私がYESと答えて以降、恋人らしい関係を二人で築き上げていった。週末会える時には会うようにしていたし、毎日連絡は取っていた。 けれども、友人の結婚祝いで木曜の夜に外で飲んでいた時に、ふと気がついてしまったのだ。 「麻紀子、今日は彼氏いいの?」 「うん、平日は忙しいって言ってあるから大丈夫」 「え?そうなの・・・?それってさ、好きで付き合ってるの?前の彼のときは“毎日でも会いたい♡”とか言ってたのに」 友人...
それからしばらく、交際は順調だった。 麻紀子からOKの返事を貰って以降、毎日LINEもしていたし、平日は“仕事が忙しい”という理由でなかなか会えなかったが、週末はお互いの予定が合えば極力会うようにしていた。 例えば、週末に映画デートをして、夜はそのまま『オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店』で食事をしたりと、楽しい時間を過ごしていたはずだった。...
悟との出会いは、22歳の時。 当時、外資系の不動産会社に勤めていた私の同僚は、外国人や帰国子女ばかり。 会社のメンバーはとにかく仲が良く、まるで大学のサークルの延長線上のようなノリだった。今では信じられないほど人間関係に恵まれていたので、当時の私は仕事を辛いものだとは全く思っていなかった。 都内の実家から通い、22歳の平均よりも随分と良い給料をもらっていたこともあり、私の生活はまさに悠々自...
本場ナポリから空輸した、水牛ミルク100%のフレッシュモッツァレラを扱う日本で唯一の専門店「オービカ モッツァレラバー」。同店で必ずオーダーしたいのが「トラディショナル ラザニア」。 アツアツで提供されるラザニアは、運ばれてきたらすぐに召し上がれ。上からたっぷりとかかる水牛モッツァレラチーズが、特製のミートソースやホワイトソースと良く合い、最高のハーモニーを奏でてくれる。 たまねぎとニンニクを使用し...
店名:オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店 住所:港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ 1F 営業時間: 【月曜~木曜・日曜・祝日】11:00~23:00(L.O.22:00) 【金曜・土曜・祝前日】11:00~24:00(L.O.23:00) 電話番号:03-5786-6400 HP:http://obica.jp/hills/...
「うーん、それって真希ちゃんが期待しすぎなんじゃないの?」 六本木ヒルズの『オービカ モッツァレラバー』で、「妻友」の理央があっけらかんと言い放った。...
そして同店で必ずオーダーしたいのが「水牛モッツァレラチーズとミートソースのラザニア」。 アツアツで提供されるラザニアは、運ばれてきたらすぐに召し上がれ。上からたっぷりとかかる水牛モッツァレラチーズが、特製のミートソースやホワイトソースと良く合い、最高のハーモニーを奏でてくれる。 たまねぎとニンニクを使用しないという、ブランドコンセプトによりミートソースにもこれらは不使用。そのため、優しい味わいでモッ...
由理との初デートの店選びは色々考えたが、家も近くてコスパも雰囲気も良い『Obicà Mozzarella Bar 六本木ヒルズ店 』にした。...
デート当日。私は買ったばかりのニットのセットアップを着ていくことにした。 前回の食事会の際に、篤人さんが「優しくて、柔らかそうな雰囲気の人が好き」と言っていたことを思い出し、ふんわりとしながらも女らしさが強調できるこのワンピースを購入したのだ。 篤人さんが予約してくれたのは、『Obicà Mozzarella Bar 六本木ヒルズ店 』だった。...
「亮介さんって、彼女いないんですか?」 亮介の隣にいた女性が、興味津々と言った様子で聞いてきた。今日は六本木の『オービカ モッツァレラバー』で食事会だった。 「うん、いないよ」 亮介がそう言うと、間髪入れずに幹事である崇が説明を加えた。 「こんなイケメンなのに不思議でしょ?」 身長182センチで彫の深い顔立ちをしている亮介と、小柄で凹凸のない顔立ちの崇は、正反対の見た目である。...
ローマに本店を構える新スタイルの『モッツァレラバー』のアジア1号店。 イタリアから週3回空輸する最高品質の水牛モッツァレラチーズは、オーダー必須の逸品だ。まずはチーズの盛り合わせで食べ比べてから、“ピンサ”を基にした伝統レシピのピッツァやメインディッシュへ。...
水牛の乳から作った本場のモッツァレラチーズや、古代ローマ時代から伝わる伝統的なスタイルの「ピンサ」を用いたピッツァが味わえる店。 シチリアの「カンノーリ」やサルディーニャの「セアダズ」など、イタリアの地方の伝統的なおやつが楽しめるデザートメニューにも注目。コース料理は¥3,300~。飲み放題はプラス¥1,400~。...
モッツァレラチーズをテーマにしたお店ですが、日本の寿司カウンターの考え方をヒントにしています。ここは寿司同様、新鮮なモッツァレラチーズが美味なる1品に姿を変える様子を楽しみつつ食事ができる空間。陳列された野菜や食器までもがデザインの一部となる造りです。 N「たくさんの種類のモッツァレラを試せるので、初対面でも話題がでやすいです。相手の好みも分かりやすい!」...
大手IT系メディア企業CNAの女性執行役員、リサとマリコ。ライバル関係として見られていた2人だったが、リサはマリコに部下育成について相談し、2人の距離は近づく。 しかし、マリコの平尾太一への想いを知り、複雑な気持ちに。仕事も恋愛もライバル関係になった2人。どちらに軍配が上がる? ―「ルブタンを履いた悪魔」がついに失墜? 最近、社内はその話題で持ちきりだ。確かに、以前はドラマの「白い巨塔」さながら、...
