赤坂の名店『中華うずまき』。この店の料理の主役は“旬の野菜”である。 ほぼ野菜がメインなのに、コクが深く、旨味が抜群!一度来た人は虜になってしまう絶品中華が味わえる。 秋に旬を迎える野菜中華が、なぜこんなに美味しくビールが進むのか?その理由を探った!最後は〆に味わいたい「つゆそば」を紹介。この一杯は美味しくビールを味わった後に食べるのに最適な一杯だという。 「麺の上に盛りつけられているカブ、ミョウガ、ネギは、全て...
食材が旨味をたくわえ、美味しさを増す季節・秋。 この時期にこそ訪れたいのが、赤坂にある星付きの名店『中華 うずまき』だ。 旬の野菜を主役にしたメニューを得意とする名シェフ・柳沼氏が作り出す料理に、ビールを合わせる至福のひと時。 思わず目をつぶって味わいたくなる、堪らない贅沢がここにある!続いて運ばれてきたのは「えぼ鯛のかぼちゃ餡かけ」。旨みを閉じ込めるようにこんがり焼き上げたえぼ鯛に、黄金色に輝く餡がたっぷりかか...
かつてワインが飲める中国料理店といえば高級店ばかりだった。いや、中国料理といえば高級店が花形で、そこには当然、和食や鮨などの高級店同様、行儀のいいワインが置かれていたといったほうが正しい。 その流れが変わったのが2007年。ここ『中華うずまき』のように、ワインを扱うカジュアル店が登場してからだ。 コースの他、アラカルトもOK。“夜定食”なるセットもあり、こちらは選べる麺かご飯に前菜一品と野菜料理、デ...
審査は、全て銘柄名を隠したブラインド方式で行われ、大吟醸A部門(精米歩合40%以下)、大吟醸B部門(精米歩合50%以下)、吟醸部門、純米部門から、それぞれ金賞、銀賞を選考。 受賞マークが施された金賞・銀賞はもちろん、この手のイベントとしては珍しく、出品酒全てをテイスティングできるのだ。日本酒ラバーにとっては、まさに夢のようなイベントだ。...
ウチヒラ、チマキ、ハネシタ、クリ、サーロイン。ザッと挙げただけでも、これだけの部位が登場する、驚きのコースがある。それがこの店の誇る「神戸牛づくしコース」。その名の通り、先付から食事まで、全8品揃う料理のすべてに必ず和牛が使われていて、調理法も多彩。焼肉や鉄板焼では語れない、旨さと食感の違いに感動さえ覚えるコースだ。 料理長の斎藤充彦氏は言う。 「ローストビーフを作るならソトヒラが一番美味しい。肉質はしっかりしているんですが肉...
ー1週間で20万?!それはすごいですね。その中でも、最近ヒットだったレストランはありますか?ー 佳菜子:そうですね、先月行った赤坂の『きた福』は、美味しかったです。お刺身から鍋まで様々なタラバ蟹が楽しめるコースがメインのようですが、お願いすれば毛蟹に変更してくれます。食べきれないくらいたっぷりと身の詰まった大きな毛蟹を、心行くまで堪能できました。個室のみなのも良いですね。 あとは定番ですが、六本木の『すし通』もよかったです。...
2012年11月にオープンした『きた福』が、予約限定でランチ営業をしていることは、あまり知られていない。意外にも土曜の予約が少ないらしい。夜と同じ内容なので、時間には余裕が必要だ。...
手入れされたまな板とともに座敷へ登場するのは、毎日北海道から空輸されるオホーツク産活タラバ。時期によっては京都・間人港に揚がる幻の蟹「間人蟹」を味わえることも。 それを見事な包丁捌きで素早く処理し、しゃぶしゃぶ、お造り、焼き、蒸しの異なる調理法で用意。ふんどし、若い甲羅、ハツなどの希少部位も、余すところなく味わう。まさにカニの七変化、めくるめくタラバワールドを体験できる。腕を振るうのは、都内有数の名門京料...
冬の味覚の代表格、蟹の中でも稀少性と味の両面に於いて最高峰とされるのが「間人蟹(たいざがに)」。 蟹料理を専門とする、ここ『活かに料理 赤坂 きた福』でも、そうしょっちゅう入荷するものではないらしい。なにせ、間人港のズワイガニ漁船は、わずか5隻。その上、冬の日本海は時化ることも多い。 さて、運良く入荷のタイミングを捉えられたのが、この間人蟹。料理長の川﨑真人氏が、的確に包丁を入れると、長い間人蟹の脚...
