—由奈:OKです。いつがいいですか? 業務連絡のような、短文で絵文字もないLINE。まぁそれが由奈らしいのかもしれない。 早速『リストランテ ASO』を予約し、僕たちは落ち合うことになった。...
颯太のInstagramを見せてもらうと、相互フォローしている女の子達は確かに可愛い子ばかりで、フォロワーの多い有名な子もいる。 「可愛い子限定ですけど」 そこは男。彼らの“女友達”になるには、可愛いか、メリットがあるか、有名人か、などの熾烈な判断基準があるようだ・・・ そんな女性に対する態度だけではなく、お酒の飲み方もネオシブ男子はサラリとしている。 飲みたくない日は飲まないし、年上の人といても自分の...
好き、じゃなきゃ結婚できない。 でも好き、だけでも結婚できない。 東京で勝ち組でいつづけるには生まれ・学歴・収入・ビジュアルが複雑に絡んでくる。欲望と打算と、認めたくない妥協と。 勝ち組と言われる結婚をした夫婦たちは、どう折り合いをつけハイスぺ婚に至ったのか? 披露宴で聞かされる新郎新婦の馴れ初めなんて、正直もう聞き飽きた。ハイスペ婚の真実、知りたくない? 打算が無かったと言えば嘘にな...
数日後、将輝はひとりで担々麺を作っていた。 天気の良い午後、これを食べたら『リストランテアソ』 へコーヒーを飲みに行こうと考えながら、麺を啜った。...
昭和初期に建てられた洋館を改装した一軒家レストラン。こだわりの素材で作るイタリア料理には遊び心がちりばめられ、思わず笑顔に。特別な日にも安心して利用できる。 ©1998-2016 HIRAMATSU INC.居心地の良さが自慢のカフェ『GLOUGLOU REEFUR』をディレクションする梨花さんが、打ち合わせやプライベートでも昔からよく利用するというのがこちら。 「お店の空気感も気持ち良く、フォトジェニッ...
2011年に、八木康介シェフが日本へ帰ってきてから早4年。ご存知、中目黒の『ラ・ルーナ・ロッサ』を一躍人気店にし、銀座『ブルガリイル・リストランテ』で料理長を務めたその人である。 重厚な扉の奥に広がるのは、清々しく開放的なダイニング。地階ながら大きな窓があり、外に並ぶ木々が灯りに照らされて店内を彩る。牡蠣色のリネンのクロスは、黒が基調の空間の柔らかなアクセントに。洗練と温もりが心地よく共存している。...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
国内産の鳩を使用。栗と煮込んだラグーで和え、しっとりとローストした胸肉を添えて。和栗の優しい甘みと鳩の繊細な旨みが折り重なる今年も残すところあとわずか。色々あった2011年、それでも魅力的な店はたくさん生まれ、東京を活気付けてくれた……と、すっかり年末的感慨に浸っていたところに、吉報が舞い込む。八木康介シェフが帰ってきたのだ。ご存知、中目黒の『ラ・ルーナ・ロッサ』を一躍人気店にし、銀座『ブルガリイル・リストラン...
『ティ ピッキオ』で開かれた陽子の送別会。 ー藤沢さん、自ら退職願を出したと聞いたけど…。 春菜はいてもたってもいられなくなり、思い切って陽子の隣の席に腰を下ろす。 「藤沢さん、お疲れ様でした…でも急に退職されるなんて、どうして…?」 「ほら、課長独りぼっちでしょ、家族もいないし。その上仕事もなくなっちゃって…。東京から出るっていうし、支えてあげたくなってね。」 春菜が怪訝な顔をしたのが分かったの...
目黒川沿いのビルの3階に店を構える一軒。鮮やかな黄色い壁に写真や絵が飾られた、愛らしくも異国情緒を感じる空間が広がる。「アマルフィの料理は、守りに入っているかと思いきや斬新な一面もあるのが魅力ですね」と語るのは、アマルフィとナポリで研鑽を積んだ渡部公彦シェフ。 たとえば、カツレツをレアのマグロで作る、というのも一般的なイタリア料理にはない試みだ。アクアパッツァに貝類を入れないのも、アマルフィやナポリならでは。トマトやオリーブ...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。初めてのワンナイトや社内恋愛も経験したが、恵比寿に住んでいた涼とは、彼の転職を機に同棲することになり、香織は東京で初めての幸福な恋愛に浸っていたが……。 日比谷線の女 vol....
