熟成肉を堪能できるパーティープランのコースがひとり¥10,000、フリーフローが¥3,500で税込という明朗会計。 さすがはステーキハウス、フリーフローのワインもこだわりあり。 仲間との会で何の気兼ねもなく夜を楽しめる!...
「ねぇ、龍ちゃんとサトシさんって、学生時代は仲が良かったの?」 映画の後に向かった『37 ステーキハウス アンド バー』での食事中、その発言に僕は思わず杏奈を見つめ返してしまった。...
「彩乃です。青山でOLしてます。」 もう何度となく言ってきたこのセリフを、私は今日も『37 ステーキハウス&バー』で美味しそうな肉汁滴るブラックアンガスビーフを見ながら話している。...
今、僕の目の前で、信じられないことが起こっている。 「恭子、俺と一緒に来ないか?」 “あの男”が、恭子さんの手首を掴んで引き寄せ、彼女の耳元でそう囁いた。 僕は呆然とその光景を見つめながら、つい1時間前の出来事を思い返していた—。 ◆ 「ねえ、君。恭子がどこにいるか知らない?」 セミナー会場で突然背後から尋ねられ、僕が振り返ると、そこには見覚えのある男が立っていた。 ...
女性の結婚率は、35歳を境に急激に下降する。 だがしかし、そんな悲観を抱くことは一切なく、麗しき独身人生を謳歌する女がいた。 恭子、35歳。 彼女が歩けば、男たちは羨望の眼差しで振り返り、女たちは嫉妬する。恭子は一体、何を考えているのか? 外資系ラグジュアリーブランドで働く恭子と、部下の周平。2人を引き離すため、周平の元彼女・瑠璃子は画策を練る。 その頃周平は、恭子とついに距離を縮...
店に到着した恭子さんは、僕の決意と報告を、顔色ひとつ変えることなく静かに聞いていた。 僕の転職先は、スイスに本社を構える、この業界の三大企業と言われるところのひとつだ。アシスタントマネージャーというポストに、年収はうまくいけば200万近くアップ。願ってもない話だ。 それでも恭子さんの足元には到底及ばないけれど、僕と彼女の間にある、天と地ほどの差を少しでも埋める第一歩としては、素晴らしい好条件だと...
奈央は、会社の後輩の紹介で知り合った、29歳の丸の内勤務の損保OLだ。 清潔感と愛嬌はあるが“ふつう”の顔立ち、可愛らしくオシャレな服を着ているが“ふつう”のスタイル、そして、どこか一歩引くような古風さが漂う、真面目で性格の良い子だ。 出身は福岡だそうだが、実家は老舗の和菓子屋を経営しているとのことで、育ちも悪くなさそうだった。 「“ふつう”の子と結婚したい」と本気で言うならば、たぶん、彼...
特別な日だからこそ、エスコートするお店にはサプライズを求めたいもの。かしこまったディナーよりも、明るくカジュアルな雰囲気を好む二人には広大な店内で思い切りクリスマスムードで賑わう『37 ステーキハウス&バー』がおすすめ。 けやき坂を見晴らす『37 ステーキハウス&バー』のクリスマスディナーは、ボリュームたっぷりのステーキをシェアして楽しむコース(¥14,040)。赤味と脂身のバランスがほどよいブラックアン...
コカ・コーラを頂いたあとには、ハンバーガーなんていかが? イベント会場の六本木ヒルズから目と鼻の先にあるステーキハウスがこちら。熟成牛のプライムステーキとハンバーガーが人気の店だ。 看板の「35日間熟成ブラックアンガスビーフ」は、産地オーストラリアで21日間熟成し、さらに14日間、摂氏2、3度に調整された店の熟成庫でエイジングされたもの。熟成中はドリップが付着するサラシを毎日替え、黒く変色した脂や表...
コンセプトは「本物のプライムステーキを堪能できるステーキハウス」。その通りに極上のステーキが味わえる。ウェイティングバーのドリンクも充実。 ※2015年11月追記 現在販売中の価格や商品と異なるは場合がございます。...
プライムステーキがウリのこの店の熟成牛は、ある種の“媚薬”だ。あの味わいを思い出すだけで唾液が充満して、たまらなくなる。何故、ソルト&ペッパーというシンプル極まりない味付けで、赤身肉に恍惚とするほどの旨み、豊かな風味、口当たりの柔らかさが生まれてくるのか――。 看板の「35日間熟成ブラックアンガスビーフ」は、産地オーストラリアで21日間熟成し、さらに14日間、摂氏2、3度に調整された店の熟成庫でエイジング...
西麻布の『カルネヤサノマンズ』は2007年に神楽坂でオープンした予約の取れない肉イタリアン『カルネヤ』のオーナー・高山氏と静岡で1914年に創業した熟成肉の卸問屋『さの萬』がタッグを組んだレストラン。この情報だけでも肉好きの期待は高なるだろう。 店に入ってまず目を奪われるのは、身の丈以上もある大きな熟成庫。その中で塊のままオブジェの如く陳列されているのは全て稀少な『さの萬』謹製の熟成肉。見ただけでこれから食べる楽しみと高揚感...
ドライエイジングビーフのパイオニア・高山氏が、2007年に神楽坂でオープンした、人気の肉イタリアン『カルネヤ』と、静岡で1914年に創業した熟成肉の卸問屋『さの萬』がタッグを組んだ店というだけあり、肉好きの間でも話題のレストラン『カルネヤサノマンズ』。 塊の熟成肉がずらりと並ぶ大きな熟成庫を見れば、これから食べる楽しみと、高揚感が押し寄せる。 同店の名物が「さの萬 熟成牛のパレルモ風カツレツ」。 特徴は油で揚げず...
