デートでオーダーすれば、100発100中彼女を落とせるという必殺カクテルの存在をご存知だろうか? “バーティスト”として有名なアッシュ氏がバーテンダーを務める『BAR MUDAI』には、美味しすぎて女性が何杯でもおかわりするカクテルがあるという。 それは、“ブレッシング(Blessing)”と“ジャスミンテキーラ・シューター”というふたつのカクテル。「ブレッシング」についてアッシュ氏は「ベリー系の集大成」と言う。 可愛...
「こんなカクテルを知ってしまったら・・・♥」もう一つの必殺カクテル"ジャスミンテキーラ・シューター"は、ジャスミン茶をテキーラで煎れたものにグレープフルーツジュースを重ねたもの。 このテキーラを飲んだあと、焦がしたシナモンシュガーのついたオレンジを噛むとサッパリとした後味になり、さらに呑みやすくなるのだ。 キメたい夜にはこれらの必殺カクテルを何とか飲ませよう!...
なんとなくのお食事会ではなく、本気なみなさんに利用してほしいのが鉄板イタリアン『アニマリベラ』。 恵比寿駅から徒歩10分ほど。明治通り沿いにある扉を開け中に入ると、「まだ降りるの!?」というほど深い地下にその店は存在する。...
なんとなくのお食事会ではなく、本気なみなさんに利用してほしいのが鉄板イタリアン『アニマリベラ』。恵比寿を根城にしている食事会マスターであれば、当然ご存知かと思うが、未訪な方においては、ぜひポートフォリオに入れておくべきかと。 恵比寿駅から徒歩10分ほど。明治通り沿いにある扉を開け中に入ると、「まだ降りるの!?」というほど深い地下にその店は存在する。 広い店内には個室スペースが計8つあり、うち2部屋はカラオケ付き完全個室...
「日本酒はちょっと苦手…」そう思っている人にこそ、今回紹介する『GEM by moto』を訪れて欲しい。 ここを訪れれば必ず、「こんなに美味しいの?」という新しい発見や、「この味と合う!」という嬉しい驚きがある。 今まで抱いていた日本酒のイメージがガラリと変わり、きっと好きになれるはずなのだ。名物「ブルーチーズハムカツ」も忘れてはならない一品。 こちらは千葉氏が、ネガティブなイメージをもたれがちな「どぶろく」の美...
元東京カレンダー副編集長である粂 真美子さんがリコメンドするのは、意外や居酒屋。 「括目中なのが居酒屋。出張先でも詣でます。メニュー構成も自由度が高いし、素材の扱い方、アレンジやひねりの利かせ方にも唸るものが。 日本酒、ハイボール、サワーなど一つ一つ突き詰めてやっているお店が確実に増えているのもうれしい傾向です。恵比寿『GEM by moto』は日本酒のムーブメントを起こした『日本酒スタンド 酛』の新店。 扱いが...
新宿の人気店『日本酒スタンド 酛』の店主・千葉麻里絵氏による、新たなコンセプトの店が誕生。 「日本酒1本1本の価値をきちんと伝えたい」との想いから、店名は“宝石”や“宝物”を意味する『GEM』と命名。入り口すぐのスペースは立ち飲みで、カウンター席が連なり、奥にはソファのVIPルームで構成する。 更に奥には酒蔵や酒販店と同じ-5℃の冷蔵庫を設置。四合瓶をメインにするのも、すべては最も美味しい状態で提供するため...
あの日から3週間後。 私は、恵比寿にある『和BISTRO 88WANOBA』で、知り合いの仲間を集めた交流会に来ている。 ほんの数日前までは、家と会社の...
『ワノバ』の店名には、“和の文化を発信する場でありたい”という想いが込められている。友達とのカジュアルな夕食や忘新年会など、いつでも気軽に使えるお店だ。 店主...
今夜、太一は恵比寿の『和BISTRO88WANOBA』にいる。 エネルギー系企業に勤める大学サークル仲間のひとりが米国から一時帰国しており、せっ...
「優作さん元気ですか?結婚したと風の噂で聞きました。今月から会社に戻り、ようやく社会復帰しました(笑)」 やる気を削がれていた水曜日の午後、一通...