寒さの厳しい金曜日。期待と不安に胸を膨らませながら、私は中目黒の駅へ降り立った。 大々的にプロモーションされた、駅の高架下リニューアルの際に何度かこの界隈の飲食店へ来たが、こうして改まって中目黒に来るのは半年ぶりだった。 すれ違う人の中にストリート系の服装で、ちょっと色が黒くて体格の良い人がいたら、LDH関係者かと思ってしまうのは私だけなのだろうか・・・。 そんなことを考えていると、向こうから一人の男性がやっ...
『フェリチェリーナ』は全席カウンターという物件を得て、2011年夏、中目黒にオープンした。 料理は食材第一、シンプルな調理法でその良さを引き立たせる。シェフの濱本直希氏が毎日築地に出向いて魚介を仕入れ、野菜は船橋や長野から無農薬野菜を取り寄せる。13席中、4席のシェフズテーブルに座れば、厨房でシェフらが立ち働く様子をつぶさに見ることが可能。 一見、しっとりとした佇まいの店だが、カウンター席で自分だけの静かな時間を満喫し...
そのあと彼と過ごした時間は驚くほどに濃密だった。朝も昼も夜も連絡を取り合い、それでも飽き足らず深夜まで電話をした。 デートは大抵週末だった。金曜日に中目黒にある彼の家に泊まり、翌日は散歩がてら代官山の蔦屋に行って過ごした。夜は『フェリチェリーナ』や『リストランテ カシーナ カナミッラ』で、その日買った“戦利本”をお互い嬉々として見せ合った。...
目黒川の桜は都内でも有名な桜の名所。そんな目黒川が近い中目黒駅徒歩7分の立地にあるのが、全席カウンターのイタリアン『フェリチェリーナ』。 料理人はふたり、大関淳士氏と濱本直希氏。ともに広尾時代の『アロマフレスカ』に入店し、以来原田慎次氏の薫陶を受けた。料理は、食材第一。毎日築地に出向いて魚介を仕入れ、野菜は船橋や長野から無農薬野菜を取り寄せる。確かな味を求めて訪れる客で連日満席。 夜桜の美しさに心打...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!?今週の女子は、アラレちゃんメガネが都内1似合う中目黒の女性たち《なかめ女子》です。 前回:東京女子図鑑 Vol.1:六本木に生息する女子《ポン女》 都内有数の夜遊びエリア・恵比寿と、品のい...
四角い箱の、窓側の2面とキッチン側の1面が全てカウンター。『フェリチェリーナ』は全席カウンターという物件を得て、2011年夏、中目黒にオープンした。 シェフの濱本直希氏は広尾時代の『アロマフレスカ』に入店し、以来原田慎次氏の薫陶を受けた。グループ内で何度か異動し、シェフも経験。力を蓄え、技術を身につけた上での独立である。...
『アロマフレスカ』出身の濱本シェフが腕をふるうカウンター式イタリアン。シェフ自ら築地や生産者の畑に出向いて食材を仕入れ、日替わりでメニューを提案。 いつ訪れても新たな料理に出会えるのが嬉しい。ディナーは¥6,800のコースのみで、前菜、パスタから4品、メイン1品を好きに選べるプリフィクススタイル。 国産の魚介と野菜をアレンジしたメニューが中心で、パスタをたっぷり食べたければパスタ3品と前菜1品にメイ...
山手通りを池尻大橋方面に進み、中目黒駅を越えて右折すると彼の家に着いた。上目黒1丁目、目黒川沿いにある10階建てのマンションだった。近くには有名なチーズケーキ屋『ヨハン』やイタリアンレストラン『バッチョーネ』があり、閑静な住宅街ながらも街としての賑わいも残している。 彼の部屋は4階だった。間取りは1LDKで、10畳ほどのリビングからは桜並木が見下ろせる。目黒川沿いで駅から徒歩5分圏内、この立地だと家賃は20万円ほどだろうか。...
一方肉業界では、この時期、博多『万十屋』の六本木店開店を皮切りに〝もつ鍋〟旋風が吹き荒れる。フィーバー自体は1年余りで沈静化するが、それまでの〝もつ=ゲテモノ〟のイメージがこのブームで幾分緩和されたのは事実だろう。 91年、牛肉の輸入自由化で焼肉業界も活気づく中、メキメキと頭角を現してきたのが、〝豚肉〟。白金豚に平牧三元豚、アグー豚etc.数々の銘柄豚が市場を賑わし、豚自慢のレストランが話題を呼んだ。 この豚ブームには...
