銀座7丁目の中でも異彩を放つ「第2新橋会館」。2014年、その6階にオープンしたのが『銀座芳園』だ。こちらを率いるのが、広東料理一筋20年以上の横尾博志氏。前任のウ...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘蔵っ子とも...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘...
―ひなちゃん、銀座のすごいステーキ屋さんの予約が取れたよ。 裕太からのLINEが届いた瞬間、ひな子の胸に甘い興奮がジワジワと広がった。 ―まさか、“あの店”じゃないわよね......? 「銀座のすごいステーキ屋さん」と言われたら、ひな子はどうしても“あの店”を思い浮かべてしまう。 東京は、美食を極めた街である。 星付きのレストランはいくらでもあるし、毎年話題の新店がいくつもできる。 料理人た...
男性から食事に誘われたら、ひな子は必ずこう答える。 「メニューによります😏最近忙しいので......」 美貌・知性・若さという女の市場価値を決める3大条件、すべてにおいて最高値を誇る女・ひな子。 ―中途半端な店に、私を誘わないで― そのセリフの意図を汲み取った選ばれし男たちは、高飛車に肥えた彼女の舌を唸らせるべく、東京中の美食をめぐり、試行錯誤を繰り返す。 これまでは、『ペレグリーノ』、『Furuta...
―ひな子先生、お元気ですか。久しぶりに先生をもてなす会を開催したいのですが、ご関心ございますでしょうか? 就寝前に肌の手入れをしていたひな子は、「ふむ」と心の中で頷く。 妙に丁寧な文面でLINEを送って来たのは、IT系の会社を経営する増林だ。31歳という若手にしては中々の成功を収めており、また自らを「最強のおしょくじがかり」とアピールする、一風変わったグルメ男(独身)である。 ―メニューに...
男性から食事に誘われたら、ひな子は必ずこう答える。 「メニューによります😏最近忙しいので......」 美貌・知性・若さという女の市場価値を決める3大条件、すべてにおいて最高値を誇る女・ひな子。 ―中途半端な店に、私を誘わないで― そのセリフの意図を汲み取った選ばれし男たちは、高飛車に肥えた彼女の舌を唸らせるべく、東京中の美食をめぐり、試行錯誤を繰り返す。 前回は、社会人デビュー男...
―ひな子ちゃん。(このアカウント、使われてるのか分かりませんが......😢)だいぶ前に誘った『Furuta』だけど、そろそろ予約日が近づいて来ました。予定が分かれば、どうか教えてください。 未読スルーで埋もれていた浩一からのLINE通知を気まぐれで開いたひな子は、思わずオフィスのデスクで飛び上がりそうになった。 『Furuta』とは、銀座の最高級中華として名高いレストランである。 メニュ...
全国の食通が訪れる岐阜の『開化亭』。同業者からも注目を集めるシェフの古田 等氏が、2014年末、満を持して銀座に出店を果たした。 「カウンターは、シェフズテーブルであり、板前割烹の要素もありますね。食べ手の顔がよくわかりますし、ワンクッション置かずに料理を出せる点も魅力です」と吉田氏。 ¥30,000、¥50,000、¥70,000、¥100,000の4コース。ゲストの多くは会計時に次の予約を入れ店...
年収……、それは端的にそのひととなりのスペックを決めてしまう世にも恐ろしい数字。 東京に跋扈する、年収3,000万円以上の男に迫った。 【今週のヤバい家計簿】 大澤隆弘(仮名)44歳 家賃:キャッシュ(12億)で購入したので無し 水道光熱費:自宅のことは妻が管理しているので不明 電話代:2万円 交際費:120〜370万円(飲み代によって違う)海外旅行で2,000万円使うことも 被服費:3...
全国の食通が訪れる岐阜の『開化亭』。同業者からも注目を集めるシェフの古田 等氏が、2014年末、満を持して銀座に出店を果たした。 「カウンターは、シェフズテーブルであり、板前割烹の要素もありますね。食べ手の顔がよくわかりますし、ワンクッション置かずに料理を出せる点も魅力です」と吉田氏。 ¥30,000、¥50,000、¥70,000の3コース。ゲストの多くは会計時に次の予約を入れ店を後にする。...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!? 本日は、人気の街《銀座》。秋田から上京して、アパレル企業に就職し「三軒茶屋」「恵比寿」に住んだ綾が、次に引っ越した街とは・・・? 前回:28歳OLが選ぶ街「恵比寿」。いつでも脱げる臨...
