そして今夜、清水が案内してくれた店は、赤坂にある『中国料理たけくま』だった。本格的な中華料理がリーズナブルに楽しめるので、たまに来るという。 麻婆豆腐を食...
刺激は十分だが、しかし辛すぎない、その中道を行くバランス感覚がお見事。卵を多めに使用したコシの強いちぢれ麺にスープが絡み、口の中で辛さとゴマのクリーミさがマッチする...
疲れた…と感じるとなんとなく欲しくなるのが酸味である。酸味と旨みをトロみあるスープに濃縮し封じ込めた酸辣湯麺は、スキだらけで汗をかきつつズルルっとすするの...
今夜は、彼氏の優太と食事の約束をしていた。 赤坂にある『ラ・スコリエーラ』は、二人が付き合う前から通うお気に入りのお店だ。 以前は毎回素敵なお店を調べて予約をしてくれていた優太だが、付き合って1年が経った今では、美貴がすっかりお店の決定権を握っている。 乾杯を終えると、優太がワイングラスを置きながら、話を始めた。 「今月、同期2人が本部に異動になったんだけどさ。話を聞くとそんなに営業成績も良くないのに上司に...
漁船の船長がオーナーを務める店ゆえ、目利きは確かで、仕入れる魚介の鮮度は抜群。それらを使ってシェフの宇賀神圭太氏も、シチリアなどで培い、東京に持ち帰った強い信念で南イタリアの魚介料理を、現地と全く変わらない味とスタイルで供している。もちろんパスタに関しても「南イタリアにないものは作らない」ときっぱり。骨太な心意気が頼もしい。...
南イタリアといえば、思い描くのは紺碧の海。そして魚介料理の宝庫である。ここはそんな南イタリアの海岸地方の料理ひと筋。その徹底ぶりは、メニューに肉料理をいっさい置かないというほどだ。例えば、トリッパというメニューも実は「マグロの胃袋」という徹底ぶり、そしてこれが美味。 オーナーの服部優希さんは漁船を所有する現役漁師。目利きの服部さんが選んだ魚を、シェフが南イタリアのスピリットを最大限に伝える料理に仕立てる。この...
東京の韓国料理店の草分け的存在として知られる『草の家』。焼肉の〆に多くの常連がオーダーするのが、自家製手打冷麺だ。 〝純韓国料理〞にこだわるとあって、麺も咸興から仕入れるサツマイモの粉を使用。茹であがった麺は冷水にさらし、よく揉むことでプチッと小気味のよい食感に仕上げる。 牛すじや香味野菜を5時間かけて煮込むスープには韓国料理に使われる香木や唐辛子の種を加えて深みのある味わいに。涼感あふれる本場の味に心が満たされる。...
お食事会は、赤坂の『キッチャーノ』で始まった。香り豊かな赤身肉が評判のステーキ店だということで、史子の心は早くも踊る。...
「スペシャリータ・ディ・カルネ(=肉のスペシャリスト)」を謳い、生ハムの盛り合わせから始まる肉尽くしのコースを供するこちらの看板料理は、メインのドライエイジングビーフ。熟成庫には国内外のさまざまな銘柄牛の塊肉が並ぶが、常連の間で人気急上昇中なのが今年メニューに仲間入りしたバザス牛だ。...
見よ!この美しい肉の断面を! 「今回の肉は22日熟成の褐牛。産地は十勝にある池田町で冬は穀物とか、ワインの産地ですから葡萄の搾りカスを食べ、夏になると放牧されて牧草を食べる。広い土地で、のびのび健康的に育っています。だから性格も穏やか。僕が近づくと牛の方から寄ってきますよ。出産から屠畜まで牧場で行うからトレーサビリティもしっかりしてる。」落ち着いた語り口のシェフ・山縣類氏だが肉に関して話し始めると止まらな...
テーブルから見えるように設えられた熟成庫には、産地や熟成期間の異なる肉塊がずらりと並び、さながら“お肉ミュージアム”。 マイナーだが味のある銘柄牛からメジャーな黒毛和牛やUSプライムまで、多種の牛肉がドライエイジングされている。2015年、新たに仕入れ始めたのが“フランスの神戸牛”ともささやかれている「バザス牛」。 程よい霜降り具合と繊細な繊維がもたらす柔らかさと味わい深さが持ち味に、肉好きの相手も...
テーブルから見えるように設えられた熟成庫には、産地や熟成期間の異なる肉塊がずらりと並び、さながら“お肉ミュージアム”。その“館長”とでも言うべきシェフ・山縣 類氏。 北海道産の褐毛和牛「いけだ牛」や、稲わらで育った島根産の黒毛和牛「たちすずか」といった、大々的に知れ渡ってはいないが味のある銘柄牛からメジャーな黒毛和牛やUSプライムまで、ドライエイジングさせる手腕が素晴らしい氏が、新たに仕入れ始めたのが“フ...
