「で?それから何も進展ないの?」 今日は西麻布にある『ラ カーヴ ド ノア』で、大学時代からの友人の亜希子とご飯を食べに来た。先日の紗季と出会ったパーティ...
「あ、大知からLINEが入ってる。昔から本当にマメだよね〜。毎回こうやって飲んだらお礼のLINEくれるし、女性陣みーーんなに優しいし。」 美沙の発言に、私...
「この前も楽しかったよね〜。」 2回目のデート。『ラ カーヴ ド ノア』でワイングラスをくるくると回しながら無邪気に笑う涼子に、僕は笑顔で答える。...
里緒との約束の場所は、『ラ・カーヴ・ド・ノア』にした。ここのフォアグラリゾットを好きだと言っていたし、カウンター席の方が話しやすいと思ったからだ。...
「じゃあメインは…鴨肉のロティにしましょう」 西麻布の『ラ カーヴ ド ノア』での食事中、私の彼、圭吾は眼鏡のふちに手をやりながら、神経質そうに...
美女が愛するのは、自由度の高さ!すべての料理をハーフポーション対応してくれる。このさりげない優しさが美女お1人様にはぐっとくる。 場所は西麻布交差点...
大学ゼミの仲間で、同じ総合商社に勤める同期のあきらとは、確かにしょっちゅう一緒に飲んでいる。 今日は21時過ぎに帰宅しようとしたら、オフィスエン...
なぜ、女性は自己顕示欲が強いのだろうか。男性の中にも異様に自己顕示欲が強い人もいる。しかしInstagramを見ている限り、女性の方がその数は多いだろ...
一流店で経験を積んだソムリエの島本氏が独立。セラーに収まる1,500本のワインをざっくばらんに享楽的に味わって欲しいそう。...
店の奥のカウンターは、テーブル席部分より一段高く、さながらステージ。7つの椅子は特等席だ。 オーナーソムリエの島本永秀氏は『ア・ニュルトゥルヴェ・ヴ...
本格的なビストロの味が深夜まで楽しめる店。ノスタルジックな店名には「気軽に立ち寄れるフランス料理店」というシェフの思いが込められている。...
本格的なビストロの味が深夜まで楽しめる店。 ノスタルジックな店名には「気軽に立ち寄れるフランス料理店」というシェフの思いが込められている。 メインディッ...
全面ガラス張りながら落ち着いた店内。メインディッシュには、和牛や仔羊など肉を中心に用意。とくに横田シェフのハンバーグは絶品だ。...
店名からはちょっと想像しにくいが、実はここ、本格的なビストロの味が楽しめる隠れた名店。 “食堂”というだけあって、おひとりさま女子でも人目を気にせず...
青山「根津美術館」前から西麻布方向へと抜ける一方通行。今年この道沿いに続々とビストロができ“平成のビストロ通り”(若い方のために解説すると、昭和の頃“ビス...
店名:INTERSECT BY LEXUS – TOKYO 住所:港区南青山4-21-26 営業時間: ■1F CAFÉ SHOP & GARAGE:9:00...
一時期、夫の帰りが異様に遅くなったり、車の助手席のシートの位置が変わっていたり、「?」という行動が増えていた時期があったんです。 それで何となく指摘してみ...
艶々に潤った髪をなびかせ、涼子は上機嫌でヘアサロンを後にする。 夕暮れの表参道は、若いカップルがいっぱいだ。普段は逃げるように足早に立ち去る涼子...
日時:2/9(木)より ※季節ごとにメニューが変わります。 17:00~23:00(L.O. Food 22:00 / Drink 22:30) ...
2016年の『INTERSECT BY LEXUS – TOKYO』クリスマスディナーは、須賀シェフ監修のスペシャルクリスマスバージョンが登場! 須...
エミール・ガレが描いたアネモネでお馴染みの「ベル エポック」で有名な「ペリエ ジュエ」、もうひとつ注目したいのが「グラン ブリュット」。長い伝統を受け継ぎ...
モヤモヤを抱えたまま、次のデートがやって来た。 表参道を歩きながら、他にいるのかいないのか、聞きたい気持ちは募る一方だった。しかしここで無駄に吠...
「私…実は、香港人なの。」 表参道にある『インターセクト バイ レクサス トーキョー』にてシトラス レモン タルトを頬張っていた裕二は、一瞬驚きのあ...
LEXUSが考えるライフスタイルを様々な形で体験できるスペース『INTERSECT BY LEXUS-TOKYO』(南青山)にて、貴方をHOTにするクリス...
“ミクスチャー・ビストロ”という、新たな提案 表参道の交差点からほど近い立地の『INTERSECTBYLEXUS-TOKYO』は、ファッションやデザ...
フードプロデューサー・田島大地氏が考えたコンセプトは「ふと毎日出会いたくなるような、コンフォートフードを」。世界中の食が集まる東京ならではのメニューが満載...
恵比寿のブログといいつつ、3回目で脱線します。というのも、先週の土曜、素晴らしい食体験をしたので、そのお話を。表参道の『INTERSECT BY LEXU...
表参道の交差点からほど近い立地の『INTERSECTBYLEXUS-TOKYO』は、ファッションやデザインなど、レクサスが考えるライフスタイルを体験できる...
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。 独自の仕入れルートにより上質な肉の希少な部位を数多く取り揃えており、肉ラバーにとってはもはや焼肉の聖地といっても過言ではない程の人気店である。 そんなうしごろの中でも、とくに人気が高いザブトン・特上ミスジ・大判サーロインの国産A5黒毛和牛3種希少部位食べ比べセットが東カレ限定で登場。うしごろ特製のタレと最高級たまごと共に、予約必須の人気焼肉店の味わいをぜひ堪能あれ。...
うしごろ名物ザブトンのすき焼きに、秋の味覚“松茸”を添えて。 とろけるザブトンの食感とあふれる肉汁、心地良い松茸の食感と広がる香り…日本の秋をこの一皿に凝縮!旬の富山産白海老と生食認可店だからこそ提供できるユッケをあわせた、贅沢な逸品。 白海老の甘味と生肉の旨味が、コースのスタートに華を添えてくれるはず。...
〈この間の主な出来事〉 STAP細胞騒動/「笑っていいとも!」放送終了/「アナ雪」大ヒット...
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。 独自の仕入れルートにより上質な肉の希少な部位を数多く取り揃えており、肉ラバーにとってはもはや焼肉の聖地といっても過言ではない程の人気店である。 そんなうしごろの中でも、とくに人気が高いザブトン・特上ミスジ・大判サーロインの国産A5黒毛和牛3種希少部位食べ比べセットが東カレ限定で登場。うしごろ特製のタレと最高級たまごと共に、予約必須の人気焼肉店の味わい...
そのことをきっかけに、前述のように自身のクローゼットを一新。山内さんに相談し、仕事用のスーツから休日のジャケットスタイルまで、“まずは形から”揃えたとか。 「河口湖グループの端っこに入れていただいてからは、経営面でアドバイスをもらったり、人を紹介して頂いたり、ビジネスにつながる出会いがたくさん。企業成長率にも如実にそれは反映されていて、本当に感謝しかないです」 とはいえ、トップクラスの経営者たち...
