昭和25年創業の老舗、池尻大橋のロシア料理『サモワール』。人気はボルシチ。ロシアの代表かつ定番料理でもあり、世界三大スープのひとつだ。味わいは野菜の甘みと酸味が染み出ており、口当たりはさらっとしていてやさしい。途中からサワークリームを混ぜ、味を変えながら食べるのもいい。なにより、ビーツから出たピンク色がこの上なく美しい。 実はボルシチ、本家本元はウクライナとかで、こちらにも2種類ある。豆と牛肉入りはウクライナ風。野菜のみのひ...
「男は40代からが勝負」 精神的、また経済的にも豊かになる40代。血気盛んな40代はまだまだ多く、その余裕ある姿に憧れ、その男性が未婚か既婚かに関わらず、恋に落ちる女性もまた数多い。 しかし、憧れのまま恋に落ち結ばれるときもあれば、40代というその年齢の実態を知り、その魅力は幻想だと考える女性もいる。 「40代からの魅力」は真実なのか幻想なのか?前回は、40代手前の男の危うさについて、IT企業勤務の優子に聞いた。...
毎朝たった3分で各国料理を作り上げる速水もこみちが、今度は時間のないビジネスマンのためにやてくれれた。東京にいながらにして世界旅行。本場さながらの各国料理を食べ歩く! この企画記念すべき第一弾は、ロシア料理。創業60年余の老舗、池尻大橋のロシア料理『サモワール』を訪ねた。食すのはボルシチ。ロシアの代表かつ定番料理でもあり、世界三大スープのひとつだ。「では、世界遺産の、キジ島の木造教会に想いを馳せて食べたいと思い...
池尻大橋駅東口から徒歩1分の好立地に店を構える『ソウルフードバンコク』。まるで本場タイにいるような活気ある店内だ。 タイ人シェフが腕を振るい、オープンキッチンから流れてくる調理の音とハーブやスパイスの香りが食欲を誘う。辛味、酸味、甘味を巧みに組み合わせたタイの郷土料理をベースとし、創作料理も味わうことができる。 タイの代表的な料理の一つと言えば、世界三大スープの一つ“トムヤムクム”!こちらでは、激辛にアレンジされた鍋が...
炭火で焼いた豪快な肉料理に定評のある『ルリイロ』に土日のランチ限定でハンバーガーが登場。フレンチやイタリアンのエッセンスを加えたスカルモッツァチーズバーガー、ラタトゥイユバーガーなどオリジナリティが光る12種のバーガーのなかでもイチオシは、国産牛挽肉100%のパティに自家製ベーコンやフライドエッグを盛りこんだ「ルリイロバーガー」。 バターと卵をたっぷり使った自家製バンズが炭の香りをまとった肉の旨みを丸ごとホールド。レストラン...
築70年の古民家を改装した空間で、店名『ルリイロ』(瑠璃色)にちなんだ内装や器が目を惹く。多彩な炭火の肉料理を主役に、大皿料理がここでは味わえるのだ。 例えば約30cmの自家製ソーセージ、鴨のコンフィ、塩豚が一皿になった「カスレ」は4~5人で頼むのがちょうどいい。肉食女子会にはうってつけの店である。 ワインは、すべて身体想いの自然派のみというこだわり。フランス産を中心に500本をそろえており、身体にすっと馴染む感覚を愉...
外苑前の『ドゥエ コローリ』(2人の色)『エビイロ』(葡萄色)に続く3店舗目。築70年の古民家を改装した空間で、店名『ルリイロ』(瑠璃色)にちなんだ内装や器が目を惹く。多彩な炭火の肉料理を主役に、大皿料理がココならでは。 例えば約30cmの自家製ソーセージ、鴨のコンフィ、塩豚が一皿になった「豪快肉盛りと白インゲン豆の煮込み」は3~4人で頼むのがちょうどいい。 ワインは、すべて身体想いの自然派のみとい...
本格的フレンチデリにワインショップを併設した一軒。 人気のロティサリーチキンは、抗生物質を一切使わずに飼育した茨城県産つくば鶏を天然ハーブやスパイスで1 日以上マリネし、味に層を重ねる。ローストポテトを合わせて大勢でいただこう。...
老舗『レカン』で11年にわたりサービスを務めた谷田部靖氏が、乃木坂の名店『フウ』で副料理長を務めた山田勝好氏をシェフに迎え、2010年5月に開店。テラスの緑が爽やかな外観はガラス張りのオープンな雰囲気。日本独自の“ゆるカフェ”のリラックス感にヒントを得た店内は、ウッディーなぬくもりが漂い、ジャズやボサノヴァ、ハワイアンが流れる。 カフェとの決定的な違いは皿の上の端正な料理の緊張感。ウサギの煮込みにエストラゴンのジュレを添えたり、...
