「えー!それでカナ、その人と付き合いだしたの?」 ANAインターコンチネンタルホテル東京の『アトリウムラウンジ』で、ルームシェアを断って以来あまり会っていなかった亜美が、心底驚いたように目を見開いている。...
『アトリウムラウンジ』で提供されるのは、世界初となる11種類のスイーツすべてに「ルビーチョコレート」を使用したアフタヌーンティー。 見た目も可愛らしいピンクのスイーツやサンドウィッチといったセイボリーを、紅茶、コーヒー、ハーブティーなど22種類のドリンクとともに楽しむことができる。...
東京タワーと並ぶようにそびえる愛宕グリーンヒルズ。そのレジデンスの14階に篤志は住んでいた。広いリビングとベッドルームを持ち、約68㎡、家賃50万円。いたってシンプルで圧倒的に物が少なく無機質なインテリア。大きなテレビ、黒くてボリュームたっぷりのソファにガラスの天板のテーブルが整然と配置されていた。 篤志とのデートはもっぱらこの部屋か、神谷町周辺。神谷町の駅周辺は、平日はスーツのサラリーマンが歩道を占領し...
六本木にある老舗中華料理店『華都飯店』には、春になる前のこの時期しか味わえない絶品鍋がある! その名も「酸菜火鍋」。1月からスタートの時期を狙って、毎年予約が殺到するらしい。 今回は、この冬だけの特別な味わい「酸菜火鍋」の美味しさに迫った。具材に火が通ったところで、つけダレを準備。醤油、中国から仕入れる腐乳、白ネギを好みで混ぜ合わせてから鍋からスープを少し加えて召し上がれ。 腐乳のもつコクと塩気が、この旨みたっぷ...
「実は、英里ちゃんにこの前偶然会ったときから、元気がなさそうで気になってたんだ。それで、咲ちゃんから色々と事情を聞いて...」 アークヒルズ仙石山森タワーの『華都飯店』の席に着くと、きんちゃんは控えめに語り始めた。 「そ、そうだったの...」 「咲ちゃんには、黙ってろって言われたんだけど」 きんちゃんはそこで言葉を切り、じっと英里を見つめる。 その憐れむような視線に怯み、気まずい沈黙にも耐えられず...
中国料理研究家・馬遅伯昌氏が、1965年に三田に開いたレストランが始まり。家庭料理に、宮廷料理の流れを汲んだ北京料理、辛さが魅力の四川料理を融合した、見た目にも優美な料理を提供している。 実はここ、あまり知られていないが、六本木の喧騒を一切感じさせない閑静なエリアで、中華料理店では珍しいソファのテラス席を併設。 風が心地いい季節には、前菜の盛り合わせと春巻きや揚げワンタンなどと、「G.H.マム コル...
2015年8月31日に53年の歴史に幕を閉じた『ホテルオークラ東京』の本館。その館内にあった『オーキッドバー』が、2015年9月中旬から別館の12・13階で営業を再開している。 12階はシガーバー、13階はなんと貴賓室であった場所で、もともと昼から営業する店舗であったけれど、移転後は窓から日光の入る空間へと変化した。 本館での営業時から常連たちの密かな定番となっているのが、実はサイフォンによって淹れられたコーヒー。サイ...
さらに『オーキッドバー』で、ドン ペリニヨンをボトルでオーダーした方に、『ラ・ベル・エポック』特製のオードブル(2名様用 6,500円相当)が付いてくる。こちらは、全国・世界のオークラ―グループで利用できるメンバーズカード「One Harmonyメンバー」の特典。 出張等でオークラグループを多用している方にとっては、朗報だろう。 ・…………………………………・ ■価格:ドン ペリニヨン (36,720円) ■特製オ...
丼は展開しない『桃花林』が、同じフロアの『オーキッドバー』限定で密かに丼ものを提供している。そのひとつがこの排骨丼で、要は排骨麺の米バージョン。 実は広東料理としては以前からある料理で、ごはんの上に揚げてから煮こんだポークチャップをのせたもの。 ソースはオイスターベースで排骨にはカレーの風味がつけられ、オリエンタルな香りに食指が動く。 ロースとアバラが重なった香ばしい肉には手練なバーテンダーに...
ホテルオークラ東京の歴史とともに歩んできたメインバー。ステンドグラスを配し、店の奥まで続くウッドカウンターが、その名に恥じない風格を宿している。ここでは、ドンペリニヨンを使った白桃のベリーニではじめ、世界の銘酒をじっくりと味わいたい。 2019年春の新装へ向けて本館建て替えのため、営業は2015年8月までとなっているので、後悔する前に行くべし!...