こちらは、食事会やパーティー利用が多いため、ゆっくり味わうことのないままの星つけが多いのではないだろうか。 『ワノバ』の店名には、“和の文化を発信す...
恵比寿ガーデンプレイス勤務が18年続く平良さんは、恵比寿にはレストランでもバーでも、「人と会話のできる店が多い」と話す。 そのうちのひとつが、この『...
囲炉裏や将棋盤が置かれ、思わず「ただいま」と言いたくなる懐かしい雰囲気の炭火焼き店。パチパチと炭が焼ける音に耳を傾けながら、金目鯛、のどぐろ、穴子などの魚の一夜干し...
祐樹(31歳)は出版社に勤めるファッション誌の広告営業マンだ。東京生まれの東京育ち。大学卒業後、新卒でこの出版社に入社した。 20代の頃は仕事に追われる毎...
パチパチと炭が焼ける音に耳を傾けながら、金目鯛、のどぐろ、穴子などの魚の一夜干しと一緒に、「野菜嫌いをも虜にする」という『My Room 雲母』。 ...
南美と数也は休日のモーニングをコーヒーだけで済ませ、友達と別れ、店を出た。 クロックムッシュをオーダーしなかったのは、1時間後には南青山の『アクアパッツァ』でパスタを堪能するからだ。 「でもウチの親父は、朝ご飯しっかり食べてきそうだなぁ」 手を繋いで歩き出すと、数也が言った。 数也の父・昭一は、仕事をリタイアしたことを機に夫婦でハワイへ移住し、悠々自適の生活をしている。 そして今回、かつての仕事の事情...
日本ならではの食材を活かした東京発のイタリアンの旗印を作り、また優良な生産者と食べ手を結ぶ架け橋の役割を担ってきた日髙良実シェフ。パスタもイタリア伝統の郷土料理から和の食材を用いたひと品などさまざまで、ディナーにはパスタで締る4皿にドルチェを付けた7,350円のコースも用意する。旬の直送鮮魚を使った魚料理ももちろん、必食。...
五感で夏を堪能したいなら一流イタリアンへ。旬の太刀魚に刻んだミントを加えた香草パン粉焼きは、パリッと爽やか。ピュレ、グリル、フリットと味や食感を変えたズッキーニとのハーモニーは格別。...
—大丈夫だったかな。 心配になりつつも、話を別の方向へと持って行く。 「麻里奈は、普段どういう所でご飯食べてるの?」 「友達と行くのは『槐樹』とか『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』とかかな。家族だと家が近いから、シェラトン都ホテルの『中華料理 四川』にはよく行きますね」 —おお、有名店を普段使いするんだな・・・。 「さすが麻里奈、セレクトするお店がオシャレだね〜」 そう言いながらも、もしかし...
「麻里奈は、普段どういう所でご飯食べてるの?」 気を許してきてくれたのか、突然呼び捨てになっていた弦太に少し驚きつつも、私は幾つかの店の名前を挙げる。 「友達と行くのは『槐樹』とか『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』とかかな。家族だと家が近いから、シェラトン都ホテルの『中華料理 四川』にはよく行きますね」 食べることが好きで、お店には詳しい方だと思う。でもその知識を男性にひけらかすのは、最も意味のないことだと重...
下野シェフがひとつの食材をふたつの料理へと仕立てる「ムニュードゥコンパレゾン」。素材の様々な可能性が感じられる魅力あるコースは、想像力の賜物だ。シェフがこだわりである”ありのまま”というスタイル。何度訪れても、そのたびに新しい発見と驚きがある。...
広尾の『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』は行きたかったお店だ。これは返信を打つべき理由がある。すぐに開封し、返信を打つ。 周りの友達からデートの鉄板、としてよく名が挙がってきていた『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』だが、実はまだ未訪問で、一度行きたいとかねてから思っていたお店だった。...
多忙かと思った里奈とのデートだが、日程はFIXできた。次は店選びだ。色々と店候補を頭の中で整理する。 広尾だったら、素材本来の味が楽しめるフレンチ『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』だったら間違いない。でも里奈のことだ、きっと色々な店に行っているだろう。 西麻布にできた話題の新店、『珀狼』などどうだろうか。そんなことを考えながら里奈とLINEしているうちに、徐々に不安になってきたことがある。 ...
