こだわりの和牛や旬の食材と、風雅な空間。西麻布の隠れ家的な懐石料理店
それゆえ、鮑と雲丹の「苺煮」のように郷土を感じる料理も随所に登場するのだ。 「とにかく美味しいものをお出ししたい」。コースを貫く芯は店主のそんな心意気。 その姿勢に感銘を受け、鮑、鮎、和牛と山海の美味を順に味わっていると心身が自然に満たされていく。...
■店舗概要 住所:港区西麻布4-11-4 尾花ビルB1F TEL:03-6419-7894 営業時間:17:00~(L.O.22:30) 定休日:日曜・祝日 席数:カウンター7席、個室2(8名 6,000円(税サ別)、4名 3,000円(税サ別)) HP:http://www.tokiiro.tokyo/...
鮨から鉄板まで見事なバリエーションの新和食。広尾に佇む、ラ・ボンバンスの2号店
「よろしくお願いします!」 アクティブな印象をより引き立てるジャンプスーツ姿で、〝颯爽と〞という形容がぴったりな空気を纏って撮影現場に現れた米倉涼子さん。言わずと知れた、当代きっての人気女優だ。 女優生活20周年を迎えた昨年には、ミュージカル『CHICAGO』の3度目となるブロードウェイ公演を成し遂げるなど、ますます輝きを増しているのはご存じの通り。 撮影場所は、米倉さんがこよなく愛するレストラン『Sudachi...
西麻布の名店『ラボンバンス』の流れを汲み、2014年のオープン以来、好調な人気を維持し続ける和食の新鋭。 コース料理の数々はもとより、〆を飾る月替わりの炊き込みごはんにも店主・岡元信氏のこだわりが光る。米は新潟産の「コシイブキ」。レア気味に仕上げた金目鯛に、香り高いトリュフと濃厚なウニのマッチング。 そのままでも十分過ぎるほど美味だが、卵黄ソースを回しかければより一体感が増し、恍惚となる味わいに。しばし言葉を忘れるほど...
日赤通りの地下にひっそりと誕生したのは、ミシュランの星を7年連続で獲得している『ラ・ボンバンス』の岡元信氏が手掛けたセカンド店。だがしかし、よくある2号店とは、ひと味もふた味も違う。 岡元氏のもとで修業を重ねた弟子が腕を振るう舞台となる店舗でありながら、価格は『ラ・ボンバンス』より1000円高い。...
「美味しいもの」は人を必ず笑顔にさせる。 「素敵なレストラン」で過ごす時間は、私たちの人生をいつも彩ってくれていた。 東京カレンダー最新号では、名だたる...
西麻布界隈で一目置かれる和食店。旬食材の旨味を最大限に引き出す料理への探求心
「筍といえば京都が一番という方が多いですが、僕自身の好みで言えば、福岡の合馬の筍に軍配が上がりますね」 そうきっぱりと言い切るのは、『霞町 やまがみ』のご主人、山上知亮さん。 その言葉通り、1〜2月のハシリの時期は鹿児島・蒲生の筍を用いるものの、3月からは、合馬の筍をふんだんに用いた筍尽くしのコースがお目見え。 毎春の名物として評判を呼んでいる。貝との和え物やお椀の具、焼き筍に筍ごはん等々、いずれ劣らぬ筍料理が並...
新旧交代は世の常。和の名店として多くの食通らが通いつめた『霞町 すゑとみ』の末富康雄氏が、修業先だった『分とく山』の跡地に暖簾を掲げたのは、今をさること13年前。2005年のことだ。そして、今、また、新たな世代交替が行われた。 今年3月に勇退した末富氏の後を受け、同じ場所にてスタートした『霞町 やまがみ』がそれだ。 新たに店主となったのは山上知亮氏、38歳。専門学校を卒業後、数店で修業。10年前に『霞町 すゑとみ』の門...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
”酒のアテ”としての理想的な和食店!酒は料理に合わせ多ジャンル揃い、持ちこみも可
ぷりっとした食感と海老の香りを直球で楽しめる茹で海老のタルタル添え魚の旨味と炙りの香ばしさがワインなどとも相性がいい干し白魚の炙り...
