海老・蟹好きの聖地はここ!甲殻類専門店だから叶う選りすぐりの美味
食への探究心が尽きない高垣麗子さんが次におすすめするのは、荒木町の『うぶか』だ。お料理は海老や蟹といった甲殻類尽くしのコースで、誰もが甲殻類の無限大の可能性に驚くに違いない。 「ここの『海老味噌フライ』は、かぶりつくと中から海老味噌がたっぷり溢れ出して、前代未聞の美味しさです! 」...
「旨み、甘み、食感とすべてにおいてバランスのとれているのが車海老。姿で言えば伊勢海老ですが、味なら車海老。海老の王様といっても過言ではないですね」 開口一番、熱くこう語るのは、荒木町の甲殻料理専門店『うぶか』のご主人加藤邦彦氏。確かに、プリッと弾力のある歯応えと品のよい甘み、そして茹でると朱に染まる縞模様も艶やかなその姿は、江戸っ子にも好まれたのだろう。天ぷらに寿司にと、江戸前の粋な味を代表する食材のひとつでもある。 ...
エビとカニのことを語らせたら、加藤さんの右に出る者はいないはず、と思うほど、それらについて語るときの彼の口調は熱を帯びている。ならば「甲殻類を使った麺をお願いできませんか?」と尋ねたところ、「ちょうど試作を重ねていたんです」。ならば、と披露していただいたのが、こちら。 伊勢エビの殻と頭を、野菜や昆布と共にスープを取ってコンソメにしたクリアなスープからは、エビの旨みがガツン!と。卵入りストレート麺に絡むとろりと...
戦後からブレないモツ焼の名店。鮮度抜群のモツを求めて、毎晩賑わう新宿の店
内臓系が苦手な人は男性にも多いが、騙されたと思って一度は足を運んでほしい。苦手な人こそ虜にする、絶品のもつがあなたを迎える。 1949年創業の老舗には、店名には反して鳥の肉は置かれていない。昔は肉の串焼きをすべて焼き鳥と呼んでいたからで、この店の人気メニューは新鮮さが売りの豚と牛だ。...
今夜はどうしても肉を食べて帰りたい!そんな時に立ち寄りたい店がこちら。 店名に鳥とあるが、創業は戦後間もない昭和24年で、その頃の焼鳥といえば豚モツが一般的。以来、全くブレることなく、備長炭を使った旨い串焼を提供し続ける名店だ。直腸の辺りを指すシロや胃袋のガツなど、珍しい串焼が揃う理由は毎日、豚を丸ごと25頭ほど仕入れるから。 中でもオススメは、豚2頭でやっと1本になる希少串が上タンだ。 "上"に使うのは日頃、動かさな...
昭和24年に新宿に創業した老舗もつ焼き店『鳥茂』。常連客がかならずオーダーするのが、豚のもつ刺しの盛り合わせだ。美しい肉の色を見てもわかるとおり、鮮度はバツグン。ブレーン(脳ミソ)や子袋といった、よそではまずお目にかかれない刺身は、生肉好きであれば感動すること必至。卵の黄身をといた酢醤油で食せば、体の底から活力が湧いてくる。...
仕事ではよく通っているし、休日にはショッピングや映画で足を運ぶことが多い「新宿」。 「どうせいい店なんてない」なんて思われがちだが、「新宿」は今、大人が楽しめ...