―今日は晴れているし、外に食べに行ってもいいかなぁ。 楓がそんなことを考えていると、麻美から声をかけられた。 「桜田先輩、お昼ご一緒してもいいですか?」 「え?うん、もちろん!何食べようか?」 そう楓が麻美に問いかけると、一瞬ふと考える仕草を見せた。 「そうですね。もしよろしければ外で食べたいなと思っていたのですが…。私、丸の内のお店全然知らなくて、ランチ開拓してみたいです!」 新入社員らしい麻...
【土屋家・結婚3年目の事情】 夫:和宏 年齢:30歳 職業:大手総合商社 妻:美咲 年齢:28歳 職業:専業主婦(一児の母) 「昔から、家族仲の良いのが自慢なんです」 丸の内仲通りの『GARB TOKYO』で、土屋和宏は嬉しそうに語った。 仕事帰りだという彼はドラフトビールを美味しそうに飲み、ご機嫌の様子である。 「人に話すと驚かれるのですが…2歳年上の姉ともLINEしていますし...
『ガーブ東京』で、軽く食事を終えた後、氷室は事務所近くのホテルに宿泊することにした。 今日という1日を過ごす中で憑いた悪いものを洗い流すために、熱いシャワーを浴びる。 脱衣場を抜けると、東京駅を見下ろす絶景が広がる。部屋のみならず、浴室からもこの眺望を楽しむことができるのだ。 自分のこれまでの選択は間違っていなかったのだと、このホテルに来るたびに思えた。 シャワーのノズルをひねり、湯...
「あー今日はあんまりいい男いなかったなぁ。やっぱり食事会の方がよかったかも」 茉莉はそう言いながらコーヒーをすする。パーティーを終えて、2人は丸の内にある『ガーブ東京』を訪れていた。...
「えっ!あの美人の彼女さん、実家暮らしだったんですか!?」 恵美理は、池田の発言に硬直した。思わず苦虫を噛み潰すような顔をしてしまったが、池田は気付いていないだろう。 ―圭介さんに、彼女…!? 入社2年目の恵美理にとって、圭介は憧れの先輩だ。だから去年の秋に希望通りの辞令が出て、圭介のいる部署に異動になった時は夢見心地だった。 ―圭介さんが研修から戻ってきたら、はやくもっと仲良くなり...
この店の特徴は、天井が高く、開放的なところ。 そして何より、仲通りに面したガラスが全面で大きくとられており、いつも働く街が窓越しに見えるのもいい。...
丸の内仲通りビル 1F 丸の内仲通りに面した立地と、モダンでお洒落な内装が、女子会にぴったり。開放感のあるテラス席もおすすめなのがこのお店。 メニューを開くと、みんなでつまめる小皿料理やアヒージョ、野菜をふんだんに使ったココット料理が並び、女子会のツボを押さえたラインナップ。 写真の「からすみ・カブ・ラディッシュのサラダ」は、塩で味付けしたカブとラディッシュの中にマスカルポーネチーズとからすみ...
よく行くお店:『GARB 東京』、『essence of ANAYI』 好きな有名人:森絵梨佳 タイプの男性:小さな事も一緒になって笑ってくれる優しい人 美の秘訣:寝る前の美容パックやボディクリームで、毎日の保湿ケアを徹底しています。...
『ガーブ東京』にカゴバッグを携えてやってきた千春は、思ったよりも元気そうで夏希は胸をなでおろした。 二人でサクッとご飯している所に偶然を装い憲二を呼ぼうか…など考えあぐねた結果、やはり千春の気持ちが一番大事だろうと思い、正直に大学の同級生の弁護士を紹介したいと伝えてみたのだ。 “気にかけてくれてありがとう。一人でいると、情けないけど彼のこと考えちゃうから、誘ってくれて助かる。”と言われ、簡単な食事会...
出先から戻る途中、仲通りの『GARB東京』で里奈を見かけた。 ちょうどランチタイムで店内は混雑していたが、僕の目は窓際にひとりポツンと座る彼女の姿をすぐに捉える。 実際、里奈には別格の華やかさがあって、通りを歩く男という男は皆ウィンドウ越しの美女に視線を送っているのだった。 頭で考えるより先に足が動き、僕は吸い込まれるように彼女の元へと向かった。 店に入っても、珍しくご機嫌な彼女は僕...