夫は既に出社していた。毎朝マキコが起きる前に家を出て、夜は寝静まった後に帰宅するか、帰宅して寝ているかだ。 夫とは、もうずっとまともな会話さえしていない。旅行に行っても2日も一緒にいれば相手に嫌気がさして罵り合いが始まってしまう。たまに顔を合わせ、食事をし、気まぐれに2人でスパなどに行く。あとはお互いの生活がある。 マキコはそんな生活に、落胆も絶望もしていなかった。 ーマキコちゃん。今夜は...
まわりの人までハッピーにさせる天真爛漫な笑顔がトレードマークの河北麻友子さん。ニューヨークで生まれ育った彼女が、ハンバーガーに夢中になったのは、意外にも、つい最近のことなんだとか。 「アメリカには16歳まで住んでいましたが、当時はあまりなじみがある食べ物という感じではありませんでした。日本でハンバーガーを食べたときにあまりの美味しさに感激して。仕事がオフの日は、テイクアウトして家で食べることもありますよ」...
今年上半期、肉ラバーの関心を最も集めた一軒といえばここ。西麻布『カルネヤサノマンズ』だろう。 予約の取れない神楽坂のイタリアン『カルネヤ』の高山いさ巳シェフと熟成肉のパイオニア的精肉店『さの萬』のコラボレーションと聞けば、それも合点がいく。 店に入って、まず目を奪われるのは、身の丈以上もある大きな熟成庫。その中で、塊のままオブジェの如く陳列されているのは全て稀少な「さの萬」謹製の熟成肉というのも圧巻...
光る銀のトレイに、シンメトリーに並んだ料理はすべて、高山いさ己シェフの“十八番”である「熟成肉」を使ったもの。まず中央のグラスには、塩漬け熟成肉のデミグラスソース和えとアボカド、トマト、玉ねぎムースが美しく重なる。 続いて、クレープ包みの中身はラグーとベシャメルソースと卵黄。その隣には、熟成により官能的な食感へと変貌を遂げたタンのステーキに、熟成肉入りのガーリックライスwithシラス。 そして「スピ...
「ほら! 肉の表面にあぶくが出ているの、見えますか?」 最新鋭のロースターで焼かれ、極上のステーキへと変貌を遂げつつある肉の断面をこちらに示しつつ、シェフの高山いさ己氏が一言。氏曰く、熟成の状態の良い肉ほど、焼いている途中でこの泡が出るのだという。 高山氏が、自ら肉の熟成を手がけ始めたのは2000年頃。確固たる理論があったわけでもなく、「ドライエイジングビーフ(以下DAB)」という単語も知らなかったが「試し...
『ル・セヴェロ』の本店は、パリNo.1ステーキの名を欲しいままにする有名店。 人気の理由は、オーナーのウィリアム・ベルネ氏が手掛ける熟成肉の完成度の高さにある。酪農家の家に生まれ、精肉店で経験を積んだ後に飲食業界へ入ったベルネ氏は、肉のすべてを知り尽す、真の肉のプロフェッショナル。 そんなオーナーの熟成牛への情熱を受け継ぎ、日本へと上陸したのが今回紹介する西麻布店なのだ。...
「物々しいというか、猛々しいというか。そんな味わいがいいんです」。エグゼクティブ・シェフの柳瀬 充氏にバザス牛の魅力を聞くと、意外とも思える表現が飛び出した。が、ひと口食べれば至極納得。あふれ出る野性味に、こめかみまで刺激される噛み応え……。肉を食べている実感が心から湧いてきて、つい「参りました!」と両手が上がる(実際は、手が止まらないのだが)。...
「お肉の焼き加減は、シェフにお任せください」。メニューに赤い文字で記されたこの一文に、この店の矜持がにじむ。それもそのはず、1987年、ウィリアム・ベルネ氏がパリ14区にオープンして以来、熟成肉の名店として名を馳せる『Le Severo』の名を冠することを許され、東京店としてオープンしたのだから。...
ここ数年日本を席巻している“熟成肉ステーキ旋風”。昨年秋“世界一の肉屋”といわれるパリの『ユーゴ・デノワイエ』のオープンで、肉シーンの盛り上がりは最高潮になるとともに、一旦落ち着くかと思われた。 が! 今年4月、その落ち着きを吹き飛ばす新たなトピックスとして、“パリでもっともおいしいステーキ店”と称される『ル・セヴェロ』が日本初上陸! 肉界隈の盛り上がりはさらに加速しそうだ。...
「いやーさっむいなぁ...ん?」 金曜21時の広尾駅。 駅隣のコンビニを出てきた瑞希は、右手に晩酌用のビール(Netflixのおともである)、左手にトイレットペーパーをぶら下げている。 ふと目を上げると、友人・亜美が一人の男と手をつなぎながら目の前を通り過ぎるところだった。 ―なーんだ亜美、彼氏居たんだぁ。 すらりと背の高い亜美の横に立っても頭一つ以上抜けている彼は、ちらりと横顔が見えただけだがな...
名物ともいえるのが、芸術とも呼ばれる美しい仕上がりのオムライス。その見た目の美しさから、スプーンを入れるのがためらわれるほどの玉子焼きは、赤ちゃんのもち肌のような弾力でプルップル。 ぎっしりつまったチキンライスの具はシンプルで、たまねぎ、ピーマンに、食べ応え抜群のゴロとした大きめ鶏肉。口の中に入れたときに鶏肉に当たると、小さな幸せを感じる。 ライスの味付けはケッチャップとウースターソース。たまご自体に味付けはなく、フレ...
