『銀座 奥田』出身の実力派。ダイナミックさの中に四季を感じる料理に魅了される
八寸に焼物、揚物に食事まで、まるで懐石のコースを詰め込んだような豪華さ。 手間を惜しまず、旬味をしのばせた正統派の日替わり松花堂弁当には日本料理の真髄を伝える店主ならではの思いが詰まっている。...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
ここぞの時には!お忍び感溢れるVIP個室で上質な肉割烹を
生垣に囲われたガラス張りの窓辺から漏れる灯。 品格と情緒を醸し出すのは、老舗上方料理店『大和屋』の新基軸『肉割烹 大和屋』だ。ここに、お忍び感の高い完全個室があるという。 知る人ぞ知る別入り口へは、生垣の間を通って先の扉へ。この〝特別感〞がたまらない。...
店名:赤坂 肉割烹 大和屋 住所:港区赤坂6-13-11 1F 営業時間:ランチ 11:30~14:30(L.O.13:30) ディナー 18:00~23:00(L.O.21:00) 電話番号:03-5797-8795 公式サイト:http://yamatoya-akasaka.com/...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
地上37階のビル内に、緑生い茂る“隠れ庭園”が!景色を楽しみながら日本料理を堪能
『ANAインターコンチネンタルホテル東京』の日本料理『雲海』には、六本木のワイルドネイチャーこと、出入り可能な日本庭園がある。 まさに、コンクリートジャングルの中のオアシス。開業以来32年続く360㎡の庭園には、植物が30種類以上育てられ、池には50匹もの鯉が泳ぎ、32年生きている亀もいれば、白鷹やカルガモが来ることもあるとか。ランチ2,500円(税サ別)から利用可能。...
クルマが忙しく行き交う六本木通り沿い、地上37Fのビルに緑生い茂る“隠れ庭園”があるのをご存知だろうか? それは『ANAインターコンチネンタルホテル東京』3Fの日本料理『雲海』に、開業以来30年続く360㎡もの庭。 この庭を眺めながら、頂けるのは松花堂弁当や特選黒毛和牛弁当などの絶品料理の数々。ランチで¥2,500以上のメニューを頼むと庭の景色を楽しむことができる。...
厳選した黒毛和牛のシンシンの薄切りを、鉄板でミディアムレアに焼いて富山県産コシヒカリの上にオン。 それも肉は130gとたっぷり。おろし玉葱や醤油によるタレをまとった肉でご飯を巻き、好みの薬味をつければ自分なりの肉巻きを楽しめる。 これを食べずして、ホテルの肉丼は語れないだろう!...
緑感じる坪庭を望む寛ぎのひととき。和モダンな空間で愉しむ絶品和食
ビルの谷間の貴重なグリーン 和のもてなし料理に舌鼓 新国立競技場設計で今や時の人、隈研吾氏が設計の一部を手掛けたホテルの3階にある。国会議事堂が近いため、政財界の人たちの出入りが多い場所柄、個室も4部屋用意されている。テーブル席は、明るい日射しが窓いっぱいに注ぎ、坪庭に設えた緑の庭と池の眺めは、見ていても飽きない。...
静かな水面に浮かぶように続く渡し廊下を伝いエントランスへ。専用エレベーターで上がった先が、特別個室「月」である。 日があるうちに部屋に足を踏み入れれば、木々のゆらめき、小鳥が水辺をついばむ影が障子に浮かび、障子を開け放てば緑と水の艶やかな庭園が現れる。やがて闇が支配しはじめるころには美しいライトアップがなされ、また違った表情を見せるのだ。外観デザインは世界的建築家、隈研吾氏だと聞けば、この陰影が美しい空間も納得できるだろう。かつ...
「あなたの手帳を素敵な予定で埋めたい」そんな思いで2001年に創刊された東京カレンダー。 2019年、原点に立ち返り「大人な一ヶ月の過ごし方」を大特集! ...
荘厳な庭園を借景に、元公邸料理人の和食を味わう贅沢
インターナショナルな経験を積んだからこそ辿り着いた和食の魅力を炭火割烹のスタイルで供する。コースは1種類のみだが、入荷する食材やシチュエーションによって内容を変える。「訪れる度に新たな驚きを届けたい」という思いからだ。 番頭の海東高太氏による絶妙な距離感とタイミングの接客が、ドラマティックな空間の中に和める雰囲気をつくり上げている。...
料亭は大人のアミューズメントパーク。京都の老舗料亭の粋を赤坂の街で堪能する贅沢
3月といえば、春商戦に向けた大規模な商談が多いと同時に転勤も多い季節。お世話になっている取引先の相手や身近な上司が転勤なんて噂もちらほら耳にするのでは?であるならば、最後は極上のおもてなしで送り出してあげるのが感謝の意につながることだろう。 そんな大事な商談や大切な人への接待におすすめしたい、都内にありながら落ち着いた空間でゆったりと話せる名店をご紹介。「ここは京都?」と思わず目を疑ってしまうような佇まい。それもそのはず、こ...
蟹を食べても無口にならない!焼き・茹で・刺しと目の前で蟹が七変化する
2012年11月にオープンした『きた福』が、予約限定でランチ営業をしていることは、あまり知られていない。意外にも土曜の予約が少ないらしい。夜と同じ内容なので、時間には余裕が必要だ。...
冬の味覚の代表格、蟹の中でも稀少性と味の両面に於いて最高峰とされるのが「間人蟹(たいざがに)」。 蟹料理を専門とする、ここ『活かに料理 赤坂 きた福』でも、そうしょっちゅう入荷するものではないらしい。なにせ、間人港のズワイガニ漁船は、わずか5隻。その上、冬の日本海は時化ることも多い。 さて、運良く入荷のタイミングを捉えられたのが、この間人蟹。料理長の川﨑真人氏が、的確に包丁を入れると、長い間人蟹の脚がみるみる切り分けら...
東京に料亭はゴマンとあれど、こんな店なかなかお目にかかれない。北の海の幸・タラバガニを、もっとも新鮮な状態、つまり生きたまま丸ごと卓上に提供するのが、ここ『きた福』。座席構成は、6人用個室が全3室のみという潔さ。料亭版ライブレストランよろしく、1室にひとりの板前が付きっきりで調理を行うためだ。 手入れされたまな板とともに座敷へ登場するのは、毎日北海道から空輸されるオホーツク産活タラバ。それを見事な包丁捌きで素...
突然、余儀なくされた自粛生活。始めは窮屈で退屈だと感じていた「おうち時間」にも、段々と慣れてきた。 未曽有の事態に直面したことで、奇しくも暮らしに新たな価値観...