営業女子にとって丸の内は、ランチよりディナーのほうが身近な街。 「昼間は外出先でパパッとひとりランチが基本。だから、昼よりも夜のほうが詳しいかも(笑)」。 IT企業でソフトウエアの法人営業を担当する森さん。残業が終わる21時過ぎに、同僚たちと連れ立って訪れるのは、“並ばない”“大人数OK”“ご飯が美味しい”この3つを兼ね備えている店。...
会社の打ち上げはワイワイ賑やかに飲めて、東京駅からも近くて便利な『レンレンレン』へ行きます。餃子とビールは打ち上げの雰囲気と相性抜群です!...
その週の金曜日、岩田が串揚げ好きだということを聞き、東京ビルTOKIA地下1階の『串あげもの 旬s』を予約した。 業務を終えたチームのメンバーが続々と集まり、19時から歓迎会が始まった。そこで気を利かせた先輩達が、楓に岩田の隣に座って挨拶する機会を作ってくれた。 「はじめまして、2019年度入社の桜田楓と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」 すると岩田も「よろしくね、期待しているよ」とにっこりと笑顔を向け...
中高の仲良し同級生との食後をキャッチ。 港区生まれのお嬢様。 大学時代は某有名私大の400人規模の学生団体で青春を謳歌!...
吟味された素材を楽しめる串揚げの専門店。旬の野菜や魚介、肉など常時30種類以上のネタを独創性に富んだアレンジで提案。お任せスタイルなので、何が出てくるかワクワクしながら食事を楽しんで。 カウンター席では、目の前で調理されるライブ感とカラッと揚げたての串を味わえる。串と相性抜群の、サッポロのプレミアムビール「白穂乃香」で乾杯を! 写真は「東京の食材を使った旬の串揚げ10本セット」(¥3,500)。旨み...
よく行くお店:『SO TIRED』、『東京今井屋本店』 タイプの男性:経験値が高くて優しい人...
田中が何を言いたいのか察した奈々子が、聞いてみた。 「もしかして、今朝の朝刊に掲載されたうちの再開発の記事ですか?」 「は、はい!」 奈々子が、新聞の場所とコピー機の使い方やPDFの取り方を一通り教えると、田中は深々とお辞儀して席に戻っていった。 その後ろ姿を見ながら、奈々子は思わずぷっと吹き出す。 ー新入社員とはいえ、緊張しすぎじゃない? ◆ その夜、『東京 今井屋本店』で歓迎会が開...
芝浦から直送される、鮮度抜群のもつ料理が自慢。もつ鍋は、明太もつ鍋、しお、みそなど5種類を用意。おつまみも絶品揃いで、必ず頼みたいのが名物「ればかつ」だ。ひとり一本の限定メニューなので食べ忘れなく。 また、「博多肉巻き明太野菜串焼き2種」(¥604)もおすすめ。『博多うち川』の明太子と、旬の東京野菜を豚バラ肉で巻いた九州郷土料理。ビールはもちろん焼酎との相性も抜群で、酒がぐいぐい進むこと間違いなし 鹿児島の名酒造「白石...
秋の始まりの18時、夕陽が差し込む丸の内仲通りを彼氏と手を繋いで歩く。やっぱり彼氏が丸の内勤務じゃないと、この辺りで堂々とできて楽だ。元カレは同じ会社だったから丸の内デートは拒否されていた。 いまの彼はファッションの仕事をしていて、面白いし、優しいし、いつもお洒落。ただ気になるのは……もっと経済力のある男性はいるだろうってこと。彼氏としては楽しくても、結婚となると話は違う。 私、来月誕生日なんだけれど、万が一プロポーズ...
丸の内ブリックスクエア3F 銀座『マイ ハンブル ハウス』の新業態。 ジャパニーズ・ウイスキー「響」のアンテナショップの顔も持ち、スパイス香る発想豊かなシンガポール料理とウイスキーのマリアージュを体験できる。 ディナーメニューでお勧めは「シンガポールキャロットケーキ ホットチリソース」。もちもち食感の大根餅とふわふわのタマゴにピリ辛ソースをオン。お酒のお供にもぴったりで、最初の一品におすすめ。...
ランチタイム、ブリックスクエアの『アンセンブル by マイハンブルハウス 丸の内』。 食欲なんてわかない…と思っていたのに、海南チキンライスの香りを嗅いだらお腹が空いてきて、そんな自分をちょっと逞しく感じる。 「そんなわけで…もう完全に終わりみたい、私たち」 できる限りさっぱりとした口調を意識したものの、結局湿っぽくなってしまって、私はぎこちなく笑う。 ふと考えてみれば、このところずっと、ランチタイムは...
あまり詳しくはありませんが……(笑)。あげるならここでしょうか。エスニック好きの女性は多いのでウケがよく、気取りすぎない雰囲気なのでお食事会の場が盛り上がると思います。...
国際ビル 1F 1625年創業の金沢の老舗酒蔵が手掛ける純米酒。長期熟成がもたらす柔らかな山吹色は、贈り物にふさわしい華やかさ。 奥行きのある芳香で、肉料理など濃い味付けの料理とも好相性。また、ナッツやドライフルーツ、チョコレートなどのスイーツと合わせるのもいい。...
1625年創業の金沢の老舗酒蔵。日本酒はもちろんのこと、お米の醗酵技術を活かした化粧品や食品、甘酒などの飲料を販売している。様々な温度帯で楽しめる「加賀鳶 山廃純米本格辛口」とツマミに最適な「くるみ味噌 辛口」と「能登かき」、さらに稲穂柄の手拭を木箱に詰めて。...
日本屈指のビジネス街、丸の内。そこで働くサラリーマンは無論ハイスペック。しかし、丸の内のエリート=人生勝ち組っていうのは一概には言えない。 例えば、3度の転職に結婚生活の終わり、それでもエリート然として働いている、そんなおじさんもこの街には多いという。 港区おじさんと比べて、出自は明確。 キャリアに自信があるから、話の中での「俺含有率」はかなり高め。話は間違ってはいないが、ものすごく面白いことは滅多に無いという。 ...
