相澤:その店、僕の結婚式代わりに友人が貸し切って祝ってくれた場所です。今のブランドを始める前、お金がない頃に結婚したら、友人たちが計画してくれて、ウーロンハイで乾杯しました。マックスは? マッキー:老舗ではないけど、ゴールデン街はたまに行く。あと、鮨、焼き鳥、トンカツの歴史のある店は好きだなぁ。...
「東京カレンダー」の連載で、毎月コスパ◎なお店を紹介してくれる小宮山さんのイチオシは中目黒の定番大箱酒場。 「個人的な飲食はもちろん、呑ん兵衛が20~30人集まるような大勢での飲み会で利用することも多いです。“男だけ40人”なんていう、むさ苦しい会を開いたこともありました(笑)」...
新鮮な刺身や手の込んだ揚げ物など居酒屋定番メニューが楽しめる。店の名物は「肉じゃがコロッケ」や「自家製はんぺん」。その中でも特に人気が「腸詰」。「昔から会社の仲間と通ってます。名物の腸詰は肉と脂の旨味が絶妙でビールと合う。あと、何より最高なのが居酒屋らしい雰囲気!...
「わ、私の友達ですか…?」 瞬時に愛子は、厄介なことに巻き込まれたことを自覚した。身長162cm以上、大企業に勤めるかわいい友達といえば、何人か思い当たる...
今やピッツァの街として名を馳せる中目黒。 そんな中目黒にナポリピッツァを広め、全国区にした立役者である柿沼佑武(かきぬま すすむ)氏のお店がある。 ピッツァ...
◆ 週末日曜日の昼下がり。秋の匂いを嗅ぎながら、美貴はゆっくりと中目黒に向かった。 ー優太の考え、ちゃんと聞いてあげなきゃ。 タクヤの話...
今やピッツァの街として名を馳せる中目黒。 そんな中目黒にナポリピッツァを広め、全国区にした立役者である柿沼佑武(かきぬま すすむ)氏のお店がある。 ...
結婚されて1年未満のおふたり。結婚前からよく訪れたのが、本格的なナポリピザが味わえるこちらだそう。 「ピザが大好きなので、抜群の安定感。特にマルゲリ...
31万円(管理費込み)の家賃は彼が払い、光熱費、食費、雑費は香織が出した。少しだけ背伸びすることをモットーにしている涼は、転職して給料が上がり光熱費の...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に...
「シンプルで洗練された、ピッツァのマルゲリータが美味」と話すのは、モデルの鎌田緑さん。生地の美味しさを感じてもらえるよう、シンプルなマリナーラとマルゲリー...
看板や店名の記載はない。建物から溢れ出る光と、ゲストの声で活況があらわとなる。 ここ『聖林館』は日本におけるナポリピッツァの先駆者、柿沼進氏の壮大な...
山田チカラ(『山田チカラ』店主) 「日本におけるナポリピッツァの先駆者。本場の凄みを感じます」...
普段はあまり感情を見せない彼女が、このときばかりは明らかに動揺しているようで、何度も俺に問いかけた。 「でも、また異動になるかもしれないし…。分からないじゃん」 かける言葉が、見つからなかった。 だから正直、俺より先に今日子が転職するだろうと思っていた。しかし、あっという間に時は過ぎ、入社10年目という節目を共に迎えることになった。 ―それにしても、あいつ…。いつの間にそんな有名人になったんだ? ...
思い立ったらためらわず行ける、使い勝手のよいバル。店内はカウンター中心で、グラスワインも常時10種前後そろう。 「料理は全部ワインのつまみ。好きな皿を好きな順に食べて」と、オーナーシェフ・大貫浩一さん。 メニューは野菜とチーズ、パスタ、魚、肉とジャンル別に日替わりで黒板にお目見えする。構えはラフだが、銚子から直で仕入れる鮮魚など可能な限りいい食材にこだわる。 「週に何度でも来て欲しい」と価格は1,000円前後が中...
オーナーシェフの大貫浩一氏は、ピエモンテ、サルデーニャ、マルケなど計5つの州を渡り歩いた人物。 その経験を活かしたパスタは、あまり目にしない珍しいものをはじめ、唐辛子やハーブ、イカ墨などを練り込んだ手の込んだ逸品まで幅広い。さらに、特筆すべきは、ソースの贅沢さだ。 魚介類や肉など、メインを食べているような錯覚に陥ってしまう。初めて訪れた瞬間から、ここの常連になりたい、そう感じる活気あふれるカウンター...
