銀座『うち山』、赤坂『津やま』を経て独立した店主の山西和文氏。コースには先付けから〆ものまで少量ずつ10品以上が並び、多彩な味を楽しませてくれる。 きんぴらや...
銀座『うち山』、赤坂『津やま』を経て独立した山西和文氏。そこに加わるのはきんぴらごぼうなどの家庭料理。好対照に地味で素朴だが、出しを煮含ませた大根の味わいは日本料理...
~入手困難な希少部位をオンザライスで堪能!~ 「ステーキ丼(¥2,500)」の肉は、黒毛和牛の肩芯という希少部位。口溶けのよい脂の甘さが特徴で、銀座茶寮特製の...
こだわりの鱧やふぐ、天然鮎を使った料理が自慢の『銀座 福和』。 なかでも鱧は、1寸で24切れの包丁を入れないと美味しく味わえないことから、熟練の技を必要とする食材。...
こだわりの鱧やふぐ、天然鮎を使った料理が自慢の『銀座 福和』。なかでも鱧は、1寸で24切れの包丁を入れないと美味しく味わえないことから、熟練の技を必要とする食材。 それを惜しげもなく、たっぷりといただけるのが鱧野菜天丼。野菜も近江人参など色と食感のよいものを使用している。...
銀座コリドー街の袋小路の奥に佇む一軒家。素材を生かしつつ、手をかけた料理は、どれも鮮やかに印象に残る。ワインリストにはマニアックなものから五大シャトーのものまで揃っており、正統派の日本料理とのマリアージュが楽しめる。 正統派の懐石料理はもちろん、20:30からは新鮮な魚介や、素材の持ち味を生かした温・冷菜、鍋物などもアラカルトで楽しめる。 フランスや沖縄など、様々な土地で料理を追究してきた料理長の大野敏彦氏が編み出す逸...
『銀座大野』では、正統派の懐石料理をはじめ、8:30PMからは新鮮な魚介や、素材の持ち味を生かした温・冷菜、鍋物などもアラカルトで楽しめる。フランスや沖縄など、様々な土地で料理を追究してきた料理長の大野敏彦氏が編み出す逸品の数々には、ソムリエでもある丸山大輔店長厳選のワインをぜひ。 オザミグループ唯一の和食店として、自然派ワインを約250種揃えているのだ。メニューは月替わりのため、「来月はいつにする?」と、次のデートにもつな...
『銀座大野』では、正統派の懐石料理をはじめ、20:30からは新鮮な魚介や、素材の持ち味を生かした温・冷菜、鍋物などもアラカルトで楽しめる。 フランスや沖縄など、様々な土地で料理を追究してきた料理長の大野敏彦氏が編み出す逸品の数々には、ソムリエでもある丸山大輔店長厳選のワインをぜひ。 オザミグループ唯一の和食店として、自然派ワインを約250種揃えているのだ。メニューは月替わりのため、「来月はいつにする...
銀座コリドー街の袋小路の奥に佇む一軒家。素材を生かしつつ、手をかけた料理は、どれも鮮やかに印象に残る。ワインリストにはマニアックなものから五大シャトーのものまで揃っており、正統派の日本料理とのマリアージュが楽しめる。 正統派の懐石料理はもちろん、20:30からは新鮮な魚介や、素材の持ち味を生かした温・冷菜、鍋物などもアラカルトで楽しめる。フランスや沖縄など、様々な土地で料理を追究してきた料理長の大野敏彦氏...
銀座で深夜まできちんと食事ができる店は少ない。それが懐石料理で、さらにワインも豊富となると探すのはかなり困難である。 しかしながら『銀座 大野』のラストオーダーは平日は深夜2時、土日でも23時。ワインリストにはマニアックなものから五大シャトーのものまで揃っている。 濵田氏はワインと合う和食に行きたくなると、こちらに来ることが多いと言う。 「和食はベースである醤油・味噌等の調味料が醸造なので、そもそ...
銀座コリドー街の袋小路の奥に佇む一軒家。素材を生かしつつ、手をかけた料理は、どれも鮮やかに印象に残る。ワインは、精鋭ソムリエがセレクトし、正統派の日本料理とのマリアージュが楽しめる。...