1968年オープンの、銀座界隈ではおなじみの魚の旨い店。ランチから通しで営業しているため、昼から新鮮な刺身をつまみに一杯いくサラリーマンもちらほら。 手際の良いスタッフのおばちゃんたちが、ボリューム満点の新鮮なお魚を飲み食いさせてくれる。 島豆腐や、豚の角煮などどこかなつかしいお惣菜の数々は、日頃の疲れを忘れさせてくれる優しい味がする。そんな癒しを求めて連日大盛況の酒場だ。...
1968年オープンの、銀座界隈ではおなじみの魚の旨い店。ランチから通しで営業しているため、昼から新鮮な刺身をつまみに一杯いくサラリーマンもちらほら。 「手際の良いスタッフのおばちゃんたちが、ボリューム満点の新鮮なお魚を飲み食いさせてくれる良いお店。鳥豆腐は、日頃のお酒で疲れた胃をゆっくり休ませてくれる優しい味がします」...
咲良は上機嫌でテーブルを回り、いつも以上にいろんな人とじっくり交流した。話していて分からないことは素直に伝えると、皆分かりやすく教えてくれ、とても充実した時間を過ごすことができた。 事務職の自分の意見を興味深く聞いてくれる人が沢山いるので、咲良は嬉しくなるのだった。 ―やっと習ってきたことの意味が分かってきたような気がする!とても楽しい!...
銀座の『SHARI THE TOKYO SUSHI BAR』のおすすめは、一番人気メニュー「創作ロール寿司」! 華やかな見た目が、パーティー気分を盛り上げてくれること間違いなし! マンゴーやアボカド、ホタテ、クリームチーズなど、さまざまな食材を使用しているので、味わいも見た目も多彩なロール寿司は、SNSウケも抜群だ。...
「あー、泉!久しぶりー。元気にしてた?」 「浩子、美樹、久しぶり!」 湿った空気の中に、ほんのりと秋の気配が漂い始めた金曜日の夜。私は大学時代からの...
初デートは、戦場と言っても過言ではない。 会話を盛り上げるために頭を高速回転させる男。それに合わせつつ、ちょっとした言動や会話で男をふるいにかける女。 ...
7月28日(木)、20時。 早速、今回めでたく東カレによりマッチングし、初デートすることになった2人の経歴を紹介したい。 男性の名前は誠人...
6月の週末の夜、希は昌大と一緒に銀座へ向かっていた。 「たまには、素敵な所で食事しよう。銀座のレストランを予約したから、おしゃれしてきてね」 ...
世界最高峰の美食タウン・銀座において、多くのグルメを魅了してきたフレンチ『ラール・エ・ラ・マニエール』。 そんな名店がこの5月、新たなシェフを迎え、...
来月、付き合って3年になる彼女が30歳の誕生日を迎えます。メモリアルな30歳という日を、どのようなレストランでお祝いすればよいでしょうか?お店選びに悩んで...
シェフの清水将氏は、フランスの3ツ星『マルクベーラ』時代、朝の4時から野山に分け入り山菜やキノコを収穫。『アルページュ』では自家菜園を持つアラン・パッサー...
あれは、初デートだっただろうか。由衣夏のことは結構タイプだったので、気合いを入れて『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』を予約した。 すると案の定...
あれは初めてデートをした時のこと。拓人は『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』を予約してくれていた。 「こんな素敵なお店・・・嬉しい」 「特別な...
シンとした部屋で、みなみがおもちゃをガチャガチャと鳴らす音だけが妙に大きく響きます。 私がいつまでも答えないので、お義母さまは我慢できないといっ...
丸の内ビルディングの開業とともに、イタリア三ツ星レストランの東京支店として鳴り物入りで開店したのは『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』。 ...
ヴァージンロードを歩きながら、号泣している里帆を見て、かすみが思わずほほ笑んだ瞬間。 里帆の左隣に立ってこちらを見つめる彼が、視界に入った。 ...
名だたる名店が集まるのも、丸の内エリアならでは。特に「丸ビル」35階、36階のフロアは、ここぞというときに選びたいハイエンドなレストランがひしめく。 ...
世界中の美食家から賞賛を浴びるミラノのリストランテの東京店は、味もさることながら、その夜景に惹かれて足を運ぶカップルが後を絶たない。 特に奥の個室は...
夜景でトキメかせる作戦を実行するなら丸ビルの最上階にして、ミラノの最上級レストラン『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』で決まり。 世界中から姉妹...
【藤崎家・結婚3年目の事情】 妻:千紗 年齢:27歳 職業:専業主婦 夫:信之 年齢:33歳 職業:出版社勤務 「こんなはずじゃなかった。今は毎日、後悔ばかりしています」 金曜の午後。ザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』では、宝石のごとく並べられたプチガトーを優雅な仕草で楽しむ淑女たちがあちこちにいる。 そんな女性たちを恨めしそうに眺めた後で、千紗はそっとティーカップを手繰り寄せた。そして...
銀座のバーに行った日から3日後。 私はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』で高貴と向かい合って座っていた。 しかし、高貴の様子がおかしい。先ほどからずっと無言なのだ。 約3週間ぶりの再会だというのに、弱々しい視線をテーブルの上に落とし、ぼんやりとした様子でナイフとフォークを動かしている。 「久しぶりだね。元気だった?」 私がそう尋ねても、返事はなかった。 「どうしたの?お仕事、大変なの…?」...
「あら、慎太郎さんからお話が行きましたか?」 慌てて希美子をペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』へ呼び出すと、希美子は不気味な笑みを浮かべていた。 「絵美里ちゃんからは、よく食事会へ誘ってもらっています。でも、絵美里ちゃんが毎回私を食事会へ連れて行く理由は、自分でも分かっています。 —絵美里ちゃんの引き立て役。 それが、彼女が私に求めている役割なので」 絵美里が希美子を引き立て役と...
丸の内の専門商社で営業として働く由利は、現在婚活中である。 今日、由利はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』に向かっていた。 ◆ 由利は3年の大阪支社勤務を終え、この春から本社の課長代理になった。 27歳という異例の早さで出世を遂げたが、結婚相談所に登録してまで結婚しようとしているのは、すべて仕事のためである。 結婚したいし、子供も欲しいし、仕事もしたい。その比率は33︰33:...