ルビーカカオが持つベリーのようなフルーティーな酸味に合わせて、同ホテルのソムリエが「マム グラン コルドン ロゼ」をセレクト。 「ルビーチョコレート」とシャンパンのマリアージュを楽しんで。 ■メニュー ・「4種のルビーチョコレートとグラス ロゼシャンパンのペアリング」4,000円 ※別途消費税、サービス料13%を加算...
2017年1月から“日本のお伽話カクテル”をスタート。写真は1~2月に供される浦島太郎で、3~4月は花咲か爺さんと、季節ごとにお伽話をモチーフにしたカクテルを展開するユニークな企画。第一弾となる浦島太郎は陶器の玉手箱で提供され、蓋を開ければスモークが湧く、楽しくて豪華な一杯。 「浦島にかけて島酒である泡盛を使用し、味わいやすいよう抹茶と合わせエスプーマでムース状に仕上げました」と西村和也さんのセンスも光る。「浦島太郎」¥2,...
眼下に見下ろす煌びやかな風景に調和するエッジの効いた空間。店を代表するのは、6つのモレキュラーカクテル。エスプーマによるムースなど、斬新な化学とアルコールの融合が目と舌を楽しませてくれる。...
世界中から人が集い、多彩な文化が交錯し、常に刺激的な街、東京。新しきものを貪欲に受け入れることが使命でもあるかのように、進化がとどまることはない。 そんな街の空気をちりばめながら誕生したのが『ミックスバー&ラウンジ』。多国籍のゲストが違和感なく馴染む、エッジの効いた空間だ。 フランス人デザイナー、グエナエル・ニコラ氏が手がけた店内は、一見日本的なものとは縁遠い設え。だが、布のアートワークやカトラリー...
せっかくの休日は、充実したディナーをゆったり味わいたくなるもの。 ならば4種の部位がひと皿に盛られたプライムビーフステーキプレートをシェアしたい。 さらに10種類のソースから2種を選べ、味の楽しみ方の幅も広い!...
そのクラブを2年半で辞めた後は、渋谷のクラブのオープニングの立ち上げに加わり、25歳のころには会社を設立。以来、次々と人気店舗を手掛け、現在は共同経営を含めて関わっている店舗は数十店舗にも及ぶ。当然、生活も夜型を想像したが…。 「朝7時半には起きて、犬の散歩が日課。出社はだいたい9時で、そこから延々と打ち合わせや店舗会議が続き、早い日で23時に終わる感じかな」 平日はあえて飲まないようにしているというが、夜はほぼ外...
『BLT STEAK』は、特徴的なスタイルと高品質で心暖まるサービスが特徴。”モダンアメリカンステーキハウス”と評される。ビストロの要素も加えられ、メインのドライエイジングステーキの他にも、フレッシュシーフードなどのサイドディッシュが有名だ。季節食材や地の物を使った週替わりのブラックボードスペシャルも人気。”BLTブランド”は本国アメリカにおいて、「ニューヨーク・タイムズ 2つ星」「ニューヨーク・ポスト」「デイ...
六本木店銀座店 どちらもシックな内装で、デートにはぴったり!...
『BLTステーキ』は、2004年旗艦店となるNY店をオープンして以来、質の高いサービスで、ニューヨークタイムズの2つ星、ニューヨークポストの3つ星などの高い評価を得てきた。 BLTステーキ、BLTプライムの14店舗をはじめ全10ブランド、28店のレストランを世界各国に展開しているいわばステーキ界の重鎮。そんな重鎮の秘蔵っ子アジア6店舗目のレストランが六本木一丁目にある『BLT STEAK TOKYO』 ...
2004年にオープンした『BLT STEAK ROPPONGI』は、NYに本店をおく熟成肉ブームの先駆け的ステーキハウス。NYでは、ウルフギャング・ステーキハウスと双璧といわれ、BLTはNYタイムズ誌で2つ星、NYポストの3つ星を獲得している話題店だ。 今回のイベントでは、最高級品質のUSプライムビーフを赤ワインで煮込んだ自家製コーンビーフを、ふわっカリっとした食感のカンパーニュを使用したフレンチトースト...