変化球で勝負するならここ。モッツァレラ専門のイタリアンはどうだろう。思い切りポジティブなムードの中楽しむディナーは、気軽で、笑顔に溢れたものになること間違いなしだ。イタリア発の水牛モッツァレラチーズ専門店『オービカ モッツァレラバー』のクリスマスディナー(¥10,260)は、ここならではの上質なチーズが満載。 袋状のモッツァレラチーズの中に、ほぐしたモッツァレラチーズと生クリームを詰めた「ブッラータ」はミ...
モッツァレラチーズをテーマにしたお店ですが、日本の寿司カウンターの考え方をヒントにしています。ここは寿司同様、新鮮なモッツァレラチーズが美味なる1品に姿を変える様子を楽しみつつ食事ができる空間。陳列された野菜や食器までもがデザインの一部となる造りです。...
「美緒って、いつもこんなところでランチしてるの?さすがセレブね!」 グランドハイアット東京の『フィオレンティーナ』。 目の前の席では、高校時代の同級生・由美が「芸能人いそう」などと言って落ち着きなくキョロキョロと頭を動かしている。 由美に会うのは、同窓会以来だ。 東京の女子大に進学した私とは違い、由美は一度も地元を離れることなく金沢にいる。 老舗酒蔵の跡取りである彼女の夫が今日から3日間展示会に出...
名前:飯島理子さん(仮名) 職業:パーソナルスタイリスト 年齢:34歳 「今日は、お客さんとお買い物同行に行く予定のお店を、下見してきた帰りなんです」 そう言ってグランドハイアット東京の『フィオレンティーナ』に現れたのは、今回インタビューに応じてくれたパーソナルスタイリストの理子さん(34歳)だ。 スラリと身長が高く華奢な体つきに、色白の肌に黒髪が良く似合っている。スタイリストだけあって、シンプルなス...
グランドハイアット東京『フィオレンティーナ』。 都内屈指のラグジュアリーホテルにあるレストランに、今回の報告者・山下千尋は、さも勝手知ったる様子で現れた。 肩の落ちたトップスにスキニーデニム、Diorの新作ブックトートを携えクリア素材のヒールで颯爽と歩く。席に着くとメニューも見ずに「アイスラテ」とオーダーした。 フリーランスでPRをしているという彼女だが、初対面のこの一瞬で、普段から比較的...
名前:石井拓人 37歳(仮名) 住まい:文京区、沖縄(2ヶ月に1回ほど不定期滞在) 職業:内科医 家族:妻36歳(フラワーコーディネーター、ライター)と子供2人(5歳と3歳) 結婚は何のためにするのか、考えたことがあるだろうか。 「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と、法律上では同居を義務としているが、夫婦の合意があれば別居婚は認められている。 デュアルライフを語...
名前:石井拓人 37歳(仮名) 住まい:文京区、沖縄(2ヶ月に1回ほど不定期滞在) 職業:内科医 家族:妻36歳(フラワーコーディネーター、ライター)と子供二人(5歳と3歳) 結婚は何のためにするのか、考えたことがあるだろうか。 「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と、法律上では同居を義務としているが、夫婦の合意があれば別居婚は認められている。 デュアルライフを語...
友人の遙と『フィオレンティーナ』でお茶をしていた時に、偶然通りかかったのが智則だった。 「あれ?遥ちゃん、久しぶり!」 「あれー智則さん!」 遙の知り合いだという智則はビシッとスーツを着こなしており、明らかに仕事ができそうなオーラを漂わせている。 「よければ、智則さんも一緒にお茶します?あ、こちら友達の夏美です」 「え?いいの?」 「もちろんです!素敵な男性は、いつでも大歓迎ですから...
夏美と出会ったのは、偶然だった。 打ち合わせ終わりにタクシーを拾おうと歩いていると、偶然『フィオレンティーナ』のテラス席で僕の友人がお茶をしていたのだ。 「あれ?遥ちゃん、久しぶり!」 「あれー智則さん!」 そう言って遥の席の方へ行くと、その隣にとても可愛い子がいた。それが、夏美だった。 「よければ、智則さんも一緒にお茶します?あ、こちら友達の夏美です」 「え?いいの?」 ...
昼下がりの『フィオレンティーナ』は平日でも混雑している。 何の仕事をしているのかわからない、自由な風貌の男女がひっきりなしに出入りする。 今回の報告者・紗枝も例に漏れない。アパレルPRをしているというが、今日は仕事がないのだろうか。真っ青なリゾートワンピにサングラスを引っ掛けて登場した。 「この歳になって周りを見渡して思うんですけど…イケてる美人ほど独身のままなの。美人って言っても、そのへ...
昼下がりの『フィオレンティーナ』は平日でも混雑している。 ひっきりなしに出入りしている男女は一様に、何の仕事をしているのかわからない、自由な風貌だ。 今回の報告者・紗枝も例に漏れない。アパレルPRをしているというが、今日は仕事がないのだろうか。真っ青なリゾートワンピースにサングラスを引っ掛けて登場した。 「この歳になって周りを見渡して思うんですけど…イケてる美人ほど独身のままなの。美人って言っ...
「車寄せじゃなくて、エントランスの方にお願いします」 『フィオレンティーナ』でお茶をするため、「グランドハイアット東京」をタクシーで目指す。快晴で気持ちの良い今日は、テラス席でも良いかもしれない。 そんなことを考えながらタクシーを降り、空を見上げてみる。そこにそびえ立つシンボリックなタワー・六本木ヒルズができたのは16年前の2003年。 久しぶりに六本木に来たせいだろうか。いつもは何も感じ...
