亮介が予約してくれたのは、麻布十番にある『クチーナ ヒラタ』だった。 「こちら、私の友達の彩香です」 紹介された彩香はなかなかの美人で、亮介の嫁にグ...
「こちら、私の友達の彩香です」 食事会の当日。 私と佳菜子夫妻、そして拓海は麻布十番にある『クチーナ ヒラタ』のテーブル席で向かい合って座っていた。...
人は、“麻布十番”という街にどんなイメージを持つだろうか? 港区民が住まうセレブタウン。都内屈指の名店が集まるグルメの街。それとも、庶民的で気取らな...
智美が「そうそう、それ」と言いながら、麻里子のスマホを覗き込んでくる。 小さく音を出すと、イントロの音楽が流れスマホ画面には赤ちゃんが映った。 ...
もし夏バテでも、この店のカッペリーニならするすると入ってしまう。麻布十番で30年近く愛されるイタリアンの名店『クチーナ ヒラタ』。 現在は町田武十(...
約束の日、待ち合わせ場所に指定されたのは麻布十番の『クチーナヒラタ』。 敦子は何度か来たことがある店だったため、久しぶりに会うスタッフに挨拶しな...
今夜のデート先は、お決まりですか? 大好きなあの人の笑顔が見たい!しかし…。 「どこに行ったらいいのだろう?」 「何をしたら喜んでくれる?」...
人間、本当にショックな出来事があると、記憶が飛ぶようだ。 その夜。杏子はふと気づくと、白ワインを片手に、『クチーナ ヒラタ』にて、知樹に熱心に口...
「初回は絶対に外さない、誰もが知っている大定番で攻めます」 まだ相手のことをそこまでよく知らないうちは、何を食べても美味しいことが明確な、定番の...
埼玉県出身のユリ、27歳。大手損害保険会社でエリア総合職として勤務。強い自立心を持った彼女が、彼氏と同棲していた港区を抜け出し、代々木上原という地で、迷い...
「私最近、彼氏ができたんですけど、彼の結婚願望がすごいんですよ。育休とって子育てしたいとか言ってって。今時っぽいですよね(笑)」 そう優子が話出...
昼はプリフィクスコースが4種類、夜はアラカルトを自由に組み合わせて楽しむ気軽なスタイルの『クチーナヒラタ』。 シェフの町田氏は、仕事の厳しさ、調理の...
もし夏バテでも、この店のカッペリーニならするすると入ってしまう。麻布十番で30年近く愛されるイタリアンの名店『クチーナ ヒラタ』。現在は町田武十(たけじゅ...
先代の薫陶を受けた町田武十氏が麻布十番で23年の歴史を誇る名店の味を守る。今回のパスタのように素材の持ち味と食感を活かしつつも一体感ある仕上がりにするため...
新宿の大手百貨店の新システム構築案件を受注し、先方の社長への御礼会食も実施した。これからチームを組成してプロジェクトに入る。私は全体を統轄する事業部長とし...
陽子が愚痴りたそうだったので、2人で軽く夕飯を食べて帰ることにし、『オルソ』に立ち寄った。 「私もすでに結婚している友達何人かいますけど、あそこまで露骨に...
仕事が終わり、麗子に指定された麻布十番の『オルソ』に向かった。この店は地下にワインセラーが併設されており、ワイン好きな麗子とたまに来る店だ。...
新宿の名店『オステリア ヴィンチェロ』の齋藤シェフの監修のもと、南イタリアのマンマの味を予算6,000円から気軽に楽しめる穴場的な店。フードメニューは勿論...
月曜の夜。南美は、大学時代のダンスサークル仲間・茉里奈と秀人を呼び出した。 朝から長く続いた雨が上がり、麻布十番の濡れた路上はゆっくり走る車のライトで光り輝いている。 三人は、『ピッツェリア ロマーナ ジャニコロ』に集合していた。 大学を卒業してから7年。二人とはずっと関係性は変わらない。 話題が何一つなかったとしても「とりあえず会おうか」と言っては平日の夜を共にする。 ただ、この日の議題は決まっ...
名店『サバティーニ』で20余年に亘りローマ料理に携ったオーナーソムリエの渡邊浩氏の想いを凝縮して誕生した新店。 こだわりのピッツァはナポリで100年の歴史を持つマリオ・アクントの薪窯を使って仕上げたローマ風。 具の種類が豊富で食感の軽いピッツァはワインとの相性も抜群。その他、ルーツ農法の野菜などを使った窯焼き料理も豊富。...
看板メニューは薪窯で焼き上げるローマ風ピッツァ。食感が軽く、具の種類も豊富なピッツァはワインとの相性も抜群。そのほか窯焼き料理も豊富に揃う。...
「美緒って、いつもこんなところでランチしてるの?さすがセレブね!」 グランドハイアット東京の『フィオレンティーナ』。 目の前の席では、高校時代の同級生・由美が「芸能人いそう」などと言って落ち着きなくキョロキョロと頭を動かしている。 由美に会うのは、同窓会以来だ。 東京の女子大に進学した私とは違い、由美は一度も地元を離れることなく金沢にいる。 老舗酒蔵の跡取りである彼女の夫が今日から3日間展示会に出...
名前:飯島理子さん(仮名) 職業:パーソナルスタイリスト 年齢:34歳 「今日は、お客さんとお買い物同行に行く予定のお店を、下見してきた帰りなんです」 そう言ってグランドハイアット東京の『フィオレンティーナ』に現れたのは、今回インタビューに応じてくれたパーソナルスタイリストの理子さん(34歳)だ。 スラリと身長が高く華奢な体つきに、色白の肌に黒髪が良く似合っている。スタイリストだけあって、シンプルなス...
グランドハイアット東京『フィオレンティーナ』。 都内屈指のラグジュアリーホテルにあるレストランに、今回の報告者・山下千尋は、さも勝手知ったる様子で現れた。 肩の落ちたトップスにスキニーデニム、Diorの新作ブックトートを携えクリア素材のヒールで颯爽と歩く。席に着くとメニューも見ずに「アイスラテ」とオーダーした。 フリーランスでPRをしているという彼女だが、初対面のこの一瞬で、普段から比較的...
