ヒトシ君が予約してくれたお店『アビス』は魚介のフレンチが楽しめるお店で、味も雰囲気も洗練されており、女性の心をくすぐる店だ。 そして、一皿一皿華があって美しい。...
離れていたのはたったの10日くらいだが、それまでほぼ毎日一緒に濃密な時間を過ごしていたため、二人の間には、気まずくよそよそしい空気が流れる。 「この前は、...
女性とのデート以外で、フレンチを食べる機会は滅多にない。久しぶりのフレンチだなぁ...なんて思っているところでヒトシ先輩が登場し、そして女性陣二人がや...
「麻里...あんまり落ち込まないで。それ、“ハイスぺ男あるある”だよ」 なりふり構わず泣きじゃくる麻里を、親友のみゆきは冷静に慰めてくれる。 ...
「ねぇ、優樹くん。この前の話なんだけど......」 麻里はおずおずと、優樹に語り掛ける。 今日はデートで、外苑前の『アビス』に訪れていた...
「美味しかったね」 山下部長の代わりに行った南青山の『アビス』。魚介をふんだんに使ったフルコースは、とても美味しくて大満足だった。 …しかし。...
肉食女子全盛期の昨今だが、たまには“休肉日”と称し、こんな店に誘ってみてはいかがだろう。 くしくも魚ビストロや魚バルなど魚介に特化した店が目下大人気...
—アキ、今日のお食事会、外苑前の『アビス』になったから、宜しくね。— 化粧直しをしている最中に、同僚・優子からLINEが来た。思わず笑みがこぼれ...
マッキントッシュ ロンドンがプロデュースする本企画に、東京カレンダーも参加。そこでコラボレーションのパートナーとして白羽の矢を立てたのは、魚をメインに据え...
付き合いも安定してきた頃、家族で毎年やるという彼の誕生パーティーに誘われた。場所は帝国ホテルの『レ セゾン』。その誕生パーティーには、両親初め祖父母も...
目黒シェフがマルセイユで修行をしたレストランは、魚介料理だけで三ツ星をとった店だったという。しかし魚の扱いについては日本の方が優れた技術を持っていると感じ...
10日間の連続企画。2日目「ファーストデートの誘い方」どうだったかしら? 本当に女って面倒、って匙を投げたくなる気持ちもわかるけど、女の特性を理解し...
■プロフィール おざわ かずたか カンテサンス ディレクトール。1994年に『有楽町APICIUS』入社。5年間コミドランとしてフランス料理の基礎を学び...
最後は、2015年3月15日オープンの魚特化型フレンチ『Abysse』(アビス)。 フレンチで魚のみのコースと聞くと、どんなものを思い浮かべるだろう...
こちらに向き直った3人が、意味深な目配せをしながら仰々しく姿勢を正す。 「ねぇ、あおいさん。急なんだけど、良ければ明日私達とランチしない?」 確かに...
にゃんにゃんOLにも、数パターンある。 まずは典型的な、愛華のようなタイプ。可愛いし愛されキャラなのだが、どこか主体性に欠ける。腰掛けOLでいることに焦り...
怜奈とともに『エンポリオ アルマーニ カフェ青山』に入ると、客席に向かうべく通りすぎる怜奈を男性客が見つめる。それもそのはず、怜奈は可愛いというよりは...
あおいの勤める監査法人は閑散期と繁忙期がハッキリしている上に、昨今の過重労働撲滅の流れに沿って定時に帰宅できる日も多い。 土日祝日もきっちり休めるため、単...
それまで男性を知らなかった私は、その一言にとても傷ついた。己の出自を初めて恥じたと同時に、彼を深く恨んだ。 そして、私はこう決意した。 「もう絶対、男に...
「明日の夜は、空いてるかしら?」 そのそっけない一文が来た時、ちょうど静香さんの大好きなお酒、ラガヴーリンにチャレンジしているところだった。 ...
-+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+- アペリティフ:アプリコットシャンパン 前菜:ビーツを...
1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にイ...
どんなに素敵なレストランをセッティングしても、エスコートがぎくしゃくしていたら台無し。あまりにマニュアル本通りに展開されると堅苦しくて息がつまりそう......
銘店『シェ・イノ』をはじめ、名だたる三ツ星レストランで修業を積んだ岡本英樹シェフが、青山の住宅街に満を持してオープンさせた隠れ家的レストラン。輝かしい経歴...