「ねぇ、菜々子。あんたまだあのカメラマンと付き合ってんの…?」 週末のランチタイム。『フィオレンティーナ』は今日も華やかな男女で溢れている。 およそひと月ぶりに会った学生時代からの親友・佳代が、店員にオーダーを入れるや否や呆れ顔で私に問いかけた。 遠慮も何もないその言い方には、「さっさと別れなさいよ」という苦言が含まれている。 「え…?ああ、うん」と答える私に佳代は大きなため息まで漏...
オーセンティックかつ、旬の素材を生かしたモダンなイタリアンが楽しめる『フィオレンティーナ』からは、ポルチーニ茸とトリュフをフィーチャーしたメニューが登場。 濃厚なシャルドネ種の白ワインや、ライトなサンジョヴェーゼ種の赤ワインとの、今だから堪能できるマリアージュも楽しんで。...
「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」は、イタリアの純粋種であるキアニーナ牛を骨付きで豪快に披露するフィレンツェの名物料理。 Tボーンステーキなので、やわらかいヒレとコクのあるサーロインが一皿に。骨や筋まわりという、普段はなかなか味わえない部位まで存分に満喫することができる。 味付けはイタリア産の塩と胡椒でシンプルに仕上げ。バルサミコ酢やサルサヴェルデといったコンディメントもあるので、自由にアレ...
“真剣にお付き合いしてもらえませんか?” 『フィオレンティーナ』で留美と千春を待っている間も、夏希の頭の中には武田の言葉がリフレインしていた。 カモミールティーなんぞ頼んでみたが、一向に気持ちは落ち着かない。普段なら、少しの空き時間でも社用のスマホでメールやニュースのチェックを欠かさないのに、今日は家に置いてきてしまう始末だ。 こんな風に取り乱したくないという自制心のせいで告白を喜べないの...
名前:真理子 年齢:37歳 職業:美容関連会社経営 年収:2,300万 結婚歴:5年 前夫の年齢と職業:32歳・Web関連会社勤務 待ち合わせ場所であるグランド ハイアット 東京の『フィオレンティーナ』にやって来た真理子は、遠目から見てもわかるほどのオーラがあった。 上質なネイビーのサマーニットに、白のワイドパンツ。エルメスのケリーに、手元にはシンプルながらも存在感のあるジュエリー...
「ほら、廉くんの結婚相手、この子!」 未祐はグランドハイアットの『フィオレンティーナ』で再会するなり、嬉しそうに私にスマホのFacebook画面を見せてきた。...
六本木のど真ん中に位置する『グランド ハイアット 東京』は、東京のアッパー層の人間交差点である。夜はもちろん、その客層は昼も変わらずハイレベルで、港区女子の選民意識を十分に満たす。 特に彼女たちは、人の流れを間近に感じるエントランス隣の『フィオレンティーナ』を好む。一般的な女性が某大手カフェにふらりと入るのと同じ感覚でここを日常使いし、定位置はテラス席。...
グランドハイアットの『フィオレンティーナ』に現れた美香の美しさに、思わず息をのんだ。 美しく整った顔立ちはもちろんのこと、陶器のような白肌が、33歳とは思えない上質なツヤを放っている。一目でそれと分かるブランドの宝飾品を身に着けているが、それらが霞んでしまうほどだ。 店内にいる男性客が、一斉に美香を盗み見ている。その視線の熱量にこちらがドキドキしてしまうが、美香は慣れっことばかりに余裕の微笑みを...
オーセンティックかつモダンなイタリア各地の料理を堪能できる、イタリアン カフェ『フィオレンティーナ』からは、苺をフィーチャーした新作デザートが登場。 その名の通り、ローズヒップを練りこんだパスタ生地でチョコレートを包んだラヴィオリを、苺のスープに浮かべた新感覚の“デザートパスタ”。 ストロベリー味の砂糖菓子を添えた自家製バニラアイスとともにご堪能あれ! 【概要】 提供期間:3/31(土)まで...
サンローランのニットにバレンシアガのパンツ、そして腕には希少性の高いオールブラックのロレックス。 そのスタイリッシュでデザイナー然とした雰囲気が港区の夜にしっくり溶け込む印象だが、意外にも彼の朝は早い。 「毎日8時には出社していますね。オフィスは麻布十番ですが、グランドハイアット東京の『フィオレンティーナ』でPCを開くことも多いです」...
店名:チャイナルーム 住所:港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 6F 営業時間: 【月曜~金曜】 ランチ 11:30~14:30 ディナー 18:00~21:30 【土曜・日曜・祝日】 ランチ 11:30~15:00 ディナー 18:00~21:30 電話番号:03-4333-8785 HP:https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restau...
港区女子にとって『フィオレンティーナ』は、日常的に高級感を味わえる場所。女友達とはもちろん、ひとりでもお茶のために入る。居心地とサービスのよさを考えたら、その費用対効果は港区イチなのだ。...
「久しぶりね」 週末、グランドハイアットの『フィオレンティーナ』。 一人ぼんやりと物思いに耽る沙耶の背後から、聞き覚えのある滑らかな声がした。 振り返ると、ブラックシフォンのロングワンピースに身を包んだ理香が微笑んでいる。 話を聞いてもらいたくて、沙耶が呼び出したのだ。 彼女に対しては複雑な感情があるものの、今、沙耶が置かれた状況を最も理解してくれるのは、同じように予想外の妊娠...
「彼女、可愛いじゃん。ちょっと頭は弱そうな感じがするけど。」 —いや、だから彼女じゃないってば。しかも真衣よりは頭は弱くないはず。 そう突っ込もうと思ったが、面倒なのでもはや返す言葉もなく、黙って見過ごすことにした。 それにしても、会話は筒抜けだし、女性といるだけで彼女だと勝手に噂されるし、やはりこの街は、異常に狭い。 「だから港区は怖いなぁ...どこで誰が見て、聞いてるのか分からな...