昭和っぽい洋食屋は高垣さんの定番。 外苑西通り付近から牛坂上の住宅街への移転を経て、23年間西麻布で洋食を提供する人気店『麻布食堂』がお気に入り。 「閑静な住宅街にポツンとある『麻布食堂』には、ひとりでも行っちゃいます。お子様ランチが大人版になったような昔ながらのハンバーグが大好きで。名物のオムライスも、しっかり火の通った懐かしいタイプで美味しいです」...
「…あんな素敵なお医者さんと26歳で結婚するなんて。私だって、フライト後の疲れた体にムチ打ってお食事会いってるのにな」 モヤモヤを全部吐露するなんてできな...
実家から東京に戻ってからというもの、私を悩ませるのは異常なまでの食欲と睡魔だった。 日曜のお昼に、新居から近い『アンティキ・サポーリ』で、次から次へと出される...
昌幸さんに出会ったのは、西麻布の交差点にほど近い『アンティキ・サポーリ』で開催された食事会だった。 食事会と言っても、よくある男女の出会いを求め...
実可子に出会ったのは、西麻布交差点近くの『アンティキ・サポーリ』で知り合いが開催した食事会だった。 食事会と言うよりも、皆で楽しく飲む会、と言っ...
「あのさぁ、由利。変なこと言ってもいいかな?」 授業のない週の土曜日。咲良は、由利と広尾の『アンティキ・サポーリ』に来ていた。 前菜の盛り...
イタリア人がもっとも信頼しているという格付誌『ガンベロロッソ』で、2000年より連続して最高評価を受けているレストラン『アンティキ・サポーリ』。イタリア国...
広尾の『LA TERRE』に現れた深山は、写真で見るより少しふっくらしていたが、そんなこと少しも気にならないくらいスマートな男だった。 品よくスーツを着こ...
この道30年以上のベテランシェフがふたり体制で営むという贅沢なフランス料理店『ラ・テール』。シャンデリアが煌めくゴージャスな客席に面したオープンキッチンでは、金子満...
「港区女子が求める見栄えの良さ・特別感など全てが揃っている店。経験値が高い麻里奈のハードルは高いですが、その分彼女が求めるニーズをよく熟知しておくこと...
この道30年以上のベテランシェフがふたり体制で営むという贅沢なフランス料理店『ラ・テール』。 シャンデリアが煌めくゴージャスな客席に面したオープンキ...
「真由子ちゃん、こっちよ」 待ち合わせ場所の『ル・クラビエール有栖川』で、妙子がこちらに手を振っている。...
「デートのおすすめは?」という質問に「パークハイアットの『ニューヨークバー』は、医学生時代に女性を落とす定番スポットでした」と笑う、大岩さんも現在は3児の父。 ...
オーナーの吉田正俊氏は『カンテサンス』など名店でサービスに従事してきた美食のプロ。 その経験を生かし、ここでは20種のお酒を少しずつと、それぞれに合...
【今週の港区おじさん】 名前:秀樹 年齢:38歳 職業:IT関連会社経営 好きな店:『ジ イノセント カーベリー』『ル・クラビエール 有栖...
まるで時間の感覚がなくなる店である。めくるめく20のマリアージュが、面白い舞台をみているかのようにエンターテイメント性があるのだ。オーナーの吉田正俊氏は『...
カンテサンスで初代支配人を務めた吉田正俊さんが、自分の店を開け、腰を据えたと耳にした。旧テレ朝通り沿いの古いマンション地下。「こんな場所に?」と惑いながら...
英玲奈との初デートの店は、女性が喜ぶ『erba da nakahigashi』にした。案の定、彼女はとても喜んでくれていたようだ。 そして話は、お互いの恋愛の話になった。 「英玲奈ちゃんは、どのくらい彼氏いないの?」 「半年くらいですかねぇ。拓海さんは?」 「僕は3ヶ月前くらいかな」 「聞いてもいいならば・・・どうして、別れちゃったんですか?」 理由は、明確だった。その子と、結婚生活を共にしているイメー...
最初は、全然相手にされないだろうなぁ、なんて思っていたが、何故か私のことを気に入ってくれたようで、すぐにデートの誘いが来た。 しかし、『erba da nakahigashi』でのデートで、私は早速心を打ち砕かれる事になる。 「英玲奈ちゃんは、どのくらい彼氏いないの?」 「半年くらいですかねぇ」 半年前に別れて以降、ピンと来る人がいなかったが、拓海は会った瞬間から何かが違った。 「拓海さんは?」 「...
デート前日の夜。絵文字も何もないシンプルな内容と共に送られてきた店情報を見て、私は一人で心を躍らせていた。 明日のデート相手は、食事会で出会った31歳の亮介。 外資系証券会社勤めで家は青山一丁目。幼少期を海外で過ごしていたため語学堪能、高収入な上に見た目も洗練されているという、典型的な港区男子だった。 —彼が好きそうな“いい女”感が溢れる雰囲気でいこう。 そう意気揚々とデートに挑んだ...
西麻布の野菜を主体にしたイタリア料理店といえば『エルバ ダ ナカヒガシ』。 こちらのスペシャリテである、「ミネストローネ」は、プレゼンテーションが実にユニークと評判だ。 コースの途中で、コーヒー用のサイフォンが用意され、上には乾燥させた端野菜、下には出汁を注ぎ、火を付ける。パルメザンの皮や生ハムからとった、濃厚でコクのある出汁がベース。 フラスコ内の気圧変動を利用して端野菜の香りや味わいを抽出...
