一時期、夫の帰りが異様に遅くなったり、車の助手席のシートの位置が変わっていたり、「?」という行動が増えていた時期があったんです。 それで何となく指摘してみ...
艶々に潤った髪をなびかせ、涼子は上機嫌でヘアサロンを後にする。 夕暮れの表参道は、若いカップルがいっぱいだ。普段は逃げるように足早に立ち去る涼子だが、楽し...
日時:2/9(木)より ※季節ごとにメニューが変わります。 17:00~23:00(L.O. Food 22:00 / Drink 22:30) ...
2016年の『INTERSECT BY LEXUS – TOKYO』クリスマスディナーは、須賀シェフ監修のスペシャルクリスマスバージョンが登場! 須...
エミール・ガレが描いたアネモネでお馴染みの「ベル エポック」で有名な「ペリエ ジュエ」、もうひとつ注目したいのが「グラン ブリュット」。長い伝統を受け継ぎ...
モヤモヤを抱えたまま、次のデートがやって来た。 表参道を歩きながら、他にいるのかいないのか、聞きたい気持ちは募る一方だった。しかしここで無駄に吠...
「私…実は、香港人なの。」 表参道にある『インターセクト バイ レクサス トーキョー』にてシトラス レモン タルトを頬張っていた裕二は、一瞬驚きのあ...
LEXUSが考えるライフスタイルを様々な形で体験できるスペース『INTERSECT BY LEXUS-TOKYO』(南青山)にて、貴方をHOTにするクリス...
“ミクスチャー・ビストロ”という、新たな提案 表参道の交差点からほど近い立地の『INTERSECTBYLEXUS-TOKYO』は、ファッションやデザ...
フードプロデューサー・田島大地氏が考えたコンセプトは「ふと毎日出会いたくなるような、コンフォートフードを」。世界中の食が集まる東京ならではのメニューが満載...
恵比寿のブログといいつつ、3回目で脱線します。というのも、先週の土曜、素晴らしい食体験をしたので、そのお話を。表参道の『INTERSECT BY LEXU...
表参道の交差点からほど近い立地の『INTERSECTBYLEXUS-TOKYO』は、ファッションやデザインなど、レクサスが考えるライフスタイルを体験できる...
こちらに向き直った3人が、意味深な目配せをしながら仰々しく姿勢を正す。 「ねぇ、あおいさん。急なんだけど、良ければ明日私達とランチしない?」 確かに...
にゃんにゃんOLにも、数パターンある。 まずは典型的な、愛華のようなタイプ。可愛いし愛されキャラなのだが、どこか主体性に欠ける。腰掛けOLでいることに焦り...
怜奈とともに『エンポリオ アルマーニ カフェ青山』に入ると、客席に向かうべく通りすぎる怜奈を男性客が見つめる。それもそのはず、怜奈は可愛いというよりは...
店名:ヨックモック青山本店 BLUE BRICK LOUNGE 住所:港区南青山5-3-3 営業時間: 【月曜~土曜】 10:00〜23:00 【日曜・祝日】 10:00〜19:00 定休日:無休(年末年始を除く) 電話番号:03-5485-3340...
販売期間:2/14(水)まで 販売店舗:ヨックモック 青山本店、全国の百貨店、駅、空港、オンラインショップ オンラインショップURL:http://www.yokumoku.jp/ yokumoku/ ※なくなり次第終了 ※取り扱い商品は店舗により異なります 【問い合わせ先】 TEL: 0120-033-340(ヨックモックお客様相談窓口/土日祝日除く 10:00~18:00)...
ヨックモック青山本店併設のラウンジでは、国産そば粉使用し丁寧に焼き上げたガレットを味わいたい。しっかりとした生地にアツアツのポテトグラタン、スモークサーモンが乗り食べごたえも十分。 またランチだけでなく、バールタイムも楽しめるのも同店の魅力。 ゆったりとした店内と、ウッドデッキが心地よいオープンエアのテラス席など、季節によってさまざまな表情を見せる中庭を眺めつつゆったりと過ごして。...