「え?じゃあ、あおいも出版企画の候補なのね!」 ザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』で、珠緒とあおいはスタイルブック企画の話で盛り上がっていた。...
前職で培った手腕を発揮し、立ち上げ以降みるみる知名度をあげ、売上を伸ばしていった。伊勢丹などの一流百貨店やバーニーズ、エストネーションでも取り扱われている、今勢いのあるブランドだ。 今後はアジアマーケットの開拓を狙っており、そこで海外営業のマネージャーとして愛子に話が来た、というわけだ。 突然の話に驚き戸惑っていると、翔太はにっこり笑って言った。 「気軽に会ってもらって、興味なければ断って...
日比谷駅直結の『ザ・ペニンシュラ東京』は、地下鉄のほかホテル前にバス停もあり、丸の内(無料シャトルバス利用可)や晴海方面からのアクセスも良い。...
『ザ・ペニンシュラ東京』の1Fロビー上にあるバルコニーが、1日1組限定でプライベートシートとしてキープできるのをご存じだろうか? それもこの席だけ、ペニンシュラオリジナルの紅茶が楽しめる通常のアフタヌーンティーのメニューに、シャンパンやワインのフリーフローが加わるという特権待遇だ。...
喧嘩して実家に逃げ帰ったことも、1度や2度ではありませんよ。 でもね、同じように働きながら結婚している友人たちと「妻会」を定期開催していて、気がついたんですよ。 「あれ、別に、みんな夫とそんなに仲が良いなわけじゃない…?」って。 メディアやSNS上は仲良し夫婦で溢れていますけど、現実はそうでもない夫婦なんて沢山いる。 彼女たちと話していると、「夫婦仲はよくあるべし」っていう固定観念から解...
「......英里、俺と結婚しよう」 ザ・ペニンシュラ東京の物陰に隠れ、サングラスと大きな帽子で顔を隠しながら兄と英里の様子を伺っていた瑠璃子は、1人興奮し、声を漏らさぬように息を弾ませた。 ―お兄ちゃん、よく言ったわ......! もちろん、二人の偶然の再会は瑠璃子が仕組んだことだが、兄は何も知らずに『ザ・ロビー』にやって来たのだ。(知っていて瑠璃子の策略に乗せられるほど、兄は素直な男で...
数日後の会社終わりの夕刻、英里はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』にて、気合いを入れて瑠璃子の到着を待った。 吾郎とはひどい喧嘩別れで終わってしまったから、未練のような気持ちが拭い去れないのは、もう正直に認めざるを得ない。 しかしそれも踏まえたうえで、自分は理解ある婚約者と前に進もうとしている。ブレることなく、そうはっきりと伝えなければならない。 英里は大きく深呼吸して背筋を伸ばし、気持...
ホテルの朝食ランキングがあれば、必ずや上位に顔を出すフレンチトースト。なかでも『ザ・ロビー』の一品は異彩を放つ。使用するのは、エグゼクティブ ペストリーシェフ特製のバナナブレッド。ひと晩乾燥させてから、じっくりと卵液につけ込み焼き上げる。 添えられるのは、キャラメリゼしたモンキーバナナとスイートマスカルポーネクリーム、数種のドライチェリー。贅沢感のみならず、食べ応えも十分。ゲストが一日の始まりにバランス良...
「ああ、そういえば、結婚するわ」 いつものけだるい口調でサトコが言った。 「えー!」 珍しく甲高い声で叫ぶエレナ。となりでお茶をしていた和装の老婦人に睨まれ、あわてて声を潜める。 日曜日の午後3時、『ザ・ロビー』。ペニンシュラ東京の1階にあるこのラウンジは、人の行き来が多く通路と座席との距離も近い。それが落ち着かないという人もいるだろうが、エレナとサトコは敢えて通路近くの席に座り、人...
花見散歩で心地よい疲れが感じられたら、このアフタヌーンティーで心身共にリフレッシュ! 桜リキュールに漬けたチェリー入りのスコーンや桜のマドレーヌをはじめ、苺のタルトや白苺のムース、旬の食材を使用したフィンガーサンドイッチやラップロールなど、春を連想させる美しい色合いのメニューを伝統的な3段のティースタンドに盛り付けたアフタヌーンティーセットだ。 優雅な生演奏が流れるロビーで、ペニンシュラオリジナルの...
定番の具材にアボカドを入れることでまろやかさとコクを演出。 ゆっくり香りを移したニンニクのコンフィを加えたマヨネーズなど、各素材にも手間暇かけている。スリムで食べやすい上品なサイズ。¥2,400。...
『ザ・ロビー』では、8月31日まで“サマースイーツトリート”と称し10種の夏スイーツを提供中。プリン・ア・ラ・モード(¥2,200/7月のみ)やソーダフロート(¥1,200)など、子供のころの夏休みを思い出すような懐かしいメニューが揃う。素朴なメニューにして、生クリームやフルーツソースの味はさすがのホテルクオリティ。大人の舌に合い、思わずパフェにシャンパンを合わせたくもなる。写真のパパイヤ・ア・ラ・モード(¥2...
『ザ・ペニンシュラ東京』の1Fロビー上にあるバルコニーが、1日1組限定でプライベートシートとしてキープできるのをご存じだろうか? それもこの席だけ、通常のアフタヌーンティーのメニューにシャンパンのフリーフローが加わるという特権待遇だ。向かいにあるもうひとつのバルコニーでは生演奏が行われ、目下にはロビーを利用する多くのゲストたち。2F『ヘイフンテラス』にある隠し扉からしか入れない導線もいいサプライズとなり、優越感...
ベーコンかサーモンかはお好みで。イングリッシュマフィン、ポーチドエッグ、オランデーズソースとシンプル。写真はロースのベーコンを使用。エッグベネディクトオランデーズソースカナディアンベーコンまたはスモークサーモンとともに¥2,100...
クリスマス前の週末。 舞は朝から半身浴をし、いつもの3倍の時間をかけてメイクし、この日のために新調したワンピースを着て、待ち合わせの有楽町へ降り立った。 手にはもちろん、用意しておいたプレゼントをさりげなく持っている。 間もなく到着した健斗は、舞を見つけると甘い笑顔で手を振った。 健斗はこの日のディナーに、丸ビル35階にある『Sens & Saveurs』を予約してくれている。二人が有楽町で待ち合わせをした...