2011年のオープン以来、『うしごろ』は気合の入ったデートや記念日を祝う場所として多く利用されてきた。 そんな時にここで開けられるのが、“王道中の王道”をいく高級ワインである。 「ワインのラインナップに関しては、あえて誰が聞いても分かるものを多く入れています。お客さまがオーダーしやすいですし、記念日で訪れ方が特別な気分に浸れるはずですから」 と話すのはワインの選定を担当するソムリエの鈴木健太郎さん。...
抜群のプロポーションを誇る平子さん。 焼肉は脂が少なめの部位ではなく、「基本カルビonly。そしてタレの味付けが大事だと思うんです。私はレアな部分が残らないようにしっかりと焼いて、おいしいタレで食べるのが好きです!」...
仮氏1:亮太 年齢:32歳 職業:大手広告代理店 推定年収:1,000万円弱 住まい:赤坂の新築マンション/賃貸・家賃23万円 「亮太と出会ったのは1年位前。向こうの仕事が忙しくて平日は会えないから、週末だけ会うのがいつものパターン。車で迎えに来てくれて『CICADA』でランチしてそのままドライブしたり、打ちっ放し行った後に西麻布の『うしごろ』で焼肉ディナーしたり 。でも向こうが接待ゴルフ入っ...
あと私、焼肉が大好きなんです。多いときは週3で通っています。 だからインスタグラムにアップする写真もほぼ肉。肉の写真ってなぜか、いいね!が多くつくんですよね。昔は肉が好きっていう女子をあまり見かけなかった気がするんですが、最近は多い。肉食女子の流れなのか、本当は好きだけど口にしない隠れ肉好き女子が多かったんですかね? ちなみに牛肉が好き❤シャトーブリアンと赤身があれば必ず頼みます。それから、熟成...
まずはその、知る人ぞ知る限定「トリュフ鍋コース」の全メニューをご紹介しよう! ・前菜:季節野菜のナムル2種、和風チャンジャ ・刺身:リブ芯と生ウニ、自家製ローストビーフ、ハツの炙りたたき、白センマイ刺し ・揚げ物:シャトーブリアンのカツレツ(自家製トリュフ塩) ・サラダ:シェフの特製有機野菜サラダ ・焼肉:エンビツ(特製ソース)、シャトーブリアン(ミルフィーユ仕立て) ・蒸し物:牛テールの酒蒸し...
◆ 「凄かったね、風が出てきたり席が揺れたり!あんなの初めてだよー。」 MX4Dを体験した葵は、リップサービスの「初めて」ではなく、本心から初めての体験を喜んだ。 「ね、観に行って正解だったろ?」 喜ぶ葵を見て、太一は少し得意気だ。ストーリーについてはさて置き、ディズニーランドのアトラクションにでも乗った気分を味わい、東京一だと思うポップコーンを食べたことで葵は十分満足したようだ。 2...
今、最もトレンドで必ずアガる焼肉店の代名詞ともいえるのが、ここ『焼肉うしごろ』。提供される肉の質の高さはもちろん、ワインの品揃え、そしてモダンな内装と、いわゆるデートにもってこいのお店なのだ。西麻布という立地も、“らしい”。 今や1週間に130組のキャンセル待ちが発生しているのも、うなずける。 ボリュームは相当なものだが、変化に富んだラインナップゆえ、飽きずに食べ切れるのもうれしい。お得意のサシがき...
仕事にもようやく慣れてきて、それなりに自信もついてきた今は、遊びも仕事も楽しくて仕方ないんです。 働いたという実感と高揚感で感情が高ぶってれば高ぶってるほど、そのパワーを鎮めるために、夜のテンションも上げていかないと、1日のバランスが保てませんからね。毒を持って毒を制するみたいに、昼間の仕事のアドレナリンを夜のアドレナリンで迎え撃つ感覚です(笑) 仕事が終わって20時から合コンやら飲み会。二次会も、...
銀座店もオープンし、ますます勢いを見せる『うしごろ』の総本山がこちらの西麻布店。提供される肉の質の高さはもちろん、ワインの品ぞろえ、そしてモダンな内装と、いわゆるデートにもってこいのお店なのだ。...
稀少なザブトン、脂ののったサーロインなど、目を瞠るほどの肉が揃う気鋭の焼肉店。特に美しい艶の「極みのタン」は、食感、風味とも最高のひと品。 黒毛和牛の中でも最高級のA5ランクにこだわるだけでなく、カットの仕方などにも気を使い、常に極上の味を提供してくれる。シックな空間も心地よく、接待などにも◎。...
3位は東カレ読者には定番の『うしごろ』でした。西麻布本店から始まり、恵比寿が1店舗目だった『うしごろバンビーナ』がここ数年東京の焼肉市場を席巻。『うしごろ』ブランドでは2014年に銀座に新たに出店しました。 店舗のシックな雰囲気や、コスパが良い!という声が多数挙がりました。 ・オシャレな雰囲気でデートや女子会にも対応できる。(20代後半女性) ・全体的にお肉が柔らかくてとても食べやすい。(30代前...
思い出深いレストランの緊急アンケートを東京カレンダー読者のみなさまから取った結果、カジュアルデート使いで最も人気があったのが、『焼肉うしごろ』でした。西麻布本店から新しめの銀座店、恵比寿にある『うしごろバンビーナ』など、様々な『うしごろ』を思い思いに楽しまれているようです。緊急アンケート結果...
稀少なザブトン、脂ののったサーロインなど、目を瞠るほどの肉が揃う気鋭の焼肉店。特に美しい艶の「極みのタン」は、食感、風味とも最高のひと品。...
“ちょっとだけ、素敵な時間を過ごしたい”誰しもそんな日があるだろう。そんな時に、気軽に立ち寄れてリラックスできる、『Bistro plein』が丁度良い。 レストランほどフォーマルではないけれども、ブラッスリーやカフェほど日常的ではない。 “ちょっといい日。”を演出するのが、同店のコンセプトだ。...
表参道駅から徒歩7分。『Bistro plein(ビストロ プラン)』は、カジュアルデートにぴったりの小さなビストロだ。 22席というこぢんまりとした店内には、アットホームな空気が流れており、「お家ビストロ」と呼ぶにふさわしい雰囲気。 良い意味で青山らしくない、肩肘張らずに食事を楽しむことができるお店だ。...
店名:Bistro plein(ビストロ プラン) 住所:港区南青山6-3-13 サーラ南青山 B1F 営業時間: 【水曜~土曜】17:30~23:30(L.O.23:00) 【日曜】17:30~22:00(L.O.21:30) 定休日:月曜・火曜(貸切・各種イベントご希望の方はお問合せ下さい) 【予約・問い合わせ先】 TEL:03-6452-6077 URL:https://selec...