ブルーのタイルが象徴的な『ヨックモック青山本店』に併設されたラウンジ。ヨックモックのシンボルツリー「ハナミズキ」を中心とした中庭の風景を眺めながら、ゆっくりとくつろぎの時間を過ごすことができる。 「大山鶏のスパイシーチキンとトリュフのポテトフライ」(¥1,620)などビールやシャンパンに合う本格料理を提供。9/29まで「クラフトビールフェスタ」も開催中。平日及び土曜日の17:30~L.O22:00に、クラ...
商品名 :Cigare au matcha(シガール オゥ マッチャ) 価格 / 入数:本体価格1,000円(税込価格1,080円) / 8本入り 賞味期限:製造日より120日 展開期間:3/15(水)~6月末(予定) 販売店舗:ヨックモック青山本店、全国の百貨店、駅、空港、オンラインショップ(http://www.yokumoku.jp/yokumoku/) ※一部取り扱いのない店舗もあり 【...
『YOKU MOKU 青山本店 BLUE BRICK LOUNGE』は、7年ぶりのリニューアルオープンを機にメニューも一新。スイーツ好きの間で大きな話題になっている。 「ブリュレ風パンケーキ」(¥1,296)は、表面はカラメリゼで艶やかに、中はもっちり。その融合はパンケーキには珍しい食感だ。クリームや添えられたベリーとの相性も抜群。デザートタイムにちょうど良いサイズ感!...
ソバ粉で作られた本格ガレットは、しっかりとした生地に卵やトマト、ベーコンなどを載せているので食べごたえ十分中尾さんのおすすめは、お得なガレット(¥1,080〜)。 「平日限定でサラダ、デザートがつきます。そば粉を使用している本格ガレットで食べごたえあり」...
朝から晩まで立ち寄れるオールデイカフェでは、世界を旅した気分を味わえるバーガーを常時2種類(定番1種、週替わり1種)提供。 日本ではあまり馴染みの無い海外のテイストのほか、『crisscross』流の日本のテリヤキも見逃せない!...
「BURGER FEST」のためだけに併設のベーカリー『breadworks』で作るバンズを使い、世界を旅した気分を味わえる商品を常時2種(定番1種、週替わり1種)用意。 トルコや南アフリカなど、味や風味の全く異なるバーガーはユニークで、食べたことのない味にも出会えるかも…!? 個性豊かなバーガーを食べながら、東京の喧噪を忘れて、思い思いの時間を満喫しよう。...
表参道からほんの2〜3分の距離にして、『crisscross』の有するテラスは、まるでリゾート地のような広さ。クスノキを中心にパラソル付のテーブルが配され、ヒーターもあるので秋冬でもテラスで過ごすこともできる。 屋内は洗練されたカジュアルさのあるカフェで、隣にはベーカリー『breadworks』があり、いつでも粉から手作りする焼きたてパンを食べられるのも女性に嬉しいポイントだ。...
ランチタイム直前に、私はマネージャーから呼び出された。 用件は、プレス向けのイベントについてだった。今回初めてコレクションの発表を日本国内で行うことになり、私たちPRチームはずいぶん前から準備に追われている。 「瑠璃子ちゃん、今回のイベントの企画なんだけど、今の内容だと本社から承認が降りないのよ。思いきって会場を変えてみようか」 急な提案にとまどう私に、マネージャーはそっと囁いた。 ...
朝から晩まで気軽にふらりと立ち寄れるオールデイカフェ。店内の2/3がテラスになっており、クスノキを中心に緑あふれる空間が広がり、まさに都会のオアシスと呼ぶにふさわしい心地よさを味わえる。 こちらでは『T.Y.HARBOR BREWERY』のクラフトビール全6種が楽しめ、ペアリングしたい料理も豊富。併設ベーカリーで焼き上げるパンもおすすめだ。...
「私、優一と別れようと思う」 表参道の『crisscross』で、奈々は重たい鉛を吐き出すように呟いた。 なんとか10時に編集部へ出社したものの、案の定まったく仕事が手につかない。しかし家に戻る気にもなれず、奈々は「話がある」とさゆみを誘い出したのだった。 夕暮れのテラス席にひんやりとした風が吹き抜け、奈々の頬を撫でていったが、ぼうっとした頭はいっこうにクリアにならない。 もしかして...