名前:石井拓人 37歳(仮名) 住まい:文京区、沖縄(2ヶ月に1回ほど不定期滞在) 職業:内科医 家族:妻36歳(フラワーコーディネーター、ライター)と子供2人(5歳と3歳) 結婚は何のためにするのか、考えたことがあるだろうか。 「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と、法律上では同居を義務としているが、夫婦の合意があれば別居婚は認められている。 デュアルライフを語...
名前:石井拓人 37歳(仮名) 住まい:文京区、沖縄(2ヶ月に1回ほど不定期滞在) 職業:内科医 家族:妻36歳(フラワーコーディネーター、ライター)と子供二人(5歳と3歳) 結婚は何のためにするのか、考えたことがあるだろうか。 「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と、法律上では同居を義務としているが、夫婦の合意があれば別居婚は認められている。 デュアルライフを語...
友人の遙と『フィオレンティーナ』でお茶をしていた時に、偶然通りかかったのが智則だった。 「あれ?遥ちゃん、久しぶり!」 「あれー智則さん!」 遙の知り合いだという智則はビシッとスーツを着こなしており、明らかに仕事ができそうなオーラを漂わせている。 「よければ、智則さんも一緒にお茶します?あ、こちら友達の夏美です」 「え?いいの?」 「もちろんです!素敵な男性は、いつでも大歓迎ですから...
夏美と出会ったのは、偶然だった。 打ち合わせ終わりにタクシーを拾おうと歩いていると、偶然『フィオレンティーナ』のテラス席で僕の友人がお茶をしていたのだ。 「あれ?遥ちゃん、久しぶり!」 「あれー智則さん!」 そう言って遥の席の方へ行くと、その隣にとても可愛い子がいた。それが、夏美だった。 「よければ、智則さんも一緒にお茶します?あ、こちら友達の夏美です」 「え?いいの?」 ...
昼下がりの『フィオレンティーナ』は平日でも混雑している。 何の仕事をしているのかわからない、自由な風貌の男女がひっきりなしに出入りする。 今回の報告者・紗枝も例に漏れない。アパレルPRをしているというが、今日は仕事がないのだろうか。真っ青なリゾートワンピにサングラスを引っ掛けて登場した。 「この歳になって周りを見渡して思うんですけど…イケてる美人ほど独身のままなの。美人って言っても、そのへ...
昼下がりの『フィオレンティーナ』は平日でも混雑している。 ひっきりなしに出入りしている男女は一様に、何の仕事をしているのかわからない、自由な風貌だ。 今回の報告者・紗枝も例に漏れない。アパレルPRをしているというが、今日は仕事がないのだろうか。真っ青なリゾートワンピースにサングラスを引っ掛けて登場した。 「この歳になって周りを見渡して思うんですけど…イケてる美人ほど独身のままなの。美人って言っ...
「車寄せじゃなくて、エントランスの方にお願いします」 『フィオレンティーナ』でお茶をするため、「グランドハイアット東京」をタクシーで目指す。快晴で気持ちの良い今日は、テラス席でも良いかもしれない。 そんなことを考えながらタクシーを降り、空を見上げてみる。そこにそびえ立つシンボリックなタワー・六本木ヒルズができたのは16年前の2003年。 久しぶりに六本木に来たせいだろうか。いつもは何も感じ...
「ねぇ、菜々子。あんたまだあのカメラマンと付き合ってんの…?」 週末のランチタイム。『フィオレンティーナ』は今日も華やかな男女で溢れている。 およそひと月ぶりに会った学生時代からの親友・佳代が、店員にオーダーを入れるや否や呆れ顔で私に問いかけた。 遠慮も何もないその言い方には、「さっさと別れなさいよ」という苦言が含まれている。 「え…?ああ、うん」と答える私に佳代は大きなため息まで漏...
オーセンティックかつ、旬の素材を生かしたモダンなイタリアンが楽しめる『フィオレンティーナ』からは、ポルチーニ茸とトリュフをフィーチャーしたメニューが登場。 濃厚なシャルドネ種の白ワインや、ライトなサンジョヴェーゼ種の赤ワインとの、今だから堪能できるマリアージュも楽しんで。...
「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」は、イタリアの純粋種であるキアニーナ牛を骨付きで豪快に披露するフィレンツェの名物料理。 Tボーンステーキなので、やわらかいヒレとコクのあるサーロインが一皿に。骨や筋まわりという、普段はなかなか味わえない部位まで存分に満喫することができる。 味付けはイタリア産の塩と胡椒でシンプルに仕上げ。バルサミコ酢やサルサヴェルデといったコンディメントもあるので、自由にアレ...
“真剣にお付き合いしてもらえませんか?” 『フィオレンティーナ』で留美と千春を待っている間も、夏希の頭の中には武田の言葉がリフレインしていた。 カモミールティーなんぞ頼んでみたが、一向に気持ちは落ち着かない。普段なら、少しの空き時間でも社用のスマホでメールやニュースのチェックを欠かさないのに、今日は家に置いてきてしまう始末だ。 こんな風に取り乱したくないという自制心のせいで告白を喜べないの...
名前:真理子 年齢:37歳 職業:美容関連会社経営 年収:2,300万 結婚歴:5年 前夫の年齢と職業:32歳・Web関連会社勤務 待ち合わせ場所であるグランド ハイアット 東京の『フィオレンティーナ』にやって来た真理子は、遠目から見てもわかるほどのオーラがあった。 上質なネイビーのサマーニットに、白のワイドパンツ。エルメスのケリーに、手元にはシンプルながらも存在感のあるジュエリー...
「ほら、廉くんの結婚相手、この子!」 未祐はグランドハイアットの『フィオレンティーナ』で再会するなり、嬉しそうに私にスマホのFacebook画面を見せてきた。...
六本木のど真ん中に位置する『グランド ハイアット 東京』は、東京のアッパー層の人間交差点である。夜はもちろん、その客層は昼も変わらずハイレベルで、港区女子の選民意識を十分に満たす。 特に彼女たちは、人の流れを間近に感じるエントランス隣の『フィオレンティーナ』を好む。一般的な女性が某大手カフェにふらりと入るのと同じ感覚でここを日常使いし、定位置はテラス席。...
