ふぐの名店『ふぐ武』の向かいに暖簾を掲げるコチラは、ふぐ料理のほか、酒に合う一品料理を数多く提供。...
重ね重ね、ワタシもかみさんも呑兵衛である。どうしてもビールをグイグイ飲みたいときは「居酒屋 ふぐ武」へ。常連しか知らないが、裏メニューに鶏の唐揚げがある。これがあるから、だませる(?)。 大人は刺身、煮魚でビールをギューっと。子供は唐揚げと餃子、そしておにぎりのゴールデントリオで気分は上々。なんとも平和な休日の完成です。 ここに来ると滞在時間はいつも長い。居心地がいいのでしょうか、子供も帰りたがらないのが嬉しい限り。あ...
◎飲みの雰囲気 ~酒、そして酒!心が酔うまで酒!~ 取材やパーティー後にそのまま飲むことが多く、すでにお腹は満たされているので酒中心の飲み。そしてベロベロになるまで飲む! 会話の大半はちょっとエッチな○○の話。 ◎会計内訳 ~年次関係なくワリカン主義!~ リサーチを兼ねているときは多少でるが、基本は私費でワリカン。ひたすら酒を飲むので、酒代だけで1万円を超えることも。なので料理よりも酒代が安い店を...
稲庭、讃岐に次ぐ第三のうどんとして、ここ数年、都内でも店が増えている九州発の豊前うどんが自慢。...
品があり素材の風味を感じる『BUZEN』の黄金出汁と『SALUMERIA 69』の生ハムの相性が絶妙! 定期開催する生ハム会でゲストの高い支持によりメニュー化されたのが黄金出汁の生ハムうどん。 切りたて直後の生ハムをスープにくぐらせ、のど越しよい細切り麺と口中へ。生ハムにより刻々と旨みが深まるスープは飲み干す旨さ!...
多数のメディアでも紹介され、著名人や食通も通う麻布十番の名店『十番右京』。その魅力は、箸を休める暇がないほど贅沢で、美しい料理の数々である。 まず紹介したいのは「海の卵かけごはん」だ。食べるのを躊躇してしまいそうなほどの美しさはまさに「宝石」。うに、イクラ、上品に盛られたキャビアという3種の魚卵を贅沢に使用している。 「卵の下に特製のタレがかかっているので、卵を潰し、よく混ぜて召し上がってください」とおすすめの食べ方を...
数種類の前菜を食べ終える頃には魚料理が出来上がり、それが終わる頃には肉料理が完成した。 皆、口々に褒め称えていたが、特に感動した様子だったのは、公平だ。 「知樹くん、本当に…本当に美味しいよ!それに、久しぶりに家庭の味を思い出して、心まで温かくなったよ…。料理ができる男って最高にカッコイイなあ。良かったら僕にも今度、料理を教えてもらえないかな。僕も明日香に作ってあげたいんだよ」 興奮する公平の隣で、明日香は心...
鳥居坂下近くの和食店。居酒屋以上割烹未満といった使い勝手のよさが嬉しい。「トリュフやウニ、キャビアといった高級食材をふんだんに使いながらもリーズナブルに提供してくれるので、肩に力を入れることなく、食事と会話が楽しめる。よりカジュアルに楽しみたいときはテラス席もオススメです」...
「十番にある右京とまた雰囲気が違って、面白いですね!」 店内を物珍しそうにキョロキョロと見渡す陽菜。 「本当だよね。でも、十番店の名物料理は、恵比寿店でも楽しめるみたいだよ。」 話題が弾む店、というのは有難い。 初デートで沈黙が続くほど怖いことはない。店を切り口に会話が弾むと、その後の会話も続けやすくなる。 そこからお互いに、色々と話し始めた。仕事のこと、休日の過ごし方、家族構...
多数のメディアでも紹介され、著名人や食通も通う麻布十番の名店『十番右京』。その魅力は、箸を休める暇がないほど贅沢で、美しい料理の数々である。 まず紹介したいのは「海の卵かけごはん」だ。食べるのを躊躇してしまいそうなほどの美しさはまさに「宝石」。うに、イクラ、上品に盛られたキャビアという3種の魚卵を贅沢に使用している。 「卵の下に特製のタレがかかっているので、卵を潰し、よく混ぜて召し上がってください」...