ある日のランチタイム。 私は丸の内のオフィスを抜け、一人ご機嫌で仲通りの『GARB東京』を訪れていた。 手元にはハワイのガイドブック。夏休みに一緒に旅行に行こうと直哉に誘われたのだ。 久しぶりの海外旅行に、私の胸は踊っていた。宿泊先はハレクラニホテル。しかも直哉は、ダイヤモンドヘッドを望むオーシャンビューの素敵な部屋を予約してくれていた。...
食事会当日の午後、オフィスで離れた席に座っている咲から真理子のもとへLINEが入った。 「今日は19時30分にここのお店を予約してくれてるみたい。でも相手はあの商社だから絶対遅刻するよ。だから20時にお店着くようにしよ」 咲は彼らの残業時間を計算した上での集合時間を、真理子や後輩に送った。 真理子と咲は会社の後輩を2人連れ、予定通り20時にお店に入った。咲の予想通り、男性側からは20時を過ぎて...
翌朝、鏡の前で私が髪を巻いていると、健太が後ろから覗き込んできた。 「美和子ちゃん、今日も可愛いね」 「何、いきなり(笑)」 苦笑する私に健太は「だって、可愛いから」などと調子のいいことを言い、鼻歌まじりにバスルームへと消えていった。 付き合う前もそうだったし、付き合いが長くなってからも、健太は私をよく褒める。 女子大時代の親友・茜の結婚式の写真を見せた時も、「やっぱり美和子が...
丸の内仲通りにある人気店。金曜日はいつもお客さんでいっぱいです。店内も大人好みの落ち着いた雰囲気で気に入っていますが、今の季節はテラス席がおすすめです。...
今回、女優の川口春奈さんと待ち合わせたのは、東京・丸の内にあるレストラン『ガーブ東京』。店の前には街のメインストリートにあたる丸の内仲通りが南北に走り、スーツに身を包んだビジネスマンがひっきりなしに行き交っている。 彼らにどことなくエグゼクティブな雰囲気が感じられるのは、このエリアにいわゆる一流企業の本社がひしめいているせいかもしれない。 「大人の街ですよね」 川口さんは言った。 「仕事...
【広川家・結婚3年目の事情】 夫:秀俊 年齢:50歳 職業:美容クリニック経営 妻:茜 年齢:30歳 職業:専業主婦 「ええ。若く美しい妻は僕の自慢です」 都内で複数の美容クリニックを展開する経営者・広川秀俊は、東京ステーションホテルのバー『カメリア』でにんまりと微笑んだ。 とある講演の仕事で、仙台への出張帰りだという秀俊の声には、少しばかり疲労が滲む。それを誤魔化すように、彼はウィス...
待ち焦がれていた秋。徐々にその足音が近づいてきた。 東京駅舎内にある「東京ステーションホテル」内の2つのバーでは、巨峰や栗を使った季節のカクテルを提供中。 松茸づくしのフードメニューも登場し、旬の味覚を楽しめる。アクセスも抜群だ。ひと足早く秋の訪れを満喫しよう。9月中は「国産松茸フェア」を実施中!バー&カフェ『カメリア』のメニューをご紹介!土佐あかうしの旨味たっぷりハンバーグを包み込むのは、松茸や木の子を使った特性ベシ...
ピンクのストライプをアクセントにしたカジュアルな雰囲気の空間は、ショッピングの後のランチやカフェタイム、お仕事後などにも利用しやすい気軽さ。 フレッシュフルーツを使用した季節ごとのオリジナルカクテルを楽しめるほか、ボリュームたっぷりのフードも充実している。...
『バー&カフェ カメリア』@東京ステーションホテル 実は、『カメリア』の店内の時計は、ゲストがうっかり電車を乗り過ごさないように5分進んでいる。 それほど、時間を忘れてしまう空間ということでもある。 バー&カフェと謳うとおり、店内はピンクが多用されホテルバーよりも軽やかな雰囲気で、誰でも気負いなく行ける。...
『東京ステーションホテル』のシーフードドリアは、ホテル内のフレンチなどで使われる魚介から出汁がとられた贅沢品。 他のダイニングと素材を共有できるのもホテルならでは。バー&カフェ『カメリア』のシーフードドリアは、オマール海老の頭やホタテの貝柱などからソースを作っているので超濃厚。具材には鮑も入り、さらに旨味が重なる。2,980円(税サ別、一時休止中で2月中旬から再開)...
~具材のビーフはすべてが黒毛和牛。100年愛されるビーフシチューの秘密とは~ まずはじめに、『東京ステーションホテル』のダイニングでは、他国のビーフを使っていない。具材として入る肉は、なんとすべてが黒毛和牛となっている。 それは、総料理長である石原雅弘氏の“東京駅におよそ100年続くホテルで海外の肉では意味がない。日本の美味しいものを知ってほしい”という深い歓迎の気持ちの表れである。その黒毛和牛を使...