転職後は、お給料が増えた分、仕事も一気に忙しくなった。 20代をしんみりと振り返るような時間もなくなり、気づけば30歳は目前に迫っていた。 「せっかくの30歳のお誕生日なんだから、たまにはゆっくり、どこかホテルに泊まってお祝いしようよ」 そんな素敵な提案をしてくれた春斗に対して、私は正直、情熱的な盛り上がりはほとんど感じていなかった。しかし、週に1度のデートは欠かさず、丁寧に築いた二人の関...
—凛子、久しぶりに我が家でホムパするから来ないか? キングの名を手にし、港区で彼を知らない者はいないとまで言われる男・佐藤隆二から久しぶりにLINEが来た。 それは、柔らかな日差しを浴びながらグランドハイアット 東京の『フィオレンティーナ』で、美奈子とシャンパンランチを楽しんでいる時だった。 10年前、佐藤は六本木ヒルズのB棟に住んでいた。 当時は“ヒルズ族”という言葉が大流行してお...
~秘密の隠し味が何なのか?その謎を探るべくお試しを~ イタリアン カフェなのでパスタが何種もあるけれど、通や常連が好むのがこのナポリタン。パンツェッタやチョリソーによる肉の出汁も効いたトマトソースに、生クリームやバターが合わせられこってり甘め。 重要となる隠し味として何かを使っているそうだけれど、それは企業秘密。ただし、それはこのこってりさと関係があるらしい。¥2,400(税サ別)...
これでもかとトリュフを敷きつめたピッツァは、『フィオレンティーナ』の新名物ともいえる逸品。 イタリアから取り寄せたフレッシュな白トリュフと黒トリュフのスライスが惜しげもなくトッピングされた生地を食べると口いっぱいにトリュフの香りが広がり、その後白ワインでも飲めば贅の極み!生地はチーズベースでトリュフオイルも含まれているので土台だけでも十分美味しいほど。 このピッツァを食べること自体がイベントとなるの...
8/1から1週間、毎日更新でお届けしてきた、リアル東カレ女子1週間コーデ。 月曜夜は女子会でハリネズミ男トークに花を咲かせ、火曜夜は六本木で友達の誕生日会と、週前半は飛ばしていたが、水曜夜は広尾のジムでクールダウン。 そして木曜日はケリーとルブタンで気合いを入れて西麻布のお鮨屋さんへ行き、華金は隠れ家レストランで食事からの六本木のシャンパンバーで飲み、土曜日は自分メンテナンスからの食事デート。 ...
デートの待ち合わせが20時って、少し遅いなと思った。さらにその直前にLINEで、「ごめん、仕事がおしちゃってて少し遅れます」と連絡が入る。 初デートなのに…。デートの遅刻はルーズさの顕れのような気がする。仕事じゃしょうがないけど、逆に嫌かもしれない。“仕事で遅刻”は何回も繰り返されそうだからだ。 そう妄想していても、その人、西野さんのキャラはまだ掴めていない。広告代理店勤めの33歳で独身、彼女ナシ、...
グランド ハイアット 東京の『フィオレンティーナ』ではまさに夏にぴったりのメニューが味わえる。 「北海道雲丹の冷製カッペリーニ キャビア添え」は、よく冷えたシャンパンに合わせたいひと品。涼しげなガラスの皿に上品に盛られた冷製カッペリーニの上には、濃厚かつ甘みが強い、北海道産生うにとキャビアを贅沢にトッピング。 生クリームと魚の出汁でさっぱりと仕上げた人気メニューだ。昼間からこのパスタとシャンパンで、...
透くんは2人きりになっても、大勢でいるときとあまり変わらなかった。無口で自分のことはあまり話さず、私にも見えない壁一つ隔てて接しているようでした。 感じが悪いとか冷たいということはなく、あくまで対応は柔らかで紳士的。連絡すれば返事はギリギリ1日以内に返ってくるし、お泊りを拒まれることもなかった。簡単に言えば、草食系男子って言うのかな。 「好き」とか「付き合う」みたいな明確な言葉はありませんでした...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない 。彼氏がいる訳ではないので、複...
ホリデーシーズンのホームパーティーを予定している貴方、もうメニューは決定しましたか? まだ迷っているという方に、これぞ主役間違いなしの豪華”ローストビーフのセット”をご紹介しよう! しかも厳選された素材と、手間ひまを惜しまない調理工程のために用意できるセット数は、わずか20セットの限定販売! 現在、予約受付中につき、気になった方は即行予約がオススメだ。...
日本の夏はどうしてこんなに暑いのか。疲れた身体に冷たい麺が恋しいこの季節。 『グランド ハイアット 東京』にあるイタリアンカフェ『フィオレンティーナ』から夏を乗り切る3種の冷製カッペリーニが期間限定メニューに登場。使用する厳選食材や旬の食材はそのシーズンで1番の状態を見極めて全国各地から集めるという徹底したこだわりよう。清涼感のある華やかな見た目はセンスが光り、食欲増進。つるっと喉越し爽やかな味わいに箸な...
にっこり微笑む社長の言葉は、強がりとは思えない。莉央は呆気に取られた。 —社長は、どうしてそんなに強くいられるの…? すると社長はさらに続ける。 「人になんて言われようと愛する存在があったから。『ノエミー』っていうブランドは、私にとっては我が子同然だもの。結婚してもしてなくても、人生で胸を張って愛せるものさえあれば、人ってブレないのよ。それは仕事でもいいし、趣味でも家族でもいいのよ」 —胸を張って愛せる...