「それでね、僕はタイでも事業展開したいんだよね。今さ、前よりだいぶマンション価格下がってるし、買い時だと思うからさ。」 「・・・へぇ、すごいですね!タイでもお仕事出来たら楽しそう。」 ータイのマンションとか、明らかに今供給過多じゃない・・・?今買うって、大丈夫・・・? 楓の心の中はクエスチョンマークだらけだが、ここで心に浮かんだ疑問を正直に口にすればまた、「何でもかんでも議論したがる女」に...
「麻里ちゃん、今日は忙しい中、時間を作ってくれてありがとう」 西麻布の『エルバ・ダ・ナカヒガシ』のカウンター席に案内されると、浩一は笑顔で麻里を迎えた。 目立つイケメンではないが、顔の造りは癖がなく、高い鼻筋と綺麗な歯並びは前回初めて会ったときも好印象だった。 ネイビーの麻のシャツにジーンズという私服もシンプルで品が良く、程よく落ち着いた大人の雰囲気がある。 「こちらこそ、ありがとう...
「農家さんには本当に助けられています」。爽やかな笑顔で語るシェフの中東俊文氏。現地にもよく行くか尋ねると「もちろん!」と即答。 「行って直接、お話をしなければ、その食材の活かし方はわかりませんし、料理も考えられません」。...
炭火焼とワインを楽しめるビストロ『レ・ビノム』の姉妹店、西麻布の住宅街に潜む隠れ家一軒家『びのむ』。 供されるのは、前菜とおでん、土鍋で炊き上げる季節のご飯とデザートで構成する「おまかせコース」(8,400円~)のみ。多彩なおでんから自分好みの5つを選択することが出来、自分好みのコースを組み立てられる。 とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年前の開店以来注ぎ足されているもので、口...
炭火焼とワインを楽しめるビストロ『レ・ビノム』の姉妹店、西麻布の住宅街に潜む隠れ家一軒家『びのむ』。 供されるのは、前菜とおでん、土鍋で炊き上げる季節のご飯とデザートで構成する「おまかせコース」¥1,0800と「すっぽんコース」¥14,040のみ。多彩なおでんから自分好みの5つを選択することが出来、自分好みのコースを組み立てられる。 とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年前の開店...
炭火焼とワインを楽しめるビストロ『レ・ビノム』の姉妹店、西麻布の住宅街に潜む隠れ家一軒家『びのむ』。 供されるのは、前菜とおでん、土鍋で炊き上げる季節のご飯とデザートで構成する「おまかせコース」¥8,400~のみ。多彩なおでんから自分好みの5つを選択することが出来、自分好みのコースを組み立てられる。 とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年前の開店以来注ぎ足され...
ここ最近、デートのチョイスとして選ばれる機会がじわじわ増えてきている、“おでん”。西麻布でおでんを楽しむなら、もちろんデートで訪れたい。 フレンチと和食を経験したシェフが織り成す、ここでしか味わうことのできないおでんを、ワインやシャンパンに合わせて楽しむ隠れ家『びのむ』。 供されるのは、メインがおでんというコース料理のみ。とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年...
真夏の陽射しで身体がなんだかお疲れ気味・・・。そんな時には、敢えてのおでん♥ じっくり煮込んで味の染みたおでんが疲れた心身を癒して体力回復。 おでんは冬の代名詞という人も、真夏におでんはアリなんです!!東京駅直結、アクセスも抜群な「黒塀横丁」にあるおでん屋『羅かん』。 こちらでは関西風塩味ベースの「出汁おでん」と、合わせ味噌の「味噌おでん」、2通りの楽しみ方が出来るのが魅力の1つ。 「出...
供されるのは、メインがおでんというコース料理のみ。とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年前の開店以来注ぎ足されているもので、口に含めばタネの味わいと共に、スープの香と旨みがブワッと広がる。 柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。タネは季節ごとに変化するが「まだまだ試してみたいタネはある」と店主・野尻氏は意欲充分。進化し続ける『びのむ...
『レ・ビノム』の姉妹店。こちらは、おでんとワインを謳い、住宅街の路地を入った一軒家を舞台に、オーナーソムリエの徳原誠氏とシェフの野尻晴雄氏が供す。料理とおでんで構成するコースは8,400円~。...
伝統のイタリア料理をベースにしながら、田淵 拓シェフのアイデアを加えモダンなスタイルで提供。 この日清野さんが食べたのは、黒にんにくを練りこんだパスタに蛍イカのペーストを合わせた一品。「美味しい」と完食!...
ああ、この人モテるだろうな。孝太郎と初対面し、真子はすぐにそう思ったという。 「見た目も素敵だし、何よりサービス精神があってすごく楽しいの。駐在中に出会えたのがラッキーだったと思う。東京にいたら、きっと目ざとい女の子たちがすでに捕獲しちゃってたと思うから」 来月、東京に戻ったらまた会おう。ワイワイと楽しく過ごした後、そんな口約束をしてその場は別れた。 真子は彼からの連絡を、過度な期待をしないよう自分に言い聞か...
「えっ。海外進出、ですか…?」 『サッカパウ』で社長と食事をしながら、莉央は驚いて尋ね返した。 「そう。ノエミーを立ち上げた時から、このブランドの海外展開が私の夢だったの。もっと言えば、日本のファッションの魅力をもっと海外に伝えたい、っていうのが若い頃からの夢なの」 社長がそんなことを切り出したのは、ワインペアリングのコースが後半に差し掛かり、メイン料理が運ばれてきた頃だった。...