【今週の就活男子】 ・名前:雅人(30歳) ・勤務先:外資系IT企業 コンサルティング事業部 ・出身大学:東京工業大学 ・就職時の内定企業:現在の勤務先、ほか日系企業 「就職活動かあ。随分、懐かしい響きですね。話すと長くなるから、まあ飲みましょうよ」 そう言って、雅人は『バーアンドカフェ カメリア』で、カクテルに口をつけた。 雅人は現在、日本橋・箱崎にある外資系大手IT企...
カフェのような雰囲気もあり、気軽に利用できるカメリア。グラタンやビーフシチューなどボリューミーな食事も、23:30までいただけるのが嬉しいところ。 仕事が長引いた日の帰りに立ち寄れば、気分の上がる夕食になること間違いない。...
なんとホテルで使用する牛肉は9割が黒毛和牛という『東京ステーションホテル』。ハンバーガーには225gもの黒毛和牛パテが使われ、さらに半熟目玉焼きとスパムも入りボリューム満点。 デミグラスソースとアボカドソースがアクセントで、バンズは特注の全粒粉パンだ。 【概要】 「カメリアバーガー」 価格:¥3,180(税込サ別) パテ:黒毛和牛225g 味のポイント:デミグラスソース...
カメリア バーテンダーが〈お花見〉をイメージして創った、美しいSAKURAカクテル。ロマンチックデートを演出してくれるだろう。 <桜マティーニ 1,650円> オレンジとグレープフルーツで香りづけしたフレーバーウォッカを使い、爽やかさと甘みのバランスのとれた味わいに。桜の花びらが春の訪れを告げる。 <桜花ギムレット 1,900円> 桜フレーバーのジンにフレッシュみかんとライムを合わせた、甘酸っぱさが心地...
~セレブな海の幸が出汁として大集結するのもホテルならでは!~ 柔らかく蒸したアワビや、新鮮な海老やホタテが具材となったドリアは、ひと口めでソースも負けじと贅沢だと実感するはず。 オマールエビやアワビの煮汁、カニ、エビ、ホタテなど、極上の出汁によるアメリケーヌソースは、2日がかりで作られているとか。下のライスはピラフとして炊かれており、すべてに抜かりのない逸品である。¥2,980(税込サ別)...
焼酎からウイスキー、ワイン、カクテル、さらにオーガニックジュースまで、良質かつ幅広いドリンク30種が2時間飲み放題&料理4皿付きで¥4,600という、超絶寛容プラン! カクテルに定評のある店だけに、マルガリータやギムレットなどのスタンダードカクテルは格別!また、シグネチャーカクテルの「東京駅」はぜひ頼んで欲しい1杯。さらに、ホテル名物の“黒毛和牛のメンチカツサンド”も食事に含まれているので、極上のお酒とと...
前述した「東京ステーションホテル」は、外部招聘の5店の他に、『ロビー ラウンジ』、フレンチの『ブラン ルージュ』、バー『カメリア』と『オーク』という4つの直営店を持っていて、そのうち、『ブラン ルージュ』と『カメリア』、外部から招聘された小山裕久の鮨店『すし青柳』の3店は、東京駅のドーム天井のアトリウムを囲んだ回廊をぐるりと回った先にある。 駅中の宿命か、このホテルは雑多な客層に対応するため、廊下やロビー...
ビビッドなピンクを絶妙に効かせた重厚感あるバー&カフェで、17時〜19時半にオーダーできる「プレジャー オブ マルノウチ」(¥3,600/税込み・サ別/オーダーは2名から)。 ビーフカツレツサンド、シーフードドリア、グリルソーセージなど季節ごとに替わる約10種から1品が選べ、ドリンクが2杯付く。コスパ良く、気分が上がる空間も◎。一日の疲れも飛んでいきそう。...
70周年を迎えた、ベルギーに本店を構えるチョコレートの老舗が手がける渾身の逸品。チョコレートをふんだんに使用しているのに甘すぎず、大人向けのビターな味わいが特徴。¥6,000 ■概要 予約期間:販売予定数終了まで 受取期間:12月24~25日 限定数:20台...