彼女はインテリア専門の雑誌で編集をしており、センスも頭も良い女性だった。海外経験も豊富で、学生時代はフランスに留学。三宿に住んでいた彼女とは『OGINO』や『サモワール』によく行ったという。 しかし、落ち着いていて自立していた佐和子と会うのは週に1、2回。四六時中一緒にいる訳ではなく、平日夜のディナーが主だった。会話の内容は主に仕事の話で、佐和子は編集者として先輩だった浩二の話に常に真剣に耳を傾けていた。 浩二はそ...
~“予約困難”で、変わらぬ人気はワケがある~ 2007年にオープンしてから予約が困難な状況が続いている『OGINO』。前菜のパテやソーセージを“好きなだけ”というシステムなど、常にうれしい驚きを提供する。そんなゲストの心を掴むサービスに加え、素材の良さを引き出す腕前、独自の仕入れルートによる新鮮な食材とブレない追求が、変わらぬ支持の理由だ。 デリがメインの店舗も展開。商業施設への出店なども経て、気軽にOGINOの味を楽...
様々な利用シーンでの”キメるレストラン”を、4週に渡ってキュレーションアプリ「Antenna」総合プロデューサー町野健さんに聞いた。初回は池尻大橋の人気フレンチ『OGINO』だ。...
レバー多めで質感しっとり、奥深い味わいはたっぷり入った野菜によるもの。看板メニューのパテ・ド・カンパーニュは注文すれば自分で好きなだけ取り分けられる。 「パテがフレンチのお総菜のように日常的なものになれば」という店主の荻野伸也氏の思いが込められた一皿。...
三宿の隠れ家バーに、24時過ぎでも頻繁にオーダーが入るカツサンドがある。深夜メシとしては重めのカツサンドも、ここ『バズ オフ』の場合、どこか軽やか。それにはふたつの理由がある。 ひとつはカツをエキストラヴァージンオリーブオイルで揚げていること。そして野菜を3時間煮込んだ自家製ソースにはヴィネガーが効いていて、心地よい酸味があるからだ。 さらにそこに名物カクテル“酎トニックすだちのかほり”を合わせると、完食しても揚げもの...
ソファに座って気軽に長時間いられる雰囲気のこちらでは、お酒と相性のいいカツサンドを頂きたい。厚切りのカツに自家製のソースをたっぷりくぐらせパンに挟む。名物のカツサンドをハイボールと合わせて夜更けに食べれば、肉とソースが混じり合うジューシーさやられてしまう。 そして『バズオフ』はバーのようでいて単なるバーじゃない。ここにはユニークなコンセプトがあるのだ。それは“1LBK”。リビング、バー、キッチン、1は「もう一つの何か」を意味...
バーのようでいて単なるバーじゃない。池尻大橋駅から少し離れた静かなエリアにある『バズ オフ』にはユニークなコンセプトがある。それは“1LBK”。リビング、バー、キッチン、1は「もう一つの何か」を意味し、たとえばそれは人との出会いだったりする。 オーナーの中島哲也さんが13年前に店をつくったとき、カルチャー好き同士が知り合える場になればという想いがあり、実際に今もクリエイターのお客は多い。現役クリエイターと...
人気メニューは「スペシャルビーフカレー」。じっくり煮込まれたほろっと崩れる塊肉がたっぷり入っている。 美味しさの秘訣は、牛肉をスパイスで3時間煮込んでからルーに合わせるこだわりと丁寧さ。深いコクと旨味の奥に広がる甘味、じんわりと押し寄せる爽やかな辛味が融合した繊細且つ上品なカレーライスだ。 野菜と牛骨を毎日10時間以上じっくり煮込み、一晩寝かせて熟成させるブイヨンと、15種類のスパイスからなるマイルドな味わいで、最後ま...
世田谷区池尻に本店をおくビストロ喜楽亭は、246の三宿交差点近くにあるカレーがメインの洋食店。変わらない味とスタイルを1983年の創業時より守り続け根強いファンも多いという。 ブイヨン取りから始まり毎日10時間以上じっくり煮込みさらに一夜じっくり寝かせ熟成させてマイルドに仕上げているというカレーは、壷焼きスタイル。野菜と牛骨を煮込んだブイヨンのコクと、15種類のスパイスからなる軽やかな後味。“スペシャル”の名にふさわしい大切...
三宿交差点付近にある『喜楽亭』といえば、老舗のカレー屋である。 ブイヨン取りから始まり、毎日10時間以上じっくり煮込み、さらに一夜じっくり寝かせ熟成させてマイルドに仕上げたカレーは絶品。壺焼きスタイルで供されるのも特徴だ。 そして同店、トッピングが充実しているのだが、お薦めはハンバーグだ。手作りで肉がぎっしりで、スプーンを入れれば、肉汁がほとばしる!カレーが主役か、ハンバーグが主役か?もはや判定つか...