“愛媛ミシュラン”の実力を西麻布で。大人の心を満たす旬の滋味あふれる和食
もともと日本人にとって最も身近な料理であるはずの和食。だが、割烹となれば敷居が高い、というイメージがどうしてもつきまとう。 派手ではないが地に足のついた料理が恋しくなったとき、訪れたい和食店が西麻布交差点に近い裏通りにひっそりと店を構える『和敬』だ。 店主の竹村竜二さんは愛媛県・松山市で『ミシュランガイド広島・愛媛版』で唯一の二ツ星を獲得した実力派。...
東京カレンダー最新号は『2019年、間違いなかった店』を大特集! 思わず何度も通ってしまった「日常を豊かにする店」、ここぞの時に使った「納得感のある高級店」、...
知る人ぞ知る西麻布の隠れ家和食はココ。思わず笑みがこぼれる最高の肉割烹を大切な人と
店の奥へ歩みを進めると、珪藻土の壁に囲まれた白木のカウンターには「アルフレックス」のゆったりとした座り心地のチェアが、わずかに6席。 『赤坂 菊乃井』と『かんだ』出身と、いわばサラブレッドの店主・常安孝明氏の仕事をかぶりつきで体感できる特等席。 なので、港区界隈の美食家たちの間では早くもプラチナシートになっている。...
現在、コースの3〜4割を肉料理が占め、その豪華さと同レベルの、トリュフや蟹、いくらなど高級食材の数々の合わせ技でゲストを魅了している。 この日は、北海道産の大粒で艶やかないくらが。独自のルートで、非常に珍しい山梨県産の黒トリュフが入荷することも。穏やかで奥ゆかしい香りが和食によく合う。...
東京カレンダー最新号は、最旬の「お肉が美味しい店」を大特集! ヘルシー志向な女性からも大人気の「赤身」、人気再燃中の「タレ焼肉」、デートにも使える「お洒落焼鳥...
京都の名店の系譜を継ぐ隠れ割烹。知る人ぞ知る看板のない表参道の名店
供されるお皿は一皿、一皿、料理が目の前に思わず息をのむ。盛りつけの美しさと、その圧倒的な存在感と共に、精妙さを感じさせるのは、京料理を見事に伝承している技術が影響している。 料理は、コースのみのおまかせで、2万2000円〜3万5000円(季節により変動)という内容。素材の旬を大事にし、産地を厳選している姿勢は目を見張る。 お酒はワインと日本酒が主軸。シェフの料理にもっとも寄り添う、こちらも厳選された酒類が揃う。...
広尾の小路に潜む大人の隠れ家。和食とワインでいい時を過ごそう
帰り際にサラリと蕎麦を。それを、こんなに贅沢な空間で、というのは西麻布ならでは。 外苑西通りの広尾と西麻布の間、一本入り込んだ路地裏に佇む『こうもと』は、もともと会員制だったお店で、今もその隠れ家な雰囲気は健在。 1階はカウンターとテーブル、2階は個室となっており、3階はバーラウンジという設え。上品で豪勢、かつ秘密めいた空間はこの街特有のもの。...
場所は広尾学園の近所。だが確かに発見しにくい場所にその店はあった。 重厚な鉄の扉を開けると、そこには和の趣がたっぷりの池を擁した入口。中には端正な木のカウンターと、ウッドを基調にしたモダンな和邸宅といった空間が広がる。 2003年に「パーティや観劇後に、ドレスアップした姿で違和感なく過ごせる洗練されたお店がないから」と女性オーナーがオープンしたこの店は、頑なにメディアへの露出を避けて来た。もちろん現在も紹介制だ。...
料理のクライマックスには、皆が必ず注文する「葱そば」3階のワインバー『Y’in』が別店舗として営業中。入口は別で、営業は深夜2時まで。食事は『こうもと』より出前することも可能だ。グランヴァンからカジュアルワインまで銘柄も豊富に揃えている...
忙しかった平日も終わり、明日は休み。さぁ、今宵は何をしようか?こんなワクワクする高揚感を感じられるのは「金曜夜」だけの特権だ。とはいえ、東カレ世代は、バカ騒ぎをしな...
西麻布にあるカウンター割烹。コースだけでなく、自分が食べたいものを注文できる店
7年目を迎える和食の名店。「落ち着いた雰囲気の中、ワンランク上の料理と温かいもてなしを提供してくれる店。四季折々の食材の味がストレートに感じられ、自分をリセットできる店です」...