それから半年後。 「川口さん、書類出来てる?」 担当弁護士に尋ねられ、春香は慣れた手つきで書類を揃えて渡す。 「ありがとう!いつも助かるよ」 裁判所に向かう弁護士の背中を見送りながら、ホッと一息ついた春香の肩を、事務長が軽く叩いた。 「最近よく頑張ってるじゃない」 この半年間、春香はまるで人が変わったように仕事に没頭している。 きっかけは、仕事から逃げ出したくて祐也に依存していた自分の...
『サンス・エ・サヴール』に人は何を求めて通うのか。それは安定でなく、刺激なのだろう。 「海と大地を表現した皿です」と鴨田猛料理長が話すのは、この日に供された前菜。 ぽってり丸みを帯びた白イカの周りに、フォアグラやジャガイモのニョッキ、大黒ホンシメジを整然と。ゴボウは素揚げのほか、ピュレにも使われ、イカを支える土台になっている。 ナイフを入れた瞬間、イカの身から溢れ出すのはカポナータ。ズッキーニ...
朝のオフィスで、有希は熱心にインターネットを検索していた。 今日は、先日の完全紹介制パーティーで出会った康孝とのランチの日。 「ディナーに行くまでの女性かは分からないが、興味はあります」程度で気軽に誘えるランチは、いくつかの話題をなぞっているうちに終了してしまうことが多い。 たった45分から1時間の短い時間しか過ごさないランチは、「楽しかった」と思わせるのが難しく、誘う難易度に比べて次につ...
今日の会場は、港区を少し離れた丸ビルの中にある『サンス・エ・サヴール』。バー・カウンター奥にある個室は、丸の内エリアの夜景を見渡すことができ、出会いの場としては抜群の雰囲気だ。 「名刺交換させていただいて良いですか。」 最初に有希に名乗りをあげてきたのが、外資系弁護事務所の隆志だった。「3人で来ていたうちの1人」の次は名刺交換での印象付けだ。 名刺から読み取れる情報は「会社名」、「役職」そして...
「実は、毎年期間限定で開催しているタイアップキャンペーンがとても楽しみで。丸ビル35、36Fの参加店舗でお得なコースが用意されるので、普段行くには少し高級なお店を狙って行くんです」とコッソリ教えてくれた町田さん。 この『サンス・エ・サヴール』にも、今年のキャンペーン中に同僚と訪れたそう。本店は、南仏・モンペリエの『ル・ジャルダン・デ・サンス』。 モダン・キュイジーヌの先駆的なグランメゾンだ。ここ東京...
世界中の美食家を魅了し続ける南仏・モンペリエ『ル・ジャルダン・デ・サンス』の東京店。店名はフランス語で五感の追求を意味する。 モダン・キュイジーヌの先駆者プルセル兄弟の下で研鑽を積んだ鴨田猛シェフにも、その精神は受け継がれている。陸と海の食材をひと皿にのせる「テール・エ・メール(大地と海)」の手法もそのひとつ。...
ビタミンが豊富なマッシュルームスライスと新鮮なオニオンスライスに、香り豊かなトリュフを添えて。 旬の素材の巧みな組み合わせで、食感も楽しい豪華なサラダをお試しあれ。軽く炙った極上部位のザブトンに添えられるのは、旬の松茸スライス。 最高の肉と秋の味覚が競演する、贅沢を極めた新作握りは必食!...
〈この間の主な出来事〉 GHQによる日本統治が進む/日本国憲法公布...
『USHIGORObambina』や『TEPPANbambina』、『うしごろ貫』など、昨今様々な業態で店舗を増やしている『うしごろ』の銀座店。 安定感のある知名度に加えて、銀座という土地の高級感が華を添える。それも2階建て1棟店舗という贅沢さ! そんな銀座店で堪能したいのは、やはりA5ランクの国産黒毛和牛ならではの生肉メニュー。 同じ『うしごろ』ブランドの西麻布店でもコースでなければ食べられ...
『USHIGORObambina』や『TEPPANbambina』、『うしごろ貫』など、昨今様々な業態で店舗を増やしている『うしごろ』の銀座店。安定感のある知名度に加えて、銀座という土地の高級感が華を添える。それも2階建て1棟店舗という贅沢さ! そんな銀座店で堪能したいのは、やはりA5ランクの国産黒毛和牛ならではの生肉メニュー。同じ『うしごろ』ブランドの西麻布店でもコースでなければ食べられない黒毛和牛のタ...
『USHIGORObambina』や『TEPPANbambina』、『うしごろ貫』など、昨今様々な業態で店舗を増やしている『うしごろ』の銀座店。 こちらで堪能したいのは、やはりA5ランクの国産黒毛和牛ならではの生肉メニューの数々。生肉提供認可店だからこそ食べられるのが嬉しい。 同じ『うしごろ』ブランドの西麻布店でもコースでなければ食べられない黒毛和牛のタンがアラカルトで、しかも厚切り、タンしゃぶ、タ...
~卵とマッチしたとろける食感が魅力~ 霜降り系部位の中でも、最もサシが多いのがザブトン。「カルビなど他の霜降り肉に比べ、脂にくどさがなく、しかも肉の旨みが強い」とは、店長の鈴木健太郎さん。その持ち味を生かした同店の人気メニューがご覧の「ザブトンのすき焼き」だ。 薄くスライスしたザブトンは、焼くというよりも脂を溶かす要領で「かなりレアめに焼く」のがコツ。溶き卵にくぐらせ頬張れば、霜降り肉ならではのまろ...
雰囲気も担保しつつ、おいしいお肉が食べたい。たとえば、意中の女性を誘い出すとき等々。そういうときに使い勝手がいいのが『うしごろ 銀座店』。うしごろはバンビーナはじめ、業態が複数ありますが、もっとも高級ラインです。 A5ランクの国産黒毛和牛を使ったお肉は、どれも絶品。そして、こちらのベスト部位は、「ザブトン」。希少部位人気を牽引した、代名詞的な部位ですね。サッと炙って、タレ、卵を付け、ごはんに巻いて食すすき...