「真子…久しぶり」 「俊…!?」 大学のサークル仲間との久しぶりの飲み会。そこに現れたのは、真子が忘れたくても忘れられなかった元彼の俊だった。 「どうしてここに?いつ帰国したの…?」 真子は、俊が帰国していたなんて、全く知らなかったのだ。 「仲いい同期に報告したら、今日集まるって聞いてさ…」 「そうなんだ…」 真子は動揺を悟られないように、少しぎこちない笑顔を浮かべた。 「あ、真子さ…」...
仕事と家の往復しかなく、合コンにも行かなくなったので(笑)たまのリフレッシュとして、春香と近所の美味しいお店を開拓するようになりました。広尾は都内でもレストランの激戦区。蒲田や芝浦時代はレストラン不毛地帯でしたから、嬉しい限りです。 定番の『ラボンバンス』から始まり、家から近い高樹町付近の南青山7丁目の日赤通りのお店はかなり開拓しました。イタリアンの激戦区なんですよね。『イル テアトリーノ ダ サローネ』、『ペガソ』や『...
~イタリアの伝統料理をリストランテ仕立てに昇華~ 店名の由来である”小劇場”でシェフが腕を振るう“魅せる”イタリアン。全12皿の月替りのコースは、イタリアの伝統料理や地方料理を再構築したクチーナクレアティーヴァ。 現地で感銘を受けたメニューを、シェフがリストランテ仕立てに昇華。スパイスによる味の変化や、盛り付けなどを工夫し、絵画のように繊細な作品を生む。それらに感嘆の声を上げる客の姿、店名が意味する...
気心知れた間柄の人と訪れるという瀬川さん。もちろん、この店にもワインのポイントがある。 「イタリアのビオワインが楽しめます。自分も知らないような面白い品種があって、こんなものがあるんだ!というワインが出てきます。新しいマリアージュの楽しみを教えてくれるお店です」...
ここは、横浜随一のイタリアンと呼び声も高い『サローネ2007』が手掛けるリストランテである。カウンターに立つのは、同店でフロアマネージャーを務めた西嶋大明氏だ。料理は、統括シェフとして腕を揮ってきた樋口敬洋氏が担当し、素材の質感、味と香りの組み合わせに妙味を湛えた料理をコースに絞って供す。両者が絶妙に融合した、注目のカウンターイタリアンだ。...
青山の地に、芸能人や財界人はもとより、世界のVIPまでが足を運ぶ名店がある。 74年の歴史を誇り、もはや青山だけでなく日本におけるイタリアンの礎とも言える老舗『アントニオ』。 天才的な初代の「最高のレシピ」を守り、しかも全く古びない。今もこの場所で世界水準の美味しさが味わえるのだ。 名店ならではのエピソードとともにご紹介しよう!『アントニオ』に長年通っている人にとって、この場所は言わば第二の故郷。「大切な人が出来...
神戸で料理人を始めた先代が上京し、六本木に自店をオープン。1985年に現在の南青山に移転。「繁華街でないからこそ、料理一本で勝負できる」のがその理由だ。ひとつひとつ殻を剥いて仕込むスパゲッティボンゴレ(¥1,800)など、自慢の本格イタリアンは、変わらぬ味を追求した結果、今なお多くの客に愛されている。...
滋味深い水炊きに“美食同源”を実感! 最近は串物以外のメニューにこだわる焼鳥店も増えているが、鍋専門店も顔負けのクオリティと密かに話題を呼んでいるのが『焼き鳥 平良』の水炊きだ。約2百羽分の出汁を10時間かけて煮出した濃厚スープは旨みもコラーゲンもたっぷり! 名古屋コーチン、秋田の比内鶏、鹿児島の薩摩地鶏といった三大地鶏をメインに、仕入れによって最良のものを使用するという徹底ぶりは焼鳥店ならでは。ひと口めに思わず幸福の...
上京とは、人生の一大イベントである。地方都市から華の街、東京へ。大都会への憧れを胸に、はじめて上京したときの無限の可能性と希望……。どこまでも人生が膨張していくような多幸感は多くの人が体験していることだろう。今日、ご紹介する阿部穂乃加ちゃんは、昨年群馬から上京を果たした21歳の美女。果たして、どんな東京生活が待っているのだろうか。...
表参道の骨董通りといえば、ファッションのイメージが強いが意外にも飲食店で面白いところはある。こちらの『焼き鳥 平良』もそう。 六本木にある『鮨 鯛良』(あの渡部健さんも絶賛!)から派生した焼き鳥店で、イマドキのお洒落な雰囲気が◎。ワインなどの品揃えも豊富だ。 冬の時期の「水炊き」も捨てがたいが、やはり本道の串ものをここでは楽しみたい。中でも、つくねは絶品だ。ちょっと荒めに挽いてあるので、食感がちゃん...
南青山・骨董通り沿いの「小原流会館」の地下1階は各国料理が揃うひそかな美食空間。ここに2010年10月にオープンした、『居酒屋 東京十月』。 純和風の内装を活かしてリノベーションされた店内は、黒と朱色で彩られた、まさに大人の隠れ家。カウンター以外にも、お座敷あり掘りごたつありで、密会に最適だろう。...
南青山・骨董通り沿いの『小原流会館』の地下1階は中華やインド料理などが集まる、小さな名店空間だ。そんな激戦区にある中『居酒屋 東京十月』は食べログから正当な評価を受けていない。理由は口コミの件数が少ないから、それ以外に見当たらない。 パリのブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」の器に盛り付けられるのは、創作和食。小皿がメニューの中心なので、色々頼んでテーブルを彩るのも楽しい。 料理に合わせるべきは、同店の魅力のひとつで...
リアル・フリートは、家電ブランド“amadana”をはじめ、新しいモノづくりのオープンプラットフォームを展開している企業だ。同社の熊本浩志社長の“勝負店”選びが面白い。 「大事な話がある時は、ゲンのいい店に行きます。不思議なことに、ややこしい話がすんなり決まるラッキーな店というのがあるんですね」 熊本さんが特に重要な話を決める時に使うのが、東京十月というワインバー。とりわけアルゼンチンワインの品揃え...
オトナとしてのこだわりがまさに如実に表れるのが文房具。そんな文房具の魅力をワインを楽しみながらお伝えする本企画。 表参道のコンセプトカフェ仕掛人かつ、ソムリエでもある奥泉徹が今回ゲストにお招きしたのは、ライフスタイルクリエイターとして活躍するhideyaさん。こだわりの「祝い袋」の使い方を教えていただいた。 取材協力:東京十月...
南青山・骨董通り沿いの『小原流会館』の地下1階は中華やインド料理などが集まる、小さな名店空間だ。そんな激戦区にある中『居酒屋 東京十月』は食べログから正当な評価を受けていない。理由は口コミの件数が少ないから、それ以外に見当たらない。 パリのブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」の器に盛り付けられるのは、創作和食。小皿がメニューの中心なので、色々頼んでテーブルを彩るのも楽しい。 料理に合わせるべきは、...