完全なる肩透かしを食らい、口惜しさで一杯になりながらも、江森は甲斐甲斐しく『十番右京』へまゆこを連れて行った。 ここは人気店だが、少し遅めであれば席が空いていることもある。 まゆこはよく飲みよく食べた。そして本来の強気さを取り戻し、二人はすっかりいつもの調子で、とりとめのない話で盛り上がった。 江森から不完全燃焼感は消えなかったが、深夜3時近くまで飲み明かし、まゆこと別れた後は、心はなぜか...
麻布十番でもトップの人気を誇る実力派酒場。食事メニュー約100種類、和酒250種と、何回行っても飽きさせないので、ここに来たことがある女性でもテンションは上がる。 個室はないが、極端に騒がしくない限り6人くらいのグループでも落ち着いて話すことができる。さらに「宝石箱出してくれる?」と言えばでる裏メニューは戦闘能力の高い女子に響く一品だ。 他にもお酒をミニサイズでも提供してくれるなど、女性にやさしい心...
「美穂ちゃん、誕生日に何かしたいことある?」 優一と同時進行で進めていた、外科医で38歳の達也が優しく微笑んでいる。優一が面倒になって以来、この達也と会う機会が増えていた。 「えー達也さんと過ごせるなら何でも嬉しいです。」 そう言いながら、マリエのようなセリフを言っていることに自分でも驚く。一体、いつからこんなことを言うようになったのだろうか... 「そんな嬉しいこと言ってくれると張...
小腹も満たしながら、酒が飲みたいという人におすすめなのが「イクラ/うに/キャビア おちょこ丼 3個セット」。注目したいのはキャビア丼。 ただキャビアをのせているだけではなく、キャビアの塩気に合うよう海苔が混ぜ込まれており、磯の香りが喉を通る頃にふわりと抜けていく。 岡田氏のこだわりは、塩イクラを使用するところ。醤油漬けのイクラよりもねっとりとした味わいが、お酒のあてにもなるイクラ丼と言えるだろう。...
三井さんの気持ちを突き動かすのは、世の中の常識や旧態依然として今の時代には最適でないシステムを疑い、それを変えていこうとする人だという。 「僕は弊社の経営陣、特に自分と歳も近いCOOをとても尊敬しています。夢やビジョンだけを無責任に語るようなタイプの経営者ではなく、簡単には実現できないけれど、実現すればとても価値のあることを社員に伝え、それをかたちにできる人。 こんなに尊敬できる人のもとで仕事を...
美味しいものを食べ込んだうるさ方の舌をも満足させる料理と、圧倒的な日本酒のラインナップ。となれば人気店なのは必然で、秋山さんもお気に入りの1軒だ。 オーナー・岡田右京氏とも懇意にしているということで、魚卵好きの具義さんのために岡田さんが考案した裏メニューは、その名も「宝石箱」。高級食材を惜しみなく使った究極の丼だ。...
出会いから1ヶ月ほど経ったある日、麻布十番の『右京』に誘われた。東京でのナイトライフを満喫している彼は麻布十番が大好きで、商店街からすぐ近くの七面坂沿いのマンションに最近引っ越したらしい。 彼は関西人らしくよく喋った。自分の生い立ちから仕事の話まで、テンポよく飽きさせない話術はさすがだった。茶髪でやや長髪の髪型は東京出身の洗練された男性と比べると垢抜けないが、そんな風貌もお調子者の彼のキャラクターにぴ...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない 。彼氏がいる訳ではないので、複...
麻布十番でもトップの人気を誇る実力派酒場。食事メニュー約100種類、和酒250種と、何回行っても飽きない豊富なラインアップも常連が多い理由。 「個室はないんですが、その日のお客さんが極端に騒がしくない限り、6人くらいのグループでも落ち着いて話せます。名物のトリュフたまごかけご飯やフォアグラ丼がおすすめです!」(大村さん)。 酒をミニサイズでも提供してくれるなど、女性にやさしい心遣いも人気の理由だそう。...
「まぁまぁ。」と同僚になだめられながら、さっきまで一緒にいた合コンの女の子たちが、早々に一件目で帰ってしまった件について、終電までグチグチと話していた。 ―俺はもう少しここで飲んでいくか…― 同僚と別れた後も、カウンターで一人飲み続けることにした。一人で飲む事自体は彼にとって珍しいことではない。だが、転勤から2週間と少し、右も左もわからないまま仕事では初受注を達成し、今日の合コンを終え、内心、静かに...