中央通り銀座7丁目、ビル最上階にある『銀座四季庵』。東京タワーや眼下に広がる夜景を満喫できるプライベート空間で山陰の味覚が味わえる。日本有数の漁獲量を誇る鳥取県境港から空輸される旬の鮮魚や大山どりなど、四季折々の山陰の海の幸、山の幸を贅沢に使った会席料理が提供される。 代表の松谷勇也氏は子どもの頃から親しんできた境港の鮮魚のおいしさを東京の人にも味わって欲しいと山陰7店に続き銀座に店を構えた。季節の会席料理は12,500円か...
江戸時代から続く米屋が「本当に美味しい米を食べてほしい」と料亭を開店。京都祇園の本店は2時間半の行列ができるほど。 できのよい田んぼの米だけを選りすぐった最高級米を10釜体制で炊き、どの時間帯に来ても炊き立て10分以内に食べられる。あんかけ親子丼は、ごはんと丼の具を別々に提供。 初めて食べるときは、ツヤと白さが際立った見た目と粒の立った美味しさに驚く。具をかけても、あんがごはんをうまく包みこみ、それぞれが絶妙に融合。ご...
~最高級のお米を最大限に美味しく提供~ 江戸時代から続く米屋が「本当に美味しい米を食べてほしい」と料亭を開店。京都祇園の本店は2 時間半の行列ができるほど。 できのよい田んぼの米だけを選りすぐった最高級米を10釜体制で炊き、どの時間帯に来ても炊き立て10分以内に食べられる。あんかけ親子丼は、ごはんと丼の具を別々に提供。初めて食べるときは、ツヤと白さが際立った見た目と粒の立った美味しさに驚く。具をかけても、あんがごはんを...
艶々熱々の銀シャリが登場し美女の箸はノンストップに! 炊きあがった土鍋ごはんのふたが開けられると、柴本 幸さんの大きな目はさらに見開かれることに。釜のなかで艶々に立つ銀シャリを見て「本当にキレイ!」と感激した様子で、口に含むのを待ちきれない様子だ。 今回柴本さんが訪れたのは、『銀座米料亭 八代目儀兵衛』。五ツ星お米マイスターの八代目儀兵衛氏が京都にもつ店の銀座店で、昼はごはんのお代わりが自由な定食、...
国の天然記念物に指定されており、年に2~3頭しか出回らないという「見島牛(みしまうし)」と、こちらも希少である「見蘭牛(けんらんぎゅう)」がいただけるという嬉しいお知らせ♪肉ラヴァーを嬉しい驚きにつつんでしまったお店は、厳選した旬の食材と日本各地の希少な地酒を揃える、銀座の日本料理『小熊』である。 『小熊』では、これら2種の肉を焼き物で提供している!どちらも入荷量に限りがあるため、とにかく急いで!予約すれば確約だ、このチャン...
主人の小岩浩高氏は、新橋の老舗京料理店で修業の後、独立し、六本木で『割烹 小いわ』を営んでいた実力派。食通から絶大な信頼を寄せられている。 全国から厳選した最高級の食材を使った料理は、繊細でありながら、力強さが感じられる。その秘密は、素材の持ち味を最大限引き出す熟成にある。熟成の期間は食材によって異なるが、旨味の極みを的確にとらえ、提供する。熟成魚のお造りは、これまで経験したことのない奥深い味わいだ。...
2013年、日本が誇る「和食」がユネスコ世界遺産に登録されたことはまだ記憶に新しい。さらにその2年後の2015年、和食に続いて世界遺産登録されたのが「シャンパーニュ」である。 そのシャンパーニュと日本料理の究極のコラボレーションをテーマに2016年4月に誕生したのが『銀座 奏』。会席料理に合わせてシャンパーニュのペアリングが楽しめる、世界初の店なのだ! コンセプトは「融合の織りなすハーモニー」。店名の「奏」はシャンパー...
銀座から世界へ誇る日本料理の名店『銀座 小十』。パリにも出店を果たし、「和食」を世界の文化へと押し上げている立役者だ。 極上素材と確かな技術が織り成す美味は、シンプルに真正面から食材の良さを引き出した品ばかり。 そんな『銀座 小十』の店主・奥田透氏は、29歳で独立してからヱビスビール一筋。もちろん自身が飲むのもヱビスビールのみというほどのヱビス党。 彼がヱビスを愛する理由の裏には、計算し尽くされた料理に通じる想い...