食にまつわる記事を得意とする外川さん。ひとりでも訪れやすいという店がこちら。料理は黒板メニューで常時50種類以上、イタリア各地の修業先で得た郷土色豊かな料理がそろう。ワインも赤と白、各4~5種類ずつ用意があるので、共に楽しみたい。 「人気の手打ちパスタも秀逸ですが、詰め物をした玉葱の岩塩ローストが絶品。カジュアルでありながら、丁寧な接客も居心地がいい一軒です」...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。初めてのワンナイトや社内恋愛も経験したが、恵比寿に住んでいた涼とは、彼の転職を機に同棲することになり、香織は東京で初めての幸福な恋愛に浸っていたが……。 日比谷線の女 vol....
弁護士といえば、合コンしたい職業ランキング、結婚したい職業ランキングなど、各種ランキング上位の常連で、モテる職業というイメージが根強い。これまで弁護士婚活事情に登場した3人の弁護士も、それぞれタイプは違えどモテていることがうかがわれた。 もっとも、それは男性弁護士に限った話だ。モテまくる男性弁護士にばかりスポットライトが当てられるが、女性弁護士がどのような恋愛をし、どのような男性と結婚するかはあまり知られ...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!?今週の女子は、アラレちゃんメガネが都内1似合う中目黒の女性たち《なかめ女子》です。 前回:東京女子図鑑 Vol.1:六本木に生息する女子《ポン女》 都内有数の夜遊びエリア・恵比寿と、品のい...
オーナーシェフの大貫浩一氏は、ピエモンテ、サルデーニャ、マルケなど計5つの州を渡り歩いた人物。その経験を活かしたパスタは、あまり目にしない珍しいものをはじめ、唐辛子やハーブ、イカ墨などを練り込んだ手の込んだ逸品まで幅広い。 さらに、特筆すべきは、ソースの贅沢さだ。魚介類や肉など、メインを食べているような錯覚に陥ってしまう。 初めて訪れた瞬間から、ここの常連になりたい、そう感じる活気あふれるカウンター...
食にまつわる記事を得意とするライターの外川さん。一人でも訪れやすいという店がこちら。「人気の手打ちパスタも秀逸ですが、詰め物をした玉葱の岩塩ローストも絶品。カジュアルでありながら、丁寧な接客も居心地がいい一軒です」 料理は黒板メニューで常時50種類以上。イタリア各地の修業先で得た郷土色豊かな料理が揃う。...
先々週の火曜日の合コンで出会ったメーカー勤務の智弘さん(30)。全然タイプじゃなかったけど、「ビブグルマンに載っている中目黒のイタリアン、予約がとれたから」ってメールに心惹かれてしまった。 そのお店は、中目黒銀座商店街を進んだ終点近くにある『クォーレアズーロ』。本場イタリアの家庭料理が楽しめるお店で、界隈には『ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ』や『タツミ』などの名店が並ぶ。 中目黒駅で待ち合わせした彼...
思い立ったらためらわず行ける、食事の帰りに1杯ふらりと寄れる。使い勝手抜群のバールが5月、中目黒にオープンした。店内はカウンター中心で、グラスワインも常時10種前後用意。ひとりでも気兼ねなく楽しめる。「元々、居酒屋がやりたくて飲食業界に入ったんです」と話す、オーナーシェフの大貫浩一さん。ひょんなことからイタリアンの道に進み、ピエモンテからサルディーニャまでイタリアで3年の修業を積んだ。「リストランテでシェフを」...
憧れて入ったPR会社。出社するとまずは、録画している番組をざっとチェックして、クライアント企業が紹介されているようなコーナーがないかを確認する。 そんな地味な作業も多いけど、社内にタレントを招いてPRイベントを開いたりと、華やかなことももちろんある。 少し前までは、有名なタレントと対面して打ち合わせする私は、なんて素敵な東京の女なんだろうって、そんな自己陶酔に近い気持ちに浸ってた。 イベントが終われば数時間後には...
イタリアに代々伝わる家庭料理を夜中でも堪能できる。腕を振るうは北東部を中心にイタリアで7年修業を重ねた宮本義隆シェフ。イタリアを中心に世界中のワインも取り揃えられており、飲みたい夜も満足できる一軒だ。...
