15時開店、気軽にオーダーできるアラカルトとバイザグラスのワインや日本酒が充実し、遅めのランチにも早めのディナーにも有り難いと人気のフレンチ『MARTINI HOUSE』。 シェフの宮澤政弘氏は、若手シェフながらクラシックを大切にした料理が身上。色とりどりで鮮やかな「一口フレンチ前菜の盛り合わせ」は女子なら誰でもテンションあがる見た目のかわいさ。 スズキのカルパッチョ、天使のエビカダイフ包、帆立の燻製、ローストビーフ、...
15時開店、気軽にオーダーできるアラカルトとバイザグラスのワインや日本酒が充実し、遅めのランチにも早めのディナーにも有り難い。 シェフの宮澤政弘氏は、25歳の若さながらクラシックを大切にした料理が身上。...
初めてここ『ダム・ジャンヌ』を訪れる客は、誰もがドアを開けた瞬間に驚くはず。なにせ足元が見えないくらい暗く、“本当にレストラン!?”と思うほど。 店内の照明はじんわりと燃える細く長いキャンドルのみ。 しかも人のいる席しか火が灯されないので、一番目の客ならことのほか暗い。 微かに揺れる灯を隣にワインを飲んでお喋りに興じれば、いつの間にか時間の感覚がなくなる。内装のイメージは、松野さんがフランス修業時代に働いていた店のマ...
初めてここ『ダム・ジャンヌ』を訪れる客は、誰もがドアを開けた瞬間に驚くはず。なにせ足元が見えないくらい暗く、“本当にレストラン!?”と思うほど。 店内の照明はじんわりと燃える細く長いキャンドルのみ。 しかも人のいる席しか火が灯されないので、一番目の客ならことのほか暗い。...
キャンドルの炎が揺れるシックな店内、テーブルの上には手書きのメニュー。ここは、フランスで研鑽を積んだ松野隆之シェフが、丁寧でクラシックなフレンチを供する希少な1軒。来店前に電話するのがベター。...
「マリアちゃん、良くお店知ってるね」 神泉のビストロ『ダム・ジャンヌ』。前から気になっていたお店の一つだった。店内はイメージ通り、メニューが見えない程の暗がりで、パリの街角の一角を思わせる、日本離れした空気が漂っていた。『ダム・ジャンヌ』 神泉の隠れ家ビストロ。オーナーが徹底的にこだわり抜いたという店内の雰囲気は、メニューを見るのも一苦労の暗がり。本格的なフレンチをカジュアルに楽しめる自慢のメニュー...
ほの暗さは、否応なしに想像力を掻き立てる。「やりすぎって言われても、この雰囲気を貫きたかった」と、シェフの松野隆之氏。フランスの片田舎にある民家を再現したこの暗がりにおいては、眼前に座る相手の表情さえ捉えづらい。わずかな照明と燭台の炎が部屋の輪郭と手元を照らすだけ。 そこに並ぶのは、シェフが現地で会得した「本当のフランス料理」。ソースの酸味が心地よい「フォアグラサラダ」や胡椒が潔く効いた「鴨足コンフィとカ...
キャンドルの炎が揺れるシックな店内、テーブルの上には手書きのメニュー。 ここは、フランスで研鑽を積んだ松野隆之シェフが、丁寧でクラシックなフレンチを供する希少な1軒。 来店前に電話するのがベター。...
初めてここ『ダム・ジャンヌ』を訪れる客は、誰もがドアを開けた瞬間に驚くはず。なにせ足元が見えないくらい暗く、“本当にレストラン!?”と思うほど。店内の照明はじんわりと燃える細く長いキャンドルのみ。 しかも人のいる席しか火が灯されないので、一番目の客ならことのほか暗い。すぐそこの賑やかな渋谷の街から一変、非日常的なディープさに包まれるのだ。...
ほの暗さは、否応なしに想像力を掻き立てる。「やりすぎって言われても、この雰囲気を貫きたかった」と、シェフの松野隆之氏。フランスの片田舎にある民家を再現したこの暗がりにおいては、眼前に座る相手の表情さえ捉えづらい。わずかな照明と燭台の炎が部屋の輪郭と手元を照らすだけ。 そこに並ぶのは、シェフが現地で会得した「本当のフランス料理」。ソースの酸味が心地よい「フォアグラサラダ」や胡椒が潔く効いた「鴨足コンフィとカスレ...
