お客様が心から寛げるよう、カウンター席を座敷にしています。京都祇園の歴史あるお茶屋のように、奥行きが感じられる造り。カウンター背面に竹林の坪庭を配し、また靴を脱いだ...
筋金入りの日本酒好きは、秋の到来を待ち望む。なぜか。ひやおろしが発売されるからである。ひやおろしとは、秋から春に醸した酒を蔵で静かに寝かせ、ひと夏越えたところで出荷...
2018年1月25日(木)。 今回レポートする新春一発目イベントは、『東カレ銀座Lover's NIGHT』。 東京カレンダー2月号の銀座特集を地で行く、銀座を自分の庭とする東カレユーザーが100名集結! 会場は今やオールデイダイニングとしても大人気の『bills 銀座』。 ともすると「シニアな街」というイメージも強い銀座で開かれた、真冬の夜の東カレパーティやいかに!? ★大反響を受けて、初の2週連続...
朝から深夜まで、いつでも心地よく過ごせるダイニングとして、昨年10月に誕生。bills 銀座は、ビルの最新のインスピレーションとエッセンスが注ぎ込まれ、更に進化したオールデイダイニングとして、オープン以来多くの大人たちに愛されている。 ____________________ 住所:中央区銀座2丁目6-12 Okura House 12F 時間:8:30~23:00(フード L.O.22:00、ドリンク L.O.22:30)...
日曜日、涼子は初めて銀座『bills 銀座』を訪れていた。 他店舗とは一線を画す高級感ある内装が話題でオープン時から気になっていたものの、なかなか来る機会がなかったのだ。 「涼子ちゃん!久しぶりね」 大きな窓から降り注ぐ光を浴び、気持ち良く店内や客層を眺めていると、大学サークルの先輩・麻美が、いつも通り疲れやストレスと無縁の風を吹かせて現れた。 Vカッティングが美しいベージュのノース...
本日10/1(土)、銀座二丁目交差点の新たなランドマーク「Okura House」のなかに、世界が愛するシドニー発のオールデイダイニング『bills』がオープンする。 『bills』をご存じの方は、おいしい”朝食”をイメージしてしまうだろう。だが、銀座の『bills』は、夜の時間に注力!世界中の遊びを知り尽くした大人が集う街”銀座”の夜遊び需要に応えるべく、自慢のメニューで勝負する!他にも、アフタヌーンテ...
恭しく運ばれてくるのは、黒い木製の三段重。オープン当初から人気を誇る「ブルガリ アフタヌーンティー・ボックス」である。 3つの箱は「セイボリー」「ペストリー」「スウィーツ」と中身のカテゴリが分かれており、「セイボリー」には国産牛ミニバーガーやサンドイッチ、「ペストリー」は、キッシュやオリーブオイルのブリオッシュ、「スウィーツ」にはラズベリーとトンカ豆のムースや濃厚なチョコレートのトルタetc.。 全14品のフィンガーフ...
中央通りの『ブルガリ銀座タワー』10Fに位置する『ブルガリイル・バール』。中央には黒い樹脂製のカウンター、その周囲にはゆったりしたテーブル席と、気分によって使い分けができるのもここの魅力だ。 5時半から8時の間はスペシャルタイムだ。アルコールを頼めば、趣向を凝らしたイタリアンスタイルのおつまみがフリーでいただける、本格的なアペリティーヴォを楽しめる。もちろん、オリジナルカクテルも充実。...
美酒と美食があって非日常も味わえる。バールの魅力はいろいろある。しかし、バールの華は何といってもバーテンダー。彼らと密に繋がることでそのひとときは忘れ難いものとなり、心身ともに癒される。『ブルガリ イル・バール』はそんな効能のあるバールだ。...
「アペリティーボ」とはイタリア語で食前酒のことだが、「食前酒を楽しむ社交の時間」という意味合いもある。夕食前のひととき、レストランやバールなどでアペリティーボ(=アペ)を楽しむことは、イタリア人の日常の楽しみといっても過言ではないのだ。 「アペは、仕事から開放された“自由な時間”の幕開け。イタリア人は平日もアペを楽しんでから遊びに出かけます。一人でアペしながら、一緒に飲む友人を探すこともありますね」 ...
