壁面にぎっしり書かれたメニューは店主の引き出しの多さを物語る。一流の広東料理店で長年修業し、今も年に何度か香港へ訪れて学び取った料理はまさに本流。 とはいえ、誰もがカジュアルに楽しむことができるのが何よりの魅力だ。...
壁面にぎっしり書かれたメニューは店主の引き出しの多さを物語る。一流の広東料理店で長年修業し、今も年に何度か香港へ訪れて学び取った料理はまさに本流。とはいえ、誰もがカジュアルに楽しむことができるのが何よりの魅力だ。...
扉を開けて、驚くのは壁の黒板に書かれた膨大なメニュー。築地から毎日仕入れる海鮮は五島列島産アラカブ、串木野産マハタなど割烹さながらの充実ぶり。他にも牛タンステーキ、フカヒレ、香港トリッパなどなど日替わりの料理が黒板からはみ出さんばかりに列挙されている。 『聘珍樓』で10年以上腕を揮った林慎一シェフ。数年前にパリを訪れた際、現地のビストロを見て「ジャンルやスタイルに関係なく、料理人、フロアスタッフ、ゲストが三位...
「昔からあるものを、丁寧に」が木下シェフのモットー。 実は〝ビストロ料理の定番”と言えるものを1品1品丹念に作るには、とても手間暇がかかり、他店では本来の料理法から...
「地元の人が仕事帰りにふらりと寄ってくれるビストロを作りたかった」と話す木下聡二郎シェフ。世田谷線の松陰神社前駅の目の前にあるこの店は、まさにそんな場所になりつつあ...
「昔からあるものを、丁寧に」が木下シェフのモットー。 実は〝ビストロ料理の定番〟と言えるものを1品1品丹念に作るには、とても手間暇がかかり、他店では本来の...
メニューはどれもビストロの定番料理ばかり。 "昔からある料理を、丁寧に作り上げていくこと"が、木下オーナーシェフのモットー。 じんわりと低温で火入れ...
「スペイン料理は素材へのアプローチがシンプル。だから、火入れなど、“punto(プント)”(ちょうど)の瞬間を正確に捉えることが大事」と語る同店のシェフ。毎年、自らの味覚の軸を確認するため、スペインの地方を訪れては、伝統料理をストイックに食べ歩くそう。 おすすめは、定番の豆料理。現地で購入するというヒヨコ豆は、食感がしっかりしていて、丁寧に旨みを引き出したスープの風味をふっくらと含む。そのやさしくホッとする味わいは、異国の料...
もとは蕎麦店だったが、2010年に手打ちうどん店へ転身。店主は高校教員との二足のわらじゆえ、土日祝のみ営業という個性的な人気店だ。 国産小麦や地粉のみを使用し、打ち方にもこだわって、孤高のうどんを生み出す。 11時半の開店でほどなく一杯になるほどの人気店ゆえ、行列は必至だが、近隣住民に交じって並ぶ価値は大いにあり。...
20年程前に開業した蕎麦店が、2011年に手打ちうどん店へ転身。国産小麦や地粉のみを使用し、打ち方にもこだわって、孤高のうどんを生み出す。 店主は高校教員との二足のわらじゆえ、土日祝のみ営業。行列必至だが、近隣住民に交じって並ぶ価値は大いにあり。...
1994年前に開業した蕎麦店が、2010年前に手打ちうどん店へ転身。国産小麦や地粉のみを使用し、打ち方にもこだわって、孤高のうどんを生み出す。店主は高校教員との二足のわらじゆえ、土日祝のみ営業。行列必至だが、近隣住民に交じって並ぶ価値は大いにあり。...
この数年、松陰神社前駅が、世田谷グルメ民にはアツい街になっているのはご存じだろうか?こじんまりした小規模経営のグルメな名店がどんどん増えてきているのだ。 こちらの『ビストロ アルボワ』もそのひとつ。シェフはフランスのさまざまな地域で修業を積んだ実力派。グランメゾンも経験したが、2011年にこの街に開いた自身の店では、“日常的に通ってもらえるように”と家庭的なビストロ料理を提供している。 アットホームながら、料理は王道の...