薄暗く、落ち着いた店内。テーブルには蝋燭の炎が揺れ、小さな手書きのメニューを照らす。充実のワインと本格フランス料理が深夜まで味わえる店。...
薄暗く、落ち着いた店内。テーブルには蝋燭の炎が揺れ、小さな手書きのメニューを照らす。充実したワインと松野隆之シェフが紡ぐ本格的なフランス料理が、深夜4時閉店までいただけるのも嬉しい。...
フランスの素朴な家庭料理を提供する同店では、一年を通してカスレのファンが多い。 鍋の中に入るのは、鴨のもも肉のコンフィ、豚バラのラグー、自家製ソーセージなどで、ひと手間かけた肉料理を集結させ煮込んでいる。 結果、そこからさまざまないい出汁がにじみでて、そのスープが染みこんだ白いんげん豆がまたやみつきになる。 系統としてはラングドックのカスレに近く、ワインも南のものを合わせるのがおすすめとか。肉鍋は最高のワインのつ...
パッケージを開けた瞬間、「パウンドケーキ?」「ガトーショコラ?」と戸惑うようなビジュアルが目を引くこちら。 実はいずれも鹿肉や牛肉を加工したテリーヌの数々。 北海道の十勝にあるラボラトリーを拠点に、生産狩猟、枝肉熟成流通、シャルキュトリ製造、レストランの4ブランドにおいて自社一貫スタイルを持つ、ELEZO社が手掛ける逸品だ。...
ほんの数カ月前までは品種の名前もほとんど知らないワイン初心者だったはずなのに、光一との特訓の甲斐あって美咲のテイスティングの技術はどんどん磨かれていく。 —光一さんって、なんだかワイングラスみたい…。 高級で繊細なワイングラスがワインの魅力を最大限まで引き出してくれるように、光一は美咲の可能性をどんどん広げてくれる。そんなことを考えて、思わず顔がほころんだ。 授業の最後に、先生はそれぞれのワインと相性が良い料...
—凛子さん、こんにちは。近々美味しいジビエでも食べに行きませんか ここ最近、定期的に会っている市原から一昨日入ったLINE。凛子はその誘いを受け入れ、今日は松濤までやってきた。 美味しい物のためなら、港区から松濤なんて一瞬だ。ヒールを鳴らしながら、一軒家のような佇まいの『ELEZO HOUSE』の扉を開ける。 —港区から離れることで、気兼ねなく市原と会話できる。 そう思っていたのに、...
その狩猟方法が肉の質を左右するといわれるジビエ。ここ数年ブームが続いているが、いよいよその真打ちの登場となった。北海道・十勝の食肉料理人集団「エレゾ」は、野生動物の狩猟や放牧で育てる家畜や家禽類の生産・加工を手掛けており、都内の名だたるレストランに指名される素材の確かさで知られている。 創業11年目となる今年、松濤にレストラン『ELEZO HOUSE』をオープンした。日本でも、もはや生産から皿の上までを一...
蝦夷鹿などの狩猟、放牧豚などの生産、それらの肉の解体、熟成、加工、販売までを一貫して行う、北海道・十勝の食肉料理人集団『エレゾ』。創業から11年目の今年、松濤にレストランを開業した。 肉を熟知した『エレゾ』の代表であり、老舗フランス料理店で研鑽を積んだ経歴をもつ佐々木章太氏が腕を振るう。〝命ある状態から、皿の上までのすべてを担う〞という強みを最大限に活かしたコースは、デザート以外、すべてに肉を使った全8〜...
今夜の店は、渋谷の人気ビストロ『Aruru』の姉妹店として誕生した『urura』。『Aruru』を逆から読んで『urura』。こういうユーモアがあるお店に女は弱い。温かみのあるウッド調の内装は『Aruru』の良さそのままに、さらに広々とした隠れ家的大人のビストロ。 仕事が終わらず30分の大幅遅刻で店に到着すると、加藤さんは嫌な顔ひとつせずからかった。「そんなに俺と会うためにお化粧念入りにしてくれたの?」一瞬、「?」と思ったが...
