「ご家族みなさんでどうぞ」とひとこと添えて渡したい品がこちら。手土産ではカットする手間ががかるフルーツや生の食材ではなく、開ければすぐ食べられる品を差し上げるのが鉄則だ。 『うを徳』の「自家製・まぐろの角煮」は、上質なまぐろの旨みが広がり身はほろほろと繊細。料亭の手作りだけあって、味が濃すぎず、本当にご飯に合う。 これなら飲んで帰ってきたご主人にお茶漬けなどを用意することが多い奥様としては、ごはんとお茶さえ用意すれ...
「かくれんぼ横丁」でも、ひと際目を引くのが、こちら。 夜になると黒塀が並ぶ趣ある小路の軒先に行灯がともり、密やかで美しい大人の風情を漂わせる。 夜に紛れる黒い外壁に灯る、中の温かな光。引き戸を開けると、温もりに満ちた和モダンな空間が迎えてくれる。...
店舗名:日本料理 斗南(にほんりょうり となみ) 住所:新宿区神楽坂3-2-31 大宗第三ビル 1F 電話番号:03-6228-1984 営業時間:昼 12:...
グルメなら押さえておかなければならない四川料理の名店『神楽坂芝蘭』。 ここでは麻婆豆腐が必食と言われているが、〆に忘れてはならないのが 「芝蘭汁なしタンタンメン」だ。 オーナーが10年程前に四川で食べた本場の味が忘れられず、再現した思い入れのある一杯。 使用する麺は、美しく流れる白糸の滝のような特注麺。四川の細くてストレートタイプの無鹹水麺は、本場の味の再現には欠かせない存在である。 その細い麺には肉味噌が...
よく混ぜると、ソフトでもちもちの麺に旨辛のタレが絡む。ピリ辛だけど、後味はすっきりしている。 半分ほど頂いたところで、トッピングの卵をプラス。卵黄だけをのせてまろやかな辛さを楽しむもよし。全卵をよく溶いてから麺にかけて、よりマイルドにいただくもよし。2段階でタンタンメンの美味しさを楽しむことができる。 食べたいメニューが多くて、良い意味で迷う。迷うのは道くらいかと思いきや、ここでもはまっていく。そんなノスタルジックな世...
よく混ぜると、ソフトでもちもちの麺に旨辛のタレが絡む。ピリ辛だけど、後味はすっきりしている。 半分ほど頂いたところで、トッピングの卵をプラス。卵黄だけをのせてまろやかな辛さを楽しむもよし。全卵をよく溶いてから麺にかけて、よりマイルドにいただくもよし。2段階でタンタンメンの美味しさを楽しむことができる。 食べたいメニューが多くて、良い意味で迷う。迷うのは道くらいかと思いきや、ここでもはまっていく。そん...
江戸時代にタイムスリップしたような情緒あふれる神楽坂。石畳の路地「かくれんぼ横丁」の一角に黒塀、格子で街並みに調和した四川料理の名店『神楽坂 芝蘭』がある。 ここで一番人気は「本場四川麻婆豆腐」! ランチ(ご飯、漬物、デザート食べ放題)では、100人中50人は頼む程売れ筋の商品だ。 真っ赤なオイルに浮かぶ麻婆豆腐! 常連客はその辛さに熱をあげるようだ。...
グルメなら押さえておかなければならない四川料理の名店『神楽坂芝蘭』。 ここでは麻婆豆腐が必食と言われているが、〆に忘れてはならないのが 「芝蘭汁なしタンタンメン」だ。...
東京都内には、グルメなら押さえておかなければならない麻婆豆腐の基本の名店がいくつかある。今回ご紹介する四川料理の『芝蘭 神楽坂店』はそんな店の一つだ。 ここで一番人気は「本場四川麻婆豆腐」。訪れる人の半数はオーダーするという人気メニューの辛さの決め手は豆板醤にある。 ジャーサン豆板醤と3年熟成したピーシェンの2種類をブレンドし、寝かせて発酵させてから使用するこだわりの豆板醤は、辛さだけでなくしっかり...
醤油と酢、スープ、自家製芝麻醤に辣油が丼の中で美しく層をなす同店の担々麺は、〝日式四川担々麺〞の元祖!?といわれる『赤坂四川飯店』直系のスタイル。 だが、フェンネルやローリエなどすっきり系の香りをもつ香辛料を中心に玉ねぎやにんじん、香菜の茎などなど香味野菜をふんだんに用いるのが『芝蘭』式辣油の特微だ。この特性辣油が加わることで味の幅が広がり、奥行きのある風味が生まれる。...