グランドハイアットの『フィオレンティーナ』に現れた美香の美しさに、思わず息をのんだ。 美しく整った顔立ちはもちろんのこと、陶器のような白肌が、33歳とは思えない上質なツヤを放っている。一目でそれと分かるブランドの宝飾品を身に着けているが、それらが霞んでしまうほどだ。 店内にいる男性客が、一斉に美香を盗み見ている。その視線の熱量にこちらがドキドキしてしまうが、美香は慣れっことばかりに余裕の微笑みを...
オーセンティックかつモダンなイタリア各地の料理を堪能できる、イタリアン カフェ『フィオレンティーナ』からは、苺をフィーチャーした新作デザートが登場。 その名の通り、ローズヒップを練りこんだパスタ生地でチョコレートを包んだラヴィオリを、苺のスープに浮かべた新感覚の“デザートパスタ”。 ストロベリー味の砂糖菓子を添えた自家製バニラアイスとともにご堪能あれ! 【概要】 提供期間:3/31(土)まで...
サンローランのニットにバレンシアガのパンツ、そして腕には希少性の高いオールブラックのロレックス。 そのスタイリッシュでデザイナー然とした雰囲気が港区の夜にしっくり溶け込む印象だが、意外にも彼の朝は早い。 「毎日8時には出社していますね。オフィスは麻布十番ですが、グランドハイアット東京の『フィオレンティーナ』でPCを開くことも多いです」...
店名:チャイナルーム 住所:港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 6F 営業時間: 【月曜~金曜】 ランチ 11:30~14:30 ディナー 18:00~21:30 【土曜・日曜・祝日】 ランチ 11:30~15:00 ディナー 18:00~21:30 電話番号:03-4333-8785 HP:https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restau...
港区女子にとって『フィオレンティーナ』は、日常的に高級感を味わえる場所。女友達とはもちろん、ひとりでもお茶のために入る。居心地とサービスのよさを考えたら、その費用対効果は港区イチなのだ。...
「久しぶりね」 週末、グランドハイアットの『フィオレンティーナ』。 一人ぼんやりと物思いに耽る沙耶の背後から、聞き覚えのある滑らかな声がした。 振り返ると、ブラックシフォンのロングワンピースに身を包んだ理香が微笑んでいる。 話を聞いてもらいたくて、沙耶が呼び出したのだ。 彼女に対しては複雑な感情があるものの、今、沙耶が置かれた状況を最も理解してくれるのは、同じように予想外の妊娠...
「彼女、可愛いじゃん。ちょっと頭は弱そうな感じがするけど。」 —いや、だから彼女じゃないってば。しかも真衣よりは頭は弱くないはず。 そう突っ込もうと思ったが、面倒なのでもはや返す言葉もなく、黙って見過ごすことにした。 それにしても、会話は筒抜けだし、女性といるだけで彼女だと勝手に噂されるし、やはりこの街は、異常に狭い。 「だから港区は怖いなぁ...どこで誰が見て、聞いてるのか分からな...
転職後は、お給料が増えた分、仕事も一気に忙しくなった。 20代をしんみりと振り返るような時間もなくなり、気づけば30歳は目前に迫っていた。 「せっかくの30歳のお誕生日なんだから、たまにはゆっくり、どこかホテルに泊まってお祝いしようよ」 そんな素敵な提案をしてくれた春斗に対して、私は正直、情熱的な盛り上がりはほとんど感じていなかった。しかし、週に1度のデートは欠かさず、丁寧に築いた二人の関...
—凛子、久しぶりに我が家でホムパするから来ないか? キングの名を手にし、港区で彼を知らない者はいないとまで言われる男・佐藤隆二から久しぶりにLINEが来た。 それは、柔らかな日差しを浴びながらグランドハイアット 東京の『フィオレンティーナ』で、美奈子とシャンパンランチを楽しんでいる時だった。 10年前、佐藤は六本木ヒルズのB棟に住んでいた。 当時は“ヒルズ族”という言葉が大流行してお...
~秘密の隠し味が何なのか?その謎を探るべくお試しを~ イタリアン カフェなのでパスタが何種もあるけれど、通や常連が好むのがこのナポリタン。パンツェッタやチョリソーによる肉の出汁も効いたトマトソースに、生クリームやバターが合わせられこってり甘め。 重要となる隠し味として何かを使っているそうだけれど、それは企業秘密。ただし、それはこのこってりさと関係があるらしい。¥2,400(税サ別)...
これでもかとトリュフを敷きつめたピッツァは、『フィオレンティーナ』の新名物ともいえる逸品。 イタリアから取り寄せたフレッシュな白トリュフと黒トリュフのスライスが惜しげもなくトッピングされた生地を食べると口いっぱいにトリュフの香りが広がり、その後白ワインでも飲めば贅の極み!生地はチーズベースでトリュフオイルも含まれているので土台だけでも十分美味しいほど。 このピッツァを食べること自体がイベントとなるの...
8/1から1週間、毎日更新でお届けしてきた、リアル東カレ女子1週間コーデ。 月曜夜は女子会でハリネズミ男トークに花を咲かせ、火曜夜は六本木で友達の誕生日会と、週前半は飛ばしていたが、水曜夜は広尾のジムでクールダウン。 そして木曜日はケリーとルブタンで気合いを入れて西麻布のお鮨屋さんへ行き、華金は隠れ家レストランで食事からの六本木のシャンパンバーで飲み、土曜日は自分メンテナンスからの食事デート。 ...
デートの待ち合わせが20時って、少し遅いなと思った。さらにその直前にLINEで、「ごめん、仕事がおしちゃってて少し遅れます」と連絡が入る。 初デートなのに…。デートの遅刻はルーズさの顕れのような気がする。仕事じゃしょうがないけど、逆に嫌かもしれない。“仕事で遅刻”は何回も繰り返されそうだからだ。 そう妄想していても、その人、西野さんのキャラはまだ掴めていない。広告代理店勤めの33歳で独身、彼女ナシ、...