あと半年で開店20年を迎える『バッチョーネ』。小島史朗シェフは開店当日から今日まで同じ銘柄の豚を変わらず350gの塊で焼き続ける。...
日差しにあたり、少し汗ばんできた頃、代官山にあるゆったりとした一軒屋レストランの『レストラン シェ・リュイ』に到着した。 2人は太陽の入るテラス席に座ると、顔を見合わせて笑った。 「あ~意外に良い運動だったね。」 翔太はすっかりご機嫌でメニューを覗いていた。 【港区おじさんコレクション⑩】 名前:石田翔太 年齢:38歳 職業:IT系ベンチャー企業(上場)CTO...
2015年、中目黒にオープンした『イタリアンバル・マルテ』はオリジナルメニューが豊富な人気店。 「うにのグチュグチュスパゲッティ」は胡椒たっぷりの「辛ボナーラ」などと並ぶ、開店当初からのスペシャリテだ。 この店で使用するうには函館から仕入れた、都内でも手に入りにくいミョウバンなし無添加の生うに。それがこれでもかとテンコ盛りで出てくるのだからうに好きにはたまらない! 使用する生うには贅沢に40g!それをクリームなど...
暑い時期に食べたくなる冷製パスタ。中目黒の『イタリアンバル・マルテ』では、夏季限定で贅沢な冷製パスタを提供中! 今回は人気の「冷やしうにのグチュグチュスパゲッティ」を含めた3種の美味しさを動画でお伝えしよう。...
2015年、中目黒にオープンした『イタリアンバル・マルテ』はオリジナルメニューが豊富な人気店。「うにのグチュグチュスパゲッティ」は胡椒たっぷりの「辛ボナーラ」などと並ぶ、開店当初からのスペシャリテだ。 この店で使用するうには函館から仕入れた、都内でも手に入りにくいミョウバンなし無添加の生うに。それがこれでもかとテンコ盛りで出てくるのだからうに好きにはたまらない! 使用する生うには贅沢に40g!それを...
昨年中目黒にオープンした『イタリアンバル・マルテ』はオリジナルメニューが豊富な人気店。「うにのグチュグチュスパゲッティ」は胡椒たっぷりの「辛ボナーラ」などと並ぶ、開店当初からのスペシャリテだ。 この店で使用するうには函館から仕入れた、都内でも手に入りにくいミョウバンなし無添加の生うに。それがこれでもかとテンコ盛りで出てくるのだからうに好きにはたまらない! 使用する生うには贅沢に40g!それをクリーム...
中目黒に第一線で活躍するクリエイターたちが、夜な夜な集まる酒場がある。その店『MARTE(マルテ)』は、アートディレクターの秋山具義氏とメニューの監修を務める『イカロ』の宮本義隆氏が2015年3月にオープンさせたイタリアンバル。 事実、店では秋山氏の友人クリエイターはじめ、初見のお客までが大きなカウンターテーブルを囲み夜更けまで談笑に興じる。クリエイターが集う酒場で醍醐味のひとつでもある、相席文化と人との...
レモンサワー好きを公言して憚らない、クリエイターの秋山具義さんが同じ中目黒にあるイタリアン『イカロ』の宮本義隆シェフとタッグを組んで2年ほど前に開いたバルだが、意外にもレモンサワーの導入は今年から。 けど、そこは『マルテ』。辛ボナーラや、うにのグチュグチュスパゲッティなど、創意に満ちた料理同様、ウォッカをベースにして独自性を追究。「お好きな人はお好きですから」とマネージャーの野池隆也さんもニンマリ。...
中目黒に、第一線で活躍するクリエイターたちが夜な夜な集まる酒場がある。その店『MARTE(マルテ)』は、アートディレクターの秋山具義氏とメニューの監修を務める『イカロ』の宮本義隆氏が2015年3月にオープンさせたイタリアンバル。 料理はイタリアで4年間の修行時代を経てその後『イカロ』で働いた目黒航氏が担当する。そもそもは、秋山氏の「仕事終わりに仲間と楽しく飲める場所が欲しかった」という気持ちが発端。事実、...