東京進出となる『Furuta』は『開化亭』のスピンオフと表されがちだが、本質は違う。15年前から岐阜で6席のみでもてなしていたシェフズテーブルのスタイルをそのまま銀座に移転したのだ。 真新しい檜のカウンターの億には"老倒無事"の掛け軸。58歳を迎えた古田シェフが銀座に舞台を移しての挑戦だ。...
「10年ぶりに再会した文子は相変わらず、いやあの時よりもずっと綺麗になっていました」 さらに驚くことに彼女はいま戦略コンサルで働いているのだという。 同じ業界だし仲良くしよう、と勢いで約束をとりつけ、銀座の『黒猫夜』で食事をした。 文子は派手な見かけによらず、昔から酒が弱い。紹興酒1杯で真っ赤になっているのが可愛かった。 「あの時はショックだったなあ」「やだ、新ちゃんがこう言ったから」「いやいやそっちが...
「由希奈、婚約おめでとう!」 「ありがとう!」 銀座の中華料理店『黒猫夜』で、由希奈は同期の仲間たちと笑顔で乾杯をする。 今日は、つい最近婚約をした由希奈を祝うため、外資系製薬会社の同期で特に仲の良い数名が、一堂に会していた。 「由希奈もついに、婚約かあ。これで、このグループは全員結婚したことになるよね」 由希奈は今年30歳になる。新卒の頃からよく集まっている同期たちは皆結婚が早く、入社5年目を過ぎた...
「あそこにはマニアックな中華料理がある」と、10年以上も前から話題の『黒猫夜』が、2013年、銀座店をオープン。 鴨あひるの舌や脳みその炒め物、山羊バラ肉の塩茹で、豚の腸の1本揚げ…など、メニューの一部を見ただけでいかにディープかが理解できるだろう。可能なかぎり現地に沿った食材を用い、その地に根付く発酵調味料をベースに味付けした料理は、どれも驚きと興奮に満ちている。〝中華料理のテーマパーク〞という店のコン...
「トマトと卵の炒め」は日本で言えば卵焼きのような、中国版おふくろの味だ。通常はスクランブルエッグのようなものが多く、このふわふわ食感は他では味わえない。また、食後に出てくるほんのり甘いお茶はデザート感覚で楽しみにしているゲストも多いのだそう。...
普通ではなかなかお目にかかれないマニアックな料理が多くそろう『黒猫夜』。赤坂、六本木に次いで、昨年オープンした銀座店も、山羊のスペアリブ、地カエルの広東風土鍋など、食通の好奇心をかきたてるメニューが充実している。 中国の西安やウイグルで日常的に食されている料理にも力を入れており、最近は羊肉料理のレパートリーを強化中。今回『黒猫夜銀座店』の“裏メニュー”として登場したのは、羊肉のロースミンチやハツ、レバーなどの...
営業女子にとって丸の内は、ランチよりディナーのほうが身近な街。 「昼間は外出先でパパッとひとりランチが基本。だから、昼よりも夜のほうが詳しいかも(笑)」。 IT企業でソフトウエアの法人営業を担当する森さん。残業が終わる21時過ぎに、同僚たちと連れ立って訪れるのは、“並ばない”“大人数OK”“ご飯が美味しい”この3つを兼ね備えている店。...
会社の打ち上げはワイワイ賑やかに飲めて、東京駅からも近くて便利な『レンレンレン』へ行きます。餃子とビールは打ち上げの雰囲気と相性抜群です!...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
「璃宮特製焼き物のせ御飯」は広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシュー、伊達鶏の特製醤油漬けの4種類が1度に食べられる贅沢な丼。 「素材の持ち味・旨味」に極限までこだわり、多彩な食材を用いながら穏やかな味わいに仕上げる広東料理の名店『赤坂離宮』。 大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物は名物の1つだ。 それぞれ飴色に輝く焼き色が食欲をそそり、五香粉などの芳醇なスパイスが薫り立つ。噛むほど...
この日連れて行かれたのは『赤坂璃宮 銀座店』。まずはビールで乾杯し、早々に紹興酒にうつると、翼は最近の悩みを聞いてもらった。一方の砂田は、また新たな新規事業を構想中とのことで、彼の熱のこもった話に翼は圧倒された。 ―さすが砂田先輩、見てるものが違いすぎる……― 食事を終える頃には、砂田に刺激を受けていつもの前向きな気持ちを取り戻した翼。テーブルで会計を済ませる砂田に「いつもごちそうさまです」と頭を下...