フランス語で“ありのまま”を意味するア・ニュ。その瞬間の素材の魅力をありのままに伝えたいという想いから付いた店名だ。 多くのフレンチ通から支持される下野シェフが2009年にオープン、以来2010年から3年連続でミシュランガイドの1つ星を獲得している世の女性の憧れの店。...
「わぁ、素敵なお店!」 「よかった。しかも、今日は期間限定でフレンチと日本酒のマリアージュが特別に楽しめるんだ」 「日本酒とフレンチ?あまり想像ができないけど。ワインとかシャンパンはよく飲むけど、なかなか日本酒って飲む機会が少なくて」 「そうだよね。でも、きっと驚くから楽しみにしてて」 「サトシさん、日本酒まで詳しいんですね。日本酒に詳しい男性って素敵です」 「日本酒ビギナーのリサ...
-+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+- アペリティフ: 淡味 前菜:鮎のフリット グレープフルーツフィノ風味、他1品 アミューズ、魚料理 肉料理:石垣牛のロティ その内臓とひしおマデラ酒煮込み デザート、食後のお飲み物下野シェフは3種の「サンデマン」の持ち味を夏のランチメニューに活かした。 アペリティフには、新生姜と「ホワイト ポート」を合わ...
「桃子、村上春樹が好きって言う先生がいるよ」 二次会の途中で美里が強引につれてきた浩史は、背は高くないが胸板が厚く堂々としたたたずまいで、袖口からはパテック フィリップの時計が覗いていた。『風の歌を聴け』が愛読書だという彼。とんとん拍子に食事の約束が決まった。 彼が予約してくれたのは、広尾の『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』。王道に見えて、実は個性的でスパイシー。浩史らしい選択だ。...
様々な弁護士のライフスタイルや婚活事情を取材し、弁護士業界の現状や、弁護士の素顔に迫ってきた「弁護士婚活事情」。 最終回となる今回は、元プロ女子大生の美人弁護士が登場する。モテ職業の代表格である男性弁護士とは対照的に、女性は弁護士になった途端モテなくなると言われているが、そんな原則にはあてはまらない女性弁護士もいるようだ。<今週の東京婚活弁護士> 名前:芽衣27歳 勤務先事務所:銀座エリアの小規模法律...
同じ食材を「温かい料理」「冷たい料理」といった異なる温度や調理法で楽しめる、「ムニュードゥコンパレゾン」が『ア・ニュ』での瀬川さんのお気に入り。 「例えば、鴨を使ったお料理でも、胸肉のロティとコクのある肝のテリーヌの2皿がでてきます。その違いを楽しむのが醍醐味です。」 瀬川さん曰く『ア・ニュ』の雰囲気はデート向きで、デートでも訪れてみたいという。...
フレンチ業界きっての、シャンパンラヴァーなシェフといえば誰だろう?と思い、多方面にキキコミを敢行。その結果、白羽の矢を立てました、この方に! 広尾『ア・ニュル・トゥルヴェ・ヴー』の下野昌平氏である。 フランス滞在中にシャンパンの魅力に開眼し、オフの日も、料理のジャンルにとらわれることなく、食事と一緒に楽しむことが多いというからかなりのもの。 ハウスシャンパンに選んでいるのはアンリ・ジロー。「アンリ・ジロー...
ライチョウ特有の風味はエサとして食べてきた針葉樹のフレッシュな香りが由来だとされる。これを野ウサギ料理の定番、リエブル・ロワイヤルをイメージして、赤ワインで煮込んだ。コースにも組み込めるが、アラカルトでしっかりと味わうのがお薦めだ。¥10,000...
樹里とは交際して、もうすぐ2年になる。 丸の内でOLをしている樹里は、現在26歳。可愛いし料理も上手な彼女だ。 しかし(出会いを求めているわけではないけれども)、男は時として他の女性とも遊びたくなるどうしようもない生き物。それに、会社の先輩やクライアントに呼ばれたら断れない飲みの場もある。 だけど樹里は、僕が他の女性のいる場へ行くのが相当嫌なようで、飲みに行く時は必ず連絡をしなければならなかった。 「お...