グランド ハイアット 東京の『フィオレンティーナ』ではまさに夏にぴったりのメニューが味わえる。 「北海道雲丹の冷製カッペリーニ キャビア添え」は、よく冷えたシャンパンに合わせたいひと品。涼しげなガラスの皿に上品に盛られた冷製カッペリーニの上には、濃厚かつ甘みが強い、北海道産生うにとキャビアを贅沢にトッピング。 生クリームと魚の出汁でさっぱりと仕上げた人気メニューだ。昼間からこのパスタとシャンパンで、...
透くんは2人きりになっても、大勢でいるときとあまり変わらなかった。無口で自分のことはあまり話さず、私にも見えない壁一つ隔てて接しているようでした。 感じが悪いとか冷たいということはなく、あくまで対応は柔らかで紳士的。連絡すれば返事はギリギリ1日以内に返ってくるし、お泊りを拒まれることもなかった。簡単に言えば、草食系男子って言うのかな。 「好き」とか「付き合う」みたいな明確な言葉はありませんでした...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない 。彼氏がいる訳ではないので、複...
ホリデーシーズンのホームパーティーを予定している貴方、もうメニューは決定しましたか? まだ迷っているという方に、これぞ主役間違いなしの豪華”ローストビーフのセット”をご紹介しよう! しかも厳選された素材と、手間ひまを惜しまない調理工程のために用意できるセット数は、わずか20セットの限定販売! 現在、予約受付中につき、気になった方は即行予約がオススメだ。...
日本の夏はどうしてこんなに暑いのか。疲れた身体に冷たい麺が恋しいこの季節。 『グランド ハイアット 東京』にあるイタリアンカフェ『フィオレンティーナ』から夏を乗り切る3種の冷製カッペリーニが期間限定メニューに登場。使用する厳選食材や旬の食材はそのシーズンで1番の状態を見極めて全国各地から集めるという徹底したこだわりよう。清涼感のある華やかな見た目はセンスが光り、食欲増進。つるっと喉越し爽やかな味わいに箸な...
打ちっ放しの後は、一度車を置きに帰ってから、囲炉裏が印象的な、『然(sabi)』に再集合することになった。ディナーのため、健太が先に店の予約を済ませておいてくれたのだ。 美味しい料理と共に、会話も弾む。...
美波との初デートは、ゴルフの打ちっ放しに行った後、一度車を置いてから夜ご飯へ行くというプランにした。 車で迎えに行くと、褒め上手な美波は乗り込むやいなや僕の愛車を褒めてくれる。 「健太さんって、素敵な車に乗っているんですね!」 昨年買ったばかりの新車で、自分の中でちょっと背伸びをしたものの、前から乗りたかった高級外車だ。 「そう?ありがとう。ちょっと頑張ったけど、やっぱり男も30歳になる前に良い車くらい...
ゆう君が指定してきたお店『然(sabi)』は、ゆう君らしいセレクトだった。ちょっと艶やかさもありつつ、でも囲炉裏があって落ち着く店内。 魚介のブイヤベースを囲炉裏で食べられたり、出てくる料理もしっかり楽しめた。...
久しぶりの再会にふさわしい店はどこだろうかと散々考えた挙句、広尾にある『然(sabi)』にした。 この店なら雰囲気も良く、カウンター席の目の前にある囲炉裏で料理を楽しみながら、ゆっくりと会話ができる。 いきなり個室よりも、オープンに会話を楽しめつつも、且つそこまで席数が多くない、半個室のような店が最適だと思った。...
広尾から徒歩10分程の静かな場所に佇む『sabi』は、イタリアンをベースにした本格的な創作料理が味わえる。 木目を基調とした落ち着いた雰囲気の店内には、カウンター12席、テーブル4席のほか、個室を完備しているからデートはもちろん、接待利用も可能だ。 この店の注目はなんと言っても、カウンターの目の前の囲炉裏。この囲炉裏を使っていただくのは、ヨーロッパの技法をベースにイタリアンの要素を取り入れた「創作囲...
私がYESと答えて以降、恋人らしい関係を二人で築き上げていった。週末会える時には会うようにしていたし、毎日連絡は取っていた。 けれども、友人の結婚祝いで木曜の夜に外で飲んでいた時に、ふと気がついてしまったのだ。 「麻紀子、今日は彼氏いいの?」 「うん、平日は忙しいって言ってあるから大丈夫」 「え?そうなの・・・?それってさ、好きで付き合ってるの?前の彼のときは“毎日でも会いたい♡”とか言ってたのに」 友人...
それからしばらく、交際は順調だった。 麻紀子からOKの返事を貰って以降、毎日LINEもしていたし、平日は“仕事が忙しい”という理由でなかなか会えなかったが、週末はお互いの予定が合えば極力会うようにしていた。 例えば、週末に映画デートをして、夜はそのまま『オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店』で食事をしたりと、楽しい時間を過ごしていたはずだった。...
悟との出会いは、22歳の時。 当時、外資系の不動産会社に勤めていた私の同僚は、外国人や帰国子女ばかり。 会社のメンバーはとにかく仲が良く、まるで大学のサークルの延長線上のようなノリだった。今では信じられないほど人間関係に恵まれていたので、当時の私は仕事を辛いものだとは全く思っていなかった。 都内の実家から通い、22歳の平均よりも随分と良い給料をもらっていたこともあり、私の生活はまさに悠々自...
本場ナポリから空輸した、水牛ミルク100%のフレッシュモッツァレラを扱う日本で唯一の専門店「オービカ モッツァレラバー」。同店で必ずオーダーしたいのが「トラディショナル ラザニア」。 アツアツで提供されるラザニアは、運ばれてきたらすぐに召し上がれ。上からたっぷりとかかる水牛モッツァレラチーズが、特製のミートソースやホワイトソースと良く合い、最高のハーモニーを奏でてくれる。 たまねぎとニンニクを使用し...
店名:オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店 住所:港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ 1F 営業時間: 【月曜~木曜・日曜・祝日】11:00~23:00(L.O.22:00) 【金曜・土曜・祝前日】11:00~24:00(L.O.23:00) 電話番号:03-5786-6400 HP:http://obica.jp/hills/...
「うーん、それって真希ちゃんが期待しすぎなんじゃないの?」 六本木ヒルズの『オービカ モッツァレラバー』で、「妻友」の理央があっけらかんと言い放った。...