チョコレートの本場として知られる、ベルギー北部・アントワープ生まれのショコラティエ。国際的なプロの菓子職人協会「ルレ・デセール」に加盟を許された、選ばれしブランドでもある。 “ダイヤモンドの街”でもあるアントワープならではのモチーフが印象的な「ゴールドダイヤモンドミルク」はコーヒーガナッシュ入り。「ルーベンス」は、粒ヘーゼルナッツ入りジャンドゥジャ(ヘーゼルナッツペースト)をミルクチョコでコーティング。「ツイストデルレイ」は...
「俺、離婚するかも」 弘樹の言葉に、その場が静まり返った。 平日のランチタイムにそぐわない、随分ヘビーな話題である。 今日は、定例のサッカー部同期の結婚式の二次会打合せのため、実咲と悠斗と『サングリア』に集まっていたが、弘樹はそんな気分にはなれず、開口一番切り出した。 「喧嘩、まだ続いてたの?」 シーンとなっていた空気を打ち破ったのは、実咲だった。 「そう。3日前に家を出て、今はホテル暮らし...
「...はぁ?子ども?欲しいならサッサと作ればいいだけの話だろ」 松田が清水の舞台から飛び降りる覚悟で悩みを打ち明けたというのに、吾郎は涼しい顔でバッサリと即答した。 吾郎が新婚クライシスに陥り珍しく乱れていたとき、松田は散々親身に相談に乗ってやった。だがこの偏屈男には、恩や義理といった感情は当然のように欠落しているのだ。 さらに、二人は丸の内の殿堂入りランチ『レストラン サングリア』で向かい合っているが、吾...
「なぁ吾郎、おまえ、結婚式挙げないの?」 丸の内でのランチタイム。『レストラン サングリア』のスパイシーなタイカレーをガツガツ食べながら、同僚の松田が吾郎に問う。 この松田というのは、かなり優秀な弁護士にも関わらず、ポンコツ嫁の尻に敷かれる情けない男である。 「俺は、結婚式なんて下らんことに興味はない」 「マジ。おまえタキシード似合いそうなのになぁ。てか、嫁さんはドレスとか着たいんじ...
辛いが、後を引く。丸の内にランチカレーは少なからずあるが、ここのカレー、ほかでは決して出逢えない味と断言してしまおう。 30年ほど前に、南欧料理の店としてオープンしたが、経営母体はマンゴーやパパイヤなど、トロピカルフルーツの輸入を主に手掛ける企業。取引のあるタイの料理も提供すべく、ならばカレーをと試行錯誤。その結果、20種以上のスパイスを独自にブレンドし、日本人の嗜好に合わせてココナッツミルクの割合を調整...
3連休あけの火曜出社、早朝から一気に働いたから、早めのランチを考えた。よく行く『サングリア』の容赦なく辛いタイカレーにしようとしたけど、あそこは月曜が青唐辛子の漬け物のサービスデーだから、今日はやめておく。 となると、『セラフィーナニューヨーク』が第一候補。NY赴任の時に本店にしょっちゅう行っていたから馴染みがある。 パスタセットが1,100円と手ごろだし、店は会社の向かいのホテルの地下にあるからす...
「“飲みニケーション”?そんな化石みたいな習慣、未だに流行ってるのか?」 「化石なんかじゃないわよ。日系企業じゃ、まだまだ一般的なの。こんな場所で、そんな暴言吐かない方がいいわよ...」 奈央子は、疲れた顔で『サングリア』のタイカレーに視線を落とした。彼女は吾郎の古い友人であり、同じ丸の内勤務同士、たまにランチを一緒する。 彼女の言う通り、店内はサラリーマンやOLでごった返していた。この『...
連日行列ができる店がある。夜はスパニッシュを中心にした洋食店、昼はタイカレーのみという変わり種『Sangria』だ。 タイカレーながらココナッツミルクは控えめ、20種以上のスパイスを使って仕上げたカレーは、かなりの個性派。タイカレー独特のクセはなく、爽やかかつ強烈な辛さで食べた人をとりこにする。...
『ヴィロン』といえば、フランス直輸入の小麦粉を使用し、本格フレンチスタイルのブーランジェリ・パティスリー。併設するブラッスリーでは、一番人気の「バゲットレトロドール」をよりおいしく食べられる食事も提供している。 そんな『ヴィロン』の人気フランスパンを贅沢にサンドイッチで味わえるのが「ジャンボクリュテ」である。 ブラッスリーでの贅沢なひと時は、パリへのショートトリップのような時間を楽しめる。...