旬の味覚を少しづつ楽しめるおまかせコースも悪くはないが、時には食べたいものを食べたいように、自分の流儀で味わう醍醐味も捨てがたい。そんな手練れな喰いしん坊たちが夜な夜な集う、西麻布の隠れ家。それが、ここ『霞庭まつばら』だ。 オープンは昨年の9月25日と店はまだ新しいものの、ご主人の松原博秋氏は、この道30余年の大ベテラン。今は失き、西麻布『京善』では、11年間料理長を務めたほどのキャリアの持ち主である。 「本来的な意味...
何故、彼らはそこに集うのか。 一体、あの交差点界隈に、何が潜んでいるというのか。 今回、月刊誌の舞台となるのは、西麻布を中心とした「港区」。 絶対...
女性ウケ間違いなし!個室もある、西麻布の創作和食店
記念日はいつもと違う雰囲気で彼女を楽しませたい。そんなときに足を運んでもらいたいお店が、西麻布にある創作和食店『ふるけん』。西麻布で和食――何やら敷居の高い印象を受けるが、心配ご無用。店主の古川弘英さんはこう語る。 「和食って聞くと、やっぱりマナーとか作法とか気にして尻込みしてしまうお客さんもいらっしゃるんです。一方ウチのお店のコンセプトはカジュアルに和食を楽しんでもらう。イメージとしては割烹と居酒屋の中間、肩の凝らない高級...
食通たちを唸らせる日赤通りの隠れ家和食店
キリッとした空気感の中で研ぎ澄まされた料理を供する印象が強いこちらの店で、常連客がコースの〆にこっそり!?楽しんでいるのが、意外や、ほっと一息つけるような親しみのあるどんぶりだ。 穴子丼は、江戸前の様相で登場するかと思いきや、意表をつくのが納豆と卵黄がのっている点。店主・重島友和氏いわく、「毎日ご馳走ばかりを召し上がっているお客様が多いのでほっとしていただきたくて」。...
幻の高級魚“クエ”。1年を通して獲れるが、脂の乗ってくる冬がやはり旬。見かけはグロテスクながら、美しい光沢のある身は純白で、“フグよりも一枚上手”とも言われるほど、その味わいは上品だ。 「脂がしっかりと乗った力強い味にもかかわらず、くどさはまったくなく、上手に寝かせると、独特の旨みが生まれる。どこか筋肉質の食感があるところも魅力ですね」とは、クエと陶芸を愛する店主の重島友和氏、36歳だ。...
2011年10月、人知れずオープンした『栩翁S(くおうえす)』。一風変わった店名は、人間国宝の陶芸家、故石黒宗磨の雅号にちなんだもの。 器に造詣の深いご主人重嶋友和氏が最も敬愛する陶芸家で、氏によれば「見た目は地味でも、うちからにじみ出る独特の風合いがある」ところが好きな理由なのだとか。氏の料理も然り。派手な盛りつけは好まず、まずは“素材ありき”。...
エグゼクティブもリピートする、“記憶に残る”王道の和食懐石
獺祭(だっさい)で知られる旭酒造の桜井博志社長は、大事な方をお連れする店の条件として「何より、美味しいということが大前提です」ときっぱり。「まずは味が大事で、それから相手によって立地や雰囲気などを勘案してお店を決めます」 確かに、あの獺祭を造っている桜井さんが連れて行ってくれるのだから美味しい店に違いないと、同行者の期待はふくらむだろう。そして桜井さんは、「和食屋さんなら獺祭がないと困りますね(笑)」と続けた。 「ご一...
お気に入りの和食店として『霞町 すゑとみ』に続いて紹介してくれたのは、広尾の人気店『分とく山』。野崎洋光料理長とは同郷(福島県)で、共通するものがあるという。「東日本大震災後の復興支援でもご一緒させてもらったんだけど、野崎氏の熱い想いとエネルギッシュな活動は本当に素晴らしいですよ。」と語る。 「インパクトはありつつ、素材を知り尽くした野崎さんならではの自然の美味しさと日本の旬を感じさせる素晴らしい料理。それに野崎さんの笑顔。...