明日香の婚約者・公平は、渋谷にあるタワーマンションに住んでいた。公平の父親名義で新築当時に購入したものだ。渋谷から表参道に向かう途中いつも目に飛び込んでくるそのマンションの存在には、明日香もずっと前から気がついていた。 “高級タワーマンションの先駆け的存在で、最上階には著名人も住んでいる” そんな噂を耳にしたこともある。まさか、そこに自分が住める日が来るなんて夢にも思わなかった。 婚約してすぐに明日香は、憧れ...
豊洲にあるタワーマンションの25階に位置する田中の家は、いかにも“幸せな家庭”そのものだった。 綺麗に片付けられた玄関に、無駄な配色を排除した、センスの良いシンプルな家具。そしてトドメの、爽やかな夫婦の笑顔。 思わずその完璧すぎる空間に眩暈を覚えるが、お決まりの“素敵ですね”という社交辞令を挨拶代わりに交わす。 ホームパーティーを開催したがる人たちは、自分たちの家を自慢したい人たちが多い。 仮に本心では...
初夏のバーで男性と待ち合わせをしたときのこと。さて、彼は一杯目に何を頼むか。その第一声にいつも注目してしまう。 「ビールください」は悪くない。つられて私も、と続くこともある。馴染みのあるお酒は、気分を落ち着けるのによいもの。ただ二杯目以降もビールが続くと、つまらない人かも、と想像してしまう。二杯目のビールはカクテルのチェーサーにするくらいの遊び心があったほうがいい。...
あおいの勤める監査法人は閑散期と繁忙期がハッキリしている上に、昨今の過重労働撲滅の流れに沿って定時に帰宅できる日も多い。 土日祝日もきっちり休めるため、単...
それまで男性を知らなかった私は、その一言にとても傷ついた。己の出自を初めて恥じたと同時に、彼を深く恨んだ。 そして、私はこう決意した。 「もう絶対、男に...
「明日の夜は、空いてるかしら?」 そのそっけない一文が来た時、ちょうど静香さんの大好きなお酒、ラガヴーリンにチャレンジしているところだった。 ...
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1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にイ...
どんなに素敵なレストランをセッティングしても、エスコートがぎくしゃくしていたら台無し。あまりにマニュアル本通りに展開されると堅苦しくて息がつまりそう......
銘店『シェ・イノ』をはじめ、名だたる三ツ星レストランで修業を積んだ岡本英樹シェフが、青山の住宅街に満を持してオープンさせた隠れ家的レストラン。輝かしい経歴...
あの「すきやばし次郎」で修行を重ね、小野二郎氏から「抜群の味付け」と評された増田励氏。彼が2014年1月にオープンさせたのがこの「鮨 ます田」だ。 エレベータ...
鮨激戦区の西麻布を尻目に、鮨〝不毛地帯〞とも呼べる表参道界隈。その骨董通りの路地裏に2014年の1月末、ひっそりと開店したのが『鮨 ます田』だ。 店主は、あの...
南青山・骨董通り沿いの「小原流会館」の地下1階は各国料理が揃うひそかな美食空間。ここに2010年10月にオープンした、『居酒屋 東京十月』。 純和風の内装を活かしてリノベーションされた店内は、黒と朱色で彩られた、まさに大人の隠れ家。カウンター以外にも、お座敷あり掘りごたつありで、密会に最適だろう。...
南青山・骨董通り沿いの『小原流会館』の地下1階は中華やインド料理などが集まる、小さな名店空間だ。そんな激戦区にある中『居酒屋 東京十月』は食べログから正当な評価を受けていない。理由は口コミの件数が少ないから、それ以外に見当たらない。 パリのブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」の器に盛り付けられるのは、創作和食。小皿がメニューの中心なので、色々頼んでテーブルを彩るのも楽しい。 料理に合わせるべきは、同店の魅力のひとつで...
リアル・フリートは、家電ブランド“amadana”をはじめ、新しいモノづくりのオープンプラットフォームを展開している企業だ。同社の熊本浩志社長の“勝負店”選びが面白い。 「大事な話がある時は、ゲンのいい店に行きます。不思議なことに、ややこしい話がすんなり決まるラッキーな店というのがあるんですね」 熊本さんが特に重要な話を決める時に使うのが、東京十月というワインバー。とりわけアルゼンチンワインの品揃え...