東京都内には、グルメなら押さえておかなければならない麻婆豆腐の基本の名店がいくつかある。今回ご紹介する四川料理の『神楽坂芝蘭』はそんな店の一つだ。 ここで一番人気は「本場四川麻婆豆腐」。訪れる人の半数はオーダーするという人気メニューの辛さの決め手は豆板醤にある。 ジャーサン豆板醤と3年熟成したピーシェンの2種類をブレンドし、寝かせて発酵させてから使用するこだわりの豆板醤は、辛さだけでなくしっかりと旨...
東京都内には、グルメなら押さえておかなければならない麻婆豆腐の基本の名店がいくつかある。今回ご紹介する四川料理の『芝蘭』はそんな店の一つだ。 一番人気は「本場四川麻婆豆腐」!ランチ(ご飯、漬物、デザート食べ放題込みで1,230円)では、100人中50人は頼む程売れ筋の商品だ。 真っ赤なオイルに浮かぶ麻婆豆腐!常連客はその辛さに熱をあげるようだ。 辛さの決め手は、豆板醤だ!鷹の爪の粉末と一緒にゆ...
大人の街、神楽坂にある『芝蘭』は、おしゃれな店内で、女子の心をぎゅっと掴みます。餃子デートをするなら、こういうお店がいいですね。 『芝蘭』の四川名小吃 水餃子辛子ソースは、何度でも食べたくなる、クセになる水餃子。 つるんと口の中に入っていく小ぶりな餃子を噛むと、肉汁が口の中に広がっていきます。 餃子にかかっているのは、甘いたまりしょうゆを注ぎ足してつくられた秘伝のタレ。酢が入っているので、コク...
東京都内には、グルメなら押さえておかなければならない麻婆豆腐の基本の名店がいくつかある。今回ご紹介する四川料理の『芝蘭』はそんな店の一つだ。 四川料理といっても、一口に辛いだけでは語りきれない魅力に迫ろう!...
美香は、濃厚うにパスタを巻くフォークを止めて、考える素振りをする。 「私も今まで色々な人とデートしたり付き合ったりしてきたけど、そういう細かい持ち物ほど案外、その人の価値観とか性格が出る気がする。気のせいかもしれないけどさ」 「え、そう? 私、全然わかんない」 「優子は明日デートなんでしょ? 相手がどんな筆記具を持っているか、ちょっと見てきて」 美香はフォークを振りながら、熱っぽく言う。 「...
神楽坂仲通りと本多横丁をつなぐ石畳の「芸者新路」は明治時代、芸者たちがお座敷に出るため近道に利用していた小路。 普段、こうした大人の蘊蓄は煙たがれるものだが、この街では、その歴史を知れば、見える景色はさらに奥深いものに感じられる。 この小道のマンションの2階にあるのが『夏目亭』だ。看板こそ出ているものの、外からは店があるとは想像しがたい。...
1970年に麹町の三番町で先代が創業した歴史のあるお店。神楽坂に移っても尚、変わらず愛され続けている。 神楽坂芸者新路にポツンとたたずむが、数々の食通が足を運ぶ実力店なのだ。昔ながらのビストロをテーマに、アラカルトはなんと40種類以上を数える。ブルゴーニュ地方の伝統的な料理をベースにした本格フレンチを今でも追求している。 店内に並ぶディティールに凝った家具を眺めるのも楽しい。...
1970年に麹町の三番町で先代が創業した歴史のあるお店。神楽坂に移っても尚、変わらず愛され続けている。 昔ながらのビストロをテーマに、アラカルトはなんと40種類以上を数える。ブルゴーニュ地方の伝統的な料理をベースにした本格フレンチを今でも追求している。...
1970年に麹町の三番町で先代が創業した歴史のあるお店。神楽坂に移っても尚、変わらず愛され続けている。 昔ながらのビストロをテーマに、アラカルトはなんと40種類以上を数える。ブルゴーニュ地方の伝統的な料理をベースにした本格フレンチを今でも追求している。 店内に並ぶディティールに凝った家具を眺めるのも楽しい。ペザン彫刻が施された椅子は先代から受け継がれている...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる。 東京生活を生き抜く上で、知っておくべきルール。 武器も持たず、手探り状態で進む人より、先に攻略法を知っている人が得をし、 東京ゲームを制する仕組みになっている。 ステップアップしていくのか、道を踏み外すのか...... 一つの選択が、人生を大き...
神楽坂通りから1本入ると、外に漏れた店内の明かりが道案内の役目を果たしてくれる。フランス人の前オーナーが「石畳と坂の街である神楽坂は、パリのモンマルトルに雰囲気が似ている」と、この地に店を構えて以来、約20年。 ほとんどのメニューがオープン当初から変わらず、日本風のアレンジは一切なし。「フランス人が毎日食べても飽きないメニューを」という開店当初からのコンセプトを、今も貫いている。...
