稼ぎは1日たった500円。働く必要のない専業主婦が、それでも自称スタイリストを続ける理由
とある平日の、ランチタイム。 玉川高島屋の『トーキョーブレジュハウス』に集まったのは、小百合が小学校から高校まで密な時間を共に過ごした、付属校時代の女友達4人組だ。 「小百合、相変わらずオシャレだね」 昔からぽっちゃり体型だった久美が、まあるい笑顔とともに小百合を褒めてくれる。 すると他の仲間たちも、「スタイリストの仕事してるんでしょ?」「結婚してからもちゃんと仕事して、すごいよね」などと次々に賞賛の言...