旗艦店となるNY店を2004年にオープン以降、「ニューヨークタイムズ」2つ星、「ニューヨークポスト」3つ星など、高い評価を得てきた『BLTステーキ』。2014年9月にオープンした日本1号店『BLTステーキ東京』も、オープン前から話題を呼び、今も尚、肉好きは勿論、多くの人の魅了し続ける。 同店がランチタイムに提供するのは「ステーキサンドイッチ」¥2,400。 USDA(アメリカ農務省認定)格付け最高位...
「それからサトコさん、神谷町周辺では『ダ オルモ』がお勧めです。料理の味はもちろんですが、約200本のイタリアンワインが揃っていますから、お好きな1本に出会えると思います」 いつものレストラン紹介だが、“200本のワイン”に反応したサトコは、今日はすぐにスマホで調べてメモを残した。 「で、サトコさん。こちらのお部屋は、いかがでしたか?」 「まだ、やめときます。もっと色んな部屋を見ます」 「男性も」とは言わず...
新宿三丁目の人気店『トラットリアブリッコラ』で、厨房とフロアを張った北村氏とサービスの原品氏が、ぴったりの呼吸でもてなす。ガラスのドア越しに出迎えるのは、約200本のイタリアワインが眠るセラー。自然光が差すフロアからは、厨房の様子が潔いまでに丸見えだ。 北村氏は、旅の途中、川魚、ジビエ、根菜などが主役の北イタリア郷土料理に魅せられ、そのまま現地で修業するに至った。「バターとチーズ、卵多めのふくよかなパスタなども特徴で、魅力は...
東京での社会人生活も板に付いてきたころ、ちょっとしたきっかけで久々に洸希に誘われた。変わってしまった洸希を見るのが怖くて少し迷ったけれど、会うことにした。彼の周りにいるキラキラした女性たちを想像して、そこはかとない劣等感を感じながら。 場所は、神谷町にあるリストランテ『ダ・オルモ』。落ち着いた内装、店員の適度な距離感、フォトジェニックではないが素材の良さを感じさせる料理。押しつけがましさのない店だ。...
新宿三丁目の人気店『トラットリアブリッコラ』で、厨房とフロアを張った北村氏とサービスの原品氏が、ぴったりの呼吸でもてなす。 ガラスのドア越しに出迎えるのは、約200本のイタリアワインが眠るセラー。自然光が差すフロアからは、厨房の様子が潔いまでに丸見えだ。北村氏は、食べ歩きの途中で北イタリアの郷土料理に邂逅し、そのまま3つの美食の街で修業するに至った。その料理の主役は川魚、ジビエ、根菜など。 「バターとチーズ...
熟成肉専門店『中勢以』が小石川に小売りのシェアショップ『北店』と『内店』をオープンさせた。経営者・出浦氏は「小売は“take out”していただくもの。でもtake outした肉がその肉屋で“take in”してワガママに食べられる。そんな2つの業態がシェアしているのがここなんです。お店では農家さんから届けられた地産地消の野菜も一緒にお出しするので、肉と野菜の“小売食堂”という感じかな」。 店では好きな肉の部...
新宿三丁目のトラットリア『ブリッコラ』で活躍した北村征博シェフとマネージャーの原品真一さん。ふたりが開いた店というだけで「必ず行く!」というファンは数知れず。開店前から熱い期待を受けたニューフェイス! メニューは北村シェフの修業先であるトレンティーノ・アルト・アディジェ州の郷土料理が中心。手打ちパスタの数々も熟成肉の炭火焼きもまず凝縮感ある素材の味が軸に。そこに原品さんがベストな状態でサーヴしてくれるワインが...
<今週の東大女子> 氏名:石橋 ゆり子 年齢:37歳 職業:外資系コンサルティングファーム パートナー キー学部:工学部 住居:六本木一丁目 ステータス:既婚、一児の母 久しぶりに気持ちよく晴れた、とある日曜の昼下がり。 『RUBY JACK’S』のテラスでソファにゆったりと寛ぐ石橋ゆり子は一児の母とは思えないほど若々しい。 一目で上質と分かるAラインのノースリーブワンピースをゆったりと纏...
「とりあえず今のところ順調なんだね。よかった」 六本木アークヒルズ内のステーキハウス『ルビージャックス ステーキハウス アンド バー』のテラス席にて、由香は赤ん坊の頭を撫でながら微笑んだ。...
アークヒルズサウスタワー直結のステーキハウス。バーカウンターやミートセラー、白いテーブルクロスが並ぶラグジュアリーな空間が広がり、その奥には牛を描いた小澤雅志氏のアートワーク『Angus』が鎮座する。 今回、特別に作ってもらったのは「ジャックダニエルを染み込ませながら熟成させたオーロラアンガスビーフ、ニューヨークカット」(1ポンド ¥12,000)。 アメリカのブランド牛であるオーロラアンガスを30...