若い頃通った恵比寿や渋谷のビストロでは、どうにも居心地が悪くなってきた今日このごろ。我々世代にしっくりくるのは、路地にひっそりと佇むビストロだ。 神楽坂通りから1本入ると、外に漏れた店内の明かりが道案内の役目を果たしてくれる。フランス人の前オーナーが「石畳と坂の街である神楽坂は、パリのモンマルトルに雰囲気が似ている」と、この地に店を構えて以来、約20年。...
誘い文句からも、相手の気分が上がるような提案ができてこそ、魅力的な大人。「神楽坂のフレンチ」というのは、経験豊富な相手をも期待させる魅力的なフレーズだ。そして当日まで、その店はまるで料亭そのままであることは秘密にしておこう。 かつて花街として栄えた神楽坂には風情のある建物が多く残るが、『Le Bretagne Bar á Cidre Restaurant』も、昔の料亭をリノベーションした店のひとつ。...
「ここです」 健太郎が連れてきてくれたのは、『ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン』。神楽坂の石畳通りから奥に入ったところにある、隠れ家のようなお店だ。シードルとガレットが有名らしい。...
この『ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン』には国産を含め常時20種類以上のシードル、ポワレ(洋梨の発泡酒)が揃うそうだ。 「アルコール度数も低めだし、フルーティーな味わいでシードルは誰でも楽しみやすいと思います。何度か訪れているBARなので、肩肘張らずに飲みに行けますね」 シードル飲まない?が町野さんの誘い文句なのかもしれない。...
シードルの生産地であるブルターニュの奥深い食文化を日本に伝えるべく、昨年の秋、神楽坂にオープンした『ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン』。ここでは、本場ブルターニュ産のものから、国産を含め常時20種類以上のシードル、ポワレ(洋梨の発泡酒)が揃う。 なかでもブルターニュ産のリンゴ果汁100%で造られる「ヴァル・ド・ランス」は甘口、辛口、オーガニックの3種類が揃っており、一番搾りの果汁のみを使って...
『ふしきの』の姉妹店。そう聞けば、日本酒好きならぜひとも訪れたいと思うのではないだろうか。日本酒の品ぞろえは幅を広げ、料理はコースに加えてアラカルトでも展開。コース一本の本店よりもカジュアルなスタイルだが、神楽坂にふさわしい大人の情緒あるたたずまいだ。 さらに、国産ワインも加わった。グラスではなく陶器で供することで、味わいにふくらみが増すという。上質な器に選りすぐりの銘酒を注げば、しっとりと上質なひとときが約束される。料理同...
日本酒ラバーが2015年に歓喜した新店は、こちら『月よみ庵』。 日本酒の品ぞろえは幅を広げ、料理はコースに加えてアラカルトでも展開。コース一本の本店よりもカジュアルなスタイルだが、神楽坂にふさわしい大人の情緒あるたたずまいだ。 さらに、ネオWASYOKU的要素としてレアワインも加わった。グラスではなく陶器で供することで、味わいにふくらみが増すという。上質な器に選りすぐりの銘酒を注げば、しっとりと上質なひとときが約束され...
ふたりの距離も近づけるためにおすすめしたいのが、この店。オレンジに塗られた壁やフランス語が飛び交う店内にいると、日本であることを忘れさせられる。 「もしフランスに焼鳥屋があったらこんな感じ?」という発想のもと店を開いたという店主の保立 薫さん。話を聞くと彼、銀座にある老舗有名焼鳥店の3代目だという。「お客様の印象に残るような料理を提供したいです」と語るだけあり、焼鳥は噛むとジューシーな肉汁が広がり絶品。また、小鴨や真鴨などの...
ふたりの距離も近づけるためにおすすめしたいのが、この店。オレンジに塗られた壁やフランス語が飛び交う店内にいると、日本であることを忘れさせられる。 「もしフランスに焼鳥屋があったらこんな感じ?」という発想のもと店を開いたという店主の保立 薫さん。話を聞くと彼、銀座にある老舗有名焼鳥店の3代目だという。 「お客様の印象に残るような料理を提供したいです」と語るだけあり、焼鳥は噛むとジューシーな肉汁が広がり絶品。また、小鴨や真...
「最初は、むしろ結婚向きだと思ったんです」 今回の報告者・田代奈津美は、そう言って小さく唇を噛んだ。 春めく陽気となった週末の『カナルカフェ』は、楽しげな女性客やカップルで賑わう。高い声で笑う若い女を無言で振り返ったあと、田代奈津美は再び言葉を続けた。 「彼…哲也の、寡黙なところがいいと思ったんです。私、ペラペラと口のうまい男が苦手で。昔、そういう男に痛い目にあわされたから」 当時を思い出したのか、奈津...