アートディレクターの秋山具義氏と『イカロ』の宮本義隆シェフがタッグを組み、今年3月にイタリアンバルをオープン。「深夜でも美味しいお酒と料理を楽しんでもらいたい。メニューも随時開発中」と調理を担当する目黒 航シェフも気合い十分だ。大きなカウンターテーブルを囲み、ワインと会話を楽しみながら、陽気なひとときを過ごしたい。...
疲れた夜でも旨い肉とワインがあれば、それだけで今日はいい1日だったと思える。 目黒川を越えた先にある一軒家レストラン『オステリア カステリーナ』は、会社帰りに友人宅に寄るかのような気軽さがいい。...
疲れた夜でもタルタルと1杯のワインがあれば、それだけで今日はいい1日だったと思える。 目黒川を越えた先にある一軒家レストラン『オステリア カステリーナ』は、会社帰りに友人宅に寄るかのような気軽さがいい。 甲州ワインビーフや短角牛、イベリコ豚など、厳選肉の炭火焼きがスペシャリテ。...
女の幸せはキャリアか?それとも結婚か? 婚活に燃える同僚、キャリアに突っ走る先輩の間でどちらも選びきれない32歳の麗子。彼氏ナシ。 そんな彼女を癒すのは、その麗しき名前に似合わない?賑やかなバルでの心地よいひと時。「お酒を飲んでいる時間がいちばん楽しい!」と、現実逃避のごとく、今宵も一人、素敵なバルを探して東京を彷徨う。 これは、酒とバルが大好きな、アラサー女のお話。『マザーエスタ』 気取らず使えるカジュア...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!?今週の女子は、アラレちゃんメガネが都内1似合う中目黒の女性たち《なかめ女子》です。 前回:東京女子図鑑 Vol.1:六本木に生息する女子《ポン女》 都内有数の夜遊びエリア・恵比寿と、品のいい小金持ちたちのベッ...
世界一のピッツァを食べたいならナポリまで、行かなくてもいい。なんと中目黒駅からテクテク歩いて約6分で、世界一のピッツェリアに辿り着いてしまうのだ。 『ピッツェリア エ トラットリア ダ イーサ』オーナー・ピッツァイオーロは山本尚徳氏。2007年から2年連続でナポリで開催された世界ピッツァ選手権で優勝を果たし、2009年大会にて3年連続入賞。イタリア人ですら到達しえない世界初の偉業を、なんと日本人である氏が...
旨みが凝縮したトマトソースとたっぷりのモッツァレラチーズ、爽やかな香味のバジリコをのせた、ナポリピッツァの代表格、マルゲリータ。イーストはほとんど使用せず、梅雨は余った生地を少量だけ混ぜて、緩やかに発酵を促す。 山本氏によると、「人の手をなるべく加えずに作ることが、美味しいピッツァを作るコツなんです」とのこと。食欲を刺激する香ばしさや、噛みしめるほどに広がる奥深い甘み、何枚でもいただけそうな極めて軽い食感は、...
1.タコのサラダ¥950。茹でてから7~8時間冷蔵庫に入れ、水分を飛ばしたタコは身が締まってシコシコの歯ごたえ。スライスしてオリーブオイル、塩、レモン、イタリアンパセリで和えてシンプルに出来上がり 2.鶏とじゃがいもの窯焼き¥1,250。窯で焼いた鶏のせせり(喉)とフライドポテトの少々ジャンクな組み合わせ。好みでレモンをギュッと絞って 3・4.ハウスワインはナポリ産「Vino da ISA」。赤、白、共にボ...
目黒川の桜の葉が青々と茂り、風に心地よく揺れている。 遥は、圭介の実家近くのレストラン『リストランテ カシーナ カナミッラ』に来ていた。 「俺の両親は自営業で、堅くないから、そんなに気負わないでね」 圭介からそう伝えられていたものの、遥は白いブラウスにジャケットを合わせてきた。 「圭介お待たせ!ごめんな、打ち合わせが長引いちゃって」 グラフィックデザインをやっているという圭介の父親。まさに自営業、...
