すると、邦夫はさもいいことを思いついたかのように誘ってきた。 「この後、中国茶飲みに家に来ない?」 食事中ずっと話を聞いていたせいか、口がすっかり中...
・神楽坂エリアの攻略(『ル・マンジュ・トゥー』『ビズ神楽坂』『夏目亭』など) ・家庭を持つ責任感 ・40代のキャリアプランを練る ・浮気はバレるという自覚...
日本のフレンチを代表するシェフ・谷さんへのオーダーは、「〝鳥の唐揚げ〞を、クラフトビールに合うようフレンチ流に仕立ててください」というもの。出てきたのは、...
鳩の真味を脳裏に刻み込まれたのは『ル・マンジュ・トゥー』。谷昇シェフの鳩料理だった。鳩を丸ごと一羽食べたような食後感に圧倒されたビスクも忘れ難い味だが、そ...
古来、日本では“もみじ”なる隠語で呼ばれ、密かに食されてきた鹿肉。だが、狩猟文化を背景に持つ欧米人にとっては、秋から冬へのごちそうのひとつ。10月中旬(日...
『ビズ神楽坂』は神楽坂のお洒落な路地裏にあり、繊細な料理に定評がある店だった。 「神楽坂って、意外にハードルが高くて」 「そうだよね、僕も最初は敷居が高いと思っていたけど、美味しくて居心地の良いお店がたくさんあるんだよ」 美しい料理を堪能しながら、僕たちは神楽坂の夜を楽しむ。しかし、僕はデート中に小さな違和感を感じ始めたのだ。 「恵利香ちゃんって、どういう人がタイプなの?」 「優しい人ですかね・・・」 ...
健太郎が予約してくれた『ビズ神楽坂』は、神楽坂という大人の雰囲気にピッタリの、とても素敵なお店だった。 「神楽坂って、意外にハードルが高くて」 遠慮がちに言う私に対し、健太郎はやっぱり優しい。 「そうだよね、僕も最初は敷居が高いと思っていたけど、美味しくて居心地の良いお店がたくさんあるんだよ」 彼はそう言いながら、ニコッと笑う。 健太郎に優しい眼差しで見つめられ、私はその場に固まってしまった。出会...
西麻布や六本木のような浮き足立った感じが皆無の神楽坂は、女性だけの会食にぴったりだ。ただし、小さなお店が数多く存在しているのでレストラン選びは意外に悩む。 そこで、神楽坂らしく路地裏にありながら、女子ウケも間違いないスタイリッシュな店として推したいのが、『ビズ神楽坂』だ。...
初めてでは必ず迷ってしまう迷い道の路地裏を歩き、辿り着いた先には幸福な美食体験が待っている。 三つ星レストラン「ポール ボキューズ」をはじめ都内の名だたる星付き店にて修行を積んだ村田シェフが腕を振るうのが『ビズ神楽坂』。 日本ワインへのこだわりと愛情、そしてバリエーション豊富なフレンチの調和を目指すべく2015年にオープンさせた。国産の食材を使い、ワインは、農楽蔵(北海道)、ボーペイサージュ(山梨)...
オーナーシェフ村田氏の日本ワインへのこだわりと愛情、そしてバリエーション豊富なフレンチの調和を目指すべく2015年にオープンさせたのが当店。 国産の食材を使い、ワインは、農楽蔵(北海道)、ボーペイサージュ(山梨)などの著名ワイナリーを筆頭に、ほぼ全国を網羅している。 故郷のワインを探してみるのも楽しいだろう。ワインは各種ボトルで用意...
千佳さんが連れて行ってくれたのは、『ビズ神楽坂』。...
~あまのじゃくなシェフが日本ワインでおもてなし~ シェフは少々強面ながら、料理は繊細かつキュートな盛り。メニューを見ればお手頃ビストロ価格が並ぶのに、運ばれる料理は手の込んだレストランのそれ。自らの出自を聞かれれば、「ファミレスなんですよ」と豪快に笑う。 あえて店名は伏せるがパリや東京、北海道などの数々の名店で腕を磨いた村田敏範シェフ。 氏をそして、その見目麗しい料理をひと言で表現するならば“...
