『銀座 奥田』出身の実力派。ダイナミックさの中に四季を感じる料理に魅了される
八寸に焼物、揚物に食事まで、まるで懐石のコースを詰め込んだような豪華さ。 手間を惜しまず、旬味をしのばせた正統派の日替わり松花堂弁当には日本料理の真髄を伝える店主ならではの思いが詰まっている。...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
八寸や土鍋ご飯で旬を感じ、ペアリングの妙に酔いしれる。名店出身の看板に偽りなし
『乃木坂 しん』の八寸は食べる者の舌と心を刺激する構成だ。 「熱々のものを必ず入れ、温度に変化を出しています。出汁で炊いたものもあれば、甘めのものも酸っぱいものもある。味わいにも抑揚が大事」と店主の石田伸二さん。 結果、海と山の食材が多彩に並ぶ八寸は、美しいのはもちろん、ひと口ごとに楽しい発見が続く。...
乃木神社に程近い赤坂にオープンした一軒。『銀座小十』や『銀座奥田』の料理長として腕を振るってきた石田伸二氏が、共に『奥田パリ』の礎を築いた支配人兼ソムリエの飛田泰秀氏ともてなす。 互いの料理と酒、そして気心知れた間柄で、既に落ち着いた安定感があり、貫禄すら感じる。...
正統派日本料理とフレンチ出身のソムリエが選ぶワインと日本酒。このふたつのペアリングも新鮮な割烹料理店『乃木坂しん』。石田伸二料理長と支配人兼ソムリエの飛田泰秀氏、共に銀座の星付き和食店やパリで働いた経験を持つふたりがタッグを組んで始めた店だけに出自の確かさは折り紙付きだ。 「頭で考えるのではなく、食べてストレートに美味しいと思える料理」が石田料理長のモットー。それゆえ、余計な手間を加えることなくシンプルに...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
ここぞの時には!お忍び感溢れるVIP個室で上質な肉割烹を
生垣に囲われたガラス張りの窓辺から漏れる灯。 品格と情緒を醸し出すのは、老舗上方料理店『大和屋』の新基軸『肉割烹 大和屋』だ。ここに、お忍び感の高い完全個室があるという。 知る人ぞ知る別入り口へは、生垣の間を通って先の扉へ。この〝特別感〞がたまらない。...
店名:赤坂 肉割烹 大和屋 住所:港区赤坂6-13-11 1F 営業時間:ランチ 11:30~14:30(L.O.13:30) ディナー 18:00~23:00(L.O.21:00) 電話番号:03-5797-8795 公式サイト:http://yamatoya-akasaka.com/...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
荘厳な庭園を借景に、元公邸料理人の和食を味わう贅沢
インターナショナルな経験を積んだからこそ辿り着いた和食の魅力を炭火割烹のスタイルで供する。コースは1種類のみだが、入荷する食材やシチュエーションによって内容を変える。「訪れる度に新たな驚きを届けたい」という思いからだ。 番頭の海東高太氏による絶妙な距離感とタイミングの接客が、ドラマティックな空間の中に和める雰囲気をつくり上げている。...
料亭は大人のアミューズメントパーク。京都の老舗料亭の粋を赤坂の街で堪能する贅沢
3月といえば、春商戦に向けた大規模な商談が多いと同時に転勤も多い季節。お世話になっている取引先の相手や身近な上司が転勤なんて噂もちらほら耳にするのでは?であるならば、最後は極上のおもてなしで送り出してあげるのが感謝の意につながることだろう。 そんな大事な商談や大切な人への接待におすすめしたい、都内にありながら落ち着いた空間でゆったりと話せる名店をご紹介。「ここは京都?」と思わず目を疑ってしまうような佇まい。それもそのはず、こ...