カウンターの気軽さとワインが進む気の利いた料理が人気のイタリアン『ヴィノテカ キムラ』。旬のみの登場になるこちらの人気パスタは、“ホタルイカとアサリとソラマメのスパゲティ”だ。 味の決め手はホタルイカをたっぷり使うこと。そして、見た目は少々悪くてもホタルイカを潰しながら炒めてワタをパスタにしっかり絡めること。そしてさらにアサリが加わることで、濃厚なコクがボディブローのように味蕾を刺激する。「飲み屋の〆的なひと皿でしょう」との...
シェフは『バスタパスタ』ニューヨーク店や在ミラノ日本国総領事館で研鑽を積んだ木村博人氏。’10年にオープンしたこの店は「昼はごはん屋、夜は気軽な飲み屋を目指している」という。そのランチは5種類程度から選べるパスタで勝負する。自らごはん屋と言うだけありボリューミーなのもさることながら、しっかりと手をかけたソースが秀逸。添えられた自家製パンで最後まで食べ終えたとき、込み上げる満足感は止めようもない。...
オープンして1年余り。カウンターの気軽さとワインが進む気の利いた料理で、早くも予約必須の人気店となった『ヴィノテカ キムラ』。今の季節、常連客垂涎の定番パスタが、“ホタルイカとアサリとソラマメのスパゲティ”だ。 「味の決め手はホタルイカをたっぷり使うこと。そして、見た目は少々悪くてもホタルイカを潰しながら炒めてワタをパスタにしっかり絡めること」だそうで、なるほど、豊かな磯の香りを湛えつつ登場したそれは、濃厚な...
私は、自他共に認める海外ドラマ好きである。 しかし、自分の胸が「ドクドク」と実際に音を立てるほど興奮し、身体が震えるほど緊張する作品は、唯一「ホームランド」だけだ。 ドキドキハラハラ感が病みつきになり、面白くて続きが気になるドラマは、いくらでもある。特に海外ドラマは、日本ドラマのクオリティとは比較にならず(製作費も天と地の差らしい)、見応えのあるものばかりだ。 そんな大作がゴロゴロと転がっているドラマ大国アメ...
「名物の牛タンしゃぶしゃぶをお目当てに、定期的に通うお店です。 さっぱりヘルシーですが、出汁がしっかりと深い味わいで、お肉の旨みが引き出されているのを実感。〆の五島うどんも絶品。隠れ家的な雰囲気で、落ち着いて食事ができるのもありがたいですね」 ■店舗概要 住所:港区白金1-14-10 TEL:03-6408-9537...
白金高輪駅から徒歩すぐに佇む『小滝野』。控えめな看板の灯りとは裏腹に、店内で提供される料理の実力は、肉好きも唸るほど。そんな同店の名物は「牛タンしゃぶ」だ。 女性を誘う時にも「牛タンしゃぶを食べに行こうよ」と誘えば、「牛タンって焼き肉じゃないの?」という反応とともに、いい返事が期待できるはず。...
牛タンといえば焼肉!ネギと一緒に焼いてレモン!と思っているあなた、まだタンの真髄をわかっていない。 タンの本当の美味しさを味わうならば、白金の名店『小滝野』を訪れて欲しい。ここならタンを生、焼き、しゃぶしゃぶという三方向から存分に味わうことができるのだ。 この店に足を運ばずして「タン好き」を語ってほしくないほどの名店はこちら!...
和牛の牛タンが希少だという話を聞いて久しい。もはや庶民が口にしづらい高級食材になりつつあるが、福岡に本店を構えるこの店では、九州牛を直のルートで仕入れるため、タンのしゃぶしゃぶをいつでも気軽に、しかもリーズナブルに味わうことができる。 仕入れたタンを晒し布で包み、約5℃の冷蔵庫で2週間ほど熟成させると、肉の旨みが倍増する。「舌に吸い付くようなねっとりとした食感も、旨みがのった証拠」と店長が言う。...
