鮮魚とアヒアマリヨソースを合わせたティラディート2階は求愛を促す赤い壁面...
僕とさゆりの出会いは、ありふれた食事会だった。 勤め先の商社で、同じ部署の先輩である山岡さんが開いた食事会。 商社というブランドは未だ有効らしく、大...
神宮前にあるペルー料理店『ベポカ』へ到着して男性陣を見た瞬間、真理子は目がパチクリしてしまった。一ノ瀬がいたからである。男性メンバーは怜奈とともに幹事...
忙しい彼女と東京カレンダー編集部がやってきた『ベポカ』は、デートで訪れるのにぴったりな“都会派エスニック”の代表格だ。 コロニアル様式を彷彿とさせる...
理沙:女子会で記憶に残っているのは広尾『キッチン』。パクチーが苦手な男性って多くない?逆に女子は好きな子が多いから気兼ねなくベトナム料理を思いっきり楽...
そのコロニアル様式を彷彿とさせるスタイリッシュな雰囲気と、新鮮な生の魚介類やキヌア料理など、珍しくも美味なるペルー料理を堪能できるレストラン。 目に...
そのコロニアル様式を彷彿とさせるスタイリッシュな雰囲気と、オリジナリティが光る本格的なペルー料理が堪能できる『ベポカ』は、デートで訪れるのにぴったりな“都...
先日のデートも終盤。『オカダ』のマドレーヌを目の前に、浩平はこう言った。 「彼女はいる。けど、結衣ちゃんに付き合ってほしいと言おうかと思ってた。けど...
ーやっちゃったなー 『レストランオカダ』でのデートでは、結衣を巡る外資系投資銀行の男との不利に思えた勝負での奇策として、耐えられず「実は彼女がいる」...
黄色い外観が、ペルーの首都リマの街並みを思わせる『べポカ』。料理だけでなく、地ビールや伝統的な蒸留酒ピスコのカクテルを用意するなど、酒も徹底的に本場の味に...
原宿の隠れ家イタリアンバルといえばここ。竹下口交差点を進み、若者で賑わうとんちゃん通りに潜む良店がここ『ソプラソット』。赤レンガの床に小洒落た照明が居心地良い空間。...
イタリアの郷土料理をベースに"MATSUO"風のエッセンスを加えたひとつの作品を作り出したいというオーナーの松尾次郎氏の意思を汲むのは、ピエモンテの星付きリストランテで、セコンドシェフを務めた経験を持つ渡邊秀和シェフだ。日本各地から集まる良質な素材の味を最大限に生かした料理は見た目も美しく、訪れるゲストを魅了する。...
【神宮外苑花火大会】 緑豊かな“都会のオアシス”に、美食をこよなく愛する大人が集う『リストランテマツオ』がある。マツオ流のエッセンスを加えたイタリアンを堪能できるディナーコースは¥7,700からと、意外にもハイコストパフォーマンス。オーナーの松尾次郎さんは「ベースはイタリアの郷土料理ですが、食材使いや盛りつけで特別感を演出したい」と言う。 神宮外苑花火大会の予約は、半年前にすべて埋まるほどの人気だが、通常コースにプラス...
ドシンと鎮座する、姿煮に驚愕。1㎏を超す重量があり、繊維もしっかり。これぞ、メジロザメの尾ビレだ。 極上の極上食材を求め、『小熊飯店』店主・梅本恒久氏に相談を持ちかけたところ、普段はほぼ入手不能な巨大フカヒレの存在が明かされ、今回の誌面登場と相成った。 「今や幻のジンベイザメが最上位。けど、このメジロザメもかなり希少。手に入れたくても年に1、2回しか出逢えません」 アオザメとヨシキリなど、普段からフカヒレ食べ比べの料...
そして、ご夫婦が特別なお祝いのために奮発するのは、千駄ヶ谷の高級中華『小熊飯店』。 「めったに行けないけれど(笑)、フカヒレの食べ比べや上海蟹など、本当に特別なときだけの贅沢ディナー! シェフがとっても気さくで、大好きな『シェフス』出身というところも好きな理由のひとつです♥」...
~時をかけ、新たに、到達した美味しさ~ 場所は北参道。目立たぬビルの地下、看板もなくひっそりと佇むその在り様は、まさに知る人ぞ知る隠れ家レストランといった趣だ。にもかかわらず常に予約で満席。看板料理の上海蟹シーズンには1ヵ月先、通常でも2~3週間先まで満員御礼の日が続くほどの人気ぶり。 それも、現在この店で腕をふるっているのは、2009年に惜しまれつつ店を閉じたあの『メゾン・ド・ウメモト』の梅本恒久...