オトナとしてのこだわりがまさに如実に表れるのが文房具。そんな文房具の魅力をワインを楽しみながらお伝えする本企画。 表参道のコンセプトカフェ仕掛人かつ、ソムリエでもある奥泉徹が今回ゲストにお招きしたのは、ライフスタイルクリエイターとして活躍するhideyaさん。こだわりの「祝い袋」の使い方を教えていただいた。 取材協力:東京十月...
南青山・骨董通り沿いの『小原流会館』の地下1階は中華やインド料理などが集まる、小さな名店空間だ。そんな激戦区にある中『居酒屋 東京十月』は食べログから正当な評価を受けていない。理由は口コミの件数が少ないから、それ以外に見当たらない。 パリのブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」の器に盛り付けられるのは、創作和食。小皿がメニューの中心なので、色々頼んでテーブルを彩るのも楽しい。 料理に合わせるべきは、...
親 和と反発。どちらに恋は生まれやすいだろうか。穏和と激情、どちらに惹かれるかで、軍配の上げ方は変わる。むしろ確率論より踏み絵かもしれない。新と旧、和と洋、柔と剛。対比され、時に対立するふたつが併存する。 『居酒屋 東京十月』はそんな場だ。 暖簾をくぐれば、店中に欅。節のない柱、釘に頼らない純日本建築。30数年、しゃぶしゃぶ店として時を刻んだ場所に、壁の朱色が新しい命を与えた。音楽はない。中央に鎮座する漆黒...
◆ 翌週末、明日香は、青山のフレンチ『アンドエクレ』に友人たちを呼び出した。今日、愛子はプランナーとの打ち合わせがあるために来られなかったが、仕方がない。 「…そんなわけで、皆にはブライズメイドをお願いしたいの!!よろしくお願いします!」 友人たちは、淡々とした様子で「了解」と口々に返事する。てっきり皆が盛り上がり、大喜びで引き受けてくれる反応を期待していただけに、明日香はすっかり拍子抜けした。 気を取...
これは何?と、言いたくなるカラフルなひと皿。在日歴16年というフランス人シェフが米に魅せられて創作したのが、クーリシャスという、ガストロミーの技術をベースにした新感覚料理だ。 「いわば、最先端の“フレンチ丼” 。家じゃ絶対作れない!」。長粒種、酒米、赤米など、米や雑穀の種類に合わせ、“クーリ”と呼ばれるソースと新鮮な野菜や魚、肉など季節の食材を融合。 「味、香り、見た目など五感で楽しめる料理。カボチャの甘さとアンディー...
その週末、リカ、はるか、未央の3人は報告会と称して青山の『アンドエクレ』に集まった。 クーリシャスという、旬の野菜やハーブで仕上げたソースにライス&シリアルを合わせた新感覚のメニューが食べられる女性好みのこの店を、はるかが予約してくれた。 「未央、松山さんとはその後どう?」 リカが興味深々といった様子で未央に尋ねてきたが、その後どうも何も、彼とはまったく話も合わず連絡先すら交換せずに終わっ...
服や靴なども欲しいものがあれば、気ままに買い物楽しむ。 「そんなに大袈裟に無駄遣いはしていないと思いますが、仕事で成果が出たりすると、自分へのご褒美に...と、ハイブランドの靴を買うことが多いです。それでまた仕事への意欲が湧くんです。」 彼女の好きな靴のブランドは、『マノロ ブラニク』『ジミーチュウ』『ペリーコ』などで、購入頻度はだいたい月一程度。化粧品も含め、ショッピングは伊勢丹や三越を主に利...
女が「連れて行って!」と懇願するレストラン・・・一言で言ったって難しいのよ。 高級フレンチ提案は、もちろん行きたいけど「なんであなたと・・・」とハネられてしまうし、人気店は、イケてる美女なら「あ、そこもう行きました」と一蹴されてしまうことも考えられる。本当に女って面倒!と憤慨されるのも待たれたし。 結局、幾多もの女性たちの声から導き出される条件は以下の3つに集約されるわ。 ・3年以内のそこ...
表参道の交差点から少し南に行った“裏青山”で産声を上げたのが、こちらのネオビストロ。ガストロノミー界の重要人物、オリヴィエ ロドリゲス氏が厨房を取り仕切る。ミシュランクオリティの料理をビストロ価格で味わえる。 星付きシェフの味が¥1,600〜! 表参道の新ビストロがコスパ最高!...