そして同店で必ずオーダーしたいのが「水牛モッツァレラチーズとミートソースのラザニア」。 アツアツで提供されるラザニアは、運ばれてきたらすぐに召し上がれ。上からたっぷりとかかる水牛モッツァレラチーズが、特製のミートソースやホワイトソースと良く合い、最高のハーモニーを奏でてくれる。 たまねぎとニンニクを使用しないという、ブランドコンセプトによりミートソースにもこれらは不使用。そのため、優しい味わいでモッ...
由理との初デートの店選びは色々考えたが、家も近くてコスパも雰囲気も良い『Obicà Mozzarella Bar 六本木ヒルズ店 』にした。...
デート当日。私は買ったばかりのニットのセットアップを着ていくことにした。 前回の食事会の際に、篤人さんが「優しくて、柔らかそうな雰囲気の人が好き」と言っていたことを思い出し、ふんわりとしながらも女らしさが強調できるこのワンピースを購入したのだ。 篤人さんが予約してくれたのは、『Obicà Mozzarella Bar 六本木ヒルズ店 』だった。...
「亮介さんって、彼女いないんですか?」 亮介の隣にいた女性が、興味津々と言った様子で聞いてきた。今日は六本木の『オービカ モッツァレラバー』で食事会だった。 「うん、いないよ」 亮介がそう言うと、間髪入れずに幹事である崇が説明を加えた。 「こんなイケメンなのに不思議でしょ?」 身長182センチで彫の深い顔立ちをしている亮介と、小柄で凹凸のない顔立ちの崇は、正反対の見た目である。...
ローマに本店を構える新スタイルの『モッツァレラバー』のアジア1号店。 イタリアから週3回空輸する最高品質の水牛モッツァレラチーズは、オーダー必須の逸品だ。まずはチーズの盛り合わせで食べ比べてから、“ピンサ”を基にした伝統レシピのピッツァやメインディッシュへ。...
水牛の乳から作った本場のモッツァレラチーズや、古代ローマ時代から伝わる伝統的なスタイルの「ピンサ」を用いたピッツァが味わえる店。 シチリアの「カンノーリ」やサルディーニャの「セアダズ」など、イタリアの地方の伝統的なおやつが楽しめるデザートメニューにも注目。コース料理は¥3,300~。飲み放題はプラス¥1,400~。...
モッツァレラチーズをテーマにしたお店ですが、日本の寿司カウンターの考え方をヒントにしています。ここは寿司同様、新鮮なモッツァレラチーズが美味なる1品に姿を変える様子を楽しみつつ食事ができる空間。陳列された野菜や食器までもがデザインの一部となる造りです。 N「たくさんの種類のモッツァレラを試せるので、初対面でも話題がでやすいです。相手の好みも分かりやすい!」...
大手IT系メディア企業CNAの女性執行役員、リサとマリコ。ライバル関係として見られていた2人だったが、リサはマリコに部下育成について相談し、2人の距離は近づく。 しかし、マリコの平尾太一への想いを知り、複雑な気持ちに。仕事も恋愛もライバル関係になった2人。どちらに軍配が上がる? ―「ルブタンを履いた悪魔」がついに失墜? 最近、社内はその話題で持ちきりだ。確かに、以前はドラマの「白い巨塔」さながら、...
変化球で勝負するならここ。モッツァレラ専門のイタリアンはどうだろう。思い切りポジティブなムードの中楽しむディナーは、気軽で、笑顔に溢れたものになること間違いなしだ。イタリア発の水牛モッツァレラチーズ専門店『オービカ モッツァレラバー』のクリスマスディナー(¥10,260)は、ここならではの上質なチーズが満載。 袋状のモッツァレラチーズの中に、ほぐしたモッツァレラチーズと生クリームを詰めた「ブッラータ」はミ...
モッツァレラチーズをテーマにしたお店ですが、日本の寿司カウンターの考え方をヒントにしています。ここは寿司同様、新鮮なモッツァレラチーズが美味なる1品に姿を変える様子を楽しみつつ食事ができる空間。陳列された野菜や食器までもがデザインの一部となる造りです。...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
六本木交差点から芋洗坂をすこし下った所にある『サルーチェ』。深夜でも絶品パスタがいただけるこの店は、女性が一人で立ち寄っても様になるし、落ち着く上品な空間だ。 夜21時以降は、アラカルトでの提供も可能となるため、〆のパスタで来店される常連さんも多くいるという。 店主・佐藤光さんは、素材の持ち味を充分に引き出すことに強いこだわりをもつ料理人。テーブルに運ばれる皿の上には、目にも美しく色鮮やかな絵画のような料理が出される。女子...
彼女から本命認定を受けるためには、余裕の男を演じなければいけないわ。腹が減っては戦はできぬというけれど、空腹で狼みたいな唸り声を出してる男、がっつきすぎて頂けないもの。 そのためにも、キャンセル待ちが出なかった事態を想定して、食いっぱぐれないための1軒を用意しておく必要があるわ。それで余裕を持ってまてるというもの。 近頃流行りの恋愛工学で、女性にしたら不都合な事実が書かれているの。それは、案件を...
「佐藤光シェフが作るパスタを食べたいから行くんです」と目を輝かせて小澤氏は語り始めた。 そのお店は、『サルーチェ』(六本木)。 2年前に常連のお客様から話を聞いて訪れたところ、あまりの美味しさに驚いてそれ以来通い続ける。 「東京で一番美味しいパスタを作ると思う。本当にレベルが違うんです」と大絶賛。 特にペペロンチーノと トマトソースは極上の味だそうだ。創作系も絶品で、最近食べた、薄切りの鳥レ...
小田原『リストランテ・ヒロマーレ(現イルマーレ)』、恵比寿『ダルマット』などを経て、昨年5月、六本木に自身の店をオープンさせた佐藤光シェフ。素材の味を生かしたイタリアンが評判を呼んでいる。「9時以降はアラカルトのオーダーも可能なので、飲んだ締めにパスタというのも大歓迎」と佐藤シェフ。深夜3時まで営業しているのも心強い。...