築地や現地の食材を使用し、医食同源を礎とした広東名菜の名店。焼物、フカヒレ、海鮮料理を看板に掲げる同店の夏の一皿といえば、海鮮と夏野菜のトマトソース冷麺\2,800(税・サ別)。 新鮮なイカやホタテ、タラバガニと夏野菜のコントラストが美しく、隙間からトマトソースが絡んだ赤い細麺が妖艶に顔をのぞかせる。生トマトを煮詰めて作るソースの旨みとまろやかな酸味が、真夏の食欲を刺激する。8月31日まで。...
初デートで、フォアグラを希望した美紗子ちゃん、やはり女性は高級食材に目がない。そこで抑えておきたいのがここ、『赤坂璃宮 銀座店』。 「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ディナーでも"ふかひれの姿煮"が食べられるコースが人気。...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人・マギーは、何としても結ばれたいと願っていた理想の男性・裕二に婚約者がいることを知る。食事を終えた後、マギーの誘いでメインのダイニングに足を運んだ裕二が目にしたものは、婚約者・桃子と見知らぬ男が仲睦まじく笑い合う姿だった。それから月日は過ぎて、早3年。 香港ガールの野望 Vol.6:香港ガールの二面性に惹かれた、やり手弁護士の真実く東京での真の野望...
―そういえば、東京で広東料理を食べるのは初めてかも… 午後8時。バーニーズNYの入っている交詢ビルディングの5階にあるレストラン『赤坂 離宮銀座店』に行くためエレベーターに乗ったマギーは、ふとそんなことを考えた。 広東料理は、香港でよく食べられている主要料理の一つ。東京の、それも高級レストランで食べる広東料理はどんな味がするのだろうか。 ―裕二さんの「大事な話」も気になるけれど、東京の高級レス...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人マギーは、理想の男性・裕二が謎の和美人と歩く姿を目撃する。話しかけようと試みるが、あと一歩というところで香港人学生・アランに声をかけられ中断。「外国人であるがために失恋した」とこぼすアランに、マギーは「欲しい物を手に入れるためならば、身分を偽ることなんて痛くも痒くもない」と言い放ったのだった。 前回:香港ガールの野望 Vol.4:極上男とのキスよりも甘く痺...
以下の9店舗でご賞味ください。 コース料理の最後のフルーツとしていただける他、オリジナルメニューとして提供するお店もある。 ・『カフェコムサ 銀座店』※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『赤坂璃宮 銀座店』 ※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『Ed. Parlor』 ・『豪農 五十嵐邸』 ・『日本料理 穂の花』 ・『ビストロカシュカシュ』 ・『久保田』 ・『方舟 大吟醸 しずく』 ・『方舟...
譚 彦彬オーナーシェフが生み出す、繊細かつ大胆な広東料理がファンを魅了する『赤坂璃宮』。 中国ではB級グルメとして人気の土鍋ごはん「ボウチャイハン」だが、譚氏が手がけると衝撃的な旨みをもつ土鍋ごはんとなる。 なかでも「咸魚肉餅仔飯(ハンミヨッペンボウチャイハン)」は、広州で好まれる咸魚(発酵させた干し魚)、挽き肉とネギの肉餅、熊本産の魚醤や中国産のたまり醤油、鶏油などすべての食材が相乗効果で美味を織...
「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ランチの「広東式焼き物のせご飯」なら、魚だけでなく広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシューなど4 種が食べられる。魚だけじゃ物足りないあなたにもピッタリ。それに一度に味くらべできるのはなんとも贅沢。 それ...
別名ガザミ。またその姿形から「菱蟹」の名でも呼ばれるワタリガニ。他の蟹と違い、ボートのオールのような平たい第5脚を使って、海を泳ぎ渡るところからこの名があるとか。一年のうち、身がびっしりと詰まった雄蟹が旨くなるのは秋。対して、雌蟹の甲羅に卵が充実するのは、初夏から夏の産卵期を控えたこの時期。卵を味わうなら、まさに今が旬である。 その卵の持ち味を、ストレートに楽しめる秀作がご覧の二品だ。『赤坂璃宮銀座店』の...