東京に料亭はゴマンとあれど、こんな店なかなかお目にかかれない。北の海の幸・タラバガニを、もっとも新鮮な状態、つまり生きたまま丸ごと卓上に提供するのが、ここ『きた福』。座席構成は、6人用個室が全3室のみという潔さ。料亭版ライブレストランよろしく、1室にひとりの板前が付きっきりで調理を行うためだ。 手入れされたまな板とともに座敷へ登場するのは、毎日北海道から空輸されるオホーツク産活タラバ。それを見事な包丁捌きで素...
「暑い夏、キンキンに冷えたビールと同じくキンキンに冷えた冷麺が最高!」と小宮山さんは語る。 氷をスープに浮かべつつも脂が浮かずに澄み渡る冷麺は珍しい。牛骨に、ネギや大根、漢方素材を入れて煮出したスープはクリアにして味わいに奥行きがある。 「さつまいも粉を使った咸興式で、極細なのにコシが強い。途中から酢とカラシを足すとさらに美味しくなる」。これからの季節に重宝しそうな麺といえよう。...
ひとみと決別できたあの夜は、夏の終わりを予感させるような、少し肌寒い日だった。 今度ばかりは、雅子の「話し合いは昼間、人目のある場所で複数人で会うべき」というアドバイスに従い、つきまといをやめないひとみをファミレスに呼び出す。 雅子と僕は並んで座り、テーブルの下で手をつないで、ひとみを待った。その時の僕らは、もうただの友達ではなかったから。 そしてやってきたひとみに、雅子は毅然とした態度で言ってのけた。 ...
六本木けやき坂から赤坂へ場所を移した『CROSS TOKYO』。 新店舗は、東京メトロ千代田線赤坂駅徒歩1分。10階建てビル最上階の100坪ワンフロア、全面ガラス張りという素晴らしいロケーション。六本木時代同様、レストランはもちろん、ウエディング、パーティー、イベント貸切も行う。...
疲れた…と感じるとなんとなく欲しくなるのが酸味である。酸味と旨みをトロみあるスープに濃縮し封じ込めた酸辣湯麺は、スキだらけで汗をかきつつズルルっとすするのが正解。 ...
そして今夜、清水が案内してくれた店は、赤坂にある『中国料理たけくま』だった。本格的な中華料理がリーズナブルに楽しめるので、たまに来るという。 麻婆豆腐を食...
刺激は十分だが、しかし辛すぎない、その中道を行くバランス感覚がお見事。卵を多めに使用したコシの強いちぢれ麺にスープが絡み、口の中で辛さとゴマのクリーミさが...
疲れた…と感じるとなんとなく欲しくなるのが酸味である。酸味と旨みをトロみあるスープに濃縮し封じ込めた酸辣湯麺は、スキだらけで汗をかきつつズルルっとすするの...
「若さでチヤホヤされることはなくなったけど、心身共にまだまだピチピチです(笑)」。 外資系IT企業でコンサルとして勤め、広告系のベンチャー企業へ。ブランド立ち上げなどのプロジェクトを進行管理するプロデューサーとして、様々な製品やサービスを広めて約2年。周りには若く実力のあるメンバーが多数。 「年上=経験値が高い」という目で見られプレッシャーに感じることもあるが、日々刺激を受けられるいい環境だ。 前職で磨いた英語力...
日本で6年間、フランスで三ツ星レストランからビストロまで5年間。修行を終えた成清毅シェフが、2013年5月、自らの店をオープンさせた。乃木坂、青山一丁目、赤坂の3つの駅のなかほどにある、その立地もまた魅力。 一皿、一皿、料理が目の前に置かれる度に思わず息を呑む。圧倒的な存在感と共に、精妙さを感じるのは、割烹料理という経歴が影響しているのかもしれない。 丸テーブルも、心地よい要素のひとつ。およそ120度の角度で斜めに...
今夜は、彼氏の優太と食事の約束をしていた。 赤坂にある『ラ・スコリエーラ』は、二人が付き合う前から通うお気に入りのお店だ。 以前は毎回素敵なお店を調べて予約をしてくれていた優太だが、付き合って1年が経った今では、美貴がすっかりお店の決定権を握っている。 乾杯を終えると、優太がワイングラスを置きながら、話を始めた。 「今月、同期2人が本部に異動になったんだけどさ。話を聞くとそんなに営業成績も良くないのに上司に...