「まだお付き合いしていない、意中の方との初デートで銀座店に行きました。極みコースを食べ、お肉だけでも、これだけの料理のバリエーションが出せるのかと感動しました。ザブトンのすき焼きも絶品。バンビーナと違った静かな雰囲気はデート向きですね」(30-34歳男性) 意中の方とその後どうなったのか、気になるところですね。...
世界中にファンをもつNY発祥の名門ステーキハウス。900℃のオーブンで皿ごと焼く、長期乾燥熟成させたプライムグレードの肉のステーキが絶品!「プライムステーキ(2名用)」¥16,000(税サ別)、「ホットファッジサンデー」¥1,200(税サ別) ■店舗概要 住所:千代田区丸の内 2-1-1 丸の内 MY PLAZA 明治生命館 B1F TEL:03-5224-6151 営業時間:11:30~(L.O.22:30) 定休...
腹筋も割れており、まさに“ヘルシービューティー”という言葉がぴったりな秋谷さん。その完璧なプロポーションを保つ秘訣とは、何なのだろうか? 「実は食べることが大好きなんです!」 この可愛い顔からは想像できないが、実は意外にも肉食派だという。 「『ウルフギャング・ステーキハウス』のステーキにハマっていて(笑)デザートのチョコレートパフェが美味しいんです。結構甘い物も食べますが、食べた分だけしっかり運動します」 ...
ロブスターヌーボー1尾を、ジンジャー風味のドレッシングと香味野菜、ハーブで和えて仕上げたサラダ。 付け合わせのボイルドエッグ、トマト、サラダと一緒にお召し上がりを。3ポンド~7ポンドの大迫力の活ロブスターを用意。お好みでグリルまたはスチームで堪能できる。 大きく成長しても大味にならないのがロブスターの魅力。素材本来の味をシンプルかつ豪快に楽しもう!...
アソシエイトの男の子が「すげぇ」と小さな声を漏らす。エミリは感無量という様子で可奈子を見ていた。 ―この瞬間は、何度味わっても鳥肌が立つ。だけど…勝負はこれからよね。 自分を律して真摯な気持ちで仕事に向き合う。それは、仕事は自分を裏切らないことを知ってしまったからだろう。 きちんと頑張れば評価される。これほど面白くてやりがいのあることを、可奈子は仕事以外に見つけられずにいた。 ◆ ...
<六本木店> 住所:港区六本木5-16-50 六本木デュープレックス M’s 1F 営業時間:11:30~23:30(L.O.22:30) 電話番号:03-5572-6341 <丸の内店> 住所:千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA 明治生命館 B1F 営業時間:11:30~23:30(L.O.22:30) 電話番号:03-5224-6151 <大阪店> 住所:大阪府大阪市...
「よう、吾郎。嫁さんと仲直りできたか?」 オフィスで吾郎の姿を見つけるなり、同僚の松田は薄ら笑いを浮かべて近づいてきた。 「その顔は......さては、しくじって悪化したな?お前も不器用な奴だなぁ。俺の言った通り、千疋屋のケーキは献上したのかよ?」 松田は一人興奮し、鼻をヒクヒクと膨らませている。 ケーキの件に関しては、結局渡すタイミングを逃してしまい、吾郎はこっそり一人で破棄してい...
場所:ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店(港区六本木5-16-50 六本木デュープレックス M’s 1F) 提供期間:12/22(金)~12/25(月) 営業時間:11:30~23:30(フード L.O.22:30/ドリンク L.O.23:00)※ディナータイムのみのご提供 料金:1名 18,000 円(税・サ別) 電話番号:03-5572-6341 HP:http://wolfgangsste...
定番のお店ってやっぱりハズさない!味はもちろん、みんなでシェアできるボリューム感とご褒美感が気に入っています。行くたびに元気がもらえます。...
「今度4人くらいでランチしませんか?」 私が担当する窓口は仕切りのある半個室だから時々勤務中にお客さんに誘われる。好都合なのが業務上、相手の勤め先を把握できることだ。 有名証券会社なら行かない理由は見当たらず、「メールしますね」とさり気なく返答をした。彼の会社のPCに挨拶メールを入れるとすぐに返事がきて『ウルフギャング・ステーキハウス』でランチをすることが決まった。 ここでLINEじゃないとこ...
「あーあ、マジで、ひどい目に遭ったぜ...」 いつも飄々と涼しげなハルの顔には、めずらしく疲れが滲んでいる。 結局、ハルは婚約解消した。 恐ろしすぎてあまり詳しくは聞けないが、どうやら相当の修羅場があったそうだ。その挙句、例の婚約者は子どもの本物の父親である元彼とヨリを戻し、収まるところに収まったらしい。 江森に言わせれば、“真夏の丸の内の恐怖体験”とでも呼びたいホラーである。 「...
旨い肉に欠かせないのはなんといってもワイン。日本ではフランスやイタリアなどが第一に挙げられるケースが多い。しかし、肉食大国、アルゼンチンに“The BEEF Wine”と呼ばれる肉と最高の相性のワインがあるのをご存知だろうか! それはアンデス山脈の山麓で作られる、情熱のワイン「テラザス」だ。 そんな「テラザス」の醸造家であるゴンザーロカラースコ氏が来日し、彼を囲んでのディナーが開催された。会の当日は...
丸の内勤務の証券マン・江森(通称:えもりん)、30歳。おとめ座。 外見はプーさんそっくり、愛されキャラな男。好きな食べ物はハチミツ...ではなく、『ウルフギャング』のプライムステーキ。 港区生まれ、港区育ち、育ちのいい奴らは皆トモダチ。生まれながらに勝ち組な彼は、日本を代表するエリート・サラリーマンとして独身生活を謳歌している。 イケてるはずなのにちょっと拗らせ気味な男・えもりんは、親友ハルの...
丸の内勤務の証券マン・江森(通称:えもりん)、30歳。おとめ座。 外見はプーさんそっくり、愛されキャラな男。好きな食べ物はハチミツ...ではなく、『ウルフギャング』のプライムステーキ。 港区生まれ、港区育ち、育ちのいい奴らは皆トモダチ。生まれながらに勝ち組な彼は、日本を代表するエリート・サラリーマンとして独身生活を謳歌している。 だが、イケてるはずなのにちょっと拗らせ気味な男・えもりんの恋の行...