深い黄金色のスープに浮かぶは、すっぽんのエンペラだけを千切りにし、椎茸や筍、黄ニラと共に炒めたもの。このご覧の一品が『赤坂璃宮』の特製“水魚糸湯麺”。三年ものの天然すっぽんを使ったスペシャル汁そばだ。「えっ!でも、すっぽんはこれだけ!?」と思った貴兄、まずは黙ってひと口、スープを飲んでみるといい。そう、そのスープこそが、まさにすっぽんそのもの。 譚彦彬オーナーシェフ曰く「1㎏級の天然すっぽんを、エンペラを外し...
『赤坂璃宮』の名を世に知らしめてきた名料理人・譚彦彬氏。かねてからの憧れの地、銀座でも、自身のルーツである広東料理の真髄を余すところなく披露する。得意とするフカヒレや海鮮料理が並ぶメニューには、コースと豊富なアラカルトを用意。銀座という土地柄も加味した内装に加え、女性を意識したポーションなどの配慮も。原点を捉え、進化する、広東料理の極みがここに。...
激辛好きにはたまらない四川料理!テレビで大活躍の中華料理人・井桁良樹氏がプロデュースした四川料理の名店『飄香銀座三越店』も辛麺好きには堪らない一品を提供中。 その名も「四川漬け物と鶏肉の唐辛子炒めのせ和え麺」。宜賓地方のそば料理で、卵は使わずかん水の量を極力抑えたストレートタイプの細麺を使用している。 上には四川漬け物と冠地鶏、底には唐辛子のタレが隠れているから全体をよく混ぜて、さあ食べよう! 赤く染まった麺は、...
井桁氏は、本場四川の味を学ぶために現地で修行し、今では麻布十番と銀座三越で四川料理店を営む。これまで「銀座三越」の店舗では麻布十番同様のメニューだったが、2月23日から食材を特化し、リニューアルした。 もともと井桁氏は、本場にある四川鶏料理専門店を日本にも広めたく、オープン当初から理想的な鶏を探していた。そしてついに見つけ出したのは、大分県産の冠地鶏だ! 中国の薬用鶏“烏骨鶏”を、大分県畜産試験場が4年もかけて日本で初...
名作絵画や名窯の美しい器が彩る中国料理店は、点心食品会社が母体。だからこそ最高の素材と匠の技が体感できる。 その集大成が小籠包(提供はコースのみ¥4,860〜)。重量25gにして皮はわずか4g。究極に薄くデリケートな皮は口の中で溶け、溢れる澄んだ上湯に心奪われる。 その滋味深さ、もはや芸術の域。点心の概念を覆す一品だ。...
新鮮な海老、北海道産の帆立を主に使用し、高品質のタイ米と共に少量の塩のみで炒め、シャンタンで仕上げる。この素材の味を絶妙の火加減で最大限引き出した逸品こそが、最高級炒飯たる所以だ。...
名作絵画や名窯の美しい器が彩る中国料理店は、点心食品会社が母体。だからこそ最高の素材と匠の技が体感できる。 その集大成が小籠包(提供はコースのみ¥4860〜)。重量25gにして皮はわずか4g。究極に薄くデリケートな皮は口の中で溶け、溢れる澄んだ上湯に心奪われる。 その滋味深さ、もはや芸術の域。点心の概念を覆す一品だ。...
魅創業当初からの人気メニューがこちら。注目すべきこだわりが、随所にちりばめられている。 ピーナッツペーストや自家製豆板醤を使うことで、辛さのなかにまろやかさを演出。隠し味の中国味噌と揚げにんにくが、奥深いコクを加える。ここでしか味わえない複雑な味わいを楽しんで!...
シャンパングラスの細いステムに優雅に添えられた泰子の指は、グラスと同様、華奢で優雅だ。 「お疲れさま。」 秋らしいボルドー色の唇の端をキュッと持ち上げ、泰子はミドリに向かって微笑んだ。 「今夜は、ゆっくりお食事を楽しみましょう。」 今日、泰子とミドリは、会社のクリスマスパーティの視察で、ザ・ペニンシュラ東京の『ヘイフンテラス』に来ている。しかし、視察というのはほとんど名目のようなもの。フルコースで豪華な...
タワーマンション。略して、タワマン。一昔前は、富裕層や成功者が住むイメージが強かったが、今では物件数も増え、裾野が広がってきている。湾岸から赤坂・六本木などの都心まで。様々なエリアにタワマンはあり、エリアによって居住者層も異なるだろう。 2016年の東京でタワマンに住む選択をしている、タワマンラバーたち。彼らはいったい、どのような価値観でどんなライフスタイルを送っているのか。今週は元国際線のCAで子育てに...