一見、気難しげな硬派の料理人、と思いきや、口を開けば屈託のない笑顔とおしゃべりがどこか少年の面影を残す宮本義隆シェフ。北イタリアの山岳地帯トレントを中心に7年間の修業の後、帰国。サービス担当の兄と店を始めて、9年目を迎える。 イタリア帰りの気鋭のシェフが腕を振るう店と聞けば、さぞや郷土色満々のマニアックな料理ばかりだろうと思うかもしれないが、意外にも全体のメ二ュー構成は至ってノーマル。 牛ランプ肉の...
イタリア料理が専門で、ワインに精通する宮本さん。実はプライベートではかなりのビール好き。 「のどごしのいいラガー系や、さっぱりした白ビール系が好き。僕にとってビールは食前酒。本格的な食事の前に1〜2杯ガーッと飲んで、渇いたのどを潤す感じ」。 そんな宮本さんにオーダーしたのは、日本のお惣菜の大定番、ポテトサラダ。ポテトサラダというメニューに期待する〝なじみ深い味〞は守りつつ、ビールにマッチするスペシャ...
女性弁護士も、皆が皆独身というわけではなく、むしろ普通に結婚している人の方が多い。ただ、結婚相手は、亜希子の知り合いを見渡す限り、9割が弁護士だという。別の事務所で働く夫婦もいれば、2人で事務所を経営している夫婦も多い。 他の職業の人からは敬遠されてしまうことに加え、やはり、法学部、ロースクール、司法修習と、弁護士志望の男女が一緒に過ごす時間が圧倒的に長いことが理由なのだろう。 「隼人くんも言っ...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。初めてのワンナイトや社内恋愛も経験したが、恵比寿に住んでいた涼とは、彼の転職を機に同棲することになり、香織は東京で初めての幸福な恋愛に浸っていたが……。 日比谷線の女 vol.6:夢と野望に溢れた...
「ファンタジア・ナポリターナ」。日本にナポリピザを浸透させた代表的なお店のひとつ。本場ナポリから取り寄せた薪窯で焼き上げるピッツァは薄めだが、香ばしくモチモチ。その他のサイドメニューも好評“世界一のピッツァ職人”山本さんが勧めるのは、10年以上続くイタリアン。 「オーナーの井上さんとは昔からの仲ですが、こちらはサービスも味も雰囲気もすばらしい。マルゲリータと魚貝のパスタは間違いなし!」...
今、東京で最も予約が取りにくいピッツェリアのひとつ。代表の井上勇氏の信念は、基本に忠実であること。 「特別なことはしていない」という氏のピザが抜群に美味しいのは、素材選びから生地の熟成、薪窯の温度管理、焼きの技術、塩やオイルのバランスなど、すべてにこだわり抜く職人魂の賜物。 同様の姿勢で仕立てるアラカルトも味わい深い逸品揃い。...
中目黒から徒歩5分、季節を感じる旬の食材を使った一品料理や天ぷらで楽しめる『天雅』。 御影石を使ったカウンターを基調としたシンプルモダンな雰囲気の中、所々に季節の花や調度品などが飾られた大人の空間だ。 デート利用なら、特に臨場感あふれるカウンター席が圧倒的に人気。目の前で次々と揚げられる天ぷらのライブ感溢れる音と職人技を目の前にしながら、2人の会話も盛り上がること間違いなし。...
目黒川沿いのビルの3階に店を構える一軒。鮮やかな黄色い壁に写真や絵が飾られた、愛らしくも異国情緒を感じる空間が広がる。「アマルフィの料理は、守りに入っているかと思いきや斬新な一面もあるのが魅力ですね」と語るのは、アマルフィとナポリで研鑽を積んだ渡部公彦シェフ。 たとえば、カツレツをレアのマグロで作る、というのも一般的なイタリア料理にはない試みだ。アクアパッツァに貝類を入れないのも、アマルフィやナポリならでは。トマトやオリーブ...
決して大きくはない店だが、メニューの数、そして食材のバリエーションに驚かされる。国内外から厳選した肉は、牛豚鶏の多彩な部位はもちろんのこと、仔羊、エゾ鹿、馬など実に豊富。 毎年12月からはジビエも楽しめる。さらに、野菜は徹底して各地の有機栽培によるものを使用。さりげなく添えられているキャロットラペなどが脇役とは思えない旨さなのも納得だ。 「内臓の使い方が上手いビストロです。目玉焼きがのったナポリタン『タツミチャン』はト...
