何度か会食を重ねた仕事相手であれば、たまには想定外のおもてなしで意表をつくのもアリ。新鮮で記憶に残るひとときを演出してくれるレストランが麻布十番にある『ザ・シェフズ・テーブル』だ。 アメリカ南部出身のソーハンさんが作るのは、チリやアルゼンチン、ペルーなどで親しまれている南米料理。フレンチベースだが、フュージョンではなく、その国々で食べられている味を再現することをモットーとしている。 ここ最近、日本でも南米料理ブームが巻...
何度かデートを重ねた相手であれば、たまには想定外のおもてなしで意表をつくのもアリ。新鮮で記憶に残るひとときを演出してくれるレストランが麻布十番にある『ザ・シェフズ・テーブル』だ。 ゲストもスタッフも外国人率が高めで、営業中は店に英語が飛び交うことも多い。ひとたび足を踏み入れれば、パートナーはまるで外国へバカンスに来たかのような錯覚すら覚えるだろう。 同店のシェフ、アメリカ南部出身のソーハンさんが作るのは、チリやアルゼン...
やはりこの立地と雰囲気は大人のカップルに好まれる。バレンタインは全席カップルだったとか!もちろん、この店の魅力はそれだけではない。 「中南米の料理なら、なんでも!」というウルグアイ出身の料理長シルバナさんが手掛けるメニューは、私たちにとってはなじみの薄いものが多いが、一口食べればその優しい味わいに病みつきになる。...
一の橋から麻布十番商店街に入ってすぐ。小さなビルの5階にひっそりとオープンしたのが昨年暮れのこと。こぢんまりとした部屋の奥にはオープンキッチンがあり、最大14人掛けの大きなテーブルがひとつだけ。ウッディな床にイタリア製の布が貼られた壁。クラシカルな内装はまるで避暑地にある別荘のよう。このシェフズ・テーブルは完全予約制、ご相席なし、を原則としている。つまり、予約をすれば必ず貸し切り状態で食事ができるというわけであ...
居酒屋や焼肉店が立ち並ぶローカルな地下街で、あきらかに異彩を放つ『サバンナ』。たった5 席の空間は一見スナックのようだが、ここはれっきとしたアフリカ料理店。カランガという炒め物やオメナというドライ鰯のフライなど、日本人にはなじみの薄いメニューが並び、好奇心をかきたてる。...
居酒屋や焼肉店が立ち並ぶローカルな地下街で、あきらかに異彩を放つ『サバンナ』。たった5 席の空間は一見スナックのようだが、ここはれっきとしたアフリカ料理店。 カランガという炒め物やオメナというドライ鰯のフライなど、日本人にはなじみの薄いメニューが並び、好奇心をかきたてる。...
マニアックな店が密集する三軒茶屋の路地の一画にある『ダール・ロワゾー』では、オーナーの石崎まみさんがフランスやモロッコで学び、アレンジを加えた洗練の料理を堪能することができる。...
ちょっとお隣のエリアの代々木八幡も外せない。 おしゃれなレストランや、ショップがあるかと思えば、昔ながらの八百屋、魚屋もあるという下町感を残すのもこの街のいいところ。 そんな街に今回紹介するポルトガル料理&ワインバー『クリスチアノ』はある。代々木八幡周辺の変遷を語る上で欠かせない名店のひとつだ。...
近年、新店がどんどん増え、注目されているグルメエリアが「代々木上原・代々木八幡」だ。 このエリアを語る上で外すことの出来ない名店のひとつが『クリスチアノ』。 その料理の美味しさを紹介しつつ、このエリアが人を惹きつける理由に迫りたい。海洋国家であるポルトガルは、魚を使った料理を好んで食べる。 代表的なのは、バカリャウという鱈の塩漬けの干物を用いた品々だが、同店では、そんな本場の味を、「自家製バカリャウのコロッケ」な...
健太郎からは即座に返信が来て、代々木公園の『クリスチアノ』で待ち合わせた。急に呼び出された健太郎は慌てて来たのだろう。Tシャツにジーンズで、寝癖を隠すためなのかキャップをかぶっていた。高校生がスケボーする時のような格好だ。 スケボーでもしそうな格好だね、と着くなり笑ってしまった。すると彼はキョトンとした表情で、スケボーもよくやりますよ、と生真面目に返してきた。 健太郎は27歳、中央大学商学部出身...
ポルトガル料理というと、あまりピンとこないかもしれないが、海洋国家であるポルトガルは、魚を使った料理を好んで食べる。野菜や魚を使った料理が多いので、意外とヘルシーなのも嬉しい。 代表的なのは、バカリャウという鱈の塩漬けの干物を用いた品々だが、ここ『Cristiano's(クリスチアノ)』では、そんな本場の味を、多彩なメニューで楽しむことができるのだ。 90種近く揃うというポルトガルワインも面白い。夜...
生まれた街から、就職を機に越してきた綾。 秋田の国立大学を出た綾が、地方銀行を強く勧める親をなんとか説き伏せて東京の某アパレル企業の総合職として就職。三軒茶屋、恵比寿に住んだ綾は、その後、外資系に転職し、お給料は700万円に。一流な女を目指して上質な暮らしをするため、銀座に引っ越した。その後、34歳で結婚し豊洲に移り住んだ綾の、更に3年後のお話・・・ 前回:34歳・女性が住む街「豊洲」。適齢期の女性が...
東京でも珍しいポルトガル料理の店。鮮魚や肉を多用し、素材感を活かして作る独特の料理を、90種近く揃うポルトガルワインと共に楽しめる。...
ポルトガル料理というと、あまりピンとこないかもしれないが、食材を油で揚げたり、肉を食べるという習慣は、実はポルトガルから伝わったと言われている。 海洋国家であるポルトガルは、魚を使った料理を好んで食べる。代表的なのは、バカリャウという鱈の塩漬けの干物を用いた品々だが、富ヶ谷の『クリスチアノ』では、そんな本場の味を、多彩なメニューで楽しむことができるのだ。 店主の佐藤幸二氏は、ヨーロッパやアジア各地で...