麻布十番の良心的なお店である、『居酒屋 十番』では、この名物メニューであるポパイ焼きでビールをグイっといただこう。その名から想像できるように、卵の下には、ほうれん草ともやし、ベーコンがイン。バターで炒めて、卵を乗せれば出来上がり。 訪れる人のほとんどが注文する、名物メニュー。わざわざ行く価値アリ、である。...
店に入れば、正面に大衆酒場らしいコの字型カウンターが。そしてその上には赤く灯るちょうちん。なんともほっとする空間だ。約70年前に定食屋として始まった店が、33年前から居酒屋に転身。 女将の佐々木和枝さん曰く「麻布十番の人はみなさんお酒の飲み方が綺麗。外国人の方も多いので、英語のお品書きもあるんですよ」。そのホスピタリティが長年に渡り客を引き付ける秘訣だろう。...
駅から至近、しかも商店街入ってすぐという好立地。麻布十番のど真ん中にある『居酒屋 十番』は、いつでも行けるという安心感からなのか、いつのまにか行くリストから外れていたお店。 今宵は呑み助の友人と久々の飲み。ということで、その実力を知るために意を決して入店してみました。 店の作りは当世流行中のコの字型カウンター主体で、その脇にテーブル席がちらほらという作り。職人肌の板さんが黙々と作業をし、イキの良い女...
「...この前は言い過ぎたよな。悪かったよ」 『大衆酒場 山忠』に到着するなり、ハルは拗ねたような顔でボソッと謝罪した。 ここは麻布十番という派手な場所にありながら、昔ながらの庶民的な雰囲気と価格を守り続けている、実に良心的な酒場だ。 料理の質も高く、カウンターの上にずらりと並ぶ大皿料理の匂いと適度に人でガヤガヤと賑わった店内に溶け込むと、気持ちがホッコリと落ち着く。...
現在の店主・畠山信行氏のお父上が、この地に店を開いたのが45年前。近年、高級な飲食店が多い街、というイメージを持たれている麻布十番にありながら、昔ながらの庶民派な雰囲気と価格を守り続けている、実に良心的な酒場だ。 それでいて、料理の質の高さも申し分なしだから、常に賑わっているのも頷けるというもの。刺身などの魚介類は、畠山氏が市場で吟味。また、鳥料理や揚げ物、焼き魚といった注文を受けてから作る品のほか、カウンターの上にずらりと...
現在の店主・畠山信行氏のお父上が、この地に店を開いたのが45年前。近年、高級な飲食店が多い街、というイメージを持たれている麻布十番にありながら、昔ながらの庶民派な雰囲気と価格を守り続けている、実に良心的な酒場だ。 それでいて、料理の質の高さも申し分なしだから、常に賑わっているのも頷けるというもの。刺身などの魚介類は、畠山氏が市場で吟味。また、鳥料理や揚げ物、焼き魚といった注文を受けてから作る品のほか、カウ...
その夜、麻布十番にある老舗の大衆居酒屋『山忠』のカウンターで、二人はビールを喉に流し込んでいた。今日はこの賑やかな店で、瓶ビールを飲みたい気分だったのだ。 菜々子は、さとみを励まそうと最近の残念だった食事会での出来事を、面白おかしく話してくれた。菜々子の話は本当に面白く、何も気にせず思い切り笑いながら、彼女に本当のことが話せないことを、さとみはまた後ろめたく思うのだった。 「結婚はしたいけど、恋...
暮れかけた夕日を背に、昨日のコンサート成功も兼ねて乾杯する二人。仕事終わりの夏のビールは、どうしてこんなに美味いのだ。 ◆ 「で?どうなのよ阿部さん...
今回、美紗子ちゃんのリクエストにぴったりと叶った店がここ、『エル ブランシュ』。 雰囲気は、パリ16区のブローニュの森のそばに立つアパルトマンの一室、そんな静...
小川智寛シェフはかつて、フランス各地で3年間の修業を積んだ実力派。特に素材にはこだわり、野菜はシェフの故郷・福井の契約農家から届く無農薬野菜が主。魚、肉も...