表参道の交差点から少し南に行った“裏青山”は、東京の最先端を象徴するエリア。閑静なその一帯には、高感度なブランドショップが軒を連ね、日々、世慣れた男女を惹きつけている。そんな最旬スポットで産声を上げたのが、ネオビストロ『& éclé(アンドエクレ)』だ。 同店の厨房を取り仕切るのはオリヴィエ ロドリゲス氏。イタリアの三ツ星『エノテカ・ピンキオーリ』の部門シェフを経て、マンダリンオリエンタル東京『シグネチャ...
ブルーボトルコーヒーをはじめ、最先端スポットが次々生まれる街「表参道」。この街に、7月16日(本日!)オープンしたのがネオビストロ『& éclé(アンドエクレ)』です。オープンに先立って、試食会に伺ったのでそのレポートを! こちらのお店は、星付きシェフの料理がリーズナブルなお値段でいただける、新感覚のネオビストロ。マンダリン オリエンタル東京のメインダイニング『シグネチャー』初代シェフであり、7年にわたり...
店名:ビストロ ブノワ 住所:渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 10F 営業時間:ランチ 11:30~16:00(L.O.14:15) ディナー 17:30~23:00(L.O.21:15) 定休日:年中無休(年末年始を除く) 電話番号:03-6419-4181 HP:www.benoit-tokyo.com...
ー半年後ー 「直樹さん、こっちこっち!」 カラッとした晴れ間の広がる日だった。 藤田は、自分の隣に駆け寄ってくる1人の女の顔を、満足げな顔で眺めた。 「今日で、小野という名前ともお別れなのね。藤田友里江になるのね。」 しみじみと呟く友里江の顔を見ていると、藤田は心の底から平穏を感じることが出来る。 これから、友里江と2人で渋谷区役所へ、婚姻届を出しに行く。 自分と結婚することで、こんな...
パリ、モナコ、ロンドンに三つ星レストランを持つシェフ、アラン・デュカスの店として2005年にオープン。 ベルサイユ宮殿と同じ柏材の床、くるみ材のビストロテーブル、デュカス自らが選んだオブジェの数々など、すべてをフランスを中心としたヨーロッパから輸入。「パリでもこんな店は希有」とスタッフが胸を張るほどだ。 料理はフランスの伝統料理をモダンに昇華させた、現代フレンチ。パリのビストロの味わいが、雰囲気もそ...
「恭子、俺の前だけは、完璧な“恭子さん”でいる必要なんてないんだよ」 彼は切れ長の目で、私を愛おしそうに見つめてそう囁いた—。 私には、かつて深く愛した人がいた。今よりも少し若くて、ずっと純粋だった頃。そう、あれは31歳のとき。 彼と出会ったのは、今の会社に転職する前のこと。私たちは同じチームで、お互いにアシスタントマネージャーのポジションにいた。 「恭子、俺の前では、素顔を見せてい...
「うそ、もうこんな時間...?!」 土曜日。 目を覚ましたあゆみは、寝ぼけ眼で枕元に置いたスマホを確認し、画面を二度見した。 10時23分。 今日は12時から表参道の『ビストロ ブノワ』で、大学時代の友人たちとランチの約束がある。急いで支度しなければ、遅刻だ。 友人と言っても卒業後はほとんど連絡を取っていないメンバーだが、あゆみの結婚報告をSNSで見たのだろう、「妻会しましょう...
「妻会?...なんだ、それ」 朝、乃木坂駅から飛び乗った千代田線。 暇つぶしに開いたインスタグラムを眺めながら、沙耶は小さく独りごちた。 見るつもりなどなくても目に入ってしまうのがSNSである。スクロールの途中でたまたま目に飛び込んできたあゆみの投稿が、朝から沙耶の胸に苦い汁を広げる。 表参道『ビストロ ブノワ』のチェックインと、「#妻会 」のハッシュタグ。 −今日は、新婚の皆...