ブームに先駆けて2012年に“和牛赤身肉専門”のレストランとしてオープン。 メインディッシュの肉は、熊本産赤毛和牛と岩手産短角和牛の2銘柄のみ、と実に潔い。 オーナーシェフは小林邦臣氏。 フライパンで軽く焼き目をつけたら、あとはオーブンでゆっくりと火を入れる独特の焼き技で、ふっくら&しっとりと仕上げる。 絶対頼むべきメニューが「赤毛和牛と短角和牛の盛り合わせ」¥10,700(300g)。 繊細で身...
鮮やかな青い庇と低い壁の奥にテラスを設えた外観はカフェのような気軽さがありながらも、テクニックはガストロ級の『クニオミ ル ネオ ビストロ』。 敢えてカジュアルな内装にすることで、入りづらいと思われがちなフレンチレストランの概念を変えた。温かな光の中、大人のビストロデートが叶う名店だ。...
パリのビストロに迷い込んだような、青い壁がお洒落な店内。ガストロの技術とビストロの雰囲気を味わえる“ネオビストロ”でいただけるのは、赤身肉に特化した料理の数々。 希少な熊本県産のあか毛和牛を中心に短角牛や馬肉なども揃い、絶妙な火入れで調理した赤身肉の美味しさに浸ることができる。あか牛のしっとりジューシーな味わいに、田中さんも思わず笑顔。オーダー率100%のパテや名物の焦がしナポリタンなどワインが進む逸品も...
“テクニックはガストロ、雰囲気はビストロ”をモットーとする『クニオミ ル ネオ ビストロ』。小林邦臣シェフがキッパリと「肉を美味しく食べてもらうために野菜を用意している」というだけあり、メニューに並ぶのは7割肉料理だ。 自身の店をオープンさせてから積極的にドライエイジングをした牛肉を使うようになったという小林さんも、熊本のあか牛を熱烈に支持するシェフのひとり。 「自然に入ったサシと赤身のバランスが秀...
フランスの星付きレストランで経験を積み、『アディング・ブルー』のシェフを務めた小林邦臣さんが、今年3月に開いたネオ・ビストロ。 鮮やかな青い庇と低い壁の奥にテラスを設えた外観はカフェのような気軽さだ。敢えてカジュアルな内装にしたのは、フレンチはひとりで入りづらいと思われがちなため。しかし本当にカフェと間違われることが多かったため、夏からテーブルにはクロスを掛けるようにしたという。 オープンキッチンから客席を見...
自分のInstagramを開き、彩奈にそのドラ◯ンボールが見事に再現された写真を見せる。 すると彩奈は瞬きをしながら、とびきりの笑顔を見せてくれた。 「わぁ〜!なにこれ。面白いですね〜。今度行ってみたいなぁ!」 「広尾は良い店がたくさんあるんだよ。こことかどうかな?僕の好きな店なんだけどね...」 僕は、『レストランオカダ』や『イル・ブッテロ』など、他の店の写真も見せた。 「これ哲也さんのアカウン...
どんなに行き届いたレストランにも必ず“死角”がある。それは、いい意味でゲスト同士が濃密な時間を過ごせるよう、レストラン側が払う配慮というものだ。 そんな死角とも言うべき半個室の空間を大切にするレストランがある。岡田宏シェフは、4年半のフランス滞在で、地素材をフル活用した本場のビストロ料理を極めた。 そのスピリットを東京で体現すべく、ここでは天然の魚介類や有機野菜など、国内外の吟味された食材を用いた季節感溢れる料理が看板...
フランスで修業した岡田シェフが腕をふるう。国内外の吟味された食材、有機野菜や魚介類を使った料理を季節感あふれる料理に仕立てる。 また、シェフはフランス滞在中に、住み込みでワイン造りに従事した貴重な経験をもつ。美味しい料理と厳選したワインを温かみのある店内でいただく幸せなひと時だ。...
いつ来ても美味しい発見のある店。『レストランオカダ』を形容するなら、この一言に尽きる。岡田シェフが吟味した山口県萩市の魚介類や国内外の良質な肉類などの食材を、フレンチベースの季節感を楽しめるメニューに仕立て、日替わりで提供。 ギャルソンの接客、店の雰囲気ともに温かく、極上の料理と心地よさについワインが進んでしまう。...