六本木交差点から麻布十番方面に下る芋洗坂。その坂の途中に、隠れ家的な雰囲気のイタリアンがある。 夏は「宮崎完熟マンゴーの冷製パスタ」や、シャンパンにもピッタリな「濃縮トマトの冷製アラビアータ」など、旬の食材の味や香りを活かしたプリモ・ピアットも評判だ。 芸術心を刺激されたら、お食事も当然アートであるべし!!...
六本木交差点から芋洗坂をすこし下った所にある『サルーチェ』。深夜もおいしいパスタがいただけるこの店に、黒のワンピースで現れた桜沢さん。供されたお料理の上に散らされた小さな花が気になるようで。 「実はそれ、ニラの花なんですよ。ニラ以上にニラの味がするんです」という店主・佐藤光さんの発言に、ひとつ花を口に運んだ桜沢さん、「ホントですね!」と目をキラキラ。 好奇心旺盛な桜沢さんだが、現在は二児の母ということもあり...
シェフの佐藤光氏は32歳の若さで独立した期待の若手。今年の4月には濱本シェフも加わり、厨房はふたり体制に。さらに進化した同店の未来に期待。...
住所:港区芝公園3-5-4 TEL:03-5733-6866 営業時間:【月曜~金曜】ランチ 11:30~(L.O.14:00) ディナー 17:00~(L.O.22:30) 【土曜】ランチ 11:30~(L.O.15:00) ディナー 17:00~(L.O.22:30) 【日曜・祝日】ランチ 11:30~(L.O.15:00) デ...
あまりにも東京タワーが近い。なにせ道を1本挟んだ先に、迫りくるようにそびえ立っている。『テラス ダイニング タンゴ』は東京タワーに最も近いレストランだ。 テラスでは真下からタワーを見あげられ、精悍とした鉄塔の足元を大迫力で感じられる。ソファで寛ぐカップルは夏の天体観測のごとく天を仰ぎ、ビール片手にその煌めきに酔う。...
大迫力の東京タワーを眼前に望む唯一無二のロケーション。座る席によって、異なる表情の東京タワーが顔をのぞかせる。 料理は“ワールドオーシャングリル”。世界各地から取り寄せた素材を自在にアレンジ。最後のデザートまで飽きさせない。...
そうして迎えた、10周年パーティーの夜。 会場となる『Terrace Dining TANGO』からほど近い『東京プリンスホテル』のラウンジで、僕たちは少し早めに待ち合わせをした。 ほどなく現れた彼女は、赤いノースリーブのドレス(彼女は赤が好きで、とても似合う)。その手には、中に何も入っていないのではないかというほど小さなクラッチを携えていた。 僕に気がつき、ホッとしたような笑顔を見せる里...
サークルのパーティーとはどんなものかと思っていたが、それは結婚式の二次会のような類の気軽で華やかな集まりだった。 会場は芝公園にある『Terrace Dining TANGO』で、メンバー達は皆、視界に収まりきらない巨大な東京タワーの夜景に目を奪われている。...
東京タワーが赤くライトアップされたその様は、どうしてあんなに美しく、人を惹きつける力があるのだろうか。 多くの男性諸君が、その力を利用して女性を口説いてきたことだろう。...
東京タワーが赤くライトアップされたその様は、どうしてあんなに美しく、人を惹きつける力があるのだろうか。多くの男性諸君が、その力を利用して女性を口説いてきたことだろう。...
世界中で最も東京タワーに近いレストランとえいば、間違いなく最初に名前が挙がるのが「Terrace Dining TANGO」。 東京タワーをふもとから見上げることができる唯一無二のテラス席は、これからのシーズンが最も予約困難になる。...
『カメレオン』の跡地、そう聞いてピンとくる人もいるかもしれない。 東麻布の静かな一角に2013年末オープンした、イタリアンエスプレッソのトップブランド『ペリーニ』が手掛けるリストランテ。...
『カメレオン』の跡地、そう聞いてピンとくる人もいるかもしれない。東麻布の静かな一角に2013年末オープンした、イタリアンエスプレッソのトップブランド『ペリーニ』が手掛けるリストランテ。 日本、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドなど各地で研鑽を積んだ東條吉輝氏が腕を振るう。 シグネチャーパスタであるピチは、シェフの修行先であるトスカーナに古くから伝わる弾力ある太麺のパスタ。夜8時まではコースを提供、それ以降はアラ...
六本木は芋洗坂にある肉ビストロが『RRR』だ。この店ではまず味わいたいのは、3種類が用意された黒毛和牛の炭火焼ステーキ。これらを100gから、100g単位で食べたい分だけカットしてくれるのも、肉食党にとっては見逃せないサービスでは? 霜降り派なら“近江牛サーロインA5”もいいが、昨今流行の旨い赤身肉をお望みなら“兵庫県産最高級神戸牛ウチモモ”をぜひ。どうせならガツンと500~600gの塊を焼いてもらうのが得策だ。 ほど...
とある金曜の夜。美咲は真千子に誘われ、六本木のビストロ『トリプルアール』で久々に2人での食事を楽しんでいた。 豊富に取り揃うワインリストの中から、美咲はカリフォルニア・ナパヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンをセレクトした。完熟したブラックベリーやドライハーブ、ほのかなスミレの香りが漂うフルボディの赤ワインだ。 「実は、今日は報告があるの」 口の中に広がるワインの余韻を楽しみながら、和牛のステーキを堪能している...
そんなことを考えていたら、「ごめん!遅れちゃって!」と見知らぬ男性、もとい西野さんが現れた。 「あ、西野です。お久しぶりというか、初めましてというか」と、はにかむように笑っている。 そして、「これお詫びに」と、『フィオレンティーナ』の包を私に差し出してきた。中身はクッキーみたい。 「いま買ったんですね(笑)」 「そう、気づかれないだろうと思って(笑)」 「考えごとをしていて、全然見てなかったで...
今年のデートの締めくくりはやっぱり熟成肉とシャンパンを!それだけでもう何も言うことはない位、彼女を満足させられる店だ。 神戸牛や近江牛などの熟成肉と100種類以上のワインが自慢。ドライエンジングで旨みをギュッと凝縮した熟成肉は、食感がよく、とてもジューシーな仕上がりになっている。 種類豊富なアルコールの中でも、リーズナブルな価格設定になっているシャンパンは、ぜひチェックしたい。...
