東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
意表を突くアイデア和食が楽しめる店。カウンター越しにのぞく囲炉裏の炎に癒される
フレンチの料理人がつくる和食に囲炉裏という意表を突くコンセプトの『深夜食堂GAMIN』。 フレンチ一筋ながら、グループ1の“アイデアマン”と称される藤井将之氏をシェフに据え、新たなスタートを切った。 秘密めいた階段を下り、店に入った瞬間、目に飛び込んでくるのはカウンターを温かく照らす囲炉裏の炎。 そのすぐ隣ではケバブがグリルされ、網の上では魚や野菜が香ばしさをまとい、どこか旅情を誘う和の趣が非日常感を後押しする。...
「とうもろこしのムースと生雲丹」1個¥800。バターで炒めて香ばしさを引き出したトウモロコシをマスカルポーネなどと合わせてムースに。雲丹のネットリした甘みとよく合う。「炙り漬けマグロとアボカドわさび」¥900。マグロは赤ワイン(!)も使う醤油ダレにおよそ半日、漬け込む。基本的な和食の手法を踏襲しつつ、遊び心も盛り込んだ酒肴がそろう。 カウンターの一角を陣取れば、そこはふたりだけの世界。ほの暗い照明の中、囲炉裏の炭火だけが揺らめい...
恵比寿駅を出て、「恵比寿ガーデンプレイス」前から、人の行き交う姿の少ない白金方面へ。 あの『オー・ギャマン・ド・トキオ』が、同じビルの地下に開いたこの店は〝深夜食堂〞という店名と同名タイトルの漫画の世界を彷彿とさせる、和をベースにした料理の品ぞろえが秀逸だ。...
「カウンターが主体で、シェフが気さく」「客層もよく、同じ価値観を共有できる雰囲気」「アラカルトで頼めてコスパもいい」。 大人はそんな店に足繁く通う。コロナを経...
どの料理も大満足のボリューム。色とりどりの美しい極上和食
白金の裏通り、間借りの和食店として知る人ぞ知る人気店が移転。この1月、晴れて一国一城の主となった。...
その後、八寸、海老真薯のお椀と続いてお刺身はなめろう。 魚介を味噌や生姜、ネギなどと共に叩き混ぜた房総地方の漁師料理で、鳥田さんが千葉でアルバイトをしていた際、鮮度の良い魚でなければ味わえないその美味しさに感動したのだとか。 それゆえ「年間を通して刺身には旬魚のなめろうを出していくつもり」だそうだ。 炊き合わせの後に登場する土鍋の炊き込みごはんも盛り上がること必至だが、圧巻は「デザート八寸」と称するデザート盛...
こんなご時世だから、レストランに向かう意義を誰しもが再確認した。「それなりの料理」「おざなりな接客」「中途半端な価格」、そんな店には今まで以上に、行く理由がなくなっ...
カウンター8席のみの落ち着いた店内で。グルメな大人たちを唸らせる本格和食
いつもより落ち着いて語りたい夜は、センス良きカウンター和食がちょうどいい。 心地よい空間、シンプルな和食、美味しいお酒が揃えば、ふたりの距離は自然と近づく。...
2018年2月に白金に新たな注目店が誕生した。その名は『あき山』。 開店間もないが、すでに名店のシェフや、鮨店の大将から愛されている実力店だ。 名店で磨いた和食の腕を武器に、白金というグルメな大人が闊歩する街に誕生した新店の魅力に迫る。今回紹介したのは「おまかせ」の中のほんの一部。自家製のからすみや、揚物、お肉料理など、お酒が進む料理が続く。随所に遊び心がちりばめられた料理の数々に、思わずお酒のペースも上がってしまうこ...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
美しい八寸に思わずウットリ…。白金台の住宅街に佇む、カウンター割烹
料理に対する感動は、歳を重ねるにつれ変化する。以前は美味しさにただ感銘するだけだったのが、大人になると、美しさに心奪われることがある。和食の繊細な盛り付けは、その最たるものだろう。 『白金台こばやし』は、そんな心の琴線に触れる料理の連続にため息が漏れる。店主の技術とセンスが凝縮した八寸は、一品ごとの美しさと器との調和に、いい大人も写真に収めたくなるほど。 メニューは¥15,000のコース1本のみ。序盤に登場する八寸のほ...