『ヴィロン』といえば、フランス直輸入の小麦粉を使用し、本格フレンチスタイルのブーランジェリ・パティスリー。併設するブラッスリーでは、一番人気の「バゲットレトロドール」をよりおいしく食べられる食事も提供している。 そんな『ヴィロン』の人気フランスパンを贅沢にサンドイッチで味わえるのが「ジャンボクリュテ」である。 購入時には店頭で一口サイズにカットしてもらって手土産にするのがスマートだろう。ブラッスリーでの贅沢なパリへのシ...
パリ郊外の製粉会社「VIRON」の小麦を直輸入するブーランジェリー。 南仏プロヴァンス地方の伝統的なパン「フーガス」はナイフで切り込みを入れてから焼くことで、葉っぱのような形になる。 スイス産のグリュイエールチーズが、隙間なくギッシリと詰まった歯応えある生地の食感を楽しんで。...
丸の内オアゾ 1F 1983年、フランス料理店からスタートとした同店ゆえ、チーズを用いたお菓子は絶品揃いだ。 伝統を踏襲しながらも、オリジナルとして進化させた「カマンベールチーズケーキ」は、不動のナンバーワン。濃厚な味わいで、いつまでも舌に残る余韻が印象深い。...
モダンクラシックな今のパリを感じるケーキショップ。 代表作「カマンベールチーズケーキ」や「キャラメルショコラ」のような定番スイーツになるよう誕生したのが「グラース・ドゥ・ボワ」。 自家製ナッツのプードル、アーモンド、ピスタチオ、松の実など“森の恵み”を楽しめる。...
滋賀県大津に本社を置く名店。良質な原料とそれを最大限に活かす技術から生まれる“ 風味の良さ”を最も大切に、上質な和菓子を生み出している。 「あも」は、やわらかな求肥の餅を手炊きの春日大納言小豆で包んだ銘菓。 カットすると、大粒の小豆と真っ白な餅がお目見えする姿も楽しい。...
1983年、MOF(フランス最優秀職人)パティシエがベルギーに創設したメゾン。 人気商品「ケーク オ ノア」は、粗く刻んだくるみを、はちみつや生クリームなどの生地に入れて焼き上げた、香ばしさとほろ苦さの絶妙なマリアージュが楽しめる。 スタイリッシュなパッケージも魅力。...
“お疲れ様☆夏希、今度いつオフィスに来る?ランチしたいなと思って♪” 結婚したい動機を考えることから逃げるように、プレゼンの資料作りに躍起になっていると、PCに千春からの能天気なメッセージが表示された。 “今週は木曜ならオフィス行くよ。” “わぁ~い♪じゃあ、出れそうになったらメッセージ頂戴ね。ちょっと聞いて欲しいことがあるんだ…。” ちょっと聞いて欲しいこと、ねえ…。自分も、こんな風に人に相談できたら、結...
「英里さん、ワインどうぞ!」 空いたグラスに、後輩の新一が弾んだ声でワインを注いでくれる。 「あ...私、そんなにお酒強くないの。だから気を遣わないで」 年上に気遣う新一からボトルをそっと受け取り、英里はそれを彼のグラスに注ぐ。 「あ、そうなんすか!じゃあ無理しないでください!でも、もしヤバくなったら、俺、責任もってちゃんと英里さんの家まで送るんで安心してください!」 頬をほんのりと赤らめた若々し...
「潤、1年目の時とは全然違う…!」 シンガポール駐在帰りの同期である潤が『セラフィナ ニューヨーク』に現れた時、美貴はその堂々としたオーラにハッとした。 お店に現れた潤の装いは、濃い目の青ストライプシャツに紺のパンツ、手入れされた黒の革靴。潤の堂々とした姿から、自信が伝わる。 仲の良かった同期といえども、話すのは約3年ぶりだ。 また、昔「付き合うのも時間の問題」と噂された相手と会うこ...
「よくここ来るの?」 「はい、ボリュームもあるしテラスも好きで」 「俺もテラスでよく食べてるよ」 その日は小雨がパラついて外には出られなかった。 「今度晴れている日にどこか外でランチどう?上のホテルのテラスとか、新丸ビルでも」 まだちょっと先の話だけど、丸の内って実は紅葉もきれい。 「じゃあ、スケジュールをLINEするよ」 「当日でも気まぐれに誘ってくださいね」 何度もこんな...
『セラフィーナ ニューヨーク 丸の内店』のイチオシは、特注のピザ窯で焼き上げる直径32cm厚さ6.4mmの、大型で薄くサクサクとした「マルゲリータピザ」! 『セラフィーナ』はニューヨーク11店舗を中心に世界7カ国29店舗を有するレストラン。ニューヨークではレディー・ガガやトム・クルーズ、マドンナなど、世界を代表するスターたちが通うレストランとして有名だ。...