しかし、そんな日々も呆気なく終わりを告げた。彼から頻繁に来るLINEや電話は自分への愛情の深さだと思っていたが、その生態が徐々に明らかになってきた。 彼は生粋の寂しがり屋で、仕事に追われ返信が遅れると不機嫌になって連絡が取れなくなることがよくあった。 仕事でヘトヘトに疲れ切った帰り道、「新着メッセージがあります」で埋め尽くされた携帯の画面。20代前半の頃の恋愛は第一の優先事項で、自分の予定の全てを組み替えても彼の調...
女子会に使える中華料理って、中目黒でも貴重な存在。登場するなり写真を撮らずにはいられないような美しい前菜の盛り合わせからスタートするコースは2012年のオープン当初から話題となった。 「十種十彩」と名付けられたその前菜はいつのまにやら15種類前後にまで増え、河野利之シェフの高いポテンシャルを物語っている。...
独立したときにそろえたという、全品共通の白い皿に盛られたコースの品々は、盛りつけによってこうも印象が異なる。普段は料理の写真を撮らないようにしている人でさえ、思わずカメラを取り出したくなるはずだ。...
しっぽりデートでも使える中華は、中目黒で貴重である。登場するなり写真を撮らずにはいられないような美しい前菜の盛り合わせからスタートするコースは2012年のオープン当初から話題となった。 「十種十彩」と名付けられたその前菜はいつのまにやら15種類前後にまで増え、河野利之シェフの高いポテンシャルを物語っている。 ずっと上海料理の修業を積みながらも「フレンチのように提供したい」という想いがあり、独立すると...
進化系焼き鳥として有名な『中目黒いぐち』。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、店内では鮨屋を思わせる白木のカウンターが出迎える。強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 同店のメニューは「おまかせコース」のみ。全23品を2時間ほどかけて、少しずつ提供するスタイルだ。 コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後...
宅配ピザでおなじみの『ピザーラ』は、超一流フレンチ『ジョエル・ロブション』と同じ会社が運営している。...
哲也が予約してくれた『恵比寿 米ル』は、中目黒の人気焼鳥『いぐち』が“最高の大人の秘密基地”として去年の夏にオープンした話題の和食店だ。 「お酒、あんまり強くないんだね。無理しないでね」 哲也の人の良さそうな笑顔に、志乃の胸はチクリと痛む。 同い年の、爽やかな好青年。内部生上がりの早稲田大学出身で、大手IT企業勤め。 学生時代は少しやんちゃだったという話で先日は盛り上がったが、サトシ...
進化系焼き鳥として有名な『中目黒いぐち』。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、店内では鮨屋を思わせる白木のカウンターが出迎える。強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 同店のメニューは「おまかせコース」のみ。全23品を2時間ほどかけて、少しずつ提供するスタイルだ。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュ...
焼鳥1串の分量に想いを馳せたことはあるだろうか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gと言われている。 「それだと焼鳥5本でお肉を300g食べたことになりますが、そんなに召し上がらない女性は多いですよね」とは焼鳥業界で20年研鑽を積み、独立を果たした井口勝広氏。焼く側よりもゲストの目線で考え辿りついたのが、少量で幅広い部位が食せるピンチョスをおまかせコースで供すスタイル。特に丁寧に下処...
腸に豚肉と鶏のつくねを詰め、旨みの濃度にこだわった意欲作。恐竜をイメージさせるビジュアルからその名を“いぐちザウルス”に。口中にジュワっとほとばしる肉汁に、思わず咆哮をあげること間違いナシ?!...
最近は、焼き鳥店もバラエティに富んでいる。その中でもこちら「中目黒いぐち」はかなりの進化系だ。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、鮨屋を思わせる白木のカウンターや、強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 おまかせコースのみのメニューも、やはり進化系といえる。コースは全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。 コースの前半はフォアグ...
焼き鳥1串の分量がどのくらいか知っていますか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gだそう。つまり単純計算しても焼鳥5本でお肉を約300gとなかなかのボリューム。 「もっと焼き鳥を楽しんでほしい。」と、焼く側よりもゲストの目線で考え、辿りついたのがピンチョススタイルのおまかせコースを供する『中目黒いぐち』。少量ずつ幅広い部位が食せるとあって人気も高い。 普段、自分のオーダーではな...
『中目黒いぐち』といえば本誌読者にも馴染みがあるだろうが、イタリアンではなく進化系の焼き鳥屋だ。 おまかせのみのコースで全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後には、野菜やハツ、ボンジリなどの一口サイズのピンチョスが続く。 しかし、それで満足して店を後にしてはならない。...