「それでは...かんぱ〜い!」 男女6名の声が『Cast78』の店内に響き渡る。 —シャトー・マルゴー1985年... ルナが生まれた年より3歳若い1985年は、グレートヴィンテージである。“高貴なるボルドーの女王”が放つ、丸みがありながらもシルクのような滑らかさを、噛み締めるようにゆっくりと味わった。 今日の食事会のメンツは、30歳前後のIT起業家の男性たちと、26~28歳くらいの女性たちである。 ...
亮介は先日、麻布十番の『Cast78』で里緒と食事をした。 友人と一緒にいたという恵は、亮介達の帰りを偶然見かけたらしい。いつも思うが、港区は予想以上に狭い。 「すごくお似合いだったので、友だちと2人して目を奪われちゃったんです。ただ……。」 そして恵は、すごく言いにくそうに、綺麗にカールした睫毛を伏せた。 「一緒にいた友人がどうもあの女性のことを知っているようで…。亮介さん、あの美人さんには気をつけて下さい...
仮氏3:直斗 年齢:29歳 職業:俳優 推定年収:500万円 住まい:代々木のアパート 「顔も身体も断トツ1位は直斗で、一緒に歩いてて自慢。けど年収が結婚相手としては全然足りない。行くお店も『Cast78』『鉄板バンビーナ』とか。時間が空いて寂しい時に電話して会う要員。もっと稼いだらもっと真剣に考えるかも。」 それぞれに不足している箇所を他の誰かが埋めてくれるから、余裕を持って婚活に励めると...
暗証番号を入力して重厚な扉を開くと、そこは、プライベートなワインバー『Cast78』。本日、江幡哲也さんが社員のためにリザーブしたのは、ガラス張りのルームバルコニーだ。200以上の銘柄がずらりと並ぶワインリストの中から1本を選び、パテ・ド・カンパーニュを肴にまずは乾杯。この日は女性社員が中心ということで、話題は自ずと“恋バナ”に。 「男性社員と食事に行く場合は、仕事かゴルフの話。彼女たちとの場合は恋愛の話が多...
「で?本日の一番人気はどなただったの?」 皆を見送った後、ルナは健太と二人で『プレゴ』でお茶をしながらプチ反省会を開く。 「男性陣の一番人気は麻里ちゃんかな。でも小林さんは美緒ちゃんもいいって言っていたけど」 自己紹介の後、美緒は小林に狙いを定め、妙にボディタッチしながらずっと彼の隣をキープしていた。 他己紹介は、その女性の本性が露骨に出る。 きちんと相手を立てた紹介ができる人は、人としても魅力的...
「お笑い芸人じゃあるまいし、今更そんなニューヨークに行って挑戦とかウケるね。」 俊平が隣で笑っている。 たしかに、私も同じことを思った。それに今でも、夢に描くようなお城住まいではなくても、まぁまぁ良い暮らしはできているはずだ。 年上の嫌な彼氏・リュウジと別れた後も、彼に紹介してもらったWEBエディターの仕事は続けており、どちらかというと順調だと聞いた。 何故このタイミングで、急に真理亜はそんなことを言い...
はい、もちろんお菓子の名前ではありません。フランス・アルザス地方発祥の煮込み料理のこと。 ザウアークラウトと同様の意味で使われることもあるが、料理としてはザウアークラウトをソーセージやベーコン、豚のすね肉などとともに煮て、ゆでたジャガイモをつけ合わせた、フランス東部アルザス地方の料理。 ビールがとまらなくなること請け合いの逸品である。...
5年間、パリの星付きレストランで修業をした須藤亮祐シェフのビストロ料理が味わえる。 肉々しい郷土料理をはじめ、扱いにくい内臓系も「丁寧」が身上。魚や野菜もいいがパワーと緻密さが同居する肉料理でコースを楽しもう。...
「ここ、私のモデルのお友達がみんな通ってるんですよね。」 2回目に来店し、麗子を指名したカナは自分の友達だと言って、今活躍中のモデルやタレントなど、この店に通ってくれている客の名前を挙げた。 大半は麗子が担当している客だが、彼らからカナの話が出たことは一度もない。 どうやらカナの、一方的な片思いのようだ。 カナは、「モデルのみんなと同じ」セラピスト・麗子の元に通っていることで、自分も...
