東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
『銀座 奥田』出身の実力派。ダイナミックさの中に四季を感じる料理に魅了される
コロナ禍真っ只中のオープンだったにもかかわらず、早くも星に輝き名店の仲間入りを果たした『赤坂おぎ乃』。 店主の荻野聡士さんは『京都吉兆 嵐山本店』で8年、『銀座 小十』で7年研鑽を積んだ気鋭の料理人だ。 名だたる料亭と割烹の双方で学んだノウハウを、自身の店では独自に昇華している。...
八寸に焼物、揚物に食事まで、まるで懐石のコースを詰め込んだような豪華さ。 手間を惜しまず、旬味をしのばせた正統派の日替わり松花堂弁当には日本料理の真髄を伝える店主ならではの思いが詰まっている。...
「港区」。東京でもっとも艶やかであり、食のトレンド発信地と言っても過言ではない。まさに1年を締めくくる年末の華やかなデートにふさわしいエリアといえるだろう。 ...
蟹を食べても無口にならない!焼き・茹で・刺しと目の前で蟹が七変化する
全国の名産地から極上のカニだけを仕入れ、松葉ガニ、たらばガニ、毛ガニなどのメジャーなカニから希少な品種までを一手に扱う、カニの大家がある。 その逸品を、札幌の名店『活カニの花咲』から特別に伝授された技で捌いて調理し、美食家を喜ばせてるという。 カニの隅々までを最高の状態で供するのだから、もはや東京一のカニを味わえる店、といっても過言ではないだろう。 その店こそ、赤坂と銀座にある『きた福』。活カニだけを取り扱う...
2012年11月にオープンした『きた福』が、予約限定でランチ営業をしていることは、あまり知られていない。意外にも土曜の予約が少ないらしい。夜と同じ内容なので、時間には余裕が必要だ。...
冬の味覚の代表格、蟹の中でも稀少性と味の両面に於いて最高峰とされるのが「間人蟹(たいざがに)」。 蟹料理を専門とする、ここ『活かに料理 赤坂 きた福』でも、そうしょっちゅう入荷するものではないらしい。なにせ、間人港のズワイガニ漁船は、わずか5隻。その上、冬の日本海は時化ることも多い。 さて、運良く入荷のタイミングを捉えられたのが、この間人蟹。料理長の川﨑真人氏が、的確に包丁を入れると、長い間人蟹の脚...
東京に料亭はゴマンとあれど、こんな店なかなかお目にかかれない。北の海の幸・タラバガニを、もっとも新鮮な状態、つまり生きたまま丸ごと卓上に提供するのが、ここ『きた福』。座席構成は、6人用個室が全3室のみという潔さ。料亭版ライブレストランよろしく、1室にひとりの板前が付きっきりで調理を行うためだ。 手入れされたまな板とともに座敷へ登場するのは、毎日北海道から空輸されるオホーツク産活タラバ。それを見事な包丁捌きで素...
前号となる月刊誌12月号では激動の東京レストランシーンを“総選挙”に見立て、リアルに行きたい話題のレストランを多数掲載した。 ただ、それだけでは、東京のレスト...
八寸や土鍋ご飯で旬を感じ、ペアリングの妙に酔いしれる。名店出身の看板に偽りなし
『乃木坂 しん』の八寸は食べる者の舌と心を刺激する構成だ。 「熱々のものを必ず入れ、温度に変化を出しています。出汁で炊いたものもあれば、甘めのものも酸っぱいものもある。味わいにも抑揚が大事」と店主の石田伸二さん。 結果、海と山の食材が多彩に並ぶ八寸は、美しいのはもちろん、ひと口ごとに楽しい発見が続く。...
乃木神社に程近い赤坂にオープンした一軒。『銀座小十』や『銀座奥田』の料理長として腕を振るってきた石田伸二氏が、共に『奥田パリ』の礎を築いた支配人兼ソムリエの飛田泰秀氏ともてなす。 互いの料理と酒、そして気心知れた間柄で、既に落ち着いた安定感があり、貫禄すら感じる。...
正統派日本料理とフレンチ出身のソムリエが選ぶワインと日本酒。このふたつのペアリングも新鮮な割烹料理店『乃木坂しん』。石田伸二料理長と支配人兼ソムリエの飛田泰秀氏、共に銀座の星付き和食店やパリで働いた経験を持つふたりがタッグを組んで始めた店だけに出自の確かさは折り紙付きだ。 「頭で考えるのではなく、食べてストレートに美味しいと思える料理」が石田料理長のモットー。それゆえ、余計な手間を加えることなくシンプルに...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
荘厳な庭園を借景に、元公邸料理人の和食を味わう贅沢
インターナショナルな経験を積んだからこそ辿り着いた和食の魅力を炭火割烹のスタイルで供する。コースは1種類のみだが、入荷する食材やシチュエーションによって内容を変える。「訪れる度に新たな驚きを届けたい」という思いからだ。 番頭の海東高太氏による絶妙な距離感とタイミングの接客が、ドラマティックな空間の中に和める雰囲気をつくり上げている。...
料亭は大人のアミューズメントパーク。京都の老舗料亭の粋を赤坂の街で堪能する贅沢
3月といえば、春商戦に向けた大規模な商談が多いと同時に転勤も多い季節。お世話になっている取引先の相手や身近な上司が転勤なんて噂もちらほら耳にするのでは?であるならば、最後は極上のおもてなしで送り出してあげるのが感謝の意につながることだろう。 そんな大事な商談や大切な人への接待におすすめしたい、都内にありながら落ち着いた空間でゆったりと話せる名店をご紹介。「ここは京都?」と思わず目を疑ってしまうような佇まい。それもそのはず、こ...