鉄板焼きというと、カジュアルでワイワイ楽しむか、はたまた高級ホテルのカウンターでシェフが目の前で焼いてくれるスタイルか、両極端。だが、ここ『ナガオカ サクモ』は、くずし鉄板スタイルで普段のデート使いにちょうどいい。これぞ、西麻布と言えよう。 西麻布の裏路地に、真っ白な壁が映える建物を見つける。窓がなく、中を覗き込むこともできないから、「ここは一体何のお店なのだろう」と通り過ぎる人々は思うかもしれない。 20年間、神戸で...
20年間、神戸でお好み焼きを焼いてきた店主の長岡作茂氏は、〝最高級の食材〞と〝お好み焼き〞を同じ鉄板で焼く。 A5ランクの和牛や車海老もお好み焼き用のテコで焼く姿は、不思議と違和感がない。火力の強い鉄板の扱いは百戦錬磨で、素材ごとの水分量に合わせた繊細な焼きのテクニックはさすがだ。 食材や酒の持ち込みは自由で、これが食べたい!といえば、鉄板を使って一番旨い焼き方で仕上げてくれる。...
20年間、神戸でお好み焼きを焼いてきた店主の長岡作茂氏は、“最高級の食材”と“お好み焼き”を同じ鉄板で焼く。A5ランクの和牛や車海老もお好み焼き用のテコで焼く姿は、不思議と違和感がない。 火力の強い鉄板の扱いは百戦錬磨で、素材ごとの水分量に合わせた繊細な焼きのテクニックはさすがだ。 そしてお客の食べるスピードや好みもさっと察知し、それに合わせて食材や味付け、焼き方も調節してくれる、鉄板のプロフェッショナ...
地中海マヨルカ島の名物、熟成生サラミ“ソブラサーダ”を『USHIGORO S.』流にアレンジ。 薫香豊かな和牛のタルタルをエゴマの葉、大葉、極上海苔“こんとび”で包んで召し上がれ!香りと旨味が豊かな国産ジャンボマッシュルームに和牛ひき肉を詰めたメンチカツ。 目を見張る断面と、サクッと軽やかな味わいを堪能しよう。...
誌面には、デートにも使えるタレ焼肉の新店情報や、赤身肉にまつわるQ&Aなど、他にも使える情報が盛りだくさん! そしてネット購入なら、雑誌購読が一気に身近になる! 最新号の購入はこちらをクリック! ※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。今月は7/20(土)から。 【ネットでのお求めは、AmazonもしくはFujisanで!】...
そうして、大好物という生肉が勢揃いする牛刺し4種盛りを口に運ぶと、「スーパー美味しい!」と弾けんばかりの笑顔に。 「忘年会にいいかも」「2名でも予約できるんですかね?」と、行きつけリストに新たな一軒として追加した様子だった。...
個室のみ、それも5部屋だけ。最高の肉を、最高の瞬間に食すことができるのが『うしごろエス』。 各部屋に専属の焼き師を配した全室完全個室スタイルで、高級フランス料理のコースのように、プロが焼いた肉を次々と皿に乗せてくれる。焼肉新時代の先陣を切る一軒だ。 オーナー曰く「接待や記念日のレストランとして選択肢のひとつになる焼肉店を、との思いからこの店が生まれた」そうで、ダークトーンでシックにまとめられた店内は...
煙とにおいにまみれつつ、ジョッキ片手にカルビやロースにかぶりつく。ひと昔前まで、焼肉といえばそんな脂ギッシュな男の料理をイメージしたものだ。それが今ではどうだろう。 内装もスタイリッシュなら、扱う肉もA5ランクの黒毛和牛を一頭買い、牛肉を産地別で食べ比べさせたり、タルタルやすき焼きなど牛肉料理と焼肉を組み合わせたり、クオリティの高い牛肉を楽しめる高級焼肉店が増えている。 今や焼肉店は、従来の枠を超え...
お店の主役である黒毛和牛、その品質は当然折り紙つき! 仕入先は、「但馬」の血統を守り続け、専門家の評価も高い「田村牧場」「川岸牧場」という2つ銘柄牛牧場のみに限定。 長期肥育と牝の処女牛にこだわり、大切に育てられた最高級の黒毛和牛のみを厳選して提供してくれる。...