—瑠璃子ちゃん、先日はありがとうございました。良かったら今度あらためて食事に行きませんか!? 起き抜けにベッドの中で、ケンジからのLINEのメッセージを見た途端、瑠璃子は驚いて飛び起きた。 ケンジとは、2週間前に『トラットリア イルフィーゴ インゴルド』で開かれた食事会で出会った。それは、瑠璃子の大学時代の同級生・マイに誘われて顔を出した食事会だった。 ケンジは、群馬・高崎に本社を構える自動車部品の専門商社の...
弘樹が指定してきた『トラットリア イル フィーゴ インゴルド』は私の好きなイタリアンのお店の一つでもあった。...
六本木の裏通りにある『トラットリア イル フィーゴ インゴルド』は駅から少し遠いにも関わらず、相変わらず混んでいて、にぎやかな店内には熱気が溢れていた。 何だか妙に緊張してしまい、テーブルに置かれた水を飲み干す。前回の流れを考えると、良い感じなことは間違いない。一人で色々思い巡らせているところに、さゆりは登場した。 「このお店、雰囲気よくて素敵だね。弘樹くんのオススメ教えて!」 「でしょ?ここ...
六本木の裏路地。イタリアの伝統料理と活気溢れるサービスで人気の「トラットリア イル フィーゴ インゴルド」。 尾崎牛のランイチや徳島産すだち牛のフィレ肉等を、備長炭でシンプルに焼き上げるビステッカの旨さでも定評のある同店で、今、ブレイクしているのが長期熟成の“阿蘇王”こと熊本のあか牛。 この春からの新アイテムだ。あか牛を扱うにあたり「ありとあらゆるあか牛を試してみました。その中から選んだのがこ...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
六本木交差点から芋洗坂をすこし下った所にある『サルーチェ』。深夜でも絶品パスタがいただけるこの店は、女性が一人で立ち寄っても様になるし、落ち着く上品な空間だ。 夜21時以降は、アラカルトでの提供も可能となるため、〆のパスタで来店される常連さんも多くいるという。 店主・佐藤光さんは、素材の持ち味を充分に引き出すことに強いこだわりをもつ料理人。テーブルに運ばれる皿の上には、目にも美しく色鮮やかな絵画のような料理が出される。女子...
彼女から本命認定を受けるためには、余裕の男を演じなければいけないわ。腹が減っては戦はできぬというけれど、空腹で狼みたいな唸り声を出してる男、がっつきすぎて頂けないもの。 そのためにも、キャンセル待ちが出なかった事態を想定して、食いっぱぐれないための1軒を用意しておく必要があるわ。それで余裕を持ってまてるというもの。 近頃流行りの恋愛工学で、女性にしたら不都合な事実が書かれているの。それは、案件を...
「佐藤光シェフが作るパスタを食べたいから行くんです」と目を輝かせて小澤氏は語り始めた。 そのお店は、『サルーチェ』(六本木)。 2年前に常連のお客様から話を聞いて訪れたところ、あまりの美味しさに驚いてそれ以来通い続ける。 「東京で一番美味しいパスタを作ると思う。本当にレベルが違うんです」と大絶賛。 特にペペロンチーノと トマトソースは極上の味だそうだ。創作系も絶品で、最近食べた、薄切りの鳥レ...
小田原『リストランテ・ヒロマーレ(現イルマーレ)』、恵比寿『ダルマット』などを経て、昨年5月、六本木に自身の店をオープンさせた佐藤光シェフ。素材の味を生かしたイタリアンが評判を呼んでいる。「9時以降はアラカルトのオーダーも可能なので、飲んだ締めにパスタというのも大歓迎」と佐藤シェフ。深夜3時まで営業しているのも心強い。...
六本木交差点から麻布十番方面に下る芋洗坂。その坂の途中に、隠れ家的な雰囲気のイタリアンがある。 夏は「宮崎完熟マンゴーの冷製パスタ」や、シャンパンにもピッタリな「濃縮トマトの冷製アラビアータ」など、旬の食材の味や香りを活かしたプリモ・ピアットも評判だ。 芸術心を刺激されたら、お食事も当然アートであるべし!!...
六本木交差点から芋洗坂をすこし下った所にある『サルーチェ』。深夜もおいしいパスタがいただけるこの店に、黒のワンピースで現れた桜沢さん。供されたお料理の上に散らされた小さな花が気になるようで。 「実はそれ、ニラの花なんですよ。ニラ以上にニラの味がするんです」という店主・佐藤光さんの発言に、ひとつ花を口に運んだ桜沢さん、「ホントですね!」と目をキラキラ。 好奇心旺盛な桜沢さんだが、現在は二児の母ということもあり...
シェフの佐藤光氏は32歳の若さで独立した期待の若手。今年の4月には濱本シェフも加わり、厨房はふたり体制に。さらに進化した同店の未来に期待。...
六本木は芋洗坂にある肉ビストロが『RRR』だ。この店ではまず味わいたいのは、3種類が用意された黒毛和牛の炭火焼ステーキ。これらを100gから、100g単位で食べたい分だけカットしてくれるのも、肉食党にとっては見逃せないサービスでは? 霜降り派なら“近江牛サーロインA5”もいいが、昨今流行の旨い赤身肉をお望みなら“兵庫県産最高級神戸牛ウチモモ”をぜひ。どうせならガツンと500~600gの塊を焼いてもらうのが得策だ。 ほど...
とある金曜の夜。美咲は真千子に誘われ、六本木のビストロ『トリプルアール』で久々に2人での食事を楽しんでいた。 豊富に取り揃うワインリストの中から、美咲はカリフォルニア・ナパヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンをセレクトした。完熟したブラックベリーやドライハーブ、ほのかなスミレの香りが漂うフルボディの赤ワインだ。 「実は、今日は報告があるの」 口の中に広がるワインの余韻を楽しみながら、和牛のステーキを堪能している...