日本初となるラザニア専門店『ラザーニャ・ラザーニャ』が誕生。バリエーション豊富な具材に加え、生地やソースも様々な7種類をそろえる。 「パンチェッタ 旬野菜のラ...
日本初となるラザニア専門店『ラザーニャ・ラザーニャ』が誕生。バリエーション豊富な具材に加え、生地やソースも様々な7種類をそろえる。 「フェラーリ ブリュット」...
25時の表参道。 東京のエネルギーが集結する港区にあって、そこだけ取り残さてしまったかのような静寂が流れている。 赤坂にある広告代理店に勤めるフミヤ・美月・亮は仲の良い同期3人組。しかし、フミヤと亮が37歳の既婚女性・静香に恋に落ち、3人の運命が狂い出す。 フミヤと静香、2人の関係を知った局長は激怒し、静香に子会社への出向を命じる。しかし静香は退社し、行方をくらました。 その3年後、フミヤは独立し、心休まる...
青山の閑静な住宅街の一角に店を構えて今年で10年目を迎える『リストランテ濱崎』。月に1、2回は伊豆や茅ケ崎などに釣りに出かけるという濱崎龍一シェフが手がけるのは、海の恵み、そして大地の恵みを感じさせるイタリアン。素材の"旬感"を切り取った料理は、食べ手の心にしっかりと刻まれ、季節が移り変わるたびに"美味の記憶"として蘇る。...
90年開業の銀座『モランディ』シェフ時代から、奥村忠士氏が作り続ける品。トマトとタコという南部らしい、日本人に馴染む素材を使う。当時ラグーでは一般的に通じず、タコのミンチのトマトソースと称した。季節で変動する素材の状態により微妙なさじ加減は変えるが、基本の作り方は以前のままだ。斬新が歴史息づくひと品へ。名作かつ、名物である。...
予約していた店は『テール・ド・トリュフ東京』。以前、会社の先輩から教えてもらった外苑前にあるトリュフ専門レストランだ。 デートの約束を取り付けるにあたって、彼女は通勤に便利な日本橋の箱崎に住んでいると聞いたため、外苑前というエリアが刺さるか不安だった。しかし「普段行かないところに行ってみたい」と言われ、当初の予定通りこの店に決めたのだ。 それに本格的なコース料理を出すこのレストランを提案すれば、声をかけたのは遊びで...
「レミちゃんって、主婦受けが良くて羨ましい。」 収録を終え、アナウンス室へ戻ると珍しく花凛が弱音を吐いてきた 。 「花凛はいいじゃない。男女問わず、20代30代から圧倒的な人気を誇るんだし。」 「私、何故か昔から同性に嫌われやすくて...学生時代はいつも女の先輩から嫌われていたの。男の先輩からは可愛がってもらえるんだけどねぇ。」 つまり花凛は、自分はモテるから女性にひがまれると言いたいのだろうか。 ...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。...
サマートリュフという言葉が持つきらびやかな印象は女性を魅了する。『テール・ド・トリュフ東京』ではイタリア・ウンブリア州で収穫されたエスティバム種を使ったコースを提供中。この種は黒トリュフに比べ、大振りなため、スライスは厚く、食材が隠れるほど振りかける。 「トリュフは高価な調味料。合わさる素材や温度で変わる様を堪能してほしい」と支配人の中島和昭氏。テーブル上でトリュフをスライスしてくれるプレゼンテーションも...
「よし、完璧...」 香水を胸元に一吹きし、夫の順平が買ってくれたセルジオ ロッシのオレンジ色パンプスに足を入れ、玄関のドアを開ける。今日は毎月恒例の同期飲みの日だった。正確に言うと、元同期飲みだ。 総合商社に勤めていた時の同期と集まるこの会は、5年前、結婚を機に退職しても未だ参加していた。 四代総合商社の内の一つに入り、それなりに仕事も楽しかった。しかし同期だった順平と結婚することになり...
日本語では「西洋松しょう露ろ 」と呼ばれるきのこの一種です。栄華を極めたフランスの太陽王・ルイ14世の好物だったとか、子どものいなかった農夫がトリュフを食べ始めたところ13人の子だくさんになったとか、催淫効果があり媚薬として19世紀頃から用いられていたとか、怪しげな話のネタにこと欠かない食材でもあります。 しかし、こうした話はあながちデタラメというわけでもないようです。トリュフを探すのには、かつては雌の豚...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。 フランス・ニースに本店を構えるトリュフ専門レストランの、東京店。表立ってのスペシャリテである、会津地鶏卵を生ク...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。 トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、季節限定で希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。 全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、12月まで希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
南青山三丁目交差点からすぐの場所に建つビルの2階。ハイスツールが並ぶカウンターが中心で、夜のメニューは基本、アラカルト。取り分けも、1皿と1杯のおひとり様もウェルカムという使い勝手の良さ魅力の『セントベーネ』。 ぜひ味わいたいのが、カルボナーラだ。...