次第に寒さが深まってきて、食材は自ら旨味を蓄え、多彩な調理法により豊かに味わえる時期、まさに美食の秋がやってきた。 繊細な味わいを持つ和食にはヱビスビールが最高のお供となる。個としても旨味があるのだが、出すぎずに引き立てて食材に寄り添う、その佇まいが数々の食通に愛されてきた。 銀座から世界へ誇る日本料理の名店『銀座 小十』の絶品和食に合わせ、その美味しさの理由を探ってみよう。そのお話を伺ったのはビアソムリエの森本智子さ...
結婚前は無我夢中で気がついていなかったが、結婚後に諸々気がつき始めたことがある。 まず、家は想像以上に狭い。 テレビや雑誌で見ていたような大豪邸に住める訳ではなく、夫婦の住まいは白金高輪と恵比寿の中間くらいにある1LDKのマンションで、購入時の価格は約9,000万弱。 そして毎年の所得税、約800万に住民税や固定資産税などがかかってくるため、支払う税金が高い。 大好きなグランド ハイ...
◆ 「翔太〜アキがさ、俺のことlikeみたいで。」 久々に圭介から美味い飯でも食べようと誘われたと思ったら、まさかの自慢話だった。せっかく予約が取れた『銀座 小十』の美味しい料理が台無しだ。...
日本料理界の頂と呼ぶ美食家も多い『銀座 小十』。その所以をひも解くと、店主・奥田透氏の徹底したこだわりが浮き彫りになる。それはあらゆる料理の軸となる、素材との対話。 N「落ち着いて話をしたいときに行きたいお店。こういう場所で、旬の素材や器の話ができる人ってステキです。」...
国内外で活躍する『銀座小十』の主人・奥田 透さん。食材を熟知し、日本の“走り、旬、名残り”を器に盛り付ける。 「『ローラン・ペリエ ロゼ』は、実にシャープでエレガント。シンプルに素材感を最大限に引き出す和食との相性のよさは言うまでもありません。例えば、甲殻類をはじめ、甘鯛や鰆、のどぐろにも合いますね。小柱や桜海老のかき揚げや、柿の種の衣をまとった河豚の唐揚げには、このシュワシュワの喉越しがたまりません」と...
これぞ切り札。銀座が誇る日本料理の名店。2012年6月、ソニー通りから並木通りのビル内に店舗を移し、新たなるスタートを切った『銀座 小十』。 オープン以来、おまかせコースで勝負し続ける。日本料理の名手・奥田透氏が最高の食材を用いて生み出す美味で、三ツ星の同伴を楽しもう。...
多くの食通を虜にする小十の料理の魅力は日本の旬を鮮やかに表現することにある。夏の味覚の代表は天然の大鰻で、店主の奥田透さんは「鰻は大きくなるほど味が乗って美味しい」と1kgを超える大物しか扱わない。 蒸さずに炭火でじんわり火を入れ、皮目はカリッと身はふっくらに焼き上げてる。味わいは脂を十分に滲ませるがけしてくどくなくむしろ清らか。天然のため時には入荷がないこともあるが、10月頃までは楽しめるという。...
「お客様にとって特別な存在でいたい、そのためには最上級のおもてなしをすること。それがこの店で私がやるべき仕事です」。店主である奥田透氏は自らの信条をかく語る。 名だたる有名店が居並ぶ群雄割拠の銀座にあって、格別の評価を受けている『銀座小十』。その名声に決して胡座をかくことなく、さらなる高みを目指す奥田氏の真摯な姿勢。それが最上級の存在たらしめる大きな理由だ。...
パリにも支店を出す、日本を代表する料理人、奥田透氏。 彼の手掛けるここ『小十』にいつか足を運びたいと思っているなら、絶対に秋をおすすめする。松茸、かます、鰻と、極上の旬が味わえるからだ。 「料理は、炭で焼いて素材自身の味と香りを包ませることこそ最上」と言う奥田氏の、執念にも似た食材へのアプローチが、この料理に凝縮する。 天然にこだわった大鰻は一度は味わってほしい弾力と旨味を携える。対照的に、淡...
