スコット・マーフィー氏は独学で日本語をマスターするほどの親日家。そんな彼が来日中に楽しむのはもっぱら和食であるが、友人に故郷の味を紹介したい時訪れるのは、クラフトビールの品揃えでも有名な『デビルクラフト』だ。 目当ては、看板メニューのシカゴピザ。「実はグルメ検索サイトで“ビール”と調べたのがここを知ったきっかけ。故郷の名物があることが分かり、テンションが上がりました」。 シカゴピザの思い出は、いつも賑やか。「小さい頃に...
ボリューム満点のシカゴピザとクラフトビールを堪能できる『デビルクラフト神田店』。1階カウンター奥のタップから注がれるクラフトビールは常時14種。なかでも品川のブルワリーで造られる自社クラフトビールはオーダー必須の逸品。 今年のワールド・ビア・カップで金賞を受賞したという実力派ゆえ、数ある自社銘柄をハーフサイズで飲み比べするのもおすすめだ。...
フクロウのラベルでおなじみ、茨城県の老舗酒蔵「木内酒造」が手がける「常陸野ネストビール」。近年は国内より海外での人気が高いのだとか。直営店では定番銘柄のほか、コラボ限定ビールなど約10種のドラフトが楽しめる。 これからの季節は開放感あるソファ席がおすすめ。オリジナルビールの仕込み体験ができるワークショップも開催されている。...
カウンターの向こうに整然と並んだタップの数は全31。母体が醸造設備会社というだけに、独自の洗浄システムや細やかな品質管理によるできたてのような1杯にこだわりを持つ。 半数以上は毎日銘柄を入れ替えるが、定番の一つがベアードのスルガベイインペリアルIPA。圧倒的なホップのフレーバーと強い苦みを、スパイスがガツンと効いたジャークチキンとじっくり楽しんで。...
今年3月にオープンした、よなよなビアキッチンの新店。こちらは、ヤッホーブルーイング社のドラフトビールを最も多く取り扱う、唯一の公式ビアレストラン。 クラフトビールは、常時11~13種類がそろっており、その場でサーバーから注がれる。長いカウンターはオープンキッチンになっており、ライブ感もいい肴に。 計12種類もの特製ソーセージや名物のローストチキン(¥980~)などは必食。その雰囲気に、思わず食もお酒もすすんでしまう、今...
神田に2016年7月5日にオープンした『くずし鉄板 あばぐら』のコスパが凄すぎると話題になっている。同店はこれまでの鉄板焼きのイメージを覆す、鉄板でもなく割烹でもない、「くずし鉄板」という新しいスタイルだ。 鉄板焼きはちょっとハードルが高いと思っていたアナタ。ぜひ試してみてほしい。予想以上のお得なコースがあなたを待っているのだ!...
『くずし鉄板あばぐら』は、鉄板でもなく割烹でもない、「くずし鉄板」という新しいスタイルで鉄板焼きのイメージを覆したレストラン。 “1つの作品に1つの個性”をテーマに、厳選された旬の食材を使い、常識にとらわれない斬新な料理を目指している。人気のコースは、5,000円でうに、いくら、トリュフなど高級食材が盛り込まれているとあって、連日大人気だ。 その中の逸品、コースの中盤に登場するのが「からすみ蓮根」。シャキシャキ食感の...
今年で20周年を迎える『焼肉トラジ』。この記念すべき年に、トラジはメニューを刷新。パワーアップした料理を堪能すべく、東京カレンダー編集部の食いしん坊6名が訪問。 アルコール片手におよそ3時間(長い……)。トラジの新しい味をたっぷり堪能してもらった。...
神田駅から徒歩30秒というアクセスの良さが魅力。入口には立ち飲みスペースもあり、待ち合わせでの利用も可。「YAKINIKU & WINEを気軽に楽しむ」をコンセプトにしているだけあって、ワインの品ぞろえも豊富。 カウンター席で少人数での女子会を開くもよし、ゆとりある個室でワイワイ騒ぐも良し。シーンに合わせた使い方ができる。スタイリッシュなインテリアや入口に置かれている牛のオブジェも楽しさを増幅させる。...