結婚記念日には、デーブと2人でおしゃれをしてレストランで食事をします。お料理が美味しいことはもちろんですが、雰囲気の良いお店を選びます。フレンチだったら『トゥールダルジャン』ですね。2人とも中華料理が好きなので、ザ・ペニンシュラ東京の『ヘイフンテラス』にはよく行きます。 旬の食材を使った広東料理がおいしいお店です。中国・蘇州の中国古典庭園をイメージした空間がすばらしく、個室や調理風景を楽しめるシェフズテー...
贅を極めた中国料理のコースが、「ザ・ペニンシュラ東京」の「ヘイフンテラス」にある。その名も“帝皇宴(インペリアルメニュー)”。ローストダックが盛り込まれた艶やかな前菜に始まり、冬虫夏草入り頂湯蒸しスープ、干鮑のオイスターソース煮込み、黒毛和牛フィレ肉のステーキなどあらゆる高級食材を多用。そのどれもがタン料理長の熟練技を結集した繊細な味わいで、ひと皿ごとに溜息が出る。 極上感は〆の麺にも続く。車エビの素揚げが丸...
蘇州の古典庭園を模した風情あふれるフロアを歩き、奥へ奥へ。最奥の重い扉を開けたとたん、鍋を振る賑やかな音や焼けた肉の香ばしい香りなどが、五感のすべてに襲いかかる。それまでの優雅な空間から一転、キッチンはシェフたちによるライブの真っ最中。その一角に、ただひとつだけ用意されるのが『ヘイフンテラス』のシェフズテーブルだ。 個室ではあるものの、キッチンの躍動感が直に伝わるロケーション。五感が心地よく刺激され、食への欲...
『ヘイフンテラス』にタン・ツィー・クゥン氏が帰ってきた。タン氏といえば、『ザ・ペニンシュラ香港』のレストラン『スプリングムーン』で総料理長を務め、'07年の『ザ・ペニンシュラ東京』開業時に『ヘイフンテラス』初代総料理長に就任した、その人である。'09、『ザ・ペニンシュラ上海』開業に合わせ上海に渡ったが、この秋、再び東京へ。彼の地での経験を経て創作意欲も新たにする一方、伝統に重きを置いた広東料理に一段と磨きがかか...
ザ・ペニンシュラ東京が誇る中国料理の名店『ヘイフンテラス』。そこに、美食家たちが焦がれてやまない密やかな部屋があるという。知る人ぞ知る、究極のシェフズ・テーブル。その特別な時は、客席へ向かうアプローチから幕を開ける。 重厚な門扉が導く、美味への道程。中国庭園をテーマに掲げる店内は異国情緒に満ち溢れ、歩むたび非日常の物語へと誘われてゆく。クラシカルにモダン、情緒に洗煉と、移りゆく景色――。 ホテルのワンフロア...
N.Yのチャイナタウンで誕生したこの店は、広東をベースにしたモダンチャイニーズ。 現地でセレブ達を虜にした蟹肉入り小籠包(4個)は50gの堂々たる風格で、もちもちの皮の中は驚くほど濃厚なスープが満ちる。そのレシピ、すべて企業秘密。 スワロフスキーのシャンデリアが輝くデカダンな店内で、とろりとした美味しさに身を委ねたい。...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人・マギーは、何としても結ばれたいと願っていた理想の男性・裕二に婚約者がいることを知る。食事を終えた後、マギーの誘いでメインのダイニングに足を運んだ裕二が目にしたものは、婚約者・桃子と見知らぬ男が仲睦まじく笑い合う姿だった。それから月日は過ぎて、早3年。 香港ガールの野望 Vol.6:香港ガールの二面性に惹かれた、やり手弁護士の真実く東京での真の野望「マギー!」 背後から...
2人は、ニューヨークを本店とするレストラン『ジョーズ シャンハイ 銀座店』にて、熱々の小籠包を頬張っていた。 ちょっと皮をつつけば、旨味がギュッと詰まった濃厚なスープがしたたる。ビジネストリップでニューヨークに飛んだ際、上海出身の同僚に「舌がとろけるわよ」と誘われ口にした瞬間。 その味わいは、今でも忘れられない。極上男とのキスよりも甘く痺れる、とろけるような舌触り。 ニューヨーク本店はゴミゴミ...