「慎吾、また痩せた?」 久しぶりに会う慎吾はどこか元気が無く、前からそこまでがっちりした体型ではなかったのに、更に痩せた気がする。 「慎吾、ちゃんとご飯食べてる?誰かご飯作ってくれる人とかいないの?」 つい、母親のような口調になってしまった。人が弱っているところを見ると、どうも放っておけない。何としてでも助けたくなってしまう。それが大事な慎吾なら尚更だ。 「俺は大丈夫だよ。それより美...
シェフが4年半のフランス滞在で学んだ、ビストロ料理を中心とした本場フランス料理が楽しめる店。 山口県萩より取り寄せている天然の魚介類や、長野県蓼科から届く有機野菜など、国内外の食材を用いた料理と美味しいワインを味わえば、誰もが自然と笑顔になる。カジュアルなデートにもおすすめだ。...
広尾の『レストラン オカダ』では、半個室の席を用意してもらった。人目があると話しづらい恋の話題も、ここなら安心だ。好みに合わせて選ぶフレンチのコースメニューという点も、みんなの好き嫌いを気にせず楽しめる為女子会にはぴったりだった。...
加奈子:カジュアルフレンチだと、広尾の『レストラン オカダ』も女子会の定番な気がします。 紗羅:確かに『レストラン オカダ』のコストパフォーマンスは最高。5,500円のコースで、前菜2品メイン一品と、かなり使い勝手の良いお店ですね。最後の焼きたてのフィナンシェ美味しいからどんなにおなかいっぱいでも食べてしまいます(笑)。客層も素敵で大人が安心して使えるお店ですよね。 淳子:私は最近和食での女子会も多...
シェフが4 年半のフランス滞在で学んだ、ビストロ料理を中心とした本場フランス料理が楽しめる店。 山口県萩より取り寄せている天然の魚介類や、長野県蓼科から届く有機野菜など、国内外の食材を用いた料理と美味しいワインを味わえば、誰もが自然と笑顔になる。...
どんなに行き届いたレストランにも必ず“死角”がある。それは、いい意味でゲスト同士が濃密な時間を過ごせるよう、レストラン側が払う配慮というものだ。 そんな死角とも言うべき半個室の空間を大切にするレストランがある。岡田宏シェフは、4年半のフランス滞在で、地素材をフル活用した本場のビストロ料理を極めた。 そのスピリッツを東京で体現すべく、ここでは山口県萩より取り寄せる天然の魚介類、長野県蓼科から届く有機野...
ー浩平くん。来週の金曜日空いてる?広尾に美味しいビストロ見つけたんだけど一緒にどうかな?ー この前の気まずい夜。 油断して最後に飲んだ桜色のカクテルは可愛いくせして度数が強かったようだ。 表面張力ギリギリの意識で結衣の勝ち逃げとなるつもりだったのに。 春を目前にして悪あがきのような底冷えの寒さに、帰り道、浩平はさも自然に結衣の手を握って、そして結衣は抗わなかった。 もちろん罪滅ぼしの気...
二回目のデートで二軒目の『Bar Rage』に誘えたかと思いきや、その場に親しげな他の男が出てきた。しかも自分より明らかにハイスペック。デューデリジェンスが厳しい結衣のことだ、おそらくあの男の方が自分より好みだろう。 深追いするのは、止めにしよう。 そう浩平はあの晩に結論を下した。すると数日後、結衣からのLINEが鳴った。 —浩平くん。来週の金曜日空いてる?広尾に美味しいビストロ見つけたんだけ...
広尾商店街沿いの地下にオープンした『お肉屋けいすけ三男坊』。三男坊ってことは、長男、次男、と兄弟店があるかと思いきや、ここが1号店目なのだ。 こちらの看板となる肉は「高森和牛」で、東京で扱っている店は珍しい。オーナーが希少で上質な高森和牛に惚れ込み、生産者に交渉した結果、仕入れることができた。...