熾烈を極める東京婚活市場。 その中で「結婚したいのに結婚できない」と嘆く女には、いくつかの共通点がある。 ある行動により自分の市場価値を無駄に下げる女、逆に実態なく価値を上げ過ぎて機会損失している女……。 これまで、24時の誘いに乗る女、〆のラーメンに行く女、花嫁修業する女、港区女子、2番手の女、理想は父親、イケメン好き、などの事例を紹介してきた。 今回は、とにかくいつ会っても完璧、な結...
生粋のパリジャンであるフローラン・ダバディ氏が足繁く通う麻布十番の『ビストロコティディアン』。 須藤亮祐シェフが作る骨太なビストロ料理のなかでも、とくに豚肉を使ったメニューがお気に入りで、「フロマージュ・ド・テット ラビゴットソース(豚の頭のカリカリ焼き)」は、あれば必ずオーダーするのだとか。...
『ビストロ・コティディアン』で供されるのは、ビストロ料理に間違いないが、クオリティは高級店に匹敵すると言っていいだろう。須藤亮祐シェフは5年間、パリの星付きレストランで修業をした人物。「ビストロの醍醐味を味わってもらいたいので、素材そのものをシンプルに、素直に『旨い!』と思えるものを安く食べてもらいたいと思っていますが、プロセスはグランメゾンでやることと変わりませんね(笑)」。 肉々しい郷土料理をはじめ、扱い...
フランス各地の定番郷土料理を、そのままのスタイルで提供するビストロ。フランスの星付きレストランを渡り歩いた須藤亮祐シェフの技が活きている。...
恵比寿『ル・ビストロ』で須藤亮祐氏がシェフを務めた当時、別のフレンチで働く北野勝也氏は、その味に心惹かれ足繁く通った。 その後、須藤氏が自店を開くにあたり、縁あってふたりは共に働くことに。それが現店である。 須藤氏はガストロノミーに憧れて渡仏するも、パリの日常に溶け込み、愛されるビストロを体感して、自身の方向性を決めた。 「長い日々を経て残る定番には、それだけの理由と意味がある」と須藤氏。フランス各地の定...
鮨屋のようなカウンターに松の盆栽。麻布十番でも『中目黒 いぐち』らしさは健在だ。 柔らかさと味のバランスが秀逸な大山鶏のもも正肉を使った「ねぎま」(基本コース¥4,800からの1串)は、火の入れ方がすべてを決める。 ウバメガシの備長炭を使用し、絶妙な返しを重ねて丁寧に焼き上げていく。...
今年9月、串揚げと天ぷらがメインの4号店目『中目黒いぐち 上ル』を恵比寿にオープンしたことでも話題の『中目黒 いぐち』。中目黒はピンチョススタイルの焼鳥、2号店の恵比寿ではスポイトに入った調味料で味の変化を楽しませる焼肉など、ユニークなメニューが評判だ。 こちらはその3号店目にあたり、黒を基調とした空間はしっとりと艶っぽく“デートで肉”なシチュエーションにぴたりとハマる。 冬の看板メニューは、炭火で焼いた鶏と旬の野菜、...
気軽に美味しい&お酒が進むB級グルメといえば焼き鳥!デート向けの艶系焼き鳥店の先駆けとして確固たる地位を築いているのが『中目黒 いぐち』だ。 ピンチョススタイルの独特のプレゼンテーションで楽しめるが、今では焼き鳥の他、スポイトに入った調味料で味の変化を楽しませる焼肉、串揚げ、天麩羅など多彩なバリエーションで魅了する看板もドアサインも全くない隠れ家グループだ。...
いま、まさに“飛ぶ鳥を落とす勢い”の人気を誇る『中目黒 いぐち』の3号店目が美食の街、麻布十番にオープンした。 中目黒はピンチョススタイルの焼鳥、2号店の恵比寿ではスポイトに入った調味料で味の変化を楽しませる焼肉など、ユニークなメニューが評判だ。 黒を基調とした空間はしっとりと艶っぽく“デートで肉”なシチュエーションにぴたりとハマる。新店の冬の看板メニューとして、登場したのが、炭火で焼いた鶏と旬の...
店名の『ル ポトローズ』は“秘めごと”や“ずっと胸に描いていた夢”をあらわす仏語。フランス料理ひと筋の本間寛シェフが、2011年にオープンさせたこの店のテーマは“日常的に通えるフレンチ”だ。 ベーシックでクラシカルな料理がシェフの持ち味だが「日本人であるというアイデンティティがあるからこそ和食材も使う」と言う。 多くのレストランには“特等席”が存在するが、この店では、カーテンで仕切られて半個室となる厨房横のテーブル席が...