料理人人生の途上、ふと足が止まった31歳の時、イタリアへ渡る。ローマで食べたカルボナーラに衝撃を受けて、自らの行方が定まった。旨かったから、ではない。 「ボウルに溶いた卵、そこへ、ペコリーノ・ロマーノをがさっとひとつかみ。これで茹でたパスタを和えるだけだったんです。しょっぱくて、食べられなかった!」と笑う、加藤政行シェフ。だが地産地消が当たり前の地で、この味を愛する人々がいるイタリアのシンプルだが奥深い魅力に触れ、迷いは消える。...
世の飲食店がこぞって価格競争に走るずっと前から、師匠の落合務氏とともに内容充実のイタリア料理を低価格のコースで提供し、イタリア食文化の普及に尽力してきた加藤政行シェフ。 その加藤氏が『ラ・ベットラ・ペル トゥッティ』の厨房を離れ、新たな店で腕を振るうと聞けば、すぐにでも駆けつけたくなるファンは多いはず。新天地は、南青山三丁目交差点からすぐの場所に建つビルの2階。ハイスツールが並ぶカウンターが中心で、夜のメニュ...
料理はもちろん器などにも気遣い、儚い季節の移ろいを示す日本料理。それが体感できる料亭は特別な空間。文化としての食に感激し、食材に対する感謝の気持ちさえ抱かせる。日本人として、そんな機会を頻繁に設けたいと思うのは誰もが同じ。 けど、財布と相談すれば……なかなか出向けないのもまた事実。そんなときは、『茶洒 金田中』がおすすめだ。こちらの店、名にある通り、老舗料亭『新ばし 金田中』が手掛けるレストラン。ふたりで一万円のコースがある。...
料理は勿論、器や空間にまで気を遣い、四季の移ろいを表現する「料亭」は、日本の良さを再認識出来る特別な空間。2013年オープンの『茶洒 金田中』は、東京を代表する老舗高級料亭『新ばし 金田中』が手掛けるカフェ。 価格は本店に比べ、ぐっとリーズナブルながら、日本料理の基本である出し汁など、本店と変わらぬものを味わえる。 伝統を守ると同時に、カフェとして出来ることも追求するという同店では、ランチ、ディナー、ティータイムなど、...
料理はもちろん器などにも気遣い、儚い季節の移ろいを示す日本料理。それが体感できる料亭は特別な空間。文化としての食に感激し、食材に対する感謝の気持ちさえ抱かせる。日本人として、そんな機会を頻繁に設けたいと思うのは誰もが同じ。 けど、財布と相談すれば……なかなか出向けないのもまた事実。そんなときは、『茶洒 金田中』がおすすめだ。こちらの店、名にある通り、老舗料亭『新ばし 金田中』が手掛けるレストランだが、価格...
一軒家の造りのため、フロアごとに雰囲気が違うのが魅力! 1Fは天井が高く広々とした格調高い趣のある雰囲気で、2Fは天然木材を基調とした温かみのある仕様だ。 料理は新鮮な食材を用いて『リヴァ デリ エトゥルスキ』風にアレンジし、イタリアの昔ながらの行事を感じられるようになっているのだとか。 シェフ・パティシエが送る自家製パネットーネも絶品! 大人気のため、残席は12/25(月)のみ。お好みの空間で、彼女とゆったりとし...
2階建ての一軒家レストラン。ヨーロッパにあるような洋館で、トスカーナの伝統を受け継ぎつつ、最新の技法も取り入れたイタリア料理が堪能できる。「季節の食材を独創的に調理した料理はアートのよう。見た目にも美しく、もちろん味もよく、心から喜ばせたい相手を連れて行きたい店です」...
「何だか久しぶりだよね。」 待ち合わせた表参道のイタリアン・レストラン『Riva dedli Etruschi』で向かい合わせになりながらお互い照れ臭そうに笑い合う。3回目のデートをするまでに、気がつけば1ヶ月かかっていた。 合うのは3回目だが、連絡は取り合っていたせいか何度ももう会っているかのような錯覚に陥るほど、雅史とのデートは自然だった。結婚してもこんな感じで自然に時が流れていくのかな、と...
