カウンター8席のみの落ち着いた店内で。グルメな大人たちを唸らせる本格和食
いつもより落ち着いて語りたい夜は、センス良きカウンター和食がちょうどいい。 心地よい空間、シンプルな和食、美味しいお酒が揃えば、ふたりの距離は自然と近づく。...
2018年2月に白金に新たな注目店が誕生した。その名は『あき山』。 開店間もないが、すでに名店のシェフや、鮨店の大将から愛されている実力店だ。 名店で磨いた和食の腕を武器に、白金というグルメな大人が闊歩する街に誕生した新店の魅力に迫る。今回紹介したのは「おまかせ」の中のほんの一部。自家製のからすみや、揚物、お肉料理など、お酒が進む料理が続く。随所に遊び心がちりばめられた料理の数々に、思わずお酒のペースも上がってしまうこ...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
どの料理も大満足のボリューム。色とりどりの美しい極上和食
その後、八寸、海老真薯のお椀と続いてお刺身はなめろう。 魚介を味噌や生姜、ネギなどと共に叩き混ぜた房総地方の漁師料理で、鳥田さんが千葉でアルバイトをしていた際、鮮度の良い魚でなければ味わえないその美味しさに感動したのだとか。 それゆえ「年間を通して刺身には旬魚のなめろうを出していくつもり」だそうだ。 炊き合わせの後に登場する土鍋の炊き込みごはんも盛り上がること必至だが、圧巻は「デザート八寸」と称するデザート盛...
白金の一軒家で、破格の和食に酔わされる
マネジメントも板についてきた今日この頃。 3か月前、新規クライアント獲得という特命を拝し、発足したチームのメンバーは、自分を除けば平均年齢28歳という若手3人。 まだまだ自分が現場に出たい気持ちはあるけれど、〝任せること〟が成長につながると信じ、後方支援に徹してきた。 足繁くクライアントの元に出向き、文字通り汗を流し、ときに深夜まで残業して取り組む姿は、「今の若い奴らは……」なんて上の言葉を撥ね付けるには、十分な...
住宅街の真ん中、周りには目立つ建物がほぼ無く知る人ぞ知る和食店が『和味 大輔』。 竹に囲まれた趣ある概観は特別感があり、暖簾をくぐるとどこか京都を感じさせる空間が広がっている。...
~鰤の旨みを塩で引き立てる味のわかるオトナ好みの鍋~ 魚料理と日本酒のセレクトが評判の『大輔』。冬の名物「ぶりしゃぶ」は、2種の塩でいただくのが大輔流。鰤は築地から佐渡産や富山産など、おすすめを仕入れ、脂乗りのいい腹身のみを使用。 「出汁にくぐらせると余分な脂が落ちて旨みが凝縮する」と店主。 とろける食感をさっぱりハイビスカス塩で、はたまた、香り豊かな燻製塩でと愉しめる。好みを聞きあいながら鍋...
一流な大人たちの立ち振る舞いに触れ、自分を磨き上げる。 そのためには、慣れ親しんだテリトリーを脱して、新たなフェーズへ。 ずっと気にはなっていたが、大人...
マンションの下に広がるデート空間。掘りごたつ式カウンターで絶品和食を味わおう
秘密基地へと続くかのようなマンションの階段を下っていくと、そこには大人の空間が広がる。 カウンター席は靴を脱いでくつろげる掘りごたつ式で、先程までの緊張感をふっと緩ませる。積まれた器が適度な壁となって、“ふたりの空間”を確保できるのも嬉しい。 季節料理をはじめ、福岡での修業歴もある店主の、鯖や地鶏や馬刺しといった地元食材を使った九州料理も人気の理由だ。...
行けば必ずおいしい和食を食べさせてくれる――。この店が麻布の地で長年愛され続ける理由は、このひと言に尽きる。 主人の柴田和幸さんの故郷・宮崎の郷土料理を中心とした定番メニューのほか、その時期にしかべられない希少な素材を使った一品料理の数々が楽しめる。ひとりならカウンター席、グループならテーブル席と、それぞれ居心地のいい空間があるのも魅力。...
西麻布や六本木の空気感とは一線を画す、その下町風情が大人には心地よい。 しかも、この街の食偏差値の高さは都内指折り。ギラギラしていないのに艶やかなレストランた...
静謐なカウンターでいただく、季節を映した繊細な味覚
「煮もの」。聖護院大根と鮑の小鍋仕立て。添えられた半生のくちこは、そのまま食べた後に、出汁に浸してもおいしい「酒肴盛り合わせ」。旬の食材を中心に使い、その日のコース...
広尾駅から約10分歩いた、明治通り沿いに軒を構える『天現寺小野』。上品なお香の香りが漂うこぢんまりとした店には、店主・小野美勝氏の技に惚れ込んだ美食家たちが遠方から...
江戸前穴子を踊り焼き!昭和9年創業の品川の名割烹は新鮮な魚介料理がおすすめ
何かと利用頻度の多い品川駅。帰りがけに飲みたいとなると困ることも多いエリアでもある。そんな時、迷わず訪れたいのが今回紹介する『牧野』だ。 タクシーなら品川駅から千円以内。とにかく何を注文しても旨い上に、目を疑う程の安さも嬉しい。絶品料理の数々に、仕事帰りの疲れも吹き飛ぶはずだ!...
土鍋ごはんブームの火付け役!様々なお米の甘やかな味わいを食べ比べしよう
蓮根餅 穴子の白焼き乗せ鼈甲餡掛け¥1,200。ふわっと柔らかな穴子と、もっちりとした蓮根餅との食感の妙が楽しめる。調理場に立つ、吉田料理長。おまかせコースは¥9,500。おばんざい的な一品から割烹料理、そしてハンバーグなどの肉料理まで幅広いアラカルトメニューも魅力。...
一生通いたいと思える、和食の真髄を感じさせる二ツ星の名店
土鍋の中でつやつやと炊きあがる新米と、愛らしく添えられた銀杏や新イクラを見れば、ここ『晴山』の技術と遊び心がわかる。 10月下旬、通常の新米よりやや遅れて届く熟成米。あえて収穫を遅らせることで、旨みが凝縮されるのだという。この時期は香ばしく焼きあげた秋鮭、新イクラ、銀杏を添えて。土鍋の中で織りなされる秋の味覚の共演は、この時期だけの美味。...
語り口は明朗快活。しかし、ひと度包丁を握れば“実直”のひと言が所作より滲み出る。カウンターで目にする、店主の立ち居振る舞いは実に眩しい。 「料理が美味しいのはもちろんですが、気持ち良く食べていただく空間を作るのも、料理人の大切な仕事。楽しんでいただいてなんぼだと思っています」 山本晴彦氏は岐阜で全国に名を馳せる日本料理店『たか田 八祥』の出身。学んでいたのは東京にある調理師学校だったが、そこで特別講師として来校していた...