「仕事終わりは六本木で飲むのが定番です。デートでよく使うのが、ステーキが美味しくて、華やかな雰囲気の『RUBY JACK’S』、和食が食べたいときは『酒呑』へ。隠れ家的お店なので、ゆったりと食事を楽しめます」...
アークヒルズ内にある、ステーキハウス『ルビージャックス』のテラス席も知る人ぞ知る空間。 『TWO ROOMS GRILL|BAR』のディレクターが手がけた店らしいスタイリッシュさで、とりわけテラスはゆったり座れるソファ席と、呑んでいるうちにスタンディングでも盛り上がれそうなカウンター席がある。 テラスには大きなコミューナルテーブルを2つ、またラウンジタイプの快適な席もあり、東京の中心にいながらにして...
2014年4月にオープンしたステーキハウス『ルビージャックス』は、表参道の人気店『TWO ROOMS GRILL BAR』のディレクターが手掛けたレストラン。 コンテンポラリーアメリカンをテーマにした店内は、天井が高く、開放的で、スタイリッシュ。テラス席やバーカウンターもあり、様々なシーンに対応する。 同店の名物サンドイッチは「フィレステーキサンドイッチ」¥2,000。 軽食としても楽しめるよ...
六本木ヒルズからちょっと歩いた場所にある、グローバルな客層にスタイリッシュな空間。まるで海外にいるかのような錯覚を感じさせるこちらの店で供されるのは、バンズからはみ出すほどの巨大なパテを用いたハンバーガーだ。 味つけのベースはピリッと辛みがあるが、そこに玉ねぎのマーマレードを合わせることでほどよい甘みを加えている。大胆さと繊細さを兼ね備えた逸品だ。 お散歩がてら、こちらのお店もオススメだ。...
医師たちの婚活事情はなかなかにハードだ。 健太郎(34)は都内の私立医大を卒業後、虎ノ門にある明慶病院に入局して、今年で5年目になる。メジャーの内科で、180cmを超える長身に「クラシコ」の白衣をさらりと羽織り院内を歩く姿は、自分で言うのもなんだか、なかなかにサマになるものだ。 ラグビーで鍛えた体は、最近の不摂生をもってしても、同年代の体よりは幾分マシで、当直明けの欲求不満を狙って攻めるナースたちの...
2014年4月にオープンしたステーキハウス『ルビージャックス』 『TWO ROOMS GRILL BAR』のディレクターが手がけた店らしいスタイリッシュさがある店内。メニューは、Tボーンを筆頭にグリルで香ばしく焼き上げるエイジングビーフのステーキは旨みがぎっしりつまっていながら余計な脂分がなく、軽く食べ切ることができる。 同店の名物であるステーキをカジュアルにいただけるのが「リブアイステーキ チャバ...
~昼からのステーキハウスに気分がアガる~ グローバルな客層にスタイリッシュな空間……。まるで海外にいるかのような錯覚を感じさせるこちらの店で供されるのは、バンズからはみ出すほどの巨大なパテを用いたハンバーガー。味つけのベースはピリッと辛いバーベキューソース。そこに玉ねぎのマーマレードを合わせることでほどよい甘みを加えている。大胆さと繊細さを兼ね備えた逸品だ。...
ステーキハウス『ルビージャックス』は、『TWO ROOMS GRILL|BAR』のディレクターが手がけた店らしいスタイリッシュさで、とりわけテラスはゆったり座れるソファ席と、呑んでいるうちにスタンディングでも盛り上がれそうなカウンター席がある。お肉のあとは、そのままバー使いできる使い勝手のいい空間だ。...
上質な和モダン空間で、前九重親方監修のメニューが味わえる。「前九重親方が巡業中に出合った全国の旨いものやちゃんこ鍋・すっぽん鍋が、カウンターでひとりのんびりと味わえます」...
秋が深まってくるとグルメ雑誌は忙しくなる。収穫の秋ということもあり、試飲会や試食会に連日連夜参加しているから。肉体的に、特に胃袋的にもう限界…という身体からのサインが発令。 ちゅうことで、大大好物のフグとスッポンを食べて元気になるために『心・技・体 うるふ』へいってきました。 ご存知方も多いと思いますが、このお店、かの大横綱ウルフこと千代の富士のお店でして、入り口には横綱時代のしめ縄がどどん、と鎮座されています。相撲博...