男性は年齢と共に負う責任が重くなる。ましてや結婚して、子供を授かればその責任の重さは計り知れない。「嫁と子供の寝顔を見て、幸せを噛みしめています。」それは大いに結構である。 しかし、それだけでいいのだろうか?本当に、貴方のやりたかったことは今の仕事なのだろうか? 「もし、家庭がなければ◯◯していたのに」と考えたそこの貴方。人生に“もし”は存在しない。そう考えるならば、今すぐ行動に移すべきである。...
孝之は、一人で過ごす時間も大切にしており、休日は1日中漫画を読んで終わることも多い。Amazonで全巻まとめ買いしておいて、ベッドとソファを行き来しながら、ひたすら漫画を読む。 夜になってお腹がすくと『ビズ神楽坂』や『29』へ行って、サラダとお肉とワインの食事を済ませ、また部屋に戻って漫画の続きを読む。西麻布に住んでいた時も、寛げるレストランはあったが、孝之曰く港区は「やや排他的」とのこと。 神...
オーナーシェフ村田氏の日本ワインへのこだわりと愛情、そしてバリエーション豊富なフレンチの調和を目指すべく昨年オープンさせたのが当店。 国産の食材を使い、ワインは、農楽蔵(北海道)、ボーペイサージュ(山梨)などの著名ワイナリーを筆頭に、ほぼ全国を網羅している。...
純粋でひたむきなシェフの姿勢があらわれた コスパ最強の神楽坂の名店 「最初は知人に誘われていったんですよ。そこで、僕の好きな型を持ったシェフだと分かり、すごく気に入って、そこからよく行くようになったんです。先週も行きました」 そう斉須シェフが語るのは、神楽坂の『ラ・マティエール』だ。 「彼は何を食べさせたいのかをストレートに表現するタイプのシェフ。だから、お客さんも今日何を食べたのかが、すごく強く印象に残るのです。金...
シェフの池田辰之氏が神楽坂の路地裏で、一軒家の物件に出合ったのは6年前。「基本は正統派フレンチだけど、ビストロも好き。自ずとスタイルは定まった」というプリフィックスでのスタートだったが、それは料理の質は保ちつつ値段を抑えることでもある。結果、ありそうでない店として評判が広まり、今も予約が取りにくい状況が続く。毎朝築地に足を運び吟味を重ねる魚の料理、猪が1頭手に入れば自ら解体するほど入れ込む肉料理。昼と夜の食材は同じで、表現方法を変...
神楽坂の『ルグドゥノム ブション リヨネ』に呼び出されたあおいは、副編集長が来るまでの間にも、せっせとInstagramの更新に勤しんでいた。...
通称「プチ・フランス」と呼ばれる神楽坂。なぜこの街にフランス人は集まってくるのだろうか? そもそもはここに在日フランス人たちの学校があったため、周辺に住むフランス人が多いことがきっかけになっている。さらに1952年にできた、フランス文化の発信拠点・東京日仏学院(現アンスティチュ・フランセ)の影響も大きいといわれる。...
~本物のリヨン料理を届けるレストラン“ブショネ”~ 遠い異国である日本に一目ぼれしたシェフ、クリストフ・ポコ氏。店を構えるときに、自身の生まれた地のイメージを忠実に再現するために、内装から料理まで、本場リヨンにこだわりぬいた店。料理に対するこだわりは「素材のもち味を生かすこと」だ。...
「近所の総菜屋さんには必ず自家製ソーセージがあってね。毎日食べていたよ」。リヨン育ちのポコシェフにとって、ソーセージは自家製が基本。リヨン風を名乗る条件は最高の豚肉のみを使い、そこに3%以上のピスタチオ、またはトリュフを入れること。 製法は基本に忠実。ただし、提供する際、バーガーにしたり、煮込んだりと季節毎に変化を付けるのが氏の真骨頂。リヨンの友人も認めるこの味。是非一度ご賞味あれ。...
この街の初心者が神楽坂通りを中心に楽しむのであれば、上級者たちは、美食がひしめき合う住宅街を攻めたい。 中でも、今年で10年目を迎える『ラトラス』は誰もが認める〝とっておきの店〞。静かな高級住宅街というロケーションにも、瀟洒な一軒家の建物にも特別な日を過ごしたくなる気配が漂っている。...