「最初は、むしろ結婚向きだと思ったんです」 今回の報告者・田代奈津美は、そう言って小さく唇を噛んだ。 春めく陽気となった週末の『カナルカフェ』は、楽しげな女性客やカップルで賑わう。田代奈津美は店内をぐるりと見渡したあと、再び言葉を続けた。 「彼…哲也の、寡黙なところがいいと思ったんです。私、ペラペラと口のうまい男が苦手で。昔、そういう男に痛い目にあわされたから」 当時を思い出したのか、奈津美は思い切り眉...
『エスタシオン』で〆のお米料理をいただき、バスク風チーズケーキを食べ終わる頃、部長はいつの間にかお会計を済ませていた。 「近くでもう一軒行きませんか?」と誘ったものの、「ふたりでゆっくりしてきなよ」と私と後輩を残し帰っていった。 周辺にいい感じの小さなワインバーもあったけれど、明日も仕事のためお茶をすることに。『カナルカフェ』は、今年で創業100年を迎えるボート乗り場の老舗『東京水上倶楽部』が199...
「あなた大人しい顔して、ずいぶん派手な人生を経験してるわね」 昼下がりのティータイム。飯田橋『カナルカフェ』でお堀を眺めながらチクリと言ったのは、元監査法人の先輩、倉田さんである。これまでの経緯をすべて話した後の感想だ。 倉田さんにはユキを紹介してもらい、独立当初仕事がない時代に多くの仕事を振っていただいた恩人である。 しかしユキとは別れ、経営していた事務所を追われてしまった。恩を仇で返す...
名前:薫さん 年齢:34歳 子ども:7歳(女の子) 子どもの学校:白百合学園小学校 飯田橋の『カナルカフェ』は、いつ訪れても懐かしい気持ちになる。 昼下がりのテラス席は水面がキラキラと眩しく輝き、時折通り抜けていく気持ちの良い風に、取材班が目を細めていた時だった。 「お待たせしました」 時間ぴったりだというのに、先に席に着いていた取材班を目にすると、薫さんは小走りで近寄って...
「男性に“奢ってもらって当たり前”。そんな浅はかな思考回路を持つ港区女子のような女性は、年収3,000万を稼ぐ夫の妻の座は到底得られないと思います。」 そう断言する友希だが、彼女が3,000万の夫を手に入れた経緯を聞けば、この言葉に納得せざるを得ないだろう。 ◆ 友希は元々日系の広告代理店にいたが5年前に転職し、現在の職に至る。待ち合わせの『カナルカフェ』に現れた彼女は黒目が美しく、小柄な...
「人間は環境に馴染む後天的な生き物。住む街が、人を変え、そして人を作ることもある。」と目黒女子は語った。 ならば、歴史の香りと異国文化が融合する、神楽坂に住む男性たちはどうだろうか。メイン通りから小道に入れば、思いがけない情緒が溢れるこの街のように、趣ある男性たちなのだろうか。 そこの所を探るべく、神楽坂に住む「神楽坂の男」を紹介していきたい。前回は、フランスかぶれのワイン男子・裕太を紹介した。今回...
「カフェ」とあるが、奥のレストランがとても秀逸。川に沿って抜けた風景が西向きで、都会に沈む夕日を楽しむことができるのだ。 お料理は、「窯で焼くピッツァやココット鍋で提供されるムール貝などがおすすめ」とNさん。2人のデートならば気持ちの良い季節にテラス席で楽しめる。...
店にはモロッコの先住民、ベルベル人の伝統的な料理が並ぶ。名物は44種もの香辛料と、牛肉やにんじん、おくらなどを蒸し煮にしたタジン鍋。水を一切使わず野菜の水分のみで仕上げるヘルシー料理だ。 過酷な砂漠に生きる彼らならではの本場メシである。...
~先住民ベルベル人が好むスパイスを効かせたマリネ~ 唐辛子などで和えた柔らかいオリーブのピリ辛マリネは、ベルベル人の伝統料理。スパイシーな味わいが食欲を掻き立てる。モロッコは世界でも有数のオリーブの生産・消費国でモロッコの食卓に欠かせないものである。モロッコワインとも相性も抜群。...
いつも服と店のセンスがいい部長が選んだのは、『エスタシオン』というスパニッシュ。狭い階段の中間に位置し、この裏路地を知らなければ絶対に来られない隠れ家だ。 ヨーロッパの雰囲気が漂う内装で、カウンター席はひとりで食事をするのに良さそう。客層は恵比寿や渋谷より落ち着いていて、でもみんなワイン片手にお喋りを楽しんでいる。その大人の喧騒が心地よい。“Estación”とは、スペイン語で季節の意味。店名どおり、ここでは旬の食材をスペイ...