問題児ばかりが集う閉塞的なオフィスに、ある日突然見知らぬ美女が現れたー。 女派閥の争いにより壊滅的な状況に直面した部署で、春菜(25)は絶望的な毎日を過ごしていた。 そんな春菜の前に参上した、謎だらけのゴージャスな女・経澤理佐。 理佐は、崩壊寸前の部署の救世主となるのか? 「墓場」と呼ばれる部署に、ミステリアスな女・理佐がやってきた。派手で超美人な彼女は、お局女性陣・おつぼねーずから早速目の敵にされるも...
日本初上陸の回転滑車式薪火グリル機で、熟成肉や銘柄豚などを焼き上げる人気店。1日1組限定の「ファミリースタイルコース」は、シェアスタイルで、コミュニケーションを取るにもいい。どでかいステーキは、男女問わず問答無用で盛り上げて、お食事会成功の一因を担ってくれる。...
日本各地や世界各国から集めた肉や野菜など、こだわりの素材を薪の炎で焼き上げる『リグニス』。三島シェフが新たに腕を振るうのは、骨を除き肉だけで2ポンドあるという「USアンガス牛トマホーク2ポンドステーキ(¥11,000/※3日前までの予約制)」。 肩ロースとサーロインの中間に当たる希少なリブアイという部位を薪火で火入れした新メニューだ。 大きな部位を直接、炎で調理するだけに、難しさはあるが、そこは薪火...
薪火グリルで焼き上げる肉料理が評判の店。 三島シェフが今回提案してくれたのは、上位わずか5%という最高級のアメリカン・ビーフ、“プライム”のハラミのロースト。...
自社熟成のドライエイジングビーフから松坂ポーク、蔵王牛、さらには本日のジビエまで。グリルで供される肉がいろいろ並ぶ、ここは肉焼きパラダイス! 威力を発揮するのが日本初上陸という米国GRILL WORKS社製の回転滑車式薪火グリル。燃え盛る炎の加減を見極めながら、焼き台の高さを調節し、ときにはトングで肉の位置を変えつつ丁寧に火を入れていく。 焼き上がりは薪に由来する優しく甘い香りが一番の特徴で、肉の旨...
日本初上陸の回転滑車式薪火グリル機で調理、薪の炎・香りにこだわった料理を提供する同店。クリスマスコースは、定番メニューはもちろん、高級食材を使ったメニューも用意、豪華な内容となっている。 ドン ペリニヨンで盛大に乾杯、絶品料理を堪能しよう♪...
「かんぱ〜い!」 6人の声が『リグニス』店内にこだまする。男性はテレビマンの裕太に頼んだメンバー、女性はマナミと楓、そして楓が連れてきた早希だった。...
欧米で注目されつつある薪火グリル料理をいち早く取り入れた、フレンチベースのレストラン。キッチンに鎮座する薪火グリル機で荒々しく焼き上げられる熟成肉は、炭火よりもやわらかく火が入るため深い旨みを引き出せ、そこに薪火の優しく甘い香りが重なり独特のハーモニーを生む。 原始的な調理法で提供されるグリル料理は、新しくもどこか懐かしい味わい。特選牛のほか銘柄豚や鶏肉、ジビエなどの薪火料理を囲みながら温もり溢れる空間で...
店に一歩入ると、ほのかに漂う薪の香り。 4月末、恵比寿にオープンしたばかりのこの店の厨房の主役は、米国から直輸入した回転滑車式薪火グリル機。肉や野菜などの厳選素材を薪の炎でじっくりと焼き上げ、独特の香りをまとわせたユニークなグリル料理が味わえる。 温かみのあるゆったりとした空間で、オリジナリティあふれるスタイリッシュな料理が深夜まで味わえるとあって、恵比寿界隈に出没する流行に敏感な深夜族たちからも注...