落ち着いた語り口のシェフ・山縣類氏だが肉に関して話し始めると止まらなくなる。 「今日ので22日熟成の褐牛。産地は十勝にある池田町で冬は穀物とか、ワインの産地ですから葡萄の搾りカスを食べ、夏になると放牧されて牧草を食べる。広い土地で、のびのび健康的に育っています。だから性格も穏やか。僕が近づくと牛の方から寄ってきますよ。出産から屠畜まで牧場で行うからトレーサビリティもしっかりしてる。何よりダメージの少ない状...
隠れ家的な雰囲気も好まれる、赤坂の業界人御用達の老舗鮨店。 「落ち着いた雰囲気の鮨屋で離れもあるのでシーンごとに使い分けできます。ランチのにぎりは手頃なので、チカラ飯として重宝しています。出張にぎりもあるのでいつか試してみたい!」(35歳・TBS)...
いつも賑わう赤坂サカスを1本奥に入った、閑静な赤坂・円通寺通り。そんな大人が集う場所にひっそり佇むのが『鉄板焼 さとう』。 半地下の入り口をくぐると、木材やレンガを使った趣のある内装に、鉄板を囲うカウンター。その向こうでは気さくなシェフの華麗な手捌きが楽しめる。...
艶やかに輝くビフテキ、そしてとろりと溶けるバター。眺めるだけで幸せな気持ちになれる『津つ井』の「ビフテキ丼」は、昭和25年の創業時から続く名物メニュー。 ビフテキは網で丁寧に焼き上げられており、柔らかな食感を残すために半レアの状態で供される。特製ダレとバターの相性も抜群で、瞬く間に胃に収まっていく。たまにはこんな丼もあり。...
グルメで知られる作家・向田邦子も愛したという丼がこちら。艶やかに輝くビフテキ、そしてとろりと溶けるバター。眺めるだけで幸せな気持ちになれる『津つ井』の「ビフテキ丼」は、昭和25年の創業時から続く名物メニューだ。 ビフテキは網で丁寧に焼き上げられており、柔らかな食感を残すために半レアの状態で供される。特製ダレとバターの相性も抜群で、瞬く間に胃に収まっていく。たまにはこんな贅沢もいいだろう。...
担々麺は中華料理店だけで食べられるものではなかった! 赤坂のタイ料理店『アナンダ』では毎週金曜日のランチタイムにのみ、「タイ風担々麺」を提供する。辛さと酸っぱさが特徴。...
15歳から料理の道を志した名人、脇屋友詞がオーナーシェフを務めるモダンチャイニーズ。 「料理はもちろん、接客、店内の雰囲気、すべてが完璧。特にフカヒレ上海風煮込みは、誰もが感動するはず。敷居の高さを感じるなら、ランチも充実しているので、軽くランチデートとめかしてみては」と賛辞を惜しまない一軒家レストランだ。...
審査は、全て銘柄名を隠したブラインド方式で行われ、大吟醸A部門(精米歩合40%以下)、大吟醸B部門(精米歩合50%以下)、吟醸部門、純米部門から、それぞれ金賞、銀賞を選考。 受賞マークが施された金賞・銀賞はもちろん、この手のイベントとしては珍しく、出品酒全てをテイスティングできるのだ。日本酒ラバーにとっては、まさに夢のようなイベントだ。...
山形牛を中心に厳選した黒毛和牛を堪能できる品が充実。網焼きとともにオーダーすべきがボリューミィな牛タンのメンチカツのサンドイッチ。(1人前¥800、写真は2人前) テイクアウトも可能なので、お土産かランチ、夜食にもぴったりだ。...
ウチヒラ、チマキ、ハネシタ、クリ、サーロイン。ザッと挙げただけでも、これだけの部位が登場する、驚きのコースがある。それがこの店の誇る「神戸牛づくしコース」。その名の通り、先付から食事まで、全8品揃う料理のすべてに必ず和牛が使われていて、調理法も多彩。焼肉や鉄板焼では語れない、旨さと食感の違いに感動さえ覚えるコースだ。 料理長の斎藤充彦氏は言う。 「ローストビーフを作るならソトヒラが一番美味しい。肉質はしっかりしているんですが肉...
料理長の田中勝さんが惚れ込んだ四国松山から直送する魚、厳選した野菜や特選黒毛和牛。旬の食材をお客のリクエストで自由に食べてもらいたい。そんなフリースタイルがいかにも大人の街・赤坂らしい和食店だ。 料理の味付けは京風。出汁の基本は水の違いにこそ出ると、わざわざ大分から軟水を取り寄せるこだわりよう。その滋味深い出汁はランチにも惜しまずに使われる。ランチ名物の「金目鯛の煮付け」は、目の前で土鍋のふたをパッと開け、ほかほかの湯気と香りに...
店名:「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)」赤坂1号店 住所:港区赤坂5-4-14 最寄り駅:東京メトロ「赤坂駅」7番出口徒歩30秒 営業時間:ランチ 11:00~15:00 ディナー 17:30〜21:00 定休日:日曜 URL:http://www.sgbkt.jp...