近隣の弁護士事務所に勤める姉が到着し、ホテル内の『ラ・ベル・エポック』で食事を始めてからも、絵里子は「上品で清楚な妻」の仮面を全く崩さず藤田の家族との会話を楽しんでいた。...
ホテルオークラ東京に凄すぎるデザートがあると聞いて取材に向かった! そのデザートとは『ラ・ベル・エポック/バロン オークラ』の「クレープ シュゼット」。 クレープシュゼットが出来上がるまでの約10分間は、ひとときも目が離せない、五感を刺激するパフォーマンスの時間だ。...
エレナはタクシーの中で、サトコからのLINEを見返した。 「今夜の患者様:崇成、34歳独身。私に振られて、病んでる。あと色々あるらしいけど、面倒くさいから聞いてない。笑」 投げやりな文章に、“ジョジョ”のキャラクターがニヤリと笑うスタンプが続く。 あいかわらず、可愛げのない女だ。 ◆ 崇成が予約してくれたのは、ホテルオークラ東京『ラ・ベル・エポック』。リニューアル後に行くのは初...
「先生聞いてくださいよ!あのサトコが結婚ですって」 白金に今年新しくオープンした『一条メンタルクリニック』の休憩室。午後の外来を終えた一条が入ってくるなり、エレナは興奮気味に言った。 日当たりが良く、計算されつくした色とりどりの椅子が並ぶこのクリニックは、まるでエステサロンのようだ。 「…...そういうわけで、なんだかわからないけど、要は、サトコのしりぬぐいと暇つぶしに付き合わされそうなん...
手練なビジネスエグゼクティブの『ラ・ベル・エポック』の利用は、無駄がなく、かつ優雅。まずは個室の予約を入れる。アール・ヌーボーのインテリアに解放感あふれる大きな窓があるこの部屋は、8名でも悠々広い空間。ここに招かれたお客は、誰もがまるでVIPになったような気持ちよさを覚えるはず。そしてすぐにランチに入るのではなく、この個室をを会議や調印式の場として使うこともあるのだとか。この絶対的にエレガントな個室では、すべて...
女性がクリスマスディナーに誘われたら、彼女の期待は日増しに高まり、当日はとびきりの装いをしてきてくれるだろう。そんないつもより素敵な彼女を迎えるのは、やっぱり正統派フレンチが正解となる。たとえばここ「ラ・ベル・エポック」なら、どんな美食家の女性でも満足してくれるはず。 入口にあるミュシャの絵画を鑑賞したあと店に入ると、アール・ヌーボーで統一された内装がクリスマス気分をいっそう高め、卓上にはクラシックなティファ...
血気盛んな若者も、年齢を重ねることでまた未知の局面へと歩を進める。来年開業50周年を迎える『ホテルオークラ東京』、1973年に開店した『ラ・ベル・エポック』は、まさにその只中にあると言えるだろう。 同店料理長・山本克哉氏が入社したのは30年前の19歳。東京オリンピック目前のホテル開業ラッシュを頭ひとつ分抜きんでた『ホテルオークラ東京』が、世界のベストホテルのひとつとして煌めく評価を不動のものにした頃だ。だから...
黄金のチューブの正体は、金箔を丁寧に張り合わせたチョコレート。中は日本の伝統的な器の修復技法である金継ぎに着想を得て作ったチョコレートムース。 カットすればチョコの中に金色の流線が入った金継ぎの模様が出てくる。カカオ濃度の高いビターチョコレートが美味! 【販売概要】 場所:ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー 住所:港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京 2F TEL:03-3505-1...
「ルビーチョコレート」をはじめ、各種チョコレートを使ったさまざまなパンやケーキなどの、テイクアウト商品を50種類以上も用意。 ミシュラン3つ星シェフであるピエール・ガニェール氏の独創性あふれる品々は味わいだけでなく、目でも楽しめるのが特徴だ。...
フランス料理3つ星シェフとして、世界でも名高いピエール・ガ二ェール氏がプロデュースする『ピエール・ガ二ェール パン・エ・ガトー』は、アークヒルズ(赤坂一丁目)の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」2階に位置するパティスリー専門店。 ガ二ェール氏のこだわりがたっぷり詰まった同店のパンは、小麦粉や、原材料の1部をフランスから輸入し、フランス仕込みの天然酵母(ルヴァン) を使用するなど、パリ本店で提供する...