西麻布の交差点から徒歩3分。朝まで人通りが絶えないこの周辺は、正直なかなか足を踏み入れるのを躊躇ってしまう店も多い。 そんな中、地下という隠れ家にも関わらず、クリエイティビティ溢れる空間が人気のイタリアンが『サッカパウ』だ。 地下へ続く階段を下りる途中に目に飛び込んでくるのは、鮮やかに輝くブルーのネオン。ここからワクワクする大人の時間がスタートする。...
−数日前− あの夜、『サッカパウ』を出たのは23時前。 この日は月曜日でまだ週頭だったから、二軒目は行かず大人しく帰ろうということになった。 「彩花の家、目黒だったよね?家まで送るよ」 洋平くんはそう言って、西麻布交差点を走るタクシーに手をあげる。 初回デートの時は店が恵比寿で、洋平くんは家まで徒歩だったから、私はひとりタクシーで帰った。 2回目は昼デートで、お互い次の予...
運よく当日入れた『サッカパウ』のカウンターに、私たちは並んで座った。 包み隠さず本音をぶつけたからだろうか。隣に座る洋平くんとの距離が以前より近く感じて、私は密かに心をときめかせる。 −彼女と別れたの…? 泡で乾杯した瞬間から、私の聞きたいことはそれだけだ。 しかし自分から切り出すのは品がない気がして我慢していると、洋平くんはコース中盤、パスタが登場したタイミングでようやく口を開いた...
「このクルマ、初めて見た!かっこいいね♡」 ユリは僕の新車である真っ赤なシビックに乗って、ご機嫌な様子だった。 僕がこのクルマを知ったのは、駐在しているときだ。 慣れない駐在生活で苦戦しているとき、日本車が久々にアメリカでカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したとニュースで知り、なんだか勇気をもらったのだ。 そして帰国してからすぐ、日本で発売したばかりの新型シビックを購入した。周りには海外メ...
「クリエイティブ・イタリアンとワイン」を標榜し、「今をたのしむ空間」を提供する今、話題のリストランテ。伝統料理を田淵シェフのオリジナリティで華麗に昇華。 堂々たるオープンキッチンに、田中氏も「レストランに入ってから帰るまでがひとつの料理。この時間も一種のプロダクトで、赴かないと味わえない」と絶賛。...
店は、西麻布にある『サッカパウ』にした。 以前接待で連れてきてもらったのだが、その時に食べた「イカスミのタリオリーニ ゲソのラグーソース」が忘れられなかったのだ。...
和樹に指定された『サッカパウ』は前から気になっていたお店だった。クリエイティブ・イタリアンと呼ばれる斬新で美しい品々。女性ならば嫌いな人はいないだろう。...
西麻布の交差点から徒歩3分。朝まで人通りが絶えないこの周辺は、正直なかなか足を踏み入れるのを躊躇ってしまう店も多い。そんな中、地下という隠れ家にも関わらず、一度足を踏み入れれば、クリエイティビティ溢れる空間に癒されるお店がオープンした! 2016年6月1日のオープン以来、既に話題になりつつある『サッカパウ』だ。人気の秘密をさっそく紹介していこう。 地下へ続く階段を下りる途中に目に飛び込んでくるのは、鮮や...
「だって、今年30歳になるんだよ?!」 高史に向かって、麻里子は大きな声を出してしまった。 ―こんな話がしたかったんじゃない。 うつむいて、涙が出そうになるのをぐっとこらえる。 今日は、高史がシンガポール出張から帰ってきて、久しぶりのデートだ。西麻布の『サッカパウ』でペアリングを堪能しながら、せっかくの時間を楽しく過ごしたかったのに、気付けばケンカになっていた。 原因は、最近事...
当初英里は、自分を好きだと言ってくれる男に甘え過ぎるのはどうかと思っていたが、きんちゃんの偉大な包容力は、そんな不安も消し去ってくれた。 予定通り英里が観たかった映画「ラ・ラ・ランド」を六本木ヒルズで鑑賞し、『サッカパウ』のアート感溢れるクリエイティブなイタリアンを堪能する頃には、親しい友達か、あるいは本物の父親に感じるような安堵感すら持ち始めた。...
あの食事会で、春馬があゆみに会うのは2度目だった。 西麻布の『サッカパウ』で、後から来た女性たちの中にあゆみの姿を見つけた時、春馬の鼓動は一瞬にして早まった。 ―なんで、ここに? 春馬の知っているあゆみは既婚者で、だからこんな食事会になぜ彼女がいるのか、春馬はすぐに理解できなかった。 あゆみとの出会いは約1年半前。彼女が勤めるインテリア会社のショップだった。青山にあるそれは、春馬が以...
それは、稀に見る最悪なデートだった。 社内で将来有望とされ、女子社員から注目を集めている男・伊原とのデートは、完全に失敗に終わったのだ。 失敗というよりも、華子が伊原に興味を持てなかった。彼は華子が想像していたよりも派手な生活を送っているようで、ついていけないというのが正直な所だった。 デートの序盤はまだ良かった。伊原が予約していた西麻布の『サッカパウ』は、ペアリングが楽しめるコース料理で...
そう言って、華子に突き付けられたスマホに表示されているのは『NOREN NOREN』。華子も、菜々香に教えてもらって以来、雑誌をめくるような感覚で、移動中の電車でも見るようになったサイトだ。 「で、レストランはどこに行くの?」 菜々香に聞かれて、西麻布の『サッカパウ』と告げると、彼女は言った。 「わお、西麻布で人気のレストランじゃない。それはもう完全にデートだよ」 菜々香は楽しそうに...
