧は、体の表面が金色を帯び、身も肥えて脂もグッと乗ってくる。俗に“金ハモ”などと呼ばれるこの時期が、いわば鱧のもうひとつの旬なのだ。 その“金ハモ”ならではの深みのある味わいを生かし...
日本人が日本でフレンチをやる意味は何なのか。シェフの川手寛康氏は、常にそのことを念頭に置きつつ料理に向き合うと言う。食材に国境はなし。だからフランスよりも優れた食材が日本にあれば、俄然腕が鳴る。 我が国で古くから珍重されてきたすっぽんもそのひとつ。「子どもの頃、祖父が獲ってきたものを食べていたので、身近な存在でもあるんです」。日本料理でのすっぽんは、独特の臭みを極力排除していく。だが、川手氏はその臭みこそすっ...
フォアグラの柔らかい食感とメレンゲのサクサク感、リンゴヴィネガーの酸味とヘーゼルナッツの甘さ、などひと皿の中に相対する要素が並ぶことで、お互いをより引き立てる。デザートアイテムのメレンゲでメイン料理を作った事も革新的。¥10,500のコースより...
『カンテサンス』のスーシェフとして腕を揮っていた川手寛康氏が独立。若手の活躍が著しい東京フレンチの中でも、目を見張る次世代フレンチの星。...
外苑前駅から徒歩2分。南青山三丁目交差点のほど近くに『礼華 青鸞居』はある。 青山に2009年に誕生した同店は、言わずと知れた中華料理の名店。...
青山デートに女性を誘うならば、やっぱり名店をしっかりおさえておきたいところ。 まずはランチから休日デートをスタートしたいと考えるなら、『礼華 青鸞居』を訪れてみて。 しっとりと上質な空気が流れる青山ならではの雰囲気と、本格的な中国料理を楽しめるのだ。『礼華 青鸞居』では、コース以外にも一人で気軽に利用できる一品料理や、セットメニューなども揃う。 名物「フカヒレ御膳」も人気のメニュー。先に「クラ...
一週あけて、青山にある礼華青鸞居では、秋の味覚をふんだんに取り入れた特別コースと、二胡と揚琴の奏でる音楽を味わえる宴が催される。 こちらは昼と夜の2部構成のイベントとなっており、いずれもコース形式で料理をいただいた後で、二胡と揚琴の演奏を聴くスタイルだ。 日本と同様、中国においても月見宴は古代から伝わる古い習わし。二胡奏者の太田氏は、中国民族楽器コンクールにて金賞受賞歴もある腕の持ち主。揚琴奏者の李女史は、...
「野菜を多く」、「油脂分を極力少なく」といった、ヌーベルシノワの今を牽引し続けてきた『礼華』。ここは2009年冬、青山に誕生した新たな支店だ。...
青山でバー。その響きだけで、行き慣れていない人間には、ハードルが高いと敬遠しがち。 だが、バーが濃密で静謐なのは日本に限ったイメージであって、NYをはじめとする海外のバーといえば、ある程度騒いでも許容される夜の社交場でもある。 外苑西通り沿い、ワタリウム美術館前のビル地下で6年目を迎えた『PR BAR』は、そんな海外的な雰囲気が楽しめる大人のバー。...
今日は、先週だった29歳のレイナの誕生日をお祝いしてくれるらしい。気持ちは充分嬉しいのだが、「先週の誕生日を祝う」という距離感がもどかしい。 2人とも食事は済ませていたので、軽く飲むことになった。場所は北青山の『PR BAR』。外苑西通りにあるこの店は、アパレル関係の人間が多い、いかにも隠れ家的なバーだ。...
北青山の外苑西通り沿いの地下に、PR BARがオープンしたのは2013年。伊勢谷友介氏が代表を務めるクリエイターやアーティストの集団“リバースプロジェクト“と某アパレル会社社長が、初見も含めて、皆が集うための場所としてひっそりつくったのがこのバーだ。 以後、メディアにはほとんど出ていないものの、好奇心旺盛な大人たちが毎夜ふらっと訪れ、シャンパーニュやカクテルを楽しんでいる。 店のカウンターやテーブル...