同店で使用するグリル機というのがアメリカから直輸入の日本初上陸「回転滑車式薪火グリル機」だ。 一定の温度と決まった時間で仕上げるオーブン調理とは異なり、薪火調理はその時々で火の強弱が変わるので焼いている間は常にグリル機の側にいなくてはならないのである。しかし、だからこそ絶妙な火加減で食材に火入れすることができるのが魅力。 こまめにグリルの高さを調整することができる「回転滑車式薪火グリル機」は、最適な...
熟成肉を堪能できるパーティープランのコースがひとり¥10,000、フリーフローが¥3,500で税込という明朗会計。 さすがはステーキハウス、フリーフローのワインもこだわりあり。 仲間との会で何の気兼ねもなく夜を楽しめる!...
「ねぇ、龍ちゃんとサトシさんって、学生時代は仲が良かったの?」 映画の後に向かった『37 ステーキハウス アンド バー』での食事中、その発言に僕は思わず杏奈を見つめ返してしまった。...
「彩乃です。青山でOLしてます。」 もう何度となく言ってきたこのセリフを、私は今日も『37 ステーキハウス&バー』で美味しそうな肉汁滴るブラックアンガスビーフを見ながら話している。...
今、僕の目の前で、信じられないことが起こっている。 「恭子、俺と一緒に来ないか?」 “あの男”が、恭子さんの手首を掴んで引き寄せ、彼女の耳元でそう囁いた。 僕は呆然とその光景を見つめながら、つい1時間前の出来事を思い返していた—。 ◆ 「ねえ、君。恭子がどこにいるか知らない?」 セミナー会場で突然背後から尋ねられ、僕が振り返ると、そこには見覚えのある男が立っていた。 ...
女性の結婚率は、35歳を境に急激に下降する。 だがしかし、そんな悲観を抱くことは一切なく、麗しき独身人生を謳歌する女がいた。 恭子、35歳。 彼女が歩けば、男たちは羨望の眼差しで振り返り、女たちは嫉妬する。恭子は一体、何を考えているのか? 外資系ラグジュアリーブランドで働く恭子と、部下の周平。2人を引き離すため、周平の元彼女・瑠璃子は画策を練る。 その頃周平は、恭子とついに距離を縮...
店に到着した恭子さんは、僕の決意と報告を、顔色ひとつ変えることなく静かに聞いていた。 僕の転職先は、スイスに本社を構える、この業界の三大企業と言われるところのひとつだ。アシスタントマネージャーというポストに、年収はうまくいけば200万近くアップ。願ってもない話だ。 それでも恭子さんの足元には到底及ばないけれど、僕と彼女の間にある、天と地ほどの差を少しでも埋める第一歩としては、素晴らしい好条件だと...
奈央は、会社の後輩の紹介で知り合った、29歳の丸の内勤務の損保OLだ。 清潔感と愛嬌はあるが“ふつう”の顔立ち、可愛らしくオシャレな服を着ているが“ふつう”のスタイル、そして、どこか一歩引くような古風さが漂う、真面目で性格の良い子だ。 出身は福岡だそうだが、実家は老舗の和菓子屋を経営しているとのことで、育ちも悪くなさそうだった。 「“ふつう”の子と結婚したい」と本気で言うならば、たぶん、彼...
特別な日だからこそ、エスコートするお店にはサプライズを求めたいもの。かしこまったディナーよりも、明るくカジュアルな雰囲気を好む二人には広大な店内で思い切りクリスマスムードで賑わう『37 ステーキハウス&バー』がおすすめ。 けやき坂を見晴らす『37 ステーキハウス&バー』のクリスマスディナーは、ボリュームたっぷりのステーキをシェアして楽しむコース(¥14,040)。赤味と脂身のバランスがほどよいブラックアン...
コカ・コーラを頂いたあとには、ハンバーガーなんていかが? イベント会場の六本木ヒルズから目と鼻の先にあるステーキハウスがこちら。熟成牛のプライムステーキとハンバーガーが人気の店だ。 看板の「35日間熟成ブラックアンガスビーフ」は、産地オーストラリアで21日間熟成し、さらに14日間、摂氏2、3度に調整された店の熟成庫でエイジングされたもの。熟成中はドリップが付着するサラシを毎日替え、黒く変色した脂や表...