中目黒から徒歩5分、季節を感じる旬の食材を使った一品料理や天ぷらで楽しめる『天雅』。 御影石を使ったカウンターを基調としたシンプルモダンな雰囲気の中、所々に季節の花や調度品などが飾られた大人の空間だ。 デート利用なら、特に臨場感あふれるカウンター席が圧倒的に人気。目の前で次々と揚げられる天ぷらのライブ感溢れる音と職人技を目の前にしながら、2人の会話も盛り上がること間違いなし。...
LINEを送信すると、すぐに誠から返事が来た。 「ちょうど今夜飲む予定だった奴がこれなくなってさ、ちょうど良かった。19時に『中目黒 KIJIMA』でどう?」 涼子は「了解、ありがとう」と返し、時間に間に合うよう会社を出るため、自席に戻り仕事を片付け始めた。 ◆ 涼子が店の前に着くと、そこには誠が立っていた。 「…もしかして、待っててくれたの?」 「まぁな、前道に迷ったことがあったろ?今回も...
白濁したスープの表面には、鶏の旨みをたっぷり含んだ黄金色の脂が浮かび、中にはぷりっぷりの鶏肉と、スープを吸い込んだ艶やかな野菜がぐつぐつと煮込まれている。見た目もさることながら、辺りに漂う香りが食欲をそそる。 訪れる客の約8割が女性。やはりコラーゲン目当てである。国産鶏のガラやもみじ(鶏足)を大量に用い、香味野菜とともに8〜10時間煮込んだスープは、とろりとした喉越し。飲んだ後の唇を舐めてもその旨みを感じるほど濃厚で、これが...
大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。 お料理はストーリーがありとてもアーティスティック。一皿ごとにワインと、パンのペアリングがあるのも楽しい。 メニューは旬によって変化する。この日の前菜には馬肉のタルタル。刻んだエシャロットのピクルスを最後に合えることで馬肉そのもの香りが感じられ、噛んだ時にちょう...
目黒川沿いに位置する『クラフタル』。同店のシェフを務めるのは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏し、帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身である大土橋真也シェフだ。 そんな実力派シェフが創り出す料理8皿を7,000円で味わえるコースには、パンペアリングがセットに。また、希望があればノンアルコールペアリングにも対応。 その時期の料理に合わせたドリンクを、ソムリエが選び抜き、美しい...
ちょっと頑張った時のご褒美ディナーや誕生日など、いつもより少しだけ特別感を求めるならビルの2階に隠れたモダンフレンチへ。『クラフタル』は窓から目黒川の緑が眺められる開放的なイメージが印象的。 中でもカウンター席は、満席のフロアの中では静かでリラックスできるとあってリピート率が高い。オープンキッチンは近いけれど、あえて横目で眺める位置関係は計算の上。 親密な会話を楽しんだり、キッチンを眺めたり、時には...
花見客でごった返す川沿いを、美味しそうな匂いと屋台のシャンパンの誘惑を振り切りながら、なんとかたどり着く。扉をあけて店に入れば、大きな窓から桜が一望できる!特等席はやはり窓際。席に座って桜を眺めれば気分はもちろん急上昇だ。 大土橋真也シェフは、『ジョージアンクラブ』、『ジョエルロブション』を経て、渡仏。帰国後は『レストランアニス』という、グルメが喜ぶ店の出身なので非常に評価が高い。桜の季節ならなおさら、こ...
その店、フレンチレストラン『CRAFTALE』は、なんと明日の9月11日(金)オープン! 昨日、プレオープンにお邪魔してきましたので、そのご報告を。 お店は目黒川沿い。住所は青葉台になるので、比較的落ち着いたエリアです。店内はモルタルとステンレスを基調とした、シックで落ち着いた雰囲気。シェフ曰く「手術室のような無機質な感じにしたかった」とのこと。静かでありながら、力強さを感じる内装はかなりクールです。店内...
季節ごとに違った味が楽しめるチヂミは、サクサクした表面ともっちりした中身のコントラストがくせになる。 「韓国料理がベースでありつつ、和のテイストを取り入れた馴染みやすい味わい。店主のアイデアがきいた丁寧な料理は、他ではなかなかいただけない逸品です」...