「お客様にとって特別な存在でいたい、そのためには最上級のおもてなしをすること。それがこの店で私がやるべき仕事です」。店主である奥田透氏は自らの信条をかく語る。 名だたる有名店が居並ぶ群雄割拠の銀座にあって、格別の評価を受けている『銀座小十』。その名声に決して胡座をかくことなく、さらなる高みを目指す奥田氏の真摯な姿勢。それが最上級の存在たらしめる大きな理由だ。 氏が生み出す懐石の“スペシャリテ”は、日本文化が...
「9年やればあらかたは見えてくる。だからといってくり返しに流されるのは、いやだったんです」33歳で構えた銀座8丁目の店を出て、この6月、奥田透氏は『小十』を5丁目へと移転させた。 前店では上客も三ツ星も手に入れた。現状維持の意義も知った。だが、奥田氏はよくも悪くも「まとまってきた自分」に問いかける。「このままで、いいの?」と。40を過ぎて、体力も少々落ちた。あんなに大事にしてきた食器たちに、距離感を感じ始めた...
3店共通のメイン素材、大うなぎ。「料理は、炭で焼いて素材自身の味と香りを包ませることこそ最上」と言う奥田氏の、執念にも似た食材へのアプローチが、ここに凝縮する。対照的に、淡泊なかますには松茸の香りと食感を包み込み、そのポテンシャルを最大化する。...
オープン以来、おまかせのコースで勝負し続け、ミシュランでは3年連続で三ツ星を獲得するなど、名実共に名店の仲間入りを果たした『銀座小十』。魚介類や野菜など、産地直送の食材が持つ滋味を活かした料理の数々は、日本の四季をひと皿で体現。極上素材と確かな技術が織り成す美味は、ひとつひとつ理に適った品ばかりだ。「食に厳しい場所で腕を試したかった」という主人・奥田透氏の強い想いは、銀座の地で着実に大輪の花を咲かせた。...
創業60余年の老舗日本料理店が作り続ける鯛茶漬けは、女将の故郷である九州の郷土料理をアレンジ。ペースト状の胡麻だれではなく、鰹節や昆布で旨味をつけた自家製醤油だれがべースになっている。 そこに半ずりにした白胡麻を加えてあるが、胡麻の存在感がサラッとしている分、鯛そのものの味がグッと引き立つ。夜にも単品でのオーダーが可能(¥2,000)だ。...
見慣れた景色が変っていくのは寂しいものである。『むとう』は昭和28年(1953)の創業以来、数寄屋通りの一角を占め、仕舞た屋風の店構えは街の風景の一部を成してきた。池波正太郎や吉行淳之介など、昭和の作家が愛した銀座。 この街にはきら星のごとき名店がひしめいているが、古き良き時代の風情を残す店は、ごくわずかしかない。貴重な店であった。それが気が付いた時には店が取り壊されていた。また、ビルになるのかと少々、がっかりしていたら、2...
ひまわりが描かれた看板を目印に入店。金と銀の折敷が並ぶ席に着くと、カウンター内の厨房から、期待が高まる香りが漂ってくる。 まず供されるのは、インパクト抜群の毛蟹を丸ごと使った前菜。この後も、特別感溢れる食材を惜し気もなく使用した数々が供される。 おまかせコースのみ全7皿(¥12,000)。ベテラン職人である吉田直行氏の卓越した技と、女性オーナーの繊細な心遣いが心地いい。...
ひまわりが描かれた看板を目印に入店。金と銀の折敷が並ぶ席に着くと、カウンター内の厨房から、期待が高まる香りが漂ってくる。 まず供されるのは、インパクト抜群の毛蟹を丸ごと使った前菜。この後も、特別感溢れる食材を惜し気もなく使用した数々が供される。おまかせコースのみ全7皿(¥12,000)。ベテラン職人である吉田直行氏の卓越した技と、女性オーナーの繊細な心遣いが心地いい。...
銀座8丁目に、行きつけの和食を作り、しっぽりと四季折々の旬を味わいに、何度も足を運びたい。 そう思わせてくれる一軒が、ここ『銀座しもじ』である。 料亭料理長を務める下地 智さんは、新進気鋭の38歳。とはいえ、築地の老舗『河庄双園』で料理長まで務めた経験の持ち主だ。...
今や、世界の料理人が注目する日本料理。日本古来の味わいである旨みが、甘酸辛苦の4つの基本味に続く第5の味覚として世界的に認められ、昆布だしを取り入れようとする外国人シェフが増えている事実。 そしてまた、味噌や酒粕など日本ならではの発酵食品に目を向けるフレンチのシェフなど、和食はまさに、世界の〝食トレンド〞と言っても過言ではないだろう。 そんな世界が憧れる和食だからこそ、その真価を今一度見直すべく、あえて伝統的なスタイル...