コンセプトは「本物のプライムステーキを堪能できるステーキハウス」。その通りに極上のステーキが味わえる。ウェイティングバーのドリンクも充実。 ※2015年11月追記 現在販売中の価格や商品と異なるは場合がございます。...
プライムステーキがウリのこの店の熟成牛は、ある種の“媚薬”だ。あの味わいを思い出すだけで唾液が充満して、たまらなくなる。何故、ソルト&ペッパーというシンプル極まりない味付けで、赤身肉に恍惚とするほどの旨み、豊かな風味、口当たりの柔らかさが生まれてくるのか――。 看板の「35日間熟成ブラックアンガスビーフ」は、産地オーストラリアで21日間熟成し、さらに14日間、摂氏2、3度に調整された店の熟成庫でエイジング...
~技があっての旨さであることを認識~ まずご紹介したいのが、このお店。精肉店が経営する焼肉店ゆえに、扱うお肉は新鮮な極上品ばかり。山形牛の雌のみを使用。生産者とともに、餌にまで留意して育てた牛を厳選して使用している。 さて、肝心のザブトンは、美しく入ったサシに目を奪われる。厚さ1cmのカットにもかかわらず、口に含んだ時の軽やかさはピカイチ。サラリと口溶け良く、肉汁豊かでありながら脂っこさは感じさせない。シルキーにしてエ...
銀座の人気店『加藤牛肉店』のオーナー・加藤敦氏が手がける、接待やデートなどにもぴったりの勝負店。ここのところ、焼肉店でも赤身肉優勢の時代が続いているが、『あつし』を訪れたなら、脂の旨さに思わず身もだえる霜降り肉をオーダーするのがマスト。 三角バラやリブ芯といった極上の霜降り肉は、口のなかですっと消えてしまうほどはかなく、美味さの余韻と胸を満たす幸福感が長く続く。焼肉店らしからぬモダンな空間も魅力だ。...
山形牛のポテンシャルの圧倒的な高さを追求したフルコースで、無類の肉好きをも驚かせる注目店が待望のランチを始めた。大判肉を幾重にも重ねたたたき丼を頬張れば、想像を超える濃い旨みと独特の風味が否応なしに味蕾を刺激する。 もう一つの“牛の生ハム”を使用したトロふりかけ丼は夜コースの〆でもお馴染み、ファンの多い逸品だ。...
「肉が好きで何が悪い。」 80年以上もの間牛にこだわり続けた結果、辿り着いたのが「山形牛の雌牛」だったという。オーナーで肉博士の加藤氏が自ら選んだ、A5ランクの最高級山形牛が味わえる西麻布の焼肉店が『焼肉ステーキあつし』だ。 キメが細かく柔らかな口溶けと濃厚な旨味と独特の風味をもつその肉は、一度体験すると忘れられないだろう。...
西麻布の『カルネヤサノマンズ』は2007年に神楽坂でオープンした予約の取れない肉イタリアン『カルネヤ』のオーナー・高山氏と静岡で1914年に創業した熟成肉の卸問屋『さの萬』がタッグを組んだレストラン。この情報だけでも肉好きの期待は高なるだろう。 店に入ってまず目を奪われるのは、身の丈以上もある大きな熟成庫。その中で塊のままオブジェの如く陳列されているのは全て稀少な『さの萬』謹製の熟成肉。見ただけでこれから食べる楽しみと高揚感...
ドライエイジングビーフのパイオニア・高山氏が、2007年に神楽坂でオープンした、人気の肉イタリアン『カルネヤ』と、静岡で1914年に創業した熟成肉の卸問屋『さの萬』がタッグを組んだ店というだけあり、肉好きの間でも話題のレストラン『カルネヤサノマンズ』。 塊の熟成肉がずらりと並ぶ大きな熟成庫を見れば、これから食べる楽しみと、高揚感が押し寄せる。 同店の名物が「さの萬 熟成牛のパレルモ風カツレツ」。 特徴は油で揚げず...
夫は既に出社していた。毎朝マキコが起きる前に家を出て、夜は寝静まった後に帰宅するか、帰宅して寝ているかだ。 夫とは、もうずっとまともな会話さえしていない。旅行に行っても2日も一緒にいれば相手に嫌気がさして罵り合いが始まってしまう。たまに顔を合わせ、食事をし、気まぐれに2人でスパなどに行く。あとはお互いの生活がある。 マキコはそんな生活に、落胆も絶望もしていなかった。 ーマキコちゃん。今夜は...