ちなみに、いつか住みたいと思っているのは勝どきです。先ほども言いましたが、次のステップは家庭を持つことだと思っているので、勝どきは何となく「家庭」というイメージがあるからです。普段高層ビルに囲まれて仕事をしているので、家族と過ごす時間は窓から海を見ながら・・・なんて素敵な生活だと思いませんか? 最後に、私はやっぱり東京が大好きです。...
思わず前菜かと見紛うばかりに30数種の野菜が盛られたアミューズ「ゆで野菜と本日のスープ」。この印象的な一皿を供すのが野菜マエストロ、都志見セイジ氏による『TSU・SHI・MI』だ。 料理は、おまかせコース一本で勝負する。野菜が主役で、肉や魚はあくまで脇役だ。出来るだけたくさんの野菜を味わってもらうためには、動物性タンパク質や油の旨みの手助けも必要。 「決してベジタリアンを目指す訳ではない」という都志見氏の考え方には、力...
立派な杉玉を目印に扉を開けると、落ち着いた大人の空間が広がる。熊本産のブランド鶏「天草大王」を使った、胸肉の昆布〆や白レバーの瞬間燻製などの盛り合わせ「江戸前シャルキュトリー」は必食。 カウンター内にある焼き場でじっくりと仕上げる串も名物だ。お酒は日本ワイン、ビオワイン、日本酒を主軸にそろえるこだわりよう。...
杉玉を掲げた外観を目印に、扉を開けると焼鳥屋らしからぬ空間が現れる。香りや音などを五感で感じることができるカウンター席も捨てがたいが、ふたりの時間を楽しみたければぜひ個室を。格子扉なので、程良いプライベート感が演出できる。 ブランド鶏「天草大王」や「阿蘇赤牛」をはじめ、熊本食材を看板にするこちらでは、7月からエスニック串もスタート。パクチーやグリーンカレーなどを焼鳥に合わせたオリジナリティあふれるメニューが面白い。お酒は、日...
立派な杉玉を目印に扉を開けると、落ち着いた大人の空間が広がる。 香りや音などを五感で感じることができるカウンター席も捨てがたいが、ふたりの時間を楽しみたければぜひ個室を。格子扉なので、程良いプライベート感が演出できる。...
非日常的な空間こそ、最高の恋の媚薬。15階まで一気にエレベーターを昇り切ると、華やかな空間が出現する。 劇場がテーマの店内では、オープンキッチンを舞台、メインフロアを観客席に見立て、次々に料理を仕上げる姿を臨場感たっぷりのショーとして鑑賞できる。 運ばれてくるのは世界各国の厳選素材と調理法を取り入れたエクレクティックキュイジーヌ(素材折衷料理)。ドライエイジングビーフやトリュフ、フォアグラなど女性が喜ぶメニューも多い。...
イベント名:Moët & Chandon カウントダウンパーティー 開催期間:12/31(日)21:30~2018/1/1(月)5:00 会場:レガート(渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー 15F) 料金:男性 1名4,000円 女性 1名2,000円 Moët & Chandonのボトル(10,000円)をエントランスで1本ご購入でエントランス料金がフリーに! 【問い合わせ先】 TEL:03-5784...
世界各国から集めた厳選素材を用い、和・洋・中の枠にとらわれない調理法で“エクレクティック・キュイジーヌ”を提供してくれる『Legato(レガート)』。 料理のクオリティはもちろん、道玄坂のタワービル最上階から望む眺望と、渋谷の喧騒から離れた大人な雰囲気も魅力のレストランだ。...
あの早紀が、目の前にいる。 渋谷区円山町にある『レガート』で、エリカは早紀を改めて見た。彼女が目の前にいるのが、未だ信じられない。 「エリカちゃん、久しぶりね」 早紀はそう言って、ニコリと微笑んだ。 早紀の人を惹きつける笑顔は、健在だ。体にぴったりフィットした黒いニットに、同色系のタイトスカート。あの頃より服装はシンプルだが、妖艶なオーラが加わり、彼女の魅力はさらに増したようだ。 ...
『Legato』のコンセプトは「劇場」。ゆったりとしたソファと木目調のテーブルがあたたかな雰囲気のダイニングで、世界各国の厳選素材を使用した料理を提供。 メインダイニングより高く設定されたキッチンステージでは、スタッフが次々と料理を仕上げる模様を鑑賞することができる。...