そんな辛酸を舐めたおかげで?30代で年収1,000万円を超える今の会社に就職しました。現在、3年目。業績が良ければ100万以上出るボーナスを含めて、現在年収は、約550万。僕は、夢の年収1,000万円の大台の階段を着実に登っているし、会社名で得をしたかと言われたら分からないけど、とりあえず、損をすることは無くなった。と思いますよ。 現在は、渋谷から恵比寿方面へ徒歩13分の明治通り沿い家賃12万円のマンションに住んでいます...
—そんなおふたりが日常的に通われている、行きつけのお店を教えてください。— 僕が、鮨好きなので、神泉の鮨屋『秋月』はよく行きます。親方は『すし匠』の中澤さんの師匠とかで、パッと見は強面に見えますが、腕は言うまでもなく抜群です。あと、串焼きが食べたくなったら下北沢『和楽互尊』に行きます。近所ということもあり、お散歩がてら気楽に行けるお店ですが、ここの豚バラ焼きはやみつきになりますよ。本多劇場の目の前ということもあり、芸能関...
夜食も飲みにも対応でき、さらに内装もスタイリッシュという、かつて中目黒にはなかったタイプの蕎麦店が誕生。東京でもそう数の多くない出雲蕎麦に特化した店である。殻のついた蕎麦の実をそのまま製粉した香り高い蕎麦に出雲の純米酒を合わせれば、ひとときの旅気分すら味わえる。 通い詰めるほど美味い中目黒の新店5選...
うどんではよく見かけるが蕎麦としては珍しい「釜玉蕎麦」があるため、「たまごと蕎麦好きにはたまりません!」と広告キャンペーン、写真集、CDジャケット、など幅広い分野でアートディレクションを行なう秋山さん。 「桜の季節にお邪魔したら、窓いっぱいに桜が咲いているのが見えて美しかったです」...
夜食も飲みにも対応でき、さらに内装もスタイリッシュという、かつて中目黒にはなかったタイプの蕎麦店がこの春誕生した。 しかも、東京でもそう数の多くない出雲蕎麦に特化した店である。『出雲蕎麦 錦織』は、島根県を訪れたオーナーが出雲蕎麦の美味しさと島根の美しさに感銘し、その地方色を東京にもっと伝えたいという想いから作った店。なのでここで提供される蕎麦は、どこまで現地の味に近しいかがポイントに。 それを実現...
中目黒にうまい蕎麦の店があると聞き、やってきました。目黒川沿いを青葉台方面へ5分ほど。ここが、3月にオープンした『出雲蕎麦 錦織』です。中目黒といえばEXILE。EXILEといえばHIROさん。ということで、こちらはHIROさんが出雲蕎麦の味に惚れ込み、出店を決めたというお店です。そういえば事務所との距離も目と鼻の先ですね。はい。目黒川沿いの2階にあり、店内からは目黒川だって見られます。桜だって、青の洞窟だって...
代官山の『米花』は、ガラス貼りの近代的外な外観からは想像のつかないような、落ち着いた和の空間が広がる。カウンター、テーブル席の他に、座敷の個室も2部屋あり、ビジネスランチ・ディナーでも重宝したい。 写真は、常時8種類から米を選べる「土鍋ご飯」。その一つは、長崎県産の『にこまる』。甘みと香りがあり、バランスのよい人気米。 ここで食べて気に入って、自宅のお米も『にこまる』にした人もいるという。 ご飯が進む肉汁たっぷり...
モデルという職業柄、普通は敬遠しそうな炭水化物も大好物だとか。「大の米好きとしてハズせないのが代官山の『米花』。土鍋で炊く白米の品種が選べるのですが、いつも4人位で行って2種類を食べ比べします。」 ガラス貼りの近代的外な外観からは想像のつかないような、落ち着いた和の空間が広がる。カウンター、テーブル席の他に、座敷の個室も2部屋あり、ビジネスランチ・ディナーでも重宝したい。...
ファーストデートで意気投合したと思ったら、こんなタイトルに騙されずすぐに誘えばいいわ。例外のないルールはない、という言葉があるけれど、この連載にも適用してね。 イマイチ盛り上がりに欠けたかも、というような不安な場合の特効薬は、約2週間と1日寝かせること。 だいたい女性は、誘われることにあぐらをかきすぎなのよ。少し揺さぶりをかけて焦らしてやりましょう。1週間じゃ足りないわ。約2週間と1日。デートし...