北青山の外苑西通り沿いの地下に、PR BARがオープンしたのは2012年。伊勢谷友介氏が代表を務めるクリエイターやアーティストの集団“リバースプロジェクト“と某アパレル会社社長が、初見も含めて、皆が集うための場所としてひっそりつくったのがこのバーだ。 以後、メディアにはほとんど出ていないものの、好奇心旺盛な大人たちが毎夜ふらっと訪れ、シャンパンやカクテルを楽しんでいる。 店のカウンターやテーブルはす...
カウンターか向き合うテーブル席か。カジュアルに親近感を演出したい時、ここのカウンターは心強い。シェフの福嶌博志氏はイタリア、フランスなどを渡り歩き、『龍吟』、『スリオラ』で料理を学んだ。炊き込み御飯があったり、和の食材を使ったりと、これぞ福嶌流。 軍鶏のローストでは鶏の脂で照り焼き風に仕上げ、にんにくをペースト状にするなど、どの料理にも通じるのは驚きや意外性。お酒は泡酒から日本酒、ワインと幅広く、酒呑みな彼女にも最適。...
ここは和の素材を使ったフレンチの創作料理店で、季節により変わるアラカルトはどれも美味だが、特にゲストの要望に合わせて作る炊き込みご飯が評判だった。 「私、7歳下の女の子に、おばさんって言われたんです。事実そのとおりなんですけど、言葉の威力ってすごいですね。昨日のことなのに、いまだに心に残ってしまって」 牛ランプ肉の炊き込みご飯を取り分けながら、葉子は昨夜起こったことに対する胸中を吐露した。 才島と会うのは二度目...
さ、その二股男になるためには、堂々とデートを挑み続けたいところだけど、彼氏のいる女性って本当に忙しいの。基本的に休日は彼氏、平日に女子会やら会食。モテる女はとにかく忙しい。そうなると、正直、あなたに避ける時間は意地悪してるわけでも何でもなく、本当にあまり無いわけ。 正面突破で果敢に挑むも、なかなかデートの確約をもらえないあなたに朗報。彼氏のいる女は、デートにおいても二番手戦略が有効。 夜の予定を...
ファーストデートでは、かなり気合を入れて頑張ったわよね。いい思いをした女は、次を期待しながら、「待て」を強いられ、おかわりを今か今かと待ちわびてるわ。 そんな2回目で気をつけるべきは、1回目に引き続き高得点を狙いつつ男としての幅の演出よ。あくまで、まだ2回目。ギャップは狙え、されど侮るな。 ギャップと言っても、点数を下げたり力を抜いて、赤提灯系!ということじゃないのよ。次元の同じところで、振れ幅を大...
フレンチ 外苑前 山本氏のオフィスから至近で、深夜の“小腹減った”を満たしてくれる一軒がここ。カウンターで店を仕切る福嶌博志さんは、ベルギーやフランスなどヨーロッパで経験を積み、帰国後は六本木『龍吟』で日本料理、麻布十番にあった『スリオラ』でモダンスパニッシュを体得した実力派だ。 鰆のカルパッチョやウナギの炭焼きなどジャンルにとらわれず、和の食材の持ち味を引き出すことに注力した一皿は胃袋のみならず心...
メイン食材は牛タンと穴子。牛はわかるが、なぜ穴子で大地讃頌? と思うなかれ。『Hiroya』の福嶌博志シェフといえば、料理や食材のジャンルを超えたハイブリッドメニューを生み出すことで有名。 単に素材をかけあわせるのではなく、食材が持つ要素を分析して相性の良さを考えるのが福嶌流だ。今回の“肉コレ”メニューのテーマは「土っぽい香りの組み合わせ」。 野菜や酒とともに6時間ほど炊いた柔らかい牛タンに、花山椒...
あぁ、忙しい。メーカー勤務の智弘(30)、弁護士事務所勤務の雅人(36)とのセカンドデートの調整に、間を縫っての合コンのオファー。スマイソンの手帳は既にびっしりと埋まっている。手帳とにらめっこをしていると、LINEが鳴った。 「愛子ちゃん。突然だけど今日夜ごはんでもどう?」先週の金曜日の合コンで出会った六本木の外資系投資銀行勤務に勤める浩(29)だ。 愛子が勤める航空業界をカバーしているアナリストで...