まわりの人までハッピーにさせる天真爛漫な笑顔がトレードマークの河北麻友子さん。ニューヨークで生まれ育った彼女が、ハンバーガーに夢中になったのは、意外にも、つい最近のことなんだとか。 「アメリカには16歳まで住んでいましたが、当時はあまりなじみがある食べ物という感じではありませんでした。日本でハンバーガーを食べたときにあまりの美味しさに感激して。仕事がオフの日は、テイクアウトして家で食べることもありますよ」...
今年上半期、肉ラバーの関心を最も集めた一軒といえばここ。西麻布『カルネヤサノマンズ』だろう。 予約の取れない神楽坂のイタリアン『カルネヤ』の高山いさ巳シェフと熟成肉のパイオニア的精肉店『さの萬』のコラボレーションと聞けば、それも合点がいく。 店に入って、まず目を奪われるのは、身の丈以上もある大きな熟成庫。その中で、塊のままオブジェの如く陳列されているのは全て稀少な「さの萬」謹製の熟成肉というのも圧巻...
光る銀のトレイに、シンメトリーに並んだ料理はすべて、高山いさ己シェフの“十八番”である「熟成肉」を使ったもの。まず中央のグラスには、塩漬け熟成肉のデミグラスソース和えとアボカド、トマト、玉ねぎムースが美しく重なる。 続いて、クレープ包みの中身はラグーとベシャメルソースと卵黄。その隣には、熟成により官能的な食感へと変貌を遂げたタンのステーキに、熟成肉入りのガーリックライスwithシラス。 そして「スピ...
「ほら! 肉の表面にあぶくが出ているの、見えますか?」 最新鋭のロースターで焼かれ、極上のステーキへと変貌を遂げつつある肉の断面をこちらに示しつつ、シェフの高山いさ己氏が一言。氏曰く、熟成の状態の良い肉ほど、焼いている途中でこの泡が出るのだという。 高山氏が、自ら肉の熟成を手がけ始めたのは2000年頃。確固たる理論があったわけでもなく、「ドライエイジングビーフ(以下DAB)」という単語も知らなかったが「試し...
昭和5年創業の大阪にある精肉店直営の薪グリル専門店。 その仕入れルートを強みに、「まるかわ」「かめのこ」「ひうち」など、希少部位をバリエーション豊富にラインアップし、手頃な価格で提供する。焼肉店で登場するような珍しい部位を扱えるのも、味わいを左右する切り方にまで精通している職人がいてこそ成せる業。 さらに、薪を使って、豪快に塊のまま焼き上げるのもこの店の特徴だ。シンプルなグリルのほか、イタリアンや韓国、日本など、ジャン...
加代が迷っていた頃、すっかり五反田に馴染んだ若菜の身にもある事件が起ころうとしていた。 章吾と付き合い始め、穏やかな毎日を送っていた、そんなある日。若菜のもとにLINEが届いたのだ。まだ若菜が港区女子だった頃に仲良くしていたグループだ。 「久しぶりにみんなで集まろうよ!」 その誘いに乗って、若菜は久しぶりに港区女子会に参加することになったのだ。 当日、指定されたのは西麻布の『シェフ&ブッチャー トウキョウ』...
精肉店が手掛ける店も今年はまたまた大盛況。精肉店直送とあって肉の質がよく、部位も豊富な利点を生かしたこうしたレストランは豪快な肉料理がウリだ。その名も『シェフ&ブッチャー トウキョウ』は、昭和5年創業の精肉店から直送される安心のクオリティの和牛をリーズナブルに食べられる。 看板料理は、骨付きのままのリブロースを塊で焼き上げる「トマホーク」。トマホークとはインディアンの斧のことで、形が似ていることからそう呼...