静謐なカウンターでいただく、季節を映した繊細な味覚
「煮もの」。聖護院大根と鮑の小鍋仕立て。添えられた半生のくちこは、そのまま食べた後に、出汁に浸してもおいしい「酒肴盛り合わせ」。旬の食材を中心に使い、その日のコース...
広尾駅から約10分歩いた、明治通り沿いに軒を構える『天現寺小野』。上品なお香の香りが漂うこぢんまりとした店には、店主・小野美勝氏の技に惚れ込んだ美食家たちが遠方から...
季節の炊き込みご飯に心奪われる、恵比寿を代表する和食店
恵比寿において不動の人気を誇る和食店ながら、「自分のやりたいことをできるようになったのもここ1年くらい」と店主の五十嵐明良氏は話す。 その理由は、2015年の夏にそれまで好評だった平日のランチをやめたこと。昼の準備と営業に費やす時間を、夜の仕込みにあてがえるようになったのである。...
旨い魚料理を求めて客が集う店ながら、なぜかランチで定番となっている親子丼。 店主の五十嵐明良氏に理由を聞けば「私が大好きなもので」と朗らかに笑う。具は新鮮な鶏肉と卵のみ、と実にシンプル。鶏肉は大山どりで食感は柔らか。鮮やかで濃いオレンジ色の卵黄も食欲をそそられる一因になる。 程よくとろみを残した火の入れ方は絶妙で、思わず膝を打ちたくなるほど。"大好き"な味を極めてたどり着いた一杯が、ここにある。...
艶やかな男女が、様々なドラマを繰り広げる「レストラン」。 20年目を迎えた月刊誌最新号では、長年のレストラン取材の知見を活かし「今、本当に使えるデート鉄板店」...
内装はエルメスを手掛けたデザイナーが担当!固定概念に捉われない革新的な和食
料理はひとつひとつが明快でありながらアイデアの宝庫。できたての温度や香りのピークを味わってもらおうと、会話のタイミングに目を配り、提供する瞬間を逃さない。そのために、予約は目が届く人数のみ。 時にハッとさせられ、五感をかきたてられる起伏ある展開で、食べ手をその世界に引き込んでいく。...
これまでの経験を活かし、日本料理の基本を尊重しつつも、固定概念に捉われず新しい技法を取り入れた味わい、盛り付けで季節を表現し、客を魅了する。 四季の野菜と魚介類を中心とした「夜のおまかせコース」は10〜13品。国内の厳選した酒蔵から取り寄せた日本酒やワインと、料理のペアリングも見逃すことができない。...
四季を感じるおもてなし。お任せコースに日本酒を合わせれば心がほどける
通りに面した扉を開けると、廊下の奥にL字型のカウンターが現れる。カウンター上部に銹金の壁紙を配し、壁に煤竹や珪藻土を用いた店内は、華やかさと侘び寂びが同居した独特の雰囲気を醸し出している。 夜のコースは、おまかせの9品で、八寸は、コースの最初のハイライト。「修業先の『京しずく』では日本料理の季節の表現の仕方を教わりました」と語る城田氏は、雛の節句なら蛤の酒蒸しを金箔の器に盛るなど、季節ごとの「節句」の趣を生かしつつ、旬の味を...
独身を謳歌する男性と妙齢の女性が恵比寿駅に降り立ち、思い思いに目的地となるレストランへ急ぐ。 街全体に大人で陽気なムードが漂い、「今夜は何かが起こりそう」、そ...