いまも昔も変わらぬ人気を誇る〝業界メシ〞といえば焼肉。 不規則かつエネルギー消費量の多い仕事をこなす業界人にとって、夜遅くまで営業している焼肉店は、パワーチャージに欠かせない存在だ。 白金の『和牛焼肉KIM 白金本店』は、多くの食通業界人から支持を集めていることで知られるが、この日も店奥の個室には食事を楽しむ男性グループがいた。今年で9年目を迎える白金を代表する焼肉店。 ゆったりくつろげる個室があるため、ビジネス...
美味しい肉を少しずついろいろ食べたい―。 そんな焼肉セレブに評判の店が、『和牛焼肉KIM』だ。...
特選和牛の質の高さが売りの一店。 「普段はタレ派の私でも、『KIM』のお肉は塩でいただくのが好きです。いろんな部位を少量ずつ食べられる“ちょっといいコース”が魅力。場所柄、焼肉屋さんのワイワイ感はないのでデートにもぴったり」...
美味しい肉を少しずついろいろ食べたい――――そんな焼肉セレブに評判の店が、『和牛焼肉KIM』だ。人気の和牛コース9000円ではヒレやサーロインを始め、トモサンカクやカメノコなど肉の希少部位が10種余りも登場。部位によって厚さやカッティングの向きを微妙に調整。味付けも塩、タレ、ポン酢と様々に楽しませてくれる。 「最初に刺身や寿司などの生肉で肉の新鮮さを感じて頂き、続いてヒレとサーロインを塩、胡椒のみでシンプルに...
この日、及川さんが声を掛けたのは、天現寺のゴルフアパレル『ナプリィ』で働く岡崎智美さん(40歳/左)と、歯科医師の竹内寿子さん(40歳/手前)。 いずれも白金在住とのことで、ご近所友達として仕事帰りに飲んだり、ゴルフに出かけたりする仲なのだとか。 白金高輪の駅すぐにある『ラ クープ ドール』の個室が今宵の女子会の舞台。もちろん、乾杯はシャンパンで。...
自然栽培のコシヒカリと平飼いの自然卵を使用したチャーハンに、ズワイガニをたっぷり使った餡がとろり。 それぞれが美味ながら、2つを口にすることで初めて完成する味わいは、まさに採算度外視の贅沢な一品だ。...
自然栽培のコシヒカリと平飼いの自然卵を使用したチャーハンに、ズワイガニをたっぷり使った餡がとろり。それぞれが美味ながら、2つを口にすることで初めて完成する味わいは、まさに採算度外視の贅沢な一品だ。...
シンプルなチャーハンが好きです。高校生の頃、友達と『一杯のかけそば』のように分け合って食べていた、卵、ネギのシンプルチャーハンに福神漬をモリモリにして食べるのが好き。 時は流れて、現在。 シンプルなチャーハンはそのままに、オフホワイトの卵白餡をかけ、かつ、蟹入りという大人のチャーハンに出会いました。しかも無農薬米、化学調味料も旨み調味料も使わないというこだわり。すぐ胃もたれする大人の脆弱な身体に、優...
お世辞にも決してお洒落とは言えない店構え。ところが、見た目とは裏腹に骨付き肉で作る酢豚やフワフワの蟹あんかけ炒飯なんて必殺メニューがある。目黒の東京都庭園美術館あたりでは地元が誇る街の中華屋さん。 そんな『聚寶園』が道路拡張工事のために、36年の歴史に一旦小休止を入れたのが2008年のこと。それから3年後、再オープンにファンはどれだけ喜んだことか。場所はちょっと離れたけれど、以前と同じく白金エリア。今度は大き...
白金高輪駅裏側にある、深紅の外観が目を引くパティスリー。 シェフパティシエを務める田中氏は『タイユバン・ロブション』やパリの人気店『デ ガトー エ デュパン』『ピエール エルメ パリ』といった、数々の名店で経験を積んだキャリアを持つ。 フランス各地の郷土菓子を中心としたラインナップのなかでも、オススメは店名を冠したケーキ「パッション」と「ローズ」。その美しい造形に、もらった人は箱を開けた瞬間きっと笑顔になれるはず。 ...