・六本木店 住所:港区六本木5-16-50 六本木デュープレックス M’s 1F 営業時間:11:30~23:30(L.O.22:30) TEL:03-5572-6341 ・丸の内店 住所:千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA 明治生命館 B1F 営業時間:11:30~23:30(L.O.22:30) TEL:03-5224-6151 ・大阪店 住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3...
米国から上陸するやいなや、瞬く間に人気を確立したステーキハウス『ウルフギャング』。 予約はつねに1ヵ月先までいっぱい。この店の成功を期に、US牛や和牛、オージービーフなどのTボーンステーキをウリにするレストランが増え、肉好きの心をおおいに沸かせている。 その骨付きステーキ人気の火付け役とも言える『ウルフギャング』が、満を持して丸の内に2号店をオープン。なかなか予約が取れずに歯がゆい思いをしていた人に...
栄えある優勝は『ウルフギャングステーキハウス』でした。東カレ読者にもお馴染みなレストラン。2位に倍以上の得票差がつきました。 レストランの雰囲気や、アメリカプライムの使用といった点が人気だった模様。 ・ハワイやNYぽい旅行気分になれる。誰を連れて行っても喜ばれる。デートにも会食にもどっちにも使える。(30代前半女性) ・バーのあるエントランスからまず気持ちが上がる。外国のレストランに行った気分。シ...
前回の食事で、彰人に対してすでに“何だかなぁ・・・”という微妙な感情を抱いていたが、2度目の食事が決定打となった。彼の本性が、ついに露呈したのだ。 前回話した店『BREEZE OF TOKYO』を予約してくれていた彰人。しかし素敵なお店に入った途端に、私は彼のKYさに少し驚く。 前回いたはずの、彰人の友達がいなかったからだ。...
皆での食事は、香織が行きたいと言っていた『BREEZE OF TOKYO』にした。仕事後の約束時間に店へ行くと既に瑞穂は席に着いており、少し遅れて香織がやってきた。 「今日、男性は彰人さんお一人なんですね。両手に花じゃないですか〜」 もう一人、前の会にいた男友達を誘っても良かったのだが、女性陣は二人とも仲が良いし、人数が少ない方が話しやすいだろう。そう思い、結局3人にしたのだ。 ちなみに瑞穂もとても綺麗な女性...
コース名:2017クリスマス・ディナーコース 場所:ブリーズ・オブ・トウキョウ(千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 36F) 提供期間:12/22(金)~12/25(月) 提供時間: ・12/22(金)、12/25(月)18:00~23:30(L.O.22:00) ・12/23(土)、12/24(日)17:00~23:30(L.O.22:00) 料金:20,000円(税・サ別) 【予...
丸ビル最上階から眼下に広がる高速道路や、東京タワーが一望できるので、夜景好きな女性は必ず喜んでくれます。華やかなフレンチもより好感度をアゲてくれます。...
抜群の眺望が魅力のレストラン『ブリーズ・オブ・トウキョウ』から、9月末まで限定の「丸ビル15周年記念メニュー」をご紹介! その名の通り、丸の内ビルディングのオープン15周年を祝した特別コースが、ランチとディナーでそれぞれで展開中。 とりわけディナーコースは、話題の精肉店セレクトの黒毛和牛をフィーチャー。さらにボトルまたはフリーフローが付いてくるというコスパ最高のプランとなっている。 贅を尽くし...
大人の上質なレストランとして定評のあった同レストランが、アラカルトでもコースでも楽しめる「フレンチグリル&バー」に8月中旬、リニューアルオープン。 その目玉のひとつとなるのは、15周年特別コース(フリーフロー付き)『TOKYO COWBOY』特選和牛グリルほか全8品のディナーコース(¥16,200/サ別)。メインを選べる全5品グラスシャンパン付きランチコース(¥4860)もあり。...
「和樹さんもそう思います?」 丸ビル最上階にあり、リニューアルオープンしたばかりの『ブリーズ・オブ・トウキョウ』のトマトと瓜のガスパッチョを食べながら、さりげなく問いただす。...
店名:ブリーズ・オブ・トウキョウ 住所:千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 36F 電話番号:03-5220-5551 営業時間:ランチ 11:00~15:30(L.O.14:30) ディナー 18:00~23:30(コース L.O.21:00 / アラカルト L.O.22:30)※土日祝日は17:00~ ホームページ:http://www.breezeoftokyo.com/ ...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人・マギーは、何としても結ばれたいと願っていた理想の男性・裕二に婚約者がいることを知る。食事を終えた後、マギーの誘いでメインのダイニングに足を運んだ裕二が目にしたものは、婚約者・桃子と見知らぬ男が仲睦まじく笑い合う姿だった。それから月日は過ぎて、早3年。 香港ガールの野望 Vol.6:香港ガールの二面性に惹かれた、やり手弁護士の真実く東京での真の野望「マギー...
―なんて、そんな「運命の出会い」が現実にあるわけないけどね… シナリオ通りに進む展開に笑みをこらえつつ、マギーは丸ビルへと向かう裕二の後を追いかける。 「そういえば、足はもう大丈夫?」 相変わらず10センチほどのヒール靴を鳴らすマギーを気遣うように、裕二が問いかけた。 「はい、おかげさまで。お気遣い、ありがとうございます。」 軽く頭を下げて、微笑みながらお礼を述べる。「お礼」「お詫...
丸ビル内にあるので集まるのに場所が分かりやすい上、35階という高層階からの素晴らしい眺望つき。料理の美味しさを更に際立たせてくれるので、女性ウケ抜群です!...
仕事柄、動きやすいパンツスタイルが定番です。 頑張った日は『リストランテ・ヒロ』で、夫とご褒美ディナーをするのが楽しみです。...
連絡先を交換した一週間後、思い切って自分から和彦を食事へ誘ってみた。 —美羽:もし良ければ、お食事ご一緒させて頂けませんか? するとすぐに返信が来て、私たちは初デートをすることになった。しかも初デートは『ベージュ アラン・デュカス』で、私は更にテンションが上がっていた。...