親 和と反発。どちらに恋は生まれやすいだろうか。穏和と激情、どちらに惹かれるかで、軍配の上げ方は変わる。むしろ確率論より踏み絵かもしれない。新と旧、和と洋、柔と剛。対比され、時に対立するふたつが併存する。 『居酒屋 東京十月』はそんな場だ。 暖簾をくぐれば、店中に欅。節のない柱、釘に頼らない純日本建築。30数年、しゃぶしゃぶ店として時を刻んだ場所に、壁の朱色が新しい命を与えた。音楽はない。中央に鎮座する漆黒...
西麻布と南青山の間の閑静な住宅街に、『彩季』はひっそりと居をかまえる。目印は、低層マンションの1階を照らすアートのような四角い光。 誰かの邸宅を訪れるように光の隣にあるインターホンで101と押すと、漆貼りの扉が開く。中へ進めば、そこはこれまでに見たことのないような和テイストの洗練された空間だ。鹿肉ときのこのソテーは秋のメインディッシュの一例。鹿肉、セミドライにしたピオーネ、ソースを合わせて口に含めば、滋味深さとリッチさに満た...
住所:港区西麻布2-25-24 NISHIAZABU FTビル MB1F TEL:03-6712-5085 営業時間:18:00~(L.O.25:00) 定休日:日曜 席数:27席...
「食通の石神さんを連れて行くのにふさわしい店……」と散々悩んだ末、このレストランに決めたのだ。 オープンしてまだ1年も経っていないが、革新的な料理を繊細な技で味わえるガストロノミーとして話題の店だから、ここなら大丈夫だろうと自信を持てた。 「お客さんじゃなくなったら食事に行ってもらえるんですか?」と、勢いで言ったサトコの言葉に、石神は呆れながらも今回の食事を断ることはしなかった。 だが、い...
―光司君と付き合っていたの。 葵が付き合っていた相手は、杏奈が少し気になっていた同期・光司だった。 杏奈は今日、その光司と食事の約束をしている。待つ間、葵のことばかり思い出してしまう。 ―付き合っていたのは1年くらいでね、結婚も考えていたんだけど、すれ違いが続いちゃって…。 ◆ 「乾杯!」 今日約束していたのは、西麻布の『Crony』。光司と2人きりで食事するのは初めてな...
「誕生日会、楽しかった?」 同期の誕生会と嘘をつき、他の男と出かけたことを知らない恋人の正男は、その日、わざわざ詩織を迎えに来ようとした。 詩織は必死でそれを制し、慌てて『Crony』を後にしたのだった。 「同期の集まりなら、俺のことチラっと紹介してくれても良かったじゃん。俺たちの結婚式で、きっと余興とかお願いするだろうしさ」 正男の純粋さと図々しさは、紙一重だ。しかし彼には悪気がな...
結局詩織は、「今夜、同期の誕生会があるのを忘れていた」というありふれた嘘を正男に告げ、英一郎と出かける選択をしていた。 自分でも、とても信じ難い、説明のつかない行動だった。 英一郎は予告通り、翌日の18時きっかりに詩織の携帯を鳴らした。東銀座にあるマンションの外に出ると、黒塗りの高級車が、ハザードを出して停まっていた。 「それ、カシミヤ?素敵だね、詩織に似合ってるよ」 後部座席に座る...
「いま、家?」 一瞬の間のあと、詩織はうわずった声で「はい」と小さく答えた。本当は正男の部屋にいたが、咄嗟に嘘をついてしまった。 英一郎は、くくく、と、またしても詩織をからかうように笑う。 「ごめん。詩織みたいにイイ女が、こんな時間に一人でいるわけないよな」 「用件は、何ですか?ないなら、もう切ります」 普段は冷静な詩織だが、英一郎に対しては、なぜだか酷く感情を逆撫でされる。親...
店名は「永続的な茶飲み友達」の意。「居心地よく、素直な自分になれる仲間。そんな存在のお店で在りたいと命名しました」と語るのは小澤一貴氏。 これまで務めた『アピシウス』や『カンテサンス』などで共に働いた仲間が再会して開業に至ったのだが、彼らもそんな茶飲み友達だ。...
その日、南青山『リヴァ デリ エトゥルスキ』の個室で、茉莉のブライダルシャワーが開かれた。 2ヶ月後に式を控える彼女の結婚を祝うため、合計10名以上が集合したのだ。私や美寿々をはじめとした高校時代の友人以外は、茉莉の大学や会社の女友達など、見たことのない顔もチラホラいる。 「茉莉、痩せて綺麗になったね」 先日会ったときよりも心なしか二の腕が引き締まった彼女を、皆が口々に褒め称える。 「式に備えてブライダ...
一軒家の造りのため、フロアごとに雰囲気が違うのが魅力! 1Fは天井が高く広々とした格調高い趣のある雰囲気で、2Fは天然木材を基調とした温かみのある仕様だ。 料理は新鮮な食材を用いて『リヴァ デリ エトゥルスキ』風にアレンジし、イタリアの昔ながらの行事を感じられるようになっているのだとか。 シェフ・パティシエが送る自家製パネットーネも絶品! 大人気のため、残席は12/25(月)のみ。お好みの空間で、彼女とゆったりとし...
2階建ての一軒家レストラン。ヨーロッパにあるような洋館で、トスカーナの伝統を受け継ぎつつ、最新の技法も取り入れたイタリア料理が堪能できる。「季節の食材を独創的に調理した料理はアートのよう。見た目にも美しく、もちろん味もよく、心から喜ばせたい相手を連れて行きたい店です」...
「何だか久しぶりだよね。」 待ち合わせた表参道のイタリアン・レストラン『Riva dedli Etruschi』で向かい合わせになりながらお互い照れ臭そうに笑い合う。3回目のデートをするまでに、気がつけば1ヶ月かかっていた。 合うのは3回目だが、連絡は取り合っていたせいか何度ももう会っているかのような錯覚に陥るほど、雅史とのデートは自然だった。結婚してもこんな感じで自然に時が流れていくのかな、と...
「来月の1周年記念だけど」 心を見透かしたような切り込みに少しだけどきまぎしたが、動揺を微塵も見せぬよう柔らかい笑みを貼り付け、なぁに?と首をかしげる。 桜子は、隆弘の口から紡ぎだされる夢のような言葉を期待しながら、心の中で将来の青写真を描く。 隆弘が今住んでる広尾の丘陵地にあるヴィンテージマンションは、壁をぶち抜いた20畳のダイニングが気に入っている。カッシーナのクールなテーブルは櫻子の好みじゃないから変えても...
汐留の化粧品会社のマーケティング部に勤める桜子(27)は、Facebookにアップされた、中学時代の同級生が、子供たちとファミレスでランチをしている写真を見て、心の中がどんよりと暗くなった。 −この程度でなぜ結婚を決められたか、心底謎だわ。— 桜子は、結婚してしまった女たちを見て、負け犬だと思わざるを得ない。正確にいうと、「結婚すること」に価値を見出して、早々にワンペアで上がってしまった女たちに対して。 女は...