定番中の定番ですが、「ゼリーの詰め合わせ」がテッパンです。見た目の華やかさと上品な甘さのゼリーは、世代を問わず喜ばれる手土産。迷ったときはこれに頼ります。...
結局月末に、重い腰を上げて福岡へ帰った。 福岡に着いた日、ミキは実家で夕食をとったあと、リビングのソファに座り、お土産に買った『ショコラティエパレ ド オール』の カカオ水ようかんを母と食べ、くつろいでいた。 ぼんやりテレビを見ていると、待ち構えていたかのように「結婚できない女」をテーマにしたバラエティ番組が始まる。ミキはさり気なくリモコンを手に取り、チャンネルを変えた。 だが、母はチャンスが来たと言わんばか...
「なに、また無理してんの」 『ショコラティエ パレ ド オール 東京』に現れた河村は、わざとらしくぶっきらぼうに言った。 「ごめんね…」 「俺に謝ることないけど。なんか、痩せた?まあ、何でも好きなもの食べなよ」と、メニューを差し出した。 先日、雄太と口論になり、家を飛び出して実家に帰ったあずさのもとに届いた、河村からのLINE。 “俺、やっぱり中野のこと放っておけない” あの時は精神的に不安...
新丸ビル 1F カカオ豆の焙煎からチョコレートに仕上がるまでの全行程を手がける三枝俊介シェフの店。 「カカオ水ようかん」はこしあんと白あんの2種。良質なカカオ豆を使って香りをうつし和菓子の技術を使ってショコラとマリアージュさせたまったく新しい水菓子。...
ショコラティエの老舗、フランスのリヨンにある『ベルナション』のエスプリを受け継ぐ三枝俊介シェフの東京店。蜂の巣を連想させる六角形のショコラは、皇居周辺で採取されたソメイヨシノときんかんのはちみつを使って作られた丸の内ならではの逸品。...
そして翌日、午前中に健診を終えてから出社した村上は、注射やバリウムが相当辛かったらしく、大袈裟に体調不良を訴えた。青くなった顔から察するに、貧血にでもなったようだ。 「僕、もう気持ち悪くてダメだ。ミドリさん、何か消化の良い食べ物買ってきて。あと、甘いもの。ミドリさんと泰子さんの分も一緒に買っていいからさ、『ショコラティエ パレ ド オール』でさ、ケーキお願い。」 村上は、「健診に行かせたお前のせ...
出勤2日目。 ランチを終えた優里は、三菱一号館の中庭のベンチに腰掛けた。 『ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店』でコーヒーをテイクアウトしてきたところだ。 まだ2日目だというのに今日は、来客や理事長の外出準備で、朝からとにかく忙しかった。午後に備えて、美味しいコーヒーで元気をチャージするのだ。 ベンチに座って、中庭を行き交う人々を観察してみると、忙しないビジネスマンやO...
イエス・キリストの復活を祝うイースター。そのシンボルともいえる「イースターエッグ」も登場している。 4/1(月)からは、「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」(恵比寿ガーデンプレイス店、六本木ヒルズ店、丸の内ブリックスクエア店)と「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」(渋谷ヒカリエShinQs店、ニュウマン新宿店)では「イースター」のシンボルとされるヒヨコや小ウサギをモチーフにした“イースターショコラ”を数量限定で...
クリスマスケーキ予約戦線も、そろそろ終焉を迎える時期になった。 イブまであと5日に迫った本日、ご紹介するのは、なんとあのロブション系列のケーキ。なんでも、まだ予約可能なケーキがあるんだとか。 「ジョエル・ロブション」とくれば、2個目を視野に入れる猛者もいるかも。完売時点で終了なので、電話などでの事前確認がおすすめ。 それにしても、こんなにも見る人の心を弾ませられるとは、クリスマスケーキはマジッ...
正直な話、奈央にはもう“恋愛”がよくわからなくなっていた。 例えば20代の頃の自分なら、先ほどのように健太郎に誘われて、断るようなことはしなかったと思う。好意があるのにわざと距離を取るなんてことも、絶対にしなかった。 しかし3年前、結婚前提で付き合っていた恋人をいわゆる“にゃんにゃんOL”に奪われてしまった時、自分の歩んできた道のりが女として正しかったのかどうか、完全に自信を失ってしまったのだ。...