オーナーのけいすけ氏が理想とする「厚切り焼肉」を最高の状態で提供すべく、山口県産の高森和牛のさまざまな部位を揃え、無煙ロースターの遠赤外線で焼いてくれるのがこちら。 ¥5,000から¥2,500刻みで3種類用意された焼肉コースの主役は、その日一番おすすめの赤身を2名分(160g)以上にカットした「極上塊肉」だ。...
デートで焼肉店を訪れるなら、肉の美味しさはもちろん、店の雰囲気も大切。肉食女子をエスコートして間違いないのが、今年5月、広尾商店街にオープンした『お肉屋 けいすけ 三男坊』だ。 オーナーの井上景介さんが「血統、飼育環境、育成方針のすべてにほれ込んだ」という山口県の高森和牛が堪能できるコースは¥5,000から用意。ゲストの前でスタッフが時間をかけて丁寧に焼き上げる塊肉は、見て眼福、食べて至福。味もコストパフ...
意外に昼の打ち合わせがや他の仕事が長引いてしまい、一度家へ戻りトップスは変えず、慌ててスカートだけチェンジ。女子会なので派手柄スカートで参加。 今日のお店は、2016年6月にオープンしたばかりで、友達の間で話題のお店『お肉屋けいすけ三男坊』へ。 女子会の場所は「美味しくて、話題のお店」が鉄板。グルメな友達からの口コミは非常に信頼でき、食べログよりもグルメな友達を頼りに。...
広尾商店街沿いの地下に5/16よりグランドオープンする『お肉屋けいすけ三男坊』。三男坊ってことは、長男、次男、と兄弟店があるかと思いきや、ここが1号店目なのだ。 通常8000円のコースが半額になるということは、半額の4000円!まさかの価格破壊だ! こんな太っ腹な話、狐につままれたように信じがたい。それでいて、肉の量も質もバツグンに良いのだ。〆に出てきたのは、本格的な白濁の牛骨スープ。実はここの運営...
その夜、『ラビスボッチャ』に集まった3人の女のうち、僕は1番好みだった(つまり、小柄で童顔で胸が大きい)マリエを口説き落とすことに成功した。 “有名私立大学出身”の“商社マン”という肩書きは、思っていた以上に武器となるらしい。 …というのは冗談で、実際のところ、タフで繊細な交渉を要する商談や四方八方に気を遣って臨む接待を通じて身につけた立ち居振る舞い、そして自信が、女性関係にも大いに役立ったのだ。 難なく自由が丘...
メインダイニングのグリルで焼かれるフィレンツェ風ステーキをはじめ、ダイナミックな料理は1993年創業当時のまま。本場感溢れる空間やサービスも人気の理由だ。 イタリアの風を感じるような開放感のあるこの店は、ワゴンで食材を選べるのも楽しい。...
料理から内装まで徹底的に本場仕込みのイタリアンレストランの定番メニュー。塩で味付けした黒毛和牛を炭火で焼いたビステッカは、肉の旨みを存分に堪能できる。 陽気で気取らない雰囲気は、仕事の打ち上げや仲間との語らいにピッタリ。ザックザックとイタリアンを食べたい時や、みんなで楽しみたい時に大活躍のお店だ。...
料理から内装まで徹底的に本場仕込みのイタリアンレストランの定番メニュー。塩で味付けした黒毛和牛を炭火で焼いたビステッカは、肉の旨みを存分に堪能できる。「主に仕事の打ち上げなどでザックザックとイタリアンを食べたいときに活用する、みんなで楽しめるお店です」...
「接待は、公私混同でいいと思うんです」と福田氏は断言する。365日毎日手抜きのない外食だからこそ、接待においても「1回の接待がつまらないなんて、許せない!世界の人口が70億人なのに一生でご飯を一緒に食べることができる人数は、8,000人くらいしかいない計算になるんですよ。だからこそ、その日接待をする相手には史上最高ハッピーな夜を過ごして欲しいんです。そうなるとやっぱり小手先の気遣いじゃ足りない。恋人との初デート...