「それでは今夜は、楽しみましょう!」 幹事の男の挨拶から、食事会はスタートした。場所は西麻布の『サッカパウ』だ。西麻布交差点からすぐの場所で、地下の扉を開けるとどっしりとしたカウンターがまず、目を引いた。 劇場型レストランのようだが、あゆみたちは右奥の半個室の席へ案内された。 この食事会に誘ってきた涼子に「すごく素敵なお店だから、期待しといて」とは言われていたが、想像以上に素敵なお店で、あ...
ネオンサインに誘われるようにして地下の扉を開ければ、そこはどっしりとしたカウンターが目を引くオープンキッチンの広々とした空間。落とした照明と無機質なインテリアが、今時の劇場型レストランのそれを思わせる。...
西麻布の交差点から程近いビルの階段を下った先に広がる店内は、グレーを基調としたシンプルな空間ながら強い存在感を放つ。 カウンターから望める舞台のような厨房の中心で腕を振るうのは、田淵拓シェフ。イタリアを中心に、ドイツなどヨーロッパで15年間に亘って培った経験と独自のアイディアを掛け合わせ、料理を作り上げる。...
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。 独自の仕入れルートにより上質な肉の希少な部位を数多く取り揃えており、肉ラバーにとってはもはや焼肉の聖地といっても過言ではない程の人気店である。 そんなうしごろの中でも、とくに人気が高いザブトン・特上ミスジ・大判サーロインの国産A5黒毛和牛3種希少部位食べ比べセットが東カレ限定で登場。うしごろ特製のタレと最高級たまごと共に、予約必須の人気焼肉店の味わいをぜひ堪能あれ。...
うしごろ名物ザブトンのすき焼きに、秋の味覚“松茸”を添えて。 とろけるザブトンの食感とあふれる肉汁、心地良い松茸の食感と広がる香り…日本の秋をこの一皿に凝縮!旬の富山産白海老と生食認可店だからこそ提供できるユッケをあわせた、贅沢な逸品。 白海老の甘味と生肉の旨味が、コースのスタートに華を添えてくれるはず。...
〈この間の主な出来事〉 STAP細胞騒動/「笑っていいとも!」放送終了/「アナ雪」大ヒット...
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。 独自の仕入れルートにより上質な肉の希少な部位を数多く取り揃えており、肉ラバーにとってはもはや焼肉の聖地といっても過言ではない程の人気店である。 そんなうしごろの中でも、とくに人気が高いザブトン・特上ミスジ・大判サーロインの国産A5黒毛和牛3種希少部位食べ比べセットが東カレ限定で登場。うしごろ特製のタレと最高級たまごと共に、予約必須の人気焼肉店の味わい...
そのことをきっかけに、前述のように自身のクローゼットを一新。山内さんに相談し、仕事用のスーツから休日のジャケットスタイルまで、“まずは形から”揃えたとか。 「河口湖グループの端っこに入れていただいてからは、経営面でアドバイスをもらったり、人を紹介して頂いたり、ビジネスにつながる出会いがたくさん。企業成長率にも如実にそれは反映されていて、本当に感謝しかないです」 とはいえ、トップクラスの経営者たち...
2011年のオープン以来、『うしごろ』は気合の入ったデートや記念日を祝う場所として多く利用されてきた。 そんな時にここで開けられるのが、“王道中の王道”をいく高級ワインである。 「ワインのラインナップに関しては、あえて誰が聞いても分かるものを多く入れています。お客さまがオーダーしやすいですし、記念日で訪れ方が特別な気分に浸れるはずですから」 と話すのはワインの選定を担当するソムリエの鈴木健太郎さん。...
抜群のプロポーションを誇る平子さん。 焼肉は脂が少なめの部位ではなく、「基本カルビonly。そしてタレの味付けが大事だと思うんです。私はレアな部分が残らないようにしっかりと焼いて、おいしいタレで食べるのが好きです!」...
仮氏1:亮太 年齢:32歳 職業:大手広告代理店 推定年収:1,000万円弱 住まい:赤坂の新築マンション/賃貸・家賃23万円 「亮太と出会ったのは1年位前。向こうの仕事が忙しくて平日は会えないから、週末だけ会うのがいつものパターン。車で迎えに来てくれて『CICADA』でランチしてそのままドライブしたり、打ちっ放し行った後に西麻布の『うしごろ』で焼肉ディナーしたり 。でも向こうが接待ゴルフ入っ...
あと私、焼肉が大好きなんです。多いときは週3で通っています。 だからインスタグラムにアップする写真もほぼ肉。肉の写真ってなぜか、いいね!が多くつくんですよね。昔は肉が好きっていう女子をあまり見かけなかった気がするんですが、最近は多い。肉食女子の流れなのか、本当は好きだけど口にしない隠れ肉好き女子が多かったんですかね? ちなみに牛肉が好き❤シャトーブリアンと赤身があれば必ず頼みます。それから、熟成...
まずはその、知る人ぞ知る限定「トリュフ鍋コース」の全メニューをご紹介しよう! ・前菜:季節野菜のナムル2種、和風チャンジャ ・刺身:リブ芯と生ウニ、自家製ローストビーフ、ハツの炙りたたき、白センマイ刺し ・揚げ物:シャトーブリアンのカツレツ(自家製トリュフ塩) ・サラダ:シェフの特製有機野菜サラダ ・焼肉:エンビツ(特製ソース)、シャトーブリアン(ミルフィーユ仕立て) ・蒸し物:牛テールの酒蒸し...