『パンツェロッテリア』では、フレッシュでボリュームたっぷりな食材を、 高品質の小麦粉でつくったオリジナルの生地に包んでいる。 その生地を、植物性オイルの中で最高品種かつ、最もヘルシーと言われる 「綿実油」で揚げて完成するのが「パンツェロッティ」だ。 写真は、モッツァレッラ、ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、そしてレッドチェダーの4種類のチーズと、イタリア産のペンネが混ざりあった味と風味はチーズ好きには堪らない「4種類のチーズ」。...
約20種類をラインアップする、フライドピッツァ専門店。具材を包み込み、植物油の中でも最もヘルシーとされている綿実油で揚げている。「サーモンとオムレツのチャウダーソース」(¥1,100)は、ソースを生地に入れて食べても◎。ペットOKなので、散歩途中にもぜひ。...
カウンター寿司デビューとなる人でも気軽に利用できる『鮨まるばつ』。そうは言っても提供される寿司、料理は全て本格派の逸品ばかり。 寿司のみであれば4,500円で味わうことができるが、ぜひ注文したいのが前菜と寿司のコースだ。 「利益は余り出ていないので、NPO(非営利団体)のようなものですね」と店主・杉浦秀樹氏は笑うが、食べ進めていくとこの言葉の真意に気がつき、頭があがらなくなってくるほど、全てが旨い!杯がどんどん進んでしまう。...
カウンター鮨デビューとなる人でも気軽に利用できる『鮨まるばつ』。そうは言っても提供される鮨、料理は全て本格派の逸品ばかり。 鮨のみであれば4,500円で味わうことができるが、ぜひ注文したいのが前菜と鮨のコースだ。 「利益は余り出ていないので、NPO(非営利団体)のようなものですね」と店主・杉浦秀樹氏は笑うが、食べ進めていくとこの言葉の真意に気がつき、頭があがらなくなってくるほど、全てが旨い。杯がどんどん進み、彼女との会...
大将が目の前で握ってくれる「カウンター寿司」に憧れている人にこそ知って欲しい!渋谷にカウンターデビューを飾るにふさわしい名店がある。 その名も『鮨まるばつ』。美しく繊細な味わいの前菜に始まり、絶品寿司10貫も味わえるお得コースの全貌をお届けしよう! 最後には「東京カレンダーWEB読者」にだけ、嬉しい特典情報もあるのでお見逃しなく!...
秀人からLINEが来たとき、すでに南美はベッドの中にいた。時刻はすでに深夜1時を回っている。 『話は茉里奈から聞いた。無理を承知で言う。今から会えないか?』 夜更かししたところで、明日は日曜だ。南美は体を起こす。 数也から別れを切り出され、茉里奈との関係も知ってから一週間。ずっと誰かに話を聞いてほしかった。 でもイチからすべての事情を話すことは、心が耐えられそうもない。 大体のことを知っている、も...
渋谷のBunkamuraで観劇や映画の後、確実に美味しい夜ごはんがいただけるのがこちら! 看板らしきものもない外観(入口横のショーケースに店名を記入したボードは置いてあるが)だが、ご心配なく。いったん足を踏み入れてみれば、とっぷり深夜まで飲んでしまいたくなる居心地の良さだ。 紫×黒レースの少々妖艶な雰囲気漂うラウンジ的な一角があり、さらに奥へ進むとカウンターキッチンと味わいのある大きなテーブルが現れる。...
最後のオススメは、渋谷は松濤にひっそりと佇む『LABO』。二軒目にもちょうどいい趣のある店だが、ここでは料理も是非食すべし。 「他にはないような食材の組み合わせのビストロ料理が、ユニークでオシャレで絶品なんです。とくに感動したのは『うなぎと栗のパエリア』!それに、フレッシュフルーツを使ったカクテルなど、下戸の私でも楽しめるお酒がいろいろあるのもうれしい」...
昭和51年創業以来、花街として栄えた渋谷円山町で愛されて続けている『おでん割烹 ひで』。 野菜なら、蕗や蕪、大根といった、旬の滋味溢れる各種があり、ロールキャベツやがんもどき、つみれなど、個性的で手の込んだ自家製も少なからず。およそ60~80種のおでんがそろう。 鍋の中は区画ごとに美しく整理され、お玉で出汁を回しかけ各々に味がよく行き渡るよう、時折、菜箸で上下を返す。 酒とほんの少し薄口も使い、鰹が香る上品な味だ。...