凛として冷たく、澄んだスープに沈むグレーがかった極細麺。見るからに涼やかな冷麺は、今や日本でもおなじみの夏の味だろう。 中でも、手打ち麺は、しなやかなコシと引きのある歯応え、そしてスルリと喉元をすり抜ける際の爽快感が身上。そんな手打ち麺の魅力を、いち早く東京に広めたのが赤坂『チョンギワ 本館』だ。創業以来27年、変わらぬ味を守っている。...
豚の背骨とジャガイモを煮込んだ辛い鍋“カムジャタン”は、別名“美肌鍋”と言われるほど肌に効く栄養素が豊富。豚の背骨からコラーゲンが溶けたスープにジャガイモがたっぷり入り、そのジャガイモが含むビタミンCは熱を加えても壊れない性質をもつ。 さらに脂肪を燃焼させる効果のある唐辛子のカプサイシン、疲労回復や食欲増強を促すニンニクもスープに大量に潜んでいるという、カラダにとっていいことづくしの鍋なのだ。食べきれなかったら包んでくれるの...
豚の背骨とジャガイモを煮込んだ辛い鍋“カムジャタン”は『ヒョンブ食堂』がおすすめ。 別名“美肌鍋”と言われるほど肌に効く栄養素が豊富。豚の背骨からコラーゲンが溶けたスープにジャガイモがたっぷり入り、そのジャガイモが含むビタミンCは熱を加えても壊れない性質をもつ。 この鍋は、ビタミンB1の宝庫である豚肉、そして酵素や抗酸化物質が多く含まれる野菜を山盛りに食べられるので、食後は代謝が活発になりカラダがすっきり軽くなる! 燃焼させる...
豚の背骨とジャガイモを煮込んだ辛い鍋“カムジャタン”は、別名“美肌鍋”と言われるほど肌に効く栄養素が豊富。豚の背骨からコラーゲンが溶けたスープにジャガイモがたっぷり入り、そのジャガイモが含むビタミンCは熱を加えても壊れない性質をもつ。 さらに脂肪を燃焼させる効果のある唐辛子のカプサイシン、疲労回復や食欲増強を促すニンニクもスープに大量に潜んでいるという、カラダにとっていいことづくしの鍋なのだ。 食べ...
豚の背骨とジャガイモを煮込んだ辛い鍋“カムジャタン”は、別名“美肌鍋”と言われるほど肌に効く栄養素が豊富。豚の背骨からコラーゲンが溶けたスープにはジャガイモがたっぷり入る。 食べきれなかったら包んでくれるので、好きな野菜を足して自宅で栄養鍋をしなおすのもおすすめ。...
豚の背骨とジャガイモを煮込んだ辛い鍋「カムジャタン」は、別名「美肌鍋」と言われるほど肌に効く栄養素が豊富。 豚の背骨からコラーゲンが溶けたスープにジャガイモがたっぷり入り、そのジャガイモが含むビタミンCは熱を加えても壊れない性質を持つ。 さらに脂肪を燃焼させる効果のある唐辛子のカプサイシン、疲労回復や食欲増強を促すニンニクもスープに大量に潜んでいるという、身体にとって良い事づくしの鍋。 食べ...
赤坂サカス近くにある、小体な和食割烹店。夜は旬の魚を中心にしたおまかせのコースで、狙い目は昼の丼。 「好きなのはイワシ丼。ほかにも穴子丼などがあって、ここのランチが楽しみで午前中の仕事を頑張れます。いつも混むので、13時を過ぎた遅めの時間に行っています」(34歳・博報堂)...
「すみやき料理 はやし」の親子丼は、“日本一”を銘打つ同店看板メニューの、国産鶏のもも肉と卵を使った親子丼だ。 ランチはこの一品のみだが、人気のあまり13時すぎには売り切れてしまうこともしばしば。 古民家の資材を移築した落ち着きのある店内で、ほっこりしたひと時を“飲まずに”じっくり味わいたい。...
「親子丼は飲み物だったのか?と、錯覚するくらいにフワトロ。鶏肉も卵もとにかく柔らかいんです」と、感動しきりなのが、“日本一”を銘打つ同店看板メニューの、国産鶏のもも肉と卵を使った親子丼だ。 ランチはこの一品のみだが、人気のあまり13時すぎには売り切れてしまうこともしばしば。古民家の資材を移築した落ち着きのある店内で、ほっこりしたひと時を“飲まずに”じっくり味わいたい。...
「親子丼は飲み物だったのか?と、錯覚するくらいにフワトロ。鶏肉も卵もとにかく柔らかいんです」と感動しきりなのが、“日本一”を銘打つ同店看板メニューの、国産鶏のもも肉と卵を使った親子丼だ。 ランチはこの一品のみだが、人気のあまり13時すぎには売り切れてしまうこともしばしば。古民家の資材を移築した落ち着きのある店内で、ほっこりしたひと時、“飲まずに”じっくり味わいたい。...