普段、港区や渋谷区界隈にいることが多い女子なら「牛込神楽坂なんて遠い」と言うかもしれない。 しかし、感度の高い女子なら、誘われたらふたつ返事で訪れたいと答えるのが、2017年夏にオープンした『ボルト』だ。...
神楽坂のなかでもかなり落ち着いた雰囲気の漂う牛込神楽坂周辺。 このエリアで今一番行きたい店に名を挙がるのが、2017年7月にオープンした『神楽坂BOLT』である。 お品書きに目を通すとオムレツや温きんぴら、チャーハンという文字が並ぶ。料理のアプローチは本格フレンチでありながらも、和の要素と仲田氏自身が作りたい料理を織り交ぜた構成も素晴らしい。...
神楽坂という街に求めるもの、それは「ひっそり感」「ここにしかない特別感」ではないだろうか。 今回は、自分だけの空間にしたくなる、本格フレンチの味わいとちょうどいい酒場感覚がMIXした新店『神楽坂BOLT』を紹介しよう!ビストロという枠組みでは、今までなかったジャンルにとらわれない場所を目指していくと語る仲田氏。正統派フレンチという一本のしっかり通った筋を幹に、彼の経験と感性を活かしたくさんの枝を広げていく...
店名:SACRÉE FLEUR(サクレフルール) 住所:新宿区神楽坂3-2 大宗第5ビル 営業時間: 【火曜~金曜・祝前日】 ランチ:11:30~14:30(L.O.14:00) ディナー:17:00~23:30(フードL.O.22:30 ドリンクL.O.23:00) 【土曜・日曜・祝日】 ランチ:12:00~15:00(L.O.14:30) ディナー:17:00~23:30(フードL.O.22:30 ドリンクL....
パリ18区の名所「サクレ・クール寺院」の麓にある『Sacrée Fleur(サクレフルール)』。ランチもディナーも毎日満席になる人気レストランだ。 4/21(金)、日本1号店が神楽坂にオープン!フランスに行かなくても名店の料理が味わえてしまうのだ。さっそく神楽坂に足を運んでみよう!...
小さな店が並ぶ神楽坂の裏通りで、ワインを楽しみたいのならこちら。 店主の丸亀知美さんがそれまでの仕事を辞して始めた店で、和と仏の家庭料理と仏産のワインを気さくに味わえる。家庭料理とはいえ、コース料理は手が込んでおり、ワインより食事目当ての客もいるとか。 そして夜も遅い時間ともなると、簡単な料理とワイン、そして丸亀さんとの会話を楽しむために訪れる常連客も少なくない。 初めての客にも温かく、かつ秘密基地的。相反する魅...
~職人気質なシェフが紡ぐ丁寧なイタリア料理~ 裏路地の奥・道の突き当たりにそこはある。こだわり抜いたセレクトで集められたワインは思わず笑みがこぼれる1本だ。 ...
店舗名:日本料理 斗南(にほんりょうり となみ) 住所:新宿区神楽坂3-2-31 大宗第三ビル 1F 電話番号:03-6228-1984 営業時間:昼 12:...
神楽坂の風情ある石畳を抜けた近代的なビルの1階という立地。『エンジン』は、赤坂の名店『うずまき』出身のオーナーシェフ・松下和昌氏が作る、和のテイストを取り入れた中華が話題。 料理はコースでなく、アラカルトで注文できる気軽さが好評で、黒板に書かれたメニューは定期的に変わるため何度訪れても楽しい。...
こちらの『エンジン』は、赤坂の名店『うずまき』出身のオーナーシェフ・松下和昌氏が作る、和のテイストを取り入れた中華料理店。 ふたりで訪れるならぜひカウンターを。ここならシェフとの距離も近く、一層フランクな雰囲気で料理を楽しめる。...
こちらの『エンジン』は、赤坂の名店『うずまき』出身のオーナーシェフ・松下和昌氏が作る、和のテイストを取り入れた中華が話題。 ふたりで訪れるならぜひカウンターを。佐賀の陶芸作家「東馬窯」をはじめ、カウンターに並ぶ九州の作家の器も絵になり、会話も弾む。 ここならシェフとの距離も近く、一層フランクな雰囲気で料理を楽しめる。...