広尾『イル リストランテ ネッラ ペルゴラ』で名声を得た斎藤智史氏が、新たなステージを求めて今年2月にオープン。人間国宝が手がけた屏風、骨董品のスピーカーなど細部に至るまでこだわり抜いた空間だが、何よりも目を引くのが開放的なキッチンだ。そこでは「店を売るための作為はない」と言う氏がすべてをさらけ出し、真の美食を求めるゲストのために腕をふるい魂をも注ぐ。本来はディナーだけに集中したいが「自然光の中で食べる気持ちよ...
これほどまでに余白を活かした空間は恐らく、ほかにないのではないか。およそ140平米の室内に、設えられた席はわずか14席。奥にはやはり広々とした厨房があり、作業台に向かって料理を盛り付けるシェフ、斎藤智史氏の姿が。 「飲食店を手掛けるのは初めてという建築家の方と3ヶ月ほど、毎日打ち合わせを重ねました。厨房レイアウトなど、基本は僕の注文通り。けど、細部にはその方の気持ちも詰まっています」 尊敬する沼尻芳彦シェフ...
『ランベリー ナオト・キシモト』 ~8年連続星を獲得する名フレンチ~ テロワールを尊重する「キュイジーヌ・ナチュレール」がコンセプト。岸本直人氏自らが全国各地を訪れて食材を探す。ディナー¥14,040...
塩分を含む草「ソルトブッシュ」を食べて育った「ソルトブッシュラム」は、繊細で柔らかな肉質で、上品な脂身が特徴的。夏にしか食べられない風物詩的なお肉だ。 原産国であるオーストラリアでも非常に入手しにくいのだが、今回は東京カレンダー読者のために特別に作ってもらった。潮の香りを感じるスペシャルな一皿である。 そんなレア肉にも負けない「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2006」という熟成泡のボリュームに、きっと圧倒...
奥さま:二人の誕生日が二日違いということもあり、お誕生日には平日デートを楽しんでいます。今年は、、表参道のフレンチレストラン『L’EMBELLIR』。お味はもちろんのこと、店名の由来にもなっている「美しくする」をお料理で表現されている心躍るお店です。出されるお料理は、どれも色彩鮮やかで見ているだけでワクワクします。ぜひ、特別な記念日にオススメです。 旦那さま:広尾の『Incanto』も良かったですね。オー...
青山エリアの中心ともいえる南青山は、国内外の有名ブランドが軒を連ね、ファッションだけでなくカルチャーの発信地としても名高い。 『ランベリー』は日本の滋味をコンセプトとしたフレンチ。素材の繊維にまで着目した、岸本直人シェフの美食への飽くなき探求心は、最高級を食べ尽くした青山マダム達からも絶大な支持を得ている。...
バレンタインは年に1度、女性から愛の言葉を伝える日。365日で1番の愛情を伝えたい。そんな女性の想いに応えて、男性もとびっきりのレストランを予約してみては。愛が加速する夜をお約束・女性が今一番行きたいお店4選。『ウルフギャング』『ルースズクリス』など、ステーキハウス数あれど、次に女性が狙うのは中目黒にある『Steak Dining Vitis』。特製煉瓦造りの炉窯で焼き上げるスタイルは東京でも珍しい。炭火でカリ...
「海のジビエ」。『ランベリー』シェフ・岸本直人氏は、ふぐのことをそう称する。銀座『小十』奥田透氏の元に通って修練を積み、数年前、ふぐ調理師免許を取得。ふぐを扱い、日本料理のエッセンスを取り入れながらも、着地点は見事にフレンチへと導く皿が、今冬も店を彩る。 「 筋肉の塊であるふぐは天然なら4日寝かせてもいいほど。じっくり熟成させることで大きめの切り身が生き、フレンチらしくなるんです」 白子のロワイヤルに張った...
実はこのパテ・ド・カンパーニュ、注文すると普段は長さ50㎝はあろうかという巨大なオーバルプレートに乗ってくる。それが食べ放題で1000円! さすがに全部平らげた人はいないが、ゲストは皆このパテを楽しみにやって来る。「基本は普通のパテですがレバーは多め。パンにスムーズに塗れるしっとり感にこだわっています。後は沢山の野菜をミキサーにかけて味に奥行きを出しています。ワインと共に楽しんでいただけるよう塩分も少し強め」。...
14年前、『KASAHARA』がオープンした当時、港区では「すぐ潰れるさ」と別の意味で評判だったという。 ところが、である。どの駅からも離れている悪立地が逆に隠れ家としての価値を高め、さらにホテルフレンチ出身の笠原氏が腕を振るう本格的な料理、そしてこの空間である。 店内中央に置かれた風呂やキングサイズのベッドが遊び慣れた大人たちの度肝を抜き、あっという間にクチコミが人を呼び、今では港区で知らぬ者はいない店に。...
西麻布kasahara 港区西麻布2-2-2 NK青山ホームズA3 ☎︎03-3498-3498 19:00 〜LO26:00 ■取材協力 キャンパスクイーン https://campusqueen.jp/ Photos/Akira Maeda@MAETTICO...
この時期ならではの食材を揃えて、料理長である川島氏がクリスマスメニューを披露! フォアグラや仔鴨といった豪華食材のほか、新鮮な野菜を使った繊細な一皿が並ぶディナーは、まさに至高の一言。 同店ではスパークリングワイン付きのランチも提供されるので、お昼から優雅に食事を楽しむのもおすすめ。 残念ながら12/23(土・祝)、12/24(日)のランチ&ディナー、12/25(月)のディナーは既に埋まっているが、その他の日程であれ...
「いい?千明が来たら、私がせーのって言うから。そしたら皆でクラッカーね」 千明の誕生日から1週間後。 表参道『CICADA』の個室には、前もって準備しておいたバースデーバルーンや花束が飾られ、私と、私が呼び寄せた高校時代の同級生たちが4人集まっていた。 私と千明を含めて6人。このメンバーは、高校卒業後もしばらくの間、お誕生日会などの時に集まっていた仲間。 “1週間遅れてしまうけど、ぜひお誕生日のお祝いさ...
【File4:年収に固執していた女】 名前:麻里子 年齢:30歳 職業:歯科医院の受付 結婚歴:3年 旦那の職業:5歳年上の外資系法律事務所勤務 「私、ずっと婚活していたんです。だから今の夫である和人に出会えて、しかも結婚までできて。本当に嬉しかったんですよね」 『CICADA』のテラス席に着くなり、そう告白してくれた麻里子さん。20代の早い段階から結婚を視野に、ひたすら自分の条件に合うような、高...
表参道の『シカダ』はよく行くという方も多いのでは。でもちょっと待って! ここに立ち呑みスペースがあること、ご存知でした? 建築家・芦原義信が1965年に手がけた建物はエントランスからして堅牢。ベーカリー『ブレッドワークス』、カフェ『クリスクロス』を横目に見つつ、すーっとそのまま『シカダ』正面玄関に入ろうとしたアナタ、ノンノン、その向かいに顔を向けてみて?...