昭和51年にオープンしてから30年以上、花街として栄えた渋谷円山町で愛されて続けている『ひで』。 創業者で先代の女将の下へ、今のご主人が来て20年以上。鍋の中で区画ごとに美しく整理された、ひとつひとつを慈しむようにお玉で出汁を回しかけ、各々に味がよく行き渡るよう、時折、菜箸で上下を返す。この光景も受け継いだ。...
「鈴子姉さん、三味線の姉さん……そうですね、今はもう数えるぐらいしか円山町に芸者さんはいません」。 わずか40年ほど前に遡れば、多くの料亭が軒を連ね、芸者も数十名はいたという街の中心に『ひで』はある。オープンは昭和51年。 「9月までは1台、10月から3月までの冬場は2台になる」 鍋のおでんが今も変わらぬ看板メニューで、野菜なら、蕗や蕪、大根といった、旬の滋味溢れる各種があり、ロールキャベツや...
真夏の陽射しで身体がなんだかお疲れ気味・・・。そんな時には、敢えてのおでん♥ じっくり煮込んで味の染みたおでんが疲れた心身を癒して体力回復。 おでんは冬の代名詞という人も、真夏におでんはアリなんです!!東京駅直結、アクセスも抜群な「黒塀横丁」にあるおでん屋『羅かん』。 こちらでは関西風塩味ベースの「出汁おでん」と、合わせ味噌の「味噌おでん」、2通りの楽しみ方が出来るのが魅力の1つ。 「出...
「5年ぶりに連絡してきたから何の用かと思うじゃない。それなのに、ずーっと聞きたくもないノロケ話を聞かされたのよ?」 渋谷・円山町にある『カフェ ブリュ』で、亜希はビオワイン片手に遠慮なく鬱憤をぶちまける。 目の前に座り、亜希の愚痴を受け止めてくれているのはもちろん、亜希の心の友、エミである。 「そんなの決まってるじゃない。亜希に“成長した俺”を見せたかったんでしょ。だいたい男って、昔の彼女のことをいつまでも自...
「神泉エリアにはイイ店が多い。」そう言われるようになったのはここ数年だろうか。魅力的な店が集まることで注目を集める神泉仲通り。そのちょうど真ん中に店を構える『渋谷カフェ ブリュ』も人気店のひとつだ。 透明感のある外観とテラスデッキはとても開放感があり、思わずふらりと立ち寄りたくなってしまう。 もちろん店内もオシャレで明るく、手作りの温もりが感じられるアットホームな空気感がある。...
遅めの朝食から夜のワインまで、近所で暮らす人や働く人に親しまれている『カフェブリュ』。 開放的な空間と女将岩倉さんの頼もしくさばさばした人柄が、ひとりごはんの居心地の良さをつくっている。...
渋谷は松濤エリアにて深夜まで営業している人気店。 どの料理もボリュームがあってコスパはとても高い。それでいて繊細で本格的な味わいを堪能できるのがポイント。 仲間たちと集まって、会話を楽しみながらワインとともに盛り上がりたい。予約困難店のため、事前にみんなで日程を決めてから向かうべし。...
店名にある“ブション”とは、フランス・リヨンでのビストロの呼び方。 この街に惹かれた小笠原シェフの料理は、リヨンと同じく気取りがなくボリュームたっぷり。例えばハラミステーキはしっかり250gあり、ふたりでシェアしても食後にパワーが湧きそうな一品。 肉の鉄分を感じるハラミがエシャロットとパセリのソースともよく合い、赤ワインも止まらなくなる。 深夜まで営業しているので、遅めのデートでもステーキ&ワインが叶うのが嬉しい...
深夜まで営業している人気店。皿の上に鎮座する「大きい自家製ソーセージのグリエ」は、オープン時より続いている『LE BOUCHON OGASAWARA』らしい一皿だ(要予約)。 豚の部位8種類を使用して粗挽きに仕上げ、バリッ!ジュワッ!という食べ応えがたまらない。ソーセージというよりもまるでハンバーグやステーキにナイフを入れているような感覚に陥ってしまう。 レバームースや豚肉のテリーヌなど、早くて旨い...