「今日は銀座でとことん遊ぶ!」そう意気込むならば、まずは昼シャンで景気づけといきたいところ。「ちょっと歩き疲れたからシャンパン一杯」、そんな時にも最適だ。 今回は銀座で最適な昼シャンスポット『GOSS』を紹介しよう!平日17~19時は「Champagne Hour」で、厳選した3種類のシャンパンをグラス1,000円~で楽しむことができる。 映画「007」でお馴染みの高級銘柄「ボランジェ スペシャル キュベ」が1400円...
食前酒に、ワインを選んでもいい。24種類もの銘柄が日替わりで並ぶバー『GOSS』は、ワイン好きにとって、ひとつの理想形である。 ここでは、ボトルに窒素を充填するワインディスペンサーを導入しているため、酸化が進みにくく、貴重なワインもグラスで楽しむことができる。 また、普段はなかなか手を出すことができない、オーパスワンやバローロのビンテージにまでお目にかかれるのも大きな魅力。 ワインに合わせる料理にも力を入れており...
食前酒に、ワインを選んでもいい。24種類もの銘柄が日替わりで並ぶバー『GOSS』は、ワイン好きにとって、ひとつの理想形である。 ここでは、ボトルに窒素を充填するワインディスペンサーを導入しているため、酸化が進みにくく、貴重なワインもグラスで楽しむことができる。 また、普段はなかなか手を出すことができない、オーパスワンやバローロのビンテージにまでお目にかかれるのも大きな魅力。 ワインに合わせる料...
食前酒に、ワインを選んでもいい。24 種類もの銘柄が日替わりで並ぶバー『GOSS』は、ワイン好きにとって、ひとつの理想形である。 ここでは、ボトルに窒素を充填するワインディスペンサーを導入しているため、酸化が進みにくく、貴重なワインもグラスで楽しむことができる。 また、普段はなかなか手を出すことができない、オーパスワンやバローロのビンテージにまでお目にかかれるのも大きな魅力。 ワインに合わせる...
仕事帰りの軽く一杯をシャンパンで楽しむ“ちょいシャン”を提案する『bubbles ginza –champagne café–』。 英国王室御用達の「ローラン・ペリエ」など、世界屈指のシャンパンをグラス1杯、1,000円~1,300円からと驚くほどお手頃価格で楽しめる。...
女性一人でもふらっと気軽に立ち寄れる、カジュアルさが新感覚のシャンパンカフェ『bubbles ginza –champagne café– (バブルズギンザ シャンパンカフェ)』からは、シャンパンの味を引き立てる、気の利いたおつまみ「泡ツマ”8種の盛り合わせ」が登場。 生ハム、カプレーゼ、カナッペなど、女子会のマストフードである“泡ツマ”を用意。...
「女性ひとりでもカフェ感覚でシャンパンを楽しんでほしい」とオープンした一軒。「シャンパンアンサンブル」は、2,200円で3種類が味わえるお得なセット。「ローラン・ペリエ」「アヤラ・ロゼ・マジュール」「キャティア」など、有名メゾンがそろう。 オーダー時に1杯を「ミモザ」や「シャンパンモヒート」などのカクテルに変更することも相談できる。ランチタイムには、なんとプラス600円で、「ローラン・ペリエ」が1杯セット...
華やかさだけでなく、奥深さや歴史もシャンパーニュの魅力。それらすべてを知りたければ、名ソムリエ阿部誠氏の懐、ヴィオニスに飛び込んでみたい。 こちらを訪れたら飲んでほしいというのが、コクと果実味が力強く、エレガントさも備えた「コード・ノワール・ロゼ」。そして、オーナーもスタッフも女性と言うメゾンで作られた、しなやかな飲み心地の「ファム2000」。 ほかにもスペシャルなキュヴェからスタイリッシュな造り手まで、300種以上の...
店名:NAMIKI667 住所:中央区銀座6-6-7 ハイアット セントリック 銀座 東京 3F 営業時間: ■ダイニング 朝食 7:00~11:00(Buffet close 10:30) ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00) ディナー 18:00~22:00(L.O.21:00) ■バー 土曜~水曜 11:00~24:00 木曜・金曜 11:00~25:00 【問い合わせ先】 TEL:...