「ああ…そうだったよな。わかった。頑張れよ」 貴裕が笑顔で応じるのを確認すると妻は「ありがと」と短く笑い、おそらく出勤の支度をするのだろう、いそいそとリビングを出ていった。 華は今日から、とある資産家が表参道にオープンしたスイーツショップにて、PRとして仕事を始めるそうだ。 なんでもそのスイーツショップの売りは、客が希望するロゴやイラストを飴にデザインできることで、ウェディングの引き出物や...
「で、どうなの。最近は。デートの近況聞かせてよ」 表参道の『CICADA』のテラス席にて、茜は2歳の息子のベビーカーを揺らしながら、前のめりに目を輝かせた。...
このエリアで女子会なら、確実に名前があがるのが『CICADA』だ。 サービスと雰囲気が非常によく、色々なタイプの席があるので、人数やオケージョンを問わず使える。 食事もタパスのような軽めのものから、お肉のメインディッシュまで幅広い。 お酒好きな友人も、お酒の飲めない方でも楽しめるメニューが揃い、天気がいい日はテラス席もおすすめ!...
「じゃあ今日は、久しぶりに楽しく飲みましょう!いらっしゃいませー!」 プレゼンが続き、大好きな“会合”もご無沙汰だった瑛太は、相談に乗ってくれたお礼も兼ねて、浩司と博史を誘って久しぶりの会合を表参道の『シカダ』で開いていた。...
ドキドキの初デート。ここで特別な時間を共有できれば、彼女との距離は一気に縮まるが、果たして、どこに連れていくのが正解なのか……。『CICADA』は、そんな悩める男性の救世主とも言うべきレストランである。 エントランスへと歩を進める間に目に飛び込んでくるのは、中庭にあるプールと解放感あふれるテラス席。表参道という土地柄、外国人の姿も多く見える。つまり完全なる非日常の佇まいなのだ。 扉を開ける前から、こ...
―あれ……。あの子帰っちゃうのかな? 今日は表参道の『シカダ』での食事会後、二次会はいつものカラオケ屋に向かっていた。 後ろにいる女性陣をふと見ると、今日断トツに1番可愛かったユリという子が皆の輪から外れて、スマホの画面を見つめているのが気になった。二次会には行かないつもりなのだろうか。 遊び慣れた感じの女性が多い中、ユリは可愛らしく控えめな雰囲気で、僕のタイプどんぴしゃだった。26歳で、...
「亜希。俺、海外に行くことになった」 あれは確か、2012年の11月。風が急に冷たく感じられた夜だった。 移転オープンしたばかりの表参道『CICADA』で、当時付き合っていた同い年の彼・貴志(たかし)が、わざとらしく咳払いなんかした後で、そう言ったのはー。 神谷町にある自宅マンションのベッドの上。華金を楽しむ投稿が続く中、Facebookタイムラインに突如現れた、貴志の結婚報告。その画面を...
「乾杯!」 この日は、所属していたテニスサークルで一番の遊び人だった直哉の結婚祝いだった。表参道にある『CICADA』のテラス席で、皆で乾杯した。...
「ああ、やっぱり働いた後のビールは最高!」 からっからに乾いた喉を潤すべく、千晶は一瞬でグラス半分まで飲んだ。 今日は表参道で、千晶が担当する某大手家電メーカーの新製品発表会があった。 半年前から準備を重ねてきたイベントで、実務のほとんどを社長から一任(丸投げ)されていたものだから、やりがいがある分プレッシャーも感じていたのだ。 それが滞りなく無事に終わり、千晶は今、後輩のあずととも...
夜遊び上手な大人にとって、すっかり表参道のシンボル的存在として定着した『CICADA』。環地中海料理を味わいながら、ピロティにはビアバー、プールのなかにはアイランド席を設けるなど、解放感があってリラックスできる店だ。 ここでぜひとも味わいたいのが『T.Y.HARBOR BREWERY』の6種のビール。特に水辺のアイランドは、足元に感じられる水の気配や壁沿いに流れる滝の水音が心地よく、ビールの美味しさもアッ...
25時の表参道。 東京のエネルギーが集結する港区にあって、そこだけ取り残さてしまったかのような静寂が流れている。 昼間は多くの人で賑わうが、深夜になると、隣の六本木とはまるで違った景色を見せる。 赤坂にある広告代理店に勤めるフミヤ・美月・亮は仲の良い同期3人組で、フミヤと美月は付き合っていた。しかし、フミヤと亮が37歳の既婚女性・静香に恋に落ち、3人の運命が狂い出す。 フミヤはついに、静...
駅前で人通りが多く、プールなんてもちろんないし、癒しのグリーンだってない。頭上を山手線が走り、視界の端では赤と白の提灯がゆらゆら揺れている。さらにテラス席には折りたたみの椅子さえない。 だがそれが、五反田だ。ここにはアツアツのタコ焼きとキンキンに冷えたハイボールがある。 「この後はとっておきのお店に連れて行くから、ここでは軽めにしとこうね」 そう言いながら章吾がプラスチックのメニューをドヤ...
表参道の『シカダ』はよく行くという方も多いのでは。料理は安定感ある地中海料理。仔羊のグリルなど、がっつり肉料理もサクッといただける。シカダ定番の味“フムス”は、ビールと一緒に。手が止まらなくなること請け合い。ワインはスペイン、イタリア、ギリシャ、レバノンなど多彩に120種以上。 Y「海外にいるような気分になれるサービスが受けられて居心地抜群。それにフムスがとっても美味しい!」...
28歳ともなると、周りの恋愛観もさまざまだ。既婚者、離婚調停中、独り身、婚活中。 その日はいつものメンバーで女子会だった。場所は最近よく使う『CICADA』だ。...
エントランスを入ると目に飛び込んでくるのは、中庭にあるプールと解放感あふれるテラス席。表参道という土地柄、外国人の姿も多く見える。完全なる非日常の佇まいが、日常に存在する店こそ、この『CICADA(シカダ)』なのだ。 タパス(スペイン)、タジン(北アフリカ)、フムス(中東)といった、環地中海料理(地中海沿岸にある国々の料理)の味には定評あり。お酒はクラフトビールに加え、イスラエル、レバノン、ギリシアなど、...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる 。 東京生活を生き抜く上で、知っておくべきルール。 武器も持たず、手探り状態で進む人より、先に攻略法を知っている人が得をし、 東京ゲームを制する仕組みになっている。 ステップアップしていくのか、道を踏み外すのか...... 一つの選択が、人生を大...
医者の恋愛と聞いてどんなイメージを持つだろうか。モテる、遊び人、変わり者…?正解は、科によって違う。 イメージ通りなのは外科医だ。彼らは当直明けに、病院近くに住む手軽な看護師の家に立ち寄って1時間足らず過ごし、気が済むと「患者が急変した」などといってイソイソと退室する。出会いを探しに出かける時間がなくて身近な女に手を出すから、トラブルは必発。結局女の執念や策略に負けて早めに結婚する。 スマートに...