◆ 「凄かったね、風が出てきたり席が揺れたり!あんなの初めてだよー。」 MX4Dを体験した葵は、リップサービスの「初めて」ではなく、本心から初めての体験を喜んだ。 「ね、観に行って正解だったろ?」 喜ぶ葵を見て、太一は少し得意気だ。ストーリーについてはさて置き、ディズニーランドのアトラクションにでも乗った気分を味わい、東京一だと思うポップコーンを食べたことで葵は十分満足したようだ。 2...
今、最もトレンドで必ずアガる焼肉店の代名詞ともいえるのが、ここ『焼肉うしごろ』。提供される肉の質の高さはもちろん、ワインの品揃え、そしてモダンな内装と、いわゆるデートにもってこいのお店なのだ。西麻布という立地も、“らしい”。 今や1週間に130組のキャンセル待ちが発生しているのも、うなずける。 ボリュームは相当なものだが、変化に富んだラインナップゆえ、飽きずに食べ切れるのもうれしい。お得意のサシがき...
仕事にもようやく慣れてきて、それなりに自信もついてきた今は、遊びも仕事も楽しくて仕方ないんです。 働いたという実感と高揚感で感情が高ぶってれば高ぶってるほど、そのパワーを鎮めるために、夜のテンションも上げていかないと、1日のバランスが保てませんからね。毒を持って毒を制するみたいに、昼間の仕事のアドレナリンを夜のアドレナリンで迎え撃つ感覚です(笑) 仕事が終わって20時から合コンやら飲み会。二次会も、...
銀座店もオープンし、ますます勢いを見せる『うしごろ』の総本山がこちらの西麻布店。提供される肉の質の高さはもちろん、ワインの品ぞろえ、そしてモダンな内装と、いわゆるデートにもってこいのお店なのだ。...
稀少なザブトン、脂ののったサーロインなど、目を瞠るほどの肉が揃う気鋭の焼肉店。特に美しい艶の「極みのタン」は、食感、風味とも最高のひと品。 黒毛和牛の中でも最高級のA5ランクにこだわるだけでなく、カットの仕方などにも気を使い、常に極上の味を提供してくれる。シックな空間も心地よく、接待などにも◎。...
3位は東カレ読者には定番の『うしごろ』でした。西麻布本店から始まり、恵比寿が1店舗目だった『うしごろバンビーナ』がここ数年東京の焼肉市場を席巻。『うしごろ』ブランドでは2014年に銀座に新たに出店しました。 店舗のシックな雰囲気や、コスパが良い!という声が多数挙がりました。 ・オシャレな雰囲気でデートや女子会にも対応できる。(20代後半女性) ・全体的にお肉が柔らかくてとても食べやすい。(30代前...
思い出深いレストランの緊急アンケートを東京カレンダー読者のみなさまから取った結果、カジュアルデート使いで最も人気があったのが、『焼肉うしごろ』でした。西麻布本店から新しめの銀座店、恵比寿にある『うしごろバンビーナ』など、様々な『うしごろ』を思い思いに楽しまれているようです。緊急アンケート結果...
稀少なザブトン、脂ののったサーロインなど、目を瞠るほどの肉が揃う気鋭の焼肉店。特に美しい艶の「極みのタン」は、食感、風味とも最高のひと品。...
地中海マヨルカ島の名物、熟成生サラミ“ソブラサーダ”を『USHIGORO S.』流にアレンジ。 薫香豊かな和牛のタルタルをエゴマの葉、大葉、極上海苔“こんとび”で包んで召し上がれ!香りと旨味が豊かな国産ジャンボマッシュルームに和牛ひき肉を詰めたメンチカツ。 目を見張る断面と、サクッと軽やかな味わいを堪能しよう。...
誌面には、デートにも使えるタレ焼肉の新店情報や、赤身肉にまつわるQ&Aなど、他にも使える情報が盛りだくさん! そしてネット購入なら、雑誌購読が一気に身近になる! 最新号の購入はこちらをクリック! ※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。今月は7/20(土)から。 【ネットでのお求めは、AmazonもしくはFujisanで!】...
そうして、大好物という生肉が勢揃いする牛刺し4種盛りを口に運ぶと、「スーパー美味しい!」と弾けんばかりの笑顔に。 「忘年会にいいかも」「2名でも予約できるんですかね?」と、行きつけリストに新たな一軒として追加した様子だった。...
個室のみ、それも5部屋だけ。最高の肉を、最高の瞬間に食すことができるのが『うしごろエス』。 各部屋に専属の焼き師を配した全室完全個室スタイルで、高級フランス料理のコースのように、プロが焼いた肉を次々と皿に乗せてくれる。焼肉新時代の先陣を切る一軒だ。 オーナー曰く「接待や記念日のレストランとして選択肢のひとつになる焼肉店を、との思いからこの店が生まれた」そうで、ダークトーンでシックにまとめられた店内は...
煙とにおいにまみれつつ、ジョッキ片手にカルビやロースにかぶりつく。ひと昔前まで、焼肉といえばそんな脂ギッシュな男の料理をイメージしたものだ。それが今ではどうだろう。 内装もスタイリッシュなら、扱う肉もA5ランクの黒毛和牛を一頭買い、牛肉を産地別で食べ比べさせたり、タルタルやすき焼きなど牛肉料理と焼肉を組み合わせたり、クオリティの高い牛肉を楽しめる高級焼肉店が増えている。 今や焼肉店は、従来の枠を超え...
お店の主役である黒毛和牛、その品質は当然折り紙つき! 仕入先は、「但馬」の血統を守り続け、専門家の評価も高い「田村牧場」「川岸牧場」という2つ銘柄牛牧場のみに限定。 長期肥育と牝の処女牛にこだわり、大切に育てられた最高級の黒毛和牛のみを厳選して提供してくれる。...