店名:ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店 住所:千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1F 営業時間:11:00~21:00(フード L.O.20:00、ドリンク L.O.20:30) ※カフェのみラストオーダー有 電話番号:03-3217-2877...
店名:ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション 日程:3/14(水)まで 時間:18:00〜23:30(L.O.21:00) 料金:お一人様 22,000円 ※価格は税込、サービス料別となり、お飲み物は含まれません 【予約・問い合わせ先】 TEL:03-5424-1338 又は 03-5424-1347(受付時間 11:00~21:00) ※要予約 ※男性のお客様には、ジャケットの着用を...
やはり人気のチョコレートと言えば、トリュフ!『ロブション』では、ビターなプレーンタイプと、ウィスキー入りの2種のテイストを用意。 口の中に入れた瞬間、この大人の味わいと、なめらかな舌触りの虜になる。...
見た目も味わいも楽しい「ヴェリーヌ」は、フランボワーズロゼ、マンゴーココ 、ショコラカフェの3つのフレーバーを用意。 冷凍便で届くので、好きな時に好きな数だけ解凍して食べられるのが嬉しい! 販売場所:オンラインショップ一番摘み茶葉を石臼で丁寧に挽いた愛知県西尾の抹茶と、九州産の大粒和栗を合わせて焼き上げた贅沢な一品。 舌の上にふわっと広がる口溶けの良い生地は、抹茶本来の香りや甘みを存分に楽しむことがで...
−今週金曜日の夜あいてる?外銀との食事会どう? 『ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション』で紅茶を飲みながらぼーっとしていた奈緒は、友達からのLINEの振動で、はっと我に返った。 −金曜日の夜・・・。 笠野の見送りに行くならば、空いていない。行かなければ、空いている。 「好き」「嫌い」と唱えながら、花びらを一枚ずつちぎっていく花占いのように、「行く」「行かない」を決められたらどん...
真っ赤な見た目が目を引くスイーツ。口当たりの良い濃厚なマロンムースに、カシスのジュレの程よい酸味でバランスよく仕上がっている。濃厚なマロンクリームをチョコレート生地で包んだ、ふんわりとしたクリームパンは、発売以来大人気の一品!ビターな味わいのチョコレート生地によって、全体的に上品な甘さに。...
販売店舗:ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 各店 『恵比寿ガーデンプレイス店』 住所:目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内 B1F 電話:03-5424-1345 営業時間:9:30〜20:00 『六本木ヒルズ店』 住所:六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド 2F 電話:03-5772-7507 営業時間:10:00〜21:00 『丸の内ブリックスクエア店』 住...
「適齢期の女性と長く付き合っておいて、それでも結婚しようとしない男の思考回路って、一体どうなっているんだと思います?」 ゆっくりと穏やかな口調ではあるが、その声に静かな怒りを滲ませながら、女は疑問を投げかけた。 琴美・34歳。大手損害保険会社で働くOLだ。 仕事帰りの女性客やカップルで賑わう『Cafe1894』。琴美はお酒がほとんど飲めないらしく、近づいてきたスタッフに「ジンジャエールを」と頼んだ。 童...
「私…ちょっと反省しているんです」 平日夜の丸の内。 『CAFÉ 1894』の雰囲気ある落ちた照明の下で、色白の美女が困ったように笑った。 彼女が今回の報告者、小池菜穂。 丸の内にあるメガバンクの秘書室に勤めている菜穂は、その全身から“好感度”が滲み出ている。 柔らかな質感の白トップスに、マーメイドラインが美しいレースのスカート。華奢なスタイルや手入れの行き届いたロングヘアが、品の良さを際立たせる...
かつて銀行営業室であったという『Cafe1894』は、重厚感のある、クラシカルな雰囲気が漂っていた。 直樹と私は白ワインを注文し、並んで座る。遠慮と慣れ合いが入り混じった、くすぐったいような距離感が新鮮だ。 私たちは、ポツリポツリと、少しずつ近況を語り合った。 直樹は相変わらず仕事面では多忙だそうだが、今でも独身で、「婚期を逃した」とか「結婚できない」とか、うまい具合に自虐めいた口調で、私...
金曜夜の丸の内は、会社帰りのサラリーマンやOLたちでかなり賑わっていた。 仲通りのお洒落なブティックを眺め、丸ビルや新丸ビルもフラフラと見て周る。新丸ビルのSUQQUでは、可愛らしいBAさんに勧められ、口紅を一つ買ってしまった。 プロがササッと化粧直しをしてくれた私の顔は、一気に流行の華やかな顔になり、おかげですっかり気分が良くなってしまったのだ。 そして、こんな夜に限って、嘘みたいな偶然...