伝統的なハンガリー料理を広めるため、政府により依頼され誕生した店。ここへ訪れたならば、マンガリッツァ豚のソテーは必ずオーダーすべき。この豚はハンガリーの国家遺産にも認定された“食べられる国宝”と称される稀少な品種。 適度な脂身と濃い赤褐色の赤身が特徴で、火を入れるとしっかりとした旨みが溢れ出る。口に残る余韻をさらに膨らませるのは、厳選されたハンガリーワイン。遙かなるドナウの流れを思わせる、雄大なマリアージュに舌鼓を。...
伝統的なハンガリー料理を広めるため、政府により依頼され誕生した店。ここへ訪れたならば、マンガリッツァ豚のソテーは必ずオーダーすべき。 この豚はハンガリーの国家遺産にも認定された“食べられる国宝”と称される稀少な品種。適度な脂身と濃い赤褐色の赤身が特徴で、火を入れるとしっかりとした旨みが溢れ出る。口に残る余韻をさらに膨らませるのは、厳選されたハンガリーワイン。遙かなるドナウの流れを思わせる、雄大なマリアージュに舌鼓を。...
中南米出身者も太鼓判を押す本格派メキシカンの店。トトポス(揚げたトルティーヤ)にメキシカンビーンズ、アボカド、チーズをのせ、軽く焼き上げたナチョスは、まさにスターターにぴったり。 「コロナ」や「ティファナ」などメキシコの定番瓶ビールとともに楽しみたくなる。...
デートを陽気に楽しみたい、でも、落ち着いた大人の雰囲気も重要という欲張りさんにおすすめ」と紹介してくれたのが、本格メキシカンが満喫できる原宿の老舗。 「誕生日のときなどは、メキシコ人のスタッフが席まで来て演奏までしてくれます。こんなふうにお祝いしてもらえたらサイコー」 彼女との思い出づくりにぴったりだ。...
メキシコ料理のおもしろさは、香辛料とスパイスにある。ことにチレ(唐辛子)は驚くほど多品種で、料理によって使い分けるそう。魚介料理に合うチポトレ、赤いソースならドライなチレ・デ・アルボル、ハラペーニョはフレッシュでオールマイティ、などなど。 S「メキシコ旅行に来たような非日常感のある店内。遅くまでやっているので、残業後の急遽の女子会にも対応可!」...
メキシコ料理のおもしろさは、香辛料とスパイスにある。ことにチレ(唐辛子)は驚くほど多品種で、料理によって使い分けるそう。魚介料理に合うチポトレ、赤いソースならドライなチレ・デ・アルボル、ハラペーニョはフレッシュでオールマイティ、などなど。 そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、ソース。ソフトタコスは3種の味が楽しめるが、料理人は自分のレシピを絶対に公開しない。本場ではオリジナルソースの味を競う大会も開か...
メキシコ料理のおもしろさは、香辛料とスパイスにある。ことにチレ(唐辛子)は驚くほど多品種で、料理によって使い分けるそう。魚介料理に合うチポトレ、赤いソースならドライなチレ・デ・アルボル、ハラペーニョはフレッシュでオールマイティ、などなど。 そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、ソース。肉、魚、野菜、どんな料理にも欠かせないが、料理人は自分のレシピを絶対に公開しない。本場では味を競う大会も開かれるほど。『フォ...
原宿の雑踏を進むと突然現れるグリーンスペース。レストランからもれた灯りが浮かび上がり、おのずと気分が高まっていく。 エントランスを抜けると、2000年世界優秀ソムリエコンクール第3位の石田博がセレクトするワインが並ぶセラー。その正面にさりげなくあるドアの奥では、2人のためだけの個室が待っている。 落ち着いた間接照明とゆったりしたソファで頂く食事は、28歳にして本場フランスミシュランで一つ星を獲得し、ニースに拠を構えるオ...
「理奈がディナーに誘ってくれるなんて珍しい。話でもあった?」 『ケイスケ マツシマ』で食事をしながら、恭子が嬉しそうに顔を輝かせている。 私が恭子を誘ったのは、プレス向けのイベントもひと段落ついて、ゆっくり女同士で話したかったからだ。本題は周平君のことだった。 「うん、あのね。瑠璃子が、周平君と付き合ってるとか言ってるけど、あれ嘘だよね?」 恭子はそっけなく、さあ、と一言だけ言うと、素知らぬ顔でフォーク...
有希たちが勤務する六本木から離れ、竹下通りを越えた閑静な住宅街の中にレストラン『Keisuke Matsushima』は佇む。 コルク・アートが目を惹くエントランスを通り抜け、お決まりの奥の席に有希と慎吾は腰掛けた。すっかり日が長くなり、テラスの上で緑の葉が揺れているのが確認出来る。 有希は、都会のオアシスのようなこの場所が好きだ。ただ、向かいに座る慎吾からは、出来る限り職場から離れたいという意図が...