リヨンは南東部のパリに次ぐ都市。ここでは居酒屋をビストロではなくブションと呼ぶ。安い素材で旨い料理を作り、文句なしのボリュームで提供する。 そんなブションに惚れ込んだ小笠原シェフの「サラダリヨネーゼ」は、たっぷりの野菜に肉々しい自家製ベーコンを大量投入。もはやサラダを超越した、氏の情熱をガツンと味わえる一皿。「うちのお客さんは最後、満腹で動けない」のだとか。これぞ食の喜び。...
―圭介:会食終わったよー。後輩と軽く飲んで帰るね。 圭介は遥にLINEを送り、部署の後輩・池田との会話を続ける。 「え、大石さん、彼女出来たんですか?うわー、めでたいな。いつ以来ですか?何個下ですか?かわいいですか?写真見せてくださいよ。うわー、めっちゃ美人じゃないですか。賢そう、綺麗系。え、で、出会いは?デートはどこでしたんですか?」 接待の肩の荷が降り、酔いが回り出した後輩から、圭介は質問攻めに合う。 ...
イタリアで9年間修行を積んだオーナーシェフの星 誠さんは、「自分は器用ではないから、長くいてしみつけた方がいいと思いました」とどこまでも謙虚な人柄。 帰国後、料理を食べるお客の表情を見たいと、このオープンキッチン式の小さな店をオープンさせた。 スペシャリテとして一品は、パルミジャーノ・レッジャーノとトリュフを惜しみなく使用したイタリアらしいオムレツだ。...
99年にフィレンツェに渡り、’08年に帰国するまでの9年間。星誠シェフは料理人として一番大切な時期をイタリアで過ごした。 「オリーブを摘んだり、休日にサッカーを見たり。料理だけでなく、イタリア人と同じ暮らしをしたかったんですよね」 少し照れながら、長期の渡伊理由をそう語る。滞在中、街場の家庭料理店から三ツ星『Dal Pescatore』まで、イタリア各地のレストランで研鑽を積み、帰国前の数年間はフィレン...
昼過ぎから始まったデートの締めは、固定ファンも多い人気店『オステリア アッサイ』へ。 こじんまりとした店内はシェフの息吹が感じられ、一皿一皿に温もりがある。 本場イタリアで修行を積んだシェフが織りなす料理はどれも絶品だが、特に人気のパスタ(キターラ)を食せば、彼女の胃も心も満たされること間違いなし。...
「ねえ、昌大の会社にも時短で働いてる人いるでしょ?やっぱり佳乃さんみたいに大変そう?」 希が、神泉の『オステリア アッサイ』で、目の前に座る昌大に尋ねると、彼は「うーん」と言って首を捻った。 大手化粧品メーカーで営業をしている昌大とは、付き合って1年半になる。27歳の希より2歳上の29歳。モデルのように背が高く、素朴な顔から誠実さがにじみ出ているような男だ。 友人の紹介で知り合い、互いに恵...
パスタ(うどんも含む)は味が渗み込んだのが好みだ。『アッサイ』のスパゲッティ・アッラ・カレッティエラ=ピリ辛トマトソースは、麺の1本1本に味が渗み渗み。 ひと口食べて思うのだ。あー、イタリアに長かった星シェフのDNAの半分は、もうイタリア人になっちゃってるなって。アツアツさ加減とか、強烈パンチの後スッキリな辛みの感じや、ボリューム感もそう。まだまだ伸び盛り。思いっきりイタリア道を貫いて欲しい。...
神泉駅からすぐの場所に佇む正統派和食店。店名は、店主・里吉雄一郎氏の父が、かつて中目黒で『葵』という鮨屋を営んでいたことに由来する。 カウンターの棚には、河豚用やハモ用など立派な和包丁が飾られており凛とした上品な店内だが、お手軽な価格設定は嬉しい限り。刺身、煮魚、天ぷらなど多彩な魚料理をぜひ。...
諒介が勤める設計事務所の代表・堤は、建築士としてだけではなく、人間としても諒介は尊敬し、信頼している存在だった。理帆子のことを堤に相談をすることにした。 最近話題のエリア「奥渋谷」と言われている、神泉駅のすぐ近くにある和食屋『二代目葵』で諒介は堤と冷酒を交わしていた。...