白金高輪駅裏側にある、深紅の外観が目を引くパティスリー。シェフパティシエを務める田中氏は『タイユバン・ロブション』やパリの人気店『デ ガトー エ デュパン』『ピエール エルメ パリ』といった、数々の名店で経験を積んだキャリアを持つ。 フランス各地の郷土菓子を中心としたラインナップのなかでも、オススメは店名を冠したケーキ「パッション」と「ローズ」。その美しい造形に「もらった人は箱を開けた瞬間きっと笑顔になる。宝石みたい!」と、...
白金。 東京に高級住宅街は数あれど、ここほど有無を言わさぬ圧倒的なブランド力を誇る地名はない。 だが、そもそも白金は、なぜこれほどまでに人々の羨望を得るのか。白金に住む人とはいったい何者で、なぜそこに住むのか。 その理由を、実際に白金で暮らす住人や有識者への取材を基に、歴史、ファッションなど、様々な角度から全三回に分け考察していく。 白金の住人と言えば、高級車に乗り、テラス席で優雅にお茶…。 イメージだけ...
タクシーが店の前で停まると、そこは静かな住宅街。そんな意外なロケーションのなか、白い暖簾を掲げる店が、目的の『今福』である。 ここへ誘う際には「白金にしゃぶしゃぶ食べに行こう」と言うのが正解。なぜなら少しだけサプライズを演出できるから。...
出発の前夜、可奈子と清は白金の『今福』で静かに食事を楽しんでいた。 これから和食が恋しくなるであろう可奈子のリクエストで、すき焼きを食べにきたのだった。 この日の二人は、とても晴れやかな気持ちだった。 思えばこの日を迎えるまで、今まで経験した事がないほど徹底的に話し合ったからだ。 西島に呼ばれた日の夜も、可奈子は清にその日起こったことを報告した。 清は、西島に対して不快感を隠せない...
キュッとくびれたウエストに、細くて長い手足。まるで“生きるバービー人形”のようなスタイルをお持ちのエリカさんだが、普段から六本木は好きでよく来るそうだ。 「遊ぶのはこの界隈が多いですね。クラブが好きで、週末はよく遊んでいます。」 最近ではけやき坂下にオープンした『1oak』がお気に入り。レストランはグランド ハイアット 東京に入る『オークドア』や、今の季節に食べたくなるような美味しいお鍋がいただ...
名前:敦史 年齢:46歳 職業:飲食店経営者 出身:熊本 学歴:東大 住まい:赤坂 交際ステータス:バツイチ子持ち 好きな村上春樹作品:「1Q84」 村上春樹の次に好きな作家:サマーセット・モーム 敦史はくすんだ色のアロハシャツに半ズボンという、高級店にはややそぐわないラフな格好で現れた。 ――柔らかいタンにトリュフ塩を少しだけ付ける。それを舌の上で転がしてみたいとは思わない...
東京は私にとって、ずっとコンプレックスと戦って生きてきた私を受け入れ、肯定してくれる居場所を与えてくれた街だと思っています。 地元での青春時代は、人と自分を比べてばかりで、自分の価値や居場所が分からず辛いこともあったけれど、東京で忙しいながらも充実した生活を送るにつれて、自分自身と向き合い、コンプレックスとも上手く付き合えるようになりました。 今は東京で自分の居場所を築くという1つの目標を達成しまし...
ステーキとハンバーグの『ミート矢澤』、焼肉の『焼肉ホルモン稲田』、ハンバーガーの『ブラッカウズ』など、肉ならなんでもござれ!の「ヤザワミート」グループ。数多ある店舗の中でも、最高のグレードを誇るのが、“日本の肉鍋”代表格である、すき焼きとしゃぶしゃぶを主役に据えた『今福』だ。“肉のテーマパーク”を標榜し、厳選した黒毛和牛のみを扱う。 部位別に楽しめるしゃぶしゃぶも人気だが、今回は極上サーロインのすき焼きにフォ...
肉料理界のヒットメーカーが、見事に時流をとらえた焼きそば店。圧搾一番搾り製法のなたね油で、産地直送の「アボカドポーク」や厳選したキャベツを炒めたら、ツルツル&もちもち食感を追求したオリジナル生麺や完全無添加のソースを加えジュージューと焼き上げる。ジャンクなイメージの強い焼きそばを、「安心・安全」に味わってもらいたいと“無添加”にこだわった。また、国産生姜を自家製甘酢で漬け込んだ刻み生姜、徳島県吉野川産青のりなど、トッピングまでも抜...