「光一さん、こんばんは!」 光一の姿を見つけ、美咲は思わず駆け寄る。挨拶を交わし、近況報告をしながら店の片隅にふと目をやると、雅彦を中心とした男性陣の小さな輪ができていることに気付いた。 「君たちもね、結婚はしたほうがいいよ」 雅彦が、大吾をはじめとするクラスの男たちを相手取り、説教大会を繰り広げている。 「でもね、相手はよく選びなさいよ」 芹那がいないからか、普段は口にしない...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる 。 東京生活を生き抜く上で、知っておくべきルール。 武器も持たず、手探り状態で進む人より、先に攻略法を知っている人が得をし、 東京ゲームを制する仕組みになっている。 ステップアップしていくのか、道を踏み外すのか...... 一つの選択が、人生を大...
世間一般的には花形といわれる「年収1,000万円」。 平成26年度の民間給与実態統計調査(出典:年収ラボ)によると、年収1,000万円越えは日本の労働人口の4.1%。30代以下に限定するともっと比率は下がり、40,50代になると徐々に比率は上がるだろう。 年収1,000万円プレイヤーはどのようなライフスタイルを送っているのだろうか。世間が思うような夢の暮らしなのか、それとも……? 取材を通して...
「フランス美食の旅をしたい!」と切望している貴方へ、朗報! フランス地方の食文化を料理や食材、ワインを通して堪能できるイベント「ジェーム・ラ・フランス」が、アラン・デュカスのビストロ『ブノワ』で開催中! シェフやソムリエが現地を実際に訪問し、五感で感じたフランス郷土料理の魅力に迫ってみよう。 しかも、旅行者も実際に訪れる機会が少ないであろう、 そんな夢の旅が東京で体験できる!フランス地方の食文化...
19世紀のフランスを代表する美食家、かのブリア・サヴァランをして〝我々の食卓の花形である〞とまで言わしめたジビエ(野禽料理)。それに魅せられたのが室田拓人氏。青山学院近くのフランス料理店『ラチュレ』のオーナーシェフだ。 「ジビエはクラシックなフレンチのスター的存在。飼育された肉と違い、自然の厳しい環境の中で育った肉は余分な脂がなく、旨みが凝縮されています」 熱意を込めてその魅力を語る室田シェフ。そんな彼とジビエとの出会...
渋谷の『deco』が話題の渋2に移転し、狩猟免許を持つ室田拓人シェフのジビエ料理を堪能できる『ラチュレ』が誕生。 「ジビエは個体差があるし、撃った直後の処理が大切」とシェフ。 田んぼの近くで仕留めた鴨は米を食べているために、肉質は甘く、まろやか。山で仕留めれば木の実を食べており、ナッツのような香りも。 どの鳥獣を射止めるか、という判断から調理は始まっているという。...
渋谷の『deco』が話題の渋2に移転。狩猟免許を持つ室田拓人シェフのジビエ料理を堪能できる。「ジビエは個体差があるし、撃った直後の処理が大切」とシェフ。 田んぼの近くで仕留めた鴨は米を食べているために、肉質は甘く、まろやか。山で仕留めれば木の実を食べており、ナッツのような香りも。どの鳥獣を射止めるか、という判断から調理は始まっているという。 ジビエは10,000円のコースより。「秋は熊、鹿、猪、雷鳥...
ファン待望のリニューアルオープンと同時に店名も「deco(デコ)」から「LATURE(ラチュレ)」に一新し、その期待がさらに高まっているという! 「LATURE(ラチュレ)」とは、「自然の雫」の意味。日々進化して便利になっていく現代社会において、私たちが日々食している物は全て自然からの恵みだという事、自然に敬意と感謝を忘れないという事を料理で表現することで、命の大切さをわかってほしいという想いが込められて...
本格フレンチを堪能できるワインバー。200種以上のワインを常備し、ベストな状態でサーブ。『マルズバー』で経験を重ねた白仁田真澄氏と室田拓人シェフが供する料理の饗宴は、まさに至福のひと時。 ※この店舗は、移転、店名を変更しています。詳しくは、下記店舗情報『ラチュレ』よりご確認ください。 この記事は、移転前の情報です。...