そんなことを考えていたら、「ごめん!遅れちゃって!」と見知らぬ男性、もとい西野さんが現れた。 「あ、西野です。お久しぶりというか、初めましてというか」と、はにかむように笑っている。 そして、「これお詫びに」と、『フィオレンティーナ』の包を私に差し出してきた。中身はクッキーみたい。 「いま買ったんですね(笑)」 「そう、気づかれないだろうと思って(笑)」 「考えごとをしていて、全然見てなかったで...
今年のデートの締めくくりはやっぱり熟成肉とシャンパンを!それだけでもう何も言うことはない位、彼女を満足させられる店だ。 神戸牛や近江牛などの熟成肉と100種類以上のワインが自慢。ドライエンジングで旨みをギュッと凝縮した熟成肉は、食感がよく、とてもジューシーな仕上がりになっている。 種類豊富なアルコールの中でも、リーズナブルな価格設定になっているシャンパンは、ぜひチェックしたい。...
シェフ自らが日本全国を巡り、納得した素材を丁寧に仕上げた料理が自慢。国産牛の赤身を熟成し、備長炭で焼き上げたエイジドビーフのステーキや、契約農家から直送されたハーブや野菜をふんだんに使ったメニューなどが人気。 パーティープランにもフレキシブルに対応してくれ、人数によっては、ビュッフェスタイルなどでも提供する。100種を超えるワインリストもワイン好きには堪らない。...
「紗季〜!久しぶりだね!」 少し遅れて六本木ヒルズの『ダルマット』へ到着すると、一番に駆け寄ってきたのは大学時代の親友である菜摘だ。 当時は、恋愛相談や進路、どんな些細な悩みも共有していた仲だった。就職してからも、婚活と称して二人でよく食事会に繰り出したが、菜摘が結婚して二児の母となり、生活が噛み合わなくなると次第に連絡を取らなくなってしまった。 それでもあの輝かしい四年間を共に過ごした私達は、疎遠になってしまっ...
「有名店が多い六本木は、コスパも味もサービスもいいところだけを厳選。長年通っているのは『ヒルズ ダル・マット』。雰囲気も抜群でどのお料理も美味しく、特にパスタは絶品。人気店でも驕るところがないのも魅力です」...
西麻布や恵比寿でも絶大な人気を誇る本格イタリアンをリーズナブルに楽しみたいなら『ヒルズ ダル・マット』へ。クリスマス仕様にグレードアップされたディナー(¥7,344)は、気取らずに美味を楽しみたい人にうってつけだ。 食感の違いも楽しい前菜の盛り合わせに続いて登場するのは、スペシャリテの冷製パスタ。 芯までしっかり冷やしたトマトベースのパスタは、洋梨とミントを合わせた爽やかな味わいが魅力。メインのシャ...
「中澤隼人 IT」 あの日『イルブリオ』での食事会へ行く車内で、私は素早く彼の名前を検索していた。 今日の食事会をセッティングしてくれたのは、女子アナの奈々だった。今日来るメンツを聞いたところ、モデル仲間では名の知れた経営者の弘人と、たまにテレビでも見ることのある隼人だという。 弘人の方はモデル好きとして有名で、私のモデル仲間のうちでも既に彼の“ご贔屓”にあった子を何名か知っている。 弘人は既婚者だが、...
「今日は珍しくオンタイムだな」 『イルブリオ』の個室に先に着いて待っていた僕を見て、弘人先輩は驚いたような顔をした。いつも仕事が押し、オンタイムに行けないのは僕の悪い癖だ。そんな話をしていると、スッと個室の扉が開いた。 扉の方へ視線を向けると、キャスケットを被った、とんでもなく脚の長い女性が立っている。 「はじめまして。亜弥です」 細くて長い足を持て余しているその女性は、何かで見た記憶がある。たしか女性誌の...
異変を感じたのは、プロモーションリーダーに抜擢された翌週のことだった。 その日は朝から体調が悪く、メイク中に吐き気がしたり、通勤電車では立っているのが辛いほど下半身が重い。 生理にでもなるのかな。そう思って、ハッとした。 −そういえば、前に生理が来たの、いつだっけ...? グーグルカレンダーを開き、スケジュールから必死で記憶を手繰り寄せる。 ふつう、沙耶くらいの年齢の女性は基礎...
ー2週間後ー 「あゆみ、お誕生日おめでとう!」 週末のランチタイム、六本木ヒルズの『イルブリオ』。 理香のかけ声に合わせて、そっとシャンパングラスを合わせた。子どもを産んでから飲まなくなった理香だけは、ジンジャエールだけれど。 19歳の時に日吉キャンパスで出会った沙耶たちは、もう10年以上こうしてお互いのお誕生日をお祝いしている。 変わらないのは、本人が主役の時以外はいつも理香...
莉央がブランドマネージャーを勤めるのは、「Noemie(ノエミー)」という高級レディースブランドだ。 社員数は30名程度と、決して大きくはないが、今飛ぶ鳥を落とす勢いで売れているアパレルブランドである。 新卒以来、大手アパレル企業で働いてきた莉央が、現在勤める会社の女社長と知り合ったのは、出版社主催のパーティーだった。 フランス人の父と日本人の母を持つ女社長は、12年前に独立して現在のブランドを立ち上げた。社...
仮氏1:聡 年齢33歳 職業:外資コンサル 推定年収:4千万円 住まい:六本木のタワーマンション 「一応仮氏の中でもメインはいます。」 またさらりと話す百合の話によると、とりあえず仮氏の中にも順位があって、1位の聡とは適度に連絡を取り合い、お互いの休みが合う日には何となく会っているらしい 。『KNOCK』や『Napule』、または『オークドア』などのカジュアルなお店でご飯を食べる。 「正直に言うと...