指定された元麻布のイタリアン『アルヴェアーレ』は、杏子も以前からお気に入りの店だった。 おまかせコース6,500円はとにかく高コスパであったし、25時ラストオーダーというのも多忙なバリキャリ女には有難い。 杏子は週一で通っている針治療を済ませ、集合時間より少し遅れて店に到着した。...
【今週の港区おじさん】 名前:貫太 年齢:45歳 職業:投資家 好きな店:『西麻布 鮨 真』『アルヴェアーレ』 好きなタイプ:ビジネスセンスがある女性...
とある金曜日の夜のこと。 「やっぱり可愛い子の友達って可愛いんだな。真子ちゃんに頼んで良かったよ。」 元麻布にあるイタリアンレストラン『アルヴェアーレ』の個室。真子の正面に座る亮平がご満悦、といった表情で真子を褒めた。 「当然よ。私の友達、可愛い子しかいないの。」 ふふん、と上から目線で答えて見せたが、真子の心はチクリと痛む。 32歳、外資コンサル勤務の亮平とは、2か月ほど前に...
「第1位に選んだのは、元麻布のイタリアン『アルヴェアーレ』。この店が2016年では一番心と胃袋に響きました! 決め手は何といっても、トータルバランスの良さ。思いもつかないような斬新な素材の組み合わせや味付けにも毎回感動してしまいます」 この時期コースで提供しているパスタは、牡蠣と最小限の油で香ばしく焼いたささがきゴボウの手打ちのタリオリーニ。ゴボウの下に忍ばせた荒つぶしの黒胡椒とコリアンダーシードの落ち葉...
自他共に認めるグルマンモデル、高垣麗子さんは、イタリアンが大好き! そんな高垣さんがご贔屓にしている3店をご紹介。秋食材を彩り豊かに盛りつけた極上イタリアンをご賞味あれ!...
①コスパ・安定感 、②ユニークな料理 、③空間・クオリティと女子会レストラン選びには3者3様のこだわりマウンティングポイントがあるようだ。 絵理:『ヒロソフィー』の山田宏巳氏が最近恵比寿にオープンした『トラットリア・ヒロイズム』、知ってる?ワインが仕入れ値とほぼ変わらなくて破格らしいの!コースは2種類あるみたいだけど6,500円のスタンダードが秀逸みたい。 理沙・麻奈・由美:えっ?知らなかった。...
デザートも食べれるなら全種類盛り合わせで!コース+飲み物 8,500円程度かと。 『幸せ三昧』 も時々利用します。あとは、『アルヴェアーレ』。6,500円のコースでおなかいっぱいになります。ワインも数種類グラスで試せるのがよいですね。...
少々怪しげな雑居ビルのエレベーターに乗り6階へ。そこで降りて最上階の『ESCRIBA』に続く階段は、「どこに行くの?」と言わしめるような空気を醸している。 訝しがりながら店に入ると、想定外の光景が目に飛び込んでくる。そこは港区ど真ん中のルーフトップレストランであり、目の前には東京タワー! しかもいつもの姿ではなく、連なるビルに並んで輝きを放っている。半分隠れているからこそ、普段は注視しないタワーの先端に目がいき、その精...
飯倉の交差点近く、小さな東京タワーがのった看板を目印にビルに入る。エレベーターで6階まで上ったら、階段で屋上へ。 期待と不安の先には、まさに手が届きそうな東京タワーを臨むテラス席が広がる。料理はカジュアルなイタリアン。エチケットのデザインも重視してセレクトしたというワインのラインアップも興味深い。 夕暮れからビールを飲み始め、ワインをオーダーする頃にはタワーが点灯する。そんな贅沢な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。...
埼玉県出身のユリ、27歳。大手損害保険会社でエリア総合職として勤務。強い自立心を持った彼女が、彼氏と同棲していた港区を抜け出し、代々木上原という地で、迷い、葛藤しながら自分らしさを取り戻す。 代々木上原での生活を始め徐々に自分らしさを取り戻すユリだったが、将来への不安は尽きない。転職サイトに登録したり、会社の先輩・綾子に相談して強烈なダメ出しをされたり、何とか打開策を見つけようとする。 そんなとき、...
「で?本日の一番人気はどなただったの?」 皆を見送った後、ルナは健太と二人で『プレゴ』でお茶をしながらプチ反省会を開く。 「男性陣の一番人気は麻里ちゃんかな。でも小林さんは美緒ちゃんもいいって言っていたけど」 自己紹介の後、美緒は小林に狙いを定め、妙にボディタッチしながらずっと彼の隣をキープしていた。 他己紹介は、その女性の本性が露骨に出る。 きちんと相手を立てた紹介ができる人は、人としても魅力的...
「お笑い芸人じゃあるまいし、今更そんなニューヨークに行って挑戦とかウケるね。」 俊平が隣で笑っている。 たしかに、私も同じことを思った。それに今でも、夢に描くようなお城住まいではなくても、まぁまぁ良い暮らしはできているはずだ。 年上の嫌な彼氏・リュウジと別れた後も、彼に紹介してもらったWEBエディターの仕事は続けており、どちらかというと順調だと聞いた。 何故このタイミングで、急に真理亜はそんなことを言い...
「中澤隼人 IT」 あの日『イルブリオ』での食事会へ行く車内で、私は素早く彼の名前を検索していた。 今日の食事会をセッティングしてくれたのは、女子アナの奈々だった。今日来るメンツを聞いたところ、モデル仲間では名の知れた経営者の弘人と、たまにテレビでも見ることのある隼人だという。 弘人の方はモデル好きとして有名で、私のモデル仲間のうちでも既に彼の“ご贔屓”にあった子を何名か知っている。 弘人は既婚者だが、...
「今日は珍しくオンタイムだな」 『イルブリオ』の個室に先に着いて待っていた僕を見て、弘人先輩は驚いたような顔をした。いつも仕事が押し、オンタイムに行けないのは僕の悪い癖だ。そんな話をしていると、スッと個室の扉が開いた。 扉の方へ視線を向けると、キャスケットを被った、とんでもなく脚の長い女性が立っている。 「はじめまして。亜弥です」 細くて長い足を持て余しているその女性は、何かで見た記憶がある。たしか女性誌の...