N.Yのチャイナタウンで誕生したこの店は、広東をベースにしたモダンチャイニーズ。 現地でセレブ達を虜にした蟹肉入り小籠包(4個)は50gの堂々たる風格で、もちもちの皮の中は驚くほど濃厚なスープが満ちる。そのレシピ、すべて企業秘密。 スワロフスキーのシャンデリアが輝くデカダンな店内で、とろりとした美味しさに身を委ねたい。...
石神が立ち止まったのは、薄いグレーの縦に細長いマンションの前だった。早速エレベーターに乗り込み部屋まで案内してもらう。 「サトコさん、中華はお好きですか?」 エレベーターの中で急に聞かれて「ええ」と答えると、石神はニコリとして続けた。 「最近の銀座でのオススメは『厲家菜』です。西太后が食した門外不出のレシピをいただける、中華の名店です。美と健康と長寿を追い求めた西太后の食事はぜひ一度味わってください」...
『厲家菜』とは、厲家の料理の意味。かの西太后の料理を統括していた。北京本店は1985年に開業。日本では、2003年から11年間にわたり六本木に店を構え、ミシュランにおいて中華では初となる二つ星を獲得した名店だ。約2年の充電期間を経て、2016年6月、銀座に復活を果たした。 無限回廊をイメージした入り口を抜けると、翡翠の色で統一されたソファが桂林の山々を模し、白いアンブレラが雲を表現したエレガントなダイニングが広がる。以前は3...
『厲家菜』とは、厲家の料理の意味。清の時代に宮中に仕えた創始者である厲 子嘉氏から伝わる本場の宮廷料理だ。北京本店は、1985年に開業。日本では、2003年から11年間にわたり六本木に店を構え、ミシュランにおいて中華では初となる二ツ星を獲得した名店だ。約2年の充電期間を経て、唯一の海外直営店として銀座に復活を果たした。 目の前にずらりと並べられる前菜の数々は、『厲家菜』を象徴する光景。西太后に供された門外...
創業62年の中国料理『天津飯店』の姉妹店が、満を持して新ブランドをオープンした。店名に冠した1997年とは、香港が英国から中国に返還された年。古き良き香港のように、伝統を守り続けると同時に、新しい時代へ進化し続ける広東料理を展開する。 内装にも同様のコンセプトが反映され、ゴージャスな西洋風の店内には、時系列に当時の香港の写真が飾られている。高級感溢れる空間だが、料理の価格帯や内容の幅広さ、シチュエーションへの柔軟さも魅力だ。...
店名:クラフトビールタップ シノワ マロニエゲート銀座1店 (Craft Beer Tap GINZA CHINOIS MARRONNIER GATE GINZA1) 住所:中央区銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1-11F 席数:73席(予定) 営業時間: 【月~金】 ランチ:11:00~15:00(L.O.14:30) ディナー:17:00~23:00(フード L.O.22:00、ドリンク L.O.22:30)...
創業昭和元年、90周年を迎えた同店は、今も昔も中華のごちそうの代名詞。毎夏この鮑を囲む海の幸の冷麺を待ち望む声も増える一方だ。 高級海鮮ちらしをヒントに考案されたという本品には、紹興酒で煮る柔らかなアワビをはじめ、有頭エビやミル貝、タラバガニなど、中華素材有数の豪華な海鮮がズラリ。それらと麺を品よく香る甘酢ダレでいただけば、暑さを忘れて幸せに浸れること間違いなし。9月上旬まで。...
喧騒溢れる新宿。怪しい雰囲気もある六本木。そんな街に足を運び弾ける夜もある。ゆえに銀座の雑居ビルの奥にある、隠れ家的な店を探し出すのも間違いじゃない。けれど、それはひとりの時で十分だろう。 とっておきの銀座に彼女をエスコートするなら、店までは路地裏を歩こうとも、最後には煌めきのあるモダンなビルにある店がベター。「どこに行くの?」という不安を期待感に変えるのも悪くない演出だ。和食をはじめイタリアンやフレンチなどで使われるさまざ...
同じ四川料理店でも、料理人が表現しようとする味の表情やその方向性は、各々異なる。 麻婆豆腐ひとつとっても各店各様なのだ。基礎力のある料理人が中華の基本をキッチリと踏まえながらも、独自のセンスで現代的なニュアンスを加味する。 たとえば、『レンゲ』。ここもそんな東京チャイニーズを象徴する1軒だろう。...