「...ねぇ沙耶、ママってそんなに偉いの?」 六本木ヒルズの『毛利 サルヴァトーレ クオモ』のテラス席。 心地よい夜風に吹かれながら気持ちよく白ワインを飲み干したあゆみは、勢いに任せるようにしてそんな言葉を吐き出した。 「え?」 −理香に何か言われたんだな。 あゆみが理香のことを言っていることはすぐにわかったが、なんと答えて良いものかわからず、沙耶は曖昧に受け流す。 しかしあゆみはこの話を流...
カジュアルイタリアン『毛利 サルヴァトーレ クオモ』が用意したのは、山椒やヒノキ、玉露、柚子などが香る、京都蒸留所のクラフトジン「季の美」に、柚子を入れた和が薫る「ジントニック」(842円)。 柚子胡椒を効かせたアンガス肉と焼き野菜をBBQスタイルに仕上げた「ブラックアンガス牛ハラミの鉄板焼」(2,462円)をお供に。...
一番のポイントは、トッピングのグラニテを「チンザノ アスティ」で作ったこと。このグラニテとトマトソースを一緒に食べると、これまでにない味の発見となるはずだ。“レジネッテ”とはイタリア語で“若い女王”を意味し、サヴォイアの若き王妃マファルダ女王のドレスのレースに見立てて名づけられたそう。日本で親しまれているカルボナーラと違って、クリームソースを使わず、最後に卵をあえて仕上げている。 ローマの伝統的な調理法だ。みぞの多いレジネッ...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない。彼氏がいる訳ではないので、複数同時進行でも構わない...
日菜子との初デート。僕は『ラ ブリアンツァ』へ連れて行くことにした。 店に登場した日菜子は今日も可愛くて、思わず心の声が言葉になって出てしまった。 「実は、可愛い子がいるって噂には聞いていたんだよね。だからこの前の飲み会に日菜子ちゃんがいて、正直テンション上がってさ」 それは本当のことだった。事実を伝えたまでなのだが、目の前の日菜子はとても嬉しそうに微笑んでいる。 「そうなんですか?嬉しい」 「でも可...
雅紀と出会ったのは、職場だった。職場と言っても私の会社は規模が大きく、部署によって建物さえ違う。担当も年次も違う雅紀とは、それまで顔を合わせる機会がなかった。 しかし先月、同期の男友達に呼ばれた会に顔を出すと、そこにいたのが雅紀だったのだ。 —優しそうだし、素敵な人だなぁ。 そう思っていたら、雅紀も私のことをなぜか気に入ってくれたらしく、その日は一次会からずっと隣に座っていた。 そして連絡先を交換し、彼...
イタリアの星付きレストランで修業を積み、2003年に『ラ ブリアンツァ』をオープンしたオーナーシェフの奥野氏。彼が同店で目指すのは“ハイエンドなファミリーレストラン”。 驚異的とも言えるコストパフォーマンスに加え、徹底的にお客の立場で考え抜いた上質なサービス、そして間違いない美味しさの料理たち。それら全てが『ラ ブリアンツァ』を不動の人気店へと導いているのだ。 家族や友人、大切な人との食事をより充実...
「未練なんてないですよ。今はこの仕事に、誇りを持っていますから」 姉と和解してから、がむしゃらに仕事を始めて2か月。たった2か月だが、私はこの仕事の面白さと奥深さに目覚めていた。 弁護士の指示のもと、ひたすら契約書の内容をチェックして文言を修正したり、大量の手続き文書を作成したり、ファイリングしたり。 正直なことを言えば、パラリーガルとは単なる裏方の仕事だと思っていた。 けれど、真剣...
「本当に、私達の夫婦喧嘩史上、TOP3に入る酷さだったわ…」 マキコはうなだれてはいるものの、昼間だというのにボトルでオーダーしたワインのグラスをテンポ良く空けていく。 今日のランチ会は、麻布十番から六本木ヒルズに移転したイタリアン、『La Brianza』だ。 夜中にLINEグループに届いたマキコのメッセージ、 ーもう、怒りで禿げてしまいそう。私の髪の毛を救ってください。 と...
「コスパが高くてしかも美味しい」と聞いてはや10年、家から近所と言うこともあり、ちょっとした会食、デートなどなど足繁く通っていた『ラ ブリアンツァ』が六本木ヒルズへ移転リニューアル。 内装は今までの白イメージからブルーを利かせたよりモダンな仕上がりにブラッシュアップされたが、ワタシ的に大事なのは料理と料金設定! ランチは¥1,100〜、ディナーコースは¥3,900〜と、地価の高い六本木に移っても変わらぬコ...
紹介制のバーレストラン。料理+飲み放題つきのリーズナブルなコースプランには女子会プランも用意。入口が別でよりプライベート感を満喫できる個室は会食、女子会、各種パーティーなど様々なシーンに利用できる。 【Karaoke data】 料金の目安:料金、プランは要問い合わせ 予約方法:「東京カレンダーを見た」で電話予約 混雑具合:日によって当日予約もOK...
瑠璃子は元々、男に海外経験や語学力を求めてはいなかったのだが、先日のデートで彼が見せた自信たっぷりの態度とのあまりのギャップに、がっかりと肩を落とした。 ◆ 龍太郎の件を、恭子たちに話し終えると、理奈が笑いを堪えながら言った。 「昔デートしてた人で、そういう人いた!語学留学しただけなのに、アメリカ人気取りだったの。地方出身の人だったけど、東京の一流大学に入ったから地元に帰ると英雄扱いなんだって。そんな彼が海外...