ローマに本店がある『サバティーニ』の直営ピッツェリア。 1983年の開店以来使い続ける石窯は、今では同じ素材が手に入らないという貴重なもの。最上クラスの小麦粉に卵とバター、牛乳を加えて練る伝統の生地がクリスピーにして、モチッとした食感を楽しませてくれる。 隣接するリストランテよりカジュアルに本場ローマの味覚を堪能できるのも魅力。...
トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長にして、パンケーキブームの火付け役『bills』やイスラエル発人気チョコレートバー『MAX BRENNER』など数々の人気店を手がけてきた有名な実業家、中村貞裕さん。 そんな人気店づくりの達人に、通っている店・注目している店を聞いてみた。「昨夜は海外からの友人のアテンドで、西麻布の『ル・ブトン(※1)』で食事をしてからショーパブ、西麻布の隠れ家バー『サイタブリア(※2)』、〆に『北...
鉄の扉を開けると広がる妖艶な暗闇。アンティーク家具が並ぶ重厚な設えは、禁酒法時代のNYがモチーフだ。密やかな非日常を彩るのは、高揚を誘うシャンパーニュたち。オンリストは¥8,900からヴィンテージまで揃う。 男性的なバーには、優れたピノ・ノワール生産者として名高いドラピエのカルト・ブランシュ、万能と言われるバランスのよさを誇るローラン・ペリエ ブリュット L・Pなどが似合う。シャンパン愛好家にとり贅の極みとされるクリュッグの...
健太郎が予約してくれたのは、表参道のカジュアルビストロ『ランベリービス』。 メニューの種類が豊富なこのお店は、こだわりの食材を使った品々をハーフポーションで食べられるところが、女性にとってはたまらなく嬉しい。...
ミシュラン星つきの名店『L’EMBELLIR』に隣接するこちらは、ビストロとは思えないモダンなインテリアが魅力。 お値段もカジュアルなので気軽に利用できるのがうれしい。しかしレストランと同じ厳選食材を使用した珠玉のメニューは、その数、何と50種類。 少しずつ、たくさんなんていうワガママを叶えてくれるハーフポーションも二人には嬉しい。それでも一度には制覇できないから、「次はこれを食べたいね」なんて文句で、また誘いたい。...
レストランは生き物だとよく言われるが、時代の先端を行き続ける店というのは、明確なコンセプトのもと絶えず進化しているものだ。レストランと同じ建物内にパティスリーをオープンさせるなど、ニュース性の高い店作りで東京のダイニングシーンを盛り上げてきた『ランベリー』。 岸本直人シェフの〝次なる一手〞は、これまでパティスリーとして使っていた空間を、『ランベリー』流のビストロに生まれ変わらせることだった。 「『ラ...
フランス語の“2番目”と“ビストロ”のふたつの意味を込めて命名された『ランベリー ビス』。アラカルトのみで構成し、メニューのおよそ8割はハーフサイズを用意する。定番人気の「近海潮の香り 鮮魚のカルパッチョ」1/2 1,296円や「長野県千代幻豚 伝統 パテ・ド・カンパーニュ」1/2 1,512円をはじめ、季節ごとのメニューもバリエーション豊かに展開。 三田幸輔シェフ曰く「骨付き肉など、どうしても半分にでき...
オープン10周年を迎えた今年、店内の全面リニューアルを敢行。そんな空間でビール片手に味わいたいのは、春巻だ。「エッセンス農園」と名付けた自らの畑で、年間100種類の野菜を手ずから育てるオーナーシェフ・薮崎友宏氏は、当然ながら野菜の鮮度には一家言アリ。 それだけに、春巻の具の定番である「竹の子」は、時期外れだと水煮を使わざるを得ないからと、年間を通してフレッシュなものが入手できるマコモダケを採用。竹の子同様、食感の歯切れの...
「突き詰めると医食同源に行き着くのが中国料理。一方で、化学調味料を使ったり、それに反する部分もよくあるんです」。そんな矛盾を排除して、体に優しい薬膳をベースとした中国料理を振る舞うのが、シェフ・藪崎友宏氏のモットー。 そんなポリシーから産まれた副産物ともいえるのが、こちら「パクチー和え麺」(¥1,600)だ。というのも、シェフは食材にこだわるべく足利にある畑で野菜を自家栽培、その雑草対策として植えたパクチーが多く採れることか...