世間一般的には花形といわれる「年収1,000万円」。 平成26年度の民間給与実態統計調査(出典:年収ラボ)によると、年収1,000万円越えは日本の労働人口の4.1%。30代以下に限定するともっと比率は下がり、40,50代になると徐々に比率は上がるだろう。 年収1,000万円プレイヤーはどのようなライフスタイルを送っているのだろうか。世間が思うような夢の暮らしなのか、それとも……? 取材を通して...
夜遊び上手な大人に親しまれていたシカダが表参道に移転したのは2012年10月のこと。 以来、都会にいながらリゾートの雰囲気を楽しめるため、すっかり表参道のシンボル的存在として定着。 環地中海料理のコンセプトはそのままに、ピロティにはビアバー、プールのなかにはアイランド席を設けるなど、よりリラックスできる空間へと進化を遂げた。...
編集の方との打ち合せは、よく行く表参道の『CICADA』。夏場は特に気持ちよく、女子会でもよく使う定番のお店。 目上の方と会う仕事の打ち合わせは外しのないモノトーンコーディネートで。それだけだと寂しいので、水色のクラッチバッグを差し色に。編集の方などオシャレ度が高い方に会う時は何かと気を遣う。...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない。彼氏がいる訳ではないので、複数...
直人と知り合った食事会は表参道の『シカダ』で開かれた。4対4で相手は皆40歳で早稲田大学の同期だと言った。彼らから洗練された雰囲気は感じられなかったが、大企業で働く体育会系エリートらしく豪快だった。その中で直人だけは会社員ではなく公認会計士として、自分の事務所を持っているのだと聞いた。 直人は中肉中背で適度な胸板の厚さを持ち、色白の手と細い指から、少し繊細そうな印象を受けた。香織にはそれが新鮮で興味を持っ...
遊び盛りなところは20代の男性と変わらないが、女性を上手に扱えるところは元カノからの教えを感じる。できた彼女と交際していた修一のナンバーワンになるには、メリットがあると思わせないと厳しいだろう。しかし爽やかさの裏にあるこの顔を憎たらしいとは思わず、セクシーだと感じる女性も多いはず。何年後かの修一は今よりもいい男に成長していると思わされた。 ”モテる”というのは自分と他人では見解が違うが、あなたは修一を...
スペイン人の母を持ち、幼少期に5年ほどスペインで暮らしていたという俳優の城田優さん。この撮影の数日前も3週間ほどスペインに行っていたそう。 「スペインで外食する場合は、大抵バル。じゃがいものフライにアリオリソースをかけたものが好きでよく食べます。あとはエビのアヒージョや定番のパエリア。向こうは魚もイベリコ豚などのお肉も野菜もすべての食材がおいしいと定評があるんです」...
合コンなんて、男性がおごりで当たり前!な高飛車な女が蔓延している嫌な世の中。かくいう私も、その筆頭。だけど、男性たちの悲痛なお財布事情も分かってるつもりよ。富裕層から搾り取る日本の税金同様リッチな殿方からはたくさん頂くけど、ないものを叩くなんてことはいたしません。いい女でしょ? 合コンで、せっかく盛り上がってきたのに、会計時、徴収しようとして、気まずい雰囲気になった経験あるでしょ?合コン後の反省会では...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!?今週の女子は、とにかく痩せてることが正義!表参道在住の女性たち《表参道女子》です。 前回:東京女子図鑑 :アラレちゃん眼鏡が都内イチ似合う、“なかめ”女子 原宿・青山地区のエリアを一般的に「表...
あの試合が催されたのは、8月上旬の蒸し暑い夜だった。幹事だった梅木はその夜のフレンドリーマッチの相手である「読者モデル陣」から「30代のダンディな男性を」というオーダーを受け、仕事で知り合った知人を集め、即席チームを組成して試合に臨んだ。 試合前に軽く挨拶をし、アイスブレイクをしていた矢先、対戦相手の「読者モデル陣」が到着した。流石にみな足が細く、スタイルがいい。...
勇輝不在で迎えた週末。 私は大学時代の友人・裕子、そして結婚が決まったばかりの花苗と三人で集まっていた。 先日裕子と二人で買いに行った結婚祝いも渡したかったし、皆でランチしようよ!と自ら声をかけたのだ。 こういう時は友達と過ごすに限る。独りでいると余計なことばかり考えて、つい余計なことをしてしまいがちだから。 3人で集まったのは、コスパ抜群で女性に人気だという表参道の『ラス』。 「結婚式は?新居は...
金曜は「何か」あった時のために、カジュアル過ぎない装いを心がけていると話す萩原さんは、ラメとプリーツが程よい華やかさの『マイストラーダ』のニットワンピに身を包んでいた。 淡いパープルの色合いとシルエットがほどよい女性らしさを醸す。足元のシルバーのパンプスも、金曜にふさわしく華やかだ。 「金曜日は夜更かしできるから、時間を気にしないで飲む、というこの日だけの贅沢を存分に味わいたい。だから、長居したくなるほど、料理とお酒の...
デートで行きたいレストランといえば、予約の取れないこの店だろう。 店に入るとまず、開放的過ぎるほど開かれたオープンキッチンに目を奪われる。 カトラリーは自らテーブルの引き出しを開けて取り出すシステム。 ゲストを受け身にさせないエンターテインメント性たっぷりの演出は、もちろんデートの味方だ。...
「今日はここを予約してます」 明治神宮を後にし、田中に連れられてきたのは、表参道の『ラス』。これまで、田中が選ぶのは学生っぽさの抜けない店が多かったため、奈々子はあっと驚く。 席に着くと、「ペアリングがオススメらしいです」という気の利いたアドバイスをし、再び奈々子を驚かせた。 「このお店、奈々子さんに教えてもらった雑誌に載ってて・・・。この前も、教えてもらったお店を会社の接待で使ったら上司...
店に入るとまず、開放的過ぎるほど開かれたオープンキッチンに目を奪われる。カトラリーは自らテーブルの引き出しを開けて取り出すシステム。 ゲストを受け身にさせないエンターテインメント性たっぷりの演出は、もちろんデートの味方だ。...
クラシカルからモダンまで、シンプルで洗練されたフランス料理とワインをゆったりと楽しめる正統派レストラン。「空間にもホスピタリティにも温かみがあふれています。世界的にも名高い若手シェフのおまかせフルコースのコスパが高い上、驚きにあふれていて、同伴者はきっと喜んでくれるはず」...
人気店『カラペティバトゥバ!』から独立した兼子大輔シェフが2012年にオープンさせたのが当店。 メニューはランチ、ディナーともに¥5,000の「おまかせ1コース」のみ。コース内容は約3週間で入れ替わるため、毎回旬な食材が楽しめる。 コースのはじめにいただく名物のフォアグラのクリスピーサンドは、一度食べたら忘れられないはず。...