カツサンドに使われる白金豚の厚さは1cm近く!ボリューム満点で、脂が軽くて実に旨い。サンドにはほかに、メンチカツやビーフカリーなども用意。白金豚のカツは単品でもオーダーすることができ、さらにポークソテーにしてもらうことも可能なのだ。 店名のカモメとは出身地である岩手・大船渡の市の鳥。だから、三陸産の食材を一番に考え、名物の「カツサンド」なら白金豚、そのほか、海草やキノコなどは岩手産を選んでいる。 店の佇まい、主人・佐々...
カツサンドに使われる白金豚の厚さは1cm 近く!ボリューム満点で、脂が軽くて実に旨い。サンドにはほかに、メンチカツやビーフカリーなども用意。白金豚のカツは単品でもオーダーすることができ、さらにポークソテーにしてもらうことも可能なのだ。 店名のカモメとは出身地である岩手・大船渡の市の鳥。だから、三陸産の食材を一番に考え、名物のカツサンドなら白金豚、そのほか、海草やキノコなどは岩手産を選んでいる。 店の佇まい、主人・佐々木...
店の佇まいも、主人・佐々木徹勝氏の立ち居振る舞いも、完全にオーセンティックバー。しかし、「きちんと数えたことないですが、60品はあると思う」と佐々木さん。フードの充実に目を見張る一軒だ。 佐々木氏は銀座の名店『モンドバー』に21年在籍。店長まで務め上げたバーテンダー。6年前に遡る、この店のオープン当初は今の半分ぐらいの品数だったが、「どんどん増えていきました」とのこと。...
サンボアといえば言わずもがな、日本のオーセンティックバーの代名詞。大正7年から続く暖簾を掲げるには、10年以上の修業とサンボア全店のオーナーからの推薦が必要だという。この厳しい掟をクリアしたのが、この『数寄屋橋サンボア』だ。 オーナーの津田敦史氏はバーでの粋な振る舞い方についてをこう語る。「もともと、サンボアは待ち合わせに使われることが多かった店なので、エスコートや気配りができる方が格好良く見えますね。ホストとしてお連れ様を...
大正7年創業の日本を代表するオーセンティックバー、サンボア。この偉大なるレジェンドから暖簾分けを許され、2010年にオープンしたのが『数寄屋橋サンボア』だ。 銀座では珍しい路面店のため待ち合わせにも重宝するが、その居心地の良さを味わえば、この店でしっぽりとグラスを傾けたくなること必至。名物の氷なしハイボールを飲りながら、大正浪漫に浸りたい。...
サンボアといえば言わずもがな、日本のオーセンティックバーの代名詞。 大正7年から続く暖簾を掲げるには、10年以上の修業とサンボア全店のオーナーからの推薦が必要だという。この厳しい掟をクリアし2010年に開店したのが、この『数寄屋橋サンボア』だ。 オーナーの津田敦史氏はバーでの粋な振る舞い方についてをこう語る。 「もともと、サンボアは待ち合わせに使われることが多かった店なので、エスコートや気配り...
関西を中心に同じ名の下、店主が独立採算制で自身のバーを営む『サンボア』。銀座5丁目に続く、ここは東京での2軒目として誕生したサンボアだ。主の津田敦史氏は大阪・堂島の老舗サンボアで8年、銀座で2年を過ごした。 「大阪での独立も考えましたが、銀座で感じた空気感があまりに印象的で」。堂島で使われていた木製ショーケースを譲り受け、そこに薫陶を受けた師の写真を飾っている。「人と人との繋がりを肝に銘じ、良いサービスと...
関西を中心に同じ名の下、店主が独立採算制でバーを営む『サンボア』。東京2軒目のこの店の主、津田敦史氏は大阪・堂島の老舗サンボアで8年、銀座で2年を過ごした。堂島で使われていた木製ショーケースを譲り受け、その志を受け継ぐ。...
イタリア産天然大理石の大きなカウンターが印象的なスタイリッシュバー。 500本以上が揃うウイスキーは、うち300本以上がシングルモルト。ウイスキーの奥深さを知る糸口にと、スタンダードからニューリリースまで幅広く取り揃え、純粋に香りを楽しんでほしいと全席禁煙に。口福の余韻に心ゆくまで浸れる贅沢な時間が、愛好者たちを惹きつけてやまない。...