アンジャッシュ・渡部さんに連れていってもらい、シェフの広瀬さんと肉談議で意気投合したという。アバ(内臓)料理をメニューの柱に据えたビストロ。どの品もクセがないので、ワインと合わせてその美味しさを楽しみたい。 「とにかく肉と、内臓と、真摯に向き合って素材のポテンシャルを何倍にも引き出すその技量と度量に惚れ込んでいます」...
広瀬亮シェフは何せ、ホルモン好き。焼肉屋さんでおなじみのギアラやセンマイ、シビレ……。それらをフレンチのテクニックで提供したら、おもしろいんじゃなかろうか。内臓料理が得意なフレンチ・レストランは数多あれど、それ1本でグイグイ押す店はそうはない。幸い自分にはフランス修業中にMOFのシェフから習い覚えた、最強の内臓処理テクがある。よしっ、内臓=アバで行こう。そう決意したのである。 壁にかかる小さな黒板にはアバ...
全国各地の生産者から直接仕入れする厳選素材を、小皿で提供するビストロ料理店『bistro Tatsumi』。 契約農家から届く朝採れ野菜と新鮮魚介を、安心価格で提供している。世界各地より集めたこだわりワインと共に、オープンキッチンのカウンターでいただく、小体ながらスケールはビックなお店。アバ料理(内臓料理)を得意としているが、今回は韓国料理のコムタンスープにインスパイアされた「牛テール煮込み」と「スペアリブ」...
「アバ」とはフランス語で内臓のこと。内臓を使った料理が主役の当店の定番メニューがこちら。豚耳、トリッパ、ギアラ、アキレス腱、牛タン、豚の直腸を別々に火入した後コンソメと煮込み、素材が持っているコラーゲンだけでテリーヌ状に固めた一品だ。...
商店街にある小さなビストロ『TATSUMI』の中核をなすのは、アバと呼ばれる内臓料理だ。実は内臓が得意ではない。にもかかわらず、つい足が向くのは、広瀬料理には「品」があるからだ。いくらでも泥臭く転ぶ素材を、軽やかにスマートに仕上げていく。ひと皿ひと皿が美しい。 たとえ、スーパーチャーハンであってもだ。あれ、フレンチじゃなかったんかい、と思ったでしょ。みんな、そう思って頼むようだ。ご飯粒よりもアバとキノコが...
コンセプトは「オーダーメイド・ビストロ」。客とのコミュニケーション次第で、素材やソース、量など、どんどん変えてしまうからだとか。ゆえに「メニューはあくまでたたき台」とシェフの広瀬亮さんは言う。 アバ(内臓)料理をそろえているのも魅力。丁寧に下処理され、繊細に品良く仕上げられた料理は、内臓のイメージを一変させるほど。 珍しい料理があり、自分の好みにも合わせてくれるから「次は何を食べようか」と再訪の気持ちが膨ら...
「アバ=内蔵料理」と肉料理を看板にするビストロ。肉愛好家が集う中目黒でも、とりわけモツ好きの舌を唸らせる名店だ。アバメニューの数々は、オーナーシェフがフランスでの修業時代に習得した内臓処理技術の結晶。丁寧に下処理することでクセを取り除き、旨みだけを際立たせている。なかでもトリッパや豚の耳などを固めたアバジュレは、多くのファンを唸らせる秀作。なめらかな食感の中で生まれる躍るような歯ごたえは、全く新しいモツ体験となる。...
広瀬亮シェフは考える人である。店を開く際に、何をよすがとするか思いを巡らせた。辿り着いたテーマは「アバ=内臓」だった。何せ、ホルモン好き。焼肉屋さんでおなじみのギアラやセンマイ、シビレ……。それらをフレンチのテクニックで提供したら、おもしろいんじゃなかろうか。内臓料理が得意なフレンチ・レストランは数多あれど、それ1本でグイグイ押す店はそうはない。幸い自分にはフランス修業中にMOFのシェフから習い覚えた、最強の内...
中目黒駅徒歩5分の山手通り沿いに誕生した『RODEO(ロデオ)』は、恵比寿の名店『リストランテ・ダ・バッボ』の2号店としてオープンしたイタリアン。 イタリアンでありながら、行灯に暖簾、格子のドアと、和テイストのファサードがお出迎え。のっけから、割烹あるいは酒場に足を踏み入れる時の、あの高揚感とドキドキが演出される仕掛けだ。...