漁船の船長がオーナーを務める店ゆえ、目利きは確かで、仕入れる魚介の鮮度は抜群。それらを使ってシェフの宇賀神圭太氏も、シチリアなどで培い、東京に持ち帰った強い信念で南イタリアの魚介料理を、現地と全く変わらない味とスタイルで供している。もちろんパスタに関しても「南イタリアにないものは作らない」ときっぱり。骨太な心意気が頼もしい。...
南イタリアといえば、思い描くのは紺碧の海。そして魚介料理の宝庫である。ここはそんな南イタリアの海岸地方の料理ひと筋。その徹底ぶりは、メニューに肉料理をいっさい置かないというほどだ。例えば、トリッパというメニューも実は「マグロの胃袋」という徹底ぶり、そしてこれが美味。 オーナーの服部優希さんは漁船を所有する現役漁師。目利きの服部さんが選んだ魚を、シェフが南イタリアのスピリットを最大限に伝える料理に仕立てる。この...
隠れ家的な雰囲気も好まれる、赤坂の業界人御用達の老舗鮨店。 「落ち着いた雰囲気の鮨屋で離れもあるのでシーンごとに使い分けできます。ランチのにぎりは手頃なので、チカラ飯として重宝しています。出張にぎりもあるのでいつか試してみたい!」(35歳・TBS)...
「俺、もうダメだ...。本当に、どうしたらいいか分からない...。」 清々しい、週末の昼下がり。 高校時代の友人である春樹は、『トゥーランドット』の名物である酢豚には目もくれず、文字通り、頭を抱えていた。 「あゆみがそんな女だったなんて、俺、まだ信じられないんだ。お前だって、あり得ないと思うだろ...?」 ―“あり得ない”だって? 吾郎は、酢豚に伸ばした箸をピタリと止め、一瞬考える。 口には...
平日朝7時から供される自慢のお粥セット(¥1,300)は、手の込んだ9種の惣菜付き。お粥は3種類(鶏/皮蛋と豚/野菜)から選ぶ事ができるので、その日のコンディションに合わせられるのが嬉しい。上質なスープの凝縮した深い旨みが、起き抜けの身体を優しく目覚めさせてくれる。...
¥1,575。骨ごとぶつ切りにした鶏肉を紹興酒だけで煮込む。八角などのスパイスの香りと鶏のコラーゲンがたっぷりのシンプルなのに、忘れがたい味わい小振りの土鍋を開けると、立ち上るのは紹興酒と八角やショウガ、山椒の香り。じっくり煮込まれた骨付き鶏を口に含むと、今度は肉と酒の深い旨みに陳皮が爽やかなアクセントを加えているのが分かる。 「飾りっ気なしの、伝統的上海料理。これが、今度の僕の道しるべだよ」とほくそ笑むシェ...
“薪火でしか出せない肉の美味しさに注目です“ 店名の『ヴァッカロッサ』は赤牛を意味し、その名のとおりここでは土佐あかうしを堪能できる。 「シェフは肉に精通していて、肉の焼き加減が素晴らしい。ここでは薪火で焼き上げるので、少しスモークされたような香ばしさがあり、肉の香りにも広がりが出ます。イタリアの赤ワインがどんどん進みますね」 ■プロフィール 大森由紀子/料理研究家。 メディア活動のほか、料理・菓子教室“エー...
イタリアンにおいて肉料理「ビステッカ」はシェフの腕が問われるメニュー。火の入り方、塩の加減、余熱でどこまで調理できるか。こちらはまさにそれらすべてがマッチしたビステッカが味わえる最高のリストランテである。 使用する牛は今最も注目されている土佐あかうし。その名の通り赤身に旨さが際立っている和牛だ。そして内観は白一色で統一されて、いかにも異国情緒が漂う。センスのいいお店のセレクトとは、こういうことだろう。...