今回の依頼に対して、西岡英俊氏が挙げてくれたメニュー案は6種類以上。 「中華料理は元来トゥ・オーダーで作るものが多いから、その気になればいくらでも作れますよ」...
新宿で話題を博した『Chinese Tapas Renge』が、2015年6月、装いも新たに銀座に移転リニューアル。 「アラカルトをなくしておまかせコースのみにしたのは、料理に流れを作って供することができるから。10皿以上と品数が多くても食べ疲れしないようシンプルに仕上げています」とシェフの西岡英俊氏。 食材同様、調味料にもこだわり、油だけでも7~9種類を使い分けるほど。...
新宿で話題を博した『Chinese Tapas Renge』が、2015年6月、装いも新たに銀座に移転リニューアル。 「アラカルトをなくしておまかせコースのみにしたのは、料理に流れを作って供することができるから。10皿以上と品数が多くても食べ疲れしないようシンプルに仕上げています」とシェフの西岡英俊氏。 食材同様、調味料にもこだわり、油だけでも7~9種類を使い分けるほど。コースは¥16,200〜。...
今を遡ること約4000年前。夏王朝の始祖といわれる帝王・大禹の時代から食されてきたと伝えられる上海蟹。中国では一般的に「太閤蟹」の名で呼ばれているこの蟹は、いわば上海の秋の風物詩。江蘇省は蘇州にある陽澄湖で捕れるそれが、最も上質であるといわれている。 日本でも、松茸や秋鯖などと並ぶ秋の味覚として親しまれるようになって久しいが、ただ蒸すだけでなく、ビスクや茶碗蒸し、蟹味噌の黄金炒飯などなど、変幻自在な味の広がり...
「最近、都内には高級素材にこだわらず、オリジナリティのある料理を出す中国料理店が増えていると思います。私自身が目指しているのは、シンプルに美味しい料理。料理を追求していくうちに、いろいろな要素を足していきがちですが、できるだけそぎ落としていく。そして、細部にこだわりすぎず、全体像として“美味”に近づけていきたいです」...
ランチはがっつり食べられてスタミナがつけられる場所に通います。『海上菜館』の激辛麻婆豆腐は絶品!汗が吹き出すぐらい辛いですが、午後に向けてエナジーチャージは完璧です。美味しくて手頃な価格、そしてボリューム感があるお店。ランチも人気ですが大人数でも入れて、賑やかにできる雰囲気なので打ち上げによく使います。知り合いに偶然会うことも多いです。...
中華料理の進化系“、魅せる中華スタイル”を提供するのが『銀座 やまの辺 江戸中華』だ。 中華であっても、カウンター席を選べば、作り手は食べ手の反応を目で確かめることができ、食べ手は作り手の臨場感溢れる調理風景が楽しめる。 おまかせコースなら、料理は1人前ずつ供されるので、その都度取り分けるような煩わしさもない。一対一のデートや接待にも最適だ。 白木のカウンターに並ぶ立派な九谷焼のウェルカムプレートが印象的。銀座の...
約束通り、次の木曜に、私は美優を連れて大輔が予約してくれた店『銀座やまの辺 江戸中華』へと向かった。 大輔と会うのは半年ぶり。いつもより、少し念入りに化粧をし、ドキドキしながら店へと続く階段を降りていくと、ピンヒールが心地よくカツカツと鳴り響いた。 カウンター席とテーブル席、合わせても数席のみのこじんまりとしたお店だが、繊細で気品が溢れる店内に、更に期待は膨らむ。...
店は、会社からほど近い『銀座やまの辺 江戸中華』にした。 最近気になっている中華の店で、一度足を運んだが中々美味い。繊細ながらも独創的な味わいで、コースのみだが一品一品、全てに感動がある。...
恋をしない男女が増えている。 それは、決して感覚値ではない。 国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、18歳から34歳の独身男性約7割、独身女性約6割に交際相手がいないという。 しかし今や、デーティングアプリなどでも異性と簡単に出会える時代。 何もかもが揃った、2017年の東京。 いや、何もかもが揃ってしまったからこそ、人は、恋に落ちなくなったのかもしれない。 東京から、...
日本の旬の食材を使った料理が好評の『銀座やまの辺』。おまかせコース¥10,000または¥15,000の〆に選べる夏限定の冷やし中華も、日本の海を彷彿とさせる贅沢な一品だ。 写真は千葉産の活アワビに北海道産の赤雲丹。コクのあるつゆは白胡麻と白味噌がベースの担々麺風。つるんとのど越しのよい稲庭中華麺もインパクト大!...