【シェフズ テーブル】 「ターブル・ドット」――主のテーブル。厨房内にあるガラス張りのこの部屋、実は旧店名『レストラン アイ』開店当初から設置されている。 オーナーシェフ・松嶋啓介氏たっての希望で生まれたこの場所は、彼がニースから戻った時の打ち合わせや作業スペースに、そして特別なお客との食事にも、使われるという。欧米のレストラン厨房内にあるシェフズ・テーブルを意識した、プライベート空間だ。...
『ユナイテッドアローズ原宿本店メンズ館』向かいの『UA BAR』。ドリンクは『フグレン』、フードは『自由が丘ベイクショップ』が監修、というだけでも充分引きは強いが、ここは買い物から爽やかにアペタイムへ持っていけるところが憎い。休日の昼下がりに「買い物付き合って」と軽く誘い出し、口当たりの良いカクテルで夕暮れから酔わせてしまうのは反則だろうか。...
2014年に『UA CAFE』からリニューアルを果たした『UA BAR』の他には無い注目すべき点は「TAILOR-MADE COFFEE AND COCKTAILS」をコンセプトに集まったチームメンバー陣の凄さ!! 「飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり。」とNYタイムズ紙に評された、ノルウェー発の老舗コーヒーバー『Fuglen(フグレン)』が内装とドリンク、コーヒーメニューを監修し、ゆっくりとくつろぐことの出来る大人の空間...
オーストラリア5ツ星プレミアムワイン「シロメィ」の輸入・販売をしている「ワインツリー」が手掛けるレストランがオープン。 シェフには、ルーク・マンガン氏のもとで研鑽を積んだ福田浩二氏(元『Salt』総料理長)が就任。 広大な地で長期飼育されたWAGYU(和牛)をはじめ、うずら、ラム、さらには調味料に至るまで、オーストラリアの食材をふんだんに使い、独自の感性で仕上げる(コース¥5,800)。 ワインは、バロッサ・ヴァ...
ある晩、『ヴィネリア ヒラノ』のカウンターでワインを飲んでいたときのこと。隣に座る若い男性がオーナーの平野博文氏に尋ねた。「なぜイタリアワインを選んだのですか」。答えて曰く、「イタリアワインでない理由がわからない!」ソムリエ界の重鎮・平野氏の「イタリア偏愛」ぶりを表わす名問答だ。 昨年7月、12年続いた『AZ』を移転する形で千駄ヶ谷に『ヴィネリア ヒラノ』をオープン。エントランスを壁で仕切り、パティオを連想させるウェイティングス...
裏原宿にひっそりと佇む老舗中華店『東坡』。中国・大連出身の店主、諏訪漢宙氏が35年前に来日してこの店はスタートした。 いまでは激辛好きなら知らないものはいない麻婆豆腐の有名店として、人気を博している。 お腹が驚かないよう前菜を楽しんだ後に、インパクトが強すぎる「麻婆豆腐」が登場!器に並々と注がれ、表面張力の凄さを感じる。 提供は早いが、実は仕込みで豚挽肉と豆腐、調味料を加えて45分間も煮込んでいる。化学調味料や片栗粉す...
裏原宿にひっそりと佇む老舗中華店『東坡』。中国・大連出身の店主、諏訪漢宙氏が35年前に来日してこの店はスタートした。 いまでは激辛好きなら知らないものはいない麻婆豆腐の有名店として、人気を博している。 お腹が驚かないよう前菜を楽しんだ後に、インパクトが強すぎる「麻婆豆腐」が登場!器に並々と注がれ、表面張力の凄さを感じる。 提供は早いが、実は仕込みで豚挽肉と豆腐、調味料を加えて45分間も煮込んでいる。化学調味料や片...
原宿に、ネットで話題の激辛麻婆豆腐があるのはご存知だろうか? 表面張力がすごいビジュアルと辛さに驚くだけではない。 知られざる魅力が他にもある。今回は、そんな『東坡 (トンポー)』に注目しよう!...
原宿に、ネットで話題の激辛麻婆豆腐があるのはご存知だろうか? 『東坡 (トンポー)』の麻婆豆腐は、表面張力がすごいビジュアルと辛さに驚くだけではない、知られざる魅力が他にもある。 豆腐は、代々木上原で創業83年の太田屋豆腐店から仕入れた木綿豆腐を一晩水切りして使用。器に並々と注がれ、表面張力の凄さを感じながら、豆腐の味をじっくりと堪能してほしい。...