地元民もほとんど通らない隠れ路地。その一角に、2015年2月にオープンした『エンジン』は、中華好きにおなじみの赤坂『うずまき』で長年シェフを務めた松下和昌さんの店だ。 黒板に並ぶメニューには、冬ならふぐや牡蠣、春には山菜など、和の食材が見て取れる。「中華料理にはない季節感を日本の食材を使って表現したい」という松下さん。 食材の香りや味を繊細に引き出す料理は、紹興酒はもちろんのこと、ワインや日本酒とも...
地元民もほとんど通らない隠れ路地。その一角にある『ENGINE』は、知る人ぞ知るカウンター中華だ。 中華好きにおなじみの名店である赤坂『うずまき』で長年シェフを務めた松下和昌氏が、2015年2月にオープンした人気店だ。...
「強気で攻め続けたので、三回目は神楽坂の人気店、『エンジン』にしました。自然体で料理とお酒が楽しめるこの店は、中華だけど中華っぽくない目新しさも好きで。神楽坂が持つブランド力と、新しい発想のレストラン。カジュアルだけど、カジュアル過ぎないこの感じが佐奈っぽいな、と思いました。」 女性だけでは中々行く機会のない神楽坂。佐奈は神楽坂と聞いて少し緊張していたが、店内の雰囲気と美味しい料理にいつの間にか裕司に...
“和の食材を中華に変える”をコンセプトに、季節感を打ち出した優しい味わいのヌーベルシノワを展開しているのが、『ENGINE』の松下和昌シェフだ。春巻も然りで、季節に合わせ常時2種類を用意。 定番の豚足とキャベツの春巻のほか、秋は秋刀魚、冬はフグ、春にはふきのとうなど旬の味を取り入れたそのレパートリーは、ざっと10種余りにもおよぶ! 取材当日は鮎の春捲に出会えた。オイスターソースと共に火を入れた肝を一...
赤坂の名店『中華 うずまき』で7年にわたりシェフを務めた松下和昌氏が独立し、風情ある神楽坂に店をオープンさせた。すべての客席に目が届くようにしたかったという店内は6席のカウンターとテーブル席で構成。 “和の食材を中華に変える店”をコンセプトに掲げ、一般的にはあまり中華に用いられない、ハモや本マグロ、生麩、金山寺味噌なども絶妙に組み合わせる。 中華料理の満足感がありながらも、和食のようなやさしい食べ心...
赤坂の名店『中華 うずまき』で7年にわたりシェフを務めた松下和昌氏が独立し、風情ある神楽坂に店をオープンさせた。すべての客席に目が届くようにしたかったという店内は6席のカウンターとテーブル席で構成。 “和の食材を中華に変える店”をコンセプトに掲げ、一般的にはあまり中華に用いられない、ハモや本マグロ、生麩、金山寺味噌なども絶妙に組み合わせる。 中華料理の満足感がありながらも、和食のようなやさしい食べ心...
地元民もほとんど通らない隠れ路地。その一角に、2015年2月にオープンした『ENGINE』は、中華好きにおなじみの赤坂『うずまき』で長年シェフを務めた松下和昌さんの店だ。 黒板に並ぶメニューには、冬ならふぐや牡蠣、春には山菜など、和の食材が見て取れる。 「中華料理にはない季節感を日本の食材を使って表現したい」という松下さん。食材の香りや味を繊細に引き出す料理は、紹興酒はもちろんのこと、ワインや日本酒...
まずは、神楽坂の中華からいこう。 神楽坂といえど、地元民もほとんど通らない隠れ路地。その一角に、2015年2月1日にオープンした『ENGINE』(エンジン)は、中華好きにおなじみの赤坂の名店『うずまき』で長年シェフを務めた松下和昌シェフの店だ。 黒板に並ぶメニューには、冬ならふぐや牡蠣、春には山菜など、和の食材が見て取れる。 「中華料理にはない季節感を日本の食材を使って表現したい」という松下シ...
神楽坂通りから1本入ると、外に漏れた店内の明かりが道案内の役目を果たしてくれる。フランス人の前オーナーが「石畳と坂の街である神楽坂は、パリのモンマルトルに雰囲気が似ている」と、この地に店を構えて以来、約20年。 ほとんどのメニューがオープン当初から変わらず、日本風のアレンジは一切なし。「フランス人が毎日食べても飽きないメニューを」という開店当初からのコンセプトを、今も貫いている。...