※この店は現在五反田に移転しております。 肉業界の風雲児、「ヤザワミート」が今年5月に開いた『バル チェローナ』は食の業界をざわつかせた。 「肉の名手が、一体なぜ、焼きそば屋を!?」。が、もともと素材を吟味することでは定評のある同グループ、「一般的にジャンクなイメージのある焼きそばを、無添加で、しかもとびきり美味しく」という志は、作る料理のジャンルが異なれど、同じ。かくして、麺、ソース、具、調味料に至るまで考え抜かれた...
肉業界の風雲児、「ヤザワミート」が2016年5月に開いた『バル チェローナ』は食の業界をざわつかせた。「肉の名手が、一体なぜ、焼きそば屋を!?」。が、もともと素材を吟味することでは定評のある同グループ、「一般的にジャンクなイメージのある焼きそばを、無添加で、しかもとびきり美味しく」という志は、作る料理のジャンルが異なれど、同じ。かくして、麺、ソース、具、調味料に至るまで考え抜かれた〝極上のB級〞たる焼きそばが誕...
下関出身の兄弟が営む、下関の郷土料理と地酒が楽しめる店。名物は最近巷で話題の「瓦そば」。瓦そばとは下関市川棚で生まれた郷土料理で、熱々の瓦に茹でた茶そばをのせて、その上に甘辛く味つけした牛肉と錦糸卵、薬味にレモンともみじおろし、海苔、ネギが盛り付けられたもの。 牛肉と茶そばを、特製出汁にたっぷり浸していただくのが美味しい食べ方。瓦の熱で麺が焦げて、パリパリともちもちの食感が楽しめる。肉の味と香ばしさが相まって、酒との相性も抜...
白金高輪駅からすぐに位置する『尾崎幸隆 丼』は、麻布十番にある日本料理店『尾崎幸隆』が手がけた姉妹店。 同店の魅力は「完全オーダーメイドの天然まぐろ丼を食べる事ができること」だ。丼の種類だけでなく、米や酢の種類まで選べるのが嬉しい! まず、店内に入ったら9種類用意されている丼の種類を選ぼう。「海鮮丼」や、いくら、めばちまぐろ、しらすの「三色丼」、「牛とろ丼」などからお好みをチョイス。...
白金高輪駅からすぐに位置する『尾崎幸隆 丼』は、麻布十番にある日本料理店『尾崎幸隆』が手がけた姉妹店。同店の魅力は「完全オーダーメイドの天然まぐろ丼を食べる事ができること」だ。普通は丼の種類を選ぶのみだが、米や酢の種類まで選べるのが嬉しい! まず、店内に入ったら9種類用意されている丼の種類を選ぼう。「海鮮丼」や、いくら、めばちまぐろ、しらすの「三色丼」、「牛とろ丼」などからお好みをチョイス。...
学芸大学で46年。地元の人たちに愛され続けていた手打ちそばの店『夢呆』は、2012年2月に白金高輪にリニューアルオープン。学芸大学時代に比べ、手狭になったとはいえ、スタイリッシュな店内は、蕎麦屋の酒と肴を楽しむには格好の雰囲気だ。 神亀などイマドキの酒と並んで、菊正宗の升酒あたりがリストアップされているのも、老舗ならではだろう。鳥の照焼や鮪のぬたあえなど肴も充実。それでいて、あくまでも蕎麦屋の肴としての域を超えない力の抜き加...
学芸大学で40年以上。地元の人たちに愛され続けていた手打ちそばの店『夢呆』が、3年間の充電期間を経て再開。2012年2月、白金高輪にリニューアルオープンした。 以前に比べ、手狭になったとはいえ、スタイリッシュな店内は、蕎麦屋の酒と肴を楽しむには格好の雰囲気だ。獺祭、神亀といったイマドキの酒と並んで、菊正宗の升酒あたりがリストアップされているのも、老舗ならではだろう。 鳥の照焼や鮪のぬたあえなど肴も充実。それでいて、あく...