カウンターにはイタリアから取り寄せたという天然大理石を使用。2009年にオープンしたスタイリッシュなバーだ。並ぶボトルはおよそ550本で、その半数以上がシングルモルト。「ウィスキーの奥深さを知る糸口になれば」と主の福田良和氏は言う。 ボウモアでも、独自に瓶詰めを行う業者によってラベルは様々。それらはボトラーズと呼ばれ、福田氏の言う通り、知らぬ者には驚きの対象となる。大理石に手で触れながら、知識欲を満たし、...
「ウィスキーの奥深さを知る糸口になれば」と主の福田良和氏は言う。イタリアから取り寄せた天然大理石のカウンター。その向こうに並ぶボトル、およそ550本のうち半数以上がシングルモルトである。幾度も通い、その深遠なる世界を探求したい。...
ボトラーズを中心に約200種のウイスキーを用意。キャラメル、洋梨、海水など、香りや味のチャートが記されたメニューは、個人的にもウイスキーを愛し、その魅力を少しでも分かりやすく伝えたいというオーナーの思いの表れだ。 自店の樽で熟成させるこだわりのモルトも用意。古い木材やアンティークを多用した幻想的なインテリアが、特別な時間を演出してくれる。...
ボトラーズを中心に約200種のウイスキーを常備。キャラメル、洋梨、海水などの香りや味のチャートが記されたメニューを2人で覗いて選び出す。新たなおいしさの酒に出会えれば、いつもと違う夜が始まる。...
着物を召した〝お姉さまたち〞が、極上の癒しを提供するバーラウンジ。玄米を使用したカレーなど、深夜まで手の込んだ食事が取れるのも嬉しい。 10名程度まで利用可能な個室を〝離れ〞に接近戦で攻めるもよし。知っていれば確実に上級者。...
銀座・金春通りにひっそりと佇む、レンガ作りの店。一見開くのをためらいそうなほど重厚な雰囲気の扉だが、勇気を出して踏み入れれば、銀座の夜の悦楽に心ゆくまで浸ることができる。 名バーテンダーとして知られる保志雄一氏が開いた店のひとつであり、スタッフの腕前やサービスには定評アリ。店が得意とするカクテルで、ウイスキーの新たな魅力を知るのも一興だ。...
バー好きであれば知らぬ者はいないであろう『BAR 保志』の保志雄一氏が手がける新店。一枚板の端正なカウンターと銀座らしい重厚感、細やかなサービス、そして極みのカクテル、いずれも一流の名にふさわしい。...
酒好きのみならず、その名を聞けばどこかワクワクする気持ちにさせる『洋酒博物館』。 世界の洋酒を3000種類以上揃え、そのうちモルトウイスキーが900本以上を占めるという。ウイスキーラヴァーはもちろん、ビギナーが第一歩を踏み出すのにまさに相応しい老舗だ。世界のアンティーク・シェイカー200台が展示されている店内は、それだけでも一見の価値アリ。...
“知る人ぞ知る”という言葉がそのまま当てはまる、銀座の外れの隠れ家バー。 栃の木の一枚板を使ったカウンターに目を奪われるが、同じく栃の木を随所に配した雰囲気の良い個室3室も抜群の居心地。心安らぐウッディな空間は、二人はもちろん大人数で訪れても楽しめること間違いない。ウイスキーはオフィシャルからボトラーズ、オールドボトルまで幅広く揃う。...
銀座の老舗『三笠会館』の地下という立地ゆえ、待ち合わせにも最適な一軒。 店ですすめているのが、昔はよく呑まれていたという“ウイスキーフロート”という呑み方だ。冷たい水にウイスキーを浮かべるようにして呑めば、ストレートや水割りとはひと味違ったウイスキーの一面が楽しめる。シックな雰囲気のカウンターで、古きよき銀座の雰囲気を味わいたい。...
もともとバーとして営業していたが、ランチに出したカレーの味が評判を呼び、今では6種の個性豊かなカレーが看板メニューに。 最も辛い「イエローカレー」は、野菜やココナツミルクの複雑な旨みとタイの唐辛子、ピッキーヌのホットな辛さが特徴。...