異変を感じたのは、プロモーションリーダーに抜擢された翌週のことだった。 その日は朝から体調が悪く、メイク中に吐き気がしたり、通勤電車では立っているのが辛いほど下半身が重い。 生理にでもなるのかな。そう思って、ハッとした。 −そういえば、前に生理が来たの、いつだっけ...? グーグルカレンダーを開き、スケジュールから必死で記憶を手繰り寄せる。 ふつう、沙耶くらいの年齢の女性は基礎...
ー2週間後ー 「あゆみ、お誕生日おめでとう!」 週末のランチタイム、六本木ヒルズの『イルブリオ』。 理香のかけ声に合わせて、そっとシャンパングラスを合わせた。子どもを産んでから飲まなくなった理香だけは、ジンジャエールだけれど。 19歳の時に日吉キャンパスで出会った沙耶たちは、もう10年以上こうしてお互いのお誕生日をお祝いしている。 変わらないのは、本人が主役の時以外はいつも理香...
−なんか嫌な予感がするわ。 優里は、六本木ヒルズの広場にある蜘蛛のオブジェの下で武藤を待っていた。 今日は、信じがたいことに彼との初デートなのだ。 他の男性からは一切連絡がないが、武藤からのLINEは、誤送信かと思うほど何度も届いた。 誰とのデートの予定も決まらず焦っていた矢先、うっかりOKしてしまったのである。 −別に興味ないけど。暇つぶしよ。それにしても、遅刻って何様よ…! すでに、待ち...
「そうそう、実は来月、僕のいとこの結婚式があるんですが、二次会に一緒に来てもらいたいんです」 ある晴れた休日の昼下がり。 奈々子と田中は映画を観に行く約束をしており、時間までに食事をすませようと『リストランテ・ジャニコロ・ジョウキ』を訪れていた。 大きな窓からたっぷりと日差しが差し込む明るい店内で、色彩豊かなメニューを見て奈々子が心躍らせている時、田中がさらりと先ほどの言葉を言ったのだ。 「・・・!?」...
「紗季〜!久しぶりだね!」 少し遅れて六本木ヒルズの『ダルマット』へ到着すると、一番に駆け寄ってきたのは大学時代の親友である菜摘だ。 当時は、恋愛相談や進路、どんな些細な悩みも共有していた仲だった。就職してからも、婚活と称して二人でよく食事会に繰り出したが、菜摘が結婚して二児の母となり、生活が噛み合わなくなると次第に連絡を取らなくなってしまった。 それでもあの輝かしい四年間を共に過ごした私達は、疎遠になってしまっ...
「有名店が多い六本木は、コスパも味もサービスもいいところだけを厳選。長年通っているのは『ヒルズ ダル・マット』。雰囲気も抜群でどのお料理も美味しく、特にパスタは絶品。人気店でも驕るところがないのも魅力です」...
西麻布や恵比寿でも絶大な人気を誇る本格イタリアンをリーズナブルに楽しみたいなら『ヒルズ ダル・マット』へ。クリスマス仕様にグレードアップされたディナー(¥7,344)は、気取らずに美味を楽しみたい人にうってつけだ。 食感の違いも楽しい前菜の盛り合わせに続いて登場するのは、スペシャリテの冷製パスタ。 芯までしっかり冷やしたトマトベースのパスタは、洋梨とミントを合わせた爽やかな味わいが魅力。メインのシャ...
待ち合わせは東京タワーの麓で。歩いて2分ほどの場所に『DeLIZIE』はある。重厚なガラス扉を開けると、NYのダイナーをイメージしたモダンかつソリッドな空間が広がる。「暗闇は壁になる」とオーナーの髙坂氏。 極力光を抑えた空間で頂くのは、旬の食材で丁寧に仕上げたオーソドックスなイタリアン。9:00PM以降でもアミューズ中心、パスタ中心とコースが選べる点にも注目だ。密着度を高めたい場合は特注の開閉式のカウンターという選択肢もアリ。...
シニアソムリエ大渕貴雄氏は、100種類ものワインの中から、ゲストとの会話の中から最高のワインを選定。その上で、コース料理の構成を決定するという。 「毎回、異なるコース、それに完璧に合うワインのマリアージュを体験して欲しい」。常連客が多いこの店ならではのこだわりだ。...
「...ねぇ沙耶、ママってそんなに偉いの?」 六本木ヒルズの『毛利 サルヴァトーレ クオモ』のテラス席。 心地よい夜風に吹かれながら気持ちよく白ワインを飲み干したあゆみは、勢いに任せるようにしてそんな言葉を吐き出した。 「え?」 −理香に何か言われたんだな。 あゆみが理香のことを言っていることはすぐにわかったが、なんと答えて良いものかわからず、沙耶は曖昧に受け流す。 しかしあゆみはこの話を流...
カジュアルイタリアン『毛利 サルヴァトーレ クオモ』が用意したのは、山椒やヒノキ、玉露、柚子などが香る、京都蒸留所のクラフトジン「季の美」に、柚子を入れた和が薫る「ジントニック」(842円)。 柚子胡椒を効かせたアンガス肉と焼き野菜をBBQスタイルに仕上げた「ブラックアンガス牛ハラミの鉄板焼」(2,462円)をお供に。...
退職を決めた僕は、仕事の引継ぎを淡々としていた。 「隆一君、残念だよ。君には期待していたんだけどね」 東条さんからかけられる言葉は、僕にはもう何も響かない。 退職を決めると、案外スッキリするものなのだと実感する。いままでの監査法人にしがみつくことに対する悩みは、いったいなんだったのだろうか、と思うほどだ。 キャリアを考えるうえで、大切なことは何であろうか。有名大学を出て、大会社に就職した後で待っているも...
細長いカウンターの向こうは、完全なるオープンキッチン。ジュージューと肉が焼ける音、野菜を刻む心地よい響き―。 この店一番の魅力は、なんといってもライブ感。カウンター席に座れば、オーダーした料理が、シェフの技で見事なひと皿に仕立てられていく様を見守りながら食事が楽しめる。...