初訪問でこの場所を見つけられる人は果たして何人いるだろうか? 六本木通りを1本裏手に入った場所にある『CHEF & BUTCHER TOKYO』は、2015年10月にオープンしたばかりの肉ダイニングだ。 “肉屋(ブッチャー)× 料理人” をコンセプトに、ジャンルにとらわれずまっすぐに肉と向き合っている。...
いま世界中でブームの兆しを見せているロゼシャンパン。フランスではロゼの出荷量が赤ワインを超えるなど、いまもっともホットな存在と言っても過言ではない。そんな、ロゼシャンパンは旨みが強く、お肉とのマリアージュが最高! 今回は、そんなマリアージュを楽しめる4軒をご紹介! 最初の一杯だけ! と言わずに、ボトルで頼んでもコース全てをまかなえるのがロゼの魅力。ロゼ肉のディナーをお試しあれ!元『WAKANUI』の店主が手掛けるモダンチョップハウ...
15日間おあずけをくらって、不安な彼女には、甘い飴を忘れずにね。「あの人、他に遊んでる女ではいるんだわ」猜疑心に囚われた彼女の氷のような心を優しく溶かしてあげて。この飴と鞭で女はぐっとあなたにハマるはず。 セカンドデートでは、少しのサプライズを用意するのが素敵。彼女が「何これ!」って笑ってくれるようなものだとベスト。 例えば?そうねぇ、新聞紙に包まれた安寧いもの焼き芋を「最近食べてないでしょ?」って渡してみるとか、誕生...
『ワカヌイ グリルダイニング』出身のゼネラルマネージャーがオープンさせた『RUSTEAKS』。店内の熟成庫で4〜6週間熟成させたUSプライムグレードの牛肉は備長炭でふっくらと焼かれ、一度味わうとやみつきになる。 肉の新店リストに加えたい! 2015年話題の4店を総ざらい...
続いては、最初に紹介した『ワカヌイ グリルダイニング』出身のゼネラルマネージャーが6月にオープンさせた『RUSTEAKS』。こちらは、広尾と恵比寿の中間。明治通り沿いの地下に潜む、隠れ家的な穴場だ。 店内の熟成庫で4〜6週間熟成させたUSプライムグレードの牛肉は備長炭でふっくらと焼かれ、一度味わうとやみつきになる。 ステーキを引き立てる前菜の生牡蠣も名物で、その味の濃厚さは肉にも負けないほどだ。店内...
こんにちは。四六時中、旨いものの事だけを考えている鮓谷です。四六時中って、なぜ四六時中っていうかご存知ですか? 4×6=? はい、24時間ずっとってことなんですね。 昔「1日何回私のこと考える〜?」と聞いたら「1回」っていわれてヘソを曲げたんですが「24時間ずっと、の1回」っていわれてヘソがストレートになりましたけど、どうでもいいですよね、そうですよね、本当に心の底から謝ります。すみません。 という...
男女の仲を深めるのに欠かせない、デート。 完璧だったと思ったのに、うまくいかないときもある。私たちはそんなとき、こう考える。 ―あの時の、何がいけなかったのだろうか? あなたはその答えに、気づけるだろうか。 何度かデートを重ね、仲を深めていた裕司と美由紀 。しかし4回目のデート以降、美由紀は会ってくれなくなる。 その答えや、いかに。 裕司さんと出会ったのは、知人が開いたギャラリーのオープニングパーテ...
男女が恋仲に発展するための最初のステップである、デート。 互いの愛情と絆を深めあうチャンスとなる一方で、玉砕する場合もある。 二人で同じ時を過ごし、同じ景色を見ていても、男女で感じるものは違うようだ。 あの時、君は何を思い、その行動に出たのだろうか... 美由紀と出会ったのは、知人が主催するアートギャラリーのオープニングパーティーだった。 “美人な子がいるな”と思ったが、最初は遠くから眺めていただけだった...
『ル・セヴェロ』の本店は、パリNo.1ステーキの名を欲しいままにする有名店。 人気の理由は、オーナーのウィリアム・ベルネ氏が手掛ける熟成肉の完成度の高さにある。酪農家の家に生まれ、精肉店で経験を積んだ後に飲食業界へ入ったベルネ氏は、肉のすべてを知り尽す、真の肉のプロフェッショナル。 そんなオーナーの熟成牛への情熱を受け継ぎ、日本へと上陸したのが今回紹介する西麻布店なのだ。...