クラスでは最年少の芹那。これがもしお食事会や婚活パーティーだったら、26歳の美しくてパワフルな女の存在は、30歳の美咲にとって脅威でしかない。しかし都合の良いことに芹那は結婚している主婦だ。 —この子がライバルにならなくて良かった…。 美咲はほっとしたような気持ちになった。 それに、芹那は今まで会ったことのないタイプではあるが、決して悪い子ではなさそうだ。はじめは警戒していた美咲も、知らぬ間に...
連日の忘年会や飲み会で暴飲暴食が続いたら、カラダに優しいチャイニーズが食べたくなるもの。 胃が疲れたなぁとそう感じた時に訪れたいのは、国際薬膳調理師の資格を持つ料理長が腕をふるう“心と身体の癒し”がテーマのチャイニーズ『南青山 Essenceエッセンス』。...
中国料理とすっぽんは、古来より相性の良い組み合わせ。だが、ふぐを使ったひと品となると、寡聞にして知らぬ。 「 なにせ中国ではふぐの流通が禁止されていますからね」。そう話すのは、オーナシェフの薮崎友宏氏。だから修業時代に扱うことはなかったものの、日本人ならではの中国料理を作ろうと一念発起、20代半ばでふぐ調理師免許を取得した。 試してみると、ふぐはハタやアンコウに似たところがあり、広東の技法にマッチする。それ...
『ランベリー ナオト・キシモト』 ~8年連続星を獲得する名フレンチ~ テロワールを尊重する「キュイジーヌ・ナチュレール」がコンセプト。岸本直人氏自らが全国各地を訪れて食材を探す。ディナー¥14,040...
塩分を含む草「ソルトブッシュ」を食べて育った「ソルトブッシュラム」は、繊細で柔らかな肉質で、上品な脂身が特徴的。夏にしか食べられない風物詩的なお肉だ。 原産国であるオーストラリアでも非常に入手しにくいのだが、今回は東京カレンダー読者のために特別に作ってもらった。潮の香りを感じるスペシャルな一皿である。 そんなレア肉にも負けない「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2006」という熟成泡のボリュームに、きっと圧倒...
奥さま:二人の誕生日が二日違いということもあり、お誕生日には平日デートを楽しんでいます。今年は、、表参道のフレンチレストラン『L’EMBELLIR』。お味はもちろんのこと、店名の由来にもなっている「美しくする」をお料理で表現されている心躍るお店です。出されるお料理は、どれも色彩鮮やかで見ているだけでワクワクします。ぜひ、特別な記念日にオススメです。 旦那さま:広尾の『Incanto』も良かったですね。オー...
青山エリアの中心ともいえる南青山は、国内外の有名ブランドが軒を連ね、ファッションだけでなくカルチャーの発信地としても名高い。 『ランベリー』は日本の滋味をコンセプトとしたフレンチ。素材の繊維にまで着目した、岸本直人シェフの美食への飽くなき探求心は、最高級を食べ尽くした青山マダム達からも絶大な支持を得ている。...
バレンタインは年に1度、女性から愛の言葉を伝える日。365日で1番の愛情を伝えたい。そんな女性の想いに応えて、男性もとびっきりのレストランを予約してみては。愛が加速する夜をお約束・女性が今一番行きたいお店4選。『ウルフギャング』『ルースズクリス』など、ステーキハウス数あれど、次に女性が狙うのは中目黒にある『Steak Dining Vitis』。特製煉瓦造りの炉窯で焼き上げるスタイルは東京でも珍しい。炭火でカリ...
「海のジビエ」。『ランベリー』シェフ・岸本直人氏は、ふぐのことをそう称する。銀座『小十』奥田透氏の元に通って修練を積み、数年前、ふぐ調理師免許を取得。ふぐを扱い、日本料理のエッセンスを取り入れながらも、着地点は見事にフレンチへと導く皿が、今冬も店を彩る。 「 筋肉の塊であるふぐは天然なら4日寝かせてもいいほど。じっくり熟成させることで大きめの切り身が生き、フレンチらしくなるんです」 白子のロワイヤルに張った...