しかし、彼女の発する陽気なオーラや、可愛らしい笑顔に、その日はなぜか妙に惹かれてしまった。 その時食べていた『マルゴット・エ・バッチャーレ』のトリュフが美味しかったせいかも知れない。...
「ここはトリュフを丸ごと原価で購入して削りまくれるという、豪快でユニークなレストラン。料理がすべて美味しく、食事の時間をワクワクさせてくれるお店なので、距離を縮めたい人とぜひ」...
初回のデートを終えてからも、明日香とのLINEのやり取りは3日に1回くらいの割合で続いていた。 —次は、美味しいトリュフを食べに行きませんか? 前回のデートの際に、何となく次のデートの日程を出し合っていたので、2回目のデートもすぐに決まった。 初回でダメだったら、2回目はない。次もあるということは、良い流れと言っても良いだろう。 2回目のデートは西麻布にある『マルゴット・エ・バッチャ...
2年前の吾郎との出会いは、定番だが、食事会だった。 英里は総合商社の一般職として長年勤務しているが、同期の咲子は総合職で活躍しており、顔が広い。食事会には、咲子が誘ってくれたのだ。 「今夜は、メンズもお店も最高よ」 咲子の言う通り、西麻布の『マルゴット・エ・バッチェーレ』にて2対2で開催された食事会はハイレベルだった。...
東京都内のハイスペックな男女たち。 大都会東京で生き抜く彼らの恋愛観、そして結婚観は、一体どのようなものなのだろうか? 人生を左右すると言っても過言ではない、結婚という制度。特に都会では、そんな結婚に対するハードルが年々高くなっている。 一筋縄ではいかない、現代の婚活。他人から見れば羨ましい限りの人生を送る東京人の、結婚に対する価値観、その裏に潜む闇、リアルな実情を覗きたくはないだろうか? ...
「勝負を決める3回目のデートは気合の入ったお店『マルゴット・エ・バッチャーレ』で。トリュフを丸ごと出してくれる店で、トリュフ好きな女性であれば喜ばないはずがない。それだけではないのですが...」 『カンテサンス』と『かんだ』の名店で修行を積んだシェフが生み出す料理は見た目も華やで、女性の心を鷲掴みにできる。...
が、さらに注目すべきは、そのトリュフを受け止める料理。『カンテサンス』と『かんだ』、かの有名な赤いレストランガイドブックが、最高ランクの三ツ星をつけた、フランス料理と日本料理の名店、両方に属したという稀有な経歴を持つ氏が繰り出す料理は、フランスと日本、伝統と革新を自在に行き来しつつも、“どっちつかず”には陥らないところに、氏の力量を垣間見る。 トリュフが旬な今なら、楽しみは増幅すること請け合いだ。...
店名の〝Margotto〞、イタリア語かと思いきや「丸ごと」の意。そう聞けば思わずクスリとさせられるが、そこに込められているのは「トリュフを1個丸ごと楽しんでほしい」という思い。この店では、好きなトリュフを選んだら、自分で好きなだけ料理にかけられるのだ。メニューは、1万5,000円のコースのほかにアラカルトも。 クリーム系のパスタや卵を使った温かい前菜など「トリュフに合わないわけがない!」といった料理もあ...
そこで今回、革新的料理人として名高い“和の鉄人”中村孝明氏と、日本のイタリア料理界を牽引する“現代の名工”片岡護氏のお二人が、惚れ込んだイタリアのロゼワイン「TRAMARI(トラマーリ)」をご紹介。それぞれのお店で味わえるスペシャルマリアージュの一皿とともにその魅力に迫ってみよう。 記事の最後には、トラマーリの特別プレゼントもあるのでお楽しみに!...
「日本酒への関心は、世界市場の方が先行しているのか?!」と思わせるほど盛り上がりをみせる日本酒イベントがある。海外最大級の日本酒イベント「JOY OF SAKE」だ。今年で開催16年目をむかえ、年々その規模は拡大の一途をたどっている。 2016年度は、7月のホノルル、9月のニューヨークにつづき、イベントツアーの最終地・東京開催が11/2(水)開催される。「JOY OF SAKE」に集結する銘柄数は、圧巻の408銘柄!これほど...
「やっぱり、美味しいものを食べてる時が一番幸せだよな。」 口をもぐもぐさせながら満面の笑みでそう言ったのは、自称グルメの翼(26歳)。向かいに座る優香(25歳)は、翼の幸せな顔を見て満足気に笑う。 2人は今日、久しぶりのデートで六本木の『リストランテ アルポルト』を訪れていた。美味しいものを食べる事を仕事のモチベーションにしている翼は、月に2回程、彼女の優香と一緒に「ここぞ」というレストランに行...
「トマトは、ストレートに味を活かすのが最も重要」と片岡護シェフ。約10種の野菜とベーコンを30分じっくり炒め、フルーツトマトベースの甘みと旨みの濃いソースで和える。「修業時代、ナポリでトマトソースにチーズをかけようとして止められた。このままが絶対! 美味しいからと。今はお客さんに自分が言うのさ(笑)」。ごまかしなしの巨匠の味だ。...
牛テールの煮込みのスパゲティ2,520円。アルポルトの隠れた定番メニュー「コータ・ディ・バチナーラ」を、パスタにアレンジしたひと皿。赤ワインのほのかな風味とトマトソースのまろやかな酸味がほど良く調和したソースもマイルドで美味。そして、そのソースをたっぷり吸い込み、柔らかく煮込まれた牛尾がパスタと絶妙に絡まる。味のポイントは、たっぷりのセロリ。食後感は繊細。優しく温かな気持ちになれる佳品。...