「物々しいというか、猛々しいというか。そんな味わいがいいんです」。エグゼクティブ・シェフの柳瀬 充氏にバザス牛の魅力を聞くと、意外とも思える表現が飛び出した。が、ひと口食べれば至極納得。あふれ出る野性味に、こめかみまで刺激される噛み応え……。肉を食べている実感が心から湧いてきて、つい「参りました!」と両手が上がる(実際は、手が止まらないのだが)。...
「お肉の焼き加減は、シェフにお任せください」。メニューに赤い文字で記されたこの一文に、この店の矜持がにじむ。それもそのはず、1987年、ウィリアム・ベルネ氏がパリ14区にオープンして以来、熟成肉の名店として名を馳せる『Le Severo』の名を冠することを許され、東京店としてオープンしたのだから。...
ここ数年日本を席巻している“熟成肉ステーキ旋風”。昨年秋“世界一の肉屋”といわれるパリの『ユーゴ・デノワイエ』のオープンで、肉シーンの盛り上がりは最高潮になるとともに、一旦落ち着くかと思われた。 が! 今年4月、その落ち着きを吹き飛ばす新たなトピックスとして、“パリでもっともおいしいステーキ店”と称される『ル・セヴェロ』が日本初上陸! 肉界隈の盛り上がりはさらに加速しそうだ。...
旬の魚介やA5ランクの黒毛和牛を鉄板焼きで楽しめるアットホームなダイニング『鉄板焼 きだんち』。芸能人や有名人も通うという西麻布の隠れた人気店だ。古民家を改装した天井高の店内はどこかほっとする居心地のよさ。 誰もが間違いなく一度は食べたいと思う看板メニューの『生うにたっぷり出汁巻き』。なんと、生うにと出汁巻き玉子という最高のコンビネーションを実現させてしまった。今にも崩れそうなほわほわの玉子に包まれているのは濃厚でクリーミー...
店名:和肉 89BAL(ワニク ヤクバル) 住所:渋谷区恵比寿4-27-3 営業時間: 【月曜~金曜】18:00~25:00(L.O.24:00) 【土曜・日曜・祝日】17:00~23:00(L.O.22:00) 電話番号:03-6432-5993 HP:http://89bal.com/ Instagram:89bal_ebisu...
肉選びとその焼き方に徹底してこだわり、自らを“肉師”と呼ぶ山瀬健策氏による肉料理が堪能できるバル。 温度の異なるオーブンやフライパンを使い分け、時間をかけて焼き上げる。 “黒ワイン”と呼ばれるアメリカの「カーニヴォ」は、肉食動物や肉を食べることが大好きな人に由来する名前。 タンニンと長い余韻が特徴で、あらゆる肉に相性抜群だ。実は、野菜も秀逸でファンも多い。...
広尾の鉄板焼き『髙見』。...
鉄板にタレが注がれると食欲をそそるいい香りが。まだか、まだかと期待が高まる濃厚なタレに絡んだ肉と野菜を食べれば、お酒もグイグイ進んでいくぞ!...
昭和30年に創業した『小玉精肉店』が手がけるレストランには、ハムや惣菜を販売するデリを併設。 広尾散歩途中に小腹がすいたら牛肉の旨みがあふれるシチューをつめたビーフパイとスモークしたイベリコ豚を使ったポークパイをテイクアウトして。精肉店ならではのこだわりが光るパイに思わず頬もゆるむ。...
1983年のオープン当時、界隈にあった飲食店はこの店と、トゥクトゥクがあるタイ料理屋だけ。イタメシブームにより、ガーリックが市民権を得るのも、もう少し後のことだ。 レーサーだった先代が世界中を巡り、そこで出合ったニンニク料理に魅了されて開いたという、当時としては革新的で挑戦的な一軒だ。...
※記事内で紹介している店舗『イクラ』は、店名を『HaRe Gastronomia』へ変更しています。 この記事は、店名変更以前の情報です。過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合ったが、どちらの恋もあっけなく終わった。その後は初めてのワンナイトや社内恋愛も経験するが、...