奈々子は、大手町にある不動産会社の営業部で働く、総合職6年目。 営業部といっても、奈々子がいる部署は営業部のフォローが主な業務で、経理や総務などのオフィスワークが中心だ。 午前の業務を終えた奈々子は、総務部で働く同期の明日香とランチのため、『メゾンカイザーカフェ』に小走りで向かった。 奈々子が、毎日の飲み会で増加気味の体重を気にしてサラダプレートをオーダーすると、明日香も「同じものお願いします」と言ってきた。...
「はぁ......。」 オフィス近くの『メゾンカイザー カフェ』で、杏子は一人大きな溜息をついた。 最近、めっきり溜息がクセになってしまっている。 溜息をつくと3歳老けるなんて噂は信じないが、確かに30歳を過ぎた女が溜息をつく姿は美しくはないだろう。 まっすぐ家に帰るのが躊躇われ、仕事終わりに一人で軽い外食をとる理由は、部屋が結婚相談所のパンフレットと恋愛マニュアル本が溢れているからだ。先日夜中のネット...
大きくとられた窓の向こうには東京駅に行き交う列車たち。そんな空間は老舗書店・丸善とのコラボレーションカフェ。 おすすめは、カレーとハヤシの二色盛り。丸善の創業者・早矢仕有的氏が考案したという伝統のハヤシライスと、具材をバターで炒めることによりコクや深みを出したカレーの共演。必食の味わいである。...
甘酸っぱいいちごと香り豊かなピスタチオのパフェ。 アイスやムース、ゼリーに、ざくざくグラノラの食感も絶妙で、食べていて楽しい!...
2017年3月に大丸東京店6階にオープンした、衣・食・住を編集したコンセプト型セレクトゾーン『リブ トーキョー』。 外光が差し込む開放的なカフェをはじめ、ファッション、ライブラリー、観葉植物まで、さまざまなアイテムを、ブランドごとの垣根のないリラックスできるスペースで提供している。 なかでもおすすめはビーチスタイルカフェ『ソルトウォーターテーブル』。 「都会の中の海辺のテーブル」をイメージしたビーチスタイルカフェ『ソ...
「あなた、ご自分が空回りしている自覚はあるかしら?」 振り向くと、ミドリのすぐ後ろで泰子が仁王立ちしていた。 「え......?」 「何も分かってらっしゃらないのね、あなた、秘書失格よ!このままだと、使えない派遣以下だわ!」 これまでの上品な泰子からは想像も出来ないほど、美しいアーモンド形の目は吊り上がり、真っ白な額には血管が浮いている。ミドリは何が起きたのか、理解できない。 「え、え...?す、...
「え、美沙ちゃん結婚したの!?」 奈緒は、丸の内の『The Pantry』でランチを食べながら、思わず声をだしてしまった。 日課のSNSパトロール中に、何度か撮影で一緒になった読者モデル仲間の美沙が結婚したことを知ったのだ。 奈緒、29歳。丸の内にある法律事務所で秘書をしている。 大学時代から読者モデルをしており、今でも雑誌の「丸の内OLのデートコーデ」特集なんかに登場することもある。 一般人にし...
東京の玄関口・東京駅丸の内駅舎内に100年という歴史を刻みつづけ、今もなお多くのファンに愛され続ける「東京ステーションホテル」。こちらのホテル内にあるのが、和菓子の「とらや」が手がけるコンセプトショップ「TORAYA TOKYO」だ。 ここは、480年以上の長きに渡り積み重ねてきた伝統を守りつつ、「とらや」グループの現在を発信する場所。メインブランドである「とらや」、フランスに和菓子の魅力を伝えている「とらやパリ店」、そして...
パフェの断面も見惚れるほど美しい。 たっぷりのストロベリーと風味の良いピスタチオのマリアージュが、楽しめる。...
美しいカンパネラブルーの店舗とパッケージが目を引く「東京カンパネラ」。看板商品の「東京カンパネラショコラ」は今や東京の定番土産である。 そんな東京カンパネラの初のコンセプトカフェ『THE CAMPANELLA CAFE』が4月29日、東京駅直結の大丸東京店にオープンした!「東京カンパネラショコラ」を使用したドルチェやドリンクのほかフードメニューも並ぶ。 定番土産の新たな味わいに期待大!いち早く楽しもう♪...