—とは言え、ただの社交辞令だったんだろうなぁ。 彼女と連絡先を交換してから、僕はそう思っていた。それに立場上、“仕事の関係で繋がれば得をする”と思われることも多く、美羽もそんな感じの一人だと決めつけていた。 しかし美羽は他の子たちと違い、真剣に僕のことを恋愛対象として見てくれていたらしい。 —美羽:もし良ければ、お食事ご一緒させて頂けませんか? 知り合ってから一週間後に来たLINEに少し驚きつつも、断る...
まず一軒目は『ベージュ アラン・デュカス 東京』。東京の一等地にオープンして15年になる不動の名店だ。 店が入るのは「シャネル 銀座ビル」の10階。そう、ここはシャネルとフレンチの巨匠であるアラン・デュカス氏とのコラボレーションであるレストラン。 ハイブランドが並ぶ銀座には、ブランドを冠したレストランが点在しているが、その先がけが『ベージュ アラン・デュカス 東京』なのだ。...
2018年秋にリニューアルした同店のインテリアは、世界のシャネルブティックすべての設計を担当するデザイナーのピーター・マリノ氏がプロデュース。 総料理長を務めるのは、生産者に直接仕入れ交渉をするなど、アラン・デュカス氏のエスプリが受け継がれる小島 景氏。 シェフパティシエのシルヴァン・コンスタン氏によるアニバーサリーケーキは、シャネルの代表作のハンドバッグ「マトラッセ」を表現している。...
店名:ベージュ アラン・デュカス 東京 住所:中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 10F 営業時間:ランチ 11:30~16:00(L.O.14:00) ディナー 18:00~23:30(L.O.20:30) 定休日:月曜・火曜、夏季、年末年始 電話番号:03-5159-5500...
そこには『ベージュ アラン・デュカス』でにっこりと笑う、シャンパングラスを持った彼女の笑顔があった。他の投稿をみると、どうやら彼女は仕事で昇進したようだ。 ―すごい…。 なぜだか分からない。だが香織は彼女の投稿を見た瞬間、嫉妬よりも何よりも、“完敗だ…”と思わずにはいられなかった。 ―拓斗の本命で、その上仕事でも昇進して…。確かに雅也さんの言う通り、今の私では到底叶わない…。 しかし...
記念日に、彼女が大好きだからと奮発して連れて行った『ベージュ アラン・デュカス 東京』でも、「個室じゃないと落ち着かない。」と言われてしまって。彼女を喜ばせようと頑張っただけにショックでした。 また僕の仕事が忙しくなる一方で、彼女の唯一のレギュラー番組が終了することになりました。アナウンサーの世界って過酷ですよね。一流大学を出て、かつモデルの様なビジュアルの子の中での競争な訳ですから。 僕も近い...
「...僕のプリンセスへ」 シャネル銀座ビル最上階の『ベージュ・アラン・デュカス東京』にて、濃厚なチョコレートとヘーゼルナッツのデザートをうっとりと堪能していた美波は、この日、人生最大の幸福も一緒に味わった。 恋人の孝太郎がスッと人差し指を立てて店員に合図をすると、大きな白い薔薇の花束が目の前に現れたのだ。 「...ど、どうしたの...?急に、こんな素敵なお花...」 突然の演出に驚...
今まで25年間生きてきて一番嬉しかったのは、藤田さんから「結婚したい」って言われた時。 『ベージュ アラン・デュカス 東京』で食事中、何気なくプロポーズされた直後は、あまりにも突然すぎて冗談かと思った。...
コース名:クリスマス特別コース 場所:ベージュ アラン・デュカス 東京(中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座ビルディング 10F) 提供期間:12/20(水)~12/25(月) 提供時間: ランチ 11:30〜(L.O.14:00) ディナー 18:00〜(L.O.20:30) 内容: ・12/20(水)※通常メニューあり ランチ 13,000円/ディナー 38,000円(税込・サ別) ・12...
スリリングな体験は恋に結びつきやすいと言われるが、そんな心理がデートにプラスに作用するのが高級フレンチ。たとえばフレンチの巨匠とシャネルが手を結ぶ『ベージュ アラン・デュカス 東京』は、凛とした緊張感のある空気に気分が上がる一軒だ。 「料理はファッションにおけるコレクションと同様、季節感を大切にするものです」というデュカスの考えに基づくコース(¥14,000〜税込サ別)は、重さを排除したモダンなスタイル。...
質の高い料理とサービスで、常に最高のものを提供する「アラン・デュカス・エンタープライズ」と最高級ファッションブランド「シャネル」に共通する“シンプルかつエレガント”なエスプリが、料理と空間の細部にいたるまで表現されている『ベージュ アラン・デュカス 東京』。 インテリアのすべては、世界のシャネルブティックすべての設計を担当するデザイナー、ピーター・マリノ氏が演出。 テーブルアートには、陶磁器やクリス...
◆ 翼から「会社を辞めようと思う」と言われた時は、本当に別れようと思った。だが、夢に向かって頑張る彼を、素直に応援したいと思えたし、そのタイミングで別れを切り出すのは酷なことに思えたのだ。 信じた通り、翼は自分の会社を始めて、順調に業績を伸ばし、最近はやっと時間の余裕もできたようだ。 ―この勢いに乗って結婚まで進めば理想的― そう思っていた矢先に、また翼が「忙しいから、しばらく会えな...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる 。 東京生活を生き抜く上で、知っておくべきルール。 武器も持たず、手探り状態で進む人より、先に攻略法を知っている人が得をし、 東京ゲームを制する仕組みになっている。 ステップアップしていくのか、道を踏み外すのか...... 一つの選択が、人生を大...
波乗りの後、夕方からの美帆との待ち合わせに大遅刻しました。その日は波が良くて、気づけば予定よりかなりの時間が過ぎてしまったんです。海の中では時間が分からないので……。 言い訳ですが、週末に湘南で波がいい日というのは、僕みたいなサラリーマンサーファーにとってはかなり希少なんです。さらに帰り道は大渋滞していて、結局、約束には3時間遅れ。 美帆は想像以上に怒っていました。渋滞で遅れる、と何度か伝えたに...