2010年2月、ランチに登場して以来、今も一番人気の“24時間熟成ラザニア”。ディナーでの要望も多く、夜は裏メニューとして提供。18,000食以上が提供されてきた。 今回、オープン8周年を記念して、ディナーメニューに正式に仲間入りとなった。店舗名:トラットリア カンティーニ 所在地:千代田区神田美土代町11-1 神田KMビルB1F 営業時間:ランチ:11:30~(L.O.14:00) ディナー:17:30~(...
扉の先に広がる、どこかレトロで艶やかな空間。1階のカウンターには、和服の女将が立ちゲストをもてなす。オーナーが呉服店を営むとあって、スタッフは男性も含め皆和服。でも実はワインバーという意外性がまずポイント。 ワインは仏伊のヴァンナチュールを中心に100種ほど。加えて日本酒も揃い、がめ煮から自家製ピザまで気の利いたつまみが食後でも楽しめるポーションで揃うのも嬉しい。路地裏に立つ隠れ家的な佇まいと機知に富む接客には、大人の事情を...
「のぞみ、『味仙』のラーメン食いに行こう」 そう言って笑うのは、忘れもしないあの日の食事会の男性側幹事・真斗(まさと)だ。 私たちは、最近付き合い始めた。 真斗も私も同じ愛知県出身なので、一緒に名古屋グルメを食べ歩いたりしている。 あの夜、内心は真斗に惹かれていたものの、見せかけの友人たちの視線が気になりアプローチできずにいた。 だが後日、どうしても気になって私から連絡し、自然と付き合うようになったの...
名古屋の激辛激ウマなご当地ラーメンといえば、「台湾ラーメン」!その元祖台湾ラーメンを提供するのが『郭 政良 味仙』 東京神田店、神田西口店だ。 看板商品は、もちろん「台湾ラーメン」!「台湾ラーメン」とは、麺の上に秘伝の台湾ミンチ、青ネギ、ニラが乗っているのが特徴。ゴロっとしたニンニクで風味を、輪切りの唐辛子で辛味を主張させている。...
名古屋の激辛激ウマなご当地ラーメンといえば、「台湾ラーメン」!その元祖台湾ラーメンを提供するのが『郭 政良 味仙』 東京神田店、神田西口店だ。 看板商品は、もちろん「台湾ラーメン」!「台湾ラーメン」とは、麺の上に秘伝の台湾ミンチ、青ネギ、ニラが乗っているのが特徴。 ゴロっとしたニンニクで風味を、輪切りの唐辛子で辛味を主張させている。...
名古屋の激辛激ウマなご当地ラーメンといえば、「台湾ラーメン」! その元祖台湾ラーメンを提供する『郭 政良 味仙 東京神田店』が2016年8月にオープンした。 「あの脳天をつくほどの激辛ラーメンを東京でも食べたい!」と懇願していた味仙ファンよ、とうとうその日が来た。2016年8月、東京と秋葉原の中間地点であり、ラーメン激戦区でもある神田駅からすぐの場所に待望のオープンを果たしたのだ!...
静かな通りに突如現れるアジアンな外観。何かと中を覗けば、大勢のビジネスマンが、タイガービール片手に笑い合っている。 本格的なシンガポールの味を求める人々で毎日賑わっているのがここ、『松記鶏飯』だ。今や東京を代表するシンガポール料理店に。...
シンガポール料理と自然なつくりのワインを楽しませるビストロとして注目を集める『松記鶏飯』。軟らかい鶏の胸肉をパクチーとともに食すシンガポールライスはもちろん、脇を固めるメニューも酒場らしいラインアップで足繁く通いたくなる要素が満載。...
小さい頃、「あぁ、ホールケーキを丸ごと一個一人で食べられたら幸せだな。」と思った事はないだろうか? 『近江屋洋菓子店』で販売されている「苺サンドショート」は、すっかり大人になってしまった胃にも、すっぽりおさまりながら、あの夢を叶えてくれる逸品。...