~道場氏直伝のやわらかローストビーフ~ 道場六三郎氏の料理を楽しめるこちら。夜のコースでも人気の「ローストビーフ丼(¥3,000)」は、適度にサシが入った和牛を湯煎でじっくりと火を通すため、口に入れた瞬間にとろけていく。甘辛の味付けと、肉をめくったときの小さなサプライズも楽しい。...
洋輔の両親が会食に指定したのは帝国ホテルの『なだ万』で、そのセレクトも香奈の気持ちをさらに憂鬱にさせた。 都内の一流ホテルは軒並み制覇し、ヒールを鳴らして大理石のロビーを闊歩してきた香奈ではあるが、帝国ホテルはやはりどこか、外資系ホテルとは一線を画す空気が漂っている。 決して口に出さずとも、選民意識の強い人々が集う場所―。 洋輔に続き個室に入ると、中には既にエルメスのカレを巻いた洋輔の母親と思われる女性、そし...
懐石料理店のランチ限定メニュー(シーズンによりメニュー変更あり)。かつお出汁の風味が効いた濃いめのタレに、ジューシーな鶏もも肉と絶妙の火加減でとろふわに仕上げられた卵。 シンプルなメニューだからこそ、素材のよさとていねいな技が光る。...
漆塗りの広々としたカウンターに座ると、調理人の手元がすべて見て取れる。次の皿には何が供されるのか、おのずと期待が高まる。 そしてまるで舞台のように浮かび上がる厨房の中心に、竈がどっしりと構える。窯元から譲り受けたという煉瓦で作った竈では、焼き物や煮物、蒸し物などが豊かな香りを放ちつつ仕上げられ、その光景を見ているだけでも気持ちがほっこり満たされる。 京都『草喰なかひがし』の中東久雄さんを師と仰ぐ店主の阿部さん。 ...
いやはや、なんとも豪気というか豪勢というか。ご覧の通り、ボトルからシャンパンを鍋に直接ざざーっ、である。まごうかたなき、シャンパン鍋! 4年ほど前に、お客さんの何気ない一言がきっかけで誕生。以来、店主の力石一郎氏が、試行錯誤を経て完成させたのが現在のレシピ。ほぼ貝とシャンパンのみで構成されているだけに「とにかく貝の質が味の仕上がりを左右する」とのこと。 この鍋は贅沢にも3つの味の変化を楽しめ、まずはシャンパンで貝を楽し...
いやはや、なんとも豪気というか豪勢というか。ご覧のとおり、ボトルからシャンパンを鍋に直接ザザーッ、である。まごうかたなき、シャンパン鍋を紹介する。 この鍋は、店に訪れた客の何気ない一言がきっかけで誕生したという。以来、店主の力石一郎氏が試行錯誤を経て完成させたのが現在のレシピ。ほぼ貝(ハマグリ、アサリ、牡蠣)とシャンパンのみで構成されているだけに、とにかく素材の質が味の仕上がりを左右する。 それぞれの貝から出てくる旨...
カウンターで飲む楽しみ。その構成要素のひとつが、職人の手元だ。カウンターと厨房との間には何の障害も置かず、包丁の動きや今夜使う器が見える。 そんな時、喩えようもない高揚感がふっと身を包む。酒が、飲めて良かったなぁと思う、瞬間だ。2012年7月、満を持して銀座に『おかもと』を開けた岡本英嗣氏は、そんな酔客の目をきちんと受け止める店を用意した。 厨房や店に無駄なものは何もなく、料理に使う材料を置くためにも、それらを和えるた...
のんびり寛ぐ空間やプライベート感を犠牲にしてまで、あえてカウンターを選ぶ理由とは何か。それはひと言でいえば、目の前で職人が繰り広げるライブ感だろう。 2012年7月にオープンした『銀座おかもと』は、そんなゲストの期待を裏切らない店だ。厨房に無駄なインテリアは一切置かず、空間を過剰に演出する小道具を排除したのは、「お客さまには、カウンターに座った時に期待感を持ってもらいたい」という岡本英嗣氏の想いゆえ。“見せる”店づくりは『銀...