野菜と牛骨を10時間煮込んだブイヨンのコクと、15種類のスパイスからなる軽やかな後味。“スペシャル”の名にふさわしい大切りの牛肉も、スパイスで3時間煮込んだ後にルウに合わせる徹底ぶり。深田シェフも感心する完成度の高さは、丁寧な調理の積み重ねによって構築されている。 「ライスや付け合わせにも工夫が施された絶品カレーです」...
世田谷区池尻に本店をおくビストロ喜楽亭は、246の三宿交差点近くにあるカレーがメインの洋食店。変わらない味とスタイルを20年間守り続け根強いファンも多いという。 ブイヨン取りから始まり毎日10時間以上じっくり煮込みさらに一夜じっくり寝かせ熟成させてマイルドに仕上げているというカレーは、壷焼きスタイル。野菜と牛骨を煮込んだブイヨンのコクと、15種類のスパイスからなる軽やかな後味。“スペシャル”の名にふさわし...
野菜と牛骨を10時間煮込んだブイヨンのコクと、15種類のスパイスからなる軽やかな後味。 “スペシャル”の名にふさわしい大切りの牛肉も、スパイスで3時間煮込んだ後にルウに合わせる徹底ぶり。 深田シェフも感心する完成度の高さは、丁寧な調理の積み重ねによって構築されている。...
国道246号沿いのモダンチャイニーズ。 「二人の娘が訪英で不在の折、夫と訪れたところ、あまりの美味しさにこの店の虜に。以来、家族でもたびたび訪れます。ディナーメニューは分量も程よく、いろいろと料理を楽しめるのがいいですね。家族でも¥20,000いかない程度。濃厚な酢豚は、付属するモチモチの中華クレープで包むのが最高!」...
どうも東京カレンダー副編集長の日紫喜(ヒシキ)です。我がホームタウン池尻大橋、その駅近くに地元民に話題の創作中華があります。その名は『喜臨軒』。 本当に駅前ビルの地下にある、知る人ぞ知る中華ですが、その創意工夫にあふれたメニューは食べ手を喜ばせる。 まずは、マジャクというヤドカリの一種をから揚げにしたもので乾杯!シャコのような感じでしょうか?カラッと揚がっておりまして、紹興酒常温が進みます!ちなみに大ぶりな唐辛子は食べ...
安ければいいのではなく、値段以上の満足感が得られるのが真のコスパ店、というのが持論。 「ランチのお得感に度肝を抜かれて」通いはじめた池尻大橋の『小料理屋 仁』 は、おばんざいや新鮮な刺身が自慢の店。 「アットホームな雰囲気も、良質なコスパ店だという何よりの証拠だと思います」...
ここは、とある食通のスタイリストに紹介してもらった和食店である。なんてことない、静かな住宅街にあるお店なのだが、連日、常連客でごった返す人気店だ。 店主の仁さんの気さくでアットホームな雰囲気と、新鮮な魚介類に惹かれよく通っている。 ここはランチも秀逸だ。色々な種類の刺身がてんこ盛りの海鮮丼を私は必ず食べる。具の内容はその日によって変わるから、ちょいちょい行ってても飽きない。築地から毎日仕入れているから、その鮮度は折り紙...
三宿交差点の近くにある香港料理店「新記」は、中華風スープカレーとごはんが別々なのが特徴。豊富なメニューがあり小皿料理をつまみにお酒を飲んでいる客が多いが、最後の〆に評判なのがこの「チキンカレー」。 中華風の辛いカレーに柔らかく旨みたっぷりのチキンが入っている。口に運ぶとホロホロと溶けていく大きなブロッコリーも最高。...
三宿交差点の近くにある香港料理店「新記」は、中華風スープカレーとごはんが別々なのが特徴。 豊富なメニューがあり小皿料理をつまみにお酒を飲んでいる客が多いが、最後の〆に評判なのがこの「チキンカレー」。 中華風の辛いカレーに柔らかく旨みたっぷりのチキンが入っている。口に運ぶとホロホロと溶けていく大きなブロッコリーも最高。...
東新宿で人気を博した餃子専門店「餃子のあおば」を閉店した後、バリ島に拠点を移していたマダムローズが池尻大橋に新店をオープン。 本名、年齢非公開のマダムローズがオリジナルのレシピで作る餃子は、玄米酵母菌で肉をまろやかにし、煮こごり状になった特製出汁を餡に練り込むなど、試行錯誤を繰り返し、完成したという本格派。バリ定番のチリソースの一種のサンバルソースを日本風にアレンジしたタレや、マダムローズが30種の食材を使って作るタレで食べ...
新宿からバリ島(!)に拠点を移し、人気を集める餃子専門店が池尻にオープン! 池尻在住者としてはここは押さえておかねばならん! ということで行ってまいりました。 いわゆる“逆輸入”と思って、侮るなかれ。本名、年齢非公開のマダムローズがオリジナルのレシピで作る餃子は、玄米酵母菌で肉をまろやかにし煮こごり状になった特製出汁を餡に練りこむなど、試行錯誤を繰り返し、完成したという本格派。 サンバルソースや、マダムローズが30種の...