これから春にかけて美味しさを増していくイチゴを味わうのにもってこいのスイーツを販売するのが明治17年創業の『近江屋洋菓子店』。 最近はイチゴと聞くと冬をイメージする人が多いが、本来は4~5月がイチゴの旬といわれている。 見た目のはホールケーキのように円形であるが、直径は約9㎝と食べきりサイズ。これならば、ひとりでペロッと平らげることができるだろう。...
小さい頃、「あぁ、ホールケーキを丸ごと一個一人で食べられたら幸せだな。」と思った事はないだろうか? 『近江屋洋菓子店』で販売されている「いちごサンドショート」は、すっかり大人になってしまった胃にも、すっぽりおさまりながら、あの夢を叶えてくれる逸品。...
「僕にはわかります。西内先生はエンタメ作品でこそ、力を発揮できる方です」 仏頂面の彼女に、そう語りかけた。 甘い物が好きな彼女に合わせて、神田の『近江屋洋菓子店』を打ち合わせ場所に選んだ。ここのイチゴサンドショートを、彼女は気に入るだろうと踏んだからだ。...
実のある美味しいものをお渡しして、みなさんで集まって、会話が弾む要素をお届けしたい。 そんな時は、箱から出した瞬間、歓声が上がるカラフルな『近江屋洋菓子店』の「フルーツポンチ」がいい。 カラフルでおしゃれで手土産にピッタリ。サイズも3種類あり、人数によって選べる。 “品質の良い洋菓子を良心的な価格で”が信念の老舗『近江屋洋菓子店』。毎日市場へ足を運び、一級品のフルーツを仕入れている数少ない洋菓子店...
名古屋発祥の元祖台湾ラーメン『郭 政良 味仙』が東京・神田に進出し、行列で話題となって早8か月余り。まだ1年経たずして、2号店目も同じエリアにオープンした。 並ぶのをあきらめていた方は、今こそ新店が狙い目だ!...
明治以前から、日本ではマタギによって狩猟が行われ、シカやイノシシ、キジなどが食べられてきた。 現代ではなかなか天然素材の定量確保は難しいのだが、各地の猟師と年間契約をして直接仕入れることに実現したのが、ここ『焼ジビエ 罠 神田』だ。 しっかり血抜きされ、寝かせたジビエは臭みなく、シンプルに肉の味を楽しんでほしいからとタレはインパクトを持たせない。...
タワーマンション。略して、タワマン。一昔前は、富裕層や成功者が住むイメージが強かったが、今では物件数も増え、裾野が広がってきている。湾岸から赤坂・六本木などの都心まで、さまざまなエリアにタワマンはあり、エリアによって居住者層も異なるだろう。 2016年の東京でタワマンに住む選択をしている、タワマンラバーたち。彼らはいったい、どのような価値観でどんなライフスタイルを送っているのか。今週は有明に住む芸能事務所の敏腕プロデューサー...
「日本古来のスローフードであるジビエを広めたい」という想いのもと、各地の猟師と年間契約をして直接仕入れる。山わさびや卓上のフルールドセル(大粒の天日塩)を添えて食べるのも旨し。...
門外不出。歴代の店主のみがその調合を知るという割下は、驚くほどすっきりとした味わいの後に、優しい甘みがじんわりと舌に馴染んだ。あんこう鍋といえば、茨城県などでは味噌ベースが主流だが、創業1830年、淡路町『いせ源』のそれはシンプルな醤油ベース。 昆布と鰹の出汁をゆっくりと寝かせることで、丸みを帯びたスープが穏やかに胃の腑に染みわたる。さらにこの醤油ベースの割り下を実現するための肝心な仕事が、あんこうの下処理。...
戦災の影響を受けなかった淡路町のこの一角は、古い建物が残るエリア。天保元(1830)年創業の、このあんこう料理専門店もそのひとつ。都の歴史建造物にも選定され、玄関から座敷まで情緒満点だ。 秘伝の割り下は出汁と醤油で仕立てた上品な味わい。素材を厳選し、ていねいに下処理することで、あんこう本来の味が引き出され、滋味あふれる味わいが楽しめる。...