若い頃通った恵比寿や渋谷のビストロでは、どうにも居心地が悪くなってきた今日このごろ。我々世代にしっくりくるのは、路地にひっそりと佇むビストロだ。 神楽坂通りから1本入ると、外に漏れた店内の明かりが道案内の役目を果たしてくれる。フランス人の前オーナーが「石畳と坂の街である神楽坂は、パリのモンマルトルに雰囲気が似ている」と、この地に店を構えて以来、約20年。...
路地で風情ある佇まいを見せる日本家屋。暖簾をくぐり、引き戸を開ければすぐに、白木のカウンターの向こうで手仕事をする店主の姿が目に飛び込んでくる。初めての来店であっても、まるで馴染みの店に来たような感覚。 料亭のような品のある色気を湛えながら、店主と女将の人柄を映し出したような“気安さ”も同居する。完全個室のソファー席から、テーブルを備えたお座敷個室まであり、大人の胸襟を開かせる商談から慰労の席まで、あらゆるビジネスシーンにお...
~小麦、オイルも厳選し地中海の味を届ける~ 裏路地に入って、ぼんやりとした明かりに照らされている看板、それがシルコの目印。本格的な地中海式のタパスは¥400から。タジンやグリル料理をつまみながら、賑やかに大人たちの夜を過ごしたい店だ。...
花街の艶っぽさと、日本情緒を漂わせる神楽坂。ここに通う人々には、他人には教えたくない自分だけの一軒がある。 「街に歴史がある神楽坂は、落ち着きがありますね。20代の頃に遊んできた街とはまったく趣が違います。30代になって、大人としていきつけにしたい店をもつには、ちょうどいい街じゃないかな」。...
提供店舗:「焼肉KINTAN」の各店舗 ※詳しくは各店舗へお問い合わせください。...
都内にいくつも店舗を構える『焼肉Kintan』。その8号店となる『神楽坂焼肉Kintan』がオープン! ビル全体がワインハウスの様に寛げる上質な雰囲気に加え、ビル屋上にはテラス席が設けられている。 テラス席が最も気持いいこれからの季節に、恋人や友人と一緒に絶品の焼肉を堪能しよう!...
「ご家族みなさんでどうぞ」とひとこと添えて渡したい品がこちら。手土産ではカットする手間ががかるフルーツや生の食材ではなく、開ければすぐ食べられる品を差し上げるのが鉄則だ。 『うを徳』の「自家製・まぐろの角煮」は、上質なまぐろの旨みが広がり身はほろほろと繊細。料亭の手作りだけあって、味が濃すぎず、本当にご飯に合う。 これなら飲んで帰ってきたご主人にお茶漬けなどを用意することが多い奥様としては、ごはんとお茶さえ用意すれ...
誘い文句からも、相手の気分が上がるような提案ができてこそ、魅力的な大人。「神楽坂のフレンチ」というのは、経験豊富な相手をも期待させる魅力的なフレーズだ。そして当日まで、その店はまるで料亭そのままであることは秘密にしておこう。 かつて花街として栄えた神楽坂には風情のある建物が多く残るが、『Le Bretagne Bar á Cidre Restaurant』も、昔の料亭をリノベーションした店のひとつ。...
「ここです」 健太郎が連れてきてくれたのは、『ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン』。神楽坂の石畳通りから奥に入ったところにある、隠れ家のようなお店だ。シードルとガレットが有名らしい。...
この『ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン』には国産を含め常時20種類以上のシードル、ポワレ(洋梨の発泡酒)が揃うそうだ。 「アルコール度数も低めだし、フルーティーな味わいでシードルは誰でも楽しみやすいと思います。何度か訪れているBARなので、肩肘張らずに飲みに行けますね」 シードル飲まない?が町野さんの誘い文句なのかもしれない。...
シードルの生産地であるブルターニュの奥深い食文化を日本に伝えるべく、昨年の秋、神楽坂にオープンした『ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン』。ここでは、本場ブルターニュ産のものから、国産を含め常時20種類以上のシードル、ポワレ(洋梨の発泡酒)が揃う。 なかでもブルターニュ産のリンゴ果汁100%で造られる「ヴァル・ド・ランス」は甘口、辛口、オーガニックの3種類が揃っており、一番搾りの果汁のみを使って...