「今までにない“魅せる中華”をやりたくて、カウンタースタイルを選びました。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますね」と語る、シェフの山野辺 仁氏。 白木のカウンターに並ぶ立派な九谷焼のウェルカムプレートが印象的だ。 高級食材を用いながらも、ホッと和めるのは、最初に炊き上げる土鍋ごはんのせいかもしれない。コースの途中でいつでも好みの量を提供する。約11品で¥16,200。...
「今までにない“魅せる中華”をやりたくて、カウンタースタイルを選びました。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますね」と語る、シェフの山野辺 仁氏。 白木のカウンターに並ぶ立派な九谷焼のウェルカムプレートが印象的だ。 高級食材を用いながらも、ホッと和めるのは、最初に炊き上げる土鍋ごはんのせいかもしれない。コースの途中でいつでも好みの量を提供する。10皿前後で¥10,800。...
「店を開く時は、絶対に土鍋ごはんを出すと決めていました」と語るのは、『天厨菜館』で料理長として腕を振るった山野辺 仁氏。中華料理はごはんと合うからこそ、米にこだわりたいという。 2015年8月に江戸中華として名乗りを上げたここは、中華料理に和の食材と日本の四季を織り込んだおまかせコース一本。 続きはこちらhttps://tokyo-calendar.jp/article/4876...
東銀座の地で、創業40年目を迎えた中華料理店『銀座 ヤンヤン』。店先に掲げられた看板の通り、名物は手打ちラーメン。それを象徴するように、店に入るとすぐガラス張りの麺の手打ち場が出迎える。 『銀座 ヤンヤン』は、すべて注文が入ってから麺を打ち始める。 そうでなくては、このモチモチとした食感や、麺の風味、味わいが出ないのだ。小麦粉と水のみで作り数時間寝かせた生地玉に、かん水を少しかけてから練っていく。 提供に時間がかかるの...
東銀座の地で、創業40年目を迎えた中華料理店『銀座 ヤンヤン』。 店先に掲げられた看板の通り、名物は手打ちラーメン。 それを象徴するように、店に入るとすぐガラス張りの麺の手打ち場が出迎える。 『銀座 ヤンヤン』は、すべて注文が入ってから麺を打ち始める。そうでなくては、このモチモチとした食感や、麺の風味、味わいが出ないのだ。...
創業40年の老舗『銀座 ヤンヤン』。注文が入ってから麺を打ち始め、打ちたてで提供されるラーメンがとにかく絶品! モチモチとした食感に加えて、麺本来の美味しさに気づかせてくれる名店の魅力に迫る。『銀座 ヤンヤン』は銀座とは思えないリーズナブルさも魅力のひとつ。400円~の小皿料理も豊富で、ちょっと飲んで帰りたい日にふらっと気軽に立ち寄れるのが嬉しい。 「手打ちラーメン」でしめるもよし、がっつり飲むもよ...
銀座の知る人ぞ知る上海料理をベースとした中華料理店。 銀座通がいうには、銀座で餃子を食べるなら高級で有名な『天龍』か、安くて知る人ぞ知るココ『ヤンヤン(YunYun)』でしょう、とのこと。 1階は扇房で、ガラス越しに職人さんが麺をばんばん打っていて、ボーっと見ていると 不思議と疲れが癒される。客席は2階。 上海の中華料理屋さんを彷彿とさせる香辛料の香りと大衆中華料理屋さんっぽい雰囲気がいい。...
中華のコースで最後に出てくるお上品なチャーハンよりも、ランチタイムにサラリーマンでごった返すような店にある街場のチャーハンが好み。焼豚にネギに卵、唯一輝きを放つグリーンピース。要素はだいたんそんなもの。味付けだってシンプル。にも関わらず、店の個性がしっかり出る。だがしかし、このバランスが難しく、なかなか好みにバッチリはまるものはない。 銀座と京橋の境目にある『中国名菜処 悟空』のチャーハンは、これらの条件をすべて兼ね備えたバ...
~大盛りの名店味噌が香ばしい肉丼~ 盛りの良さに定評のある、銀座の名物店『蘭州』。人気の丼は、その名も「肉丼」。厚めに切られた豚肉を、オリジナルの合わせ味噌で焼き上げた一品。ピリ辛な味わいが後を引く。大盛りは、2人前以上の量。覚悟の上注文を。...