アラン・デュカス氏に「私の料理哲学を最も理解する日本人料理人」と言わしめた小島 景総料理長。使う野菜は、自らが毎朝、鎌倉の市場へ足を運んで仕入れるこだわりぶり。 食材はもとより、ソースひとつ、切り方ひとつ、美味しさと美しさのための手間暇を惜しまず、妥協なく作られた珠玉の料理が婚礼を彩る。「婚礼のゲストは年齢・出身地・性別が様々。その全てに喜ばれるメニューを心がけています」。 至福の祝宴がここに。...
テーブルマナーをはじめ、牡蠣や海老など魚貝類の食べ方で相手の考え方や生き方が見えます。つまり人生が見える。私は器用な食べ方より、どこか不器用さがある方が好きです。...
紅葉が終わらないと何となくクリスマスという気持ちにならないわよね。木枯らしが吹いて、裸になった木に電飾が巻きつけられた街の景色を見て、ようやく「あ、そろそろクリスマスか」とやる気になったところで、もう遅い。 もし、クリスマスを外でディナーしようと思ったら、10月から始めた方が賢明。レストランの予約も2ヶ月前から受け付けるところが多いと考えると、正確には、10月23日から始まるのよ。 12月になっ...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!? 本日は、人気の街《銀座》。秋田から上京して、アパレル企業に就職し「三軒茶屋」「恵比寿」に住んだ綾が、次に引っ越した街とは・・・? 前回:28歳OLが選ぶ街「恵比寿」。いつでも脱げる臨...
自宅から自転車で10分か15分。鎌倉駅の駐輪場にママチャリを置いたら、駅東口から徒歩3分ほどの鎌倉市農協連即売所に、急ぐ。 『ベージュ アラン・デュカス東京』総料理長・小島景氏の、いつもの日常だ。この市場に通い、既に10数年。ニース、モナコでの修業中に野菜に開眼した彼にとって、生まれ育った街に農家が直接販売を行うこの場所があることは、幸福な運命だったのだろう。 市場は正月三が日を除き、毎日開く。4班に分か...
【data】 座右の銘:Life is short. Play more.(人生は短い。もっと遊ぼう) 今一番欲しいもの:長く旅ができる時間 一番大切なもの:周りの仲間たち 好きなお店:『Peter』/日比谷...
ザ・ペニンシュラ東京の24階に位置するステーキ&グリル『Peter』は、日比谷公園や皇居外苑など緑豊かな景色もセットで楽しめるランチスポット。 11:30~15:00までのランチタイムは、3品コース4,500円、4品コース6,000円、5品コース7,700円(全て税別/日曜日はサンデーブランチのみ提供)から選ぶことができ、スタイリッシュな空間で優雅なひと時を堪能できる。 メニューは上質な和牛をはじめ、日本各地で採れた野...
みなみに会った日から数日後。笠野と過ごせる、最後の休日。 出会ってから2週間。最初こそ笠野のストレートなアプローチに押され気味の奈緒だったが、いつしか奈緒も笠野のことを本気で好きになっていた。 笠野は、奈緒のことを運命の女と言った。奈緒だって、笠野を運命の人だと信じたい。 でも、笠野は来週金曜日にはアメリカに帰ってしまう。 −神様の意地悪。どうして・・・ 奈緒は最後のデートを前...
サトコです。自分で言うのもなんですが、私は物心ついたときから顔も頭も良くて目立っていました。飲食店チェーンを経営する父は地元鎌倉で有名人で、教師さえ私に気を使っていました。「サトコは私たちとは違うから…」という空気は居心地が悪かったですね。 東京女子医大に行って良かった点は、同じ水準の友達がたくさんいたことです。育ちも顔も頭も良い女同士でつるんでいる私たちを見て、選民意識で仲間を選んでいると陰口をたた...
噛みごたえのある赤身肉というUSビーフのイメージを覆すのが、選び抜かれたUS産プライムグレインフェッド牛のリブアイ。プライムとは米国農務省による牛肉の最高格付けで、格が高いほどサシが多く柔らかくなる。 また、グレインフェッド牛はUS産に多い穀物主食の牛で、牧草主食のグラスフェッドに比べ旨みが強い。その分食べごたえが増すが、肉1枚ごとに変える塩加減と余分な脂をグリルで落とす繊細な焼きにより、くせのない旨みを...
前回までのあらすじ 神奈川県の公立高校から、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、丸の内の大手人材会社に勤める絵理奈(28)。周りの友人たちは“恋愛対象になるのは最低でも早慶レベル"と口を揃える。彼女自身も、明治大卒の元カレからのプロポーズを断り、様々な学歴の男とのデートを試みる。 そんな折、早稲田男子・浩哉との残念なデートを経て、大手商社マンとの食事会に臨んだ。しかし、社会人デビューの東大卒・宏太に...
かつてはフレンチスタイルであったこちら。フレンチは分かりにくいという声が多く、ならばステーキスタイルにとシフトチェンジしたところ、驚くほどリピーターが増え続けているのだ。 やはり美味しいとうなずける肉そのものが存在するからなのだろう。焼き方、食べ合わせなど部位によって細かく分かれている。その繊細さが嬉しい。 特にテイスティングメニューが圧倒的人気。ちょっとずつ色々な物を食べたい女子なら必ずオーダーす...
毎週日曜ランチタイムの人気メニュー“プライムカット サンデイブランチ”より、夏の特別メニューが登場!暑い夏にも食欲が進むメニューが用意された「サマーBBQメニュー」をお替り自由のお酒類と共に楽しめる。ドン ペリニヨンのフリーフロー付きがとんでもなくお得! サマーBBQ:7/19(日) 時間:11:30-(ドリンク2時間お替り自由、ラストオーダー14:00) 料金は下記より選択 一名 ¥8,500...
一風変わったセレブリティBBQをご紹介! ザ・ペニンシュラ東京、24階のステーキ&グリル『Peter』のプライベートダイニングルーム「ザ・ネスト」では、BBQをコンセプトにしたコースディナーを6/1(月)〜8/31(月)の期間、18:00〜22:00で展開中! US産ビーフやラムチョップ、野菜のブロシェットを、自らの手で焼く代わりに、専用のテラスで専属シェフが豪快に焼き上げてくれるというプレゼンテー...