イタリアでの修行時代、トスカーナで出会ったビステッカの旨さに魅了された渡辺雅之シェフ。以来、理想のビステッカを目指して様々な牛を試していくうち、ようやく見つけたのが土佐のあか牛。 「現地の味を上回る味に感動した」そうで、なんと渡辺シェフ、人気店だった「ヴェッカッチャ」を閉め、店名も「ヴァッカロッサ」(赤い牛)に変えて2013年に再スタート。そして今、そのあか牛に続き、渡辺シェフの熱い視線が注がれているのは...
肉塊を強火で焼くためにしつらえたというトスカーナ暖炉で、30分ほどかけてしっかりとした焼き色をつけつつも、肉汁を逃さずに焼き上げられたビステッカは、噛みしめるほどに味わいが広がる逸品だ。 “肉焼きの達人”渡邉雅之シェフが惚れ込んだのが、高知県産の「土佐あかうし」。赤身の味の深みと、霜降りのバランスの良さがその魅力だが、年間出荷量は約700頭。 和牛生産量全体のわずか0.2%だというから、まさに稀少で...
肉塊を強火で焼くためにしつらえたというトスカーナ暖炉で、30分ほどかけてしっかりとした焼き色をつけつつも、肉汁を逃さずに焼き上げられたビステッカは、噛みしめるほどに味わいが広がる逸品だ。 “肉焼きの達人”渡邉雅之シェフが惚れ込んだのが、高知県産の「土佐あかうし」。赤身の味の深みと、霜降りのバランスの良さがその魅力だが、年間出荷量は約700頭。 和牛生産量全体のわずか0.2%だというから、まさに稀少で“幻の牛...
もはやハンバーグではない。ステーキである。 まずは切ってみてほしい。食欲をくすぐる色合いに焼き上がった、肉のかたまりにナイフを入れる。すると刻まれた肉片が、こぼれ落ちる。 店名さえも「赤牛」(=ヴァッカロッサ)としてしまったほど、渡邊雅之シェフが惚れ抜いた土佐あかうしを、粗く刻み、網脂で包み、薪火で焼き上げているのである。 切ったハンバーグを食べる。焼けた香ばしさに続いて、猛々しい肉の香りが広がり、奥歯でぐっ...
いつも賑わう赤坂サカスを1本奥に入った、閑静な赤坂・円通寺通り。そんな大人が集う場所にひっそり佇むのが『鉄板焼 さとう』。 半地下の入り口をくぐると、木材やレンガを使った趣のある内装に、鉄板を囲うカウンター。その向こうでは気さくなシェフの華麗な手捌きが楽しめる。...
『Wakiya一笑美茶樓』をランチで利用するなら、ぜひ一度は「とっても辛い担々麺」を味わってほしい。容赦ない辛さが襲うが、食べた人誰もがファンになって帰って行くのだ。 さっそく味わってみると、まず感じるのは自家製辣油が生み出す爆発的な辛さ。唐辛子など15種類ほどのスパイスをブレンドして作られる自家製辣油は、脇屋シェフが担々麺のために開発したものである。...
15歳から料理の道を志した名人、脇屋友詞がオーナーシェフを務めるモダンチャイニーズ。 「料理はもちろん、接客、店内の雰囲気、すべてが完璧。特にフカヒレ上海風煮込みは、誰もが感動するはず。敷居の高さを感じるなら、ランチも充実しているので、軽くランチデートとめかしてみては」と賛辞を惜しまない一軒家レストランだ。...
京都発祥の同店の看板メニューが〝出汁しゃぶ〞。使う銘柄豚へのこだわりはもちろんだが、この鍋の主役はなんといっても〝つけ出汁〞。 昆布・鰹節・煮干しで取った濃厚な出汁に、牡蠣殻や備長炭で雑味を省いたかえしを合わせ、1カ月ほどじっくり寝かせる。そのつけ出汁が運ばれるやいなや、日本特有の旨み成分をたっぷり含んだ豊かな香りに、思わずうっとり。 そこへ刻んだ白ねぎをたっぷり加え、熱を通した豚肉で巻き込むようにして食す。口中を占め...
期待に胸をふくらませていると、まず登場したのが断面の鮮やかなワインカラーがまぶしい「バザス牛のステーキ」だ。フレンチの新店といっても、上品なポーションではなく、がっつりいただけるのがうれしい。 この店のこだわりはフランス産の牛肉。ボルドーから60km南の高級牛肉の名産地バザスで生産される牛で、サシが適度に入る黒毛和牛とは対照的にこちらの肉は一切サシがないのが特徴だ。...