カウンター主体のレストランとかけて泡酒と解く。その心は?どちらも心躍る楽しさです、と謎かけをしたくなるほど気分が高まる良店が誕生した。青山の裏通りに9月にオープンした『Hiroya』は、計り知れないポテンシャルを秘めたカウンターメインのレストランだ。 オーナーシェフの福嶌博志氏はベルギーやフランスのレストランを転々とし、帰国後は六本木『龍吟』や、麻布十番の『スリオラ』で腕に磨きをかけた実力派。料理のジャンルに...
南青山の予約が取れない店で有名な『ラス』に併設されているのが『コルク』。ここではワインと料理のマリアージュを楽しめるコースを用意しており、独自のスタイルが話題に。 まずはワインありきで、シェフソムリエがワインをセレクト。そしてそのワインのテロワール(郷土感)を想像し歴史や風土、文化を徹底的に調べて、できる限りの情報を得る。 そのワインのイメージと食材を、シェフの兼子氏が食材で再構築していく。それでいてどちらが出しゃばる...
微妙な盛り上がりだった食事会が終わり、幹事同士で二次会に行くかの攻防戦を繰り広げている。その様子を人ごとのように眺めていると、洋介が話しかけてきた。皆といるときは空気を読んで大人しくしていたようだが、どうやらレイナを気に入っていたようだ。 こだわりの強い彼の高いハードルを自分がクリアしたのかと思うと、不覚にも少し心が躍った。 その日以来、洋介から頻繁に連絡を来るようになった。 初めてのデートは、表参道の『コル...
神奈川県の公立高校から、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、丸の内の大手人材会社に勤める絵理奈(30)。周りの友人たちは“恋愛対象になるのは最低でも早慶レベル"と口を揃え、その言葉を証明するかのように42歳の「元」慶應ボーイ・芹沢やコスパ重視の一橋卒・淳一郎など様々な学歴の男性とのデートを試みる。 その中でも東工大卒の健二の誠実さに惹かれ付き合うが、女心が分からない彼に我慢ができず別れてしまう。その後京大...
なに? 君は28歳か。君が男をみせるのは来年でもいいじゃないか! 若さという特権を十二分に活用して、甘えて甘えて奢ってもらえ。お会計を自分で持つということは考えなくていいんだ。相手の自尊心を傷つけず、自分の財布も傷つけない。それが年上女性に対する、28歳男のデートってもんだ(……遠い目) 百戦錬磨のお姉さんにとっては、年下が頑張りすぎても響かないんじゃないか。素直に身を委ねろ! ストレートに「美味い美味い...
料理長自らが築地に足を運んで厳選するという食材を使い、熟練の技に裏打ちされた“江戸の粋”を味わうことができる『てんぷら 天翔』。 その洗練された空間とサービスは、まさにラグジュアリーホテルのダイニングにふさわしい品格を備えている。 店内は、臨場感たっぷりな先述のコの字カウンターに加え、テーブル席や個室、さらに別途個室カウンターも用意され、デートから接待、会食まで様々なシーンで使い勝手抜群。 また唎酒師も常駐してお...
料理長自らが築地に足を運んで厳選するという食材を使い、熟練の技に裏打ちされた“江戸の粋”を味わうことができる『てんぷら 天翔』。その洗練された空間とサービスは、まさにラグジュアリーホテルのダイニングにふさわしい品格を備えている。 店内は、臨場感たっぷりな先述のコの字カウンターに加え、テーブル席や個室、さらに別途個室カウンターも用意され、デートから接待、会食まで様々なシーンで使い勝手抜群! また唎酒師...
店名:てんぷら 天翔 住所:港区北青山2-7-13 プラセオ青山ビル 1F 営業時間: ランチ 11:30~15:00(コースL.O.13:30、その他L.O.14:30) ディナー 17:00~22:30(コースL.O.21:00、その他L.O.21:30、ドリンクL.O.22:00) HP:http://tempura-tensho.jp/ 【予約・問い合わせ先】 TEL:050-3184...
『鮨 ます田』で食事をして盛り上がった後(ほとんどは僕が喋っていたのだが)、『Wine BAR &b』で飲み直すことにした。 「え…?」 「私のこと、好きなんでしょう?」 確かに、僕は何度も彼女に気がある事を伝えてきた。しかしそれは桐生先生のために仕方なく気がある”フリ”をしていた。途中までは。 だが、僕自身彼女に本気で惹かれ始めていることに気がついてしまった今、はっきりとそう口に出されて恥ずかしさと居...