スタンディングで気軽に楽しめる13mのバーカウンターや、東京タワーを望む個室もあるスパニッシュイタリアン店。「大箱で値段もリーズナブル、雰囲気もよく、お食事会や二次会向き。飲みやすいのにアルコール強めなロングアイランドアイスティーのデキャンタは、みんなで酔っ払えて盛り上がります」...
週末になれば店前の通路にまで客が溢れ、中は景気がいいイケイケなアジアの都市のような盛り上がり。27mにもおよぶカウンターの周辺では、出会ったばかりの男女が視線を交わし合い、それは清々しいほどのハンティングだ。 グリル料理やタパスを気軽に楽しめる『リゴレット』でお食事会をするメリットは、そんな客たちが発する熱に影響を受け、自分たちの調子も上がること。...
その翌日の日曜、愛子は明日香にランチに誘われて六本木に来ていた。 実を言うと、明日香とは電話での一件以来、二人きりで会うのをなんとなく避けていた。だから今日も理由をつけて断ろうとしたら、泣きそうな声でこう言ってきたのだ。 「愛子、最近私に冷たいよね…。なんか寂しい…!」 昔から明日香に甘えられると、愛子はノーと言えないところがある。こうして仕方なく呼び出しに応じたのだった。 約束の時間より少し早く六本木...
肉やチーズ、野菜をたっぷりと使うピエモンテ料理を味わえる店。その料理とともにオーダーしたいのが、ピエモンテを中心とした北イタリアのワインだ。なかには日本ではここでしか味わえない一本も。 そんなスペシャル感が、合コンでは勝負を決するキーとなる。さらに、明るく元気なスタッフが盛り上げる店内は、まるでお祭りのような雰囲気。初対面の男女も自然と打ち解ける空間なのだ。...
何軒かお店を回ったが、条件に合う店がなかなか見当たらず、ロケハンは4軒目に突入していた。これが最後と想いを込めて向かったのは、けやき坂をのぼりきったあたりに位置するイタリアン「ノック・クッチーナ・ボナ・イタリアーナ」...
お店に入る前に一息休憩。本日の会場はお店はお肉が美味しい『ノック クッチーナ・ボナ・イタリアーナ』六本木店。ミッドタウン店も行くけど、こちらのグランドハイアットの前にある六本木店は適度な大きさとアットホーム感が好きでよく通う。実は奥に個室もあって、誕生日会にも最適。...
百合は28歳位で結婚すると淡いイメージを思い描いていたが、実際には28歳の時に自分で起業。仕事のプラスにもなりそうな年上男性とばかり遊んでいたら、いつの間にか33歳になっていた。 年齢が上がると共に経験値も上がり、それに伴って相手に対して求めることも多くなったと言う。 「ここまで来たなら妥協もできないし、確率のない一人の人だけに期待を寄せて時間を無駄にするより、何人かを同時進行させながら探す方が...
「店選びを制するもの、合コンを制す」と言っても過言ではない合コンの店選び。 もちろん、とびっきりの店を予約したいのは山々だけど、お会計問題もあり、そうもいかないのが、悲しいサラリーマンの懐事情。とゆーことで、客単価10,000円に収まるようなGOODレストランをチョイス!「え?この店ちょっと高いんじゃないの?」という女性陣の不安をよそに、バッチリ予算内のお店を選んでみたわよ。 六本木『ノック ク...
~オーダー率NO.1 パスタを自宅で食す~ 連日満席の人気イタリアン。“パスタ1000本ノック”と題し、次々と新作を発表し続ける。 東京カレンダー掲載を機に、人気メニュー「まるちゃんの『フルーツトマトが美味しいから!』スパゲッティーニ」のパスタソースを真空パックにして店舗で発売することになった。お求めの際は、前日までに要予約。...
厨房でひときわ存在感を放つのは、鉄工職人と日本橋の老舗窯職人に特注した一点物の薪窯。 「味わい深い粉の美味しさを届けたい」と語るオーナー山口昇吾氏の言葉通り、薪窯で焼かれるピザは小麦粉本来の風味が感じられる逸品。 白を基調にしたインテリアもピッツァ3種のみというメニュー構成もいたってシンプル。カジュアルに本格派の味を満喫できる。...
ジローラモ氏のご指名は、六本木『フレイズフェイマスピッツェリア』。言うまでもない、故郷ナポリの代表食ピッツァを目指して訪れる。東京にピッツェリアは数あれど、「ここはホンモノだと思うよ。その証拠に、食べた後の消化がいい。生地をきちんと発酵させているからだよ」。 オーダーは、決まってマルゲリータ。トマトソースとモッツァレッラ、バジリコのみのシンプルさだからこそ、職人の個性が出るという。「ファッションにも“かっこいい”の方程式はあるけ...
ニューヨークでも予約が取れない人気のイタリアン『イル・ムリーノ ニューヨーク』。クラシカルな雰囲気のなかでいただく料理は、ガーリックやオリーブオイルをふんだんに使った「ガッツィー&ガーリッキー」が特徴。 こちらのクリスマスディナー(¥22,680)は、全6品。トリュフ入りの濃厚なクリームソースで味わうラビオリは東京店の名物で、「舌平目のムニエル モンサンミッシェル産ムール貝とカラスミパウダー レモンバターソース」は、NY本店...
ー素敵な今井ご夫妻ですが、ここぞの記念日で使ったレストランを教えてくださいー 旦那さま:前回お伝えしたように日頃『あろいなたべた』とか、庶民的なお店が好きなので、東京カレンダーに紹介できるようなお店に足繁く通ってないので難しいですが・・・(汗) 記念日など特別な時にお邪魔したくなるのは、ふたりとも、イタリアンが好きなので、六本木の『il mulino』は良かったですね。20年以上にわたり「ザガット・サーべイ ニュー...