シェフはフランスのさまざまな地域で修業を積んだ。グランメゾンも経験したが、2011年に開いた自身のこの店では、“日常的に通ってもらえるように”と家庭的なビストロ料理を提供。アットホームながら、料理は王道の味わいを見せつける。...
『プティ・デビュー』の味を継承したビストロ料理とワインとの相性は言わずもがな。スタッフの出身地から集められる旬の食材もシェフの手にかかれば、さらに輝きを増す。温かく楽しい雰囲気のなか、料理とワインを楽しみたい。...
ここの「牛ハラミのステーキ」を食べて、彼女のご機嫌がよくならないわけがない! 世田谷・若林のビストロ『ゴンアルブル』。ここで腕をふるうのは『ベージュ アラン・デュカス東京』でフレンチの技術を学んだ翁長太三さんだ。一流の技術でカジュアルに提供するビストロ料理とワインとの相性は言わずもがな。...
・2010年…六本木『格之進R』オープン。熟成肉を塊で焼く ・2011年…阿佐ヶ谷『SATOブリアン』オープン。塊で焼く焼肉と赤身が話題 ・2011年…『うしごろ 西麻布本店』オープン。高級化、デート需要を満たす ・2012年…『肉山』オープン。赤身ブームを促進させた 赤身ブームが到来。予約困難店も増え、赤身人気は焼肉以外のジャンルにも派生。2012年には、牛レバーの生食が禁止に。2013年にはアメリカ牛肉輸入規制緩和...
オ ープンしてから1年。最寄の駅からは、歩いて10数分と決して足の便が良いとは言えない立地ながら早くも、知る人ぞ知る存在の焼肉『コソット』。 人気の秘密は、なんと言ってもそのコストパフォーマンスの高さだろう。一番高いサーロインの厚切り“極上牛冊焼”で2100円。柔らかくてジューシーな食感のハラミ、サガリが1280円。並のカルビやロースなら790円と街場の焼肉店も顔負けのお値打ち価格。それでいてどの肉も、和牛ならではの豊かな余韻が...
世田谷線沿線のボロ市通りにある、創業37年の洋食店。地元の住民をはじめ、遠方から訪れる人も珍しくない洋食ファンおなじみの場所だ。ハンバーグ、ポークカツ、カレー、パスタなど、ザ・洋食なメニューが豊富に揃い、そのほとんどに“バーボンのタレ”という、しょうゆベースの秘伝のソースがアレンジされている。この隠し味に胃袋を掴まれる客が後を絶たない。 実家が近所で十数年通っているという田辺さんの推し肉麺は、ランチタイム限定の「バーボンラン...
次におすすめするのは、創業36年目を迎える洋食店の『バーボン』。中でも、小宮山さんがお気に入りだというのが「ハンバーグのオリジナルライス」だ。 ハンバーグはどこ?と探してしまうが、ご安心を。門外不出の自家製タレの下に、160gと大きめなハンバーグが隠されているのだ。研究を重ねて生み出したタレは、ミートソースとホワイトソースをミックスした年齢問わず愛される味。 「とにかく、このボリュームに驚かされます!タレも旨いです」と...
見よ! この艶やかな断面を。いかにも女性的なルックス通り、食べればその繊細な味わいにグッと心を掴まれる。フランス・ラングドック地方で育つフルール・ド・オーブラックは、年間生産頭数1,250頭ほどの希少牛。この牛に惚れ込むのがシェフの前川泰輝氏だ。 『加藤牛肉店 シブツウ』などの有名店で一貫して肉に関わった経歴を持ち、「肉が好きで仕方ない」と語る前川氏曰く、いくら食べても疲れない優しい味こそ、フルール・ド・オーブラック最大の魅...
世田谷線の松陰神社駅にある、生牡蠣とおばんざいでついついお酒が進んでしまう店がこちら。 店主の廣岡さんは、おばんざいに定評のある「アダン」で腕を磨いた後、築地の仲卸の築地三代に勤めていたという逸材。築地三代が経営する「地下の粋」と同じルートで牡蠣が入るというのだから、品質は間違いない。 「牡蠣の食べ比べ3種」は仕入れによって変わる。その時々に一番おいしい日本各地の牡蠣を3種1500円前後でいただけるのがうれしい。 ...