人気WEBサイト、FORZA STYLEの干場編集長が「ダブルホルモンが最高!」と賞賛するのは吉祥寺の有名店・肉山の流れを汲む店。同じルートで最良のホルモンを仕入れており、その美味しさを塩ダレでなくシンプルな振り塩で楽しませる。辛過ぎず、驚くほど香り立つ唐辛子を少し付ければ、旨みが変化してまた酒が進む。 中野駅からほど近くにありながら、喧噪からは一歩離れた落ち着いた店で、女性客、一人客も多数。特別メニューを除き全品¥500な...
今どき、都内では珍しい2階建て、一軒家のバーだ。由緒正しきサントリー・パブだから、サントリーの角はボトルキープもでき、単品ではトリスのハイボールなんかも。創業した昭和39年(東京オリンピックの年!)以来、建物も内装も、ほとんど何も変わることなく、当時の空気感を今に伝えている。 そんなお店で提供されるポテサラは、ホクホクの男爵芋を使用し、マヨネーズだって自家製。安価で提供しているシンプルなポテサラだが、手間だけは確実にかけてい...
『ボケリア』という店名の由来は、スペイン東部の街・バルセロナのボケリア市場にある。 国内ホテルや日本一の豪華客船「飛鳥Ⅱ」を経て、在バルセロナ日本国総領事館のシェフを2年間務めた堀江功一シェフが海外滞在中、もっとも心奪われた思い出の地を店名に冠したというわけだ。 同店の料理はスペイン料理をベースに異なるラテン要素を融合させており、仮にジャンル名をつけるならば“ネオラテン”だろうか。...
王道の焼鳥をリーズナブルに提供する中野の繁盛店で、ビターズがメニューに加わったのは半年ほど前。早くも人気は絶大で榎本拓人店長も「塩だろうが、タレだろうが無条件に合う」と絶賛。 その理由は「柑橘の豊かな味わいとほのかな苦味が感じられるからだろう」と分析している。 レモンサワーに強い思い入れを抱く店長自身もファンで、「アルコールの嫌な匂いが全くしないのでウチでは何も手を加えず提供している」とのこと。 試せば、納得。自...
近所にあったらいいな――を実感する街場中華の基本形が、ここ中野にある『蔡菜食堂』だ。いつもニコニコと笑顔を絶やさぬご主人の蔡才生氏は、中国は上海生まれ。20数年前に来日してからは、あの『バードランド』で働いていたこともあるユニークな経歴の持ち主ながら、ご主人自身はあくまでも謙虚。 曰く「私は料理人じゃないからね。この店で作っているのは、上海で普通に食べられている家庭の料理が中心。私が子供の頃から親しんできた味ばかり」だそうで、こ...