実はこのパテ・ド・カンパーニュ、注文すると普段は長さ50㎝はあろうかという巨大なオーバルプレートに乗ってくる。それが食べ放題で1000円! さすがに全部平らげた人はいないが、ゲストは皆このパテを楽しみにやって来る。「基本は普通のパテですがレバーは多め。パンにスムーズに塗れるしっとり感にこだわっています。後は沢山の野菜をミキサーにかけて味に奥行きを出しています。ワインと共に楽しんでいただけるよう塩分も少し強め」。...
野球観戦でテンションが上がった後は、半蔵門駅徒歩3分の『T's Grill(ティーズグリル ) 半蔵門店』さんへ! 1月18日よりリニューアルオープン、さらにお店が美しくなりました。黒毛和牛A4~A5のみ、厳選した素材だけを使用したこだわりのお店。オーダーするのは『おまかせ満腹コース』!(5,000円/税込)...
青山の裏通りに店を構える『T's GRILL』。オーナーは、焼肉店で働いていたときから自分でやるなら赤身肉に特化したレストランを、と思っていたのだという。 「この数年くらいでいわゆる王道のカルビより、ロースやハラミのオーダー率が高くなってきているのを感じた。食感も含めて、肉らしい肉のニーズが格段に上がっていると思ったんです」。 食肉市場がこの先、どう動いていくのか。ゲストのニーズを的確に読み取りながら、一番おいしいお肉...
青山の裏通りに店を構える『T's GRILL』。オーナーの髙森雄大さんは、焼肉店で働いていたときから自分でやるなら赤身肉に特化したレストランを、と思っていたのだという。「この3年くらいでいわゆる王道のカルビより、ロースやハラミのオーダー率が高くなってきているのを感じた。食感も含めて、肉らしい肉のニーズが格段に上がっていると思ったんです」。 食肉市場がこの先、どう動いていくのか。ゲストのニーズを的確に読み取りな...
表参道という立地にありながら、この隠れ家感は流石。表参道ヒルズにほど近い路地裏に佇むのが青山店。店内に入ると、高い天井と中央スペースには開放的な空間が広がる。 エントランスからは臨場感溢れるオープンキッチンを望むことができるなど、高揚感溢れる演出もあり。表参道で思う存分、ショッピングを満喫した後に立ち寄りたい。...
店名:アクアヴィット 住所:港区北青山2-5-8 青山OM-SQUARE 1F 営業時間: ランチ:11:30~15:30(L.O.14:30) ディナー:18:00~23:30(L.O.22:00) HP:http://aquavit-japan.com/ Facebook:https://www.facebook.com/AquavitJPN Instagram:https://www.instagram.com...
仕事柄イベントをとりしきることも多い髙橋さんが、会場としてや女性同士のランチの場でよく利用するのがこのスカンジナビアン・レストラン。 「海の幸のお料理が美味しいのはもちろん、店内は北欧家具でまとめられていて、センスがよくてゆったりとした空間が魅力です。ウッドを多用したインテリアには温かみもあって、女性同士のお喋りもリラックスして楽しめます。駅近ですし、ホテルのようなクルマ寄せもあるので、何かと便利ですよ」...
<今週のお悩み女子> 氏名:薫 年齢:30歳 職業:PR会社勤務 住居:芝公園 ステータス:独身 薫は息を切らし、小走りで表参道の街を急いでいた。 フランス留学時代の同窓会に向かっているが、夕方から婚活パーティーに参加していたため1時間遅れての到着になりそうなのだ。 『バルバッコア・グリル 青山店』に着くと、懐かしい顔ぶれがずらりと勢揃いしている。ここは、ブラジルの名物「シュラスコ」が食べら...
“次から次へと出てくるライブ感も楽しい!” ブラジルで圧倒的人気を誇る“シュラスコ”の専門店。テーブルで豪快に切り分けるのもエンターテイメント性が豊かだ。 「ピッカーニャ(イチボ肉)が美味しい!焼きパイナップルもいい緩衝材」 ■プロフィール 児島麻理子/PRマネージャー バカルディ ジャパンPR&イベントマネージャーPR業に加え、ラムコンシェルジュ、テキーラマエストロの資格も持つ。好きなテキーラは“パトロン”...
ブラジルで圧倒的人気を誇る“シュラスコ”専門店。ブラジルのサンパウロ本店の雰囲気をそのまま再現したお店は、肉を塊のまま串に刺し、こだわりの岩塩で焼き上げ、テーブルで豪快に切り分ける。シュラスコ、サラダバー、デザートビュッフェ、ドリンクバーのランチセットがお得!...