「美貴、久しぶり。ずいぶん、大人っぽくなったね」 ゆるくウェーブのかかったロングヘアをなびかせながら、エミリは5分ほど遅れて『ラス』に到着した。...
麻布十番の人気店『カラペティバトゥバ!』から独立した兼子大輔シェフが2012年にオープンさせたのが表参道『ラス(L'AS)』。 メニューはランチ、ディナーともに¥5,000の「おまかせ1コース」のみで、その内容は約3週間で入れ替わるから毎回旬な食材が楽しめる。圧倒的な満足感を見出すコース設定で、 “楽しさ“ や “驚き“ がぎっしりと詰まっている。 その人気コースの最初に頂くのが名物の「フォアグラの...
「愛子さんって何であんなに嫌な奴なの?だから一生独身なんだよ!」 入稿が終わり、『ラス』で同僚の美奈子とシャンパンとワインのペアリングコースを頼み、上機嫌になっていた。上司の愚痴は、同期に発散するに限る。...
主婦友達、仕事関係で繋がった友人とのランチやディナーも、週に2~3回の頻度で参加をする。 「同性の友人は、私にとって欠かせない存在です。私はまだ子供はいませんが、友人の子供に会えば癒されるし、仕事関係の友人からは良い刺激をもらったり、情報交換もできます。」 おしゃべりの時間はストレス解消になり、また女子会トークでの情報交換は仕事にも生かせる。忙しい時期も、友人との時間は積極的に作るのが詩織さんの...
出会いは、国内の大手アパレルメーカーでPRをやる友人に誘われたパーティー。そこのECサイトを運営している孝太郎は27歳、青山学院大学出身だった。そのサイトでよく買い物していたので自然と話が盛り上がり、立食式のパーティーで30分以上もしゃべっていた。 彼は背が高い上に顔が小さく、モデルのような体型をしていた。大学時代は読者モデルをしていたらしい。男性の顔にこだわりはない絵理奈だったが、彼は別格だった。整...
東京での生活を歩き出した希。仲の良い同期・眞希子と、二階堂が主催する合コンに参加するも、そこまで楽しめなかったが、合コン以上に、同期2人の優しさに触れることができ大満足の希だった。東京での新生活も何となく乗りこなせそうな予感がする一方、地元の恋人との関係は・・・?どうなっていくのだろうか?...
~人気のワケは、ストレート、一本勝負にあり!~ 「青山に“ラス”あり」と食通たちの間で叫ばれるようになってから久しくなるが、その人気たるや相変わらずお見事である。予約の受付を開始する1ヵ月前には、即日埋まるという人気ぶりだ。麻布十番『カラペティバトゥバ!』の初代シェフ、兼子大輔氏がこの店を開いたのが2012年2月。以来瞬く間に話題を集め、現在に至るまでずっと予約困難店だ。 店に入るとまず、開放的過ぎ...
「(『L’AS』のシェフである)兼子くんはうちの卒業生なんですよ。」と、少し嬉しそうに微笑む斉須氏。 「彼はとてもセンスのよい子で、本当はクラシックのテクニックをきちんと体得しているんです。でも、今の時代にうまくマッチングするよう、考えに考えた上であの店のスタイルを作り上げたのです。もしかするといろいろな意見があるかもしれないけれど、彼はすべてわかった上で敢えてあのスタイルが最善だと判断したのです」...
緊急アンケートを取った結果、最もロマンティックなエピソードが多かったレストランは『L'AS』(外苑前)でした。...
「愛子ちゃん、あけましておめでとう!覚えてるかな?雅人です。」 新年と共に続々と入る男性からのザオラルメールにはうんざりだが、1通のメールに目が留まる。クリスマスパーティーで出会った弁護士の雅人(36)だ。弁護士もピンキリだが、大手4大法律事務所のどこかに勤めていたと記憶している。愛子のチェックは抜け目がない。 「あけましておめでとうございます。覚えてますよ。笑」 淡白ながら文末の「笑」に親近...
『コルク』と同時にオープンされた店と聞けば、ワインのレベルの高さは察しがつくはず。計8品のコースは、うち5品に合わせたワインをペアリングできる。似た地で育ったワインと素材が、舌の上で再会するような感覚を体験できるだろう。...
西麻布で名を馳せる老舗バーの名物料理は、赤と黒の「2色カレー」。 野菜の甘みが生きたマイルドな赤、黒こしょうたっぷりのスパイシーな黒は、交互に食べても、混ぜて食べてもよし。 好みで量をリクエストでき、茶碗1杯スプーン1杯というわがままオーダーも可能。 カレーと人気を二分する「マッカラン牛丼」もぜひお試しを。モルト好きはイチコロだ。...
バーカレーという大人の〆の発祥は、西麻布の名バー『ウォッカトニック』だった。 今でこそカレーを出すバーは珍しくなくなったが、その発祥の店と言われるのが『ウォッカトニック』。甘口と辛口のカレーが合盛りの2色カレーは、フォン・ド・ヴォーに5日間、玉ねぎ50個を6〜8時間かけて炒めるなどのこだわりが。サイズも5種用意している。...
西麻布2丁目のとあるビルの地下を降りていくと現れるのは、木の温もりに包まれた落ち着いた空間。 西麻布の中でも老舗のオーセンティックバーとして知られるここ『ウォッカ トニック』。 女性に勝負をかける夜は、真剣さを伝えるためにも同店のシックな雰囲気がぴったりだろう。...
西麻布で名を馳せる老舗バーの名物料理は、赤と黒の「2色カレー」。 野菜の甘みが生きたマイルドな赤、黒こしょうたっぷりのスパイシーな黒は、交互に食べても、混ぜて食べてもよし。好みで量をリクエストでき、茶碗1杯スプーン1杯というわがままオーダーも可能。カレーと人気を二分する「マッカラン牛丼」もぜひお試しを。モルト好きはイチコロ。...
西麻布に居を移し、渋谷時代までの劣等感の鬱憤を晴らすかのごとくハジけ始めた拓哉・・・。4年後、32歳の拓哉は何をしているのだろう?次週12月6日(日)公開予定。...
西麻布で名を馳せる老舗バーの名物料理は、赤と黒の「2色カレー」。野菜の甘みが生きたマイルドな赤、黒こしょうたっぷりのスパイシーな黒は、交互に食べても、混ぜて食べてもよし。 好みで量をリクエストでき、茶碗1杯スプーン1杯というわがままオーダーも可能。カレーと人気を二分する「マッカラン牛丼」もぜひお試しを。モルト好きはイチコロ。...
西麻布『ラボンバンス』を1軒目とした結花とのデートの帰り道、そろそろ終電がなくなるという彼女を引き止め、僕は『ウォッカトニック』へと誘った。少し帰りたそうな素振りを見せていた彼女だが、空気を読んだのか二つ返事で応じてくれた。 『ウォッカトニック』は西麻布の中でも老舗なオーセンティックバーとして知られる。二回目のデートだが、心は決まっていた。勝負を賭けるのは今日だ。真剣さを伝えるためにも、数多ある西麻布のB...