「カウンターでお寿司が食べたい!」そんな彼女のリクエストがあったなら、『鮨 いっ誠』の予約をおさえてはいかがだろう。 同店では、コースは全部で3種用意。今回は人気の6,000円おすすめコースを紹介しよう。 まずは刺身5点盛り。この日は、しめ鯖、漬け鯖、マコガレイ、アカムツ、牡丹エビの5点。刺身の次は、「煮タコとシャコ炊き」、焼きもの、揚げものと続いていく。 そしてコース終盤はお待ちかねの握り7貫。この日はスミイカ...
アクセスが便利な表参道エリアで、「今夜は美味しい寿司と、小粋な肴で飲みたい!」そんな願いを叶えてくれるのが『鮨 いっ誠』。 「カウンター寿司」という少し高めのハードルを、グッと飛び越えやすくしてくれる名店のディナーコースを紹介しよう。...
フォアグラやキャビアといった高級食材、“シャンパンの王様”クリュッグなどがお値打ち価格で堪能できるお店。 初めて訪れる際には、ディナー全7品¥5,000のコースがおすすめ。 多量のキャビアと上質の生クリーム、そしてお米ムースを組み合わせたチャイは、リピーターが後を絶たないスペシャリテだ。...
そう言ったのは、大学時代からの香奈の悪友である芽衣だ。芽衣は早々に結婚したが、夫が海外出張で家をよく空けるため、今でも独身時代と変わらず香奈と一緒にお食事会などに出かける仲である。 「やっぱりそうかな?確かにあれから3回お食事会に行ったけど、全然良いと思える人に出会えなかった・・・」 「そうだよー、結婚してしまえばこっちのものだし、旦那なんて教育すればいいじゃない。その亮介って人、真面目なんでしょう?どうせ結婚して...
「短時間で外からも中からも火が入り、表面はカリッ、中はジューシーに仕上がる。それが薪で焼く一番の理由だし、魅力でもある」 そう語るのは、山本淳料理長。『リストランテ・ヒロ』と言えば、日本のイタリアンを牽引してきた名店で、22年目という長い歴史を積み重ねてきたが、20周年を迎えた2年前、店内の全面リニーアルを敢行。 その際、新看板料理も模索し、欧州では古くから知られた調理法である薪焼きの導入を決意。以前からあった立派な窯...
青山にオープンして21年。今や老舗の風格さえ感じさせる同店が、昨年の11月にリニューアル。 以前のカジュアルシックな趣とはガラリと雰囲気を変え、ラグジュアリーな大人の社交場へと変貌を遂げた。 それと同時に“薪焼き”もスタート。ブレスの鳩や焼尻の仔羊などブランド食材が揃う中、まず、食べるべきは期間限定でオンメニューとなる“30日間熟成骨付き牛ロースの薪焼き”だろう。厚さ4cm、重さ1kgの骨付きリブロ...
料理はもちろん器などにも気遣い、儚い季節の移ろいを示す日本料理。それが体感できる料亭は特別な空間。文化としての食に感激し、食材に対する感謝の気持ちさえ抱かせる。日本人として、そんな機会を頻繁に設けたいと思うのは誰もが同じ。 けど、財布と相談すれば……なかなか出向けないのもまた事実。そんなときは、『茶洒 金田中』がおすすめだ。こちらの店、名にある通り、老舗料亭『新ばし 金田中』が手掛けるレストラン。ふたりで一万円のコースがある。...
料理は勿論、器や空間にまで気を遣い、四季の移ろいを表現する「料亭」は、日本の良さを再認識出来る特別な空間。2013年オープンの『茶洒 金田中』は、東京を代表する老舗高級料亭『新ばし 金田中』が手掛けるカフェ。 価格は本店に比べ、ぐっとリーズナブルながら、日本料理の基本である出し汁など、本店と変わらぬものを味わえる。 伝統を守ると同時に、カフェとして出来ることも追求するという同店では、ランチ、ディナー、ティータイムなど、...
料理はもちろん器などにも気遣い、儚い季節の移ろいを示す日本料理。それが体感できる料亭は特別な空間。文化としての食に感激し、食材に対する感謝の気持ちさえ抱かせる。日本人として、そんな機会を頻繁に設けたいと思うのは誰もが同じ。 けど、財布と相談すれば……なかなか出向けないのもまた事実。そんなときは、『茶洒 金田中』がおすすめだ。こちらの店、名にある通り、老舗料亭『新ばし 金田中』が手掛けるレストランだが、価格...