「この店は週1ペースで、ランチで行きます。会社からだと歩いて10分ほどかかるのですが、それでもやっぱり通ってしまうお店です」。 カレーの名店が多い日比谷・銀座界隈の中でも、カレー好きを自称する嶋田さんのいちおしがここ『ハレギンザ』。 元々バーだった店が、限定で提供していたランチのカレーが口コミで評判になり、昼間はカレー店として営業するように。今では6種の個性豊かなカレーが看板メニューとなっている。 ...
重々しい鉄の扉を押し開け、階下へ降りれば、深紅の絨毯と黒い調度品が織りなす艶やかな陰影の世界。 サードステップに移行した二人。この段階では絶対に店選びの手間暇を惜しんではいけない。 そしてここは、完全会員制(赤坂・六本木共通)に移行したバー『ネプラスウルトラ銀座』。 「いいお酒をお出ししたいと思ううち、オールドボトルが多くなってしまいました。しかし、巷ではそういったボトルには希少価値がついてしまいます。そこで、納得の...
重々しい鉄の扉を押し開け、階下へ降りれば、深紅の絨毯と黒い調度品が織りなす艶やかな陰影の世界。ここは、2011年より完全会員制(銀座・六本木共通)に移行したバー『ネプラスウルトラ銀座』。 「いいお酒をお出ししたいと思ううち、オールドボトルが多くなってしまいました。しかし、巷ではそういったボトルには希少価値がついてしまいます。そこで、納得のいくお酒を納得のいく価格でご提供しようと会員制に踏み切りました」と、タキシードをパリッと...
同じお金を払うなら、ハイリターンを得る。そんな遊び上手への扉をそろそろ開こう、というのが、今回のテーマ。『ネ プラス ウルトラ』は、銀座と六本木に店舗を構える会員制のバーだ。バックバーには、店主古田氏が集めたヴィンテージのウイスキーやブランデーが並ぶ。1970年代のものを中心に、遡れば1950年代まで。 お金を出してもやすやすと手に入らない1杯に、氏の語る深い知識が加わる。それで1杯¥1,000~。女性を連れ...
銀座にバーは数あれど、これだけ意外性に満ちた店はそうはない。銀座のファッション発信地として知られた『小松ストアー』の跡地に華々しく存在する『ドーバーストリートマーケット ギンザ』。最新鋭のファッションブランドが集結し話題を集めたが、ここにバーが存在することを知っている人は少ないだろう。 ビル最上階の一角。まるで息を潜めるようにして佇む『コマツ バー』には、毎夜、遊び慣れた大人たちが集う。基本的には会員制だが、電話予約を入れれ...
連日、多くの買い物客が詰めかけるギンザコマツ。しかし、最上階には大人のための隠れ家がある。重厚な扉の向こうは別世界。真空管アンプから流れる、温かなジャズの調べも心地よい『コマツ レストラン&バー』だ。ワインのほか、ウイスキーなどのハードリカーも充実。 原則的に会員制で、集う誰もが好みの一杯を傾けている。料理は高級フレンチやイタリアンを食べ尽くした大人がふと思い出す、子供の頃の御馳走。メニューにはナポリタンやハンバーグも並んで...
バーの麺料理としておなじみのナポリタン。しっかり炒めた香ばしさ、ハムの燻香と、ケチャップの懐かしい甘みに相応しいのは、シングルモルトならではの柔らかいスモーキーフレーバーのある白州。 白州は、クラッシュアイスを詰めたグラスに注ぐ「ミスト」で。味わいが、より柔らかく伝わってくる。 なるほど納得のペアリング。...
銀座にバーは数あれど、これだけ意外性に満ちた店はそうはない。2012年3月、銀座のファッション発信地として知られた『小松ストアー』の跡地に華々しくオープンした『ドーバーストリートマーケットギンザ』。 最新鋭のファッションブランドが集結し話題を集めたが、ここにバーが存在することを知っている人は少ないだろう。ビル最上階の一角。まるで息を潜めるようにして佇む『コマツバー』には、毎夜、遊び慣れた大人たちが集う。基...