スタンディングからデートにまで対応する、使い勝手抜群のイタリアンが、中目黒駅徒歩5分の山手通り沿いに誕生した『RODEO(ロデオ)』だ。 イタリアンでありながら、行灯に暖簾、格子のドアと、和テイストのファサードがお出迎え。 のっけから、割烹あるいは酒場に足を踏み入れる時の、あの高揚感とドキドキが演出される仕掛けだ。...
昨年11月に中目黒にオープンして以来気になっていた『RODEO』を、僕は意気揚々と予約した。 「ここ、前に何かで見て以来気になっててさ。美優ちゃん、来たことあった?」 一瞬、美優が伏し目がちになり、何か言いたげな表情になった。 —あ、これは、来たことがある感じだなぁ... しかし慌てて美優は 「初めて来ました♡」とフォローを入れてきた。その表情と微妙な間に、少しだけ違和感を覚えながら...
博さんが予約してくれたのは、中目黒にある『RODEO』だった。 「ここ、前に何かで見て以来気になっててさ。美優ちゃん、来たことあった?」 昨年11月にオープンして以来話題になっていた、恵比寿にある『リストランテ・ダ・バッボ』の2号店である『RODEO』。実は先月、グルメ通の男性がここへ連れてきてくれた。...
店名:ロデオ 住所:目黒区中目黒3-5-1 プレアタワー 1F 営業時間:17:00~24:00 電話番号:03-6451-2262...
そんな折り、祐介に海外赴任の内示が出た。行き先はロンドン。ロンドンと言えば、社内でもエリートが赴任する場所の一つであり、彼に対する会社の期待の高さが窺える。 彼は栄転できることを喜びつつも、麻理恵のことを気にしていた。海外に赴任すれば、いつ帰ってこられるか分からない。加えて、妻は妊娠中の身である。 祐介は、単身赴任を考えていた。彼の先輩・竹田がロンドンに赴任した際、妻が精神的に参ってしまったからだ。竹田の妻は現地の...
恵比寿で、少し変わったお花見はいかが? 元ハンガリー大使公邸である『Q.E.D CLUB』では、3月1日より、4月分の予約を開始する。同店では3月17日から4月24日まで桜イベントも行われるため、期間中の盛り上がりは必至。鉄板焼、フレンチ、和食で食事を楽しんだ後は、1,100 坪という広大な敷地の中で、満開の桜を楽しもう。...
大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。 お料理はストーリーがありとてもアーティスティック。一皿ごとにワインと、パンのペアリングがあるのも楽しい。 メニューは旬によって変化する。この日の前菜には馬肉のタルタル。刻んだエシャロットのピクルスを最後に合えることで馬肉そのもの香りが感じられ、噛んだ時にちょう...
目黒川沿いに位置する『クラフタル』。同店のシェフを務めるのは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏し、帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身である大土橋真也シェフだ。 そんな実力派シェフが創り出す料理8皿を7,000円で味わえるコースには、パンペアリングがセットに。また、希望があればノンアルコールペアリングにも対応。 その時期の料理に合わせたドリンクを、ソムリエが選び抜き、美しい...
ちょっと頑張った時のご褒美ディナーや誕生日など、いつもより少しだけ特別感を求めるならビルの2階に隠れたモダンフレンチへ。『クラフタル』は窓から目黒川の緑が眺められる開放的なイメージが印象的。 中でもカウンター席は、満席のフロアの中では静かでリラックスできるとあってリピート率が高い。オープンキッチンは近いけれど、あえて横目で眺める位置関係は計算の上。 親密な会話を楽しんだり、キッチンを眺めたり、時には...
花見客でごった返す川沿いを、美味しそうな匂いと屋台のシャンパンの誘惑を振り切りながら、なんとかたどり着く。扉をあけて店に入れば、大きな窓から桜が一望できる!特等席はやはり窓際。席に座って桜を眺めれば気分はもちろん急上昇だ。 大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。桜の季節ならなおさら、こ...
その店、フレンチレストラン『CRAFTALE』は、なんと明日の9月11日(金)オープン! 昨日、プレオープンにお邪魔してきましたので、そのご報告を。 お店は目黒川沿い。住所は青葉台になるので、比較的落ち着いたエリアです。店内はモルタルとステンレスを基調とした、シックで落ち着いた雰囲気。シェフ曰く「手術室のような無機質な感じにしたかった」とのこと。静かでありながら、力強さを感じる内装はかなりクールです。店内...