「結婚なんかしない」 そう、言い張っていた。 今の生活を手放すなんて考えられない。自由で気まぐれな独身貴族、それでいいと思っていた。 仕事が何より大事だと自分に言い聞かせ、次々にキャリア戦線を離脱してゆく女たちを尻目に、私はただひたすら一人で生きてゆくことを決意していたのに―。 ”想定外妊娠”に戸惑っていたのもつかの間、千華ははじめてのエコーで心を揺さぶられ、たとえ独身だろうと産む決意を固める。 元カ...
3大商社で順調にキャリアを歩んでいる彼らは、間違いなくエリートだ。 だが、20代の商社マンの給料は、年下である24歳の楓のそれを遥かに下回る。 楓は、高給取りが偉いなどと思ったことはこれっぽっちも無い。 確かに外銀でのハードワークは高給によって報われているとも言えるが、必ずしも人の仕事ぶりや努力と給料は比例しない。 金融という業界が高いマージンで回っているだけだし、その会社の構造だって関係してくる。 ...
薫と亜里抄と女子会をした翌週金曜日。 百合はずっと目標にしている女性とともに、有栖川公園近くの『クリオーゾ』にいた。...
「『クリオーゾ』は、オシャレをして、大人っぽい気分で出かけたくなる素敵なイタリアンです」 広尾駅からすぐの便利なアクセスだが、階段を下った地下に広がる店内には、ゆったりとした時間が流れる。食事の時間帯にコース料理を満喫するもよし、少し遅い時間に訪れてアラカルトとワインで過ごすもよしと知っていると重宝するレストランだ。 「実は私、トマトが苦手なのですが、こちらのお料理ならペロリといただけちゃうんです。...
フルオープンキッチンに面するカウンターの一角には旬の魚介を収めたショーケースが鎮座。この店内で、ゲストとの距離感と、扱う素材の状態に徹底してこだわるシェフの姿勢を明確に示している。その志はパスタも然り。食べて旨いのは当たり前。ときには大胆な発想から生まれる、主役が明確なパスタは美味の、その先にある楽しさまで伝えている。...
深夜まで本格的なイタリアンがいただける界隈では貴重な店。2軒目のバー使いも可能。 メニューはアラカルトが豊富で、ワイン好きにはたまらない小皿が並ぶ。カウンター以外にテーブル席もあり、シチュエーションに応じてチョイスを。...
最初は、そこまで気にしていなかった。 しかしそれまで毎日にように来ていた連絡が来なくなり、無性に気になるようになった。“女は押しに弱い”と言うけれど、押しだけでなく“寂しさ”にはもっと弱い。 同時に、 心のどこかでこれまで裕翔をセーフティーネットのように使っていた自分を責める。 好意にあぐらをかいていた自分がダメなのだが、人は近くにいすぎるとその人の大切さや価値を忘れるもの。 幾度となく裕翔から送られて...
そんな中、麻衣子から連絡が来て、僕たちは久しぶりに二人で食事へ行くことになった。 「そっか〜じゃあ裕翔くんは転職するの?」 『ティグレ』の肉をつまみにしながら赤ワインを飲む麻衣子は、今日も一段と美しい。 「そうなんですよね。今の会社もいいんですけど。前から声をかけてくれている会社へ行こうかなと思っています。今みたいな大企業ではなくてベンチャーだし、将来は分からないですけれど」 「裕翔...
緩やかな坂の途中に、ひっそりと佇む『ティグレ』。一見入りづらい印象だが、扉を開ければフレンドリーな店主が温かく迎えてくれる。 料理は『リストランテ寺内』などで修業を積んだシェフが担当し、和牛や魚介のグリルをはじめ、パテからパスタまで多彩に揃う。 量は男気あふれるが、味は緻密で繊細。少しだけ食べたいときは、ハーフポーションにも応じてくれる。ワインの品揃えも申し分なく、グラスは常時4~6種(650円~)...
緩やかな坂の途中に、ひっそりと佇む『ティグレ』。一見入りづらい印象だが、扉を開ければフレンドリーな店主が温かく迎えてくれる。 料理は『リストランテ寺内』などで修業を積んだシェフが担当し、和牛や魚介のグリルをはじめ、パテからパスタまで多彩に揃う。「ワインに合う奇をてらわない男の料理」がテーマとあり、メインやパスタは2人でシェアしても十分なポーション。 量は男気あふれるが、味は緻密で繊細。少しだけ食べた...