麻布十番商店街の西端にあるフレンチレストラン。ひとりでも、デートでもと、使い勝手の良さが魅力。 夜景を望む絶好のロケーションで、フレンチ一筋のベテラン本間シェフが手がけるクラシックなフレンチを味わおう。...
誰かの“マイレストランでありたい”。この店にはそんな気持ちが流れている。「お客さんはもっとわがままで良い」と語る本間寛シェフ。要望を伝えれば、ワインのセレクトや料理の取り分けなど、2人の空間が一層盛り上がるよう絶妙なサポートをしてくれる。 その際は、是非六本木ヒルズの夜景が望める窓際の特等席を。空間、サービス、そして料理。上等であり、心安らぐ。初デートの場として後に語り継ぐのであれば、こんな店が望ましい。...
麻布十番商店街の西端にあるフレンチレストラン。ひとりでも、デートでもと、使い勝手の良さが魅力。 夜景を望む絶好のロケーションで、フレンチ一筋のベテラン本間シェフが手がけるクラシックなフレンチを味わおう。 月曜からこんな店で美味しいものが味わえたら、贅沢な気分で1週間をスタートできるはずだ。...
店名の『ル ポトローズ』は“秘めごと”や“ずっと胸に描いていた夢”をあらわす仏語。フランス料理ひと筋の本間寛シェフが、2011年、麻布十番にオープンさせたこの店のテーマは“日常的に通えるフレンチ”だ。 ベーシックでクラシカルな料理がシェフの持ち味だが「日本人であるというアイデンティティがあるからこそ和食材も使う」と言う。 多くのレストランには“特等席”が存在するが、この店では、カーテンで仕切られて半...
『トロワグロ』をはじめ、フランスの名だたるレストランで研鑽を積んだ武田健志シェフ。 「表現はあくまで自由でありたい」と語る氏。日本各地から届けられる旬の味を用い“武田流”と評される独創的なフレンチを作り上げる。...
翌朝起きると早速、河村からLINEが入っていた。 「おはようございます。昨夜は突然すみませんでした。良かったら今度お食事に行きませんか?」 河村とは、先週同僚の優香と行ったバルで知り合った。席が空くまでの間、相席になり10分程度話しただけに過ぎないが、麗子が店を出る間際、わざわざ追いかけて連絡先を教えてほしいと言ってきたのだ。 ストレートな誘い文句は、河村の人柄を表しているようだ。河村は色気をふりまき、女を惹...
夜には真っ暗になってしまう裏路地のビルの2階。この店のカウンターには、男性も女性もひとりで晩酌する姿がよく似合う。 「いぶりがっこポテサラ」「真鯛の玉子とじ」などそそられる小鉢メニューはリーズナブルに提供。 看板料理の「炊き込みいか飯」は、丸ごと揚げたいかを土鍋で炊いた逸品。蓋を開け、いかをカットすると中からとろりと肝が出て、身やご飯に絡まり合う。〆のはずが、その光景に再び酒が進んでしまう。...
「香奈ちゃん、男関係激しいらしいよ?噂じゃ友だちの彼氏でも不倫でも、手段を選ばないらしい。仕事も見た目もちゃんとしているから、皆騙されるらしいけど。」 初め、亮介は片瀬が誰のことを言っているのか分からなかった。しかし、香奈に対して何となく引っかかっていたことを思い出した。 「本当にあの香奈ちゃんが?人違いじゃなくて・・・?」 「どうやらそうらしいんだ。パーティーに来ていた2、3人の女の子が香奈ちゃんのことを、一部...
涼子と誠は、カウンター席に並んで座った。 ひとまずビールで乾杯し、当たり障りのない会話で場を繋ぐ。涼子は必死に誠との距離を推し量っているのだが、彼はそんな涼子の駆け引きなど素知らぬ顔だ。 ―一体どういうつもりなんだろう? 麻美は涼子を彼女候補、として紹介しているはずだが、彼からは初対面の女性に対する遠慮や気遣いを一切感じない。涼子の存在は空気か何かのように、誠はただ気ままに食事を楽しんでい...