お店で待ち合わせでも、二軒目として利用する際にも移動が必須となるのだが、タクシーというのは正直ムードに欠ける。 移動から他の人と差をつけたいのなら、『Wine BAR &b』で用意されているサービスがおすすめ。 なんと、1963年製のロールスロイスで送迎してくれるのだ。 この特別扱いに、彼女がメロメロになること間違いなし。...
知之さんが2軒目に連れて行ってくれたのは、外苑前にある会員制の高級バー『&b』だった。 店内の内装はさすがの一言に尽きる。高級家具がセンス良く配置されており、私はここの空間が好きだった。...
二軒目は、青山にある会員制のバー『&b』にした。 内装もシックで洒落ており、メンバー以外は入れないというのが選民意識をくすぐってくれるバーだ。...
「あら、素敵じゃない。」 女帝こと編集長の高梨涼子は、オフィスに入るなり、品定めするようにじろりと私を眺める。 「あ、ありがとうございます。」 ...
青山と西麻布をつなぐ外苑西通りから1本入った路地裏。 ひっきりなしに車が行き交う、外苑西通りの喧騒が嘘のように静かなその路地をさらに進む。 「こんなとこ...
瀟洒な白い扉を開ければ、モノトーンでまとめられた店内は仄暗く、ブルーからグレーのグラデーションに彩られた壁がその名の通り深海を彷彿とさせる『アビス』。 ...
ヒトシ君が予約してくれたお店『アビス』は魚介のフレンチが楽しめるお店で、味も雰囲気も洗練されており、女性の心をくすぐる店だ。 そして、一皿一皿華...
離れていたのはたったの10日くらいだが、それまでほぼ毎日一緒に濃密な時間を過ごしていたため、二人の間には、気まずくよそよそしい空気が流れる。 「...
女性とのデート以外で、フレンチを食べる機会は滅多にない。久しぶりのフレンチだなぁ...なんて思っているところでヒトシ先輩が登場し、そして女性陣二人がや...
「麻里...あんまり落ち込まないで。それ、“ハイスぺ男あるある”だよ」 なりふり構わず泣きじゃくる麻里を、親友のみゆきは冷静に慰めてくれる。 ...
「ねぇ、優樹くん。この前の話なんだけど......」 麻里はおずおずと、優樹に語り掛ける。 今日はデートで、外苑前の『アビス』に訪れていた...
「美味しかったね」 山下部長の代わりに行った南青山の『アビス』。魚介をふんだんに使ったフルコースは、とても美味しくて大満足だった。 …しかし。...
肉食女子全盛期の昨今だが、たまには“休肉日”と称し、こんな店に誘ってみてはいかがだろう。 くしくも魚ビストロや魚バルなど魚介に特化した店が目下大人気...
—アキ、今日のお食事会、外苑前の『アビス』になったから、宜しくね。— 化粧直しをしている最中に、同僚・優子からLINEが来た。思わず笑みがこぼれ...
マッキントッシュ ロンドンがプロデュースする本企画に、東京カレンダーも参加。そこでコラボレーションのパートナーとして白羽の矢を立てたのは、魚をメインに据え...
付き合いも安定してきた頃、家族で毎年やるという彼の誕生パーティーに誘われた。場所は帝国ホテルの『レ セゾン』。その誕生パーティーには、両親初め祖父母も...
目黒シェフがマルセイユで修行をしたレストランは、魚介料理だけで三ツ星をとった店だったという。しかし魚の扱いについては日本の方が優れた技術を持っていると感じ...
10日間の連続企画。2日目「ファーストデートの誘い方」どうだったかしら? 本当に女って面倒、って匙を投げたくなる気持ちもわかるけど、女の特性を理解し...
■プロフィール おざわ かずたか カンテサンス ディレクトール。1994年に『有楽町APICIUS』入社。5年間コミドランとしてフランス料理の基礎を学び...
最後は、2015年3月15日オープンの魚特化型フレンチ『Abysse』(アビス)。 フレンチで魚のみのコースと聞くと、どんなものを思い浮かべるだろう...